JPH06125364A - Lanと広域網との接続装置および方法 - Google Patents

Lanと広域網との接続装置および方法

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JPH06125364A
JPH06125364A JP27266492A JP27266492A JPH06125364A JP H06125364 A JPH06125364 A JP H06125364A JP 27266492 A JP27266492 A JP 27266492A JP 27266492 A JP27266492 A JP 27266492A JP H06125364 A JPH06125364 A JP H06125364A
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lan
wide area
area network
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JP27266492A
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Kenji Kawakita
謙二 川北
晶彦 ▲高▼瀬
Masahiko Takase
Hiroshi Dewa
博 出羽
Toshimitsu Sasaki
俊光 佐々木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】装置設置場所の自由度が高く、既設装置に新た
な広域網インタフェースを容易に追加できるようにした
LAN−広域網接続装置を提供する。 【構成】LAN−広域網接続装置100を、LANアダ
プタ部110と広域網アダプタ部120とから構成し、
これらをLAN1110−iで接続する。 【効果】LAN1110−iによって、LANアダプタ
と広域網アダプタとの距離を自由に選べるため、既設の
接続装置に対して、新たな広域網を容易に接続できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は広域網とLANとの接続
方法および装置に関し、特に広帯域ISDN(以下、B
−ISDNと言う)とLANとの接続方法および接続装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に、本発明が適用される網の構成の
1例を示す。図において、200(200−1〜200
−3)はLAN、990は広域網(公衆網)を示す。各
LAN200には、それぞれ複数の端末910(910
−1〜910−−N、N=6)が接続され、公衆網99
0は、複数の交換機700(700−1〜700−3)
と、これらの交換機間を接続する中継線800(800
−1〜800−3)と、上記各交換機に接続された複数
の加入者線900(900−1〜900−3)とから構
成されている。100(100−1〜100−3)は、
上記LAN100と公衆網990とを接続するための装
置(以下、単に「接続装置」と略す)であり、加入者線
900を介して公衆網の交換機に接続されている。
【0003】各接続装置100は、アドレス変換テーブ
ルを有し、LAN200に収容された各端末910から
の受信データ(パケット)に含まれるアドレスフィール
ドの値に基づいて上記変換テーブルを検索し、受信デー
タの送出先とすべき接続装置の広域網990での宛先ア
ドレスを求め、広域網990で規定された転送方式に従
って加入者線900にデータを送出する。一方、広域網
990からデータを受信すると、同様に変換テーブルを
参照して受信データの宛先アドレスを求め、受信データ
をLAN200で規定された転送方式でLAN200に
送出する。すなわち、接続装置100は、LAN200
と広域網990との間のアドレス体系や転送方式の変換
機能とルーティング機能をもつ。
【0004】従来の接続装置の構成の1例を図3に示
す。このようなLANと広域網の接続装置については、
例えば、電子情報通信学会技術報告IN91−46、
「ア・ラン・ターミナルアダプター・フォー・ブロード
バンド アイエスディーエヌ(A LAN Terminal Adapter
for Broadband ISDN)」に示されている。
【0005】図3の接続装置において、1100(11
00−1〜1100i)はLANインターフェイス(終
端部)であり、LAN1110からの受信パケットのレ
イヤ2またはレイヤ3までのプロトコル処理を行い、受
信パケットのアドレスと内部テーブルとに基づいて、パ
ケットの送信先となる他のLAN終端部1100−n、
あるいは広域網インターフェイス(終端部)1200−
mを決定し、これを内部バス1400を介して送信先終
端部に転送する。
【0006】送信先終端部(LAN終端部1100−
