JPH06127714A - 給紙装置及び記録装置 - Google Patents

給紙装置及び記録装置

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JPH06127714A
JPH06127714A JP30603992A JP30603992A JPH06127714A JP H06127714 A JPH06127714 A JP H06127714A JP 30603992 A JP30603992 A JP 30603992A JP 30603992 A JP30603992 A JP 30603992A JP H06127714 A JPH06127714 A JP H06127714A
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JP
Japan
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sheet
feeding
rotating body
over
sheets
Prior art date
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Application number
JP30603992A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Hirano
弘文 平野
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シートが分離板を乗り越える際のシートと分離
板の摩擦を大きくして分離を確実に行い、且つ、分離さ
れたシートを小さい力で給送可能にする。 【構成】給送回転体1に分離部1aと給送部1bとを設
け、且つ、分離部1aの弾性率を給送部1bの弾性率よ
り大きくすることで、シートが分離板を乗り越えようと
して変形した時に、該変形を押えようとする力が給送部
より分離部の方が大きくなる様にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録装置や画像形成装
置にシートや原稿を順次給送するための給紙装置に係
り、特に当接部材にシートを乗り越えさせて分離する給
紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、積載された記録シートを、記録装
置や画像読み取り装置に、1枚ずつ順次送り込むための
給紙装置に用いられている給紙方式として、以下の3方
式がよく知られている。
【0003】第1の方式として最も多く用いられている
のが爪分離方式で、図14に示すように、シート100
の両端部に設置した略3角形の分離爪101、積載され
た最上位のシート100に当接して該シート100を下
流側(図14において左側)に送る1対の給送回転体1
02(一部省略)、該給送回転体102の回動軸である
回転体軸103、シート100を載置する圧板104、
該圧板104を給送回転体102の方向に付勢するばね
(図示せず)、シート100の重送を防止するために、
給送回転体102に対向した位置の圧板104に貼り付
けられた分離パッド105、枠体106より構成されて
いる。そして、積載されたシート100の両端部の紙の
コシ(シートを曲げようとしたときの抗力)を利用して
ループを作り、1枚ずつ爪を乗り越えることにより分離
するようにしたものである。
【0004】第2の方式として摩擦分離方式があり、こ
れは図15に示すように、比較的大径の給送回転体10
2と、前記給送回転体に圧接する分離パット107、該
分離パット107を押し付けるためのばね(図示せ
ず)、シート100を間欠的に送り込むための送り回転
体108、ピンチ回転体109とで構成され、給送回転
体102と分離パット107との当接面での摩擦力を利
用して分離する方式である。
【0005】第3の方式として土手分離方式があり、こ
れは図16に示すようにシート100の搬送方向下流
に、所定の角度を持たせた土手110を設けて、圧板1
04、圧板ばね111により、シート100を給送回転
体102に押し付け、給送回転体102の搬送力で、シ
ート100を曲げることにより1枚ずつ分離して給送す
るようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シート分離方式には、以下のような問題点があった。
【0007】まず、第1の方式である爪分離方式では、
シート100の両端部をループ上に曲げて分離するた
め、比較的厚めのシートや、はがき、封筒といった曲が
