JPH06125874A - 視線検出装置 - Google Patents

視線検出装置

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JPH06125874A
JPH06125874A JP4278723A JP27872392A JPH06125874A JP H06125874 A JPH06125874 A JP H06125874A JP 4278723 A JP4278723 A JP 4278723A JP 27872392 A JP27872392 A JP 27872392A JP H06125874 A JPH06125874 A JP H06125874A
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Akira Akashi
彰 明石
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2213/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B2213/02Viewfinders
    • G03B2213/025Sightline detection

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  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 観察者の注視点を検出するにあたりメガネ等
の原因によって生じるゴーストによる誤検出を軽減する
こと。 【構成】 観察者の眼球を照明する手段と、観察者の眼
球像から瞳孔部を検出する手段と、観察者の眼球像から
角膜反射像を検出する手段と、該検出手段により得られ
た複数の角膜反射像からある角膜反射像を選択する手段
と、前記瞳孔と選択された角膜反射像の位置関係から観
察者の視線を検出する手段とを有する視線検出装置であ
って、検出された視線の結果が正常か否かを判別する手
段と、判別手段の結果に応じて角膜反射像を再選択する
手段を具備すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は視線検出手段を有した光
学装置に関し、特に撮影系による被写体像が形成されて
いる観察面(ピント面)上のファインダー系を介して観
察者(撮影者)が観察している注視点方向の軸、いわゆ
る視線(視軸)を、観察者の眼球面上を照明したときに
得られる眼球の反射像を利用して検出し、各種の撮影操
作を行うようにした視線検出手段を有した光学装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より観察者が観察面上のどの位置を
観察しているかを検出する、いわゆる視線(視軸)を検
出する装置(例えばアイカメラ)が種々提案されてい
る。
【0003】例えば特開平1−274736号公報にお
いては、光源からの平行光束を観察者の眼球の前眼部へ
投射し、角膜からの反射光による角膜反射像と瞳孔の結
像位置を利用して視軸を求めている。
【0004】図10は視線検出方法の原理説明図であ
る。
【0005】図1(A)は図10のイメージセンサ14
面上に投影されるごく通常の場合の眼球像であり、
(B)の60はライン(I)−(I)′での像信号出力
を示している。
【0006】図中50は眼球のいわゆる白目の部分、5
1は瞳孔を表わし、52a,52bは眼球照明光源の角
膜反射像を表わしている。
【0007】図2はメガネをかけた撮影者での眼球像例
である。(52a,52b)は角膜反射像、(53a,
53b),(54a,54b)はメガネによる光源のゴ
ースト像を表わしている。
【0008】次に図10、図1(A),(B)を用いて
視線検出方法について説明する。各赤外発光ダイオード
13a、13bは受光レンズ12の光軸アに対してZ方
向に略対称に配置され、各々撮影者の眼球を発散照明し
ている。
【0009】赤外発光ダイオード13bより放射された
赤外光は眼球15の角膜16を照明する。このとき角膜
16の表面で反射した赤外光の一部による角膜反射像d
は受光レンズ12により集光されイメージセンサー14
上の位置d′に再結像する。
