JPH06127976A - 結晶性封着用材料 - Google Patents
結晶性封着用材料Info
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- JPH06127976A JPH06127976A JP4302832A JP30283292A JPH06127976A JP H06127976 A JPH06127976 A JP H06127976A JP 4302832 A JP4302832 A JP 4302832A JP 30283292 A JP30283292 A JP 30283292A JP H06127976 A JPH06127976 A JP H06127976A
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- Japan
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- zno
- crystal
- sealing
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/062—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight
- C03C3/064—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron
- C03C3/066—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron containing zinc
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C8/00—Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
- C03C8/24—Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions, i.e. for use as seals between dissimilar materials, e.g. glass and metal; Glass solders
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大型のカソード保持部品の気密封着に用いて
もクラックが発生することのない結晶性封着用材料を得
る。 【構成】 重量百分率でZnO 40〜60%、B2 O
3 20〜25%、SiO2 10〜25%、BaO 0.
2〜10%、MgO 4〜23%からなるガラス粉末1
00重量部に対して、ZnO結晶粉末及び/又はZnO
・B2 O3 結晶粉末を0.02〜5重量部添加してなる
ことを特徴とする。
もクラックが発生することのない結晶性封着用材料を得
る。 【構成】 重量百分率でZnO 40〜60%、B2 O
3 20〜25%、SiO2 10〜25%、BaO 0.
2〜10%、MgO 4〜23%からなるガラス粉末1
00重量部に対して、ZnO結晶粉末及び/又はZnO
・B2 O3 結晶粉末を0.02〜5重量部添加してなる
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子銃用カソード保持部
品、特に陰極線管用電子銃のカソード保持部品の気密封
着に使用される結晶性封着用材料に関するものである。
品、特に陰極線管用電子銃のカソード保持部品の気密封
着に使用される結晶性封着用材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、陰極線管用電子銃のカソード保持
部品には、コバールと呼ばれるFe−Ni−Co合金や
42Fe−Ni合金が使用され、封着ガラスによって封
合、保持されている。図1はその一例であり、42Fe
−Ni合金製の外枠1中にFe−Ni−Co合金製の小
管2が封着ガラス3によって気密封着され保持されたカ
ソード保持部品を示している。
部品には、コバールと呼ばれるFe−Ni−Co合金や
42Fe−Ni合金が使用され、封着ガラスによって封
合、保持されている。図1はその一例であり、42Fe
