JPH06123877A - 液晶素子の駆動方法 - Google Patents
液晶素子の駆動方法Info
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- JPH06123877A JPH06123877A JP10298193A JP10298193A JPH06123877A JP H06123877 A JPH06123877 A JP H06123877A JP 10298193 A JP10298193 A JP 10298193A JP 10298193 A JP10298193 A JP 10298193A JP H06123877 A JPH06123877 A JP H06123877A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 非選択電圧を印加した走査電極と書換え電圧
を印加した信号電極から構成される画素と、非選択電圧
を印加した走査電極と保持電圧を印加した信号電極から
構成される画素へ、正電圧と負電圧の組合せを単数回ま
たは複数回印加して、その2つの画素の透過光量の変化
をほぼ等しくし、選択電圧を印加した走査電極と保持電
圧を印加した信号電極から構成される画素へ、強誘電性
液晶分子に働く誘電異方性負の効果が自発分極の効果と
同程度に大きい領域の正又は負電圧と、強誘電性液晶分
子に働く誘電異方性負の効果が自発分極の効果と較べて
小さい領域の負又は正電圧の組合せを単数回または複数
回印加し、この画素の透過光量の変化を前記2つの画素
の透過光量の変化とほぼ等しくするかまたはそれより小
さくすることを特徴とする。 【効果】 抜きの揃ったリフレッシュ駆動の認識しにく
い強誘電性液晶ディスプレイが得られる。
を印加した信号電極から構成される画素と、非選択電圧
を印加した走査電極と保持電圧を印加した信号電極から
構成される画素へ、正電圧と負電圧の組合せを単数回ま
たは複数回印加して、その2つの画素の透過光量の変化
をほぼ等しくし、選択電圧を印加した走査電極と保持電
圧を印加した信号電極から構成される画素へ、強誘電性
液晶分子に働く誘電異方性負の効果が自発分極の効果と
同程度に大きい領域の正又は負電圧と、強誘電性液晶分
子に働く誘電異方性負の効果が自発分極の効果と較べて
小さい領域の負又は正電圧の組合せを単数回または複数
回印加し、この画素の透過光量の変化を前記2つの画素
の透過光量の変化とほぼ等しくするかまたはそれより小
さくすることを特徴とする。 【効果】 抜きの揃ったリフレッシュ駆動の認識しにく
い強誘電性液晶ディスプレイが得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶素子の駆動方法に関
し、特に強誘電性液晶(以下FLCと略称する)素子の
駆動方法に関する。
し、特に強誘電性液晶(以下FLCと略称する)素子の
駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】FLCパネル1の構成は図7に概略的な
断面図で示されるものである。即ち、2枚のガラス基板
5a,5b は互いに対向させて配置され、一方のガラス基
板5aの表面にはインジウム錫酸化物(以下ITOと略
称する)等からなる透明な信号電極Sが複数本互いに平
行に配置されており、その上はSiO2 等からなる透明
な絶縁膜6aで被覆されている。信号電極Sと対向する
もう一方のガラス基板5b の表面にはITO等からなる
透明な走査電極Lが信号電極Sと直交する向きに複数本
互いに平行に配置されており、その上はSiO2 からな
る透明な絶縁膜6b で被覆されている。各絶縁膜6a,6
b 上にはラビング処理など施したポリビニルアルコール
等からなる透明な配向膜7a,7b が各々形成されてい
る。この2枚のガラス基板5a,5b は一部に注入口を残
して封止剤8で貼り合わされ、その注入口から配向膜7
a,7b で挟まれる空間内に真空注入によってFLC9が
導入された後、上記注入口は封止剤8で封止される。こ
のようにして貼り合わせた2枚のガラス基板5a,5b
は、互いの偏光軸が直交するよう配置した2枚の偏光板
10a,10b で挟まれている。
断面図で示されるものである。即ち、2枚のガラス基板
5a,5b は互いに対向させて配置され、一方のガラス基
板5aの表面にはインジウム錫酸化物(以下ITOと略
称する)等からなる透明な信号電極Sが複数本互いに平
行に配置されており、その上はSiO2 等からなる透明
な絶縁膜6aで被覆されている。信号電極Sと対向する
もう一方のガラス基板5b の表面にはITO等からなる
透明な走査電極Lが信号電極Sと直交する向きに複数本
互いに平行に配置されており、その上はSiO2 からな
る透明な絶縁膜6b で被覆されている。各絶縁膜6a,6
b 上にはラビング処理など施したポリビニルアルコール
等からなる透明な配向膜7a,7b が各々形成されてい
る。この2枚のガラス基板5a,5b は一部に注入口を残
して封止剤8で貼り合わされ、その注入口から配向膜7
a,7b で挟まれる空間内に真空注入によってFLC9が
導入された後、上記注入口は封止剤8で封止される。こ
のようにして貼り合わせた2枚のガラス基板5a,5b
は、互いの偏光軸が直交するよう配置した2枚の偏光板
10a,10b で挟まれている。
【0003】図8は、このFLCパネル1の走査電極L
に走査側駆動回路11を接続し、信号電極Sに信号側駆
動回路12を接続したFLCディスプレイ(以下FLC
Dと略称する)4の概略的な構成を示す平面図である。
ここでは説明を簡単にする為に走査電極Lが16本で信
号電極Sが16本の場合、つまり16×16の画素で構
成されているFLCD4の場合について示しており、走
査電極Lの各々は符号Lに添字i(i=0 〜F)を付加し
て区別し、信号電極Sの各々は符号Sに添字j(j=0 〜
F)を付加して区別している。また、以後の説明では、
任意の走査電極Li と任意の信号電極Sj が交差する部
分の画素を符号Aijで表すものとする。
に走査側駆動回路11を接続し、信号電極Sに信号側駆
動回路12を接続したFLCディスプレイ(以下FLC
Dと略称する)4の概略的な構成を示す平面図である。
ここでは説明を簡単にする為に走査電極Lが16本で信
号電極Sが16本の場合、つまり16×16の画素で構
成されているFLCD4の場合について示しており、走
査電極Lの各々は符号Lに添字i(i=0 〜F)を付加し
て区別し、信号電極Sの各々は符号Sに添字j(j=0 〜
F)を付加して区別している。また、以後の説明では、
任意の走査電極Li と任意の信号電極Sj が交差する部
分の画素を符号Aijで表すものとする。
【0004】図8の走査側駆動回路11は走査電極Lに
電圧を印加する為の回路であり、シフトレジスタ21と
ラッチ22とアナログ スウィッチ23から構成され、
選択信号YIをシフトレジスタ21内を転送し、ラッチ
パルスLP−が「0」となるタイミングでそのシフトレ
ジスタ21のデータをラッチ22に取り込み、各走査電
極に対応するラッチ22のデータが「0」か「1」かに
より、その走査電極へアナログ スウィッチ23を通し
て電圧VCOかVC1を印加する回路である。また信号側駆
動回路12は信号電極Sに電圧を印加する為の回路であ
り、シフトレジスタ24とラッチ25とアナログ スウ
ィッチ26から構成され、データXIをシフトレジスタ
24内を転送し、ラッチパルスLP−が「0」となるタ
イミングでそのシフトレジスタ24のデータをラッチ2
5に取り込み、その信号電極に対応するラッチ25のデ
ータが「0」か「1」かにより、その信号電極へアナロ
グスウィッチ26を通して電圧VSOかVS1を印加する回
路である。
電圧を印加する為の回路であり、シフトレジスタ21と
ラッチ22とアナログ スウィッチ23から構成され、
選択信号YIをシフトレジスタ21内を転送し、ラッチ
パルスLP−が「0」となるタイミングでそのシフトレ
ジスタ21のデータをラッチ22に取り込み、各走査電
極に対応するラッチ22のデータが「0」か「1」かに
より、その走査電極へアナログ スウィッチ23を通し
て電圧VCOかVC1を印加する回路である。また信号側駆
動回路12は信号電極Sに電圧を印加する為の回路であ
り、シフトレジスタ24とラッチ25とアナログ スウ
ィッチ26から構成され、データXIをシフトレジスタ
24内を転送し、ラッチパルスLP−が「0」となるタ
イミングでそのシフトレジスタ24のデータをラッチ2
5に取り込み、その信号電極に対応するラッチ25のデ
ータが「0」か「1」かにより、その信号電極へアナロ
グスウィッチ26を通して電圧VSOかVS1を印加する回
路である。
【0005】この画素Aijを構成するFLC分子101
は、図12(B)に示すように分子の長軸方向と垂直に
自発分極Ps を持ち、走査電極Lと信号電極Sの電圧か
ら作られる電界Eと自発分極Ps のベクトル積に比例し
た力を受け2倍のチルト角2θの頂角を持った円錐10
2の表面上を移動する。FLC分子101は2つの安定
状態を持ち、電界EによりFLC分子101が図12
(A)に示す軸107まで移動させられると安定状態1
05となり、電界EによりFLC分子101が軸106
まで移動させられると安定状態104となる。また、F
LC分子101をその与えられた安定状態から電界Eに
より動かすと、その安定状態が替わらない限り元の安定
状態へ戻ろうとする復元力がFLC分子101へ働く。
は、図12(B)に示すように分子の長軸方向と垂直に
自発分極Ps を持ち、走査電極Lと信号電極Sの電圧か
ら作られる電界Eと自発分極Ps のベクトル積に比例し
た力を受け2倍のチルト角2θの頂角を持った円錐10
2の表面上を移動する。FLC分子101は2つの安定
状態を持ち、電界EによりFLC分子101が図12
(A)に示す軸107まで移動させられると安定状態1
05となり、電界EによりFLC分子101が軸106
まで移動させられると安定状態104となる。また、F
LC分子101をその与えられた安定状態から電界Eに
より動かすと、その安定状態が替わらない限り元の安定
状態へ戻ろうとする復元力がFLC分子101へ働く。
【0006】FLC分子には、この他に分子の長軸方向
と短軸方向の誘電率の差Δεと電界Eの2乗に比例した
力が働く。つまりFLC分子に働く力Fは F=K0 ×Ps ×E+K1 ×Δε×E2 (1) となる。そこで誘電異方性Δεが負のFLC材料をパネ
ルへ封止すれば、FLC分子へ働く力は、ある電界Ee
以下では誘電異方性Δε<0の効果による力より自発分
極Ps の効果による力が格段に大きくなるが、ある電界
Ef 以上では両者の効果による力は同じ程度になる。
と短軸方向の誘電率の差Δεと電界Eの2乗に比例した
力が働く。つまりFLC分子に働く力Fは F=K0 ×Ps ×E+K1 ×Δε×E2 (1) となる。そこで誘電異方性Δεが負のFLC材料をパネ
ルへ封止すれば、FLC分子へ働く力は、ある電界Ee
以下では誘電異方性Δε<0の効果による力より自発分
極Ps の効果による力が格段に大きくなるが、ある電界
Ef 以上では両者の効果による力は同じ程度になる。
【0007】この事を利用したFLCパネルの駆動方法
として、例えば特開昭62−56933や特開昭62−
280824や特開平1−24234等がある。このう
ち特開平1−24234においてFLC材料の電圧−応
答速度の関係を測定したグラフをそのまま引用したのが
図25である。
として、例えば特開昭62−56933や特開昭62−
280824や特開平1−24234等がある。このう
ち特開平1−24234においてFLC材料の電圧−応
答速度の関係を測定したグラフをそのまま引用したのが
図25である。
【0008】特開平1−24234の駆動方法は図24
に示すものである。即ち、画素Aijを構成するFLC分
子の安定状態を一方の安定状態へ書き換えるには、走査
電極Li へ図24(1)に示す電圧波形を印加した時、
信号電極Sj へ図24(3)に示す電圧波形を印加し
て、図24(5)に示す電圧波形を画素Aijを構成する
FLC分子へ印加しそのFLC分子の安定状態を一方の
安定状態へ書き換える。画素Aijを構成するFLC分子
の安定状態をもう一方の安定状態へ書き換えるには、走
査電極Li へ図24(1)に示す電圧波形を印加した
時、信号電極Sj へ図24(4)に示す電圧波形を印加
して、図24(6)に示す電圧波形を画素Aijを構成す
るFLC分子へ印加しそのFLC分子の安定状態をもう
一方の安定状態へ書き換える。他の画素Akj(k≠i)
を構成するFLC分子の安定状態を書換えている時に
は、走査電極Li へ図24(2)に示す電圧波形が印加
され、信号電極Sj へ図24(3)または(4)に示す
電圧波形が印加されるので、画素Aijを構成するFLC
分子へは図24(7)または(8)に示す電圧波形が印
加されそのFLC分子の安定状態は変化しない。
に示すものである。即ち、画素Aijを構成するFLC分
子の安定状態を一方の安定状態へ書き換えるには、走査
電極Li へ図24(1)に示す電圧波形を印加した時、
信号電極Sj へ図24(3)に示す電圧波形を印加し
て、図24(5)に示す電圧波形を画素Aijを構成する
FLC分子へ印加しそのFLC分子の安定状態を一方の
安定状態へ書き換える。画素Aijを構成するFLC分子
の安定状態をもう一方の安定状態へ書き換えるには、走
査電極Li へ図24(1)に示す電圧波形を印加した
時、信号電極Sj へ図24(4)に示す電圧波形を印加
して、図24(6)に示す電圧波形を画素Aijを構成す
るFLC分子へ印加しそのFLC分子の安定状態をもう
一方の安定状態へ書き換える。他の画素Akj(k≠i)
を構成するFLC分子の安定状態を書換えている時に
は、走査電極Li へ図24(2)に示す電圧波形が印加
され、信号電極Sj へ図24(3)または(4)に示す
電圧波形が印加されるので、画素Aijを構成するFLC