【0010】同様に赤外発光ダイオード13aより放射
された赤外光は眼球の角膜16を照明する。このとき角
膜16の表面で反射した赤外光の一部による角膜反射像
eは受光レンズ12により集光されイメージセンサー1
4上の位置e′に再結像する。
【0011】又、虹彩17の端部a,bからの光束は受
光レンズ12を介してイメージセンサー14上の位置
a′,b′に該端部a,bの像を結像する。受光レンズ
12の光軸(光軸ア)に対する眼球15の光軸イの回転
角θが小さい場合、虹彩17の端部a,bのZ座標をZ
a,Zbとすると、瞳孔19の中心位置cの座標Zcは Zc≒(Za+Zb)/2 と表わされる。
【0012】又、角膜反射像d及びeの中点のZ座標と
角膜16の曲率中心OのZ座標Zoとは一致するため、
角膜反射像の発生位置d,eのZ座標をZd,Ze、角
膜16の曲率中心Oから瞳孔19の中心Cまでの標準的
な距離をLOCとし、距離LOCに対する個人差を考慮する
係数をAlとすると眼球光軸イの回転角θは (Al*LOC)*sinθ≒Zc−(Zd+Ze)/2・・・(1) の関係式を略満足する。このため視線演算処理装置にお
いて図27(B)のごとくイメージセンサー上の一部に
投影された各特徴点(角膜反射像d,e及び虹彩の端部
a,b)の位置を検出することにより眼球の光軸イの回
転角θを求めることができる。このとき(1)式は、 β(Al*LOC)*sinθ≒(Za′+Zb′)/2 −(Zd′+Ze′)/2・・・(2) とかきかえられる。但し、βは受光レンズ12に対する
眼球の位置により決まる倍率で、実質的には角膜反射像
の間隔|Zd′−Ze′|の関数として求められる。眼
球15の回転角θは θ≒ARCSIN{(Zc′−Zf′)/β/(Al*LOC)}・・(3) とかきかえらえる。但し Zc′≒(Za′+Zb′)/2 Zf′≒(Zd′+Ze′)/2 である。ところで撮影者の眼球の光軸イとは一致しない
為、撮影者の眼球の光軸イの水平方向の回転角θが算出
されると眼球の光軸と視軸との角度補正δをすることに
より撮影者の水平方向の視線θHは求められる。眼球の
光軸イと視軸との補正角度δに対する個人差を考慮する
係数をB1とすると撮影者の水平方向の視線θHは θH=θ±(B1*δ)・・・(4) と求められる。ここで符号±は、撮影者に関して右への
回転角を正とすると、観察装置をのぞく撮影者の目が左
目の場合は+、右目の場合は−の符号が選択される。
【0013】又、同図においては撮影者の眼球がZ−X
平面(例えば水平面)内で回転する例を示しているが、
撮影者の眼球がX−Y平面(例えば垂直面)内で回転す
る場合においても同様に検出可能である。ただし、撮影
者の視線の垂直方向の成分は眼球の光軸の垂直方向の成
分θ′と一致するため垂直方向の視線θVは θV=θ′ となる。更に視線データθH,θVより撮影者が見てい
るファインダー視野内のピント板上の位置(Zn,Y
n)は Zn≒m*θH ≒m*[ARCSIN{(Zc′−Zf′)/β/(Al*LOC)} ±(B1*δ)] ・・・(5) Yn≒m*θV と求められる。ただし、mはカメラのファインダー光学
系で決まる定数である。
【0014】ここで撮影者の眼球の個人差を補正する係
数Al,B1の値は撮影者にカメラのファインダー内の
所定の位置に配設された指標を固視してもらい、該指標
の位置と(5)式に従い算出された固視点の位置とを一
致させることにより求められる。
【0015】本実施例における撮影者の視線及び注視点
を求める演算は、前記各式に基づき視線演算処理装置の
マイクロコンピュータのソフトで実行している。
【0016】視線の個人差を補正する係数が求まり
(5)式を用いてカメラのファインダーを覗く観察者の
視線のピント板上の位置を算出し、その視線情報を撮影
レンズの焦点調節あるいは露出制御等に利用している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、撮影
者の視線方向/座標は、照明用の赤外発光ダイオード
(以下「IRED」と称する)の角膜反射像(「プルキ
ニエ像」、以下「P像」と称する)と、眼球像中の瞳孔
の位置関係から算出することができる。この具体的な検
出方式は本出願人による特願平3−121098号に開
示されている。
【0018】P像はIREDの角膜反射像であるから、
