JPH06129497A - 位相調整されたチエーン組立体 - Google Patents

位相調整されたチエーン組立体

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JPH06129497A
JPH06129497A JP11602593A JP11602593A JPH06129497A JP H06129497 A JPH06129497 A JP H06129497A JP 11602593 A JP11602593 A JP 11602593A JP 11602593 A JP11602593 A JP 11602593A JP H06129497 A JPH06129497 A JP H06129497A
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sprocket
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JP11602593A
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Timothy J Ledvina
ティモシー・ジェイ・レドヴィナ
Philip J Mott
フィリップ・ジェイ・モット
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Borg Warner Automotive Inc
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    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
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    • F01L1/02Valve drive
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チエーンのリンクとスプロケット歯との接触
を位相調整して発生するノイズパターンを変更する。 【構成】 サイレントチエーン10及びスプロケット組
立体はランダムチエーン組立体と一対の位相調整された
スプロケットとを備えている。チエーン組立体の一つの
実施例は一対の垂れ下がったつま先部30、32を有す
るリンク24と単一の垂れ下がるつま先部46を有する
リンク24とを備えている。変更されたスプロケットは
隔てられ歯の幾つかの層を備えている。歯の層は位相調
整するために千鳥に並べられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は全体的に伝動チエーンに
関する。本発明は、トルクコンバータから変速機に動力
を伝達する場合又は四輪駆動車両の伝動装置ケース内で
使用されるのと同様にエンジンのタイミングのために使
用される、内向き歯を有すチエーン又はサイレントチエ
ーンの種類の伝動チエーンに特に適用される。
【0002】本発明は、衝撃ノイズスペクトル及び弦作
用(chordal action)ノイズスペクトル
を変更するためのチエーン組立体及びスプロケットの同
調に関する。特に、本発明はこれらのノイズスペクトル
を変えるために位相を持たせたすなわち位相調整された
(phased)スプロケットと関連してハイブリッド
チエーンを使用することを含む。本発明の一つのスピー
シスは、内向き歯を有するチエーン組立体において、単
一のつま先部付きリンクと二つのつま先部付きリンクの
組み合わせを含む。
【0003】
【従来の技術】伝動チエーンは自動車産業において広く
使用されている。これらのチエーンはトルクコンバータ
から変速機への動力の伝達のため又は伝動装置ケース内
での動力の伝達のためと同様にエンジンのタイミング駆
動すなわち調時駆動のために使用される。伝動チエーン
は、また、産業上の用途に広く使用される。
【0004】伝動チエーンの一つの形式は「サイレント