分子へは図24(7)または(8)に示す電圧波形が印
加されそのFLC分子の安定状態は変化しない。
【0009】この駆動方法が可能となるのは、図24
(6)または(5)に示す電圧−VaまたはVaの絶対
値が図25の30v近辺の電圧で、まだ誘電異方性Δε
<0の効果が自発分極Ps の効果に較べて小さな領域の
電圧であり、図24(5)または(6)に示す電圧−V
a−2Vb またはVa +2Vb の絶対値が図25の50
v近辺の電圧で、誘電異方性Δε<0の効果が自発分極
Psの効果と同じ程度の領域の電圧であり、前者の電圧
によりFLC分子に働く力が後者の電圧によりFLC分
子へ働く力より大きくなる為である。この事は図25の
電圧−応答速度の関係が30v〜40vで最小値をと
り、40v以上の電圧では応答速度が30vの電圧より
遅くなることからも推測される。
(6)または(5)に示す電圧−VaまたはVaの絶対
値が図25の30v近辺の電圧で、まだ誘電異方性Δε
<0の効果が自発分極Ps の効果に較べて小さな領域の
電圧であり、図24(5)または(6)に示す電圧−V
a−2Vb またはVa +2Vb の絶対値が図25の50
v近辺の電圧で、誘電異方性Δε<0の効果が自発分極
Psの効果と同じ程度の領域の電圧であり、前者の電圧
によりFLC分子に働く力が後者の電圧によりFLC分
子へ働く力より大きくなる為である。この事は図25の
電圧−応答速度の関係が30v〜40vで最小値をと
り、40v以上の電圧では応答速度が30vの電圧より
遅くなることからも推測される。
【0010】また、誘電異方性が負のBDH社製のFL
C材料SCE8を使った別の駆動方法がアメリカで開か
れたFLC’91学会でイギリスDRAの研究部門であ
るRSREから“The JOERS/ALVEY Ferroelectric Mult
iplexing Scheme ”として発表された。図23に示すの
はその論文で示されているFLC材料SCE8の電圧−
メモリパルス幅の関係である。図23の(a)で示した
データは図22(B)に示す通り±10vのバイアス電
圧を重畳したパルスを印加しながら測定したデータであ
り、図23の(b)で示したデータは図22(A)に示
す通り±0vのバイアス電圧を重畳したパルスを印加し
ながら測定したデータである。この論文の駆動方法は1
画面の書換えを2フィールドかけて行い、第1のフィー
ルドで図21(A)に示す駆動波形を印加し、第2のフ
ィールドで図21(B)に示す駆動波形を印加するとい
うものである。
C材料SCE8を使った別の駆動方法がアメリカで開か
れたFLC’91学会でイギリスDRAの研究部門であ
るRSREから“The JOERS/ALVEY Ferroelectric Mult
iplexing Scheme ”として発表された。図23に示すの
はその論文で示されているFLC材料SCE8の電圧−
メモリパルス幅の関係である。図23の(a)で示した
データは図22(B)に示す通り±10vのバイアス電
圧を重畳したパルスを印加しながら測定したデータであ
り、図23の(b)で示したデータは図22(A)に示
す通り±0vのバイアス電圧を重畳したパルスを印加し
ながら測定したデータである。この論文の駆動方法は1
画面の書換えを2フィールドかけて行い、第1のフィー
ルドで図21(A)に示す駆動波形を印加し、第2のフ
ィールドで図21(B)に示す駆動波形を印加するとい
うものである。
【0011】即ち、画素Aijを構成するFLC分子の安
定状態を一方の安定状態へ書き換えるには、第1のフィ
ールドで走査電極Li へ図21(A)の(1)に示す選
択電圧を印加した時、信号電極Sj へ図21(A)の
(3)に示す書換え電圧を印加して、図21(A)の
(5)に示す電圧波形を画素を構成するFLC分子へ印
加し、そのFLC分子の安定状態を一方の安定状態へ書
き換える。また、第2のフィールドで走査電極Li へ図
21(B)の(1)に示す選択電圧を印加した時、信号
電極Sj へ図21(B)の(4)に示す保持電圧を印加
して、図21(B)の(6)に示す電圧波形を画素Aij
を構成するFLC分子へ印加しそのFLC分子の安定状
態を変化させない。
定状態を一方の安定状態へ書き換えるには、第1のフィ
ールドで走査電極Li へ図21(A)の(1)に示す選
択電圧を印加した時、信号電極Sj へ図21(A)の
(3)に示す書換え電圧を印加して、図21(A)の
(5)に示す電圧波形を画素を構成するFLC分子へ印
加し、そのFLC分子の安定状態を一方の安定状態へ書
き換える。また、第2のフィールドで走査電極Li へ図
21(B)の(1)に示す選択電圧を印加した時、信号
電極Sj へ図21(B)の(4)に示す保持電圧を印加
して、図21(B)の(6)に示す電圧波形を画素Aij
を構成するFLC分子へ印加しそのFLC分子の安定状
態を変化させない。
【0012】画素Aijを構成するFLC分子の安定状態
をもう一方の安定状態へ書き換えるには、第1のフィー
ルドで走査電極Li へ図21(A)の(1)に示す選択
電圧を印加した時、信号電極Sj へ図21(A)の
(4)に示す保持電圧を印加して、図21(A)の
(6)に示す電圧波形を画素Aijを構成するFLC分子
へ印加し、そのFLC分子の安定状態を変化させない。
また、第2のフィールドで走査電極Li へ図21(B)
の(1)に示す選択電圧を印加した時、信号電極Sj へ
図21(B)の(3)に示す書換え電圧を印加して、図
21(B)の(5)に示す電圧波形を画素Aijを構成す
るFLC分子へ印加し、そのFLC分子の安定状態をも
う一方の安定状態へ書き換える。
をもう一方の安定状態へ書き換えるには、第1のフィー
ルドで走査電極Li へ図21(A)の(1)に示す選択
電圧を印加した時、信号電極Sj へ図21(A)の
(4)に示す保持電圧を印加して、図21(A)の
(6)に示す電圧波形を画素Aijを構成するFLC分子
へ印加し、そのFLC分子の安定状態を変化させない。
また、第2のフィールドで走査電極Li へ図21(B)
の(1)に示す選択電圧を印加した時、信号電極Sj へ
図21(B)の(3)に示す書換え電圧を印加して、図
21(B)の(5)に示す電圧波形を画素Aijを構成す
るFLC分子へ印加し、そのFLC分子の安定状態をも
う一方の安定状態へ書き換える。
【0013】他の画素Akj(k≠i)を構成するFLC
分子の安定状態を書き換えている時には、第1のフィー
ルドでは走査電極Li へ図21(A)の(2)に示す非
選択電圧が印加され、信号電極Sj へ図21(A)の
(3)または(4)に示す電圧波形が印加され、図21
(A)の(7)または(8)に示す電圧波形が画素Aij
を構成するFLC分子へ印加される。第2のフィールド
では走査電極Li へ図21(B)の(2)に示す非選択
電圧が印加された時、信号電極Sj へ図21(B)の
(4)または(3)に示す電圧波形が印加され、図21
(B)の(8)または(7)に示す電圧波形が画素Aij
を構成するFLC分子へ印加される。いずれの電圧が印
加されても、そのFLC分子の安定状態は変化しない。
分子の安定状態を書き換えている時には、第1のフィー
ルドでは走査電極Li へ図21(A)の(2)に示す非
選択電圧が印加され、信号電極Sj へ図21(A)の
(3)または(4)に示す電圧波形が印加され、図21
(A)の(7)または(8)に示す電圧波形が画素Aij
を構成するFLC分子へ印加される。第2のフィールド
では走査電極Li へ図21(B)の(2)に示す非選択
電圧が印加された時、信号電極Sj へ図21(B)の
(4)または(3)に示す電圧波形が印加され、図21
(B)の(8)または(7)に示す電圧波形が画素Aij
を構成するFLC分子へ印加される。いずれの電圧が印
加されても、そのFLC分子の安定状態は変化しない。
【0014】この駆動方法が可能となるのは、図21
(A)の(5)または図21(B)の(5)に示す電圧
−Vs +Vd またはVs −Vd の電圧が、誘電異方性Δ
ε<0の効果が自発分極Psの効果に較べ小さい領域の
電圧であり、図21(A)の(6)または図21(B)
の(6)に示す電圧−Vs −Vd またはVs +Vd の電
圧が、誘電異方性Δε<0の効果と自発分極Psの効果
が同じ程度の領域の電圧であり、前者の電圧によりFL
C分子へ働く力が後者の電圧によりFLC分子へ働く力
より大きいことによる。また、図21(A)の(5)ま
たは図21(B)の(5)では電圧−Vd またはVd の
極性が続く電圧−Vs +Vd またはVs −Vd と同極性
であるが、図21(A)の(6)または図21(B)の
(6)では電圧Vd または−Vd の極性が続く電圧−V
s −Vd またはVs +Vd と逆極性であるため、前者で
はFLC分子が予め電圧−Vs +Vd またはVs −Vd
で書き換え易い位置になるのに対し、後者ではFLC分
子が逆に電圧−Vs −Vd またはVs +Vd で書き換え
にくい位置になるからでもある。
(A)の(5)または図21(B)の(5)に示す電圧
−Vs +Vd またはVs −Vd の電圧が、誘電異方性Δ
ε<0の効果が自発分極Psの効果に較べ小さい領域の
電圧であり、図21(A)の(6)または図21(B)
の(6)に示す電圧−Vs −Vd またはVs +Vd の電
圧が、誘電異方性Δε<0の効果と自発分極Psの効果
が同じ程度の領域の電圧であり、前者の電圧によりFL
C分子へ働く力が後者の電圧によりFLC分子へ働く力
より大きいことによる。また、図21(A)の(5)ま
たは図21(B)の(5)では電圧−Vd またはVd の
極性が続く電圧−Vs +Vd またはVs −Vd と同極性
であるが、図21(A)の(6)または図21(B)の
(6)では電圧Vd または−Vd の極性が続く電圧−V
s −Vd またはVs +Vd と逆極性であるため、前者で
はFLC分子が予め電圧−Vs +Vd またはVs −Vd
で書き換え易い位置になるのに対し、後者ではFLC分
子が逆に電圧−Vs −Vd またはVs +Vd で書き換え
にくい位置になるからでもある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】例えばFLC’91学
会でRSREから”The JOERS/ALVEY Ferroelectric Mu
ltiplexing Scheme ”として発表された論文によると、
図23の電圧Vs は50vでありVd は10v(または
7.5v )である。従って、このようにΔε<0の効果
がPs の効果と同じ程度になる電圧は±60v程度であ
る。しかし、市販のCMOSドライバーの耐圧は25v
〜35vなので、従来例の駆動方法を使うには、BDH
社のSCE8の半分程度の電圧でΔε<0の効果がPs
の効果と同じ程度になるFLC材料を開発する必要があ
る。
会でRSREから”The JOERS/ALVEY Ferroelectric Mu
ltiplexing Scheme ”として発表された論文によると、
図23の電圧Vs は50vでありVd は10v(または
7.5v )である。従って、このようにΔε<0の効果
がPs の効果と同じ程度になる電圧は±60v程度であ
る。しかし、市販のCMOSドライバーの耐圧は25v
〜35vなので、従来例の駆動方法を使うには、BDH
社のSCE8の半分程度の電圧でΔε<0の効果がPs
の効果と同じ程度になるFLC材料を開発する必要があ
る。
【0016】FLC分子に働く力は関係式(1)におい
て電界Eを半分とすると、 F/2=K1 ×Ps ×E1 /2+K2 ×Δε×(E1 /2)2 (2) となり、Ps に伴う第1項の値は1/2になるがΔεに
伴う第2項の値は1/4となり、電界E1 ではΔε<0
の効果がPs の効果と同じ程度であっても、電界E1 /
2ではΔε<0の効果はPs の効果の1/2程度とな
る。ΔεはFLC材料のベースLCに主に支配され、P
s はFLC材料のカイラルの添加量に支配されるので、
添加するカイラルの量を半分以下にすれば同じΔεを持
ちPs が半分のFLC材料をブレンドすることは容易で
ある。(一方、Δεの値を変えるのはベースLCを全く
別の組成系にしなければならず、かなり困難である。)
このFLC材料を使い関係式(1)において電界Eを半
分としたら F/4=K1×(Ps/2)×E1/2+K2×Δε×(E1/2)2 (3) となり、Ps に伴う第1項の値は1/4となり、Δεに
伴う第2項の値も1/4となるので、自発分極Ps のF
LC材料で電界E1 でΔε<0の効果がPs の効果と同
じ程度であれば、自発分極Ps /2のFLC材料で電界
E1 /2でΔε<0の効果がPs の効果と同じ程度とな
る。
て電界Eを半分とすると、 F/2=K1 ×Ps ×E1 /2+K2 ×Δε×(E1 /2)2 (2) となり、Ps に伴う第1項の値は1/2になるがΔεに
伴う第2項の値は1/4となり、電界E1 ではΔε<0
の効果がPs の効果と同じ程度であっても、電界E1 /
2ではΔε<0の効果はPs の効果の1/2程度とな
る。ΔεはFLC材料のベースLCに主に支配され、P
s はFLC材料のカイラルの添加量に支配されるので、
添加するカイラルの量を半分以下にすれば同じΔεを持
ちPs が半分のFLC材料をブレンドすることは容易で
ある。(一方、Δεの値を変えるのはベースLCを全く
別の組成系にしなければならず、かなり困難である。)
このFLC材料を使い関係式(1)において電界Eを半
分としたら F/4=K1×(Ps/2)×E1/2+K2×Δε×(E1/2)2 (3) となり、Ps に伴う第1項の値は1/4となり、Δεに
伴う第2項の値も1/4となるので、自発分極Ps のF
LC材料で電界E1 でΔε<0の効果がPs の効果と同
じ程度であれば、自発分極Ps /2のFLC材料で電界
E1 /2でΔε<0の効果がPs の効果と同じ程度とな
る。
【0017】しかし、自発分極Ps /2のFLC材料の
応答速度は、FLC分子に働く力が関係式(3)では関
係式(2)の半分となる事から予想できるように、自発
