JPH06129483A - 振動制御装置 - Google Patents

振動制御装置

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JPH06129483A
JPH06129483A JP4276246A JP27624692A JPH06129483A JP H06129483 A JPH06129483 A JP H06129483A JP 4276246 A JP4276246 A JP 4276246A JP 27624692 A JP27624692 A JP 27624692A JP H06129483 A JPH06129483 A JP H06129483A
Authority
JP
Japan
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waveform
multiplier
vibration
engine
amplitude
Prior art date
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Application number
JP4276246A
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English (en)
Inventor
Takao Ushijima
孝夫 牛島
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体へのエンジン振動及びエンジン振動以外
の周期的な振動の伝達を最小にする。 【構成】 パルスセンサ16、116でエンジンの爆発
及びタイヤ12の回転を検出する。制御回路22で、周
期がエンジンの爆発周期及びタイヤ12のアンバランス
によるシェイク振動の振動周期の整数倍でかつ周期が各
々異なる複数のsin波形と、周期がsin波形と同様
でかつsin波形に対して90度の位相差をもった複数
のcos波形とを生成し、車体10の振幅が減衰するよ
うにsin波形の振幅及びcos波形の振幅を補正す
る。補正されたsin波形とcos波形とを各々複数個
合成した合成波形に基づいて加振力を求め、この加振力
をアクチュエータ20によって車体10に伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振動制御装置に係り、
特にエンジンが搭載された車体の振動を減衰させる振動
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】エンジ
ンはエンジンマウントを介して車体に搭載されている。
このとき、エンジンによる加振力Feは、直流成分を除
くと、以下の数1で表される。
【0003】
【数1】 ただし、n=1,2,3,・・・であり、an は振幅、
ωは周波数、tは時間、δn は初期位相である。また、
エンジンからエンジンマウントを介して車体に伝達され
る力は、以下の数2で表される。
【0004】
【数2】 このエンジンマウントはエンジンの重量を支え、かつ防
振機能を備えているため設計が難しい部品である。この
ため、エンジンマウントだけでは充分な防振機能が得ら
れていないのが現状である。
【0005】また、車体の振動にはエンジンの振動以外
に多くの振動が発生するという問題がある。例えば、タ
イヤのアンバランスによるシェイク振動等の多くの振動
があり、これらの振動を減衰させるための防振機能が必
要とされている。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、エンジン及びエンジン以外の振動源から車
体に伝達された振動を減衰させることによって、車体の
振動を最小にすることができる振動制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、エンジンの爆発を検出する第1の検出手段
と、周期がエンジン爆発周期の整数倍でかつ該周期が各
々異なる複数の第1の波形と、周期が該第1の波形と同
様でかつ該第1の波形に対して位相差をもった複数の第
2の波形とを生成する第1の生成手段と、エンジン振動
が伝達される部材の振動が減衰するように前記第1の波
形の振幅及び第2の波形の振幅を補正する第1の補正手
