JPH06128274A - t−ブチルジメチルクロロシランの製造方法 - Google Patents
t−ブチルジメチルクロロシランの製造方法Info
- Publication number
- JPH06128274A JPH06128274A JP4302847A JP30284792A JPH06128274A JP H06128274 A JPH06128274 A JP H06128274A JP 4302847 A JP4302847 A JP 4302847A JP 30284792 A JP30284792 A JP 30284792A JP H06128274 A JPH06128274 A JP H06128274A
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- JP
- Japan
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- butyldimethylchlorosilane
- acid
- butylpentamethyldisiloxane
- reaction
- producing
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 t−ブチルペンタメチルジシロキサンを原料
としてt−ブチルジメチルクロロシランを安価に製造す
る方法を提供すること。 【構成】 t−ブチルペンタメチルジシロキサンを塩化
チオニルと反応させてt−ブチルジメチルクロロシラン
に変換する方法であって、前記反応の際に、メタンスル
ホン酸、トリフロロメタンスルホン酸、硫酸及び燐酸か
らなる群の中から選択される少なくとも1種を存在させ
ることを特徴とする、t−ブチルジメチルクロロシラン
の製造方法。
としてt−ブチルジメチルクロロシランを安価に製造す
る方法を提供すること。 【構成】 t−ブチルペンタメチルジシロキサンを塩化
チオニルと反応させてt−ブチルジメチルクロロシラン
に変換する方法であって、前記反応の際に、メタンスル
ホン酸、トリフロロメタンスルホン酸、硫酸及び燐酸か
らなる群の中から選択される少なくとも1種を存在させ
ることを特徴とする、t−ブチルジメチルクロロシラン
の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリル化剤として有用な
t−ブチルジメチルクロロシランの製造方法に関し、特
に医薬品工業の分野で廃棄されているt−ブチルペンタ
メチルジシロキサンを原料とするt−ブチルジメチルク
ロロシランの製造方法に関する。
t−ブチルジメチルクロロシランの製造方法に関し、特
に医薬品工業の分野で廃棄されているt−ブチルペンタ
メチルジシロキサンを原料とするt−ブチルジメチルク
ロロシランの製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】医薬品工業の分野においては、医薬(例え
ば、プロスタグランジン、チェナマイシン等)を合成す
る際の反応過程で、水酸基、カルボキシル基、アミノ基
等が有する活性水素原子を、シリル化剤と反応させるこ
とによって保護基を導入し、目的とする反応を行った後
に該保護基を加水分解(脱シリル化)することによって
もとの水酸基等にもどす方法が広く利用されている。こ
のようなシリル化剤としては、トリメチルクロロシラン
と共に、バルキーな基を有しているt−ブチルジメチル
クロロシランが多用されている。
ば、プロスタグランジン、チェナマイシン等)を合成す
る際の反応過程で、水酸基、カルボキシル基、アミノ基
等が有する活性水素原子を、シリル化剤と反応させるこ
とによって保護基を導入し、目的とする反応を行った後
に該保護基を加水分解(脱シリル化)することによって
もとの水酸基等にもどす方法が広く利用されている。こ
のようなシリル化剤としては、トリメチルクロロシラン
と共に、バルキーな基を有しているt−ブチルジメチル
クロロシランが多用されている。
【0003】これらの中でも、t−ブチルジメチルクロ
ロシランは立体選択性が高く、且つそれによってシリル
化されたシリル化物は反応性の高い試薬に対しても比較
的安定であり、湿度の高い雰囲気中や中性の水溶液中で
も加水分解をすることがなく取扱が容易であるので、シ
リル化剤として特に優れている。また、t−ブチルジメ
チルクロロシランは、これによって保護された保護基
が、強い酸性条件下や非水溶媒中では、フッ素イオンに
よって選択的に脱シリル化されるという優れた特徴を有
している。
ロシランは立体選択性が高く、且つそれによってシリル
化されたシリル化物は反応性の高い試薬に対しても比較
的安定であり、湿度の高い雰囲気中や中性の水溶液中で
も加水分解をすることがなく取扱が容易であるので、シ
リル化剤として特に優れている。また、t−ブチルジメ
チルクロロシランは、これによって保護された保護基
が、強い酸性条件下や非水溶媒中では、フッ素イオンに
よって選択的に脱シリル化されるという優れた特徴を有
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、t−ブ
チルジメチルクロロシランは高価であるので、シリル化
剤としてトリメチルクロロシランと共に使用されること
が多く、目的とする反応が終了した後にはt−ブチルペ
ンタメチルジシロキサンとして廃棄されている。そこ
で、このように廃棄されるt−ブチルペンタメチルジシ
ロキサンを原料として有効に利用し、t−ブチルジメチ
ルクロロシランを安価に製造(回収)することが強く望
