JPH06125933A - 多層型冷却材 - Google Patents
多層型冷却材Info
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- JPH06125933A JPH06125933A JP27634492A JP27634492A JPH06125933A JP H06125933 A JPH06125933 A JP H06125933A JP 27634492 A JP27634492 A JP 27634492A JP 27634492 A JP27634492 A JP 27634492A JP H06125933 A JPH06125933 A JP H06125933A
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- Japan
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- insulating material
- freezing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 人体、特に頭部への適度な冷感が長時間持続
しうる多層型冷却材を提供すること 【構成】 不凍性組成物層1と凍結性組成物層2とが、
これらを部分的に少なくとも間接的に接触可能とする通
孔31を形成した断熱材3を挟んで対向配設され、袋体
4内に収納されてなり、望ましくは上記通孔31が、不
凍性組成物層1と凍結性組成物層2とが対向する全面積
の30〜80%となるように断熱材3に形成され、ま
た、上記凍結性組成物層2が、少なくとも中央部を屈曲
できるように2以上に分割して配設される多層型冷却材
である。 【効果】 従来のものに比べて、適度な冷感が持続し、
しかも人体へのフィット性に優れる多層型冷却材が得ら
れる。
しうる多層型冷却材を提供すること 【構成】 不凍性組成物層1と凍結性組成物層2とが、
これらを部分的に少なくとも間接的に接触可能とする通
孔31を形成した断熱材3を挟んで対向配設され、袋体
4内に収納されてなり、望ましくは上記通孔31が、不
凍性組成物層1と凍結性組成物層2とが対向する全面積
の30〜80%となるように断熱材3に形成され、ま
た、上記凍結性組成物層2が、少なくとも中央部を屈曲
できるように2以上に分割して配設される多層型冷却材
である。 【効果】 従来のものに比べて、適度な冷感が持続し、
しかも人体へのフィット性に優れる多層型冷却材が得ら
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層型冷却材に関し、
詳しくは適度な冷感が長時間持続しうる多層型冷却材に
関する。
詳しくは適度な冷感が長時間持続しうる多層型冷却材に
関する。
【0002】
【従来の技術】発熱時に熱を下げたり、暑さで熟睡でき
ないときに、熱や暑さを和らげるために、一般的に冷却
材を枕として使用している。この冷却材としては、従
来、図3に示すような、不凍性組成物と凍結性組成物
の2層構造タイプ(実開昭58−67424号公報、実
開昭61−86074号公報、実開平2−6026号公
報参照)、図4に示すような、複数の通し孔を設けた
ウレタンフォーム、粒状物層といった空気層と保冷材の
組み合わせタイプ(実開昭61−177623号公報、
実開平4−11371号公報参照)等が知られている。
ないときに、熱や暑さを和らげるために、一般的に冷却
材を枕として使用している。この冷却材としては、従
来、図3に示すような、不凍性組成物と凍結性組成物
の2層構造タイプ(実開昭58−67424号公報、実
開昭61−86074号公報、実開平2−6026号公
報参照)、図4に示すような、複数の通し孔を設けた
ウレタンフォーム、粒状物層といった空気層と保冷材の
組み合わせタイプ(実開昭61−177623号公報、
実開平4−11371号公報参照)等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、冷却材に要求
される性質として、冷感を長時間持続することができる
こと、人体、特に頭部へのフィット性に優れていること
等が挙げられるが、上記不凍性組成物2と凍結性組成
物3との2層構造タイプでは、冷熱が直接的に頭部へ伝
わり冷感が強すぎる、また凍結性組成物3が板状になり
枕1自体が堅くなるため、頭部への触感やフィット性が