チエーン」と呼ばれる。このようなチエーンは内向き歯
を有する並べられた複数のリンクの組を備える。リンク
の組すなわち横列は、互いに横に隣接して配置された幾
つかのリンクから組み立てられている。リンクはピボッ
ト装置によって接続され、そのピボット装置は典型的に
は一対の穴内に受けられた円形のピンである。サイレン
トチエーンの例は米国特許第4,342,560号に示
され、その特許は参考としてこの明細書に組み込まれて
いる。
【0005】通常のサイレントチエーンは、典型的に
は、ガイドリンクと内向き歯付きリンクとを備える。ガ
イドリンクは一つおきのリンクの組の外側縁に配置され
ている。ガイドリンクは典型的にはチエーンをスプロケ
ットに横方向に位置決めする作用をする。ガイドリンク
は典型的にはスプロケットとはかみ合わない。
【0006】内向き歯付きリンク、すなわちスプロケッ
ト係合リンクはチエーンとスプロケットとの間で動力を
伝達する。各内向き歯付きリンクは、典型的に、一対の
穴及び一対の垂れ下がったつま先部すなわち歯を備えて
いる。各つま先部は内側フランクと外側フランクとによ
って限定されている。内側フランクはクロッチすなわち
股部で接合されている。内向き歯付きリンクは、典型的
に、リンクがスプロケット歯と接触してチエーン組立体
とスプロケットとの間で動力を伝達するように、設計さ
れている。内向き歯付きリンクすなわち駆動リンクは、
その内側リンクフランク又は外側リンクフランク或いは
両フランクに沿ってスプロケット歯と接触する。リンク
とスプロケット歯との接触は、動力の伝達を行う形式で
もよく、又は付随的接触の性格のものでもよく、或いは
歯元接触又は側部接触を含み得る。
【0007】通常のサイレントチエーン駆動装置は、軸
によって支持された少なくとも二つのスプロケットに掛
けられた無端のサイレントチエーンを備えている。駆動
スプロケットを回転するとチエーンを介して動力が伝達
され、最終的に被駆動スプロケットが運動する。エンジ
ンタイミング駆動装置への応用において、駆動スプロケ
ットはエンジンのクランク軸に取り付けられかつ被駆動
スプロケットはカム軸に取り付けられる。カム軸の回転
はチエーンを介してクランク軸の回転によって制御さ
れ、その回転に依存する。エンジンタイミング駆動装置
用のチエーンは米国特許第4,758,210号に示さ
れ、その米国特許は参考としてこの明細書に組み入れら
れている。
【0008】通常のチエーン駆動装置はチエーンに大き
な強度を与えるために幅の広いチエーン組立体を備えて
いる。代わりに、単一の幅広のチエーンと同等の動力伝
達を達成するために、二つのチエーン組立体を対のスプ
ロケット間に並べて配置することができる。
【0009】騒音すなわちノイズはチエーン駆動装置に
付き物である。ノイズは種々の発生源によって発生され
るが、サイレントチエーン駆動装置においては、ノイズ
は、部分的には、かみ合い開始時におけるチエーンとス
プロケットの衝突によって発生される衝撃音によって引
き起こされる。衝撃音の騒々しさは、とりわけ、チエー
ンとスプロケットとの間の衝撃速度及び特定のモーメン
ト増又は時間増におけるスプロケットと接触しているチ
エーンリンクの質量によって影響される。
【0010】かみ合い衝撃音は一般的にチエーン駆動装
置においては周期的な音である。衝撃音はスプロケット
とかみ合うチエーンの周期にほぼ等しい周期で繰り返さ
れる。周期はスプロケットの歯の数及びスプロケットの
速度に関係する。衝撃は不愉快な純粋なソニックトーン
(sonic tone)を有する音を発生する。
【0011】チエーン駆動装置における他のノイズの原
因はチエーンがスプロケットの回りで駆動されるときの
チエーンとスプロケットとの弦作用(chordal
action)である。弦作用は、チエーンリンクがフ
リーチエーンからスプロケットに巻き付くときに発生す
る。チエーンのかみ合い周期におけるチエーンとスプロ
ケットとのかみ合いは、フリーチエーンすなわちスパン
(チエーンのスプロケット間の部分)がチエーン移動に