n、または広域網終端部1200−m)では、内部バス
1400から受信したLANパケットのフォーマットや
アドレスを、送出すべき網に応じて変換した後、LAN
1110−n、または広域網回線1210−mに送出す
る。広域網回線−mからの受信データに対しては、広域
網終端部1200−mが、受信データのアドレスフィー
ルドの値と内部テーブルに基づいて、パケットの送信先
がLAN終端部1100−kか他の広域網終端部120
0−jかを判断し、内部バス1400を介して、送信先
となる終端部に転送する。送信先の終端部(LAN終端
部1100−k、または広域網終端部1200−j)で
は、受信した広域網パケットのフォーマットやアドレス
を、送出すべき網に応じてを変換した後、LAN111
0−kまたは広域網回線1210−jに送出する。
【0007】上記接続装置100の内部バス1400に
は、上述した終端部の他に、接続装置自身を管理するた
めの装置管理部1300が接続され、上記装置管理部1
300には、接続装置100、LAN1100、および
それに接続されたLAN端末を管理するための保守管理
用表示装置1500が接続される。
【0008】上記従来の接続装置100において、新た
な広域網の収容が必要となった場合、その広域網と対応
する新たな広域網終端部1200を内部バス1400に
接続する必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一般に、上述した接続
装置において、広域網インタフェース1200は、LA
N側のインタフェース1100と同一の匡体に格納され
ているため、(a)網接続装置100自体を、公衆網の
加入者側終端点の付近に設置するか、(b)加入者終端
点と設置済みの接続装置との間に、新たに加入者インタ
フェースを用いて、配線を施す必要がある。
【0010】然るに、前者の(a)方法では、接続装置
の設置自由度が無くなり、また後者の(b)方法では、
B−ISDNの加入者インタフェースは広帯域であるが
故の高価格が予想されるという問題点がある。また、従
来は、例えば、予備回路のスロットが無かった場合、追
加する新たな網のための終端部をメーカーが提供しなか
った場合、上記新たな網のための終端部を提供する別の
接続装置を導入せざるを得ず、しなくてはならず高価と
なる。
【0011】本発明の目的は、設置場所自由度の高いL
AN−公衆網の接続装置、および接続方法を提供するこ
とにある。
【0012】本発明の他の目的は、既設の接続装置に対
して新たな網インタフェースを容易収容できるLAN−
公衆網の接続装置、および接続方法を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、図1に示すように、接続装置100
を、LANインタフェース1100を備えるLANアダ
プタ部110と、広域網インターフェイス1200を有
する広域網アダプタ部120とで構成し、上記両アダプ
タ部を、LANインターフェイス(1100−i、16
00)を介して接続したことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明によれば、LANアダプタ部110と広
域網アダプタ部120とをLANインターフェイスを介
して接続するようにしているため、LANインターフェ
イス間を適当な長さの接続媒体(LAN1110−i)
で接続することによって、広域網アダプタ部120をL
AN接続装置の本体部(LANアダプタ110)と離間
した位置に設置することができる。従って、既存のLA
N接続装置に新たな広域網を接続する必要が生じた場合
に、既設の接続装置に予備の広域網インターフェイス回
路が無くても、広域網を容易に収容することができる。
この場合、既設の接続装置とは別のメーカーの広域網ア
ダプタを採用することができるため、新方式の広域網イ
ンターフェイスにも容易に対応できる。
【0015】
【実施例】
〔実施例1〕以下、広域網が広帯域ISDNからなるネ
ットワークを例として、本発明の1実施例を説明する。
【0016】先ず、広帯域ISDNにおけるLANパケ
ットの転送方式とアドレスについて説明する。
【0017】図4は、図2におけるLAN200上を流
れるパケットのフォーマットを示す。
【0018】図4に示したフォーマットは、IEEE
(Institute of Electric and Electronics Engineers
Inc.)802.3委員会で規定されたLANのフォーマ
ットを用いて、TCP/IP(Transmission Control P
rotocol/ Internet Protocol)プロトコルのパケットを
転送する場合のフォーマットであり、その詳細について
は、IETF(Internet Engineering Task Force)が