段と、前記エンジンの爆発以外の周期的な振動を検出す
る第2の検出手段と、周期が前記周期的な振動の周期の
整数倍でかつ該周期が各々異なる複数の第3の波形と、
周期が該第3の波形と同様でかつ該第3の波形に対して
位相差をもった複数の第4の波形とを生成する第2の生
成手段と、前記周期的な振動が伝達される部材の振動が
減衰するように前記第3の波形の振幅及び第4の波形の
振幅を補正する第2の補正手段と、前記第1の補正手段
によって補正された第1の波形及び第2の波形と前記第
2の補正手段によって補正された第3の波形及び第4の
波形とを各々複数個合成した合成波形を演算する演算手
段と、前記合成波形に基づいて生成した加振力を前記部
材に伝達する伝達手段と、を含んで構成したものであ
る。
【0008】
【作用】一般に、適応制御には入力としてPE特性(P
ersistently Exciting、システム
の各モードを励振するに足る幅広い周波数成分を必要と
すること)が要求されるが、エンジン振動の場合エンジ
ンの爆発の周期に関連した入力しか発生されない。ま
た、エンジンの爆発以外の周期的な振動の場合も同様に
周期的な振動の周期に関連した入力しか発生されない。
本発明は、この点に着目し、エンジンの爆発の周期及び
エンジンの爆発の周期以外の振動の周期に関連した入力
成分のみを利用して振動を減衰させるものである。
【0009】本発明の第1の検出手段は、エンジンの爆
発を検出する。第1の生成手段は、複数の第1の波形と
複数の第2の波形とを生成する。第1の波形は、周期が
エンジンの爆発周期の整数倍でかつ周期が各々異なる波
形であり、第2の波形は、周期が第1の波形と同様でか
つ第1の波形に対して位相差を持った波形である。第1
の補正手段は、エンジン振動が伝達される部材の振動が
減衰するように第1の波形の振幅及び第2の波形の振幅
を補正する。
【0010】第2の検出手段は、エンジンの爆発以外の
周期的な振動を検出する。第2の生成手段は、複数の第
3の波形と複数の第4の波形とを生成する。第3の波形
は、周期が第2の検出手段に検出された振動周期の整数
倍でかつ周期が各々異なる波形であり、第4の波形は、
周期が第3の波形と同様でかつ第3の波形に対して位相
差を持った波形である。第2の補正手段は、周期的な振
動が伝達される部材の振動が減衰するように第3の波形
の振幅及び第4の波形の振幅を補正する。
【0011】演算手段は、第1の補正手段及び第2の補
正手段によって補正された第1の波形と第2の波形と第
3の波形と第4の波形とを各々複数個合成した合成波を
演算する。そして、伝達手段は、合成波形に基づいて生
成した加振力を各振動が伝達される部材に伝達する。こ
のように、本発明ではエンジンの爆発の周期及びエンジ
ンの爆発の周期以外の振動の周期に関連した波形、すな
わち、エンジンの爆発力の規則性及び周期的な振動の規
則性を利用しているので、システムの伝達特性、即ち第
1の補正手段及び第2の補正手段によって振幅を補正す
るのに簡単な構成で行うことができる。
【0012】また、エンジン爆発力に関連した波形及び
エンジン振動以外の振動に関連した波形を用いているた
め、爆発力及び周期的な振動以外の起振力やノイズを除
いた制御が可能となり、車体の振動を最小にすることが
できる。
【0013】
【実施例】本発明の振動制御装置の一実施例について図
1〜図3に従って説明する。
【0014】図1に示されるように、車体10には図示
しないエンジンマウントを介してエンジン14が搭載さ
れている。エンジン14にはエンジンの爆発パルスを検
出するパルスセンサ16が接続されている。このパルス
センサ16としてはピックアップ等を用いることができ
るが、エンジンの点火時期を演算するマイクロコンピュ
ータをパルスセンサとして用い、点火時期を爆発パルス
として利用してもよい。また、以下で説明するように、
このパルスセンサ16出力から爆発パルスの周波数を求
めるが、エンジン1気筒の爆発パルスから爆発パルスの
周波数を求めてもよく、また、多気筒エンジン等の場合
にはエンジン全体の爆発パルスの周波数の気筒数分の1
を爆発パルスの周波数としてもよい。このパルスセンサ
16は制御回路22に接続されている。
【0015】また、車体10のサスペンションあるいは
タイヤ軸の軸受等にはタイヤ12の回転数を検出するパ
ルスセンサ116が備えられている。このパルスセンサ