垂直な方向であるがチエーン及びスプロケットと同じ平
面内での移動することに起因する。この振動はチエーン
かみ合い周期の周期で又はその導関数(derivat
ive)で純粋なソニックトーンを発生する。
【0012】サイレントチエーンの種類のチエーン駆動
装置におけるノイズレベル及びピッチ周期分布を減少し
て純粋なソニックトーンの不愉快な影響を最小にするた
めに、多くの努力が成されて来た。サイレントチエーン
駆動装置におけるノイズの減少の問題は、米国特許第
4,342,560号においては、サイレントチエーン
のリンクフランクとスプロケット歯との間の接触を、異
なる組のチエーンに異なる形状のリンクフランクを使用
して、変えることによって行っている。上記米国特許
は、異なるフランク形状のリンクを混ぜ合わせることに
よって、リンクの輪郭の形式を交互にしそれによって接
触点及び接触リズムを変えることによって、スプロケッ
トと接触するチエーンから発生される音のパターンを変
更するように試みた。
【0013】この明細書に参考として組み込まれた米国
特許第4,915,675号はリンクの輪郭の形式を変
えることによってチエーンから発生される音のパターン
を変更するという同じ概念を利用した。この米国特許は
非対称に形成されたリンクを使用することを教示し、そ
のリンクから音はチエーン組立体において二つの異なる
方向において発生されてチエーン対スプロケット接触の
点及びリズムを変える。
【0014】サイレントチエーン駆動装置とスプロケッ
トとの間の接触のリズムを変える他の試みは、スプロケ
ット上でのスプロケット歯の間隔を変えることである。
例えば、この明細書に参考として組み込まれている米国
特許第3,377,875号及び米国特許第3,49
5,468号は、サイレントチエーンのリンクとスプロ
ケット歯との間の接触におけるノイズの減少を達成する
ために、あるスプロケット歯の変更又はある歯の除去を
教示している。
【0015】本発明は、チエーン及びスプロケットの構
造の両者においてノイズを減少するために、不規則化の
一般的な概念を利用している。本発明は、チエーンとス
プロケットとの接触によって発生される衝撃音パターン
及び弦作用音パターンを変えることによってノイズを減
少することを意図している。本発明は、チエーン組立体
とスプロケットとの間の種々の位相調整関係(phas
ing relationship)でチエーンとスプ
ロケットとの接触の不規則化の組み合わせを与えること
によって、これらの音のパターンを変更しようと試み
た。チエーンとスプロケットとの関係を位相調整するこ
とにより、与えられた時間増分変化(time inc
rement)の間にスプロケットと衝突するチエーン
リンクの歯の数(又はチエーンの質量)を減少できる。
同様に、チエーンとスプロケットとの関係を位相調整す
ることにより、チエーン及びスプロケットの弦作用又は
関節運動を変え或いは位相調整できる。これら両者の位
相調整の変更により、チエーン及びスプロケットの接触
の不規則化と関連して、衝撃又は弦作用によって発生す
る音のパターンを変更される。
【0016】従来技術の位相調整関係を使用することに
関して、サブ(Saab)99自動車の従来技術の手動
変速装置は三つの個々のローラチエーンを三つの隔てら
れたスプロケットに平行に使用していた。これらのロー
ラチエーンは本発明の内向き歯付きチエーンと異なり、
かつ異なる動力伝達をおこないかつ異なるノイズ特性を
有し、本発明とは異なる不規則化の概念を利用してい
る。三つの同等のローラチエーンは互いに平行に移動
し、各チエーン及びスプロケットは隣接するチエーン及
びスプロケットに関して1/3ピッチ位相が付けられて
いる。
【0017】ジェンセン・インターセプタ(Jense
n Intercepter)の従来技術の四輪駆動伝
動装置ケースは、二つの同じの通常の内向き歯付き伝動
チエーンの形状を有し、そのチエーンはロッカージョイ
ント及び全て同じ形状及び向きのリンクを一対の隔てら
れたスプロケットと平行に有している。スプロケットは