りにくいシート100では、ループが作りにくく、分離
が困難であった。
【0008】また比較的薄めのシート100は、コシが
弱いので、数枚一緒にループが発生し、1枚づつの分離
が不可能であった。
【0009】また、使用環境として高温高湿ではシート
100が吸湿するので、シートのコシが弱くなり、前述
した薄めのシート100と同様に数枚分離してしまう不
具合を生じていた。
【0010】しかも、ループを作るために給送回転体1
02の搬送力を大きくしなければならず、且つ、最下位
のシート100が接する部分には、所定の摩擦力を生じ
させて重送(最後の2枚を一緒に送ってしまうこと)を
防止するための分離パット105が設けられており、こ
のためシート無し時には、給送回転体102と分離パッ
ト105が直接摺動するので負荷が増大し、トルクの大
きなモータが必要であった。
【0011】さらに、分離爪101の上部には、シート
100がループを作るための空間が必要であり、装置が
大きくなってしまうといった欠点があった。
【0012】第2の方式である摩擦分離方式では、分離
パット107と給送回転体102とのしごき動作で分離
するため、シート100の厚さに対して許容度があり、
常用される複写シートからはがき程度までは分離できる
反面薄シートの分離は不安定であり、また給送回転体1
02の径を比較的大きくしなければならず、装置の大型
化の要因となっていた。
【0013】また、分離パッド107と給送回転体10
2とは、常に接触しており最下位のシート100が給送
された後も給送回転体102は回転しなければならず、
このため給送回転体102の駆動力には大きな負荷に耐
えるモータが必要であった。しかも、印字装置に適用さ
れた場合には、シート100の後端が外れたときの負荷
変動で給送ムラが生じ、画像品位を悪くする問題があっ
た。
【0014】さらに、シート100の端部で分離するた
め、給送回転体102と分離パット107との接触部
に、シート100を突き当てるための手段が別に必要で
あり、シート100の上流側に搬送手段を設けたり、給
送回転体102に離反可能な別のパットを設けてシート
100を送り込んだりしなければならず、装置が複雑で
大きくなり、また、高価になる要因になっていた。
【0015】第3の方式である土手分離方式は、比較的
構造が簡単であるが、シートのコシを利用するため、は
がき又はがきと同等の厚さ(同様のコシの強さ)のシー
ト100でないと分離できず、はがきフィーダ等の厚い
シートの自動給シート装置にしか使えないといった問題
があった。
【0016】以上述べた3方式とも、薄シートからハガ
キ、封筒といった様々なシート100に対して確実な分
離をすることができず、使用できるシート100の範囲
を限定するか、もしくは、それぞれの方式を組み合わせ
て切り替えたり、装置全体を交換したりして使用するた
め、操作性を悪くするばかりでなく、装置も大きく高価
になってしまう欠点を有していた。
【0017】しかも、給送回転体102と分離パッド1
05,107及び土手110との位置関係を適切にしな
ければならず、積載されたシート100を下側から押し
上げるための圧板104が必要であり、装置が大きくな
るばかりでなく、構造も複雑になるといった欠点を有し
ていた。
【0018】そこで本発明は、シートの厚みやコシの強
さに関係なく、分離給送が可能で、且つ、操作性を失う
ことのない安価な給シート装置を提供することを目的と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上述事情に鑑み
なされたものであって、シートを積載するシート積載手
段と、前記シート積載手段に積載されているシートを送
り出す給送回転体(1,32)と、前記給送回転体
(1,32)により送り出されるシートの下流側に配置
され、該シートの先端部の一部が当接して乗り越えるこ
とによりシートを1枚づつ分離する当接部材(6,2
2)と、を備え、前記給送回転体(1,32)は、前記
当接部材(6,22)をシートが乗り越えるときに該シ
ートにおける前記当接部材(6,22)と前記給送回転
体(1,32)との間に生じる張力を調節するために変
位可能に設け、シートの先端が前記当接部材(6,2
2)を乗り越える際には前記給送回転体(1,32)の
変位量を少なくして前記張力が大きくなるようにし、シ
ートの先端が前記当接部材(6,22)を乗り越えた後
は前記給送回転体(1,32)の変位量を多くして前記
張力が小さくなるようにしてなる、ことを特徴とする。
【0020】例えば、前記給送回転体(1,32)は、
給送するシートの先端を前記当接部材(6,22)を乗
