JPH0612807Y2 - フィルタ構造 - Google Patents
フィルタ構造Info
- Publication number
- JPH0612807Y2 JPH0612807Y2 JP696792U JP696792U JPH0612807Y2 JP H0612807 Y2 JPH0612807 Y2 JP H0612807Y2 JP 696792 U JP696792 U JP 696792U JP 696792 U JP696792 U JP 696792U JP H0612807 Y2 JPH0612807 Y2 JP H0612807Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- frame
- net
- filter structure
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、家庭用及び産業用機器
或いは車輌等に用いられる濾過用のフィルタ構造に関
し、特に合成樹脂材を金型を用いて成形するフィルタ構
造に関する。
或いは車輌等に用いられる濾過用のフィルタ構造に関
し、特に合成樹脂材を金型を用いて成形するフィルタ構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、異物を濾過除去するべく洗濯
機の排水口等に合成樹脂ネット等からなるフィルタが用
いられている。このようなフィルタは、排水を濾過して
異物の除去を行うネットと、このネットを支持すると共
に、例えば洗濯機の水槽内に係着し得るようにするため
のフレームとを有している。
機の排水口等に合成樹脂ネット等からなるフィルタが用
いられている。このようなフィルタは、排水を濾過して
異物の除去を行うネットと、このネットを支持すると共
に、例えば洗濯機の水槽内に係着し得るようにするため
のフレームとを有している。
【0003】このようなフィルタは、ポリエステル等に
て薄いネットを予め成形し、このネットをフレーム成形
用の金型にセットした後インサート成形を行うことによ
り、フレームを成形すると共にネットを一体的に溶着し
ていた。
て薄いネットを予め成形し、このネットをフレーム成形
用の金型にセットした後インサート成形を行うことによ
り、フレームを成形すると共にネットを一体的に溶着し
ていた。
【0004】しかしながら、前記したネットは、インサ
ート成形を行うには比較的形状が不安定であるためセッ
トずれ等による成形不良が発生し易く、またネットをイ
ンサートする操作は手作業にて行わなければならないの
で組立が半自動となるため、組立作業効率が低下しがち
になり、そのため生産コストも高騰化しがちであった。
ート成形を行うには比較的形状が不安定であるためセッ
トずれ等による成形不良が発生し易く、またネットをイ
ンサートする操作は手作業にて行わなければならないの
で組立が半自動となるため、組立作業効率が低下しがち
になり、そのため生産コストも高騰化しがちであった。
【0005】一方、実開昭60−31319号公報に
は、網目部と補助ランナ部とを合成樹脂にて一体的かつ
同時に成形してなる概ね有底円筒形をなすフィルタエレ
メントが提案されているが、これは軸線方向にコアを抜
き、分割面に対して雌金型を開く構造であるため、コア
が必要であるなど、金型の構成が複雑化しがちであるう
え、特にフィルタエレメントの直径が小径の場合には、
内側に詰まった異物の除去が厄介である。
は、網目部と補助ランナ部とを合成樹脂にて一体的かつ
同時に成形してなる概ね有底円筒形をなすフィルタエレ
メントが提案されているが、これは軸線方向にコアを抜
き、分割面に対して雌金型を開く構造であるため、コア
が必要であるなど、金型の構成が複雑化しがちであるう
え、特にフィルタエレメントの直径が小径の場合には、
内側に詰まった異物の除去が厄介である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本考案の主な目的は、金型の簡略化が可
能であり、かつ内側の清掃を容易に行うことができるよ
うに改良されたフィルタ構造を提供することにある。
問題点に鑑み、本考案の主な目的は、金型の簡略化が可
能であり、かつ内側の清掃を容易に行うことができるよ
うに改良されたフィルタ構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本考
案によれば、ネット状の濾過部と、該濾過部を支持する
フレームとを、略有底筒状をなすように合成樹脂材にて
一体的かつ同時に成形してなるフィルタ構造であって、
前記フレームのうちの軸線方向に沿って設けられた部分
から当該フィルタの筒状部を2分割すると共に、分割さ
れたフレームの接合面に互いに係合し得る凹部と凸部と
を設け、かつ底部の中央に曲折部を設けたことを特徴と
するフィルタ構造を提供することにより達成される。
案によれば、ネット状の濾過部と、該濾過部を支持する
フレームとを、略有底筒状をなすように合成樹脂材にて
一体的かつ同時に成形してなるフィルタ構造であって、
前記フレームのうちの軸線方向に沿って設けられた部分
から当該フィルタの筒状部を2分割すると共に、分割さ
れたフレームの接合面に互いに係合し得る凹部と凸部と