眼球像全体の中では輝度が高く、またその像はIRED
のチップ発光面の反射像であるから、その大きさも極く
小さいものである。従って、その特徴を利用すれば眼球
像信号からP像を抽出することができる。具体的には、
眼球像信号中のある画素の輝度値が所定値以上あり、か
つその画素と周辺の画素の輝度差が所定以上ある場合
に、その画素(あるいはその画素を含めた周辺画素領
域)をP像の候補とするようにしている。
【0019】さらに、カメラと眼球の距離を検出するた
めにIREDは2個1組で点灯し、P像はペアで用いる
ようにしているから、P像ペアの候補が複数あるときに
は、適切な間隔を持つP像ペアを選択するようにしてい
る。
【0020】図1のように、高輝度部分が図中(52
a,52b)の1組しかない場合には、先に述べた条件
でもって、この高輝度部分が正しいP像であることが容
易に検出できる。
【0021】ところが、図2のように高輝度部分が複数
組ある場合には、前述の条件だけでは正しいP像を誤選
択してしまう場合がしばしば起こり、視線検出にとって
非常に都合は悪い。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
の解決を目的とする。
【0023】即ち、最初に選択されたP像ペアに基づい
て算出した視線の結果が明らかに正常でないときに、図
2のように候補となるP像ペアがさらにある場合には、
別のP像ペアを用いて視線の算出を試みることによっ
て、正しいP像の選択を可能にしようとするものであ
る。
【0024】そして具体的には、観察者の眼球を照明す
る手段と、観察者の眼球像から瞳孔部を検出する手段
と、観察者の眼球像から角膜反射像を検出する手段と、
該検出手段により得られた複数の角膜反射像からある角
膜反射像を選択する手段と、前記瞳孔と選択された角膜
反射像の位置関係から観察者の視線を検出する手段とを
有する視線検出装置であって、検出された視線の結果が
正常か否かを判別する手段と、判別手段の結果に応じて
角膜反射像を再選択する手段とを具備することにある。
【0025】
【実施例】図3は本発明を一眼レフカメラに適用したと
きの実施例1の要部概略図を示す。
【0026】各図において、1は撮影レンズで便宜上2
枚のレンズで示したが、実際はさらに多数のレンズから
構成されている。2は主ミラーで、ファインダー系によ
る被写体像の観察状態と被写体像の撮影状態に応じて撮
影光路へ斜接されあるいは退去される。3はサブミラー
で、主ミラー2を透過した光束をカメラボディの下方の
後述する焦点検出装置6へ向けて反射する。
【0027】4はシャッター、5は感光部材で、銀塩フ
ィルムあるいはCCDやMOS型等の固体撮像素子ある
いはビディコン等の撮像管より成っている。
【0028】6は焦点検出装置であり、結像面近傍に配
置されたフィールドレンズ6a,反射ミラー6b及び6
c,2次結像レンズ6d,絞り6e,複数のCCDから
なるラインセンサー6f等から構成されている。
【0029】本実施例における焦点検出装置6は周知の
位相差方式を用いており、図4に示すように観察画面内
(ファインダー視野内)の複数の領域(5箇所)を測距
点として、該測距点が焦点検出可能となるように構成さ
れている。
【0030】7は撮影レンズ1の予定結像面に配置され
たピント板、8はファインダー光路変更用のペンタプリ
ズム、9,10は各々観察画面内の被写体輝度を測定す
るための結像レンズと測光センサーである。結像レンズ
9はペンタダハプリズム8内の反射光路を介してピント
板7と測光センサー10を共役に関係付けている。
【0031】次にペンタダハプリズム8の射出面後方に
は光分割器11aを備えた接眼レンズ11が配され、撮
影者眼15によるピント板7の観察に使用される。光分
割器11aは、例えば可視光を透過し赤外光を反射する
ダイクロイックミラーより成っている。
【0032】12は受光レンズ、14はCCD等の光電
素子列を2次元的に配したイメージセンサーで受光レン
ズ12に関して所定の位置にある撮影者眼15の瞳孔近
傍と共役になるように配置されている。13a〜13f
は各々照明光源であるところの赤外発光ダイオードであ
る。
【0033】21は明るい被写体の中でも視認できる高
輝度のスーパーインポーズ用LEDで、発光された光は