り越えさせるための分離部(1a)と、該分離部(1
a)より前記当接部材(6,22)に対して遠い位置に
配置され、前記当接部材(6,22)を乗り越えたシー
トを搬送するための給送部(1b)と、を有する。
【0021】また、前記給送回転体(1,32)は、給
送するシートの先端を前記当接部材(6,22)を乗り
越えさせるために回転体幅を厚く設定した分離部(1
a)と、前記当接部材(6,22)を乗り越えたシート
を搬送するために前記分離部(1a)よりも回転体幅を
薄く設定した給送部(1b)と、を有する。
【0022】また、前記給送回転体(1,32)は、シ
ートが前記当接部材(6,22)を乗り越えてシートが
撓んだときに、シートとの摩擦によって変形可能に弾性
部材で形成し、給送するシートの先端を前記当接部材
(6,22)を乗り越えさせるために弾性率を大きく設
定した分離部(1a)と、前記当接部材(6,22)を
乗り越えたシートを搬送するために前記分離部(1a)
よりも弾性率を小さく設定した給送部(1b)と、を有
する。
【0023】また、前記給送回転体(1,32)は、給
送するシートの先端を前記当接部材(6,22)を乗り
越えさせるために剛性を大きくした分離部(1a)と、
前記当接部材(6,22)を乗り越えさせたシートを搬
送するために切り欠きを形成して前記分離部(1a)よ
りも剛性を小さくした給送部(1b)と、を有する。ま
た、記録装置としては、シートを積載するシート積載手
段と、前記シート積載手段に積載されているシートを送
り出す給送回転体(1,32)と、前記給送回転体
(1,32)により送り出されるシートの下流側に配置
され、該シートの先端部の1部が当接して乗り越えるこ
とによりシートを1枚ずつ分離する当接部材(6,2
2)と、前記当接部材(6,22)により分離給送され
たシートに画像を記録する記録手段と、を備え、前記給
送回転体(1,32)は、前記当接部材(6,22)を
シートが乗り越えるときに該シートにおける前記当接部
材(6,22)と前記給送回転体(1,32)との間に
生じる張力を調整するために変位可能に設け、シートの
先端が前記当接部材(6,22)を乗り越える際には前
記給送回転体(1,32)の変位量を少なくして前記張
力が大きくなるにし、シートの先端が前記当接部材
(6,22)を乗り越えた後は前記給送回転体(1,3
2)の変位量を多くして前記張力が小さくなるようにし
てなる、ことを特徴とする。
【0024】例えば、前記記録手段は、電気熱交換体を
備え、印加される熱エネルギーにより生じる膜沸騰によ
る気泡の成長によって生じる圧力変化を利用して吐出口
よりインクを吐出して記録を行うインクジェット方式の
ものである。
【0025】また、シートを積載するシート積載手段
と、前記シート積載手段に積載されているシートを送り
出す1対の給送回転体(1,32)と、前記給送回転体
(1,32)により送り出されるシートの下流側に配置
され、該シートの先端部部の1部が当接仕手乗り越える
ことによりシートを1枚づつ分離する当接部材(6,2
2)と、を備え、前記給送回転体(1,32)は、前記
当接部材(6,22)をシートが乗り越えるときに該シ
ートの撓みに追従するために変位可能に設けるととも
に、前記シート積載手段に積載されているシートの積載
量に応じて1対の給送回転体(1,32)が接離する様
に設けてなる、ことを特徴とする。
【0026】さらに、前記シート積載手段に積載されて
いるシートの積載量の減少に伴って1対の給送回転体
(1,32)の間隔を広げてなる。
【0027】
【作用】本発明は、上記構成に基づき、シート(S)が
変形して当接部材(6,22)を乗り越える際に、分離
時はシート(S)が当接部材と大きな摩擦力で摺擦すべ
く分離部(1a)の変位量を小さくし、給送時にはシー
ト(1b)と当接部材とが小さな摩擦力で摺擦すべく給
送部(1b)の変位量を大きくする様に、給送回転体
(6,22)に分離部(1a)と給送部(1b)とを設
ける。
【0028】なお、上述したカッコ内の符号は、図面と
対照するためのものであるが、なんら本発明の構造を限
定するものではない。
【0029】
【実施例】
<実施例1>本発明の実施例1を図面に沿って説明す
る。図1は給紙装置の斜視図、図2はその正面図、図3
はその側面図を示している。
【0030】給紙装置は、多数のシートを積載するシー
ト積載手段7と、該シート積載手段7からシートを給紙
する1対の給送回転体1とを有している。該給送回転体
1は、高摩擦係数の材料(例えば、ゴムやウレタンフォ
ーム等)からなる扇状の分離部1aと給送部1bとを有