116は制御回路22に接続されている。
【0016】車体10には車体10の振動を検出する振
動センサ18及び車体10に振動を伝達するアクチュエ
ータ20が備えられている。振動センサ18は過電圧保
護回路72を介してバッファアンプ74に接続されてお
り、バッファアンプ74は制御回路22に接続されてい
る。また、アクチュエータ20は制御回路22に接続さ
れている。
【0017】次に、図2及び図3に制御回路22の詳細
を説明する。なお、以下では説明を簡単にするために一
般式とこの一般式を用いた制御回路とを説明することに
よって制御回路22を説明する。
【0018】図2に示されるように、制御回路22は、
パルスセンサ16に接続された発振器301 、302
・・30n を備えている。この発振器301 は、sin
(ω E t)の波形を出力する。また、発振器302 は、
sin(2ωE t)の波形を出力する。以下発振器30
n は、sin(nωE t)の波形を出力する。但し、n
は整数、ωE はパルスセンサ16出力から演算されるエ
ンジンの爆発パルスの周波数、tは時間である。発振器
301 は、過電圧保護回路321 及びバッファアンプ3
1 を介して乗算器361 と乗算器381 とに接続され
ている。乗算器381 は、予め定められた係数−γ1E
乗算する乗算器401 及び積分器421を介して乗算器
361 に接続されている。
【0019】発振器302 は、過電圧保護回路322
びバッファアンプ342 を介して乗算器362 と乗算器
382 とに接続されている。乗算器382 は、予め定め
られた係数−γ2Eを乗算する乗算器402 及び積分器4
2 を介して乗算器362 に接続されている。以下同様
に発振器30n は、過電圧保護回路32n 及びバッファ
アンプ34n を介して乗算器36n と乗算器38n とに
接続されている。乗算器38n は、予め定められた係数
−γnEを乗算する乗算器40n 及び積分器42 n を介し
て乗算器36n に接続されている。
【0020】また、制御回路22はパルスセンサ16に
接続された発振器501 、502 ・・・50n を備えて
いる。この発振器501 はcos(ωE t)の波形を出
力する。発振器501 は、過電圧保護回路521 及びバ
ッファアンプ541 を介して乗算器561 と乗算器58
1 とに接続されている。乗算器581 は、予め定められ
た係数−ξ1Eを乗算する乗算器601 及び積分器621
を介して乗算器561に接続されている。
【0021】発振器502 は、過電圧保護回路522
びバッファアンプ542 を介して乗算器562 と乗算器
582 とに接続されている。乗算器582 は、予め定め
られた係数−ξ2Eを乗算する乗算器602 及び積分器6
2 を介して乗算器562 に接続されている。以下同様
に発振器50n は、過電圧保護回路52n 及びバッファ
アンプ54n を介して乗算器56n と乗算器58n とに
接続されている。乗算器58n は、予め定められた係数
−ξnEを乗算する乗算器60n 及び積分器62 n を介し
て乗算器56n に接続されている。
【0022】さらに制御回路22は振動センサ18に接
続されたバッファアンプ74から乗算器381 、382
・・・38n 及び乗算器581 、582 ・・・58n
それぞれ接続されている。乗算器361 、362 ・・・
36n 及び乗算器561 、562 ・・・56n は、加算
器80に接続されており、この加算器80は出力制御回
路82を介してアクチュエータ20に接続されている。
【0023】一方、図3に示されるように、制御回路2
2は、パルスセンサ116に接続された発振器13
1 、1302 ・・・130n を備えている。この発振
器130 1 は、sin(ωT t)の波形を出力する。ま
た、発振器1302 は、sin(2ωT t)の波形を出
力する。以下同様に発振器130n は、sin(nωT
t)の波形を出力する。但し、nは整数、ωT はパルス
センサ16出力から演算されるエンジンの爆発パルスの
周波数、tは時間である。発振器1301 は、過電圧保
護回路1321 及びバッファアンプ1341 を介して乗
算器1361 と乗算器1381 とに接続されている。乗
算器1381 は、予め定められた係数−γ1Tを乗算する