−Ni合金製の外枠1中にFe−Ni−Co合金製の小
管2が封着ガラス3によって気密封着され保持されたカ
ソード保持部品を示している。
【0003】前記した封着ガラスには、800℃程度で
封着できること、Fe−Ni−Co合金等の金属材料と
熱膨張係数が適合すること、陰極線管を製造する際の排
気工程における再加熱によって封着部分の変形が起こら
ないこと等が要求され、従来より種々の封着ガラスが提
案されている。その代表的なものとして特公昭49−3
5045号に開示の接合用ガラスが知られている。この
ガラスはZnO−B2O3 −SiO2 −RO(RはC
a、Sr、Ba、Mgの1種以上)系の組成を有し、2
ZnO・SiO2 結晶、ZnO・B2 O3 系結晶、Mg
O・2B2 O3 結晶等が析出する結晶性ガラスであり、
金属とセラミックス、2種の金属同士又は2種のセラミ
ックス同士の接合を目的としたものである。また上記ガ
ラスをFe−Ni−Co合金封着用として改良したもの
に特開昭51−25513号や特開昭51−49212
号に開示の結晶性ガラス組成物がある。前者はフィラー
として熱膨張係数が70×10-7/℃以上の無機耐火物
を添加したものであり、後者はZnOの含有量を45重
量%以下に制限し、且つ、Al2 O3 を必須成分として
含有したものである。さらに特開平2−133336号
には化学的耐久性とFe−Ni−Co合金に対する濡れ
性を改善するためにSnO2 、TiO2 、ZrO2 の1
種以上と、NiやCoの酸化物を添加した封着用組成物
が提案されている。
封着できること、Fe−Ni−Co合金等の金属材料と
熱膨張係数が適合すること、陰極線管を製造する際の排
気工程における再加熱によって封着部分の変形が起こら
ないこと等が要求され、従来より種々の封着ガラスが提
案されている。その代表的なものとして特公昭49−3
5045号に開示の接合用ガラスが知られている。この
ガラスはZnO−B2O3 −SiO2 −RO(RはC
a、Sr、Ba、Mgの1種以上)系の組成を有し、2
ZnO・SiO2 結晶、ZnO・B2 O3 系結晶、Mg
O・2B2 O3 結晶等が析出する結晶性ガラスであり、
金属とセラミックス、2種の金属同士又は2種のセラミ
ックス同士の接合を目的としたものである。また上記ガ
ラスをFe−Ni−Co合金封着用として改良したもの
に特開昭51−25513号や特開昭51−49212
号に開示の結晶性ガラス組成物がある。前者はフィラー
として熱膨張係数が70×10-7/℃以上の無機耐火物
を添加したものであり、後者はZnOの含有量を45重
量%以下に制限し、且つ、Al2 O3 を必須成分として
含有したものである。さらに特開平2−133336号
には化学的耐久性とFe−Ni−Co合金に対する濡れ
性を改善するためにSnO2 、TiO2 、ZrO2 の1
種以上と、NiやCoの酸化物を添加した封着用組成物
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年のテレビ
の大型化の傾向から、陰極線管の電子銃が大型化し、こ
れに伴って電子銃のカソード保持部品も大きくなってい
る。しかしながら上記した従来の封着ガラスを用いて大
型のカソード保持部品を作製した場合、封着ガラス部分
にクラックが生じるという問題が発生している。これは
従来の封着ガラスが、30〜300℃(又は400℃)
の低温域において金属材料と熱膨張が適合するように設
計されていることが要因となっている。即ち、これら金
属材料は350〜450℃以上の高温域で熱膨張が異常
に高くなることが知られている。それゆえ従来の封着ガ
ラスは高温域では金属材料と熱膨張が適合しておらず、
封着後、ガラス中にストレスが残存した状態となってい
る。このガラス中のストレスは、カソード保持部品が小
さい場合にはさほど影響がないため看過されてきたが、
大型の陰極線管に用いられる保持部品の場合には、金属
材料や封着ガラスの使用量が多いため、封着ガラス中の
ストレス量が大きくなり、クラック等が発生し易くなる
のである。
の大型化の傾向から、陰極線管の電子銃が大型化し、こ
れに伴って電子銃のカソード保持部品も大きくなってい
る。しかしながら上記した従来の封着ガラスを用いて大