投光用プリズム22を介し、主ミラー2で反射してピン
ト板7の表示部に設けた微小プリズムアレー7aで垂直
方向に曲げられ、ペンタプリズム8、接眼レンズ11を
通って撮影者眼15に達する。
【0034】そこでピント板7の焦点検出領域に対応す
る複数の位置(測距点)にこの微小プリズムアレイ7a
を枠状に形成し、これを各々に対応した5つのスーパー
インポーズ用LED21(各々をLED−L1,LED
−L2,LED−C,LED−R1,LED−R2とす
る)によって照明する。
【0035】これによって図3に示したファインダー視
野から分かるように、各々の測距点マーク200,20
1,202,203,204がファインダー視野内で光
り、焦点検出領域(測距点)を表示させることができる
ものである(以下これをスーパーインポーズ表示とい
う)。
【0036】23はファインダー視野領域を形成する視
野マスク。24はファインダー視野外に撮影情報を表示
するためのファインダー内LCDで、照明用LED(F
−LED)25によって照明されている。
【0037】LCD24を透過した光は三角プリズム2
6によってファインダー視野内に導かれ、図4の207
で示したようにファインダー視野外に表示され、撮影者
は撮影情報を知ることができる。
【0038】31は撮影レンズ1内に設けた絞り、32
は後述する絞り駆動回路111を含む絞り駆動装置、3
3はレンズ駆動用モーター、34は駆動ギヤ等からなる
レンズ駆動部材、35はフォトカプラーでレンズ駆動部
材34に連動するパルス板36の回転を検知してレンズ
焦点調節回路110に伝えている。焦点調節回路110
は、この情報とカメラ側からのレンズ駆動量の情報に基
づいてレンズ駆動用モーターを所定量駆動させ、撮影レ
ンズ1を合焦位置に移動させるようになっている。37
は公知のカメラとレンズとのインターフェイスとなるマ
ウント接点である。
【0039】図5は本発明のカメラに内蔵された電気回
路図の説明図である。図3と同一のものは同一番号をつ
けている。
【0040】カメラ本体に内蔵されたマイクロコンピュ
ータの中央処理装置(以下CPU)100には視線検出
回路101、測光回路102、自動焦点検出回路10
3、信号入力回路104、LCD駆動回路105、LE
D駆動回路106、IRED駆動回路107、シャッタ
ー制御回路108、モーター制御回路109が接続され
ている。又、撮影レンズ内に配置された焦点調節回路1
10、絞り駆動回路111とは図3で示したマウント接
点37を介して信号の伝達がなされる。
【0041】CPU100に付随したEEPROM10
0aは記憶手段としての視線の個人差を補正する視線補
正データの記憶機能を有している。
【0042】視線検出回路101は、イメージセンサー
14(CCD−EYE)からの眼球像の出力をA/D変
換し、この像情報をCPU100に送信する。CPU1
00は後述するように視線検出に必要な眼球像の各特徴
点を所定のアルゴリズムに従って抽出し、さらに各特徴
点の位置から撮影者の視線を算出する。
【0043】測光回路102は測光センサー10からの
出力を増幅後、対数圧縮、A/D変換し、各センサーの
輝度情報としてCPU100に送られる。測光センサー
10は図4に示したファインダー視野内の左側測距点2
00,201を含む左領域210を測光するSPC−L
と中央の測距点202を含む中央領域211を測光する
SPC−Cと右側の測距点203,204を含む右側領
域212を測光するSPC−Rとこれらの周辺領域21
3を測光するSPC−Aとの4つの領域を測光するフォ
トダイオードから構成されている。
【0044】図5のラインセンサー6fは前述の図4に
示すように画面内の5つの測距点200〜204に対応
した5組のラインセンサーCCD−L2,CCD−L
1,CCD−C,CCD−R1,CCD−R2から構成
される公知のCCDラインセンサーである。
【0045】自動焦点検出回路103は、これらライン
センサー6fから得た電圧をA/D変換し、CPU10
0に送る。SW−1はレリーズ釦41の第一ストローク
でONし、測光、AF、視線検出動作等を開始するスイ
ッチ、SW−2はレリーズ釦の第二ストロークでONす
るレリーズスイッチ、SW−AELはAEロック釦43
を押すことによってONするAEロックスイッチ、SW