乗算器1401 及び積分器1421 を介して乗算器13
1 に接続されている。
【0024】発振器1302 は、過電圧保護回路132
2 及びバッファアンプ1342 を介して乗算器1362
と乗算器1382 とに接続されている。乗算器1382
は、予め定められた係数−γ2Tを乗算する乗算器140
2 及び積分器1422 を介して乗算器1362 に接続さ
れている。以下同様に発振器130n は、過電圧保護回
路132n 及びバッファアンプ134n を介して乗算器
136n と乗算器138n とに接続されている。乗算器
138n は、予め定められた係数−γnTを乗算する乗算
器140n 及び積分器142n を介して乗算器136n
に接続されている。
【0025】また、制御回路22はパルスセンサ116
に接続された発振器1501 、1502 ・・・150n
を備えている。この発振器1501 はcos(ωT t)
の波形を出力する。発振器1501 は、過電圧保護回路
1521 及びバッファアンプ1541 を介して乗算器1
561 と乗算器1581 とに接続されている。乗算器1
581 は、予め定められた係数−ξ1Tを乗算する乗算器
1601 及び積分器1621 を介して乗算器1561
接続されている。
【0026】発振器1502 は、過電圧保護回路152
2 及びバッファアンプ1542 を介して乗算器1562
と乗算器1582 とに接続されている。乗算器1582
は、予め定められた係数−ξ2Tを乗算する乗算器160
2 及び積分器1622 を介して乗算器1562 に接続さ
れている。以下同様に発振器150n は、過電圧保護回
路152n 及びバッファアンプ154n を介して乗算器
156n と乗算器158n とに接続されている。乗算器
158n は、予め定められた係数−ξnTを乗算する乗算
器160n 及び積分器162n を介して乗算器156n
に接続されている。
【0027】さらに制御回路22は振動センサ18に接
続されたバッファアンプ74から乗算器1381 、13
2 ・・・138n 及び乗算器1581 、1582 ・・
・158n にそれぞれ接続されている。乗算器13
1 、1362 ・・・136n 及び乗算器1561 、1
562 ・・・156n は、加算器180にそれぞれ接続
されており、この加算器180は出力制御回路82に接
続されている。
【0028】次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例の振動制御装置では、パルスセンサ16で検出
されたエンジンの爆発パルスは発振器301 、302
・・30n 及び発振器501 、502 ・・・50n にそ
れぞれ入力される。発振器301 はエンジン14の爆発
パルスの周波数の整数倍の周波数の波形sin(ω
E t)を出力する。また発振器501 はsin(ω
E t)に対して位相が90度ずれた波形cos(ω
E t)を出力する。発振器301 から出力された波形s
in(ωE t)は過電圧保護回路321 及びバッファア
ンプ341 を介して乗算器361 及び乗算器381 に入
力される。この乗算器381 には、振動センサ18で検
出された車体10の振動の振幅Y(t)が過電圧保護回
路72及びバッファアンプ74を介して入力される。
【0029】乗算器381 は、波形sin(ωE t)と
振幅Y(t)とを乗算し、乗算器401 は乗算器381
出力に係数−γ1Eを乗算し、積分器421 は乗算器40
1 出力を積分して振幅A1E(t)として出力する。この
1E(t)は数3のようになる。
【0030】また発振器302 は発振器301 と同様
に、発振器302 から出力された波形sin(2ω
E t)は過電圧保護回路322 及びバッファアンプ34
2 を介して乗算器362 及び乗算器382 に入力され
る。この乗算器382 には、振動センサ18で検出され
た車体10の振動の振幅Y(t)が過電圧保護回路72
及びバッファアンプ74を介して入力される。
【0031】乗算器382 は、波形sin(2ωE t)
と振幅Y(t)とを乗算し、乗算器401 は乗算器38
2 出力に係数−γ2Eを乗算し、積分器422 は乗算器4
2出力を積分して振幅A2E(t)として出力する。こ
のA2E(t)は数3のようになる。さらに発振器30n
も同様に振幅AnE(t)は数3のようになる。