分極Ps のFLC材料の応答速度の2倍程度遅くなる。
応答速度は、FLC分子に働く力が関係式(3)では関
係式(2)の半分となる事から予想できるように、自発
分極Ps のFLC材料の応答速度の2倍程度遅くなる。
【0018】また、CMOSドライバーの耐圧25v〜
35vのうち、FLC分子の安定状態を書き換えるのに
有効に使われる電圧は、例えば図21の駆動方法では
(Vs−Vd )/(Vs +Vd )=2/3であり、この
ような応答速度の遅いFLC材料と駆動方法を表示に変
化の有る画素も無い画素も一様に書き換えるダイナミッ
ク駆動方法に適用したのでは、画面を上から下まで統べ
ての走査電極上の画素を書き換える時間が長くなり、そ
の時間が表示内容が変化した場合の応答速度の最悪値と
なることから応答速度が遅くなるという問題がある。
35vのうち、FLC分子の安定状態を書き換えるのに
有効に使われる電圧は、例えば図21の駆動方法では
(Vs−Vd )/(Vs +Vd )=2/3であり、この
ような応答速度の遅いFLC材料と駆動方法を表示に変
化の有る画素も無い画素も一様に書き換えるダイナミッ
ク駆動方法に適用したのでは、画面を上から下まで統べ
ての走査電極上の画素を書き換える時間が長くなり、そ
の時間が表示内容が変化した場合の応答速度の最悪値と
なることから応答速度が遅くなるという問題がある。
【0019】そこで、このような応答速度の遅いFLC
材料を、表示に変化の有る画素のみを書き換える部分書
換え駆動をして見かけ上の応答速度を速める事ができる
が、通常FLC分子の双安定性は不完全な為、表示に変
化のない画素はインターレース走査でリフレッシュ駆動
しなければならない。しかし、このリフレッシュ駆動が
認識されないようにするにはFLC分子の双安定性があ
る程度良い必要があるが、双安定性の良いFLC分子は
電界が印加されない画素外において、一方の安定状態と
もう一方の安定状態を任意に取ってしまい、抜きを明か
暗いずれかの状態に揃える事が困難であった。本発明は
このような問題点を解決することを目的としてなされ
た。
材料を、表示に変化の有る画素のみを書き換える部分書
換え駆動をして見かけ上の応答速度を速める事ができる
が、通常FLC分子の双安定性は不完全な為、表示に変
化のない画素はインターレース走査でリフレッシュ駆動
しなければならない。しかし、このリフレッシュ駆動が
認識されないようにするにはFLC分子の双安定性があ
る程度良い必要があるが、双安定性の良いFLC分子は
電界が印加されない画素外において、一方の安定状態と
もう一方の安定状態を任意に取ってしまい、抜きを明か
暗いずれかの状態に揃える事が困難であった。本発明は
このような問題点を解決することを目的としてなされ
た。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明は、互いに交差
する方向に配列した複数の走査電極と複数の信号電極と
の間に誘電異方性が負の強誘電性液晶を介存させ、走査
電極と信号電極とが交差する領域を画素とし、一様にそ
の画素及びその画素の周辺の強誘電性液晶分子の双安定
状態の、一方を準安定状態としもう一方を安定状態と
し、後者を前者よりより安定とした液晶素子を使用し、
走査電極に選択電圧又は非選択電圧を選択的に印加する
と共に、信号電極に書換え電圧又は保持電圧を選択的に
印加して、各画素の表示を変化させるようにした液晶素
子の駆動方法において、非選択電圧を印加した走査電極
と書換え電圧を印加した信号電極から構成される画素
と、非選択電圧を印加した走査電極と保持電圧を印加し
た信号電極から構成される画素へ、正電圧と負電圧の組
合せを単数回または複数回印加して、その2つの画素の
透過光量の変化をほぼ等しくし、選択電圧を印加した走
査電極と保持電圧を印加した信号電極から構成される画
素へ、強誘電性液晶分子に働く誘電異方性負の効果が自
発分極の効果と同程度の領域の正又は負電圧と、強誘電
性液晶分子に働く誘電異方性負の効果が自発分極の効果
と較べて小さい領域の負又は正電圧の組合せを単数回ま
たは複数回印加し、この画素の透過光量の変化を前記2
つの画素の透過光量の変化とほぼ等しくするかまたはそ
れより小さくすることを特徴とする液晶素子の駆動方法
を提供するものである。
する方向に配列した複数の走査電極と複数の信号電極と
の間に誘電異方性が負の強誘電性液晶を介存させ、走査
電極と信号電極とが交差する領域を画素とし、一様にそ
の画素及びその画素の周辺の強誘電性液晶分子の双安定
状態の、一方を準安定状態としもう一方を安定状態と
し、後者を前者よりより安定とした液晶素子を使用し、
走査電極に選択電圧又は非選択電圧を選択的に印加する
と共に、信号電極に書換え電圧又は保持電圧を選択的に
印加して、各画素の表示を変化させるようにした液晶素
子の駆動方法において、非選択電圧を印加した走査電極
と書換え電圧を印加した信号電極から構成される画素
と、非選択電圧を印加した走査電極と保持電圧を印加し
た信号電極から構成される画素へ、正電圧と負電圧の組
合せを単数回または複数回印加して、その2つの画素の
透過光量の変化をほぼ等しくし、選択電圧を印加した走
査電極と保持電圧を印加した信号電極から構成される画
素へ、強誘電性液晶分子に働く誘電異方性負の効果が自
発分極の効果と同程度の領域の正又は負電圧と、強誘電
性液晶分子に働く誘電異方性負の効果が自発分極の効果
と較べて小さい領域の負又は正電圧の組合せを単数回ま
たは複数回印加し、この画素の透過光量の変化を前記2
つの画素の透過光量の変化とほぼ等しくするかまたはそ
れより小さくすることを特徴とする液晶素子の駆動方法
を提供するものである。
【0021】また、表示を変化させる為に走査電極へ選
択電圧を印加する場合、その走査電極上の画素であって
も、表示を変化させる必要がない画素を構成する信号電
極へ保持電圧を印加し、表示を変化させる必要がある画
素を構成する信号電極へ書換え電圧を印加するようにす
る事が好ましい。
択電圧を印加する場合、その走査電極上の画素であって
も、表示を変化させる必要がない画素を構成する信号電
極へ保持電圧を印加し、表示を変化させる必要がある画
素を構成する信号電極へ書換え電圧を印加するようにす
る事が好ましい。
【0022】さらに、表示を保持する為に走査電極へ選
択電圧を印加する場合は逆に、その走査電極上の画素で
あっても、次に表示を変化させる必要がある画素を構成
する信号電極へ保持電圧を印加し、次に表示を変化させ
る必要がない画素を構成する信号電極へ書換え電圧を印
加するようにする事が好ましい。
択電圧を印加する場合は逆に、その走査電極上の画素で
あっても、次に表示を変化させる必要がある画素を構成
する信号電極へ保持電圧を印加し、次に表示を変化させ
る必要がない画素を構成する信号電極へ書換え電圧を印
加するようにする事が好ましい。
【0023】とくに、表示を保持する為に走査電極へ選
択電圧を印加する場合、その走査電極上の画素であっ
て、次に表示を変化させる必要がない画素であっても、
その画素の本来の表示状態を構成する強誘電性液晶分子
が準安定状態でなく安定状態である場合、画素を構成す
る信号電極へ保持電圧を印加するようにする事が好まし
い。
択電圧を印加する場合、その走査電極上の画素であっ
て、次に表示を変化させる必要がない画素であっても、
その画素の本来の表示状態を構成する強誘電性液晶分子
が準安定状態でなく安定状態である場合、画素を構成す
る信号電極へ保持電圧を印加するようにする事が好まし
い。
【0024】
【作用】誘電異方性が負のFLC材料を使えば、関係式
(1)において誘電異方性Δε<0の効果が自発分極P
s の効果に較べて小さな{即ち関係式(1)が最大とな
る電界より小さな}電界Eg と、誘電異方性Δε<0の
効果が自発分極Ps の効果と同程度な{即ち関係式
(1)が最大となる電界より大きな}電界Eh とにおい
てFLC分子に働く力がほぼ等しくなる。
(1)において誘電異方性Δε<0の効果が自発分極P
s の効果に較べて小さな{即ち関係式(1)が最大とな
る電界より小さな}電界Eg と、誘電異方性Δε<0の
効果が自発分極Ps の効果と同程度な{即ち関係式
(1)が最大となる電界より大きな}電界Eh とにおい
てFLC分子に働く力がほぼ等しくなる。
【0025】そこで、非選択電圧を印加した走査電極か
ら構成される画素を構成するFLC分子へ電界±(Eg
+α)を印加し、選択電圧を印加した走査電極と保持電
圧を印加した信号電極から構成される画素を構成するF
LC分子へ電界−Eg −αとEh またはEg +αと−E
h を印加すれば、そのFLC分子が受ける力は前者の方
が後者より大きくなるか(α>0)または両者はほぼ等
しく(α〜0)なり、その画素の透過光量の変化は前者
の方が後者より大きなるかまたは両者はほぼ等しくな
る。
ら構成される画素を構成するFLC分子へ電界±(Eg
+α)を印加し、選択電圧を印加した走査電極と保持電
圧を印加した信号電極から構成される画素を構成するF
LC分子へ電界−Eg −αとEh またはEg +αと−E
h を印加すれば、そのFLC分子が受ける力は前者の方
が後者より大きくなるか(α>0)または両者はほぼ等
しく(α〜0)なり、その画素の透過光量の変化は前者
の方が後者より大きなるかまたは両者はほぼ等しくな
る。
【0026】選択電圧を印加した走査電極と保持電圧を
印加した信号電極から構成される画素の透過光量の変化
が、非選択電圧を印加した走査電極から構成される画素
の透過光量の変化より小さくなるかまたはほぼ等しけれ
ば、表示に変化の無い画素では常に一定の(より小さな
透過光量の変化がたまにあっても目立たない)透過光量
の変化が観測されるので、表示状態が変化すべき画素を
構成する走査電極へ選択電圧を印加し、その画素の表示
状態を書き換えてもフリッカは観測されない。
印加した信号電極から構成される画素の透過光量の変化
が、非選択電圧を印加した走査電極から構成される画素
の透過光量の変化より小さくなるかまたはほぼ等しけれ
ば、表示に変化の無い画素では常に一定の(より小さな
透過光量の変化がたまにあっても目立たない)透過光量
の変化が観測されるので、表示状態が変化すべき画素を
構成する走査電極へ選択電圧を印加し、その画素の表示
状態を書き換えてもフリッカは観測されない。
【0027】また、非選択電圧を印加した走査電極から
構成される画素を構成するFLC分子へ十分な周波数の
電界±(Eg +α)を印加すれば、誘電異方性が負の効
果でそのFLC分子の双安定性は改善されることが広く
知られている。
構成される画素を構成するFLC分子へ十分な周波数の
電界±(Eg +α)を印加すれば、誘電異方性が負の効
果でそのFLC分子の双安定性は改善されることが広く
知られている。
【0028】そこで、画素と画素の周辺を構成するFL
C分子の双安定状態を、一方を準安定状態としもう一方
を安定状態とし、後者を前者よりより安定にすれば画素
と画素の周辺を構成するFLC分子へ電圧が印加されな
いので、一様にもう一方の安定状態となり画素と画素の
間の表示状態が揃った液晶素子が得られ、画素を構成す
るFLC分子へはFLC分子の双安定性を補償する高周
波電圧が印加されるので、一方の準安定状態がもう一方
の安定状態とほぼ等しく安定となる液晶素子が得られ
る。
C分子の双安定状態を、一方を準安定状態としもう一方
を安定状態とし、後者を前者よりより安定にすれば画素
と画素の周辺を構成するFLC分子へ電圧が印加されな
いので、一様にもう一方の安定状態となり画素と画素の
間の表示状態が揃った液晶素子が得られ、画素を構成す
るFLC分子へはFLC分子の双安定性を補償する高周
波電圧が印加されるので、一方の準安定状態がもう一方
の安定状態とほぼ等しく安定となる液晶素子が得られ
る。
【0029】このような液晶素子の画素を構成するFL
C分子の双安定性が完全であればインターレース走査で
リフレッシュ駆動する必要はないが、もし不完全でも画
素を構成するFLC分子は必ずもう一方の安定状態へ変
化しようとするので、一方の準安定状態のFLC分子か
ら構成される画素のみを書き直してやれば十分であり、
必ずしももう一方の安定状態のFLC分子から構成され
る画素を書き直す必要はない。
C分子の双安定性が完全であればインターレース走査で
リフレッシュ駆動する必要はないが、もし不完全でも画
素を構成するFLC分子は必ずもう一方の安定状態へ変
化しようとするので、一方の準安定状態のFLC分子か
ら構成される画素のみを書き直してやれば十分であり、
必ずしももう一方の安定状態のFLC分子から構成され
る画素を書き直す必要はない。
【0030】また、もう一方の安定状態から構成される
画素が暗い表示状態となるよう図12(A)のFLC分
子の位置と偏光板の関係を設定すれば、明るい表示状態
の画素のみがリフレッシュされるので、リフレッシュに
伴うより明るい透過光が目立たない液晶素子が得られ
る。
画素が暗い表示状態となるよう図12(A)のFLC分
子の位置と偏光板の関係を設定すれば、明るい表示状態
の画素のみがリフレッシュされるので、リフレッシュに
伴うより明るい透過光が目立たない液晶素子が得られ
る。
【0031】
【実施例】まずRSRE社の論文に示されていた図23
の追試験を行う。使用するFLCパネルは図7のFLC
パネル1と同じ構成としたので、ここではその説明は省
略する。
の追試験を行う。使用するFLCパネルは図7のFLC
パネル1と同じ構成としたので、ここではその説明は省
略する。
【0032】FLC材料は論文と同じBDH社のSCE
8を使い、配向膜としてチッソ社製の配向膜PSI−X
S012.PSI−XS014.PSI−X7355.
PVAを使い合計4枚のFLCパネルをつくり、その電
圧−メモリパルス幅の関係を図22(A)に示す電圧波
形で測定しグラフ化したのが図13である。また各パネ
ルの基本特性は以下の通りである。
8を使い、配向膜としてチッソ社製の配向膜PSI−X
S012.PSI−XS014.PSI−X7355.