−DIAL1とSW−DIAL2は、不図示の電子ダイ
ヤル内に設けたダイヤルスイッチで信号入力回路104
のアップダウンカウンターに入力され、電子ダイヤルの
回転クリック量をカウントする。
【0046】105は液晶表示素子LCDを表示駆動さ
せるための公知のLCD駆動回路で、CPU100から
の信号に従い絞り値、シャッター秒時、設定した撮影モ
ード等の表示をモニター用LCD42とファインダー内
LCD24の両方に同時に表示させることができる。L
ED駆動回路106は照明用LED(F−LED)25
とスーパーインポーズ用LED21を点灯、点滅制御す
る。IRED駆動回路107は赤外発光ダイオード(I
RED1〜6)13a〜13fを状況に応じて選択的に
点灯させる。
【0047】シャッター制御回路108は通電すると先
幕を走行させるマグネットMG−1と、後幕を走行させ
るマグネットMG−2を制御し、感光部材に所定光量を
露光させる。モーター制御回路109はフィルムの巻き
上げ、巻戻しを行なうモーターM1と主ミラー2及びシ
ャッター4のチャージを行なうモーターM2を制御する
ためのものである。これらシャッター制御回路108、
モーター制御回路109によって一連のカメラのレリー
ズシーケンスが動作する。
【0048】次に、視線検出装置を有したカメラの動作
のフローチャートを図6に示し、これらをもとに以下説
明する。
【0049】不図示のモードダイヤルを回転させてカメ
ラを不作動状態から所定の撮影モードに設定すると(本
実施例ではシャッター優先AEに設定された場合をもと
に説明する)カメラの電源がONされ(#100)、C
PU100の視線検出に使われる変数がリセットされ
る。
【0050】そしてカメラはレリーズ釦41が押し込ま
れてスイッチSW1がONされるまで待機する(#10
2)。レリーズ釦41が押し込まれスイッチSW1がO
Nされたことを信号入力回路104が検知すると、CP
U100は視線検出回路101に確認する(#10
3)。
【0051】この時、視線禁止モードに設定されていた
ら、視線検出は実行せずにすなわち視線情報を用いずに
測距点自動選択サブルーチン(#116)によって特定
の測距点を選択する。この測距点において自動焦点検出
回路103は焦点検出動作を行なう(#107)。
【0052】このように視線情報を用いずに測距点選択
を行う撮影モード(視線禁止自動焦点撮影モード)と視
線情報を用いて測距点選択を行う撮影モード(視線自動
焦点撮影モード)の両方を備え、視線禁止モードに設定
するかどうかで撮影者が任意に選択できるようになって
いる。
【0053】尚、測距点自動選択のアルゴリズムとして
はいくつかの方法が考えられるが、中央測距点に重み付
けを置いた近点優先アルゴリズムが有効であり、ここで
は本発明に直接関係がないので説明は省略する。
【0054】そして視線検出モードに設定されている場
合には視線検出を実行する(#104)。この時LED
駆動回路106は照明用LED(F−LED)25を点
灯させ、LCD駆動回路105はファインダー内LCD
24の視線入力マーク78を点灯させ、ファインダー画
面外207で撮影者はカメラが視線検出を行なっている
状態であることを確認することができるようになってい
る。
【0055】ここで視線検出回路101において検出さ
れた視線はピント板7上の注視点座標に変換される。C
PU100は該注視点座標に近接した測距点を選択し、
LED駆動回路106に信号を送信してスーパーインポ
ーズ用LED21を用いて前記測距点マークを点滅表示
させる(#105)。
【0056】撮影者が該撮影者の視線によって選択され
た測距点が表示されたのを見て、その測距点が正しくな
いと認識してレリーズ釦41から手を離しスイッチSW
1をOFFすると(#106)、カメラはスイッチSW
1がONされるまで待機する(#102)。
【0057】このように視線情報によって測距点が選択
されたことをファインダー視野内の測距点マークを点滅
表示させて撮影者に知らせるようになっているので撮影
者は意志どうりに選択されたかどうか確認することがで
きる。
【0058】又、撮影者が視線によって選択された測距
点が表示されたのを見て、引続きスイッチSW1をON
し続けたならば(#106)、自動焦点検出回路103