し、前記分離部1aは、回転体幅が給送部1bより薄く
設定されて、給送部1bに比べ変形が容易に設定されて
いる。そして、これら分離部1a及び給送部1bは、ボ
ス部1cと一体に形成され、回転体軸2に固着されてい
る。この際、1対の給送部1bが1対の前記分離部1a
を挟む様に配設されている。なお、回転体軸2は、スラ
スト受け(不図示)により該回転体軸2の軸方向の移動
が規制され、その両端部にはプーリ2aが固着されてい
る。また、前記プーリ2aと対向する駆動軸3の位置に
は駆動プーリ3aが設けられ、これらプーリ2aとプー
リ3aとにベルト5が張架されて駆動軸3の駆動力が回
転体軸2に伝達可能となっている。なお、前記プーリ2
a,3aには、その外周にタイミング歯が形成されてい
る。また、駆動軸3の駆動力は、駆動軸3に取りつけら
れたモータ4により発生する。このモータ4としては、
両方向の回転制御が容易なステッピングモータが好まし
い。
【0031】また、前記回転体軸2は、前記駆動軸3と
摩擦係合して同軸に回転するように設けられた、揺動ア
ーム(不図示)に支持され、駆動軸3の回動による回転
分力で揺動アームが回転する様になっている。従って、
給送回転体1は回転体軸2を中心に自転すると共に、駆
動軸3に対して公転する様になっている。
【0032】また、シート100の給紙方向前部には、
分離板6(当接部材)が設けられている。この分離板6
は、ポリエステルシート等の弾性を有する薄板材料で形
成され、略半月形状の部面6aを有してシート積載手段
7に取りつけられている。さらに分離板6は、前述した
1対の給送回転体1の間に位置し、且つ、給送回転体1
がシート100と当接する部位よりも数ミリ下流側(シ
ート給紙方向側)であると共に、シート先端縁と平行に
設置されている。そして分離板6から給紙方向側に若干
の隙間をあけた位置に所定の幅を有するストッパ7aが
シート積載手段7と一体に形成されている。このストッ
パ7aは、分離板6よりも幅狭で、高さも低く設定され
て、分離給紙されるシート100と接触しない様になっ
ている。そして、給送回転体1により給送方向に給送力
を受けたシートが全体的に動き、分離板6と当接して、
この分離板6を傾けさせる。傾いた分離板6はストッパ
7aに当接するので、分離板6は所定の角度で傾く様に
なる。
【0033】なお、シート100は、サイドガイド7
b、エンドガイド7cにより、シート100の左右方向
及び後方の位置が規制されている。
【0034】上記構成においてその動作を図4〜図6を
用いて説明する。
【0035】まず、図4(a)において、モータ4を矢
印A方向に回すと、駆動軸3及び駆動プーリ3aも同方
向に回転する。ベルト5も同方向に回転し、回転体軸2
も同方向に回転する。これにより給送回転体1も矢印A
方向に回転すると同時に、揺動アームが矢印B方向に回
動して、給送回転体1が積載されたシート100に当接
し、シート100を矢印C方向に給送する。これにより
シート100は矢印C方向に移動して分離板6を押すた
め、分離板6は反時計方向(矢印D方向)に回転し、ス
トッパ7aに当接して止まり、シート100は傾斜した
分離板6により捌かれることになる(図4b,図5b参
照)。
【0036】さらに、給送回転体1が回転して最上位の
シート100aを矢印方向Cに給送しようとすると、給
送回転体1が当接してるシート100aは、分離板6の
中央部近傍で変形し、上方に湾曲して分離板6を乗り越
えようとする。この時シートの両側部が分離部1aで押
えつけられているので分離板6を乗り越えようとして変
形するとシートに張力が働き、この張力によって分離部
1aが変形する(図4c,図5c参照)。即ち、シート
100aの張力で、給送回転体1を内側に引っ張って変
形させていることになる。この時のシート100aの変
形は部分的なものであり、図6の斜線領域100bで示
すように給送回転体1の間で、分離板6を底辺とする円
弧状の2辺を持った略3角形状の膨らみが発生し、給送
回転体1の当接力及び、分離板6の端面の形状にも依存
して決まる量で、分離板6の形状を適切に設定すること
により、下位のシート100に変形を生じさせない様に
することが可能となる。
【0037】また、図4(c)に示す様に、最上位のシ
ート100aを1枚のみ分離した後、分離部1aとシー
ト100aとの当接から、給送部1bとシート100a
との当接に移行する。給送部1bは広い間隔で配設され
ているので、分離板6を乗り越えているシート100a
の変形は滑らかになると共にシート100aと分離板6
の部面6aとの摩擦力が小さくなりシート100aの給
送力が少なくて済み、又、分離板6の耐久性も良くな
