JPH0612797A - アクセス制御装置 - Google Patents

アクセス制御装置

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JPH0612797A
JPH0612797A JP4167194A JP16719492A JPH0612797A JP H0612797 A JPH0612797 A JP H0612797A JP 4167194 A JP4167194 A JP 4167194A JP 16719492 A JP16719492 A JP 16719492A JP H0612797 A JPH0612797 A JP H0612797A
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JP
Japan
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track
signal
head
deviation signal
control
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JP4167194A
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Kazuo Shibuya
一夫 渋谷
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定にヘッドの小数トラック移動を行うアク
セス制御装置を提供する。 【構成】 ヘッドと媒体のトラック中心における相対位
置ずれを検出するオントラック位置ずれ信号検出手段1
と、オントラック位置ずれと位相の異なるオフトラック
位置ずれ信号を生成する手段2と、オントラックとオフ
トラック位置ずれ信号から新たな位置ずれ信号を構成す
る手段8を備え、オントラックとオフトラック位置ずれ
信号の内挿比をゆるやかに変化させるようにした構成を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転する記録再生用媒
体に対するヘッドの位置決めおよび移動に用いるアクセ
ス制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の微小移動量のアクセス制御
装置の構成を示すブロック図である。図7において、7
1はディスクと媒体のトラック中心との位置ずれ信号を
生成する位置ずれ信号検出手段、72は制御用の位相補
償フィルタ、73はパルス生成手段、74は位相補償フ
ィルタ72の出力とパルス生成手段73の出力を選択す
るスイッチ、76はヘッドと結合したアクチュエータ、
75はアクチュエータ76を駆動する駆動手段、78は
コントローラ、77はコントローラ78の指令によって
パルス生成手段73のパルス信号の選択と起動タイミン
グを制御し、スイッチ74を切り替えて位置制御用の出
力(位相補償フィルタ72の出力)とヘッド移動用出力
(パルス生成手段73の出力)を選択するコントロール
ロジック回路である。
【0003】以上のような構成要素をもつ従来のアクセ
ス制御装置の各構成要素の相互の関係と動作について説
明する。目標トラックに追従している再生、記録動作中
はスイッチ74はA側に接続され、位置ずれ信号検出手
段71で検出された位置ずれ信号を位相補償フィルタ7
2に通し、駆動手段75を用いてアクチュエータ76を
駆動し、ヘッドを目標トラック位置に追従させる。ここ
でコントローラ78の指令で小数トラックの移動をする
命令がくると、コントロールロジック回路77はスイッ
チ74をB側に接続すると同時にパルス生成手段73に
起動命令と移動方向に応じたパルス信号(加速パルス)
を発生させ指令方向にヘッドを加速させる。このとき位
置ずれ信号検出手段71で検出された位置ずれ信号を監
視し、ある適当なタイミング(隣のトラックとの境界位
置を示す信号レベル)で、今度はヘッドの動きにブレー
キをかける目的のパルス信号(減速パルス)をパルス生
成手段73に発生させる。次に、目標トラックのセンタ
付近に移動したことを確認してスイッチ74をA側に接
続し、位置制御に戻し、1トラックの移動を完了するこ
とができる。図8に位置ずれ信号(トラッキングエラー
信号)とアクチュエータ駆動信号のタイミングチャート
を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアクセス制御回路では、移動中は制御ループを切
り、しかも、ヘッドの移動動作に用いる制御量はあらか