型のカソード保持部品を作製した場合、封着ガラス部分
にクラックが生じるという問題が発生している。これは
従来の封着ガラスが、30〜300℃(又は400℃)
の低温域において金属材料と熱膨張が適合するように設
計されていることが要因となっている。即ち、これら金
属材料は350〜450℃以上の高温域で熱膨張が異常
に高くなることが知られている。それゆえ従来の封着ガ
ラスは高温域では金属材料と熱膨張が適合しておらず、
封着後、ガラス中にストレスが残存した状態となってい
る。このガラス中のストレスは、カソード保持部品が小
さい場合にはさほど影響がないため看過されてきたが、
大型の陰極線管に用いられる保持部品の場合には、金属
材料や封着ガラスの使用量が多いため、封着ガラス中の
ストレス量が大きくなり、クラック等が発生し易くなる
のである。
【0005】本発明の目的は、大型のカソード保持部品
の気密封着に用いてもクラックが発生することのない結
晶性封着用材料を提供することにある。
の気密封着に用いてもクラックが発生することのない結
晶性封着用材料を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は種々の研究
を重ねた結果、30〜700℃における熱膨張係数が7
0〜85×10-7/℃程度であれば、クラックが発生し
難くなることを見いだし、本発明を提案するにいたっ
た。
を重ねた結果、30〜700℃における熱膨張係数が7
0〜85×10-7/℃程度であれば、クラックが発生し
難くなることを見いだし、本発明を提案するにいたっ
た。
【0007】即ち、本発明の結晶性封着用材料は、重量
百分率でZnO 40〜60%、B2 O3 20〜25
%、SiO2 10〜25%、BaO 0.2〜10%、
MgO4〜23%からなるガラス粉末100重量部に対
して、ZnO結晶粉末及び/又はZnO・B2 O3 結晶
粉末を0.02〜5重量部添加してなることを特徴とす
る。
百分率でZnO 40〜60%、B2 O3 20〜25
%、SiO2 10〜25%、BaO 0.2〜10%、
MgO4〜23%からなるガラス粉末100重量部に対
して、ZnO結晶粉末及び/又はZnO・B2 O3 結晶
粉末を0.02〜5重量部添加してなることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本発明の結晶性封着用材料は、必須成分として
BaOを0.2〜10%、MgOを4〜23%含有し、
且つ、核形成剤としてZnOやZnO・B2 O3 を添加
してなり、結晶化させると2ZnO・SiO2 結晶、Z
nO・B2 O3 系結晶、MgO・2B2 O3 結晶に加え
てBaO・2MgO・2SiO2 結晶が析出する。この
BaO・2MgO・2SiO2 結晶は非常に高い熱膨張
係数を示すため、本発明の封着用材料は30〜700℃
において70〜85×10-7/℃の熱膨張係数を示す。
BaOを0.2〜10%、MgOを4〜23%含有し、
且つ、核形成剤としてZnOやZnO・B2 O3 を添加
してなり、結晶化させると2ZnO・SiO2 結晶、Z
nO・B2 O3 系結晶、MgO・2B2 O3 結晶に加え
てBaO・2MgO・2SiO2 結晶が析出する。この
BaO・2MgO・2SiO2 結晶は非常に高い熱膨張
係数を示すため、本発明の封着用材料は30〜700℃
において70〜85×10-7/℃の熱膨張係数を示す。
【0009】以下、本発明において使用するガラス粉末
の組成の限定理由を示す。
の組成の限定理由を示す。
【0010】ZnOは、2ZnO・SiO2 結晶やZn
O・B2 O3 系結晶の構成成分となり、その含有量は4
0〜60%である。ZnOが40%より少ないとガラス
の溶解が困難になり、60%を越えると結晶化が進み過
ぎて金属材料との封着、固定を十分に行うことができな
い。
O・B2 O3 系結晶の構成成分となり、その含有量は4
0〜60%である。ZnOが40%より少ないとガラス
の溶解が困難になり、60%を越えると結晶化が進み過
ぎて金属材料との封着、固定を十分に行うことができな
い。
【0011】B2 O3 はガラスの構成成分であるととも
に、ZnO・B2 O3 系結晶やMgO・2B2 O3 結晶
の構成成分となり、その含有量は20〜25%である。