PVAを使い合計4枚のFLCパネルをつくり、その電
圧−メモリパルス幅の関係を図22(A)に示す電圧波
形で測定しグラフ化したのが図13である。また各パネ
ルの基本特性は以下の通りである。
【0033】 プレチルト角 チルト角θ メモリ角2ω PSI−XS012 2.5° 20.9° 13.8° PSI−XS014 2.5° 21.4° 14.0° PSI−X7355 7.5° 21.4° 13.9° PVA 〜0° 22.0° 11.9°
【0034】図26はラビング方向とプレチルトの方向
及びシエブロンの方向を記した図である。図26(a)
はC1ユニフォーム配向であり、図26(b)はC1ツ
ィスト配向であり、図26(c)はC2配向である。各
パネルの配向状態を調べたところ、ディスクリとラビン
グ方向の関係からC2配向と特定できた。
及びシエブロンの方向を記した図である。図26(a)
はC1ユニフォーム配向であり、図26(b)はC1ツ
ィスト配向であり、図26(c)はC2配向である。各
パネルの配向状態を調べたところ、ディスクリとラビン
グ方向の関係からC2配向と特定できた。
【0035】図13の電圧−メモリパルス幅特性では、
各パネルともメモリパルス幅が最少になる電圧が存在す
る。そこで、各パネル毎にその電圧をVmin とし、 (V0 +V1 )>Vmin (4) なる電圧(V0 +V1 )を決めると、その電圧(V0 +
V1 )が印加されたときとFLC分子が受ける力と同じ
力をFLC分子に与える V0 /2<Vmin (5) なる電圧V0 /2が存在する事となる。
各パネルともメモリパルス幅が最少になる電圧が存在す
る。そこで、各パネル毎にその電圧をVmin とし、 (V0 +V1 )>Vmin (4) なる電圧(V0 +V1 )を決めると、その電圧(V0 +
V1 )が印加されたときとFLC分子が受ける力と同じ
力をFLC分子に与える V0 /2<Vmin (5) なる電圧V0 /2が存在する事となる。
【0036】そこで、暗か明のメモリ状態にある画素
へ、図14の0)に示す電圧−V0 /2の後に電圧V0
/2と電圧0が続く電圧波形を印加した場合に画素に生
じる透過光量の変化と同じ透過光量の変化を与える電圧
波形は、クロストークを発生させない事を考慮すれば図
14の1)〜7)の電圧波形である。また、暗か明のメ
モリ状態にある画素へ、図14の8)に示す電圧V0 /
2の後に電圧−V0 /2と電圧0が続く電圧波形を印加
した場合に画素に生じる透過光量の変化と同じ透過光量
の変化を与える電圧波形は、同様に図14の9)〜F)
の電圧波形である。{なお、クロストークが発生しても
良いのなら、暗か明のメモリ状態にある画素へ、図14
の0)〜F)の何れの電圧波形を印加しても、画素に生
じる透過光量の変化は同じである。}
へ、図14の0)に示す電圧−V0 /2の後に電圧V0
/2と電圧0が続く電圧波形を印加した場合に画素に生
じる透過光量の変化と同じ透過光量の変化を与える電圧
波形は、クロストークを発生させない事を考慮すれば図
14の1)〜7)の電圧波形である。また、暗か明のメ
モリ状態にある画素へ、図14の8)に示す電圧V0 /
2の後に電圧−V0 /2と電圧0が続く電圧波形を印加
した場合に画素に生じる透過光量の変化と同じ透過光量
の変化を与える電圧波形は、同様に図14の9)〜F)
の電圧波形である。{なお、クロストークが発生しても
良いのなら、暗か明のメモリ状態にある画素へ、図14
の0)〜F)の何れの電圧波形を印加しても、画素に生
じる透過光量の変化は同じである。}
【0037】このような特性を持つ誘電異方性が負の液
晶を注入したFLCパネルに用いる駆動波形決める方法
は以下のようにする。
晶を注入したFLCパネルに用いる駆動波形決める方法
は以下のようにする。
【0038】まず、バイアス時にクロストークが存在し
ないよう非選択時に画素へ印加される電圧を決める。非
選択電圧を印加した走査電極と保持電圧を印加した信号
電極から構成される画素A22へ印加する電圧波形を図1
4の0)とすれば、この電圧波形を画素を構成するFL
C分子へ印加した時の画素の透過光量の変化とほぼ等し
い透過光量の変化を示す電圧波形は、図14の1)〜
7)の電圧波形であるから、そのような電圧波形のう
ち、仮に図9の4)を非選択電圧を印加した走査電極と
書換え電圧を印加した信号電極から構成される画素A21
へ印加する電圧波形とする。
ないよう非選択時に画素へ印加される電圧を決める。非
選択電圧を印加した走査電極と保持電圧を印加した信号
電極から構成される画素A22へ印加する電圧波形を図1
4の0)とすれば、この電圧波形を画素を構成するFL
C分子へ印加した時の画素の透過光量の変化とほぼ等し
い透過光量の変化を示す電圧波形は、図14の1)〜
7)の電圧波形であるから、そのような電圧波形のう
ち、仮に図9の4)を非選択電圧を印加した走査電極と
書換え電圧を印加した信号電極から構成される画素A21
へ印加する電圧波形とする。
【0039】次に、選択電圧を印加した走査電極と保持
電圧を印加した信号電極から構成される画素A12へ印加
する電圧波形を図14の0)〜7)の電圧波形から選
ぶ。画素A22・A21・A12へ印加される電圧V22・V21
・V12と、選択電圧を印加した走査電極と書換え電圧を
印加した信号電極から構成される画素A11へ印加される
電圧V11との間には、 V22−V21=V12−V11 (6) 即ち V11=V12−(V22−V21) (7) なる関係式が成り立つので、画素A11へ印加される電圧
が0か正または負の電圧だけを含むように画素A12へ印
加する電圧波形を決めると、図14の1)の電圧波形と
なる。
電圧を印加した信号電極から構成される画素A12へ印加
する電圧波形を図14の0)〜7)の電圧波形から選
ぶ。画素A22・A21・A12へ印加される電圧V22・V21
・V12と、選択電圧を印加した走査電極と書換え電圧を
印加した信号電極から構成される画素A11へ印加される
電圧V11との間には、 V22−V21=V12−V11 (6) 即ち V11=V12−(V22−V21) (7) なる関係式が成り立つので、画素A11へ印加される電圧
が0か正または負の電圧だけを含むように画素A12へ印
加する電圧波形を決めると、図14の1)の電圧波形と
なる。
【0040】以上の計算を波形図を用いて行ったのが図
15a)の電圧波形の組合せであり、図15a)の5)
に示すのが画素A11へ印加される電圧波形である。同様
にして図15b)〜d)の電圧波形の組合せを得る事が
出来る。なお、図15a)〜d)の電圧波形の組合せ以
外にも、図14の3),7),B),F)を画素A22や
A21へ印加する電圧波形の組合せも存在するが、非選択
時に画素へ印加される電圧が大きいと消費電力が大きく
成り過ぎるので、ここではその電圧波形の組合せを示す
のは省略する。また、クロストークが発生しても良いな
ら更に他の電圧波形の組合せも考えられるが、ここでは
その電圧波形の組合せを示すのは省略する。
15a)の電圧波形の組合せであり、図15a)の5)
に示すのが画素A11へ印加される電圧波形である。同様
にして図15b)〜d)の電圧波形の組合せを得る事が
出来る。なお、図15a)〜d)の電圧波形の組合せ以
外にも、図14の3),7),B),F)を画素A22や
A21へ印加する電圧波形の組合せも存在するが、非選択
時に画素へ印加される電圧が大きいと消費電力が大きく
成り過ぎるので、ここではその電圧波形の組合せを示す
のは省略する。また、クロストークが発生しても良いな
ら更に他の電圧波形の組合せも考えられるが、ここでは
その電圧波形の組合せを示すのは省略する。
【0041】そこで、図15c)の電圧波形の組合せか
ら図1(A)に示す走査電極や信号電極や画素へ印加す
る電圧波形の組合せを決める事ができる。また、図15
a)の電圧波形の組合せから図1(B)に示す走査電極
や信号電極や画素へ印加する電圧波形の組合せを決める
事ができる。
ら図1(A)に示す走査電極や信号電極や画素へ印加す
る電圧波形の組合せを決める事ができる。また、図15
a)の電圧波形の組合せから図1(B)に示す走査電極
や信号電極や画素へ印加する電圧波形の組合せを決める
事ができる。
【0042】即ち、図1(A)または(B)の(8)に
示す非選択電圧を印加した走査電極と保持電圧を印加し
た信号電極から構成される画素へ印加する電圧波形とし
て、図15c)またはa)の電圧波形の組合せの1)の
画素A22の電圧波形を当る。図1(A)または(B)の
(7)に示す非選択電圧を印加した走査電極と書換え電
圧を印加した信号電極から構成される画素へ印加する電
圧波形として、図15c)またはa)の電圧波形の組合
せの2)の画素A21の電圧波形を当る。図1(A)また
は(B)の(6)に示す選択電圧を印加した走査電極と
保持電圧を印加した信号電極から構成される画素へ印加
する電圧波形として、図15c)またはa)の電圧波形
の組合せの4)の画素A12の電圧波形を当る。図1
(A)または(B)の(5)に示す選択電圧を印加した
走査電極と書換え電圧を印加した信号電極から構成され
る画素へ印加する電圧波形として、図15c)または
a)の電圧波形の組合せの5)の画素A11の電圧波形を
当る。
示す非選択電圧を印加した走査電極と保持電圧を印加し
た信号電極から構成される画素へ印加する電圧波形とし
て、図15c)またはa)の電圧波形の組合せの1)の
画素A22の電圧波形を当る。図1(A)または(B)の
(7)に示す非選択電圧を印加した走査電極と書換え電
圧を印加した信号電極から構成される画素へ印加する電
圧波形として、図15c)またはa)の電圧波形の組合
せの2)の画素A21の電圧波形を当る。図1(A)また
は(B)の(6)に示す選択電圧を印加した走査電極と
保持電圧を印加した信号電極から構成される画素へ印加
する電圧波形として、図15c)またはa)の電圧波形
の組合せの4)の画素A12の電圧波形を当る。図1
(A)または(B)の(5)に示す選択電圧を印加した
走査電極と書換え電圧を印加した信号電極から構成され
る画素へ印加する電圧波形として、図15c)または
a)の電圧波形の組合せの5)の画素A11の電圧波形を
当る。
【0043】このように画素へ印加する電圧波形を決め
れば、図1(A)または(B)の(6)の電圧波形を画
素を構成するFLC分子に印加したときの画素の透過光
量の変化は、図1(A)の(7)か(8)または図1
(B)の(7)か(8)の電圧波形を画素を構成するF
LC分子に印加したときの画素の透過光量の変化とほぼ
等しくなる。
れば、図1(A)または(B)の(6)の電圧波形を画
素を構成するFLC分子に印加したときの画素の透過光
量の変化は、図1(A)の(7)か(8)または図1
(B)の(7)か(8)の電圧波形を画素を構成するF
LC分子に印加したときの画素の透過光量の変化とほぼ
等しくなる。
【0044】また、図1(A)でも図1(B)でも電圧
V0 の代わりに電圧V0 +α(α>0)を使えば、図1
(A)の(6)または図1(B)の(6)の電圧波形が
画素を構成するFLC分子に印加された時の画素の透過
光量の変化は、図1(A)の(7)か(8)または図1
(B)の(7)か(8)の電圧波形が画素を構成するF
LC分子に印加した時の画素の透過光量の変化より小さ
くなる。
V0 の代わりに電圧V0 +α(α>0)を使えば、図1
(A)の(6)または図1(B)の(6)の電圧波形が
画素を構成するFLC分子に印加された時の画素の透過
光量の変化は、図1(A)の(7)か(8)または図1
(B)の(7)か(8)の電圧波形が画素を構成するF
LC分子に印加した時の画素の透過光量の変化より小さ
くなる。
【0045】走査電極へ印加する選択電圧波形を図1
(A)の(1)または図1(B)の(1)と決めれば、
信号電極へ印加する書換え電圧波形は図1(A)の
(3)または図1(B)の(3)と決まり、信号電極へ
印加する保持電圧波形は図1(A)の(4)または図1
(B)の(4)と決まり、走査電極へ印加する非選択電
圧波形は図1(A)の(2)または図1(B)の(2)
と決まる。これは例えば、図1(A)の(1)の電圧を
V1 とし、図1(A)の(2)の電圧をV2 とし、図1
(A)の(3)の電圧をV3 とし、図1(A)の(4)
の電圧をV4 とし、図1(A)の(5)の電圧をV5 と
し、図1(A)の(6)の電圧をV6 とし、図1(A)
の(7)の電圧をV7 としたとき、 V3 =V1 −V5 (8) V4 =V1 −V6 (9) V2 =V3 +V7 (10) となるからである。
(A)の(1)または図1(B)の(1)と決めれば、
信号電極へ印加する書換え電圧波形は図1(A)の
(3)または図1(B)の(3)と決まり、信号電極へ
印加する保持電圧波形は図1(A)の(4)または図1
(B)の(4)と決まり、走査電極へ印加する非選択電
圧波形は図1(A)の(2)または図1(B)の(2)
と決まる。これは例えば、図1(A)の(1)の電圧を
V1 とし、図1(A)の(2)の電圧をV2 とし、図1
(A)の(3)の電圧をV3 とし、図1(A)の(4)
の電圧をV4 とし、図1(A)の(5)の電圧をV5 と
し、図1(A)の(6)の電圧をV6 とし、図1(A)
の(7)の電圧をV7 としたとき、 V3 =V1 −V5 (8) V4 =V1 −V6 (9) V2 =V3 +V7 (10) となるからである。
【0046】この図1の電圧波形の組合せでは、図1
(A)の(7)か(8)または図1(B)の(7)か
(8)の一方極性の電圧の時間積と、図1(A)の
(5)または図1(B)の(5)の一方極性の電圧の時
間積圧の比、つまり、バイアス比Bは B=(V0 /2)÷(V1 +V0 /2) (11) でありそれほど高いコントラストは期待できないが、図
1(A)の電圧波形の組合せの時間軸をt0からt1(t1は
だいたいt0/2)とし、図1(A)の電圧波形の組合せ
と、図1(A)の電圧波形の組合せを時間2t1だけずら
した電圧波形の組合せを足し合わせれば図2(A)の電
圧波形の組合せとなり、また、図1(B)の電圧波形の
組合せの時間軸をt0からt1とし、図1(B)の電圧波形
の組合せと、図1(B)の電圧波形の組合せを時間2t1
だけずらした電圧波形の組合せを足し合わせれば図2
(B)の電圧波形の組合せとなる。図2のバイアス比B
は B=(V0 /2)÷(2V1 +V0 ) (12) となり、かなり高いコントラストが期待できる。
(A)の(7)か(8)または図1(B)の(7)か
(8)の一方極性の電圧の時間積と、図1(A)の
(5)または図1(B)の(5)の一方極性の電圧の時
間積圧の比、つまり、バイアス比Bは B=(V0 /2)÷(V1 +V0 /2) (11) でありそれほど高いコントラストは期待できないが、図
1(A)の電圧波形の組合せの時間軸をt0からt1(t1は
だいたいt0/2)とし、図1(A)の電圧波形の組合せ
と、図1(A)の電圧波形の組合せを時間2t1だけずら
した電圧波形の組合せを足し合わせれば図2(A)の電
圧波形の組合せとなり、また、図1(B)の電圧波形の
組合せの時間軸をt0からt1とし、図1(B)の電圧波形
の組合せと、図1(B)の電圧波形の組合せを時間2t1
だけずらした電圧波形の組合せを足し合わせれば図2
(B)の電圧波形の組合せとなる。図2のバイアス比B
は B=(V0 /2)÷(2V1 +V0 ) (12) となり、かなり高いコントラストが期待できる。