じめ設定した固定値であるため、アクチュエータの個体
ばらつきや外部からの振動等の外乱による誤差が生じ、
移動目標トラックの中心位置に移動したときの速度誤差
が大きいので、位置制御に切り替えたときに大なるオー
バーシュートが起こる。一般に位置制御用に用いる位置
ずれ信号の単調性は1トラック以内であるため、大きな
外乱(振動)による大きなオーバーシュートのため、ヘ
ッドは目標トラックを滑って通過し、離れた別のトラッ
クに進む、すなわち、1トラックジャンプを失敗すると
いう問題があった。
【0005】本発明は上記問題を解決するもので、安定
にヘッドの小数トラック移動を行うアクセス制御装置の
提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ヘッドと媒体上のトラック中心位置との相
対位置ずれ量を検出するオントラック位置ずれ信号検出
手段と、オントラック位置ずれ信号と位相が異なる位置
ずれ信号を少なくとも1種類以上生成するオフトラック
位置ずれ信号検出手段と、前記両信号から内挿した新た
な位置ずれ信号を構成する制御用位置ずれ信号構成手段
を備え、ヘッドを位置制御するとき、制御用位置ずれ信
号構成手段を用いて、オントラック位置ずれ信号、オフ
トラック位置ずれ信号の内挿比を準静的に変化させ、ま
た、上記構成に加え、オントラック位置ずれ信号および
オフトラック位置ずれ信号のゲイン、オフセットを調整
する自己調整手段を備え、媒体の個体ばらつき、制御要
素の個体ばらつき、経時変化に対応して制御系の安定性
を向上させ、また、ヘッドの微小移動を行う際に、オン
トラック位置ずれ信号、オフトラック位置ずれ信号の変
化を監視し、ヘッドの実際の移動方向を検出する移動方
向検出手段を備え、また、装置の動作中の環境状態を検
出する動作環境検出手段を備え、それぞれの状態で最適
な方法を選択する構成を有する。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成によって、制御用位置ず
れ信号構成手段によって生成される位置ずれ信号をもと
に位置制御をかけるため、位置制御の大きな開ループゲ
インによる耐振動特性を維持しつつ、ヘッドの微小量移
動(1トラックジャンプ)ができ、また、自己調整手段
によって媒体交換時あるいは再生、記録動作中も含むド
ライブ装置の動作中にオントラック信号およびオフトラ
ック信号のゲイン、オフセットを調整するので、媒体を
含む制御要素の個体ばらつき、経時変化に対応する制御
マージンを大にでき、また、ヘッドの微小移動を行う際
に、移動方向検出手段を備えているので、不測の振動や
衝撃によって、制御目標位置として設定した位置と反対
側にヘッドが移動し、誤動作する可能性を低減し、ま
た、動作環境検出手段を備えているので、環境状態(デ
ィスクの傷の有無、外部からの振動)に対応してそれぞ
れの状態で最も安定性の高いヘッドの移動方式を選択す
るように作用する。
【0008】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の第1の実施例のアクセス制
御装置の構成を示すブロック図である。図1において1
はヘッドと媒体上のトラック中心位置との相対位置ずれ
量を検出するオントラック位置ずれ信号検出手段、2は
オントラック位置ずれ信号と空間的にオフセットを持
つ、すなわちオントラック位置ずれ信号と位相が異なる
位置ずれ信号を生成するオフトラック位置ずれ信号検出
手段、3はオントラック位置ずれ信号とオフトラック位
置ずれ信号をアナログ信号からディジタル信号へ変換す
るアナログ・ディジタル(A/D)変換手段、4はヘッ
ドを媒体上の目標位置にコントロールするための制御用
位相補償フィルタ、5はヘッドを駆動する駆動手段、6
はヘッドに直結されたアクチュエータ、7はコントロー
ラ、8はアナログ・ディジタル変換手段3を用いて変換
されたディジタル値のオントラック位置ずれ信号とオフ
トラック位置ずれ信号を用いて、両信号から内挿した新
たな位置ずれ信号を構成する制御用位置ずれ信号構成手
段であり、制御用位置ずれ信号を位相補償フィルタに入
力し、ヘッドを位置制御する。なお、本実施例はフィル
タ4、制御用位置ずれ信号構成手段8をDSP(ディジ
タルシグナルプロセッサ:Digital Signal Procls
sor)を用いて実現した例を示す。
【0009】次に、上記のような構成要素をもつ第1の
実施例の各構成要素の相互の関係と動作について説明す
る。図1において、オントラック位置ずれ信号検出手段
1で検出された信号をA/D変換手段3でディジタル値