を設け、かつ底部の中央に曲折部を設けたことを特徴と
するフィルタ構造を提供することにより達成される。
【0008】
【作用】このようにすれば、有底筒状体をその中心軸に
沿って開いた形に形成することができる。そしてこのよ
うな成形物を底部に設けた中央曲折部から折り曲げ、か
つフレームの接合面に設けた凹部と凸部とを互いに係合
させることにより、略有底筒形のフィルタが形成され
る。従って、金型にコアが不要になると同時に、フレー
ムの接合面に設けられた凹部と凸部との係合を解くとフ
ィルタの内側が露出するので、濾過部の内面を簡単に清
掃することができる。
沿って開いた形に形成することができる。そしてこのよ
うな成形物を底部に設けた中央曲折部から折り曲げ、か
つフレームの接合面に設けた凹部と凸部とを互いに係合
させることにより、略有底筒形のフィルタが形成され
る。従って、金型にコアが不要になると同時に、フレー
ムの接合面に設けられた凹部と凸部との係合を解くとフ
ィルタの内側が露出するので、濾過部の内面を簡単に清
掃することができる。
【0009】
以下に添付の図面を参照して本考案の好適実施例につい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0010】図2は、従来技術によって成形し得る洗濯
機用のフィルタ1を示している。フィルタ1の外形は概
ね有底円筒形をなし、リング状の上部フレーム2には軸
線方向に突出した係着部2aが設けられており、図示さ
れない洗濯機の水槽内に設けられた対応係着部に係着し
得るようになっている。上部フレーム2の下部には軸線
方向及び軸線と垂直な方向に設けられたリブ3a・3b
からなる円筒状の側面ネット3(図3参照)が設けられ
ている。この側面ネット3の下端にはリング状の下部フ
レーム5が設けられており、この下部フレーム5に囲繞
された底部には底面ネット6が形成されている。また、
側部ネット3を支持するべく、上部フレーム2と下部フ
レーム5との間には、軸線方向に沿って中間部フレーム
4が設けられている。
機用のフィルタ1を示している。フィルタ1の外形は概
ね有底円筒形をなし、リング状の上部フレーム2には軸
線方向に突出した係着部2aが設けられており、図示さ
れない洗濯機の水槽内に設けられた対応係着部に係着し
得るようになっている。上部フレーム2の下部には軸線
方向及び軸線と垂直な方向に設けられたリブ3a・3b
からなる円筒状の側面ネット3(図3参照)が設けられ
ている。この側面ネット3の下端にはリング状の下部フ
レーム5が設けられており、この下部フレーム5に囲繞
された底部には底面ネット6が形成されている。また、
側部ネット3を支持するべく、上部フレーム2と下部フ
レーム5との間には、軸線方向に沿って中間部フレーム
4が設けられている。
【0011】このようなフィルタ1は、図示されない一
組のコア及びキャビティからなる金型によりネット3
と、フレーム2・4及び5とが同時に射出成形されてい
る。
組のコア及びキャビティからなる金型によりネット3
と、フレーム2・4及び5とが同時に射出成形されてい
る。
【0012】図1は、本考案に基づく実施例を示してお
り、フィルタ11は、概ね有底円筒形を軸線方向に第1
部分12と第2部分13とに分割した形状をなし、後記
する中央曲折部11aのみで接続されている。側面ネッ
ト14を外囲し、その形状を保持するように形成された
フレーム15の軸線方向両端面には、前記従来例と同様
の係着部15aが形成されている。また、フレーム15
の第1部分12側の側端面に嵌合凸部15bが設けら
れ、同じくフレーム15の第2部分13側の側端面には
中央曲折部11aにて曲折した際に前記凸部11bに嵌
合する対応凹部15cが設けられている。尚、中央曲折
部11a近傍の底部16には底面ネットが形成されてい
るが、底部16に傾斜をつけることによってアンダカッ
トを防止している。上記した側面および底面のネットに
より濾過部が形成されている。
り、フィルタ11は、概ね有底円筒形を軸線方向に第1
部分12と第2部分13とに分割した形状をなし、後記
する中央曲折部11aのみで接続されている。側面ネッ
ト14を外囲し、その形状を保持するように形成された
フレーム15の軸線方向両端面には、前記従来例と同様
の係着部15aが形成されている。また、フレーム15
の第1部分12側の側端面に嵌合凸部15bが設けら
れ、同じくフレーム15の第2部分13側の側端面には
中央曲折部11aにて曲折した際に前記凸部11bに嵌
合する対応凹部15cが設けられている。尚、中央曲折
部11a近傍の底部16には底面ネットが形成されてい
るが、底部16に傾斜をつけることによってアンダカッ
トを防止している。上記した側面および底面のネットに
より濾過部が形成されている。
【0013】このフィルタ11を組立てるには、中央曲
折部11aから矢印Aの方向へ折り曲げ、フレーム15
の互いに対向する凸部15bと凹部15cとを嵌合係着
させることにより、前記従来例と同様に略有底円筒形を
なすフィルタが完成することとなる。
折部11aから矢印Aの方向へ折り曲げ、フレーム15
の互いに対向する凸部15bと凹部15cとを嵌合係着
させることにより、前記従来例と同様に略有底円筒形を