は検出された視線情報を用いて1つ以上の測距点の焦点
検出を実行する(#107)。
【0059】ここで選択された測距点が測距不能である
かを判定し(#108)、不能であればCPU100は
LCD駆動回路105に信号を送ってファインダー内L
CD24の合焦マークを点滅させ、測距がNG(不能)
であることを撮影者に警告し(#118)、SW1が離
されるまで続ける(#119)。
【0060】測距が可能であり、所定のアルゴリズムで
選択された測距点の焦点調節状態が合焦でなければ(#
109)、CPU100はレンズ焦点調節回路110に
信号を送って所定量撮影レンズ1を駆動させる(#11
7)。レンズ駆動後自動焦点検出回路103は再度焦点
検出を行ない(#107)、撮影レンズ1が合焦してい
るか否かの判定を行なう(#109)。
【0061】所定の測距点において撮影レンズ1が合焦
していたならば、CPU100はLCD駆動回路105
に信号を送ってファインダー内LCD24の合焦マーク
を点灯させるとともに、LED駆動回路106にも信号
を送って合焦している測距点201に合焦表示させる
(#110)。
【0062】この時、前記視線によって選択された測距
点の点滅表示は消灯するが合焦表示される測距点と前記
視線によって選択された測距点とは一致する場合が多い
ので、合焦したことを撮影者に認識させるために合焦測
距点は点灯状態に設定される。合焦した測距点がファイ
ンダー内に表示されたのを撮影者が見て、その測距点が
正しくないと認識してレリーズ釦41から手を離しスイ
ッチSW1をOFFすると(#111)、引続きカメラ
はスイッチSW1がONされるまで待機する(#10
2)。
【0063】又、撮影者が合焦表示された測距点を見
て、引続きスイッチSW1をONし続けたならば(#1
11)、CPU100は測光回路102に信号を送信し
て測光を行なわせる(#112)。この時合焦した測距
点を含む測光領域210〜213に重み付けを行なった
露出値が演算される。
【0064】更にレリーズ釦41が押し込まれてスイッ
チSW2がONされているかどうかの判定を行ない(#
113)、スイッチSW2がOFF状態であれば再びス
イッチSW1の状態の確認を行なう(#111)。又、
スイッチSW2がONされたならばCPU100はシャ
ッター制御回路108、モーター制御回路109、絞り
駆動回路111にそれぞれ信号を送信する。
【0065】まずM2に通電し主ミラー2をアップさ
せ、絞り31を絞り込んだ後、MG1に通電しシャッタ
ー4の先幕を開放する。絞り31の絞り値及びシャッタ
ー4のシャッタースピードは、前記測光回路102にて
検知された露出値とフィルム5の感度から決定される。
所定のシャッター秒時(例えば1/250秒)経過後M
G2に通電し、シャッター4の後幕を閉じる。フィルム
5への露光が終了すると、M2に再度通電し、ミラーダ
ウン、シャッターチャージを行なうとともにM1にも通
電し、フィルムのコマ送りを行ない、一連のシャッター
レリーズシーケンスの動作が終了する(#114)。そ
の後、カメラは再びスイッチSW1がONされるまで待
機する(#102)。
【0066】図7、図8は本発明の視線検出のフローチ
ャートである。
【0067】前述のように視線検出回路101はCPU
100より信号を受け取ると視線検出を実行する(#1
04)。
【0068】先ずCPU100は撮影者の眼を照明する
ための赤外発光ダイオード(IRED)13a〜13f
の内から適切な組み合わせのIREDを選んで点灯する
(#201)。IREDの選択は不図示の姿勢スイッチ
によりカメラが横位置か縦位置か、あるいは撮影者が眼
鏡をかけているか否かによってなされる。
【0069】次にイメージセンサ14を所定の蓄積時間
で電荷蓄積を行う(#202)。蓄積が終了するとそれ
とともにIREDも消灯される(#203)。
【0070】CPU100は蓄積の終了したイメージセ
ンサ14から撮影者の眼球像を読み出すと同時に、逐次
的にP像や瞳孔部の特徴抽出の処理を行う(#20
4)。具体的な方法は本出願人によって特願平3−12
19098号に詳述されているので、ここでの詳細な説
明は省略する。
【0071】さて、眼球像全体の読み出しが終わり、複
数のP像、瞳孔の特徴抽出が完了した後は、これらの情