発行したアール・エフ・シー(RFC:Request For Co
mments)1122に規定されている。以下の実施例で
は、IEEE802.3LANとTCP/IPプロトコ
ルとの組み合わせを例にとって説明する。
【0019】パケット2000は、MAC(Media Acces
s Control)ヘッダ2100と、LLC/SNAP(Logic
al Link Control/SubNetwork Access Protocol)ヘッダ
2200と、IPヘッダ2300と、TCPヘッダ24
00と、ユーザデータ2500と、MACトレーラ26
00とから成る。上記MACヘッダ2100は、更に、
宛先MACアドレス2110と、送信元MACアドレス
2120と、上記LLC/SNAPヘッダ2200から
ユーザデータ2500迄の有効データ長を示すLeng
th2130とから成っている。上記IPヘッダ230
0には、宛先IPアドレス2310が含まれる。
【0020】広帯域ISDNにおける転送のデータ単位
は「セル」と呼ばれる。LANパケットとセルの関係を
図5に示す。図5図は、CCITT(International Co
nsultative Committee for Telephone and Telegraph)
の1991年12月のメルボルン会合のレポートである
「ダブリュー・ピー・18/8ミーティングレポートア
ネックス3 パートビー(WPXVIII/8 Meeting Report AN
NEX3(Part B))」に基づいたもので、本図の(b)、(c)、
(d)は上記文書に拠っている。
【0021】図4に示したLANパケットのうち、LL
C/SNAPヘッダ2200、IPヘッダ2300、T
CPヘッダ2400、ユーザデータ2500(図5
(a))に、CLNAP(Connectionless Network Acces
s Protocol)ヘッダ3200と、CPCS(Common Part
Convergence Sublayer)ヘッダ3100と、CPCSト
レーラ3300とを付加したものを、加入者線900で
のプロトコルフォーマット(図5(b))とする。
【0022】LANパケットデータは、「CLNAP−
SDU(CLNAP-Service Data Unit)」と呼ばれ、広帯域
ISDNのアドレス(加入者番号)は、CLNAPヘッ
ダ3200に含まれる。CPCSヘッダ3100とCP
CSトレーラ3300は、後述するセグメンティング後
に行われるリアセンブリ処理時に、CPCS−PDUの
完全性を確認するための情報を含んでいる。
【0023】広帯域ISDNでは、CPCS−PDU(C
PCS-Protocol Data Unit)を44バイト長のブロックに
分割し(図5(c))、各ブロックにSAR(Segmentin
g and Reassembling)ヘッダ4300と、SARトレー
ラ4400と、ATM(Asynchronous Transfer Mode)ヘ
ッダ4100とを付加した53バイトの固定長パケット
(ATM−セル4000)を転送の単位とする。一般
に、上記固定長パケットを「セル」と呼んでいる。な
お、ATMヘッダ4100には、VPI(Virtual Path
Identifier)4110とVCI(Virtual Channel Identi
fier)4120との2種類のコネクション識別子を含ん
でいる。広帯域ISDN内に含まれる各装置では、これ
らの識別子(VPI4110とVCI4120)に基づ
いてルーティング処理を行っている。
【0024】図2に示した接続装置100と交換機70
0におけるルーティング処理は、次のようにして行われ
る。ここでは、端末910−1から、LAN200−
1、接続装置100−1、加入者線900−1、交換機
700−1、中継線800−1、交換機700−2、加
入者線900−2、接続装置100−2、LAN200
−2を経由して、端末910−4にデータ転送される場
合を例にする。
【0025】発信側の接続装置100−1では、端末9
10−1から受信したLANパケット2000の宛先I
Pアドレス2310(「端末910−4」を示してい
る)に基づいて、内部テーブル(図7で後述するアドレ
ス管理テーブル1673がその一例である)を参照す
る。これによって、上記パケットの次の送信先が広帯域
ISDNに接続された接続装置100−2であることが
判る。また、広帯域ISDNにおいて上記送信先接続装
置100−2が接続されている加入者線900−2の番
号(加入者線番号)と、上記接続装置100−2宛のパ
ケットに付すべきATMヘッダ4100のVPI411
0とVCI4120の値が判る。
【0026】なお、これらの値は、接続装置の内部テー
ブルに保守者が全ての値を予め登録設定しておく場合
と、宛先IPアドレスの値と対応する広帯域ISDNの
加入者番号だけを内部テーブルに登録しておき、該当す