【0047】このように、この駆動方法ではコントラス
トは図1の電圧波形の組合せを何回ずらして重ね合わせ
るかによって決まる。図1の電圧波形の組合せが何回で
も重ね合わせられるのは、予め図1(A)または(B)
の(6)の電圧波形を、図1(A)または(B)の
(7)と(8)の電圧波形と同じ書換え特性をFLC分
子に与えるよう設計した為で、バイアス時にFLC分子
のメモリ状態が変化しないのと同様に図1(A)または
(B)の(6)の電圧波形を何回重ね合わせてもFLC
分子のメモリ状態を変化させられないからである。さら
に、この事は図1において電圧V0 /2の代わりに電圧
V0 /2+α(α>0)を使えばよりはっきりする。
トは図1の電圧波形の組合せを何回ずらして重ね合わせ
るかによって決まる。図1の電圧波形の組合せが何回で
も重ね合わせられるのは、予め図1(A)または(B)
の(6)の電圧波形を、図1(A)または(B)の
(7)と(8)の電圧波形と同じ書換え特性をFLC分
子に与えるよう設計した為で、バイアス時にFLC分子
のメモリ状態が変化しないのと同様に図1(A)または
(B)の(6)の電圧波形を何回重ね合わせてもFLC
分子のメモリ状態を変化させられないからである。さら
に、この事は図1において電圧V0 /2の代わりに電圧
V0 /2+α(α>0)を使えばよりはっきりする。
【0048】また、このように図1の電圧波形の組合せ
が何回でも重ね合わせられるということは、バイアス時
の電圧±V0 /2の印加周波数は任意に高くできると云
うことである。このように誘電異方性が負のFLC分子
へ十分な周波数の電圧を印加すれば、その誘電異方性負
の効果によりFLC分子の双安定性は改善される。
が何回でも重ね合わせられるということは、バイアス時
の電圧±V0 /2の印加周波数は任意に高くできると云
うことである。このように誘電異方性が負のFLC分子
へ十分な周波数の電圧を印加すれば、その誘電異方性負
の効果によりFLC分子の双安定性は改善される。
【0049】図2と同様に図15d)とb)の電圧波形
の組合せから図3の電圧波形の組合せが得られ、図15
c)とb)の電圧波形の組合せから図4の電圧波形の組
合せが得られ、図15d)とa)の電圧波形の組合せか
ら図5の電圧波形の組合せが得られる。これら図2〜図
5の電圧波形の組合せのうち、図4と図5の電圧波形の
組合せの方が図2や図3の電圧波形の組合せより、FL
C分子の双安定性を改善ずる効果があるようである。
の組合せから図3の電圧波形の組合せが得られ、図15
c)とb)の電圧波形の組合せから図4の電圧波形の組
合せが得られ、図15d)とa)の電圧波形の組合せか
ら図5の電圧波形の組合せが得られる。これら図2〜図
5の電圧波形の組合せのうち、図4と図5の電圧波形の
組合せの方が図2や図3の電圧波形の組合せより、FL
C分子の双安定性を改善ずる効果があるようである。
【0050】また、図2の電圧波形の組み合わせの5)
〜8)の画素に印加される電圧波形のうち、電圧0を印
加している時間を図28のように高周波の電圧に置き換
えても良い。このような置き換えは図3〜図5に付いて
も可能であるが、ここではあえて図示しない。更に、図
2の電圧波形の組み合わせの代わりに、図27や図29
〜図31の電圧波形の組み合わせを用いても良い。な
お、本実施例では片安定気味のFLCDについて述べる
が、図1〜図5や図27〜図31のいずれの電圧波形の
組み合わせも完全に双安定なFLCDに対して適用する
ことが可能である。例えば、図21の電圧波形の組み合
わせの代りに図27〜図31の電圧波形の組み合わせ
を、従来技術の"The JOERS/ALVEY Ferroelectric Multi
plexing Scheme”に類する駆動方法に適用可能なことは
言うまでもない。
〜8)の画素に印加される電圧波形のうち、電圧0を印
加している時間を図28のように高周波の電圧に置き換
えても良い。このような置き換えは図3〜図5に付いて
も可能であるが、ここではあえて図示しない。更に、図
2の電圧波形の組み合わせの代わりに、図27や図29
〜図31の電圧波形の組み合わせを用いても良い。な
お、本実施例では片安定気味のFLCDについて述べる
が、図1〜図5や図27〜図31のいずれの電圧波形の
組み合わせも完全に双安定なFLCDに対して適用する
ことが可能である。例えば、図21の電圧波形の組み合
わせの代りに図27〜図31の電圧波形の組み合わせ
を、従来技術の"The JOERS/ALVEY Ferroelectric Multi
plexing Scheme”に類する駆動方法に適用可能なことは
言うまでもない。
【0051】そこで、チッソ社製の配向膜PSI−X7
355を使い、片安定気味のパネルを得るため走査側の
配向膜7bと信号側の配向膜7aのラビング強度を変え
てFLCパネル1を作った。このFLCパネル1の構成
は従来例と同じ図7であり、ここではその説明は省略す
る。電圧波形の組合せは図4を用いることとし、電圧V
0 +V1 =50vと固定した。電圧V0 を変化させて、
図4(A)の(7)や(8)の電圧波形を画素へ印加し
その光学的応答をフォトダイオードで電気信号に変換し
て測定した特性と、図4(A)の(6)の電圧波形を画
素へ印加しその光学的応答を同様に測定した特性を比較
し、ほぼ両者が等しくなる電圧として V0 /2=10v V1 =30v を得た。
355を使い、片安定気味のパネルを得るため走査側の
配向膜7bと信号側の配向膜7aのラビング強度を変え
てFLCパネル1を作った。このFLCパネル1の構成
は従来例と同じ図7であり、ここではその説明は省略す
る。電圧波形の組合せは図4を用いることとし、電圧V
0 +V1 =50vと固定した。電圧V0 を変化させて、
図4(A)の(7)や(8)の電圧波形を画素へ印加し
その光学的応答をフォトダイオードで電気信号に変換し
て測定した特性と、図4(A)の(6)の電圧波形を画
素へ印加しその光学的応答を同様に測定した特性を比較
し、ほぼ両者が等しくなる電圧として V0 /2=10v V1 =30v を得た。
【0052】そこで、電圧V0 /2=10v,V1 =3
0vとして、図4(A)の(5)の電圧波形のあと図4
(A)の(7)か(8)の電圧波形を印加し続け、その
後図4(B)の(5)の電圧波形のあと図4(B)の
(7)か(8)の電圧波形を印加し続け、これを10Hz
周期繰り返し透過光量の変化をフォトダイオードを用い
て観測した。なお、偏光板は図4(A)の(5)の電圧
波形が印加された直後が暗い表示状態となるよう設定し
た。
0vとして、図4(A)の(5)の電圧波形のあと図4
(A)の(7)か(8)の電圧波形を印加し続け、その
後図4(B)の(5)の電圧波形のあと図4(B)の
(7)か(8)の電圧波形を印加し続け、これを10Hz
周期繰り返し透過光量の変化をフォトダイオードを用い
て観測した。なお、偏光板は図4(A)の(5)の電圧
波形が印加された直後が暗い表示状態となるよう設定し
た。
【0053】その結果t1 =51.2μsの時、図4
(B)の(5)の電圧波形を印加した直後透過光量が一
時的に明るい表示状態を示すが、図4(A)の(5)の
電圧波形を印加する前には元の暗い表示状態に戻る事が
確認され、FLCパネル1が片安定気味なパネルである
事が確認された。また目視でパネル全体が同様に暗い表
示状態に片安定である事も確認した。
(B)の(5)の電圧波形を印加した直後透過光量が一
時的に明るい表示状態を示すが、図4(A)の(5)の
電圧波形を印加する前には元の暗い表示状態に戻る事が
確認され、FLCパネル1が片安定気味なパネルである
事が確認された。また目視でパネル全体が同様に暗い表
示状態に片安定である事も確認した。
【0054】そこで、図4の電圧波形の組合せに図4の
電圧波形の組合せを時間4t1 ずらして重ね合わせたパ
ルス時間9t1 の電圧波形の組合せを作った。この電圧
波形の組合せを用い同様に書換え特性を観察したところ
t1 =25.6μsの時、この電圧波形の組合せでは、
図4の(5)に相当する電圧波形を印加する前にある程
度明るい状態を維持している事が確認された。更に、こ
の電圧波形の組合せに図4の電圧波形の組合せを時間8
t1 ずらして重ね合わせたパルス時間13t1 の電圧波
形の組合せを作った。この電圧波形の組合せを用い同様
に書換え特性を観察したところt1 =19.2μsの
時、この電圧波形の組合せでは、図4(A)の(5)に
相当する電圧波形を印加する直前にも十分明るい状態を
維持している事が確認された。
電圧波形の組合せを時間4t1 ずらして重ね合わせたパ
ルス時間9t1 の電圧波形の組合せを作った。この電圧
波形の組合せを用い同様に書換え特性を観察したところ
t1 =25.6μsの時、この電圧波形の組合せでは、
図4の(5)に相当する電圧波形を印加する前にある程
度明るい状態を維持している事が確認された。更に、こ
の電圧波形の組合せに図4の電圧波形の組合せを時間8
t1 ずらして重ね合わせたパルス時間13t1 の電圧波
形の組合せを作った。この電圧波形の組合せを用い同様
に書換え特性を観察したところt1 =19.2μsの
時、この電圧波形の組合せでは、図4(A)の(5)に
相当する電圧波形を印加する直前にも十分明るい状態を
維持している事が確認された。
【0055】また、この電圧波形の組合せの図4(A)
の(6)に相当する電圧波形のあと図4(A)の(7)
か(8)に相当する電圧波形を印加し続け、その後図4
(B)の(6)に相当する電圧波形のあと図4(B)の
(7)か(8)に相当する電圧波形を印加し続け、これ
を10Hz周期で繰り返したがフリッカを感じなかった。
更に、電圧V0 /2=12v,V1 =26vとしても同
様の結果を得た。このFLCパネル1を用いFLCD4
を構成した。その構成は従来例の図8と同じ図であり、
ここではその説明は省略する。また、以下の説明では実
際に使われた電圧波形の組合せはパルス時間13t1 の
電圧波形の組合せであったが、説明や図面を簡単にする
為にこれを図4の電圧波形の組合せと呼び、図示すのも
図4の電圧波形の組合せを用いる。
の(6)に相当する電圧波形のあと図4(A)の(7)
か(8)に相当する電圧波形を印加し続け、その後図4
(B)の(6)に相当する電圧波形のあと図4(B)の
(7)か(8)に相当する電圧波形を印加し続け、これ
を10Hz周期で繰り返したがフリッカを感じなかった。
更に、電圧V0 /2=12v,V1 =26vとしても同
様の結果を得た。このFLCパネル1を用いFLCD4
を構成した。その構成は従来例の図8と同じ図であり、
ここではその説明は省略する。また、以下の説明では実
際に使われた電圧波形の組合せはパルス時間13t1 の
電圧波形の組合せであったが、説明や図面を簡単にする
為にこれを図4の電圧波形の組合せと呼び、図示すのも
図4の電圧波形の組合せを用いる。
【0056】図6は、このFLCD4を用いた表示シス
テムの構成を概略的に示すブロック図である。この表示
システムでは、画像表示に必要な情報をパーソナルコン
ピュータ2からCRTディスプレイ3へ出力しているデ
ジタル信号から得、このデジタル信号を表示制御装置1
3でFLCD4で画像表示をさせる為の信号に変換し、
この変換信号によってFLCD4で画像表示が行われ
る。
テムの構成を概略的に示すブロック図である。この表示
システムでは、画像表示に必要な情報をパーソナルコン
ピュータ2からCRTディスプレイ3へ出力しているデ
ジタル信号から得、このデジタル信号を表示制御装置1
3でFLCD4で画像表示をさせる為の信号に変換し、
この変換信号によってFLCD4で画像表示が行われ
る。
【0057】図9は、このパーソナルコンピュータ2か
らCRTディスプレイ3へ出力される各信号の波形図で
あり、そのうち図9(1)はCRTディスプレイ3へ出
力される画像情報の1水平走査区間分の周期を与える水
平同期信号HDであり、図9(2)はその情報の1画面
分の周期を与える垂直同期信号VDであり、図9(3)
はその情報を表示データData として1水平走査区間ご
とにまとめて示したものであり添付の数字は1水平期間
毎にデータData を区別する為のものである。図9
(4)は水平同期信号HDの1水平走査区間を拡大して
示す波形図であり、図9(5)は上記表示データData
の1水平走査区間を拡大して示す波形図であり添付の数
字は1画素毎にデータData を区別する為のものであ
り、、図9(6)はその表示データData のデータ転送
用クロックCLKを示す波形図である。
らCRTディスプレイ3へ出力される各信号の波形図で
あり、そのうち図9(1)はCRTディスプレイ3へ出
力される画像情報の1水平走査区間分の周期を与える水
平同期信号HDであり、図9(2)はその情報の1画面
分の周期を与える垂直同期信号VDであり、図9(3)
はその情報を表示データData として1水平走査区間ご
とにまとめて示したものであり添付の数字は1水平期間
毎にデータData を区別する為のものである。図9
(4)は水平同期信号HDの1水平走査区間を拡大して
示す波形図であり、図9(5)は上記表示データData
の1水平走査区間を拡大して示す波形図であり添付の数
字は1画素毎にデータData を区別する為のものであ
り、、図9(6)はその表示データData のデータ転送
用クロックCLKを示す波形図である。
【0058】ところで、このデジタル信号は9×8画素
分しかないにもかかわらず、どうしてFLCパネル1の
16×16画素全部でデータを表示できる。というの
は、FLCパネル1の16×16画素は走査電極L0 〜
L7 と信号電極S0 〜S7 からなる表示部分0と、走査
電極L0 〜L7 と信号電極S8 〜SF からなる表示部分
1と、走査電極L8 〜LF と信号電極S0 〜S7 からな
る表示部分2と、走査電極L8 〜LF と信号電極S8 〜
SF からなる表示部分3とに仮想的に分割され、図10
及び図11に示すように入力される9×8画素分のデジ
タル信号の第0の水平走査区分のデータで、それに続く
第1〜第8の水平走査区分のデータが前記表示部分0〜
3のどれに対応するかを指示されているからである。
分しかないにもかかわらず、どうしてFLCパネル1の
16×16画素全部でデータを表示できる。というの
は、FLCパネル1の16×16画素は走査電極L0 〜
L7 と信号電極S0 〜S7 からなる表示部分0と、走査
電極L0 〜L7 と信号電極S8 〜SF からなる表示部分
1と、走査電極L8 〜LF と信号電極S0 〜S7 からな
る表示部分2と、走査電極L8 〜LF と信号電極S8 〜
SF からなる表示部分3とに仮想的に分割され、図10
及び図11に示すように入力される9×8画素分のデジ
タル信号の第0の水平走査区分のデータで、それに続く
第1〜第8の水平走査区分のデータが前記表示部分0〜
3のどれに対応するかを指示されているからである。
【0059】即ち、図10及び図11に従って説明すれ
ば、第0の水平走査区分の第3データが「明」(斜線が
ないデータ)で第12データが「明」なら(図10はこ
れに相当する。)次に続く第1〜第8の水平走査区分の
データは表示部分0に対応し、第0の水平走査区分の第
3データが「明」で第7データが「暗」(斜線があるデ
ータ)なら次に続く第1〜第8の水平走査区分のデータ
は表示部分1に対応し、第0の水平走査区分の第3デー
タが「暗」で第7データが「明」なら(図11はこれに
相当する。)次に続く第1〜第8の水平走査区分のデー