なすフィルタが完成することとなる。
【0014】本実施例によれば、コアを用いることなく
フィルタを成形することができ、しかもフィルタ内に糸
屑等の異物が堆積した場合には、前述の組立と逆の手順
にて分解すればフィルタの内側が露出するので、異物を
簡単に除去することができる。
フィルタを成形することができ、しかもフィルタ内に糸
屑等の異物が堆積した場合には、前述の組立と逆の手順
にて分解すればフィルタの内側が露出するので、異物を
簡単に除去することができる。
【0015】尚、上記実施例は、洗濯機に関するものに
ついて述べたが、本考案のフィルタは、産業用機器或い
は車輌用の燃料フィルタ、オイルフィルタ、或いは浴
槽、鑑賞魚飼育用の水槽等に於けるフィルタとしても広
く応用可能である。
ついて述べたが、本考案のフィルタは、産業用機器或い
は車輌用の燃料フィルタ、オイルフィルタ、或いは浴
槽、鑑賞魚飼育用の水槽等に於けるフィルタとしても広
く応用可能である。
【0016】
【考案の効果】このように本考案によれば、半円筒形に
成形した2つの部分を接合するように構成したので、コ
アを用いることなく有底円筒形をなすフィルタを成形す
ることができる。と同時に、フレームの軸線方向に沿っ
て延在する部分の接合面の凹部と凸部との係合を解いて
開くとフィルタの内側が露出するので、簡単にフィルタ
の内側を清掃することができる。従って、金型の簡略化
並びに使用性の向上に多大な効果を奏することができ
る。
成形した2つの部分を接合するように構成したので、コ
アを用いることなく有底円筒形をなすフィルタを成形す
ることができる。と同時に、フレームの軸線方向に沿っ
て延在する部分の接合面の凹部と凸部との係合を解いて
開くとフィルタの内側が露出するので、簡単にフィルタ
の内側を清掃することができる。従って、金型の簡略化
並びに使用性の向上に多大な効果を奏することができ
る。
【図1】本考案に基づくフィルタ構造の一実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】従来技術にて成形されたフィルタ構造を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】図2の要部の拡大図である。
1 フィルタ 2 上部フレーム 2a 係着部 3 側面ネット 3a 縦リブ 3b 横リブ 4 中間部フレーム 5 下部フレーム 6 底面ネット 11 フィルタ 11a 中央曲折部 12、13 部分 14 側面ネット 15 フレーム 15a 係着部 15b 凸部 15c 凹部 16 底部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 6953−4D B01D 35/02 E
Claims (1)
- 【請求項1】 ネット状の濾過部と、該濾過部を支持
するフレームとを、略有底筒状をなすように合成樹脂材
にて一体的かつ同時に成形してなるフィルタ構造であっ
て、前記フレームのうちの軸線方向に沿って設けられた
部分から当該フィルタの筒状部を2分割すると共に、分
割されたフレームの接合面に互いに係合し得る凹部と凸
部とを設け、かつ底部の中央に曲折部を設けたことを特
徴とするフィルタ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP696792U JPH0612807Y2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | フィルタ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP696792U JPH0612807Y2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | フィルタ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04118106U JPH04118106U (ja) | 1992-10-22 |
| JPH0612807Y2 true JPH0612807Y2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=31899029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP696792U Expired - Lifetime JPH0612807Y2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | フィルタ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612807Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-23 JP JP696792U patent/JPH0612807Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04118106U (ja) | 1992-10-22 |
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