るLANパケットが接続装置に到着した時点で、接続装
置と交換機との呼接続シーケンスにより、VPI、VC
Iの値を決定し、登録する場合とがある。
【0027】接続装置は、これらの加入者線番号、VP
I値、VCI値の付与の他に、受信LANパケットのセ
グメンテーション(44バイト単位に分割)と、SAR
ヘッダ・SARトレーラおよびVPI・VCI値以外の
ATMヘッダの付加処理とを行った後、セル形式で回線
に送出する。
【0028】交換機700−1は、受信データをセル単
位で処理し、ヘッダ部に含まれるVPI・VCIの値に
基づいて、受信セルを交換機700−2に送るべく中継
線800−1に送出する。
【0029】上記セルは、交換機700−2を経由して
加入者線900−2送出され、受信側の接続装置100
−2に受信される。接続装置100−2は、受信セルを
VPI・VCIの値に従ってリアセンブルすることによ
り、CPCS−PDU3000を組み立て、リアセンブ
ルが終わると、SARヘッダ4300、SARトレーラ
4400、CPCSヘッダ3100およびCPCSトレ
ーラ3300に基づいて、CPCS−PDUの正常性を
チェックする。なお、チェックの項目については、上述
したCCITTレポートに示されている。
【0030】受信側の接続装置100−2では、組立後
のCPCS−PDUの宛先IPアドレスと、予め接続装
置100−2内に作成してあるIPとMACアドレスと
の対応テーブル(詳細は後述する)に基づいて、宛先端
末910−4のMACアドレス2110を決定する。ま
た、接続装置100−2に割当てられているMACアド
レスを送信元MACアドレス2120とするMACヘッ
ダ2100を作成し、これを付加したLANパケットを
LAN200−2に送出する。宛先端末910−4は、
LAN200−2に送出されたパケットの宛先MACア
ドレスをチェックし、それが自分に固有のアドレスと一
致した場合、自分宛のデータと判断して受信処理する。
【0031】図1に、本発明による接続装置100’の
一実施例を示す。本発明の接続装置100’は、LAN
アダプタ110と、広域網アダプタ120とからなり、
上記LANアダプタ110は複数のLANインターフェ
イス(LAN終端部)1100(1100−1〜110
0−i)を有し、その中の1つが接続線1110−iを
介して、広域網アダプタ120のLANアダプタ160
0に接続されている。LANアダプタ110は、LAN
間をレイヤ3プロトコルで接続するめに用いられるルー
タと同等の機能を備える。なお、図1には、LANアダ
プタ110と広域網アダプタ120とが同一の筐体(接
続装置100)に収容された例を示すが、本発明では、
LANアダプタ110と広域網アダプタ120とを独立
して用意し、互いに離れた位置に別々に設置することが
できる。
【0032】広域網アダプタ120は、LAN接続部1
600と、広域網終端部1200と、装置管理部130
0−2と、保守管理用表示装置1500−2とから構成
されている。これら広域網終端部1200、装置管理部
1300−2、保守管理用表示装置1500は、図3に
示したものと同等の機能を持つものである。なお、図で
は、LANアダプタ100側にも保守管理用表示装置1
500−1が設けられているが、保守管理用表示装置は
LANアダプタ側、広域網アダプタ側の何れか一方に設
けてもよいし、それを全く含まない構成としても構わな
い。保守管理用表示装置1300を省略した場合には、
何れかのLAN端末910に保守管理用表示装置として
の機能をもたせればよい。
【0033】LAN終端部1100−1は、LAN11
10−1からパケットを受信すると、受信パケットのI
Pアドレスに基づいて送信先を判断する。もし、それが
広域網に転送すべきパケットであれば、パケットは、広
域網アダプタ120に接続されたLAN終端部1100
−iに送られる。LAN終端部1100−iは、受け取
ったパケットに、LAN終端部1100−iに与じめ登
録済みの宛先IP−宛先MACアドレス対応テーブルを
参照し、宛先IPアドレスから宛先MACアドレスを求
め、LANパケットを組み立て、広域網アダプタ120
に接続するLAN1110−iに送出する。LAN終端
部1100−iで行う処理は、LANに直接接続された
LAN終端部1100−2で行う処理と同一であり、そ
の詳細については、例えば、IETF(Internet Engin
eering Task Force)発行のアール・エフ・シー(RF
C:Request For Comments)1009・リクワイアメン
ト・フォー・インターネット・ゲートウェイズ(Requir
ement for Internet Gateways)に規定されているため、
本明細書での詳細説明は省略する。
【0034】本発明では、上述したように、LANと広
域網との接続装置100を、既存のLAN相互接続装置