タは表示部分2に対応し、第0の水平走査区分の第3デ
ータが「暗」で第7データが「暗」なら次に続く第1〜
第8の水平走査区分のデータは表示部分3に対応する。
ば、第0の水平走査区分の第3データが「明」(斜線が
ないデータ)で第12データが「明」なら(図10はこ
れに相当する。)次に続く第1〜第8の水平走査区分の
データは表示部分0に対応し、第0の水平走査区分の第
3データが「明」で第7データが「暗」(斜線があるデ
ータ)なら次に続く第1〜第8の水平走査区分のデータ
は表示部分1に対応し、第0の水平走査区分の第3デー
タが「暗」で第7データが「明」なら(図11はこれに
相当する。)次に続く第1〜第8の水平走査区分のデー
タは表示部分2に対応し、第0の水平走査区分の第3デ
ータが「暗」で第7データが「暗」なら次に続く第1〜
第8の水平走査区分のデータは表示部分3に対応する。
【0060】図16は表示制御装置13の概略的な構成
を示すブロック図である。この表示制御装置13は、F
LCパネル1へ次に表示させるべき表示データDAを記
録している表示メモリ回路15と、その表示メモリ回路
15のデータの変化を4画素毎にまとめて(1画素でも
変化していれば変化ありと)記録している同異メモリ回
路17と、その表示メモリ回路15のデータの変化を2
走査電極毎にまとめて(1画素でも変化していれば変化
ありと)記録している識別メモリ回路16と、これら3
つのメモリ回路15,16,17へデータを読み書きす
るタイミングを制御する入力制御回路18と、これら3
つのメモリ回路15,16,17からFLCD4へ出力
すべきデータのアドレスを指定する出力制御回路19
と、メモリ回路15,16,17と出力制御回路19か
らデータを受けてFLCD4を構成する走査側駆動回路
11及び信号側駆動回路12の動作を制御する駆動制御
回路20より構成される。
を示すブロック図である。この表示制御装置13は、F
LCパネル1へ次に表示させるべき表示データDAを記
録している表示メモリ回路15と、その表示メモリ回路
15のデータの変化を4画素毎にまとめて(1画素でも
変化していれば変化ありと)記録している同異メモリ回
路17と、その表示メモリ回路15のデータの変化を2
走査電極毎にまとめて(1画素でも変化していれば変化
ありと)記録している識別メモリ回路16と、これら3
つのメモリ回路15,16,17へデータを読み書きす
るタイミングを制御する入力制御回路18と、これら3
つのメモリ回路15,16,17からFLCD4へ出力
すべきデータのアドレスを指定する出力制御回路19
と、メモリ回路15,16,17と出力制御回路19か
らデータを受けてFLCD4を構成する走査側駆動回路
11及び信号側駆動回路12の動作を制御する駆動制御
回路20より構成される。
【0061】メモリ回路15,17では、最初にメモリ
から入力側アドレスIACx ,IASx で指定されるア
ドレスのデータを読み出し、次にメモリから出力側アド
レスOACx ,OASx で指定されるアドレスのデータ
を読み出し、次にメモリへ入力側アドレスIACx ,I
ASx で指定されるアドレスへデータを書き込み、最後
にメモリから出力側アドレスOACx ,OASx で指定
されるアドレスのデータを読み出すという連続した4つ
のサイクルが繰り返される。また、識別メモリ回路16
では、この4つのサイクルのうち第2のサイクルにおい
て必要に応じて出力側識別アドレスOAGx で指定され
るアドレスのデータを変化なしの状態へ書き換えること
ができる。
から入力側アドレスIACx ,IASx で指定されるア
ドレスのデータを読み出し、次にメモリから出力側アド
レスOACx ,OASx で指定されるアドレスのデータ
を読み出し、次にメモリへ入力側アドレスIACx ,I
ASx で指定されるアドレスへデータを書き込み、最後
にメモリから出力側アドレスOACx ,OASx で指定
されるアドレスのデータを読み出すという連続した4つ
のサイクルが繰り返される。また、識別メモリ回路16
では、この4つのサイクルのうち第2のサイクルにおい
て必要に応じて出力側識別アドレスOAGx で指定され
るアドレスのデータを変化なしの状態へ書き換えること
ができる。
【0062】この表示制御装置13では、図8のFLC
D4の16本の走査電極Lを2本づつ8つのグループに
仮想的に分割し、どのグループに属する走査電極上の画
素の表示を変化させる必要があるかが識別メモリ回路1
6へ記録され、その走査電極上のどの画素の表示状態を
変化させるべきかが4画素毎にまとめられて同異メモリ
回路17へ記録され、その画素をどんな表示状態へ変化
させるべきかが1画素毎に表示メモリ回路15へ記録さ
れる。
D4の16本の走査電極Lを2本づつ8つのグループに
仮想的に分割し、どのグループに属する走査電極上の画
素の表示を変化させる必要があるかが識別メモリ回路1
6へ記録され、その走査電極上のどの画素の表示状態を
変化させるべきかが4画素毎にまとめられて同異メモリ
回路17へ記録され、その画素をどんな表示状態へ変化
させるべきかが1画素毎に表示メモリ回路15へ記録さ
れる。
【0063】FLCD4の表示が図8の「ABCD」で
あるとき、パーソナルコンピュータ2から図10に9×
8のマトリックスで示すデータData が表示制御装置1
3へ入力されれば、表示制御装置13の識別メモリ回路
16では走査電極L0 とL1に対応するグループ0と、
走査電極L2 とL3 に対応するグループ1と、走査電極
L4 とL5 に対応するグループ2と、走査電極L6 とL
7 に対応するグループ3のデータが「表示に変化有り」
となり、それ以外のグループ4〜7のデータは「表示に
変化なし」となる。
あるとき、パーソナルコンピュータ2から図10に9×
8のマトリックスで示すデータData が表示制御装置1
3へ入力されれば、表示制御装置13の識別メモリ回路
16では走査電極L0 とL1に対応するグループ0と、
走査電極L2 とL3 に対応するグループ1と、走査電極
L4 とL5 に対応するグループ2と、走査電極L6 とL
7 に対応するグループ3のデータが「表示に変化有り」
となり、それ以外のグループ4〜7のデータは「表示に
変化なし」となる。
【0064】また、表示メモリ回路15に記録されてい
る表示データDAは図17の「EBCD」となり、同異
メモリ回路17に記録されている同異データDFは図1
8のようになる。(斜線がある部分が、表示が変化した
事を示す。)
る表示データDAは図17の「EBCD」となり、同異
メモリ回路17に記録されている同異データDFは図1
8のようになる。(斜線がある部分が、表示が変化した
事を示す。)
【0065】表示制御装置13の出力側の動作は、まず
出力制御回路19が6tL (6走査選択時間)の間に識
別メモリ回路16の識別データOGDFを調べ、そのデ
ータが「表示に変化あり」であるグループを探し、その
後1本の走査電極を図4(B)の電圧波形の組合せでリ
フレッシュ駆動し(駆動モードH/R−=「0」、電圧
モードE−/W=「1」)、2本の走査電極を図4
(B)の電圧波形の組合せで部分書換え駆動し(駆動モ
ードH/R−=「1」、電圧モードE−/W=
「1」)、1本の走査電極を図4(B)の電圧波形の組
合せでリフレッシュ駆動し(駆動モードH/R−=
「0」、電圧モードE−/W=「1」)、2本の走査電
極を図4(A)の電圧波形の組合せで部分書換え駆動
(駆動モードH/R−=「1」、電圧モードE−/W=
「0」)する。無論、この6tL の間に出力制御回路1
9は識別メモリ回路16の識別データOGDFを調べ、
次に部分書換え駆動すべきグループを探す。
出力制御回路19が6tL (6走査選択時間)の間に識
別メモリ回路16の識別データOGDFを調べ、そのデ
ータが「表示に変化あり」であるグループを探し、その
後1本の走査電極を図4(B)の電圧波形の組合せでリ
フレッシュ駆動し(駆動モードH/R−=「0」、電圧
モードE−/W=「1」)、2本の走査電極を図4
(B)の電圧波形の組合せで部分書換え駆動し(駆動モ
ードH/R−=「1」、電圧モードE−/W=
「1」)、1本の走査電極を図4(B)の電圧波形の組
合せでリフレッシュ駆動し(駆動モードH/R−=
「0」、電圧モードE−/W=「1」)、2本の走査電
極を図4(A)の電圧波形の組合せで部分書換え駆動
(駆動モードH/R−=「1」、電圧モードE−/W=
「0」)する。無論、この6tL の間に出力制御回路1
9は識別メモリ回路16の識別データOGDFを調べ、
次に部分書換え駆動すべきグループを探す。
【0066】表示データDAと同異データDFと識別メ
モリ回路16から読みだした識別データRGDF,DG
DFから駆動制御回路20では、部分書換え駆動におい
て α)電圧モードE−/W=「1」の時、識別データDG
DF=「表示に変化有り」で同異データDF=「変化あ
り」で表示データDA=「1」(または「0」)ならデ
ータXI=「1」を、それ以外ならデータXI=「0」
を出力する。 β)電圧モードE−/W=「0」の時、識別データDG
DF=「表示に変化有り」で同異データDF=「変化あ
り」で表示データDA=「0」(または「1」)ならデ
ータXI=「1」を、それ以外ならデータXI=「0」
を出力する。
モリ回路16から読みだした識別データRGDF,DG
DFから駆動制御回路20では、部分書換え駆動におい
て α)電圧モードE−/W=「1」の時、識別データDG
DF=「表示に変化有り」で同異データDF=「変化あ
り」で表示データDA=「1」(または「0」)ならデ
ータXI=「1」を、それ以外ならデータXI=「0」
を出力する。 β)電圧モードE−/W=「0」の時、識別データDG
DF=「表示に変化有り」で同異データDF=「変化あ
り」で表示データDA=「0」(または「1」)ならデ
ータXI=「1」を、それ以外ならデータXI=「0」
を出力する。
【0067】また、リフレッシュ駆動において γ)電圧モードE−/W=「1」の時、識別データRG
DF=「表示に変化なし」で表示データDA=「1」
(または「0」)か、識別データRGDF=「表示に変
化有り」で同異データDF=「変化なし」で表示データ
DA=「1」(または「0」)ならデータXI=「1」
を、それ以外ならデータXI=「0」を出力する。
DF=「表示に変化なし」で表示データDA=「1」
(または「0」)か、識別データRGDF=「表示に変
化有り」で同異データDF=「変化なし」で表示データ
DA=「1」(または「0」)ならデータXI=「1」
を、それ以外ならデータXI=「0」を出力する。
【0068】また、駆動制御回路20では、出力アドレ
スOAx からデータYIを作り、電圧モードE−/Wを
タイミング信号LP−でラッチし、その電圧モードE−
/Wが「1」なら電圧VC1として図4(B)の(1)の
電圧波形VCEが、電圧VC0として図4(B)の(2)の
電圧波形VCFが、電圧VS1として図4(B)の(3)の
電圧波形VSDが、電圧VS0として図4(B)の(4)の
電圧波形VSHが出力され、その電圧モードE−/Wが
「0」なら電圧VC1として図4(A)の(1)の電圧波
形VCAが、電圧VC0として図4(A)の(2)の電圧波
形VCBが、電圧VS1として図4(A)の(3)の電圧波
形VSCが、電圧VS0として図4(A)の(4)の電圧波
形VSGが出力される。
スOAx からデータYIを作り、電圧モードE−/Wを
タイミング信号LP−でラッチし、その電圧モードE−
/Wが「1」なら電圧VC1として図4(B)の(1)の
電圧波形VCEが、電圧VC0として図4(B)の(2)の
電圧波形VCFが、電圧VS1として図4(B)の(3)の
電圧波形VSDが、電圧VS0として図4(B)の(4)の
電圧波形VSHが出力され、その電圧モードE−/Wが
「0」なら電圧VC1として図4(A)の(1)の電圧波
形VCAが、電圧VC0として図4(A)の(2)の電圧波
形VCBが、電圧VS1として図4(A)の(3)の電圧波
形VSCが、電圧VS0として図4(A)の(4)の電圧波
形VSGが出力される。
【0069】この様子を時間0〜2tL の間で示したの
が図19である。(1)は図8のラッチ22,25へ入
力されるタイミング信号LP−であり、(2)は図8の
シフトレジスタ24へ入力されるデータXIであり、
(3)は図8のシフトレジスタ21,24へ入力される
クロックCKであり、(4)は図8のシフトレジスタ2
1へ入力されるデータYIであり、(5)は図8のアナ
ログ スイッチ23へ入力される選択電圧VC1であり、
(6)は図8のアナログ スイッチ23へ入力される非
選択電圧VC0であり、(7)は図8のアナログ スイッ
チ26へ入力される書換え電圧VS1であり、(8)は図
8のアナログ スイッチ26へ入力される保持電圧VS0
である。
が図19である。(1)は図8のラッチ22,25へ入
力されるタイミング信号LP−であり、(2)は図8の
シフトレジスタ24へ入力されるデータXIであり、
(3)は図8のシフトレジスタ21,24へ入力される
クロックCKであり、(4)は図8のシフトレジスタ2
1へ入力されるデータYIであり、(5)は図8のアナ
ログ スイッチ23へ入力される選択電圧VC1であり、
(6)は図8のアナログ スイッチ23へ入力される非
選択電圧VC0であり、(7)は図8のアナログ スイッ
チ26へ入力される書換え電圧VS1であり、(8)は図
8のアナログ スイッチ26へ入力される保持電圧VS0
である。
【0070】そこで、走査電極LD をリフレッシュ駆動
し、走査電極LA とLB を部分書換え駆動している間
に、出力制御回路19が識別メモリ回路16の識別デー
タOGDFを調べ、グループ0に対応するデータが「表
示に変化あり」であることを発見した後に付いて以下に
説明する。
し、走査電極LA とLB を部分書換え駆動している間
に、出力制御回路19が識別メモリ回路16の識別デー
タOGDFを調べ、グループ0に対応するデータが「表
示に変化あり」であることを発見した後に付いて以下に
説明する。
【0071】まず、時間0〜tL の間に、走査電極L2
をリフレッシュ駆動するため出力制御回路19から駆動
モードH/R−=「0」と電圧モードE−/W=「1」
を、表示メモリ回路15から表示データDAを、識別メ
モリ回路16から識別データRGDFを、同異メモリ回
路17から同異データDFを駆動制御回路20へ出力す
る。駆動制御回路20では前記γ)の場合に対応して走
査側駆動回路11と信号側駆動回路12へデータXI,
YIとタインミング信号LP−とクロックCKを出力す
る。
をリフレッシュ駆動するため出力制御回路19から駆動
モードH/R−=「0」と電圧モードE−/W=「1」
を、表示メモリ回路15から表示データDAを、識別メ
モリ回路16から識別データRGDFを、同異メモリ回
路17から同異データDFを駆動制御回路20へ出力す
る。駆動制御回路20では前記γ)の場合に対応して走
査側駆動回路11と信号側駆動回路12へデータXI,
YIとタインミング信号LP−とクロックCKを出力す
る。
【0072】時間tL 〜2tL の間に、FLCD4では
走査電極L2 をフレッシュ駆動するため走査電極L2 へ
選択電圧VC1が印加され、それ以外の走査電極Lk へ
(k≠2)へ非選択電圧VC0が印加され、時間0〜tL
の間に送られたデータXIが「1」であった信号電極S
j へ書換え電圧VS1が印加され、データXIが「0」で
あった信号電極Sh (h≠j)へ保持電圧VS0が印加さ