る。給送部1bによりシート100aが引き続き給送さ
れ、下流側にある主搬送回転体(図示せず)にシート1
00aを受け渡し、例えばループを形成してレジを取っ
た後、モータ4を矢印Aとは逆方向に回転すると、図4
(a)と同じ位置に戻り、シート100の分離給送の1
サイクルが終了する。
【0038】図4(a)の位置では、クリック部材又は
保持部材(不図示)により、モータ4を停止しても、回
転体軸2はその位置を保持される。 <実施例2>本発明の実施例2を図面に沿って説明す
る。なお、給紙装置は実施例1と略同じ構成なので同一
符号を付して相違点のみを説明する。
【0039】図7は、本発明の実施例2の給送回転体1
を示す斜視図で、給送回転体1は部分的に回転体幅厚が
異なる様に構成され、厚みの厚い部分はシート100を
分離する分離部1aとして、又厚みの薄い部分は給送部
1bとして機能し、対向する給送部1bは分離部1aよ
り幅広くなる様に配設されている。
【0040】上記構成においてシート100aを分離し
た後は、厚さの薄い給送部1bがシート100に当接す
ると共に、その間隔が広いので分離板6を乗り越える時
のシートの変形がなだらかとなる。これによって、シー
ト100aと分離板6の端面との当接力が僅かとなり、
シート100aの搬送に対する摩擦力も小さく、又、耐
久性も改善される。給送部1bにより、シート100a
が引き続き搬送されると、実施例1で述べた様に、下流
側にある主搬送回転体(図示せず)にシートを受け渡
し、例えばループを形成してレジを取った後、モータ4
を矢印Aとは逆方向に回転すると、図4(a)と同じ位
置に戻り、シートの分離給送の1サイクルが終了する。
【0041】本実施例2では、給送回転体1の形状が簡
単になるので製造が容易であり、又、給送回転体1の幅
が小さく出来るので、幅の狭いシートにも対応すること
が可能になる。 <実施例3>本発明の実施例3を図面に沿って説明す
る。なお、給紙装置は実施例1と略同じ構成なので同一
符号を付して相違点のみを説明する。
【0042】図8は本実施例3の給送回転体1の斜視図
で、給送回転体1は、前述した分離の初期時にシート1
00aと当接する分離部1aと、分離後の給送時にシー
ト100aと当接する給送部1bとからなり、これらの
弾性率が異なる様に構成されている。そして、分離部1
aはシート100aが分離板6を乗り越える際に、回転
軸2の方向に変形可能に適宜設定されると共に、給送部
1bの弾性率は分離後のシート100aの搬送のみを最
適に行えるように分離部1aよりも小さな弾性率に設定
されている。これによって、分離後には弾性率の小さい
給送部1bの変形が大きくなるので、分離板6を乗り越
える時のシートの変形が滑らかになり、シート100a
と分離板6の端面との当接力も僅かにすることが可能と
なる。また、シート100aの搬送に対する摩擦力も小
さく、又、耐久性も改善されている。
【0043】給送部1bにより、シート100aが引き
続き搬送されると、実施例1で述べた様に、下流側にあ
る主搬送回転体(図示せず)にシート100aを受け渡
し、例えばループを形成してレジを取った後、モータ4
を矢印Aとは逆方向に回転すると、図4(a)と同じ位
置に戻り、シート100aの分離給送の1サイクルが終
了する。
【0044】尚、弾性率だけでなく、給送回転体1の外
周面の表面摩擦係数をも換えることにより、分離性能の
向上や、信頼性の更なる向上も可能となる。 <実施例4>本発明の実施例4を図面に沿って説明す
る。なお、給紙装置は実施例1と略同じ構成なので同一
符号を付して相違点のみを説明する。
【0045】図9は、給送回転体1の斜視図で、給送回
転体1は分離の初期時にシート100aと当接する分離
部1aと、分離後の紙搬送時にシート100aと当接す
る給送部1bとからなり、前記給送部1bはボス部1c
との間の肉を抜くことにより分離部1aと弾性力(剛
性)が異なるように構成されている。これにより、分離
後の給送回転体1の変形を大きくすることができるの
で、分離板6を乗り越える時のシートの変形をが滑らか
になると共にシート100aと分離板6の端面との当接
力は僅かとなり、シート100aの搬送に対する摩擦力
も小さく、又、耐久性も改善される。
【0046】本実施例4によると、給送回転体1の製造
が容易なため、装置も安価にでき、又、給送回転体機構
もコンパクトに出来るのでシート100の紙幅に制限を
与えることなく、狭い幅のシート100も使用可能とな
る。 <実施例5>本発明の実施例5を図面に沿って説明す
る。図10は給紙装置を示す斜視図で、底板21aと分
離モータ23とを有し、分離モータ23は底板21aと