と同機能をもつLAアダプタ110と広域網アダプタ1
20とで構成し、上記両アダプタをLANインターフェ
イス、およびLAN1110−iで接続する構成として
いるため、これらアダプタを互いに離れた位置に設置す
ることができる。
【0035】図6は、LAN接続部1600の詳細な構
成の1例を示す。LAN1110−iから入力されたL
ANパケットはMAC終端部1610で受信され、LA
N接続部の内部バス1660を介して、ワークメモリ1
670に形成された受信バッファ1672に格納され
る。受信バッファ1672に格納されたパケット200
0は、その後、CPU1620によって読み出され、ワ
ークメモリ1670内に用意されたアドレス管理テーブ
ル1673と、上記受信パケット2000の宛先IPア
ドレス2310、または宛先MACアドレス2110に
基づいて、CLNAPアドレス3210、VPI411
0、VCI4120、その他のコネクション固有のパラ
メータが検索される。これらの検索パラメータとパケッ
トは、DMAC1640により、内部バス1660、バ
スインタフェース1650、内部バス1400を介し
て、広域網終端部1200に転送される。
【0036】アドレス管理テーブル1673は、例え
ば、図7に示すように、IPアドレスフィールド600
と、MACアドレスフィールド610と、CLNAPフ
ィールド620と、VPIフィールド630と、VCI
フィールド640と、その他のコネクション固有のパラ
メータフィールド650とからなる。なお、ここで言う
コネクション固有パラメータとは、例えば、通信の品質
クラスや、チェックすべき最大PDU長等を指す。
【0037】次に、上記LAN接続部1600で受信さ
れたパケットが同報パケットの場合の処理について説明
する。
【0038】LAN接続部1600は、ワークメモリ1
670内に、図8に示す同報パケット送出判定テーブル
1674(図8)を有し、広域網に送出すべき同報パケ
ットについて、少なくともMACアドレス611と、I
Pアドレス601と、パケット種別661とを記憶して
いる。この記憶(登録)は、例えば、保守管理用表示装
置1500−2からの操作によって行なわれる。上記テ
ーブル1674には、上記項目毎に個別の値を登録して
おいてもよいし、判定条件となるマスク・ビットパター
ンを登録してもよい。
【0039】図9は、LAN1100−iから同報パケ
ットを受信した場合に、LAN接続部1600のCPU
1620が実行する処理のフローチャートを示す。CP
U1620は、受信した同報パケットと同報パケット送
出判定テーブル1674(図8)との間で、宛先MAC
アドレスの比較(ステップ970)、宛先IPアドレス
の比較(ステップ972)、パケット種別の比較(ステ
ップ974)、その他の項目の比較(ステップ976)
を行い、全ての項目がテーブルの登録データと一致した
場合は、パケットの複製(複写処理)を行う(ステップ
978)。上記何れかの項目で不一致があった場合は、
受信した同報パケットを廃棄する(980)。
【0040】上記複写処理978では、アドレス管理テ
ーブル1673に登録されているVPI・VCIの異な
るコネクション数だけ、アドレス管理テーブル1673
から検索したパラメータをパケットと共に広域網終端部
に転送する動作を繰り返す。この方式によれば、同報パ
ケット送出判定テーブル1675を利用して同報パケッ
トの複写処理の要否判断が行われるているため、例え
ば、新しい応用プログラムの導入などの理由で、同報パ
ケットの広域網への送出条件が変更された場合でも、テ
ーブルを書き換えるだけ条件変更に迅速に対応できる。
【0041】広域網終端部1200は、LAN接続部1
600から受信したパラメータとパケットとから、CP
CS−PDU3000を組み立て、これを固定長のブロ
ックにセグメンティングし、上記受信パラメータの1部
であるVPI・VCI値を付加した形のATMセル40
00として、広域網回線1210へ送出する。広域網終
端部1200の構成については、例えば、電子情報通信
学会技術報告IN91−46、「ア・ラン・ターミナル
アダプター・フォー・ブロードバンドアイエスディーエ
ヌ(A LAN Terminal Adapter for Broadband ISDN)」に
一例が示されているため、本明細書での詳細説明は省略
する。
【0042】上記とは逆に、広域網回線1210からA
TMセルが受信されると、広域網終端部1200でVP
I・VCI毎にメッセージの組み立て処理を行い、CP
CS−PDUの組み立て・検証を行った後、図5のCL
NAP−SDU3400に相当する部分を、LAN接続
部1600のDMAC1640によって、内部バス14
00、バスインタフェース1650、LAN接続部内部
バス1660を介して、LAN接続部1600に転送
し、ワークメモリ1670内の送信バッファ1671に