互いに1/2歯位相が付けられている。スプロケットと
軸のスプラインとの間の公差がスプロケットと軸との間
の緩みを防止するのに十分小さくなっているかどうか、
かつ経験上のチエーンが弦作用の位相調整を行ったかど
うかを知られていない。
【0018】本発明の一つのスピシースは、単一のチエ
ーン組立体又は二重チエーン組立体に単一のつま先部を
有する内向き歯付きリンクと通常の二つのつま先部を有
する内向き歯付きリンクとの組み合わせを使用すること
によって不規則化を達成したサイレントチエーン組立体
を使用することによって、位相調整関係を与えることを
意図している。単一のつま先部を有するリンクと二つの
つま先部を有するリンクとの組み合わせにより、チエー
ン及びスプロケット組立体におけるリンクとスプロケッ
ト歯との接触のパターンを不規則にしかつ変更する。単
一のつま先部付きリンクは、位相調整関係を有する又は
位相調整関係を有しないスプリットスプロケットと協働
して、チエーン組立体に設けられる。
【0019】従来技術のチエーンは単一つま先部付きリ
ンクを使用したが、二重チエーン又は位相調整されたチ
エーン組立体に使用していない。例えば、米国特許第9
59,046号は単一のつま先部付きガイドリンクを示
している。しかしながら、ガイドリンクはチエーン組立
体をスプロケット上に保持するだけのために作用する。
ガイドリンクはスプロケットから又はスプロケットへ直
接動力の伝達は行わず、したがってチエーンかみ合い周
期においてスプロケットと衝突しない。したがって、単
一のつま先部付きガイドリンクの使用はスプロケット歯
と接触するリンク又は関節運動するリンクによって発生
されるノイズスペクトルに影響を与えない。
【0020】米国特許第579,742号は、わずかに
中心がずれて置かれた単一のつま先部付きリンクを有す
るチエーンを示している。このリンクはスプロケットの
空洞内に受け入れられる摩擦防止ボールを介してスプロ
ケットと係合する。チエーンの全てのリンクは単一のつ
ま先部を有する。
【0021】米国特許第637,056号は、ほぼ中央
に配置された単一のつま先部付きリンクを有するチエー
ンを示している。この特許は基部においてリンクのつま
先部と接触する円筒状のスプロケット歯を有するチエー
ンを示している。リンク及び円筒状のつま先部の接触は
つま先部の両側で発生する。チエーンの全てのリンクは
単一のつま先部を有する。
【0022】位相調整されたチエーン及びスプロケット
組立体の一部として、本発明は変形したスプロケット構
造を提供する。変形したスプロケットはランダムすなわ
ちハイブリッドチエーン組立体と共に、又は単一のつま
先部付きリンクチエーン組立体と共に使用され得る。単
一のつま先部付きリンク及びスプロケットは、チエーン
とスプロケットとの間の接触パターンを変更しかつリン
クがスプロケット歯から離れるときのリンクのスプロケ
ットとの干渉の問題を最小にする試みにおいて利用され
た。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、チエ
ーンのリンクとスプロケット歯との接触を位相調整して
ノイズパターンを変更したチエーン及びスプロケット組
立体を提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本願の一つの発明は、複
合伝動チエーン及びスプロケット組立体において、複数
の並べられた内向き歯付きリンクの組であってスプロケ
ットの歯と接触するようになっているリンク及び隣接す
るリンクの組を接続するピボット装置を有するチエーン
組立体であって、各リンクが前記ピボット装置を受ける
穴を限定し、前記チエーン組立体が複数の部分を有し、
同じリンクの組を有する前記チエーン組立体の第1の部
分が第1の形状を有するリンクを備え、他のリンクの組
が異なる形状を有するリンクを備えるチエーン組立体
と、複数の部分を有し、前記部分の各々がチエーン組立
体の内向き歯付きリンクと接触するようになっている複
数の隔てられた歯を有するスプロケット組立体と、を備