B2O3 が20%より少ないとガラス化が困難になり、
25%を越えると結晶化が不十分となり、耐熱性が低下
する。
に、ZnO・B2 O3 系結晶やMgO・2B2 O3 結晶
の構成成分となり、その含有量は20〜25%である。
B2O3 が20%より少ないとガラス化が困難になり、
25%を越えると結晶化が不十分となり、耐熱性が低下
する。
【0012】SiO2 はガラスの構成成分であるととも
に、2ZnO・SiO2 結晶やBaO・2MgO・2S
iO2 結晶の構成成分となり、その含有量は10〜15
%である。SiO2 が10%より少ないとガラスが不安
定になり、15%を越えると溶解性が悪くなる。
に、2ZnO・SiO2 結晶やBaO・2MgO・2S
iO2 結晶の構成成分となり、その含有量は10〜15
%である。SiO2 が10%より少ないとガラスが不安
定になり、15%を越えると溶解性が悪くなる。
【0013】BaOはBaO・2MgO・2SiO2 結
晶の構成成分となり、その含有量は0.2〜10%であ
る。BaOが0.2%より少ないとBaO・2MgO・
2SiO2 結晶の析出量が少なくなり、30〜700℃
における熱膨張係数が70×10-7/℃以上にならなら
ないため、大型のカソード保持部品の気密封着に用いた
場合、クラックが発生し易くなる。一方10%より多い
と溶解性が悪くなる。
晶の構成成分となり、その含有量は0.2〜10%であ
る。BaOが0.2%より少ないとBaO・2MgO・
2SiO2 結晶の析出量が少なくなり、30〜700℃
における熱膨張係数が70×10-7/℃以上にならなら
ないため、大型のカソード保持部品の気密封着に用いた
場合、クラックが発生し易くなる。一方10%より多い
と溶解性が悪くなる。
【0014】MgOはMgO・2B2 O3 結晶やBaO
・2MgO・2SiO2 結晶の構成成分となり、その含
有量は4〜23%である。MgOが4%より少ないとこ
れらの結晶の析出量が少なくなり、30〜700℃にお
ける熱膨張係数が70×10-7/℃以上とならず、23
%より多いと結晶化が進み過ぎて残留ガラス成分が少な
くなり、金属材料の封着、固定が不十分になる。
・2MgO・2SiO2 結晶の構成成分となり、その含
有量は4〜23%である。MgOが4%より少ないとこ
れらの結晶の析出量が少なくなり、30〜700℃にお
ける熱膨張係数が70×10-7/℃以上とならず、23
%より多いと結晶化が進み過ぎて残留ガラス成分が少な
くなり、金属材料の封着、固定が不十分になる。
【0015】ところで本発明に用いられるガラス粉末
は、BaO及びMgOを必須成分として含有し、BaO
・2MgO・2SiO2 結晶を析出させて金属材料に適
合した高膨張を達成するものであるが、このガラス粉末
単独で気密封着を行うと、結晶化後のガラスマトリック
ス中に多量のB2 O3 成分が残留してしまう。その結
果、ガラス表面からB2 O3 成分が滲みだし、これに起
因して金属とガラスの相対位置にズレが生じ、カソード
の支持に支障をきたすおそれがある。
は、BaO及びMgOを必須成分として含有し、BaO
・2MgO・2SiO2 結晶を析出させて金属材料に適
合した高膨張を達成するものであるが、このガラス粉末
単独で気密封着を行うと、結晶化後のガラスマトリック
ス中に多量のB2 O3 成分が残留してしまう。その結
果、ガラス表面からB2 O3 成分が滲みだし、これに起
因して金属とガラスの相対位置にズレが生じ、カソード
の支持に支障をきたすおそれがある。
【0016】そこで本発明においては、さらにZnO結
晶粉末やZnO・B2 O3 結晶粉末を核形成剤として添
加することによって、ZnO・B2 O3 結晶を析出さ
せ、ガラスマトリックス中のB2 O3 量を減少させてB
2 O3 成分の滲みだしを防止する。
晶粉末やZnO・B2 O3 結晶粉末を核形成剤として添
加することによって、ZnO・B2 O3 結晶を析出さ
せ、ガラスマトリックス中のB2 O3 量を減少させてB
2 O3 成分の滲みだしを防止する。
【0017】これら結晶粉末の添加量は、ガラス粉末1
00重量部に対して0.02〜5重量部である。結晶粉
末の添加量が0.02重量部より少ないと上記した効果
がなく、一方5重量部より多いと結晶化が進み過ぎて金