格納する。この後、CPU1620によって、ワークメ
モリ1670内のIP−MACアドレス対応テーブル1
675を参照して、宛先IPアドレス2310(最終目
的装置であるLAN端末のアドレス)に対応したLAN
終端部のMACアドレスを選び、これをCLNAP−S
DUの先頭に宛先MACアドレスとして付加した形で、
MAC終端部1610を介して、LAN1110−iに
送出する。IP−MACアドレス対応テーブル1675
は、例えば、図10のようになっている。
【0043】LAN終端部1100−iは、LAN11
10−iから受信したLAN接続部1600の送信パケ
ット(LANパケット)を、LAN端末からの受信パケ
ットと同様に処理し、内部バス1400を介して宛先の
LAN終端部1100へ転送する。宛先のLAN終端部
1100は、上記LANパケットを、他のLAN端末に
接続されているLAN終端部1100からのLANパケ
ットと同様に処理し、LAN1110を介して、LAN
端末910に送出する。
【0044】上述したLAN接続部1600と、LAN
アダプタ110のLAN終端部1100との機能上の相
違点は、LAN終端部1100がネットワーク・レイヤ
のプロトコル処理を全て行うのに対し、LAN接続部1
600は、アドレスによるVPI、VCI等のパラメー
タの付与(振り分け)しか行わないと言う点である。L
AN接続部1600では行わず、LAN終端部1100
では行うプロトコル処理の1例として、ネットワーク・
レイヤでのセグメンティング・アセンブリ処理や、一般
にICMP(Internet Control Message Protocol)と呼
ばれているネットワーク・レイヤの制御メッセージの処
理が挙げられる。
【0045】LANアダプタ110内の各LAN終端部
1100−iが、LAN接続部1600宛のパケットの
宛先MACアドレスを知る方法として、上述した(1)
保守管理用表示装置等の外部装置から、LAN接続部1
600のMACアドレスを登録することによって、LA
N終端部1100−i内にIPとMACアドレスとの対
応テーブル(形式は図10)を作成する方式。の他に、
例えば、(2)LAN終端部1100−iが、ARP
(Address Resolution Protocol)を用いて、LAN接続
部1600に問い合わせを行うことによって、LAN終
端部1100−i内にIPとMACとのアドレス対応テ
ーブル(形式は図10)を作成する方式。がある。本発
明では、上記(1)、(2)の何れを用いてもよい。
【0046】なお、LAN終端部1100−i内に設け
るIP−MACアドレス対応テーブルは、LAN接続部
1600内にあるIP−MACアドレス対応テーブル1
675と同一のテーブル形式とすることができ、登録さ
れるアドレスの持ち主が、一方はLAN接続部、他方は
LAN終端部となっている点で相違する。
【0047】ARPに関しては、IETFの標準とし
て、アール・エフ・シー(RFC)826に規定されて
いる。また、これに関して、ダグラス・イー・カマー(D
ouglasE. Comer)著の「インターワーキング ウィズ
ティーシーピー/アイピー セカンドエディション(Int
erworking with TCP/IP, Second Edition)」のボリュー
ム1(Volume 1)、5章に記述されている。以下、本実施
例でのARPによる宛先MACアドレスの取得手順につ
いて説明する。
【0048】LAN終端部1100−iは、装置の立ち
上げ直後は、LAN接続部1600に送るべきパケット
を受信しても、その宛先となるLAN接続部1600の
MACアドレス値が判らない。すなわち、LAN終端部
1100−iのIP−MACアドレス対応テーブルは空
の状態となっている。この場合、LAN終端部1100
−iは、受信パケットのIPアドレスを内容として、こ
れと対応するMACアドレスを問い合わせるための「A
RP要求パケット」をLAN1100−iに放送する。
【0049】上記ARP要求パケットを受信したLAN
接続部1600は、もし、対応するMACアドレスがL
AN接続部内のアドレス管理テーブル1673(形式は
図7)に登録してあれば、そのMACアドレスを通知す
るための「ARP応答パケット」を組み立て、これをL
AN終端部1100−i宛に送出する。
【0050】上記ARP応答パケットを受信したLAN
終端部1100−iは、応答パケットで示されたMAC
アドレスにから、図10の形式でIP−MACアドレス
対応テーブルを作成する。LAN終端部1100−i
は、その後に到着する同一IPアドレスのパケットにつ
いては、LAN終端部にある上記アドレス対応テーブル
を参照することにより、ARP要求パケットを送出する
こと無く、宛先MACアドレスの付与が可能となる。
【0051】このように、LAN特有のARPに関して