【0032】
【数3】 発振器501 から出力された波形cos(ωE t)は過
電圧保護回路521 及びバッファアンプ541 を介して
乗算器561 及び乗算器581 に入力される。この乗算
器581 には、振動センサ18で検出された車体10の
振動の振幅Y(t)が過電圧保護回路72及びバッファ
アンプ74を介して入力される。
【0033】乗算器581 は、波形cos(ωE t)と
振幅Y(t)とを乗算し、乗算器601 は乗算器581
出力に係数−ξ1Eを乗算し、積分器621 は乗算器60
1 出力を積分して振幅B1E(t)として出力する。この
1E(t)は数4のようになる。
【0034】また発振器502 は発振器501 と同様
に、発振器502 から出力された波形cos(2ω
E t)は過電圧保護回路522 及びバッファアンプ54
2 を介して乗算器562 及び乗算器582 に入力され
る。この乗算器582 には、振動センサ18で検出され
た車体10の振動の振幅Y(t)が過電圧保護回路72
及びバッファアンプ74を介して入力される。
【0035】乗算器582 は、波形cos(2ωE t)
と振幅Y(t)とを乗算し、乗算器601 は乗算器58
2 出力に係数−ξ2Eを乗算し、積分器622 は乗算器6
2出力を積分して振幅B2E(t)として出力する。こ
のB2E(t)は数4のようになる。さらに発振器50n
の波形cos(nωE t)も同様に振幅BnE(t)は数
4のようになる。
【0036】
【数4】 上記数3、数4から理解されるように、振幅A
nE(t)、BnE(t)は車体10の振動(エンジン振
動)の振幅Y(t)を含んでいる。また、車体10の振
動の振幅の目標値を0(車体の振動を最小にするため)
とすると、誤差eはe=0−Y(t)となり、振動セン
サ18で検出された車体10の振動の振幅Y(t)が0
になるように振幅AnE(t)、BnE(t)を決定するこ
とにより車体10の振動を最小にすることができる。
【0037】乗算器361 はバッファアンプ341 出力
と積分器421 出力とを乗算し、乗算器561 はバッフ
ァアンプ541 出力と積分器621 出力とを乗算する。
また乗算器362 はバッファアンプ342 出力と積分器
422 出力とを乗算し、乗算器562 はバッファアンプ
542 出力と積分器622 出力とを乗算する。乗算器3
n 及び乗算器56n は以下同様に行われる。そして、
加算器80は乗算器361 、362 ・・・36n 出力と
乗算器561 、562 ・・・56n 出力とを加算した数
5で示す波形を出力する。
【0038】
【数5】 一方、パルスセンサ116で検出された周期的な振動パ
ルスは発振器1301、1302 ・・・130n 及び発
振器1501 、1502 ・・・150n にそれぞれ入力
される。発振器1301 はタイヤ12のアンバランスに
よるシェイク振動パルスの周波数の整数倍の周波数の波
形sin(ωT t)を出力する。また発振器1501
sin(ωT t)に対して位相が90度ずれた波形co
s(ωTt)を出力する。発振器1301 から出力され
た波形sin(ωT t)は過電圧保護回路1321 及び
バッファアンプ1341 を介して乗算器1361 及び乗
算器1381 に入力される。この乗算器1381 には、
振動センサ18で検出された車体10の振動の振幅Y
(t)が過電圧保護回路72及びバッファアンプ74を
介して入力される。
【0039】乗算器1381 は、波形sin(ωT t)
と振幅Y(t)とを乗算し、乗算器1401 は乗算器1
381 出力に係数−γ1Tを乗算し、積分器421 は乗算
器401 出力を積分して振幅A1T(t)として出力す
る。このA1T(t)は数6のようになる。
【0040】また発振器1302 は発振器1301 と同
様に、発振器1302 から出力された波形sin(2ω
T t)は過電圧保護回路1322 及びバッファアンプ1
34 2 を介して乗算器1362 及び乗算器1382 に入
力される。この乗算器138 2 には、振動センサ18で
検出された車体10の振動の振幅Y(t)が過電圧保護
回路72及びバッファアンプ74を介して入力される。
【0041】乗算器1382 は、波形sin(2ω
T t)と振幅Y(t)とを乗算し、乗算器1401 は乗
