JPH0612751Y2 - 患者用口濯ぎ装置 - Google Patents

患者用口濯ぎ装置

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JPH0612751Y2
JPH0612751Y2 JP936990U JP936990U JPH0612751Y2 JP H0612751 Y2 JPH0612751 Y2 JP H0612751Y2 JP 936990 U JP936990 U JP 936990U JP 936990 U JP936990 U JP 936990U JP H0612751 Y2 JPH0612751 Y2 JP H0612751Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、患者特に大量の口濯ぎを要する病状の患者を
擁する病院の介護者の労力を軽減するための患者用口濯
ぎ装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、患者が水や水薬を飲むときは、通称楽飲みと称す
る吸口つきの容器を使用していたが、少量の湯水や水薬
を飲むときは、詰め替えの頻度が少なくてよいが、大量
の口濯ぎを必要とする患者の場合は、容器の容量が小さ
いので、介護者が何度も詰め替えをしなければならず、
また口濯ぎの排水も介護者がその都度容器を患者の口許
に持って行かねば成らず、これも大変な労力であった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、特に大量の口濯ぎを必要とする症状の患者に
殆ど介護者を必要とせず、患者の独力で所望のときに、
口濯ぎの給水と排水ができ、介護者はたまに給水タンク
の給水と吐溜タンクの吐出水の排水するだけでよく、し
かも、患者にストレス解消と爽快感を与える装置が各病
院で要望されていた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上述の課題を解決するために、大きい容量
(約2)のサイフォン式の給水タンクまたは通常のポ
ット式タンクから保持器を介して患者の口許まで給水ホ
ースの先端を導くと共に、保持具を介して患者の口許に
接離自在に設けた漏斗に取り付けた排水ホースの先端
を、ベッドに下に置いた大きい容量の排水タンクの中に
挿入して、給水および排水をセットとして設けた患者用
口濯ぎ装置である。
〔作用〕
本考案の作用を実施例の図に基づいて説明する。
実施例1 第1図乃至第7図に示すように、ベッドBに横臥した患
者Kが口濯ぎをしたくなると、患者Kは、ベッドBに取
り付けた保持器3により高さ調節された給水ホース4の
先端の吸い口6を銜え、給水ホース4の途中に挟持され
ているハンドクリップ式の開閉弁5の握り部44を握っ
て開閉弁5を開くと、給水ホース4を介してベッドBの
枕許に取り付けた物載台D上に置かれたサイフォン式の
給水タンク2の貯水部22中の水は吸われて患者Kの口
中に流れ込み、貯水部22内の水面Lは下がろうとする
が、貯水部22上に気密に取り付けられたタンク本体1
3中の水が通気孔24により流下するので水面Lはタン
ク本体13に結合した基台部17の突出部23の下端面
25の面で保たれている。タンク本体13の水を補充す
るには、給水ホース4を閉じ、通気孔24を指で抑えて
閉じ、上部の口広蓋12を開けて、ここから補充し、口
広蓋12を固く締めて気密にすれば、通気孔24および
給水ホース4を通にしても貯水部22中の水面Lは一定
を保つ。患者KはベッドBに保持具7により接離調節自
在に口許に取り付けられた吐出用漏斗8に吐き出せば、
吐出水は吐出ホース10を通ってベッドBの下に置かれ
た吐溜タンク9内に廃棄される。吐溜タンク9に吐出水
が溜まれば、吐溜タンク9内の吐出水は適時に廃棄す
る。
実施例2 前記物載台Dに置かれた第8図乃至第11図に示す簡便
なサイフォン式の給水タンク54から患者Kが給水ホー
ス4を通して実施例1と同様に吸い口6から吸うと、基
台部55の蓋部63に設けた吸上管64から貯水部56
内の水を吸い上げ、給水ホース4に流れ込む貯水部56
内の水面Lが下がろうとすると、貯水部56から通水路
59を通って設けた螺着部61に上下逆転して取り付け
たタンク本体57内の水が流下して水面Lがタンク本体
57の下端の出口を塞いで一定の水面Lを保つ。水を補
給するときはタンク本体57を上下逆転して逆方向に捻
じれば基台部55とタンク本体57とは離れると共に、