も、LAN接続部1600にIP−MAC対応テーブル
を設け、LANアダプタ110からのARP要求パケッ
トに応答させることにより、既存のLAN相互接続装置
に変更を加える事なく、LANアダプタ110として機
能させることができる。本発明によれば、広域網アダプ
タのみ用意すれば、既設置のLAN相互接続装置に回路
的な変更を加えることなく、新たな広域網接続を収容す
ることができる。
【0052】〔実施例2〕通常の場合、LANと接続さ
れるLANインタフェースには唯一つのMACアドレス
が割り付けられるが、以下に説明するように、LAN接
続部1600に複数のMACアドレスを付与するように
してもよい。
【0053】図11は、図1に示した広域網アダプタ1
20のうち、実施例2の説明に必要な部分のみを示して
ある。図において、広域網アダプタ120のLAN接続
部1600から見た接続装置100−2へのコネクショ
ン930−1と、他の接続装置100−3へのコネクシ
ョン930−2に対して、それぞれMACアドレス92
0−1と920−2をLAN接続部1600に割り当て
る。これらのMACアドレス920−1、920−2
は、広域網990を介して接続装置100−2と100
−3に仮想的に割り当てられたMACアドレスと見なす
こともできる。このような仮想的なMACアドレスにつ
いては、例えば、特開平3−148940号で提案され
た「LANとISDNとの相互接続方式」において記述
されている。
【0054】このように、LAN接続部1600に複数
のMACアドレスを割り当てた場合、本発明では、LA
N接続部1600の内部に、図7の形式をもつアドレス
管理テーブル1673を置き、LAN接続部1600と
LAN終端部1100−iを次のように動作させる。
【0055】LAN接続部1600は、LAN終端部1
100−iから送出されたARP要求パケットを受信す
ると、アドレス管理テーブル1673から、上記ARP
要求パケット中の宛先IPアドレスと対応する仮想MA
Cアドレスを求め、これをARP応答として返送する。
LAN終端部1100−iでは、上記ARP応答を受信
すると、図10の形式をもつIP−MACアドレス対応
テーブルを作成する。以後は、このテーブルを参照して
宛先MACアドレスを得、LAN接続部1600へのパ
ケットの作成と、送出動作を行う。LAN接続部160
0では、アドレス管理テーブル1673と受信パケット
の宛先アドレスによって処理を行う。この場合、受信パ
ケットで使用される宛先アドレスは、IPアドレスでも
MACアドレスでもよい。
【0056】宛先としてMACアドレスを使用すると、
MACレイヤ迄しか終端しないLAN接続部1600
に、パケットのIPアドレスにより処理を行わせると言
うプロトコル階層概念上の混乱を防ぐことができる。ま
た、MACアドレスは、広域網アダプタ120の製造業
者が、IEEEの許可を得て、世界で唯一になるような
固有値を割り当てることができるため、IEEEに許可
された範囲で、例えば上位44ビットを共通にして下位
4ビットを変えることによって、16種類の連続したM
ACアドレスを得られる。このように規則的、連続的に
得られたMACアドレスをLAN接続部に割り当てる
と、LAN接続部のアドレス管理テーブル1673の
「MACアドレス」フィールド長を短くすることがで
き、LAN接続部で行う受信パケットのMACアドレス
チェック処理や、アドレス管理テーブル1673の検索
処理の所要時間を短縮することができる。
【0057】以上の実施例ではARP処理を適用した
が、LAN終端部1100−iに予め登録しておく方式
でも同様の効果を得ることができる。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の構成によれば、LANと広域網との接続装置を広域網
の終端装置と離間して設置することができるため、接続
装置の設置場所の選択自由度を広げることができる。ま
た、既で設置されているLAN接続装置に対して、新た
な広域網インタフェースによるアダプタを容易に接続す
ることができるため、新規ネットワークへの加入を安
価、かつ迅速に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による接続装置の構成の1例を示す図。
【図2】本発明の適用対象となる網構成の1例を示す
図。
【図3】従来の接続装置の構成の1例を示す図。
【図4】LANにおけるパケットフォーマットの1例を
示す図。
【図5】LANパケットと広帯域ISDNのセルとの関
係を示す図。
【図6】図1におけるLAN接続部1600の詳細構成
の1例を示す図。
【図7】図6におけるアドレス管理テーブル1673の
構成例を示す図。
【図8】図6における同報パケット送出判定テーブル1
674の構成例を示す図。
【図9】LAN接続部1600で行なう同報パケット送