に変換したものをTE1、オフトラック位置ずれ信号検
出手段2で検出された信号をA/D変換手段3でディジ
タル値に変換したものをTE2、制御用位置ずれ信号構
成手段8で生成された制御用位置ずれ信号をTERとす
ると、TERは[TER=a*TE1+(b−a*c)
*TE2]、ここで、−1≦a≦1, b=1か−1, c
=1か−1である。再生、あるいは記録中の位置制御
(通常のモード)ではa=1, b=1, c=1であり、
このときTER=TE1となる。TE1はオントラック
位置がセンタとなる位置ずれ信号であるので、この信号
を用いてフィルタ4の入力とし、アクチュエータ6を駆
動してヘッドを目標トラックに追従させることができ
る。
【0010】TE2としてTE1と位相が90度ずれ
た、すなわち1/4トラック量だけオフセットした信号
としてディスクからの反射光量を示す強度信号を例にと
って、係数a,b,c,の決定の仕方を図2を用いて説
明する。図2において、図2(I)から図2(IV)は横
軸にディスクの半径方向の変位をとり、縦軸にはそれぞ
れTE1,TE2,−TE1,−TE2の信号レベルを
プロットしたものである。ここで、mトラックかm−1
トラックに移動することを考え、この区間を4つの領域
に便宜上分け、それぞれを領域1、領域2、領域3、領
域4と名付けて、それぞれの境界点をA,B,C,D,
Eとする。また、領域1から4の範囲でヘッドを移動さ
せる制御モードをそれぞれモード1、モード2、モード
3、モード4とする。まず、モード1の動きに関して説
明する。今、mトラックのトラック中心にサーボがかか
りA点近傍にヘッドが固定されているとする。このとき
はa,b,cの値はそれぞれ1、1、1である。この状
態からb,cの値は固定のままaの値を1から0まで段
階的にゆっくりと変化させるとTER信号の中心位置が
A点からB点に変化するので、この信号を使って位置制
御をかけている限り、位置制御の耐震性を維持しつつ1
/4トラックの移動が可能となる。このときのTER信
号のaの値に対する変化を図2(V)に示す。aの値に
よって信号中心位置が変化することがわかる。
【0011】次に、A点からB点まで移動するときの処
理プロセッサとしてDSPを用いたときの具体的な制御
フローを図3に示す。図3において、ステップ30でス
タートし、ステップ31で係数b,cの設定とaの初期
値a0とaの値を段階的に変化させるステップパラメー
タIを初期化する。ステップ32でタイマ1をスタート
させ、ステップ33で制御計算の同期タイミング待ちを
する。同期タイミングが来たら、ステップ34でTE
1,TE2をポートから入力し、ステップ35でaの値
を設定する。このaの値によってステップ36でTER
を計算し、このTERを用いてステップ37で制御用の
位相補償フィルタを演算し、ステップ38で制御出力を
出力する。ステップ39はaの値を変化させた後、しば
らくヘッドの振られを落ちつかせるためのディレイを計
算させるタイマである。このタイマがタイムオーバして
いなければステップ33に戻り、次の制御出力計算では
前回と同じaの値を用いる。ステップ39でタイムオー
バすると、ステップ40でタイマを再スタートし、ステ
ップ41でIの値がN以上でないならば、ステップ42
でIを増加させステップ33へ戻る。ステップ41でI
がN以上のとき、制御目標位置をこれ以上変化させる必
要は無いのでこれ以降はステップ43でヘッドの整定判
断をし、もし整定していないならば33に戻り、整定し
ていると1/4トラックの移動が完了したとしてモード
1の動きを終了する。なお、ステップ43の整定判断と
してはTERの時間変化率の絶対値およびTERの絶対
値の両方がある値以下になったときを整定したと判断す
る。なお、簡易的にTERの時間変化率の絶対値かTE
Rの絶対値のどちらかだけで判断することも可能であ
る。1/4トラックの移動が終了したとしてステップ4
4で終了する。
【0012】図2のB点からC点への移動(モード2)
は図3のステップ31の初期値としてb=1,c=−
1,a0=0とおき、C点からD点への移動(モード
3)はステップ31の初期値としてb=−1,C=1,
0=−1とおき、D点からE点への移動(モード4)
はステップ31の初期値として、d=−1,c=−1,
0=0とすれば同様にして1/4トラックずつ計1ト
ラックの移動ができる。
【0013】このように本実施例によると、オントラッ
ク位置ずれ信号検出手段と、オフトラック位置ずれ信号
検出手段と、これらの手段から新たな位置ずれ信号を作
る制御用位置ずれ信号構成手段を備えて位置制御ループ