算器1382 出力に係数−γ2Tを乗算し、積分器142
2 は乗算器1402 出力を積分して振幅A2T(t)とし
て出力する。このA2T(t)は数6のようになる。さら
に発振器130n も同様に振幅AnT(t)は数6のよう
になる。
【0042】
【数6】 発振器1501 から出力された波形cos(ωT t)は
過電圧保護回路152 1 及びバッファアンプ1541
介して乗算器1561 及び乗算器1581 に入力され
る。この乗算器1581 には、振動センサ18で検出さ
れた車体10の振動の振幅Y(t)が過電圧保護回路7
2及びバッファアンプ74を介して入力される。
【0043】乗算器1581 は、波形cos(ωT t)
と振幅Y(t)とを乗算し、乗算器1601 は乗算器1
581 出力に係数−ξ1Tを乗算し、積分器1621 は乗
算器1601 出力を積分して振幅B1T(t)として出力
する。このB1T(t)は数7のようになる。
【0044】また発振器1502 は発振器1501 と同
様に、発振器1502 から出力された波形cos(2ω
T t)は過電圧保護回路1522 及びバッファアンプ1
54 2 を介して乗算器1562 及び乗算器1582 に入
力される。この乗算器158 2 には、振動センサ18で
検出された車体10の振動の振幅Y(t)が過電圧保護
回路72及びバッファアンプ74を介して入力される。
【0045】乗算器1582 は、波形cos(2ω
T t)と振幅Y(t)とを乗算し、乗算器1601 は乗
算器1582 出力に係数−ξ2Tを乗算し、積分器162
2 は乗算器1602 出力を積分して振幅B2T(t)とし
て出力する。このB2T(t)は数7のようになる。さら
に発振器150n の波形cos(nωT t)も同様に振
幅BnT(t)は数7のようになる。
【0046】
【数7】 上記数6、数7から理解されるように、振幅A
nT(t)、BnT(t)は車体10の振動(エンジン振
動)の振幅Y(t)を含んでいる。また、車体10の振
動の振幅の目標値を0(車体の振動を最小にするため)
とすると、誤差eはe=0−Y(t)となり、振動セン
サ18で検出された車体10の振動の振幅Y(t)が0
になるように振幅AnT(t)、BnT(t)を決定するこ
とにより車体10の振動を最小にすることができる。
【0047】乗算器1361 はバッファアンプ1341
出力と積分器1421 出力とを乗算し、乗算器1561
はバッファアンプ1541 出力と積分器1621 出力と
を乗算する。また乗算器1362 はバッファアンプ13
2 出力と積分器1422 出力とを乗算し、乗算器15
2 はバッファアンプ1542 出力と積分器1622
力とを乗算する。さらに乗算器136n 及び乗算器15
n は以下同様に行われる。そして、加算器180は乗
算器1361 、1362 ・・・136n 出力と乗算器1
561 、1562 ・・・156n 出力とを加算した数8
で示す波形を出力する。
【0048】
【数8】 出力制御回路82は、加算器80、加算器180出力を
予め定められた個数加算することによって波形を合成
し、この合成波形に基づいてアクチュエータ20を制御
する。これによって、エンジン爆発の周期に関連した波
形及びタイヤのアンバランスによるシェイク振動の周期
に関連した波形、すなわち、エンジン爆発力に関連した
波形とシェイク振動に関連した波形とを用いて車体10
の振動を減衰させることができる。このため、車体10
の振動の減衰に伴って、アイドリング時振動や共振によ
って生じるこもり音やタイヤのアンバランスによるシェ
イク振動が解消される。
【0049】また、エンジン爆発力に関連した波形及び
タイヤの回転数に関連した波形のみ用いているため、爆
発力及び周期的な振動以外の起振力やノイズを除いた制
御が可能となり制御の安定性が向上する。
【0050】なお、上記では説明を簡単にするために一
般式及び一般式を用いた制御回路について説明したが、
実際にはn=1から予め定められた数m(例えば4、6
等)個の発振器、乗算器、加算器等を用いて数9、数1
0で示す予め定められたm個の波形を形成し、出力制御
回路82において数11で示す式に従って各波形を合成
する。
【0051】
【数9】
【0052】
【数10】
【0053】
【数11】 なお、上記では周波数の整数倍の周波数の波形を正弦波