まれている。従って本発明の目的は、t−ブチルペンタ
メチルジシロキサンを原料としてt−ブチルジメチルク
ロロシランを安価に製造する方法を提供することにあ
る。
チルジメチルクロロシランは高価であるので、シリル化
剤としてトリメチルクロロシランと共に使用されること
が多く、目的とする反応が終了した後にはt−ブチルペ
ンタメチルジシロキサンとして廃棄されている。そこ
で、このように廃棄されるt−ブチルペンタメチルジシ
ロキサンを原料として有効に利用し、t−ブチルジメチ
ルクロロシランを安価に製造(回収)することが強く望
まれている。従って本発明の目的は、t−ブチルペンタ
メチルジシロキサンを原料としてt−ブチルジメチルク
ロロシランを安価に製造する方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的は、
t−ブチルペンタメチルジシロキサンを塩化チオニルと
反応させてt−ブチルジメチルクロロシランに変換する
方法であって、前記反応の際に、メタンスルホン酸、ト
リフロロメタンスルホン酸、硫酸及び燐酸からなる群の
中から選択される少なくとも1種の化合物を存在させる
ことを特徴とする、t−ブチルジメチルクロロシランの
製造方法によって達成された。
t−ブチルペンタメチルジシロキサンを塩化チオニルと
反応させてt−ブチルジメチルクロロシランに変換する
方法であって、前記反応の際に、メタンスルホン酸、ト
リフロロメタンスルホン酸、硫酸及び燐酸からなる群の
中から選択される少なくとも1種の化合物を存在させる
ことを特徴とする、t−ブチルジメチルクロロシランの
製造方法によって達成された。
【0006】t−ブチルペンタメチルジシロキサンを塩
化チオニルと反応させt−ブチルジメチルクロロシラン
に変換することは、下記化1で表される反応式に従って
行わせることができる。
化チオニルと反応させt−ブチルジメチルクロロシラン
に変換することは、下記化1で表される反応式に従って
行わせることができる。
【化1】
【0007】この反応の場合、二酸化イオウが副生して
ガスとして反応系外に出ていくので、該ガスの発生が停
止したときに反応が終了したことが分かる。塩化チオニ
ルは、t−ブチルペンタメチルジシロキサンに対して1
〜2当量使用することが好ましい。用いる酸(メタンス
ルホン酸、トリフロロメタンスルホン酸、硫酸及び燐
酸)の量は、反応させるt−ブチルペンタメチルジシロ
キサン及び塩化チオニルの全量に対して1〜20重量%
であることが好ましく、特に5〜15重量%であること
が好ましい。
ガスとして反応系外に出ていくので、該ガスの発生が停
止したときに反応が終了したことが分かる。塩化チオニ
ルは、t−ブチルペンタメチルジシロキサンに対して1
〜2当量使用することが好ましい。用いる酸(メタンス
ルホン酸、トリフロロメタンスルホン酸、硫酸及び燐
酸)の量は、反応させるt−ブチルペンタメチルジシロ
キサン及び塩化チオニルの全量に対して1〜20重量%
であることが好ましく、特に5〜15重量%であること
が好ましい。
【0008】反応は、40〜150℃の範囲、特に85
〜125℃の範囲で行わせることが好ましい。上記反応
は、必要に応じて、溶媒中で行わせても良い。上記の溶
媒としては、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン等の塩素化炭化水素溶媒、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素溶媒、ヘキ
サン等の脂肪族炭化水素溶媒等が挙げられる。以上のよ
うにして得られた反応生成液から、副生したトリメチル
クロロシラン、未反応の塩化チオニル及び溶媒を留去
し、得られた残留物を更に分留することによって、t−
ブチルジメチルクロロシランを約80%の収率で得るこ
とができる。
〜125℃の範囲で行わせることが好ましい。上記反応
は、必要に応じて、溶媒中で行わせても良い。上記の溶
媒としては、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン等の塩素化炭化水素溶媒、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素溶媒、ヘキ
サン等の脂肪族炭化水素溶媒等が挙げられる。以上のよ
うにして得られた反応生成液から、副生したトリメチル
クロロシラン、未反応の塩化チオニル及び溶媒を留去
し、得られた残留物を更に分留することによって、t−
ブチルジメチルクロロシランを約80%の収率で得るこ
とができる。
【0009】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、従来廃棄さ
れていたt−ブチルペンタメチルジシロキサンを原料と
して、高価なt−ブチルジメチルクロロシランを効率良
く製造することができるので、極めて経済的にt−ブチ
ルジメチルクロロシランを製造することができる。
れていたt−ブチルペンタメチルジシロキサンを原料と
して、高価なt−ブチルジメチルクロロシランを効率良
く製造することができるので、極めて経済的にt−ブチ
ルジメチルクロロシランを製造することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例に従って更に詳述する
が、本発明はこれによって限定されるものではない。
が、本発明はこれによって限定されるものではない。
【0011】実施例1.攪拌機、滴下ロート、冷却機及
び温度計を備えた200mlの四つ口フラスコに、t−
ブチルペンタメチルジシロキサン51.1g(0.25
モル)及び塩化チオニル41.6g(0.35モル)を