一体に形成された分離モータ取り付け板21bに取り付
けられている。そして分離モータ23には駆動軸24が
取り付けられ、該駆動軸24の他端は駆動軸取り付け板
21cに支持されて回動自在となっている。さらに、駆
動軸の両端には駆動ギヤ25,25’が固着されてい
る。また、この駆動軸24に平行に、且つ、シート27
の給送方向に(図10において左側)は、回転体軸28
が設けれれている。この回転体軸28は揺動アーム26
の一端で支持され、該揺動アーム26の他端は駆動軸2
4に回動自在に支持されている。また、回転体軸28に
は給送回転体ホルダー31と給送回転体32とが取り付
けられている。この、給送回転体32は摩擦係数の大き
い材料で形成され、また、給送回転体32は比較的薄く
形成されて軸方向に変形可能になっている。そして、給
送回転体32は前記給送回転体ホルダー31に固着され
て、この給送回転体ホルダー31には係合溝31aが設
けられている。また、回転体軸28の両側端前面の底板
21aには間隔調整板21dが設けられ、間隔調整板2
1dは底板21aに所定の角度で立設し、先端にいくほ
ど両端の間隔調整板21dの間隔が狭まっている。そし
て、この間隔調整板21dは給送回転体ホルダー31の
係合溝31aと嵌合することで1対の給送回転体32の
間隔を規制している。なお、回転体軸28にはキー溝2
8aが形成されて、給送回転体ホルダー31はこのキー
溝28aに沿って移動可能となっている。さらに、回転
体軸28の両端には回転体ギア29,29’が固着され
ていると共に端部28b,28b’は若干径を細くし
て、揺動アーム26の軸受け部に回動自在に支持されて
いる。そして回転体ギア29,29’は駆動ギヤ25,
25’に歯合して、駆動軸24の駆動力が伝達される。
回転体ギア29,29’と揺動アーム26との間には摩
擦板30が配置されており、(対向部の図示は省略す
る)両者の間に所定の摩擦力を発生することで、前記駆
動ギア25,25’の回動力により前記揺動アーム26
がつられて回動可能となっている。
【0047】また、シート27先端部には分離部1aが
底板21aと一体に形成されている。この分離部1aは
上面部22aが略半月状の形状をしており、後述するシ
ート27の当接面22bは、シート27の搬送方向下流
に向かって、上部にいくほど後退するように傾斜面にな
っている。
【0048】上記構成においてその動作を図10及び図
11を用いて説明する。
【0049】まず、分離モータ23が矢印a方向に回転
すると、回転体ギア29,29’は矢印方向bに回転す
る。そして摩擦板30により揺動アーム26は矢印c方
向に回転し、給送回転体32がシート27に当接する
と、揺動アーム26の回転が止まり、最上位のシート2
7を下流側(図10において右側)に搬送する。搬送さ
れたシート27は、分離板22に当接し、部面22bを
摺擦する。なお、シート27が分離板22を乗り越える
時に山形に曲がるので、分離板22に当接する前より
も、給送回転体32の間隔は狭くなる必要がある。これ
は、給送回転体32が軸方向に変形することにより解消
される。そして、積載された最上位のシート27にのみ
変形を起こさせるための駆動力が働くので1枚のシート
27のみが分離されて下流側に給送される。
【0050】このようにしてシート27が分離給送され
るが、本実施例での分離では、分離板22の係量と給送
回転体32の間隔で山形の変形量が決まり、シート27
の分離性能に大きく影響する。ここでシートの厚さによ
り、給送回転体32当接点(言い換えれば高さ)が変化
することにより分離板22の係量が変わってしまう。そ
こで間隔調整板21dは、ベース21の取り付け部に近
いほどその間隔が広がるように傾斜し、間隔調整板21
dと給送回転体ホルダー31の係合溝31aとが係合し
ているので、給送回転体32が下がるほどその間隔は広
がることになる。これにより、シート27が少なくなり
分離部1aに対する係量が大きくなった場合には、給送
回転体32の間隔が広がるので、分離の際のシート27
の変形量(ループの大きさ)は変化せず分離性能を一定
にすることが可能となる。
【0051】そして、シート27の分離給送が終了する
と、分離モータ23は、矢印a方向とは逆に回転し、揺
動アーム26は矢印cと逆方向に回転し給送回転体32
はシート27から離れ給送されたシート27はフリーに
なり、分離動作を終了する。
【0052】以上述べたように本発明によれば圧板を用
いることなく、シート27の体積厚さに影響されない
で、安定した分離・給紙が可能となる。 <実施例6>本発明の実施例6を図面に沿って説明す