属材料との封着、固定が不十分となる。
00重量部に対して0.02〜5重量部である。結晶粉
末の添加量が0.02重量部より少ないと上記した効果
がなく、一方5重量部より多いと結晶化が進み過ぎて金
属材料との封着、固定が不十分となる。
【0018】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明の結晶性封着
用材料を説明する。
用材料を説明する。
【0019】表1及び表2は本発明の実施例(試料N
o.1〜6)及び比較例(試料No.7〜8)を示して
いる。
o.1〜6)及び比較例(試料No.7〜8)を示して
いる。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】各試料は次のようにして調製した。
【0023】まず表中の組成になるように調合したガラ
スバッチを1300℃で1時間溶融した。次いでこれを
フィルム状に成形した後、粉砕、分級して平均粒径7μ
mのガラス粉末を得た。さらに表に示した割合でZnO
結晶粉末又はZnO・B2 O3 結晶粉末を添加し、混合
して試料を得た。なおこれら結晶粉末は、平均粒径が1
〜3μmのものを使用した。
スバッチを1300℃で1時間溶融した。次いでこれを
フィルム状に成形した後、粉砕、分級して平均粒径7μ
mのガラス粉末を得た。さらに表に示した割合でZnO
結晶粉末又はZnO・B2 O3 結晶粉末を添加し、混合
して試料を得た。なおこれら結晶粉末は、平均粒径が1
〜3μmのものを使用した。
【0024】さらに各試料について、析出結晶、30〜
700℃における熱膨張係数、カソード保持部品を作製
したときのクラックの有無、及びB2 O3 成分の滲みだ
しの有無について評価した。結果を表1に示す。
700℃における熱膨張係数、カソード保持部品を作製
したときのクラックの有無、及びB2 O3 成分の滲みだ
しの有無について評価した。結果を表1に示す。
【0025】表から明らかなように、本発明の実施例で
ある試料No.1〜6は、何れも析出結晶が2ZnO・
SiO2 結晶、ZnO・B2 O3 系結晶、MgO・2B
2 O3 結晶、及びBaO・2MgO・2SiO2 結晶が
析出しており、30〜700℃における熱膨張係数が7
4〜82×10-7/℃であった。またクラック及びB2
O3 成分の滲みだしは何れの試料にも認められなかっ
た。
ある試料No.1〜6は、何れも析出結晶が2ZnO・
SiO2 結晶、ZnO・B2 O3 系結晶、MgO・2B
2 O3 結晶、及びBaO・2MgO・2SiO2 結晶が
析出しており、30〜700℃における熱膨張係数が7
4〜82×10-7/℃であった。またクラック及びB2
O3 成分の滲みだしは何れの試料にも認められなかっ
た。
【0026】これに対して比較例である試料No.7は
BaOを含有しないため、BaO・2MgO・2SiO
2 結晶が析出しておらず、このため熱膨張係数が60×
10-7/℃と低く、この試料を用いて気密封着したもの
にはクラックが認められた。一方試料No.8はBaO
を含有するためBaO・2MgO・2SiO2 結晶が析
出していた。このため熱膨張係数が73×10-7/℃と
高く、クラックは認められなかったが、核形成剤が添加
されていないため、B2 O3 成分の滲みだしが認められ
た。
BaOを含有しないため、BaO・2MgO・2SiO
2 結晶が析出しておらず、このため熱膨張係数が60×
10-7/℃と低く、この試料を用いて気密封着したもの
にはクラックが認められた。一方試料No.8はBaO
を含有するためBaO・2MgO・2SiO2 結晶が析
出していた。このため熱膨張係数が73×10-7/℃と
高く、クラックは認められなかったが、核形成剤が添加
されていないため、B2 O3 成分の滲みだしが認められ
た。
【0027】なお析出結晶は粉末X線回折法によって求
めた。また熱膨張係数は、試料を棒状にプレス成型し、
800℃で20分間焼成した後、ディラトメーターにて
得られた熱膨張曲線より算出した。クラック及びB2 O
3 成分の滲みだしの有無は次のようにして評価した。ま
ず各試料を図2に示すようなボタン状にプレス成型した
後、ガラスの軟化点以上で加熱することで15φ×1.