え、前記スプロケットが第1の部分を有し、前記第1の
スプロケット部分が第1のチエーン組立体の部分のリン
クと接触するように配置された歯を有し、前記スプロケ
ットが第2の部分を有し、前記第2のスプロケット部分
が第2のチエーン組立体の部分のリンクと接触するよう
に配置された歯を有し、前記第2のスプロケット部分の
前記歯が前記第1のスプロケット部分の前記歯の位置に
関してオフセットされて構成されている。本願の他の発
明は、複数並べられた内向き歯付きリンクの組と、隣接
するリンクの組を接続するピボット装置とを備えた伝動
チエーンにおいて、前記内向き歯付きリンクがスプロケ
ットの歯と接触するようになっており、各リンクが前記
ピボット装置を受ける一対の穴を限定し、前記リンクの
組がチエーンの長さに沿ってリンクの縦列を形成し、幾
つかのリンクの縦列が股部によって隔てられた一対のつ
ま先部を有し、他のリンクの縦列が単一のつま先部を有
して構成されている。本願の別の発明は、チエーン組立
体用の単一のつま先部付きリンクであって、チエーン組
立体が複数の並べられた関節運動をするリンクの組を備
え、前記関節運動をするリンクが単一のつま先部付きリ
ンクと二つのつま先部付きリンクとを備え、ピボット装
置が隣接するチエーンリンクの組みを連結し、前記単一
のつま先部付きリンクが前記チエーンリンクと並べられ
ている、単一のつま先部付きリンクにおいて、前記ピボ
ット装置を受ける一対の穴を有するリンク本体と、前記
リンク本体から垂れ下がっている単一のつま先部と、を
備え、前記単一のつま先部が前記対の穴の間に配置され
かつ複数のフランクを有し、前記チエーン組立体内に並
べられたとき前記フランクの少なくとも一つがスプロケ
ットと駆動接触するように構成されている。本願の更に
別の発明は、チエーン組立体と共に使用するためのスプ
ロケットであって、前記チエーン組立体が複数の並べら
れたリンクの組を備え、ピボット装置が隣接するリンク
の組を連結し、前記リンクが前記ピボット装置を受ける
一対の穴を有する、スプロケットにおいて、複数の歯の
層を備え、前記層の各々が前記チエーン組立体と接触す
るようになっている複数の隔てられた歯を有して構成さ
れている。本願の更に別の発明は、複数のチエーン組立
体を備え、前記チエーン組立体が複数の並べられた関節
運動するリンクの組を有し、前記リンクがスプロケット
の歯と接触するようになっており、ピボット装置が隣接
するリンクの組を連結し、各リンクが前記ピボット装置
を受けるための一対の穴を限定する複合伝動チエーン組
立体において、股部によって隔てられた一対のつま先部
を有する関節運動するリンクを備える第1のチエーン組
立体と、単一のつま先部を有する関節運動するリンクを
備える第2のチエーン組立体と、を備えて構成されてい
る。
【0025】
【作用】本発明は一対のランダムすなわちハイブリッド
チエーン組立体と一対のスプロケットとの間に位相調整
関係を与えることである。位相調整は衝撃発生ノイズス
ペクトルと同様に弦作用発生ノイズスペクトルを変更す
るために与えられる。従来技術は、このような変更をチ
エーンのリンクの両方、又はスプロケット歯の間隔によ
り行ってきたが、本発明は、このような変更をチエーン
組立体とスプロケットとの間の位置決めの関係により行
っている。本発明の位相調整はチエーン構造、スプロケ
ット構造及びチエーン組立体とスプロケットとの位置決
めの間の関係を含んでいる。
【0026】チエーン及びスプロケットの位相調整によ
り、与えられた時間増中にスプロケットに衝突するチエ
ーンリンクの歯の数(又は質量)を減少することができ
る。同様に、チエーンとスプロケットとの関係を位相調
整することにより、チエーン及びスプロケットの弦作用
又は関節運動を変更し又は位相調整される。チエーンの
不規則化すなわちランダム化及びスプロケットの位相調
整の修正は衝撃で発生する及び弦作用で発生する音パタ
ーンを変更する。
【0027】本発明の位相調整は、チエーン組立体の修
正によると共にスプロケットの修正によって達成され