劣って熟睡できなかったり、乳幼児においては不快を訴
えることになるという欠点があった。一方、の空気層
12と保冷材11の組み合わせタイプでは、保冷材11
の冷却効果によって相違するが、冷熱が直接的に頭部へ
伝わるため冷感が強すぎるか、逆に十分な冷感が伝わら
ないという欠点があった。
される性質として、冷感を長時間持続することができる
こと、人体、特に頭部へのフィット性に優れていること
等が挙げられるが、上記不凍性組成物2と凍結性組成
物3との2層構造タイプでは、冷熱が直接的に頭部へ伝
わり冷感が強すぎる、また凍結性組成物3が板状になり
枕1自体が堅くなるため、頭部への触感やフィット性が
劣って熟睡できなかったり、乳幼児においては不快を訴
えることになるという欠点があった。一方、の空気層
12と保冷材11の組み合わせタイプでは、保冷材11
の冷却効果によって相違するが、冷熱が直接的に頭部へ
伝わるため冷感が強すぎるか、逆に十分な冷感が伝わら
ないという欠点があった。
【0004】本発明の目的は、上記のような欠点を解決
し、人体、特に頭部への適度な冷感が長時間持続しうる
多層型冷却材を提供することにある。また、本発明の他
の目的は、人体、特に頭部への違和感が少なく、フィッ
ト性に優れる多層型冷却材を提供することにある。
し、人体、特に頭部への適度な冷感が長時間持続しうる
多層型冷却材を提供することにある。また、本発明の他
の目的は、人体、特に頭部への違和感が少なく、フィッ
ト性に優れる多層型冷却材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成すべく種々検討した結果、不凍性組成物層と凍結
性組成物層の2層構造タイプにおいて、両層を断熱材で
仕切るとともに、この断熱材に両層を部分的に接触可能
とする通孔を形成した構成とすることによって、適度な
冷感が長時間持続しうることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
を達成すべく種々検討した結果、不凍性組成物層と凍結
性組成物層の2層構造タイプにおいて、両層を断熱材で
仕切るとともに、この断熱材に両層を部分的に接触可能
とする通孔を形成した構成とすることによって、適度な
冷感が長時間持続しうることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
【0006】即ち、本発明の多層型冷却材は、不凍性組
成物層と凍結性組成物層とが、これらを部分的に少なく
とも間接的に接触可能とする通孔を形成した断熱材を挟
んで対向配設され、袋体内に収納されてなり、望ましく
は上記通孔が、不凍性組成物層と凍結性組成物層とが対
向する全面積の30〜80%となるように断熱材に形成
され、また、上記凍結性組成物層が、少なくとも中央部
で屈曲できるように2以上に分割して配設されるもので
ある。
成物層と凍結性組成物層とが、これらを部分的に少なく
とも間接的に接触可能とする通孔を形成した断熱材を挟
んで対向配設され、袋体内に収納されてなり、望ましく
は上記通孔が、不凍性組成物層と凍結性組成物層とが対
向する全面積の30〜80%となるように断熱材に形成
され、また、上記凍結性組成物層が、少なくとも中央部
で屈曲できるように2以上に分割して配設されるもので
ある。
【0007】以下、本発明を図面に基づき詳細に説明す
る。図1は、本発明の多層型冷却材を示す模式断面図で
ある。同図において、Tは多層型冷却材で、不凍性組成
物層1と凍結性組成物層2とが断熱材3を挟んで対向配
設され、袋体4内に収納されている。また、上記断熱材
3には通孔31が形成されて、不凍性組成物層1と凍結
性組成物層2とが部分的に少なくとも間接的に接触可能
になっている。
る。図1は、本発明の多層型冷却材を示す模式断面図で
ある。同図において、Tは多層型冷却材で、不凍性組成
物層1と凍結性組成物層2とが断熱材3を挟んで対向配
設され、袋体4内に収納されている。また、上記断熱材
3には通孔31が形成されて、不凍性組成物層1と凍結
性組成物層2とが部分的に少なくとも間接的に接触可能
になっている。
【0008】本発明で使用する不凍性組成物としては、
ゼラチン、ポリアクリル酸塩、ポリビニルアルコール、
ポリエチレンオキサイド、カルボキシメチルセルロース
ナトリウム塩、ポリアクリルアミド等の水溶性もしくは
高吸水性ポリマー、プロピレングリコール、エチレング
リコール等の多価アルコール、NaCl、KCl、Ca