5mmの大きさの焼結体3’を得た。次いで図1に示す
ような構成となるように、この焼結体と42Fe−Ni
合金製の外枠とFe−Ni−Co合金製の小管を配置
し、還元雰囲気中、800℃で20分間加熱することに
よって封合体を作製した。この封合体について、クラッ
ク及びB2 O3 成分の滲みだしの有無を目視にて確認し
た。
めた。また熱膨張係数は、試料を棒状にプレス成型し、
800℃で20分間焼成した後、ディラトメーターにて
得られた熱膨張曲線より算出した。クラック及びB2 O
3 成分の滲みだしの有無は次のようにして評価した。ま
ず各試料を図2に示すようなボタン状にプレス成型した
後、ガラスの軟化点以上で加熱することで15φ×1.
5mmの大きさの焼結体3’を得た。次いで図1に示す
ような構成となるように、この焼結体と42Fe−Ni
合金製の外枠とFe−Ni−Co合金製の小管を配置
し、還元雰囲気中、800℃で20分間加熱することに
よって封合体を作製した。この封合体について、クラッ
ク及びB2 O3 成分の滲みだしの有無を目視にて確認し
た。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の結晶性封
着用材料は、大型のカソード保持部品の気密封着に使用
してもクラックが発生せず、しかもB2 O3 成分の滲み
だしが起こらないため、ガラスと金属の相対的位置のズ
レが生じない。それゆえテレビ(及び陰極線管)の大型
化に対応したカソード保持部品を作製するのに好適であ
る。
着用材料は、大型のカソード保持部品の気密封着に使用
してもクラックが発生せず、しかもB2 O3 成分の滲み
だしが起こらないため、ガラスと金属の相対的位置のズ
レが生じない。それゆえテレビ(及び陰極線管)の大型
化に対応したカソード保持部品を作製するのに好適であ
る。
【図1】カソード保持部品の一例を示す斜視図である。
【図2】封着用材料の焼結体を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 外枠 2 小管 3 封着ガラス(封着用材料)
Claims (1)
- 【請求項1】 重量百分率でZnO 40〜60%、B
2 O3 20〜25%、SiO2 10〜25%、BaO
0.2〜10%、MgO 4〜23%からなるガラス粉
末100重量部に対して、ZnO結晶粉末及び/又はZ
nO・B2 O3 結晶粉末を0.02〜5重量部添加して
なることを特徴とする結晶性封着用材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30283292A JP3227836B2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 結晶性封着用材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30283292A JP3227836B2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 結晶性封着用材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06127976A true JPH06127976A (ja) | 1994-05-10 |
| JP3227836B2 JP3227836B2 (ja) | 2001-11-12 |
Family
ID=17913635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30283292A Expired - Fee Related JP3227836B2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 結晶性封着用材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3227836B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012133217A1 (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-04 | 日本山村硝子株式会社 | 封着用ガラス組成物及び封着材 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54156199A (en) * | 1978-05-31 | 1979-12-08 | Kawasaki Steel Co | Directional silicon steel plate having crystal vitreous insulating film |
| JPS57140336A (en) * | 1979-11-05 | 1982-08-30 | Rca Corp | Devitrifiable glass frit |
| JPS57200248A (en) * | 1981-06-02 | 1982-12-08 | Nippon Electric Glass Co Ltd | Crystalline material for sealing |
| JPS58204837A (ja) * | 1982-05-19 | 1983-11-29 | Asahi Glass Co Ltd | 封着用結晶性ガラス組成物 |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP30283292A patent/JP3227836B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
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|---|---|---|---|---|
| WO2012133217A1 (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-04 | 日本山村硝子株式会社 | 封着用ガラス組成物及び封着材 |
| JP5887339B2 (ja) * | 2011-03-25 | 2016-03-16 | 日本山村硝子株式会社 | 封着用ガラス組成物及び封着材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3227836B2 (ja) | 2001-11-12 |
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