る。スプロケットの修正すなわち変更は、1/2歯、又
は1/2ピッチ位相調整されたスプリットすなわち分割
スプロケットを使用することを含む。チエーン組立体の
変更は、同一又は二重チエーン組立体に単一のつま先部
付きリンク及び二つのつま先部付きリンクを使用するこ
とによる不規則化すなわちランダム化を含む。
【0028】本発明の一つの実施例において、一つ又は
二つのランダム(又はハイブリッド)チエーンは、一方
の側が他方の側より1/2歯進んでいる分割スプロケッ
トが設けられている。ランダムすなわちハイブリッドチ
エーンは、二つの異なる形状のリンクの組、又は第2組
のリンクと異なる第1組のリンクを備えている。二つの
リンクの組のリンクは、輪郭、フランクの形状、先行内
側フランクの形状、外側フランクの形状、ピッチ、向き
(非対称リンクにおけるように)、スプロケット歯との
駆動接触の形式、又は他の形式の不規則化において異な
っている。
【0029】このような実施例は、ランダム化並びに二
つのチエーン組立体の広い幅を有す単一のチエーンと比
較して、与えられた時間増分変化中に歯の1/2を有効
にスプロケット歯と衝突させることによって衝撃ノイズ
スペクトルを位相調整する。この実施例は二つのチエー
ンのピンを1/2ピン片寄らすすなわちオフセットする
ことによってチエーンの弦作用を位相調整される。ラン
ダム化により、衝撃及び弦作用発生ノイズスペクトルに
おけるスプロケットの位相調整の影響が増大する。
【0030】本発明の第2の実施例において、一つ又は
二つの第2のランダムすなわちハイブリッドチエーン
は、一方の側が他方の側よりも1/2歯進んで位相調整
された分割スプロケットが設けられ、スプロケット歯は
ランダム化されている。スプロケット歯の不規則化は、
間隔の変更、歯の逃がし又は歯の除去のようなあらゆる
方法であり得る。
【0031】これらの実施例の各々は、後述の他の実施
例と同様に、複数のチエーン組立体を含んでよく、それ
らのチエーン組立体は二つ、三つ又は四つのチエーンス
トランド(strand)の組立体を含む。加えて、ス
プロケットは1/4歯、1/3歯又は1/2歯位相調整
されてもよく、同様に他のピッチの値で位相調整されて
もよい。更に、二重チエーン組立体は軸に沿って隔てら
れてもよく、かつ分割スプロケットの一部である必要は
ない。このような形状において、スプロケットは軸にぴ
ったりとスプライン接続されて弦作用の位相調整を可能
にするよう注意する必要がある。
【0032】更に、修正すなわち変更はチエーン組立体
にも行われる。本発明の一つの実施例において、不規則
化は異なるピッチの二つのチエーン組立体を与えること
によって達成される。本発明の他の実施例において、チ
エーン組立体の不規則化は、一対の垂れ下がったつま先
部付きリンクと単一の垂れ下がったつま先部付きリンク
の組み合わせによって達成される。他の実施例におい
て、チエーン組立体はガイドリンク列において非ガイド
リンク列におけるよりも少ないリンクを有する組み合わ
せを備えている。
【0033】各チエーン組立体において、リンクはリン
クの組を形成するように並べられている。各リンクは一
対の穴を備え、一つのリンクの組の穴は連結するために
隣接するリンクの組の穴と整合されている。円形のピン
又はロッカージョイントの形式のピボット装置が穴を通
して隣接するリンクの組を接続するためにかつ隣接する
リンクの組の間の枢動運動を許容するために使用され
る。ガイドリンクは交互の組に配置されチエーンをスプ
ロケットに整合させる。
【0034】単一のつま先部付きリンク及び二つのつま
先部付きリンクを有する実施例のチエーン組立体は、二
つの異なるリンクを、リンクの組すなわちチエーンの幅
を横切って伸びる列に使用する。リンクは、リンクのス
プロケット歯との接触パターンを変えるために組ごとに
パターンを成して配列されている。したがって、単一の
つま先部付きリンクのチエーン組立体の組毎に又は単一
の組を成して、一つ又はそれ以上の二つのつま先部付き
リンクに一つ又は二つのつま先部付きリンクが続き、そ