共締めにしてあった蓋部63も離れる。タンク本体57
に水を満たし、タンク本体57の連結部58を上にして
基台部55に蓋部63を被せてからタンク本体57を廻
して捻じり止め、上下逆転して前記物載台Dに置く。そ
の他の作用は実施例1と同じ。
実施例3 第9図に示すように、通常のポットのような給水タンク
67の中から導かれた給水ホース4の先端の吸い口6を
くわえ、給水ホース4の途中に挟持してあるハンドクリ
ップ式の開閉弁5の握り部44を握って閉にして吸って
口にふくみ、吸い終わったら握り部44を放すと給水ホ
ース4は閉となる。水の補給は通常のポットの補給と同
じ。その他の作用と実施例1と同じ。
〔実施例〕
本考案の構成を実施例の図に基づいて述べる。
実施例1 第1図に示すように、患者用口濯ぎ装置1は、患者Kの
ベッドBの枕許に設置された物載台D上に置かれた後述
の給水タンク2からベッドBに取り付けた後述の保持器
3により保持された給水ホース4の途中に後述のハンド
クリップ式の開閉弁5を挟着し、この給水ホース4の先
端を吸い口6とする。一方、ベッドBに離接自在に取り
付けた後述の保持具7の先端に吐出用漏斗8とベッドB
の下に置かれた後述の吐溜タンク9との間を吐出ホース
10により接続する。
前記給水タンク2を詳述すると、第2図に示すように、
上部に気密用のパッキング11を介して口広蓋12を有
する容量約2のタンク本体13の下部の螺着部14の
中心に流出孔15を設け、水密用のパッキング16を介
して基台部17の連結部18の流出孔19に連結し、前
記基台部17の底部は水密用のパッキング20を介して
下部の蓋板21を螺着して内部に貯水部22を形成し、
この貯水部22の中間に前記連結部18の下部に前記流
出孔19を有する突出部23を突出させ、貯水部22の
上部には外気と通じる通気孔24を穿設し、前記突出部
23の下端面25より下方に流出口26を開口した流出
管27を貯水部22の上方に突出させて前記給水ホース
4と接続する接続部28を形成する。
前記保持器3を詳述すると、第3図に示すように、縦桿
29の基部に基板30を固着し、この基板30の上下に
U字ボルト31を貫通して蝶ナット32によりベッドB
の一部に締着自在とし、前記縦桿29を挿通する縦孔3
3を有する位置決め部34の横孔35に横桿36を挿通
し、それぞれを止めねじ37により固定解除自在とし、
前記横桿36の先端の止め部38に吊桿39を吊り下
げ、吊桿39の下端に前記給水ホース4を係止する鉤部
40を設ける。
この保持器3は氷嚢の吊り下げにも使用できる。
前記開閉弁5を詳述すると、中間の蝶番部41にばね4
2を介装し、先方を挟み部43、基方を握り部44とす
る。
第5図に示す前記吸い口6の先端は銜え部45とする。
前記保持具7を詳述すると第6図に示すように、2枚の
止め板46の前面に伸縮自在の横桿47を固着し、この
横桿47の先端に取り付けた把持具47′に排出口48
を有する前記排出用漏斗8を固定し、前記止め板46は
止めボルト49と蝶ナット50によりベッドBの支柱H
(第1図参照)に挟着する。
前記吐溜タンク9は約2の容量で、第7図に示すよう
に、広口51と把手52とを有する。
吐溜タンクはバケツ等の容器を利用してもよい。
実施例2 前記簡便なサイフォン式の給水タンクを有するものは、
第8図乃至第11図に示すように、患者用口濯ぎ装置5
3の給水タンク54は基台部55に貯水部56とタンク
本体57の連結部58とこの連結部58と前記貯水部5
6との間の通水路59を形成し、約2の容量の前記タ
ンク本体57を上下逆転して前記連結部58と連結する
鍔60を有する螺着部61の下端面62が前記通水路5
9の中間になるようにタンク本体57を蓋部63を共締
めにして螺着し、この蓋部63の前記貯水部56のほぼ
中心部に前記給水ホース4と連結する吸上管64を支持
管65を介して取り付ける。その他の構造は実施例1と
同じ。
実施例3 通常のポットのような給水タンクを有する簡単なもの
は、第12図に示すように、患者用口濯ぎ装置66は通
常のポットのような給水タンク67に前記給水ホース4
を直接挿入したもので、この場合前記開閉弁5は必須の
要素である。実施例1および2のサイフォン式に給水タ
ンクの場合は、開閉弁5は必ずしも必要としないが、患
者Kが手の運動によるストレス解消のためと、残滴によ
る汚れを防止するために使用するものである。
その他の構成は実施例1と同じである。
〔考案の効果〕
本考案は、容量約2という大容量の給水タンクからの