としたが、矩形波や三角波を用いることもできる。ま
た、位相差を最も効果的な90度としたが、90度付近
の位相差であれば実用上問題のない効果が得られる。さ
らに、上記では、エンジンの爆発パルスから爆発の周波
数を検出して周期が爆発周期の整数倍の波形等を発生さ
せたが、エンジンの爆発パルスから爆発の周期を検出し
て周期が爆発周期の整数倍の波形等を発生させてもよ
い。また、上記では、発振器、乗算器、加算器等を用い
制御回路を用いた例について説明したがマイクロコンピ
ュータを用いてアクチュエータを制御してもよい。
【0054】また、上記では、タイヤのアンバランスに
よるシェイク振動の振動パルスを検出したが、これに限
定されず、プロペラシャフト等の周期的な振動の振動パ
ルスを測定できるものであれば適用できる。さらに、上
記の第2の検出手段を複数個とすることもできる。つま
り、第2の検出手段を複数個とすることによって、複数
の振動パルスの測定ができ、これらの振動パルスに基づ
いて複数の振動を減衰させることができる。
【0055】
【発明の効果】本発明の振動制御装置は、周期がエンジ
ン爆発周期の整数倍の波形を合成したものに、周期がエ
ンジンの爆発周期以外の周期的な振動周期の整数倍の波
形を合成したものとを合成することによってエンジン振
動及びエンジン振動以外の周期的な振動が伝達される部
材の振動を減衰させているため、簡単な構成でシステム
の伝達特性を決定することができ、車体の振動を最小に
することができる。またエンジン爆発力及び周期的な振
動以外の起振力やノイズを除いた制御が可能になるため
安全性良く制御を行うことができるという優れた効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1のエンジンの振動に対して車体の振動を減
衰させる制御回路のブロック図である。
【図3】図1のタイヤのアンバランスによるシェイク振
動に対して車体の振動を減衰させる制御回路のブロック
図である。
【符号の説明】
10 車体 12 タイヤ 14 エンジン 16 パルスセンサ 18 振動センサ 20 アクチュエータ 22 制御回路 116 パルスセンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの爆発を検出する第1の検出手
    段と、 周期がエンジン爆発周期の整数倍でかつ該周期が各々異
    なる複数の第1の波形と、周期が該第1の波形と同様で
    かつ該第1の波形に対して位相差をもった複数の第2の
    波形とを生成する第1の生成手段と、 エンジン振動が伝達される部材の振動が減衰するように
    前記第1の波形の振幅及び第2の波形の振幅を補正する
    第1の補正手段と、 前記エンジンの爆発以外の周期的な振動を検出する第2
    の検出手段と、 周期が前記周期的な振動の周期の整数倍でかつ該周期が
    各々異なる複数の第3の波形と、周期が該第3の波形と
    同様でかつ該第3の波形に対して位相差をもった複数の
    第4の波形とを生成する第2の生成手段と、 前記周期的な振動が伝達される部材の振動が減衰するよ
    うに前記第3の波形の振幅及び第4の波形の振幅を補正
    する第2の補正手段と、 前記第1の補正手段によって補正された第1の波形及び
    第2の波形と前記第2の補正手段によって補正された第
    3の波形及び第4の波形とを各々複数個合成した合成波
    形を演算する演算手段と、 前記合成波形に基づいて生成した加振力を前記部材に伝
    達する伝達手段と、を含む振動制御装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61222819A (ja) * 1985-03-28 1986-10-03 Mitsubishi Electric Corp 車両の振動制御装置
JPH04252310A (ja) * 1991-01-28 1992-09-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 能動的制振装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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