を形成し、オントラックおよびオフトラック位置ずれ信
号の内挿比を準静的に変化させているので、耐振動性を
備えた状態でヘッドの微小量移動が可能となる。
【0014】なお、本実施例はaの値を段階的に少しず
つ変化させる方式をとったが、図3のNを1として一回
で1/4トラックの移動も可能であり、この場合は処理
プロセッサの負担が若干軽くなるメリットを持つ。
【0015】次に、TE2信号の具体的な生成方法につ
いて説明する。光ヘッドとして、その光学系が1ビーム
法(トラッキングエラー信号をビームがピットを通過す
るときの位相差検出で検出する位相差検出やプッシュプ
ル信号で検出するプッシュプル法等)で構成されてい
て、使用する媒体がコンパクトディスクのようにあらか
じめピットが書かれている媒体では再生信号(RF信
号)のボトムエンベロープ(反射光量として小さい方)
検波で得られ、案内溝の付いた書換可能光ディスクや追
記型光ディスクでは、ディスクからの反射光量値を示す
信号、例えばフォーカスエラー信号を検出するデテクタ
で受けるすべての受光量信号から溝横断信号として検出
できる。もちろん、案内溝の付いた媒体でもRF信号が
検出できる場所においては、RF信号のボトムエンベロ
ープ信号を用いることも可能である。上記の信号の信号
中心位置は通常のトラッキングエラー信号(TE1)と
位相が90度、あるいは1/4トラックのオフセットを
持つ信号となる。
【0016】また、光ヘッドとしてCDプレーヤ等で利
用される3ビーム法を用いた場合、前述の1ビーム法で
利用できる信号の他にもトラッキングエラー信号検出用
のディテクタの受光量信号も用いることができる。トラ
ッキングサーボ用の光スポットは半径方向にオフセット
を持つビーム(先行ビームと後方ビーム)から生成され
る。例えば、先行ビームの信号をTE(+)、後方ビー
ムをTE(−)とした場合、TE1は通常TE1=TE
(+)−TE(−)で生成され、TE2はTE(+)か
TE(−)のどちらかを利用すればよい。
【0017】(実施例2)図4に本発明の第2の実施例
のブロック図を示す。図4のブロック1から8までは図
1のブロック1からから8までと同じであるので説明を
省略する。図4の9はTE1およびTE2信号の信号振
幅およびオフセットレベルを調整する自己調整手段であ
る。9の中身は図9に代表されるようにゲイン調整用係
数Kの乗算とオフセット調整係数OFTの加減算で実現
される。KおよびOFTの値の算出方法として、TE2
信号を例にとって説明する。例えば媒体挿入時に立ち上
がり動作が始まり、フォーカスサーボをかけた時点でT
E2信号が発生したところで、媒体の偏心によって正弦
波状の信号が発生するので、その信号ピークレベルとボ
トムレベルを検出し、仮にその値をそれぞれTE2P、
TE2Bとすれば、[K=TE2PP/(TE2P−T
E2B)]、[OFT=TE2P+TE2B]として算
出できる。なお、TE2PPはあらかじめ設定したTE
2信号の振幅レベルの基準値である。
【0018】このように第2の実施例によると、媒体挿
入ごとにTE2信号の規格化を行うことで、媒体および
光学系の個体ばらつきや経時変化に対応でき、制御系の
状態を悪化させる要因の一つであるゲイン交点の変化お
よび制御目標位置のオフセットという問題を解決しつつ
ヘッドの移動が可能であり、良好な耐震特性を維持しつ
つヘッドの移動が可能となる。
【0019】なお、上記実施例では、自己調整手段をT
E1およびTE2信号の両方ともに用いる構成にした
が、どちらか片方の使用によっても、それ相当の効果が
得られる。
【0020】(実施例3)図5に本発明の第3の実施例
のブロック図を示す。図5のブロック1から9までは図
4のブロック1から9までと同じであるので説明を省略
する。図5における10はヘッドの実際の移動方向をT
E1とTE2を用いて検出する移動方向検出手段であ
る。仮に前述のモード1(図2のA点からB点への移
動)の動作中において、TERを変化させ制御目標位置
を内周側に設定しても不測の振動、衝撃によって、実際
は外周側に移動している場合は、移動方向検出手段10
で反対方向にヘッドが移動していると判断し、一つ前の
モード、この場合はモード4に切り替えてヘッドの動き
に対する制動力を大きくさせる。モード2の動作中に逆
行したときはモード1へ、モード3の動作中に逆行した
ときはモード2へ、モード4の動作中に逆行したときは
モード3へ、それぞれサイクリックに切り替える。逆方
向に動作したときにモードを一つ前のモードに戻すこと
で、ヘッドの実際の動きに大きなブレーキをかけること
が可能な制御用の位置ずれ信号を用いることができる。