る。なお、給紙装置は実施例5と略同じ構成なので同一
符号を付して相違点のみを説明する。
【0053】図12は本発明の実施例6を説明する正面
図で、間隔調整板33を給送回転体32の間に配置した
物である。間隔調整板33はケース(不図示)に取り付
けられ、その両端部はテーパ部33aが形成されてお
り、給送回転体ホルダー34が当接している。そして給
送回転体ホルダー34は、ばね35により間隔調整板3
3の方向に付勢されている。本実施例6では給送回転体
32の間隔を変えるための間隔調整板33がシート27
の幅より内側なので実施例5の効果に加え給紙装置を小
形にすることが可能になる。
【0054】次に、記録装置の実施例を説明する。図1
3は、本発明に係る記録装置の模式図である。給送回転
体1によりピックアップされたシート100は、ピンチ
ローラ120と搬送ローラ121のローラ対に送られ
る。さらに、ローラ対120,121により送られたシ
ート100は記録装置Yのプラテン122上に沿って進
み、記録ヘッド123により、所定の画像情報に基づい
た記録が行われ、記録されたシートは排出ローラ対12
4,125により排紙トレイ126に排紙される。
【0055】記録ヘッド123は、インクタンクと一体
に構成され、交換容易なインクジェット記録ヘッドであ
る、記録ヘッド123は電気熱交換体を備え、印加され
る熱エネルギーにより生じる膜沸騰による気泡の成長、
収縮によって生じる圧力変化を利用して吐出口よりイン
クを吐出差せて記録を行なう。
【0056】なお、記録方式としては、インクジェット
方式に限定されるものではなく、他のどのような方式で
あっても良い。さらに、本発明の原稿読み取り装置に適
用しても良い。
【0057】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、給
送されたシートが分離板に当接し、該分離版を乗り越え
ることによりシートの分離を行う際に、給送部が分離部
より変形し易くすることで、分離が確実に行え、且つ、
搬送が容易となるので、シートの厚みや腰の強さに左右
されない、安価で信頼性のある給紙装置が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に適用される給紙装置の斜視
図。
【図2】本発明の実施例1に適用される給紙装置の正面
図。
【図3】本発明の実施例1に適用される給紙装置の側面
図。
【図4】本発明の実施例1に適用される給紙装置の側面
図で(a)は給紙動作前(b)は給紙によりシートが分
離板と当接した状態(c)はシートを分離している状態
を示す図。
【図5】本発明の実施例1に適用される給紙装置の正面
図で(a)は給紙動作前(b)は給紙によりシートが分
離板と当接した状態(C)はシートを分離している状態
を示す図。
【図6】本発明の実施例1に適用される分離されるシー
トの変形形状を示す図。
【図7】本発明の実施例2に適用される給送回転体の斜
視図。
【図8】本発明の実施例3に適用される給送回転体の斜
視図。
【図9】本発明の実施例4に適用される給送回転体の斜
視図。
【図10】本発明の実施例5に適用される給紙装置の斜
視図。
【図11】本発明の実施例5に適用される給紙装置の正
面図で(a)は給紙動作前(b)は給紙によりシートが
分離板と当接した状態(c)はシートを分離している状
態を示す図。
【図12】本発明の実施例6に適用される給紙装置の正
面図。
【図13】本発明に係る給紙装置を用いた記録装置を説
明する模式図。
【図14】従来の技術の説明に適用される爪分離方式の
給紙装置の斜視図。
【図15】従来の技術の説明に適用される摩擦分離方式
の給紙装置の斜視図。
【図16】従来の技術の説明に適用される土手分離方式
の給紙装置の斜視図。
【符号の説明】
1,32 給送回転体 1a 分離部 1b 給送部 6,22 分離板(当接部材) 7 シート積載手段 Y 記録装置(記録手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを積載するシート積載手段と、 前記シート積載手段に積載されているシートを送り出す
    給送回転体と、 前記給送回転体により送り出されるシートの下流側に配
    置され、該シートの先端部の一部が当接して乗り越える
    ことによりシートを1枚づつ分離する当接部材と、を備
    え、 前記給送回転体は、前記当接部材をシートが乗り越える
    ときに該シートにおける前記当接部材と前記給送回転体
    との間に生じる張力を調節するために変位可能に設け、
    シートの先端が前記当接部材を乗り越える際には前記給