仕込み、攪拌しながら、加熱して90℃とし、1時間掛
けてトリフロロメタンスルホン酸13.9gを滴下した
後、2時間熟成させた。得られた反応生成液を減圧下で
粗蒸留して、粗t−ブチルジメチルクロロシランを得
た。更に、該粗t−ブチルジメチルクロロシランを精留
して、82%の収率でt−ブチルジメチルクロロシラン
30.9g(0.21モル)を得た。結果は表1に纏め
た。
び温度計を備えた200mlの四つ口フラスコに、t−
ブチルペンタメチルジシロキサン51.1g(0.25
モル)及び塩化チオニル41.6g(0.35モル)を
仕込み、攪拌しながら、加熱して90℃とし、1時間掛
けてトリフロロメタンスルホン酸13.9gを滴下した
後、2時間熟成させた。得られた反応生成液を減圧下で
粗蒸留して、粗t−ブチルジメチルクロロシランを得
た。更に、該粗t−ブチルジメチルクロロシランを精留
して、82%の収率でt−ブチルジメチルクロロシラン
30.9g(0.21モル)を得た。結果は表1に纏め
た。
【0012】実施例2〜4.実施例1で用いたトリフロ
ロメタンスルホン酸に代えて表1に示した酸を用いた他
は、実施例1と全く同様にしてt−ブチルジメチルクロ
ロシランを得た。結果は表1に示した通りである。 比較例1〜3.実施例1で用いたトリフロロメタンスル
ホン酸に代えて表1に示した酸を用いた他は、実施例1
と全く同様にしてt−ブチルジメチルクロロシランを得
た。結果は表1に示した通りである。
ロメタンスルホン酸に代えて表1に示した酸を用いた他
は、実施例1と全く同様にしてt−ブチルジメチルクロ
ロシランを得た。結果は表1に示した通りである。 比較例1〜3.実施例1で用いたトリフロロメタンスル
ホン酸に代えて表1に示した酸を用いた他は、実施例1
と全く同様にしてt−ブチルジメチルクロロシランを得
た。結果は表1に示した通りである。
【0013】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07B 61/00 300 (72)発明者 槻岡 一正 群馬県安中市磯部2−13−1 信越化学工 業株式会社磯部工場内
Claims (1)
- 【請求項1】t−ブチルペンタメチルジシロキサンを塩
化チオニルと反応させてt−ブチルジメチルクロロシラ
ンに変換する方法であって、前記反応の際に、メタンス
ルホン酸、トリフロロメタンスルホン酸、硫酸及び燐酸
からなる群の中から選択される少なくとも1種の化合物
を存在させることを特徴とする、t−ブチルジメチルク
ロロシランの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4302847A JPH06128274A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | t−ブチルジメチルクロロシランの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4302847A JPH06128274A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | t−ブチルジメチルクロロシランの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06128274A true JPH06128274A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17913817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4302847A Pending JPH06128274A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | t−ブチルジメチルクロロシランの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06128274A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115010746A (zh) * | 2022-07-20 | 2022-09-06 | 江苏八巨药业有限公司 | 一种叔丁基二甲基氯硅烷的制备方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6210095A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-19 | Shin Etsu Chem Co Ltd | tert−ブチルジメチルクロロシランの回収方法 |
-
1992
- 1992-10-14 JP JP4302847A patent/JPH06128274A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6210095A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-19 | Shin Etsu Chem Co Ltd | tert−ブチルジメチルクロロシランの回収方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115010746A (zh) * | 2022-07-20 | 2022-09-06 | 江苏八巨药业有限公司 | 一种叔丁基二甲基氯硅烷的制备方法 |
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