なぜならば、振動、衝撃によってヘッドがX点に移動し
た場合、ブレーキをかける極性(この場合+の値)で振
幅が最大の−TE2信号を初期値としたモード4を動作
できるからである。
【0021】移動方向検出手段10による移動方向検出
の方法をモード1で動作中の検出は図2(I)、図2
(II)を用いて説明する。図2(I)、図2(II)にお
いて正常に動作しているときはモード1ではヘッドはB
点に移動するはずなので、TE2信号の立ち下がりエッ
ジでTE1を調べるとTE1はマイナスの値を示すはず
である。一方不測の振動、衝撃で逆方向のX点に移動し
た場合はこの立ち下がりエッジのTE1はプラスの値を
示すため前者との区別がついて判断できる。モード2、
モード3、モード4においても同様な論理の判断が可能
であり、すべてのモードの移動方向検出が可能である。
ただし、例えばモード1で動作中に逆行を検出し、モー
ド4に切り替えて、ヘッドに大きなブレーキをかけても
動きを制止できない場合はモード4でも同様に逆行判断
がされ、モード3が呼ばれるという連鎖反応が起こる可
能性があるため、呼出しのネストの深さに一定の制限を
与え、これを超えたときはいったんトラッキングサーボ
を切り、ヘッドの動きを安定させた後にリトライする必
要がある。
【0022】このように第3の実施例によると、不測の
振動、衝撃がヘッド移動中に印加されても、ヘッドの実
際の動きに併せて、大きな制動出力を与えることが可能
となり、ヘッドの小数トラック移動を安定に行うことが
可能となる。
【0023】(実施例4)図6に本発明の第4の実施例
のブロック図を示す。図6のブロック1から10までは
図5のブロック1から10までと同じであるので説明を
省略する。また、図6のブロック73,74は従来例の
図7のブロック73,74と同じであるので説明を省略
する。図6の11は媒体(ディスク)の傷や、装置にか
かる振動を検出する動作環境検出手段である。前述の実
施例1から3で用いたTE2信号はデテクタで受ける光
量の強度信号で代表されるため、媒体に大きな傷が付い
ている場合、TE2信号は大きく影響をうけ、この信号
を用いたTER信号も大きく変化する。これにより制御
が不正確になり、ヘッドが暴れ、小数トラック移動を失
敗する可能性がある。そこで本実施例では、傷が無くて
振動があるときのみ前述の実施例1から3の方法を用
い、その他の場合は従来の方式によって小数トラックを
移動する構成にしたものである。傷の有無の検出の仕方
としては、TE1あるいはTE2信号のDCレベルに、
あるスライスレベルを設定し、その値を下回ったときに
傷が付いていると判断し、いったん傷を検出するとディ
スクの回転周期以上にわたって再度傷が検出されなかっ
た時点をもって傷区間を脱出したと判断する。振動の検
出方法としては、位置制御中のTE1あるいはTE2信
号の追従誤差のレベルが、あるスライスレベルを超えた
時点をもって振動の検出とし、ある時間的なヒステリシ
スを持たせて振動が収まったと判断する。もちろん、装
置に加速度センサに代表される振動検出用のセンサを用
いて振動検出を行うことも可能であることは言うまでも
ない。本実施例は振動があり、かつ傷の付いているディ
スクの場合は従来方式でアクセスを行うようにしてある
が、傷の大きさや振動の大きさによっては、実施例1か
ら3の方法で行うことも可能である。
【0024】このように本実施例によると、傷の付いて
いない媒体で振動がある場合は前述の実施例1から3に
述べた方式を用いて耐震性のある小数トラックアクセス
を行い、傷のある場合および振動の無い場合は前述の従
来方式を用いてより広い環境状態(傷、振動)に対し安
定にヘッドの小数トラック移動を可能とすることができ
る。
【0025】
【発明の効果】本発明によると、上記実施例から明らか
なように、以下に示す効果が得られるアクセス制御装置
を提供できる。
【0026】1.信号中心位置が空間的に互いにオフセ
ットを持つ少なくとも2種類のディスク半径方向の位置
ずれ信号を組み合わせて位置制御状態で、その目標位置
を緩やかに変化させ、ヘッドを移動させるので、位置制
御の耐振動特性を維持したまま、小数トラックの移動
(アクセス)ができる。
【0027】2.ディスク挿入ごと、あるいはドライブ
動作中のアイドル動作時に信号中心位置が空間的に互い
にオフセットを持つ少なくとも2種類のディスク半径方
向の位置ずれ信号の信号振幅とオフセットを自己調整し
て、ディスクや回路の個体ばらつきおよび経時、周囲温
度変化に対する制御ループのゲイン、オフセット変動を
抑え、より安定なヘッドの小数トラック移動ができる。