報に基づいて一組のP像位置を検出する(#205)。
先にも述べたようにP像は眼球照明用IREDの角膜反
射像であるから、像信号中には光強度の強い輝点として
現われるため、その特徴をもって1組のP像を検出し、
その位置(xd′,yd′),(xe′,ye′)を求
めることが出来る。図1に示したような眼球像の場合は
P像らしき輝点は1組しかないのでその検出は容易であ
るが、図2に示したように撮影者のかけている眼鏡に起
因するゴーストが発生している場合には、正しいP像の
ペアを検出することをしばしば失敗することがある。P
像であることを認識するには輝点条件以外にも、ペアと
なすP像間の間隔、あるいは輝点のセンサ上での大きさ
も条件に加えることが望ましい。なぜなら眼鏡によるゴ
ーストは一般に輝点が大きく存在するからである。
【0072】ともかく、一組のP像ペアが(#205)
にて決定できれば、次に瞳孔中心(xe′,ye′)及
び瞳孔径(νc)の検出を行う(#206)。
【0073】撮影者の眼球像の中からP像位置と瞳孔が
検出できれば撮影者の視線方向あるいはファインダ上で
の座標を式(5)から算出することができる(#20
7)。
【0074】図8において、次にCPU100は検出し
た視線の結果が使用可能かどうかの判定を行う(#20
8)。具体的には検出した眼球の回転角が横/縦方向と
もに異常に大きくないかどうかを判定する。撮影者が通
常にファインダをのぞいている限りあまりに大きな回転
角とするはずがないからであり、回転角が所定以上(例
えば20°程度)大きく算出された場合にはP像を誤検
出したおそれがある、と考えるわけである。尚、この判
定基準は、回転角だけでなく注視点が視野座標の内か外
であるかを判定基準としてもよい。
【0075】検出結果がOKならば「視線検出成功」と
見なし(#209)視線検出のルーチンをリターンする
(#210)。
【0076】検出結果が正常でない場合には、P像ペア
を誤選択した可能性があるとして、別のP像ペアがある
かどうかを調べてみる(#211)。図2のような眼球
像の場合、P像のペアとしては、(52a,52b),
(53a,53b),(54a,54b)の3組があ
る。もちろん、正しいP像のペアは(52a,52b)
であり、(53a,53b),(54a,54b)のペ
アは眼鏡によるゴーストである。(52a,52b)の
P像ペアが最初から選択されている場合は正しい検出結
果を与えるが、最初に(53a,53b)のペアが選択
されて視線検出を行うと検出結果が正常でなくなる。そ
こで、図2の例のようにP像ペアの候補が複数あれば他
のP像ペアを選択して(#212)、再度視線検出を試
みる(T1)。
【0077】図1のようにそもそもP像ペアが1組しか
ない場合には仮にそれが正しくないP像ペアであったと
しても、別のペアを選択し直すことは不可能なので、そ
の場合には「視線検出失敗」と見なし(#213)、視
線検出のルーチンをリターンする(#214)。
【0078】以上説明してきた実施例では、最初に選択
したP像ペアに基づいて算出した視線の結果が正常であ
れば、そこで処理を終了し、そうでない場合に別のP像
ペアを再選択するようにし、結果が正常になった時点で
視線検出の処理は終了するようにしている。
【0079】しかし、P像ペアの候補が複数ある場合、
特にメガネによるゴーストが真のP像のごく近傍に存在
している場合では、そのゴーストをP像として視線算出
を行うと程々の結果を呈し、それで処理が終了となって
しまうことも起こり得る。
【0080】そこで、本発明の第2の実施例では、総て
のP像ペア候補で一通り視線の算出を実行し、その結果
の内から最も確からしい結果を採用するような処理方法
を提案している。
【0081】図9に第2の実施例のフローチャートを示
す。
【0082】図7のステップ#207にて視線の算出が
終了すると、ステップ#220へ移行し、すべてのP像
ペア候補について視線算出が終了したかどうかを判定す
る。図1に示したような眼球像の例ではP像ペアは1組
しかないので、1回で計算は終了し、その結果をもって
最終結果とし(#222)、視線計算のルーチンをリタ
ーンする(#223)。
【0083】図2に示したような眼球像の例ではP像ペ
アは3組あることになるので(実際には拡がりの大きい