Cl2 等の電解質、水等よりなるゾル状、もしくは適当
な架橋処理をほどこしたゲル状物、イソプレン、スチレ
ン−イソプレン3元ブロック共重合体等のゴム成分、鉱
油、オリーブ油、流動パラフィン等のオイル成分、場合
によっては水を乳化した組成物などよりなるゾル状、も
しくは適当な架橋処理をほどこしたゲル状物が挙げられ
る。なかでも、柔軟性、頭部の安定性に優れる水溶性も
しくは高吸水性ポリマーと多価アルコールと水よりなる
ゾル状もしくはゲル状物が好ましい。
ゼラチン、ポリアクリル酸塩、ポリビニルアルコール、
ポリエチレンオキサイド、カルボキシメチルセルロース
ナトリウム塩、ポリアクリルアミド等の水溶性もしくは
高吸水性ポリマー、プロピレングリコール、エチレング
リコール等の多価アルコール、NaCl、KCl、Ca
Cl2 等の電解質、水等よりなるゾル状、もしくは適当
な架橋処理をほどこしたゲル状物、イソプレン、スチレ
ン−イソプレン3元ブロック共重合体等のゴム成分、鉱
油、オリーブ油、流動パラフィン等のオイル成分、場合
によっては水を乳化した組成物などよりなるゾル状、も
しくは適当な架橋処理をほどこしたゲル状物が挙げられ
る。なかでも、柔軟性、頭部の安定性に優れる水溶性も
しくは高吸水性ポリマーと多価アルコールと水よりなる
ゾル状もしくはゲル状物が好ましい。
【0009】また、凍結性組成物としては、ゼラチン、
ポリアクリル酸塩、ポリビニルアルコール、ポリエチレ
ンオキサイド、カルボキシメチルセルロースナトリウム
塩、ポリアクリルアミド等の水溶性もしくは高吸水性ポ
リマー、水等よりなるゾル状、もしくは適当な架橋処理
をほどこしたゲル状物が好適に使用できる。
ポリアクリル酸塩、ポリビニルアルコール、ポリエチレ
ンオキサイド、カルボキシメチルセルロースナトリウム
塩、ポリアクリルアミド等の水溶性もしくは高吸水性ポ
リマー、水等よりなるゾル状、もしくは適当な架橋処理
をほどこしたゲル状物が好適に使用できる。
【0010】また、断熱材としては、発泡体、不織布、
ダンボール等が使用できるが、柔軟性のある発泡体を使
用すると、冷却材の人体へのフィット性がさらに向上す
るため好ましい。この発泡体としては、ポリエチレンフ
ォーム、ポリ塩化ビニルフォーム、ポリウレタンフォー
ム等が挙げられる。上記断熱材は、厚さ1〜6mm、好ま
しくは2〜4mmとなるように成形して使用する。断熱材
の厚さが1mm未満であると、凍結性組成物の冷感を和ら
げることができないため好ましくない。一方、断熱材の
厚さが6mmを越えると、凍結性組成物層2の冷熱が外部
へ十分に伝達されないので好ましくない。
ダンボール等が使用できるが、柔軟性のある発泡体を使
用すると、冷却材の人体へのフィット性がさらに向上す
るため好ましい。この発泡体としては、ポリエチレンフ
ォーム、ポリ塩化ビニルフォーム、ポリウレタンフォー
ム等が挙げられる。上記断熱材は、厚さ1〜6mm、好ま
しくは2〜4mmとなるように成形して使用する。断熱材
の厚さが1mm未満であると、凍結性組成物の冷感を和ら
げることができないため好ましくない。一方、断熱材の
厚さが6mmを越えると、凍結性組成物層2の冷熱が外部
へ十分に伝達されないので好ましくない。
【0011】本発明の前記多層型冷却材Tは、次に示す
方法によって作製される。上記断熱材3の片面に不凍性
組成物層1を、ゲル状物を使用する場合は成形したもの
をそのまま使用するか、もしくは袋に入れて成形するこ
とにより、厚さ5〜20mm,好ましくは7〜17mmに形
成する。ついで、上記断熱材3の他面に、凍結性組成物
層2を、ゲル状物を使用する場合は成形したものをその
まま使用するか、もしくは袋に入れて成形することによ
り、厚さ10〜30mm,好ましくは15〜25mm形成す
る。
方法によって作製される。上記断熱材3の片面に不凍性
組成物層1を、ゲル状物を使用する場合は成形したもの
をそのまま使用するか、もしくは袋に入れて成形するこ
とにより、厚さ5〜20mm,好ましくは7〜17mmに形
成する。ついで、上記断熱材3の他面に、凍結性組成物
層2を、ゲル状物を使用する場合は成形したものをその
まま使用するか、もしくは袋に入れて成形することによ
り、厚さ10〜30mm,好ましくは15〜25mm形成す
る。
【0012】なお、上記不凍性組成物および/または凍
結性組成物として、特にゾル状物を使用する場合には、
これが外部に漏出することを防止するために、袋に収容