【0028】3.ヘッドの実際の移動方向を検出してい
るので、不測の振動、衝撃がヘッド移動中に印加され
て、本来予期した位置と反対側に移動したとしても、ヘ
ッドの実際の動きに併せて、大きな制動出力を与えるこ
とが可能となり、ヘッドの安定な小数トラック移動が可
能となる。
【0029】4.装置の動作中の環境(媒体の傷、振
動)を検出し、それぞれの状態で最適な制御方法を選択
するので、広い環境条件で安定にヘッドの小数トラック
移動が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるアクセス制御装
置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施例における位置ずれ信号の
変化の様子を示したグラフ
【図3】本発明の第1の実施例におけるアクセス制御装
置の制御手順を示したフローチャート
【図4】本発明の第2の実施例におけるアクセス制御装
置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第3の実施例におけるアクセス制御装
置の構成を示すブロック図
【図6】本発明の第4の実施例におけるアクセス制御装
置の構成を示すブロック図
【図7】従来のアクセス制御装置の構成を示すブロック
【図8】従来例におけるアクセス制御出力と位置ずれ信
号の関係を示したタイミングチャート
【図9】自己調整手段の構成図
【符号の説明】
1 オントラック位置ずれ信号検出手段 2 オフトラック位置ずれ信号検出手段 4 位相補償フィルタ 5 駆動手段 8 制御用位置ずれ信号構成手段 9 自己調整手段 10 移動方向検出手段 11 動作環境検出手段 73 パルス生成手段 74 スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転する媒体を用いた記録または再生装置
    のヘッド位置決め装置において、ヘッドと媒体上のトラ
    ック中心位置との相対位置ずれ量であるオントラック位
    置ずれ信号を検出するオントラック位置ずれ信号検出手
    段と、前記オントラック位置ずれ信号と位相が異なるオ
    フトラック位置ずれ信号を少なくとも1種類以上生成す
    るオフトラック位置ずれ信号検出手段と、ヘッドを媒体
    上の目標位置に制御するための位相補償フィルタと、ヘ
    ッドを駆動する駆動手段と、前記オントラック位置ずれ
    信号とオフトラック位置ずれ信号を用いて両信号から内
    挿した新たな位置ずれ信号を構成する制御用位置ずれ信
    号構成手段とを備え、前記制御用位置ずれ信号を前記制
    御用フィルタに入力してヘッドを位置制御するとき、前
    記制御用位置ずれ信号構成手段を用いて、前記オントラ
    ック位置ずれ信号、オフトラック位置ずれ信号の内挿比
    を準静的に変化させるように構成したアクセス制御装
    置。
  2. 【請求項2】オントラック位置ずれ信号およびオフトラ
    ック位置ずれ信号のゲイン、オフセットを調整する自己
    調整手段を備え、媒体の個体ばらつき、制御要素の個体
    ばらつき、経時変化に対応して制御系の安定性を向上さ
    せるように構成した請求項1記載のアクセス制御装置。
  3. 【請求項3】ヘッドの微小移動を行う際に、オントラッ
    ク位置ずれ信号、オフトラック位置ずれ信号の変化を監
    視し、前記ヘッドの実際の移動方向を検出する移動方向
    検出手段を備えた請求項1または2記載のアクセス制御
    装置。
  4. 【請求項4】使用する媒体の傷の有無および周囲環境に
    応じて、パルス生成手段を用いた小数トラック移動のた
    めのアクセス制御装置による制御と、請求項1ないし3
    のいずれか1項に記載のアクセス制御装置による制御と
    を切り替える動作環境検出手段とスイッチ手段を備えた
    アクセス制御装置。
JP4167194A 1992-06-25 1992-06-25 アクセス制御装置 Pending JPH0612797A (ja)

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JP4167194A Pending JPH0612797A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 アクセス制御装置

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