給水ホースをベッドに取り付けた保持器を介して患者の
口許付近に開口させ、また一方、ベッドに取り付けた保
持具を介して吐出用漏斗を患者の口許まで接離自在に設
け、この漏斗に連結した吐出ホースをベッドの下に置い
た大容量の吐溜タンクに導く装置を1セットとして設け
たので、大量の口濯ぎ水を必要とする症状の患者の介護
者が従来のように楽飲みによる非常に頻繁の口濯ぎ介添
えをしなくてすむようになった介護者の労力の節減の効
果は極めて大きい。
また、患者自身が任意の時に容易に口濯ぎと排水がで
き、その都度開閉弁を自身で開閉することによる患者の
ストレスの解消に貢献する利点も極めて大きい
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例1の使用状態の説明斜視図、第
2図は実施例1の給水タンクの拡大縦断面図、第3図は
本考案の保持器の斜視図、第4図は同、開閉弁の斜視
図、第5図は同、吸い口の斜視図、第6図は同、保持具
の斜視図、第7図は同、吐溜タンクの斜視図、第8図は
本考案の実施例2の使用状態の説明斜視図、第9図は
同、給水タンクの斜視図、第10図は第9図におけるA
−A視拡大図、第11図は同、B−B視拡大図、第12
図は本考案の実施例3の使用状態の説明斜視図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1:患者用口濯ぎ装置(実施例1) 2:給水タンク(実施例1) 3:保持器、4:給水ホース 5:開閉弁(ハンドクリップ式) 6:吸い口、7:保持具 8:吐出用漏斗、9:吐溜タンク 10:吐出ホース、11:パッキング(気密用) 12:口広蓋、13:タンク本体(実施例1) 17:基台部(実施例1) 22:貯水部(実施例1) 24:通気孔、27:流出管 53:患者用口濯ぎ装置(実施例2) 54:給水タンク(実施例2) 55:基台部(実施例2) 56:貯水部(実施例2) 57:タンク本体(実施例2) 63:蓋部、64:吸上管 66:患者用口濯ぎ装置(実施例3) 67:給水タンク(実施例3)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】患者Kの枕許に備えた容量約2の供給タ
    ンク2,54または67に接続した給水ホース4を保持
    器3により保持し、この給水ホース4の先端の吸い口6
    を臥床した患者Kの口許に導くと共に、保持具7の先端
    に設けた吐出用漏斗8を患者Kの口許に接離自在に取り
    付け、この漏斗8に接続した吐出ホース10の先端をベ
    ッドBの下方に設けた吐溜タンク9に導いてセットとし
    たことを特徴とした患者用口濯ぎ装置。
  2. 【請求項2】上部に気密用のパッキング11を介装した
    口広蓋12を設けたタンク本体13の下部に、タンク本
    体13に通じる流出孔15を設けた螺着部14を、貯水
    部22を有する基台部17に連結し、前記流出孔15の
    下端を前記貯水部22の中間付近に解放し、貯水部22
    の上部に外気と通じる通気孔24を穿設し、前記貯水部
    22の下部に流出口26を設けた流出管27を前記基台
    部17の外側に患者Kへの給水ホース4と接続する接続
    部28を設け、前記基台部17の底部に水密用のパッキ
    ング20を介装した貯水部清掃用の蓋板21を螺装して
    なる供給タンク2を備えたことを特徴とした請求項(1)
    記載の患者用口濯ぎ装置。
  3. 【請求項3】貯水部56と通水路59を介して設けた給
    水タンク54の連結部58に約2のタンク本体57を
    上下逆転して取り付け取り外し自在にタンク本体57の
    口部を螺着し、前記貯水部56に患者Kへの給水ホース
    4の吸上管64の口部を着脱自在に設けたことを特徴と
    した請求項(1)記載の患者用口濯ぎ装置。
  4. 【請求項4】約2の容器もしくは保温容器の給水タン
    ク67の内部の底部付近に開口した患者Kへの給水ホー
    ス4およびこの給水ホース4を圧着、解放自在のハンド
    クリップ式の開閉弁5を備えたことを特徴とした請求項
    (1)記載の患者用口濯ぎ装置。
JP936990U 1990-02-01 1990-02-01 患者用口濯ぎ装置 Expired - Lifetime JPH0612751Y2 (ja)

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