して密封する必要がある。この密封用袋としては、ナイ
ロン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンが
使用できるが、強度に優れるナイロンフィルムとシール
層を含む複合フィルムの使用が好ましい。
結性組成物として、特にゾル状物を使用する場合には、
これが外部に漏出することを防止するために、袋に収容
して密封する必要がある。この密封用袋としては、ナイ
ロン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンが
使用できるが、強度に優れるナイロンフィルムとシール
層を含む複合フィルムの使用が好ましい。
【0013】また、上記断熱材には、予め不凍性組成物
層1と凍結性組成物層2とを部分的に少なくとも間接的
に接触可能にする、通孔31を形成しておく。この通孔
31は、シーリング機、トムソン打抜機等を用い、不凍
性組成物層1と凍結性組成物層2とが十分に密着できる
大きさで、角状・円状等の形状になるように形成する。
上記通孔31の大きさがあまり小さいと打ち抜きが困難
になり、また冷気が伝わりにくくなる。。
層1と凍結性組成物層2とを部分的に少なくとも間接的
に接触可能にする、通孔31を形成しておく。この通孔
31は、シーリング機、トムソン打抜機等を用い、不凍
性組成物層1と凍結性組成物層2とが十分に密着できる
大きさで、角状・円状等の形状になるように形成する。
上記通孔31の大きさがあまり小さいと打ち抜きが困難
になり、また冷気が伝わりにくくなる。。
【0014】また、上記通孔31は、断熱材3を挟んで
不凍性組成物層1と凍結性組成物層2とが対向する層の
全面積に対して、少なくとも間接的に接触する面積が3
0〜80%、好ましくは50〜70%となるように断熱
材3に形成する。なお、上記通孔31の面積が30%未
満では、凍結性組成物層2の冷熱が十分に不凍性組成物
層1に伝達できず、したがって、多層型冷却材Tから頭
部へ伝わる冷感が乏しく実用に耐えないため好ましくな
い。一方、80%を越えると、凍結性組成物層2の冷熱
が不凍性組成物層1に伝達され過ぎて、多層型冷却材T
から頭部へ伝わる冷感が強すぎ、一方、冷却効果の持続
時間が短くなる傾向があり好ましくない。
不凍性組成物層1と凍結性組成物層2とが対向する層の
全面積に対して、少なくとも間接的に接触する面積が3
0〜80%、好ましくは50〜70%となるように断熱
材3に形成する。なお、上記通孔31の面積が30%未
満では、凍結性組成物層2の冷熱が十分に不凍性組成物
層1に伝達できず、したがって、多層型冷却材Tから頭
部へ伝わる冷感が乏しく実用に耐えないため好ましくな
い。一方、80%を越えると、凍結性組成物層2の冷熱
が不凍性組成物層1に伝達され過ぎて、多層型冷却材T
から頭部へ伝わる冷感が強すぎ、一方、冷却効果の持続
時間が短くなる傾向があり好ましくない。
【0015】本発明では、上記冷却材を中央部で屈曲さ
せる構成とすると、頭部への違和感が和らげられて頭部
に対するフィット性に優れるものとなるので好ましい。
即ち、上記凍結性組成物層2を、少なくとも2以上、好
ましくは2〜6の複数個に分割して設けると、冷却材を
中央部で屈曲できるようになり、頭部への違和感が和ら
げられ好ましい。なお、この分割度合が7以上になる
と、凍結した組成物が融解しやすくなり、冷感の持続性
が低下するので好ましくない。なお、上記不凍性組成物
層1も同様に複数個に分割して配設するようにしても差
し支えない。これにより、不凍性組成物がゾル状物の場
合、その局在化を防止することが可能となり好ましい。
せる構成とすると、頭部への違和感が和らげられて頭部
に対するフィット性に優れるものとなるので好ましい。
即ち、上記凍結性組成物層2を、少なくとも2以上、好
ましくは2〜6の複数個に分割して設けると、冷却材を
中央部で屈曲できるようになり、頭部への違和感が和ら
げられ好ましい。なお、この分割度合が7以上になる
と、凍結した組成物が融解しやすくなり、冷感の持続性
が低下するので好ましくない。なお、上記不凍性組成物
層1も同様に複数個に分割して配設するようにしても差
し支えない。これにより、不凍性組成物がゾル状物の場
合、その局在化を防止することが可能となり好ましい。
【0016】上記冷却材は、袋体4内に収納され、この
袋体を密閉することで多層型冷却材が作製される。この
袋体4としては、低温特性に優れた軟質塩化ビニル、ポ