    送回転体の変位量を少なくして前記張力が大きくなるよ
    うにし、シートの先端が前記当接部材を乗り越えた後は
    前記給送回転体の変位量を多くして前記張力が小さくな
    るようにしてなる、 ことを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記給送回転体は、給送するシートの先
    端を前記当接部材を乗り越えさせるための分離部と、 該分離部より前記当接部材に対して遠い位置に配置さ
    れ、前記当接部材を乗り越えたシートを搬送するための
    給送部と、を有する、 請求項1記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記給送回転体は、給送するシートの先
    端を前記当接部材を乗り越えさせるために回転体幅を厚
    く設定した分離部と、 前記当接部材を乗り越えたシートを搬送するために前記
    分離部よりも回転体幅を薄く設定した給送部と、を有す
    る、 請求項1記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記給送回転体は、シートが前記当接部
    を乗り越えてシートが撓んだときに、シートとの摩擦に
    よって変形可能に弾性部材で形成し、給送するシートの
    先端を前記当接部材を乗り越えさせるために弾性率を大
    きく設定した分離部と、前記当接部材を乗り越えたシー
    トを搬送するために前記分離部よりも弾性率を小さく設
    定した給送部と、を有する、 請求項1記載の給送装置。
  5. 【請求項5】 前記給送回転体は、給送するシートの先
    端を前記当接部材を乗り越えさせるために剛性を大きく
    した分離部と、 前記当接部材を乗り越えさせたシートを搬送するために
    切り欠きを形成して前記分離部よりも剛性を小さくした
    給送部と、を有する、 請求項1記載の給紙装置。
  6. 【請求項6】 シートを積載するシート積載手段と、 前記シート積載手段に積載されているシートを送り出す
    給送回転体と、 前記給送回転体により送り出されるシートの下流側に配
    置され、該シートの先端部の1部が当接して乗り越える
    ことによりシートを1枚ずつ分離する当接部材と、 前記当接部材により分離給送されたシートに画像を記録
    する記録手段と、を備え、 前記給送回転体は、前記当接部材をシートが乗り越える
    ときに該シートにおける前記当接部材と前記給送回転体
    との間に生じる張力を調整するために変位可能に設け、
    シートの先端が前記当接部材を乗り越える際には前記給
    送回転体の変位量を少なくして前記張力が大きくなるに
    し、シートの先端が前記当接部材を乗り越えた後は前記
    給送回転体の変位量を多くして前記張力が小さくなるよ
    うにしてなる、 ことを特徴とする記録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録手段は、電気熱交換体を備え、
    印加される熱エネルギーにより生じる膜沸騰による気泡
    の成長によって生じる圧力変化を利用して吐出口よりイ
    ンクを吐出して記録を行うインクジェット方式のもので
    ある、 請求項6記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 シートを積載するシート積載手段と、 前記シート積載手段に積載されているシートを送り出す
    1対の給送回転体と、 前記給送回転体により送り出されるシートの下流側に配
    置され、該シートの先端部の1部が当接して乗り越える
    ことによりシートを1枚づつ分離する当接部材と、を備
    え、 前記給送回転体は、前記当接部材をシートが乗り越える
    ときに該シートの撓みに追従するために変位可能に設け
    るとともに、前記シート積載手段に積載されているシー
    トの積載量に応じて1対の給送回転体が接離する様に設
    けてなる、 ことを特徴とする給紙装置。
  9. 【請求項9】 前記シート積載手段に積載されているシ
    ートの積載量の減少に伴って1対の給送回転体の間隔を
    広げてなる、 請求項8記載の給紙装置。
JP30603992A 1992-10-19 1992-10-19 給紙装置及び記録装置 Pending JPH06127714A (ja)

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