出判定処理のフローチャート。
【図10】図6におけるIP−MACアドレス対応テー
ブル1675の構成例を示す図。
【図11】図1における広域網アダプタ120の他の実
施例を示す図。
【符号の説明】
100…LAN−広域網接続装置、110…LANアダ
プタ、120…広域網アダプタ、1100…LAN終端
部、1110…LAN、1600…LAN接続部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 俊光 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】LANを収容するためのLANアダプタ部
    と、広域網を収容するための広域網アダプタ部とからな
    り、上記両アダプタ部をLANインターフェイスを介し
    て接続したことを特徴とするLANと広域網との接続装
    置。
  2. 【請求項2】前記LANアダプタ部が、LANインター
    フェイスを介して収容されたLANの送受信データにつ
    いてレイヤ3ルーティング・プロトコル処理を行い、前
    記広域網アダプタ部が、LANおよび上位プロトコルと
    広域網プロトコル間の変換および広域網インタフェース
    への変換を行うことを特徴とする請求項1に記載のLA
    Nと広域網との接続装置。
  3. 【請求項3】LANを収容するためのLANアダプタ部
    と、広域網を収容するための広域網アダプタ部とからな
    り、上記両アダプタ部をLANインターフェイスを介し
    て接続した接続装置において、該接続装置に接続されて
    いるLAN端末のネットワークアドレスと上記広域網を
    介して対向する他のLAN−広域網接続装置に付与され
    た仮想的なMACアドレスとの対応関係を上記広域網ア
    ダプタ部に保持しておき、上記広域網アダプタ部が、上
    記LANアダプタ部から送出された宛先LAN端末MA
    Cアドレスの問い合わせパケットに対して、上記アドレ
    スの対応関係を応答するようにしたことを特徴とするL
    ANと広域網との接続方法。
  4. 【請求項4】LANを収容するためのLANアダプタ部
    と、広域網を収容するための広域網アダプタ部とからな
    り、上記両アダプタ部をLANインターフェイスを介し
    て接続した接続装置において、広域網を介して対向する
    他の接続装置に仮想的にLANのMACアドレスを付与
    しておき、上記LANアダプタ部が、上記他の接続装置
    に収容されたLAN端末宛のパケットを受信した時、該
    他の接続装置に付与された仮想的なMACアドレスを宛
    先MACアドレスとして、上記受信パケットを上記LA
    Nインターフェイスを介して上記広域網アダプタ部に送
    出し、上記広域網アダプタ部が、上記LANアダプタ部
    から受信したパケットの宛先MACアドレスに基づい
    て、上記他の接続装置宛のコネクションを選択するよう
    にしたことを特徴とするLANと広域網との接続方法。
  5. 【請求項5】LANを収容するためのLANアダプタ部
    と、広域網を収容するための広域網アダプタ部とからな
    り、上記両アダプタ部をLANインターフェイスを介し
    て接続した接続装置において、上記広域網アダプタ部
    が、少なくともMACアドレスと、ネットワークアドレ
    スと、パケット種別の一部または全部との関係を示すテ
    ーブル手段と、受信パケットを複写するための手段とを
    有し、上記広域網アダプタ部が、上記LANアダプタ部
    から受信したパケットのMACアドレス、ネットワーク
    アドレス、パケット種別を上記テーブル手段に記憶され
    たデータと比較し、一致した場合に上記受信パケットを
    複写し、接続済みのコネクションの全てまたは一部に送
    出するようにしたことを特徴とするLANと広域網との
    接続方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08204746A (ja) * 1995-01-26 1996-08-09 Nec Corp Lan間接続ルータ
JP2004193941A (ja) * 2002-12-11 2004-07-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 任意視点画像伝送方法及びその実施装置並びにその処理プログラムと記録媒体
JP2015534388A (ja) * 2012-09-29 2015-11-26 アルカテル−ルーセント 仮想プライベートlanサービスに基づくエッジルータ

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