リウレタン、ウレタン−塩化ビニル共重合体、変性ポリ
オレフィン等のフィルムが使用できる。なお、図2に示
すように、薄い発泡体をキルティング処理した複合フィ
ルムを用いると、更に頭部へのソフト感が向上するため
好ましい。
袋体を密閉することで多層型冷却材が作製される。この
袋体4としては、低温特性に優れた軟質塩化ビニル、ポ
リウレタン、ウレタン−塩化ビニル共重合体、変性ポリ
オレフィン等のフィルムが使用できる。なお、図2に示
すように、薄い発泡体をキルティング処理した複合フィ
ルムを用いると、更に頭部へのソフト感が向上するため
好ましい。
【0017】上記方法により作製された多層型冷却材
は、冷凍庫等で0〜−30℃で3〜24時間冷却して凍
結性組成物層を凍結状態とした後、人体等の被冷却物に
当接させて使用する。
は、冷凍庫等で0〜−30℃で3〜24時間冷却して凍
結性組成物層を凍結状態とした後、人体等の被冷却物に
当接させて使用する。
【0018】
【作用】上記構成によれば、不凍性組成物層と凍結性組
成物層とを断熱材に対向配設し、この断熱材に通孔を形
成して不凍性組成物層と凍結性組成物層とが部分的に接
触するようにしたので、凍結性組成物の冷熱が一旦不凍
性組成物層に伝達され、その後に頭部へ伝達されるの
で、頭部に適度のソフトな冷感を付与できるようにな
る。また、上記構成の熱伝達機構を形成したので、逆に
頭部から凍結性組成物層への熱伝達が抑制され、凍結性
組成物層からの冷熱が長時間持続して供給されるように
なる。また、断熱材を介して不凍性組成物層と凍結性組
成物層とを対向配設するとともに、該凍結性組成物層を
複数に分割して配設したので、冷却材を中央部で屈曲さ
せることが可能となり、頭部への違和感が和らげられて
頭部に対するフィット性に優れるものとなる。
成物層とを断熱材に対向配設し、この断熱材に通孔を形
成して不凍性組成物層と凍結性組成物層とが部分的に接
触するようにしたので、凍結性組成物の冷熱が一旦不凍
性組成物層に伝達され、その後に頭部へ伝達されるの
で、頭部に適度のソフトな冷感を付与できるようにな
る。また、上記構成の熱伝達機構を形成したので、逆に
頭部から凍結性組成物層への熱伝達が抑制され、凍結性
組成物層からの冷熱が長時間持続して供給されるように
なる。また、断熱材を介して不凍性組成物層と凍結性組
成物層とを対向配設するとともに、該凍結性組成物層を
複数に分割して配設したので、冷却材を中央部で屈曲さ
せることが可能となり、頭部への違和感が和らげられて
頭部に対するフィット性に優れるものとなる。
【0019】
【実施例】以下、実施例を示し本発明を具体的に説明す
る。なお、本発明がこれに限定されるものでないことは
いうまでもない。 実施例1 (不凍性組成物層の作製) ポリビニルアルコール 100部 ホウ砂 1部 水 800部 プロピレングリコール 400部 上記組成物をディスパー攪拌機により混合し、この混合
物300gをナイロン・PEラミネートフィルム袋に入
れてゲル化させ、不凍性組成物層を作製した。
る。なお、本発明がこれに限定されるものでないことは
いうまでもない。 実施例1 (不凍性組成物層の作製) ポリビニルアルコール 100部 ホウ砂 1部 水 800部 プロピレングリコール 400部 上記組成物をディスパー攪拌機により混合し、この混合
物300gをナイロン・PEラミネートフィルム袋に入
れてゲル化させ、不凍性組成物層を作製した。
【0020】(凍結性組成物層の作製) ポリビニルアルコール 100部 ホウ砂 2部 水 800部 デヒドロ酢酸Na 0.3部 上記組成物をディスパー攪拌機により混合し、この混合
物400gの成形ゲルを2個作製し、凍結性組成物層を
作製した。
物400gの成形ゲルを2個作製し、凍結性組成物層を
作製した。
【0021】(断熱材の作製)縦150mm、横230mm
のポリエチレン発泡体(2mm厚、30倍発泡)シート
に、不凍性組成物層と凍結性組成物層が接触可能な通孔
を形成し断熱材とした。この通孔の面積はシートの面積
の50%になるように、トムソン打抜機によりシートの
4ヶ所に角状の穴を形成した。
のポリエチレン発泡体(2mm厚、30倍発泡)シート
に、不凍性組成物層と凍結性組成物層が接触可能な通孔
を形成し断熱材とした。この通孔の面積はシートの面積
の50%になるように、トムソン打抜機によりシートの
4ヶ所に角状の穴を形成した。
【0022】(冷却材の作製)軟質塩化ビニルを高周波