のリンクに一つ又は二つ以上のつま先部付きリンクが続
いてチエーンの幅を横切る組みを形成している。
【0035】チエーン組立体の長手方向に沿って伸びる
リンクの縦列において、ある縦列は二つのつま先部付き
リンクのみを含み、他の縦列は単一のつま先部付きリン
クのみを含む。一つの実施例において、二つのつま先部
付きリンク及び単一のつま先部付きリンクはチエーンの
縦列内に配置されかつチエーンの長さ方向に走行する特
定のリンクの縦列は二つのつま先部付きリンク又は一つ
のつま先部付きリンクのいずれかを含む。一つの特別の
実施例において、二つのつま先部付きリンクの複数の縦
列はチエーンの幅の外側に形成され、単一のつま先部付
きリンクは単一又は複数の縦列を成してチエーンの幅の
内側に配置される。中央にある単一のつま先部付きリン
クは、チエーンをスプロケットに沿って保持するための
内側ガイドリンクとして作用する。したがって、チエー
ンの外側縁に側面のある(flanking)ガイドリ
ンクを使用することはある実施例においては排除されて
いる。単一のつま先部付きリンクのつま先部はリンクの
中心に対称的に配置されてもよく、或いはリンクの中心
に関して僅かにオフセットされて又は非対称に配置され
てもよい。
【0036】本発明の他の実施例において、チエーン及
びスプロケット組立体は分割スプロケット及びスプロケ
ット上に並べられた二つのチエーンを備える。チエーン
組立体の一つのチエーンは単一のつま先部付きリンクで
組み立てられる。組立体の第2のチエーンは通常の二つ
のつま先部付きリンクで組み立てられる。
【0037】この実施例において、スプロケットは分割
されかつ第1のチエーンすなわち一方の側に単一のつま
先部付きリンクを有するチエーン組立体部分、及び第2
のチエーンすなわち他方の側に二つのつま先部付きリン
クを有するチエーン組立体部分と調和するように造ら
れ、かつ一方の側のスプロケット歯は他の側のスプロケ
ット歯よりおおよそ1/2間隔進んで位相調整されてい
る。このようなチエーン組立体において、一つのチエー
ンの関節運動点は他のチエーンの関節運動点よりおおよ
そ1/2間隔進んでいる。代わりに、スプロケット部分
は位相調整されていないが、歯は整合されている。
【0038】この実施例は、前に記載された実施例にお
けるように、組合わされて単一のチエーン組立体につく
られる。このような複合チエーン組立体において、単一
のつま先部付きリンクはチエーンの長さに沿って一方の
側にありかつ二つのつま先部付きリンクはチエーンの長
さに沿って他方の側にある。複合チエーン組立体は分割
スプロケットと共に使用される。
【0039】本発明の教示にしたがって造られたサイレ
ントチエーン組立体及びスプロケットの使用により、リ
ンクの全てが同じでありかつ二つの垂れ下がったつま先
部すなわち歯を有するチエーン及びスプロケット、又は
位相調整されたチエーン及びスプロケットの関係を利用
していないチエーン及びスプロケット組立体によって発
生されるノイズパターンに比較して修正されたノイズパ
ターンを発生することが期待されている。本発明のチエ
ーン組立体は種々の形式のチエーン組立体及び種々のス
プロケット歯の形状に使用するのに適している。
【0040】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図面において、本発明はランダムチエーン
組立体及びそれに関連したスプロケットの位相調整を行
うことを意図している。位相調整は衝撃発生ノイズスペ
クトルと共に弦運動発生ノイズスペクトルを変更するた
めに行われる。
【0041】本発明は、チエーンリンクの歯のスプロケ
ット歯との衝突パターンを変更することによって衝撃音
スペクトルを修正する。特定のリンクの組すなわちリン
ク横列が同じ形状又は同じピッチのリンクである通常の
チエーン組立体において、横列のリンクの歯のフランク
は、全てほぼ同じ瞬間にスプロケット歯と接触する。ラ
ンダムすなわちハイブリッドチエーン組立体において、