高輝度領域はゴーストと見なして最初に排斥されて、そ
もそもP像ペア候補に入らないようにすべきであるが、
ここでは説明のため図2の眼球像の例では3組のP像ペ
ア候補があるものとする)、最初に選択したP像ペアで
の視線の結果が仮に良好なものであったとしても、別の
P像ペアを再設定し(#221)、再び視線の算出処理
を行わせる。
【0084】3つのP像ペアでの計算が終了すると、そ
れらの結果の中から最も確からしい視線結果を採用する
(#222)。具体的には各P像ペアでの検出眼球回転
角の内、最も角度の小さい結果を採用するという方法が
現実的である。そして、最終的な視線の結果が採用され
れば視線検出ルーチンをリターンする(#223)。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば選
択されたP像ペアに基づいて算出された視線の検出結果
が明らかに正常でないときに、さらに別のP像の候補が
あれば、そのP像ペアに基づいて再度視線の算出を行う
ことによって、メガネをかけた撮影者の場合にも良好な
視線検出動作を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ごく通常の撮影者の眼球像を示す図
【図2】メガネを装着した撮影者の眼球像を示す図
【図3】本発明を一眼レフカメラに適用した実施例1の
要部概略図
【図4】図3のファインダー視野内の説明図
【図5】本発明に係る光学装置の電気回路図
【図6】図6の動作のフローチャート
【図7】本発明に係る視線検出のフローチャート
【図8】本発明に係る視線検出のフローチャート(第1
の実施例)
【図9】本発明に係る視線検出のフローチャート(第2
の実施例)
【図10】従来の視線検出方法の原理説明図
【符号の説明】
1 撮影レンズ 2 主ミラー 6 焦点検出装置 6f イメージセンサー 7 ピント板 10 測光センサー 11 接眼レンズ 13 赤外発光ダイオード(IRED) 14 イメージセンサー(CCD−EYE) 15 眼球 16 角膜 17 虹彩 21 スーパーインポーズ用LED 24 ファインダー内LCD 25 照明用LED 31 絞り 50 眼球の白目部分 51 眼球の瞳孔部分 100 CPU 101 視線検出回路 103 焦点検出回路 104 信号入力回路 105 LCD駆動回路 106 LED駆動回路 107 IRED駆動回路 11 焦点調節回路 200〜204 測距点マーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観察者の眼球を照明する手段と、 観察者の眼球像から瞳孔部を検出する手段と、 観察者の眼球像から角膜反射像を検出する手段と、該検
    出手段により得られた複数の角膜反射像からある角膜反
    射像を選択する手段と、 前記瞳孔と選択された角膜反射像の位置関係から観察者
    の視線を検出する手段とを有する視線検出装置におい
    て、 検出された視線の結果が正常か否かを判別する手段と、 判別手段の結果に応じて角膜反射像を再選択する手段と
    を有することを特徴とする視線検出装置。
  2. 【請求項2】 観察者の眼球を照明する手段と、 観察者の眼球像から瞳孔部を検出する手段と、 観察者の眼球像から角膜反射像を検出する手段と、該手
    段によって得られた複数の角膜反射像の中からある角膜
    反射像を選択する手段と、 前記瞳孔と選択された角膜反射像の位置関係から観察者
    の視線を検出する手段とを有する視線検出装置であっ
    て、 検出された視線の結果に応じて最も確からしい角膜反射
    像を決定する手段とを有することを特徴とする視線検出
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104244806A (zh) * 2012-03-08 2014-12-24 埃西勒国际通用光学公司 用于测定眼镜佩戴者的行为、姿势或几何形态特征的方法
WO2015190204A1 (ja) * 2014-06-09 2015-12-17 国立大学法人静岡大学 瞳孔検出システム、視線検出システム、瞳孔検出方法、および瞳孔検出プログラム

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