ウェルダーにより加工して縦180mm、横300mmの外
袋を作製し、図1に示すように、この外袋4に上記不凍
性組成物層1、凍結性組成物層2および断熱材3を配設
し、これを密閉して2重層冷却材Tを作製した。
ウェルダーにより加工して縦180mm、横300mmの外
袋を作製し、図1に示すように、この外袋4に上記不凍
性組成物層1、凍結性組成物層2および断熱材3を配設
し、これを密閉して2重層冷却材Tを作製した。
【0023】実施例2〜3 上記実施例1において、断熱材の通孔31を、シート面
積の30%(実施例2)、80%(実施例3)となるよ
うに形成する以外は全て同様にして、それぞれ2重層冷
却材を作製した。
積の30%(実施例2)、80%(実施例3)となるよ
うに形成する以外は全て同様にして、それぞれ2重層冷
却材を作製した。
【0024】比較例1 上記実施例1において、断熱材を使用せずに2層構造の
冷却材を作製した。
冷却材を作製した。
【0025】比較例2 上記実施例1において、断熱材シートに通孔を形成しな
い以外は全て同様にして2重層冷却材を作製した。
い以外は全て同様にして2重層冷却材を作製した。
【0026】比較例3〜4 上記実施例1において、断熱材の通孔31を、シート面
積の20%(比較例3)、90%(比較例4)となるよ
うに形成する以外は全て同様にして、それぞれ2重層冷
却材を作製した。
積の20%(比較例3)、90%(比較例4)となるよ
うに形成する以外は全て同様にして、それぞれ2重層冷
却材を作製した。
【0027】比較例5 上記実施例1において、断熱材を使用せず、さらに凍結
性組成物を分割せずに2層構造の冷却材を作製した。
性組成物を分割せずに2層構造の冷却材を作製した。
【0028】比較例6 上記実施例1において、不凍性組成物を使用せず、また
断熱材として30倍発泡させた厚さ6mmのポリウレタン
発泡体を使用する以外は全て同様にして冷却材を作製し
た。
断熱材として30倍発泡させた厚さ6mmのポリウレタン
発泡体を使用する以外は全て同様にして冷却材を作製し
た。
【0029】実施例4 (不凍性組成物層の作製) 水 100部 プロピレングリコール 50部 高吸水性ポリマー 1部 (サンウェット、三洋化成工業社製) 上記組成物を手で混合し、この混合物300gをナイロ
ン・PEラミネートフィルム袋に入れてゲル化し、不凍
性組成物層を作製した。
ン・PEラミネートフィルム袋に入れてゲル化し、不凍
性組成物層を作製した。
【0030】 (凍結性組成物層の作製) 水 100部 デヒドロ酢酸Na 0.03部 高吸水性ポリマー 2部 (サンウェット、三洋化成工業社製) 上記組成物を手で混合し、この混合物を、四分割したナ
イロン・PEラミネートフィルム袋に、1室200gず
つ入れて凍結性組成物層を作製した。
イロン・PEラミネートフィルム袋に、1室200gず
つ入れて凍結性組成物層を作製した。
【0031】(断熱材の作製)縦150mm、横230mm
のポリエチレン発泡体(3mm厚、15倍発泡)シート
に、不凍性組成物層と凍結性組成物層が接触可能な通孔
を形成し断熱材とした。この通孔の面積はシートの面積
の60%になるように、シーリング機によりシートの8
ヶ所に角状の穴を形成した。
のポリエチレン発泡体(3mm厚、15倍発泡)シート
に、不凍性組成物層と凍結性組成物層が接触可能な通孔
を形成し断熱材とした。この通孔の面積はシートの面積
の60%になるように、シーリング機によりシートの8
ヶ所に角状の穴を形成した。
【0032】(冷却材の作製)図2に示すように、軟質
塩化ビニルフィルムと塩化ビニル発泡体をキルティング
処理したシートとを複合させた縦180mm、横300mm
の外袋4を作製し、この外袋4に上記不凍性組成物1、
凍結性組成物2および断熱材シート3を配設し、これを
密閉して2重層冷却材Tを作製した。
塩化ビニルフィルムと塩化ビニル発泡体をキルティング
処理したシートとを複合させた縦180mm、横300mm
の外袋4を作製し、この外袋4に上記不凍性組成物1、
凍結性組成物2および断熱材シート3を配設し、これを
密閉して2重層冷却材Tを作製した。
【0033】実施例5 上記実施例4において、不凍性組成物層を以下に示す不
凍性組成物層に替える以外は全て同様にして2重層冷却
材を作製した。 (不凍性組成物層の作製) スチレン−イソプレン三元ブロック共重合体 100部 (カリフレックスTR1107、シェル化学社製) 流動パラフィン(商品名スモイルP−350、松村石油) 800部 上記組成物を100℃下にてディスパー攪拌機により混