れる。各電圧は駆動制御回路20から電圧VC1として図
4(B)の(1)の電圧波形VCEが、電圧VC0として図
4(B)の(2)の電圧波形VCFが、電圧VS1として図
4(B)の(3)の電圧波形VSDが、電圧VS0として図
4(B)の(4)の電圧波形VSHが出力される。
走査電極L2 をフレッシュ駆動するため走査電極L2 へ
選択電圧VC1が印加され、それ以外の走査電極Lk へ
(k≠2)へ非選択電圧VC0が印加され、時間0〜tL
の間に送られたデータXIが「1」であった信号電極S
j へ書換え電圧VS1が印加され、データXIが「0」で
あった信号電極Sh (h≠j)へ保持電圧VS0が印加さ
れる。各電圧は駆動制御回路20から電圧VC1として図
4(B)の(1)の電圧波形VCEが、電圧VC0として図
4(B)の(2)の電圧波形VCFが、電圧VS1として図
4(B)の(3)の電圧波形VSDが、電圧VS0として図
4(B)の(4)の電圧波形VSHが出力される。
【0073】また、この間に走査電極L0 を部分書換え
駆動するため出力制御回路19から駆動モードH/R−
=「1」と電圧モードE−/W=「1」を、表示メモリ
回路15から表示データDAを、識別メモリ回路16か
ら識別データDGDFを、同異メモリ回路17から同異
データDFを駆動制御回路20へ出力する。駆動制御回
路20では前記α)の場合に対応して走査側駆動回路1
1と信号側駆動回路12へデータXI,YIとタインミ
ング信号LP−とクロックCKを出力する。
駆動するため出力制御回路19から駆動モードH/R−
=「1」と電圧モードE−/W=「1」を、表示メモリ
回路15から表示データDAを、識別メモリ回路16か
ら識別データDGDFを、同異メモリ回路17から同異
データDFを駆動制御回路20へ出力する。駆動制御回
路20では前記α)の場合に対応して走査側駆動回路1
1と信号側駆動回路12へデータXI,YIとタインミ
ング信号LP−とクロックCKを出力する。
【0074】時間2tL 〜3tL の間に、FLCD4で
は走査電極L0 を部分書換え駆動するため走査電極L0
へ選択電圧VC1が印加され、それ以外の走査電極Lk へ
(k≠0)へ非選択電圧VC0が印加され、時間tL 〜2
tL の間に送られたデータXIが「1」であった信号電
極Sj へ書換え電圧VS1が印加され、データXIが
「0」であった信号電極Sh (h≠j)へ保持電圧VS0
が印加される。各電圧は駆動制御回路20から電圧VC1
として図4(B)の(1)の電圧波形VCEが、電圧VC0
として図4(B)の(2)の電圧波形VCFが、電圧VS1
として図4(B)の(3)の電圧波形VSDが、電圧VS0
として図4(B)の(4)の電圧波形VSHが出力され
る。
は走査電極L0 を部分書換え駆動するため走査電極L0
へ選択電圧VC1が印加され、それ以外の走査電極Lk へ
(k≠0)へ非選択電圧VC0が印加され、時間tL 〜2
tL の間に送られたデータXIが「1」であった信号電
極Sj へ書換え電圧VS1が印加され、データXIが
「0」であった信号電極Sh (h≠j)へ保持電圧VS0
が印加される。各電圧は駆動制御回路20から電圧VC1
として図4(B)の(1)の電圧波形VCEが、電圧VC0
として図4(B)の(2)の電圧波形VCFが、電圧VS1
として図4(B)の(3)の電圧波形VSDが、電圧VS0
として図4(B)の(4)の電圧波形VSHが出力され
る。
【0075】また、この間に走査電極L1 を部分書換え
駆動するため出力制御回路19から駆動モードH/R−
=「1」と電圧モードE−/W=「1」を、表示メモリ
回路15から表示データDAを、識別メモリ回路16か
ら識別データDGDFを、同異メモリ回路17から同異
データDFを駆動制御回路20へ出力する。駆動制御回
路20では前記α)の場合に対応して走査側駆動回路1
1と信号側駆動回路12へデータXI,YIとタインミ
ング信号LP−とクロックCKを出力する。
駆動するため出力制御回路19から駆動モードH/R−
=「1」と電圧モードE−/W=「1」を、表示メモリ
回路15から表示データDAを、識別メモリ回路16か
ら識別データDGDFを、同異メモリ回路17から同異
データDFを駆動制御回路20へ出力する。駆動制御回
路20では前記α)の場合に対応して走査側駆動回路1
1と信号側駆動回路12へデータXI,YIとタインミ
ング信号LP−とクロックCKを出力する。
【0076】時間3tL 〜4tL の間に、FLCD4で
は走査電極L1 を部分書換え駆動するため走査電極L1
へ選択電圧VC1が印加され、それ以外の走査電極Lk へ
(k≠1)へ非選択電圧VC0が印加され、時間2tL 〜
3tL の間に送られたデータXIが「1」であった信号
電極Sj へ書換え電圧VS1が印加され、データXIが
「0」であった信号電極Sh (h≠j)へ保持電圧VS0
が印加される。各電圧は駆動制御回路20から電圧VC1
として図4(B)の(1)の電圧波形VCEが、電圧VC0
として図4(B)の(2)の電圧波形VCFが、電圧VS1
として図4(B)の(3)の電圧波形VSDが、電圧VS0
として図4(B)の(4)の電圧波形VSHが出力され
る。
は走査電極L1 を部分書換え駆動するため走査電極L1
へ選択電圧VC1が印加され、それ以外の走査電極Lk へ
(k≠1)へ非選択電圧VC0が印加され、時間2tL 〜
3tL の間に送られたデータXIが「1」であった信号
電極Sj へ書換え電圧VS1が印加され、データXIが
「0」であった信号電極Sh (h≠j)へ保持電圧VS0
が印加される。各電圧は駆動制御回路20から電圧VC1
として図4(B)の(1)の電圧波形VCEが、電圧VC0
として図4(B)の(2)の電圧波形VCFが、電圧VS1
として図4(B)の(3)の電圧波形VSDが、電圧VS0
として図4(B)の(4)の電圧波形VSHが出力され
る。
【0077】また、この間に走査電極L6 をリフレッシ
ュ駆動するため出力制御回路19から駆動モードH/R
−=「0」と電圧モードE−/W=「1」を、表示メモ
リ回路15から表示データDAを、識別メモリ回路16
から識別データRGDFを、同異メモリ回路17から同
異データDFを駆動制御回路20へ出力する。駆動制御
回路20では前記γ)の場合に対応して走査側駆動回路
11と信号側駆動回路12へデータXI,YIとタイン
ミング信号LP−とクロックCKを出力する。
ュ駆動するため出力制御回路19から駆動モードH/R
−=「0」と電圧モードE−/W=「1」を、表示メモ
リ回路15から表示データDAを、識別メモリ回路16
から識別データRGDFを、同異メモリ回路17から同
異データDFを駆動制御回路20へ出力する。駆動制御
回路20では前記γ)の場合に対応して走査側駆動回路
11と信号側駆動回路12へデータXI,YIとタイン
ミング信号LP−とクロックCKを出力する。
【0078】時間4tL 〜5tL の間に、FLCD4で
は走査電極L6 をリフレッシュ駆動するため走査電極L
6 へ選択電圧VC1が印加され、それ以外の走査電極Lk
へ(k≠6)へ非選択電圧VC0が印加され、時間3tL
〜4tL の間に送られたデータXIが「1」であった信
号電極Sj へ書換え電圧VS1が印加され、データXIが
「0」であった信号電極Sh (h≠j)へ保持電圧VS0
が印加される。各電圧は駆動制御回路20から電圧VC1
として図4(B)の(1)の電圧波形VCEが、電圧VC0
として図4(B)の(2)の電圧波形VCFが、電圧VS1
として図4(B)の(3)の電圧波形VSDが、電圧VS0
として図4(B)の(4)の電圧波形VSHが出力され
る。
は走査電極L6 をリフレッシュ駆動するため走査電極L
6 へ選択電圧VC1が印加され、それ以外の走査電極Lk
へ(k≠6)へ非選択電圧VC0が印加され、時間3tL
〜4tL の間に送られたデータXIが「1」であった信
号電極Sj へ書換え電圧VS1が印加され、データXIが
「0」であった信号電極Sh (h≠j)へ保持電圧VS0
が印加される。各電圧は駆動制御回路20から電圧VC1
として図4(B)の(1)の電圧波形VCEが、電圧VC0
として図4(B)の(2)の電圧波形VCFが、電圧VS1
として図4(B)の(3)の電圧波形VSDが、電圧VS0
として図4(B)の(4)の電圧波形VSHが出力され
る。
【0079】また、この間に走査電極L0 を部分書換え
駆動するため出力制御回路19から駆動モードH/R−
=「1」と電圧モードE−/W=「0」を、表示メモリ
回路15から表示データDAを、識別メモリ回路16か
ら識別データDGDFを、同異メモリ回路17から同異
データDFを駆動制御回路20へ出力する。駆動制御回
路20では前記β)の場合に対応して走査側駆動回路1
1と信号側駆動回路12へデータXI,YIとタインミ
ング信号LP−とクロックCKを出力する。
駆動するため出力制御回路19から駆動モードH/R−
=「1」と電圧モードE−/W=「0」を、表示メモリ
回路15から表示データDAを、識別メモリ回路16か
ら識別データDGDFを、同異メモリ回路17から同異
データDFを駆動制御回路20へ出力する。駆動制御回
路20では前記β)の場合に対応して走査側駆動回路1
1と信号側駆動回路12へデータXI,YIとタインミ
ング信号LP−とクロックCKを出力する。
【0080】時間5tL 〜6tL の間に、FLCD4で
は走査電極L0 を部分書換え駆動するため走査電極L0
へ選択電圧VC1が印加され、それ以外の走査電極Lk へ
(k≠0)へ非選択電圧VC0が印加され、時間4tL 〜
5tL の間に送られたデータXIが「1」であった信号
電極Sj へ書換え電圧VS1が印加され、データXIが
「0」であった信号電極Sh (h≠j)へ保持電圧VS0
が印加される。各電圧は駆動制御回路20から電圧VC1
として図4(A)の(1)の電圧波形VCAが、電圧VC0
として図4(A)の(2)の電圧波形VCBが、電圧VS1
として図4(A)の(3)の電圧波形VSCが、電圧VS0
として図4(A)の(4)の電圧波形VSGが出力され
る。
は走査電極L0 を部分書換え駆動するため走査電極L0
へ選択電圧VC1が印加され、それ以外の走査電極Lk へ
(k≠0)へ非選択電圧VC0が印加され、時間4tL 〜
5tL の間に送られたデータXIが「1」であった信号
電極Sj へ書換え電圧VS1が印加され、データXIが
「0」であった信号電極Sh (h≠j)へ保持電圧VS0
が印加される。各電圧は駆動制御回路20から電圧VC1
として図4(A)の(1)の電圧波形VCAが、電圧VC0
として図4(A)の(2)の電圧波形VCBが、電圧VS1
として図4(A)の(3)の電圧波形VSCが、電圧VS0
として図4(A)の(4)の電圧波形VSGが出力され
る。
【0081】また、この間に走査電極L1 を部分書換え
駆動するため出力制御回路19から駆動モードH/R−
=「1」と電圧モードE−/W=「0」を、表示メモリ
回路15から表示データDAを、識別メモリ回路16か
ら識別データDGDFを、同異メモリ回路17から同異
データDFを駆動制御回路20へ出力する。駆動制御回
路20では前記β)の場合に対応して走査側駆動回路1
1と信号側駆動回路12へデータXI,YIとタインミ
ング信号LP−とクロックCKを出力する。
駆動するため出力制御回路19から駆動モードH/R−
=「1」と電圧モードE−/W=「0」を、表示メモリ
回路15から表示データDAを、識別メモリ回路16か
ら識別データDGDFを、同異メモリ回路17から同異
データDFを駆動制御回路20へ出力する。駆動制御回
路20では前記β)の場合に対応して走査側駆動回路1
1と信号側駆動回路12へデータXI,YIとタインミ
ング信号LP−とクロックCKを出力する。
【0082】更に、上記時間0〜6tL の間に、出力制
御回路19が識別メモリ回路16の識別データOGDF
を調べ、グループ1に対応するデータが「表示に変化あ
り」であることを発見している。
御回路19が識別メモリ回路16の識別データOGDF
を調べ、グループ1に対応するデータが「表示に変化あ
り」であることを発見している。
【0083】時間6tL 〜7tL の間に、FLCD4で
は走査電極L1 を部分書換え駆動するため走査電極L1
へ選択電圧VC1が印加され、それ以外の走査電極Lk へ
(k≠1)へ非選択電圧VC0が印加され、時間5tL 〜
6tL の間に送られたデータXIが「1」であった信号
電極Sj へ書換え電圧VS1が印加され、データXIが
「0」であった信号電極Sh (h≠j)へ保持電圧VS0
が印加される。各電圧は駆動制御回路20から電圧VC1
として図4(A)の(1)の電圧波形VCAが、電圧VC0
として図4(A)の(2)の電圧波形VCBが、電圧VS1
として図4(A)の(3)の電圧波形VSCが、電圧VS0
として図4(A)の(4)の電圧波形VSGが出力され
る。
は走査電極L1 を部分書換え駆動するため走査電極L1
へ選択電圧VC1が印加され、それ以外の走査電極Lk へ
(k≠1)へ非選択電圧VC0が印加され、時間5tL 〜
6tL の間に送られたデータXIが「1」であった信号
電極Sj へ書換え電圧VS1が印加され、データXIが
「0」であった信号電極Sh (h≠j)へ保持電圧VS0
が印加される。各電圧は駆動制御回路20から電圧VC1
として図4(A)の(1)の電圧波形VCAが、電圧VC0
として図4(A)の(2)の電圧波形VCBが、電圧VS1
として図4(A)の(3)の電圧波形VSCが、電圧VS0
として図4(A)の(4)の電圧波形VSGが出力され
る。
【0084】また、この間に走査電極LA をリフレッシ
ュ駆動するため出力制御回路19から駆動モードH/R
−=「0」と電圧モードE−/W=「1」を、表示メモ
リ回路15から表示データDAを、識別メモリ回路16
から識別データDGDFを、同異メモリ回路17から同
異データDFを駆動制御回路20へ出力する。駆動制御
回路20では前記γ)の場合に対応して走査側駆動回路
11と信号側駆動回路12へデータXI,YIとタイン
ミング信号LP−とクロックCKを出力する。
ュ駆動するため出力制御回路19から駆動モードH/R
−=「0」と電圧モードE−/W=「1」を、表示メモ
リ回路15から表示データDAを、識別メモリ回路16
から識別データDGDFを、同異メモリ回路17から同
異データDFを駆動制御回路20へ出力する。駆動制御
回路20では前記γ)の場合に対応して走査側駆動回路
11と信号側駆動回路12へデータXI,YIとタイン
ミング信号LP−とクロックCKを出力する。
【0085】以下グループ1,2,3と同じ事をし、図
8のFLCD4の表示は「ABCD」から「EBCD」
へ書換えられる。なお、部分書き換駆動をする為に選ん
だ走査電極Li に対応する識別データDGDFが「表示
に変化なし」なら、あえてその走査電極Li へ選択電圧
VC1を印加する必要はなく、総ての走査電極へ非選択電
圧を印加しても良い。以上の動作を図示すると図20の
ようになる。即ち(1)は走査電極L1 へ印加される電
圧であり、(2)は走査電極L2 へ印加される電圧であ
り、(3)は信号電極S0 へ印加される電圧であり、
(4)は信号電極S1 へ印加される電圧であり、(5)
は画素A10へ印加される電圧であり、(6)は画素A11
へ印加される電圧であり、(7)は画素A20へ印加され
る電圧であり、(8)に画素A21へ印加される電圧であ
る。
8のFLCD4の表示は「ABCD」から「EBCD」