合し、この混合物200gをナイロン・PEラミネート
フィルム袋に入れ、冷却してゲル化し、不凍性組成物層
を作製した。
凍性組成物層に替える以外は全て同様にして2重層冷却
材を作製した。 (不凍性組成物層の作製) スチレン−イソプレン三元ブロック共重合体 100部 (カリフレックスTR1107、シェル化学社製) 流動パラフィン(商品名スモイルP−350、松村石油) 800部 上記組成物を100℃下にてディスパー攪拌機により混
合し、この混合物200gをナイロン・PEラミネート
フィルム袋に入れ、冷却してゲル化し、不凍性組成物層
を作製した。
【0034】(冷却材の評価)上記実施例1〜5および
比較例1〜6で得られた各冷却材について、以下の基準
に従って冷感、使用感および保冷時間を評価したとこ
ろ、表1に示す結果が得られた。 評価基準 冷感:−20℃に冷却後、室温下にて頭部に接触させ
た時の冷たさ 評点 1…冷たくない,2…あまり冷たくない,3…適
度,4…冷たい,5…冷た過ぎる 使用感:−20℃に冷却後、室温下にて頭部を乗せた
時のフィット感、違和感の程度 ◎…非常に快適である,○…快適である,△…不快であ
る,×…非常に不快である 保冷時間:−20℃に冷却後、室温下に放置して10
℃に上昇するまでの時間を測定した。 ただし、上記およびの評価は、20歳代の男性3
名、女性2名、計5名による評価の平均値で示した。
比較例1〜6で得られた各冷却材について、以下の基準
に従って冷感、使用感および保冷時間を評価したとこ
ろ、表1に示す結果が得られた。 評価基準 冷感:−20℃に冷却後、室温下にて頭部に接触させ
た時の冷たさ 評点 1…冷たくない,2…あまり冷たくない,3…適
度,4…冷たい,5…冷た過ぎる 使用感:−20℃に冷却後、室温下にて頭部を乗せた
時のフィット感、違和感の程度 ◎…非常に快適である,○…快適である,△…不快であ
る,×…非常に不快である 保冷時間:−20℃に冷却後、室温下に放置して10
℃に上昇するまでの時間を測定した。 ただし、上記およびの評価は、20歳代の男性3
名、女性2名、計5名による評価の平均値で示した。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の多層型冷
却材は、不凍性組成物層と凍結性組成物層とを断熱材に
対向配設し、この断熱材に通孔を形成して不凍性組成物
層と凍結性組成物層とが部分的に接触するようにしたの
で、凍結性組成物の冷熱が一旦不凍性組成物層に伝達さ
れ、その後に頭部へ伝達されるようになり、頭部に適度
のソフトな冷感を付与できるようになる。また、上記構
成の熱伝達機構を形成したので、逆に頭部から凍結性組
成物層への熱伝達が抑制され、凍結性組成物層からの冷
熱が長時間持続して供給されるようになる。また、断熱
材を介して不凍性組成物層と凍結性組成物層とを対向配
設するとともに、該凍結性組成物層を複数に分割して配
設するので、冷却材を中央部で屈曲させることが可能と
なり、頭部への違和感が和らげられて頭部に対するフィ
ット性に優れるものとなる。したがって、本発明によっ
て、従来のものに比べて、適度な冷感が長時間持続し、
しかも人体へのフィット性に優れる多層型冷却材が得ら
れる。
却材は、不凍性組成物層と凍結性組成物層とを断熱材に
対向配設し、この断熱材に通孔を形成して不凍性組成物
層と凍結性組成物層とが部分的に接触するようにしたの
で、凍結性組成物の冷熱が一旦不凍性組成物層に伝達さ
れ、その後に頭部へ伝達されるようになり、頭部に適度
のソフトな冷感を付与できるようになる。また、上記構
成の熱伝達機構を形成したので、逆に頭部から凍結性組
成物層への熱伝達が抑制され、凍結性組成物層からの冷
熱が長時間持続して供給されるようになる。また、断熱
材を介して不凍性組成物層と凍結性組成物層とを対向配
設するとともに、該凍結性組成物層を複数に分割して配
設するので、冷却材を中央部で屈曲させることが可能と
なり、頭部への違和感が和らげられて頭部に対するフィ
ット性に優れるものとなる。したがって、本発明によっ
て、従来のものに比べて、適度な冷感が長時間持続し、
しかも人体へのフィット性に優れる多層型冷却材が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多層型冷却材の一実施例を示す模式断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の多層型冷却材の一実施例を示す模式断