へ書換えられる。なお、部分書き換駆動をする為に選ん
だ走査電極Li に対応する識別データDGDFが「表示
に変化なし」なら、あえてその走査電極Li へ選択電圧
VC1を印加する必要はなく、総ての走査電極へ非選択電
圧を印加しても良い。以上の動作を図示すると図20の
ようになる。即ち(1)は走査電極L1 へ印加される電
圧であり、(2)は走査電極L2 へ印加される電圧であ
り、(3)は信号電極S0 へ印加される電圧であり、
(4)は信号電極S1 へ印加される電圧であり、(5)
は画素A10へ印加される電圧であり、(6)は画素A11
へ印加される電圧であり、(7)は画素A20へ印加され
る電圧であり、(8)に画素A21へ印加される電圧であ
る。
【0086】ところで、通常のFLCD4は双安定のパ
ネルであり、リフレッシュ駆動ではは図4(B)の電圧
波形の組合せと図4(A)の電圧波形の組合せの両者を
用いなければならが、このFLCD4はもう一方の安定
状態の方が一方の準安定状態より安定なパネルなので図
4(B)の電圧波形の組合せか、図4(A)の電圧波形
の組合せだけを用いれば十分であり、それだけリフレッ
シュが速くできる。更に重ね合わせるパルス数を増や
し、パルス幅t1 を小さくすればFLC分子の双安定性
は完全となり、リフレッシュする必要のないFLCDが
得られる。
ネルであり、リフレッシュ駆動ではは図4(B)の電圧
波形の組合せと図4(A)の電圧波形の組合せの両者を
用いなければならが、このFLCD4はもう一方の安定
状態の方が一方の準安定状態より安定なパネルなので図
4(B)の電圧波形の組合せか、図4(A)の電圧波形
の組合せだけを用いれば十分であり、それだけリフレッ
シュが速くできる。更に重ね合わせるパルス数を増や
し、パルス幅t1 を小さくすればFLC分子の双安定性
は完全となり、リフレッシュする必要のないFLCDが
得られる。
【0087】また、表示が暗とか明というのは、図12
(A)に示しFLC分子の安定状態104と105のう
ち、もう一方の安定状態の長軸方向と図7の偏光版10
a の偏光軸を一致させれば、一致したほうの安定状態が
暗の安定状態となり、一方の準安定状態が明の安定状態
となる。また、暗の安定状態にあるFLC分子から構成
される画素は暗の表示状態であるし、明の準安定状態に
あるFLC分子から構成される画素は明の表示状態であ
る。
(A)に示しFLC分子の安定状態104と105のう
ち、もう一方の安定状態の長軸方向と図7の偏光版10
a の偏光軸を一致させれば、一致したほうの安定状態が
暗の安定状態となり、一方の準安定状態が明の安定状態
となる。また、暗の安定状態にあるFLC分子から構成
される画素は暗の表示状態であるし、明の準安定状態に
あるFLC分子から構成される画素は明の表示状態であ
る。
【0088】ところで、図4(A)の(5)または図4
(B)の(5)の電圧波形は一方の極性の電圧しか含ん
でいない。この為、双安定性が完全でないFLCDを用
いても前記のグループ0に属する走査電極L0 とL1 を
図4(A)または図4(B)の電圧波形の組合せで駆動
した後、4:1の飛び越し走査で1本の走査電極上の画
素を図4(B)の電圧波形の組合せで書き直し、その後
グループ0に属する走査電極L0 とL1 を図4(B)ま
たは図4(A)の電圧波形の組合せで駆動した後、4:
1の飛び越し走査で1本の走査電極上の画素を図4
(B)の電圧波形の組合せで書き直す等々の駆動をして
も、比較的書き直しに伴うフリッカは感知しずらい。
(B)の(5)の電圧波形は一方の極性の電圧しか含ん
でいない。この為、双安定性が完全でないFLCDを用
いても前記のグループ0に属する走査電極L0 とL1 を
図4(A)または図4(B)の電圧波形の組合せで駆動
した後、4:1の飛び越し走査で1本の走査電極上の画
素を図4(B)の電圧波形の組合せで書き直し、その後
グループ0に属する走査電極L0 とL1 を図4(B)ま
たは図4(A)の電圧波形の組合せで駆動した後、4:
1の飛び越し走査で1本の走査電極上の画素を図4
(B)の電圧波形の組合せで書き直す等々の駆動をして
も、比較的書き直しに伴うフリッカは感知しずらい。
【0089】また、図4(A)の(5)の電圧波形また
は図4(B)の(5)の電圧波形は一方極性パルスなの
で、FLC分子は図12(A)の安定状態105または
104から、チルト角±θの限界による軸107または
106まで動くだけであり、チルト角θとメモリ角ωが
ほぼ等しければ、よりフリッカの目立ちにくFLCDが
得られる。
は図4(B)の(5)の電圧波形は一方極性パルスなの
で、FLC分子は図12(A)の安定状態105または
104から、チルト角±θの限界による軸107または
106まで動くだけであり、チルト角θとメモリ角ωが
ほぼ等しければ、よりフリッカの目立ちにくFLCDが
得られる。
【0090】
【発明の効果】この発明によれば、抜きの揃ったリフレ
ッシュ駆動の認識しにくいFLCDが得られる。
ッシュ駆動の認識しにくいFLCDが得られる。
【図1】本実施例でFLCパネルの駆動に用いられる各
印加電圧を示す波形図である。
印加電圧を示す波形図である。
【図2】本実施例でFLCパネルの駆動に用いられる各
印加電圧を示す波形図である。
印加電圧を示す波形図である。
【図3】本実施例でFLCパネルの駆動に用いられる各
印加電圧を示す波形図である。
印加電圧を示す波形図である。
【図4】本実施例でFLCパネルの駆動に用いられる各
印加電圧を示す波形図である。
印加電圧を示す波形図である。
【図5】本実施例でFLCパネルの駆動に用いられる各
印加電圧を示す波形図である。
印加電圧を示す波形図である。
【図6】FLCDの表示システムの概略的な構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図7】FLCDで用いられるFLCパネルの構成を示
す断面図である。
す断面図である。
【図8】FLCDに「ABCD」の文字を表示した状態
を示す図である。
を示す図である。
【図9】パーソナルコンピュータからの出力信号を示す
波形図である。
波形図である。
【図10】出力信号の意味するデータをマトリックス状
に示した図である。
に示した図である。
【図11】出力信号の意味するデータをマトリックス状
に示した図である。
に示した図である。
【図12】FLC分子を示す説明図であり、(A)はそ
のFLC分子の様子をガラス基板から見た図である。
(B)はスメクチックC相におけるFLC分子の状態を
示す図である。
のFLC分子の様子をガラス基板から見た図である。
(B)はスメクチックC相におけるFLC分子の状態を
示す図である。
【図13】実測したBDH社製のSCE8の電圧−メモ
リパルス幅の特性を示すグラフである。
リパルス幅の特性を示すグラフである。
【図14】暗または明のメモリ状態にある画素へ与える
光学的な特性の等しい印加電圧波形の組合せである。
光学的な特性の等しい印加電圧波形の組合せである。
【図15】選択電圧か非選択電圧を走査電極へ印加さ
れ、書換え電圧か保持電圧を信号電極へ印加された4種
類の画素の間の電圧関係を計算する為の波形図である。
れ、書換え電圧か保持電圧を信号電極へ印加された4種
類の画素の間の電圧関係を計算する為の波形図である。
【図16】本実施例で用いる表示制御装置の概略的な構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図17】本実施例で用いる表示制御装置の表示メモリ
回路のメモリ状態をマトリックス状に示す図である。
回路のメモリ状態をマトリックス状に示す図である。
【図18】本実施例で用いる表示制御装置の同異メモリ
回路のメモリ状態をマトリックス状に示す図である。
回路のメモリ状態をマトリックス状に示す図である。
【図19】本実施例でFLCDへ入力される信号と電圧
を示す波形図である。
を示す波形図である。
【図20】本実施例でFLCパネルのいくつかの走査電
極と信号電極と画素にかかる電圧を示す波形図である。
極と信号電極と画素にかかる電圧を示す波形図である。
【図21】RSREの論文から引用したFLCパネルの
駆動に用いられる各印加電圧を示す波形図である。
駆動に用いられる各印加電圧を示す波形図である。
【図22】図23の測定条件を示す電圧波形である。
【図23】RSRE社の論文から引用してBDH社製の
SCE8の電圧−メモリパルス幅の特性を示すグラフで
ある。
SCE8の電圧−メモリパルス幅の特性を示すグラフで
ある。
【図24】特開平1−24234から引用したFLCパ
ネルの駆動に用いられる各印加電圧を示す波形図であ
る。
ネルの駆動に用いられる各印加電圧を示す波形図であ
る。
【図25】特開平1−24234から引用した ε<0
のFLC材料の電圧−応答速度の特性を示すグラフであ
る。
のFLC材料の電圧−応答速度の特性を示すグラフであ
る。
【図26】ラビング方向とシェブロンの関係から配向状
態を規定する理論図である。
態を規定する理論図である。
【図27】本実施例でFLCパネルの駆動に用いられる
各印加電圧を示す波形図である。
各印加電圧を示す波形図である。
【図28】本実施例でFLCパネルの駆動に用いられる
各印加電圧を示す波形図である。
各印加電圧を示す波形図である。
【図29】本実施例でFLCパネルの駆動に用いられる
各印加電圧を示す波形図である。
各印加電圧を示す波形図である。
【図30】本実施例でFLCパネルの駆動に用いられる
各印加電圧を示す波形図である。
各印加電圧を示す波形図である。
【図31】本実施例でFLCパネルの駆動に用いられる
各印加電圧を示す波形図である。
各印加電圧を示す波形図である。
1 FLCパネル 2 パーソナルコンピュータ 3 CRT 4 FLCD 5 ガラス 6 絶縁膜 7 配向膜 8 封止剤 9 FLC 10 偏光版 11 走査側駆動回路 12 信号側駆動回路 13 表示制御装置回路 14 欠番 15 表示メモリ回路 16 識別メモリ回路 17 同異メモリ回路 18 入力制御回路 19 出力制御回路 20 駆動制御回路 21,24 シフトレジスタ 22,25 ラッチ 23,26 アナログスイッチ L 走査電極 S 信号電極
Claims (4)
- 【請求項1】 互いに交差する方向に配列した複数の走
査電極と複数の信号電極との間に誘電異方性が負の強誘
電性液晶を介存させ、走査電極と信号電極とが交差する
領域を画素とし、一様にその画素及びその画素の周辺の
強誘電性液晶分子の安定状態の、一方を準安定状態とし
もう一方を安定状態とし、後者を前者よりより安定とし
た液晶素子を使用し、 走査電極に選択電圧又は非選択電圧を選択的に印加する
と共に、信号電極に書換え電圧又は保持電圧を選択的に
印加して、各画素の表示を変化させるようにした液晶素
子の駆動方法において、 非選択電圧を印加した走査電極と書換え電圧を印加した
信号電極から構成される画素と、非選択電圧を印加した
走査電極と保持電圧を印加した信号電極から構成される
画素へ、正電圧と負電圧の組合せを単数回または複数回
印加して、その2つの画素の透過光量の変化をほぼ等し
くし、 選択電圧を印加した走査電極と保持電圧を印加した信号
電極から構成される画素へ、強誘電性液晶分子に働く誘
電異方性負の効果が自発分極の効果と同程度に大きい領
域の正又は負電圧と、強誘電性液晶分子に働く誘電異方
性負の効果が自発分極の効果と較べて小さい領域の負又
は正電圧の組合せを単数回または複数回印加し、この画
素の透過光量の変化を前記2つの画素の透過光量の変化
とほぼ等しくするかまたはそれより小さくすることを特
徴とする液晶素子の駆動方法。 - 【請求項2】 表示を変化させる為に走査電極へ選択電
圧を印加する場合、その走査電極上の画素であっても、
表示を変化させる必要がない画素を構成する信号電極へ
保持電圧を印加し、表示を変化させる必要がある画素を
構成する信号電極へ書換え電圧を印加するようにする請
求項1記載の液晶素子の駆動方法。 - 【請求項3】 表示を保持する為に走査電極へ選択電圧
を印加する場合は逆に、その走査電極上の画素であって
も、次に表示を変化させる必要がある画素を構成する信
号電極へ保持電圧を印加し、次に表示を変化させる必要
がない画素を構成する信号電極へ書換え電圧を印加する
ようにする請求項2記載の液晶素子の駆動方法。 - 【請求項4】 特に表示を保持する為に走査電極へ選択
電圧を印加する場合、その走査電極上の画素であって、
次に表示を変化させる必要がない画素であっても、その
画素の本来の表示状態を構成する強誘電性液晶分子が準
安定状態でなく安定状態である場合、画素を構成する信
号電極へ保持電圧を印加しするようにする請求項3記載
の液晶素子の駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10298193A JPH06123877A (ja) | 1992-08-31 | 1993-04-28 | 液晶素子の駆動方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-232125 | 1992-08-31 | ||
| JP23212592 | 1992-08-31 | ||
| JP10298193A JPH06123877A (ja) | 1992-08-31 | 1993-04-28 | 液晶素子の駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06123877A true JPH06123877A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=26443652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10298193A Pending JPH06123877A (ja) | 1992-08-31 | 1993-04-28 | 液晶素子の駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06123877A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5990856A (en) * | 1996-05-16 | 1999-11-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Ferroelectric liquid crystal element and ferroelectric liquid crystal material |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP10298193A patent/JPH06123877A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5990856A (en) * | 1996-05-16 | 1999-11-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Ferroelectric liquid crystal element and ferroelectric liquid crystal material |
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