面図である。
面図である。
【図3】従来の多層型冷却材の一例を示す模式断面図で
ある。
ある。
【図4】従来の冷却材の一例を示す模式断面図である。
1 不凍性組成物層 2 凍結性組成物層 3 断熱材 31 通孔 4 袋体 T 多層型冷却材
Claims (3)
- 【請求項1】 不凍性組成物層と凍結性組成物層とが、
これらを部分的に接触可能とする通孔を形成した断熱材
を挟んで対向配設され、袋体内に収納されてなる多層型
冷却材。 - 【請求項2】 通孔が、不凍性組成物層と凍結性組成物
層とが対向する層の全面積の30〜80%となるように
断熱材に形成されたものである請求項1記載の多層型冷
却材。 - 【請求項3】 凍結性組成物層が、少なくとも中央部を
屈曲できるように2以上に分割して配設されたものであ
る請求項1記載の多層型冷却材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27634492A JP3229667B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 多層型冷却材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27634492A JP3229667B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 多層型冷却材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06125933A true JPH06125933A (ja) | 1994-05-10 |
| JP3229667B2 JP3229667B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=17568129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27634492A Expired - Fee Related JP3229667B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 多層型冷却材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3229667B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5901606A (en) * | 1996-06-18 | 1999-05-11 | Kubota Corporation | Transmission for a tractor |
| WO2001039705A1 (en) * | 1999-11-30 | 2001-06-07 | The Procter & Gample Company | Cooling pad |
| JP2007509663A (ja) * | 2003-10-29 | 2007-04-19 | ウエルケア プロダクツ エス.アー. | 熱クッション及び熱クッションを含む装置 |
-
1992
- 1992-10-14 JP JP27634492A patent/JP3229667B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5901606A (en) * | 1996-06-18 | 1999-05-11 | Kubota Corporation | Transmission for a tractor |
| WO2001039705A1 (en) * | 1999-11-30 | 2001-06-07 | The Procter & Gample Company | Cooling pad |
| JP2007509663A (ja) * | 2003-10-29 | 2007-04-19 | ウエルケア プロダクツ エス.アー. | 熱クッション及び熱クッションを含む装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3229667B2 (ja) | 2001-11-19 |
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