リンクの組は異なる形状、輪郭、向き又はピッチのリン
クを備えている。ランダムチエーンにおいて、ある横列
のリンクの歯のフランクは、全てスプロケットの歯とほ
ぼ同時に又は同じ瞬間に接触するが、リンクとスプロケ
ット歯との接触のパターンは組の間で修正される。特定
の瞬間又は時間増分変化中にスプロケットと接触するチ
エーンリンクのタイミング又は質量を位相調整又は修正
することにより、チエーンとスプロケットとの接触によ
って発生される衝撃音は更に少なくされかつ接触によっ
て発生される純粋のソニックトーンもまた少なくされ或
いは排除される。
【0042】本発明は幾つかの異なる方法で衝突の位相
調整を行う。幾つかの記載された実施例において、チエ
ーン組立体は幾つかの部分に分割されかつ各部分に対す
るスプロケットは1/4歯間隔、1/3歯間隔又は1/
2歯間隔だけチエーン組立体の隣接する部分に関して位
相調整される。このように、与えられた時間増分変化中
にスプロケットと接触するリンクの質量は減少されかつ
接触の繰り返しは更に変更される。
【0043】本発明は、更に、弦作用によって発生され
る音パターン又はスペクトルを修正するために、チエー
ン及びスプロケットの弦作用を位相調整又は修正する。
弦作用はチエーンリンクがチエーンのフリースパンから
スプロケットに巻き付くときに起こる。リンクは、リン
クがスプロケット歯と接触しかつスプロケットに巻き付
いて着座するとき、フリースパンに関して枢動される。
弦作用によりチエーンはチエーンの直線運動に関して垂
直の方向に運動しかつ不愉快な純粋のソニックトーンを
発生する。弦作用によりチエーンの直線運動に速度変化
が発生し、その速度変化によりスプロケットに作用する
張力が変化する。
【0044】本発明は弦作用の位相調整を幾つかの方法
で提供する。ランダムチエーン組立体が幾つかの部分に
分割されかつスプロケットがこれらの部分間で位相調整
された関係に置かれている実施例において、チエーンの
弦作用はチエーン組立体の各々の部分におけるピンの配
置によって位相調整される。ピンをチエーンの隣接する
部分においてオフセットすること(これはスプロケット
歯の位相調整の結果である)によって、スプロケットに
巻き付くチエーンの弦運動はチエーン組立体の隣接する
部分に関して位相調整される。
【0045】本発明の幾つかの実施例において、チエー
ンリンクとスプロケットとの間の衝突のみが位相調整さ
れる。他の実施例において、チエーン組立体とスプロケ
ットとの間の弦運動のみが位相調整される。幾つかの実
施例において、衝突及び弦運動の両者が位相調整され
る。
【0046】図1は本発明のチエーン組立体の一つの実
施例の一部を全体を10で示す。チエーン組立体は、ハ
イブリッド形式又はランダム形式でよく、そこにおいて
リンクは、米国特許第4,342,560号に示される
ように二つの異なる形式のリンクの組として与えられ
る。図1に特に示されるチエーンは本発明の一つのスピ
ーシスであり、そのスピーシスは二つの内向き歯を有す
るリンクの組及び単一の内向き歯を有するリンクの組を
備え、それについては以下において詳細に説明する。
【0047】チエーン組立体はリンクの組すなわち横列
12、14を備え、それらは図2により詳細に示されて
いる。リンクの一つの組すなわち横列はチエーンの幅を
横切って伸びかつ幾つかの並べられたリンクを備える。
リンクの組は、その後、無端のチエーン組立体を形成す
るように隣接するリンクの組に差し込んで並べられる。
【0048】チエーン組立体は、例えば、カム軸(図示
せず)及びクランク軸(図示せず)を有するエンジンタ
イミング組立体を駆動するために使用される。軸には図
3及び図4に示されるスプロケット18、19のような
スプロケットが取り付けられる。スプロケットはチエー
ンと二つの軸との間で動力を伝達する装置を提供する。
図4のスプロケット19は二つの部分86、88に分割
され、それらの部分は1/2歯間隔だけ位相調整される
すなわちオフセットされている。図3のスプロケット1
8は、1/2歯間隔だけオフセットされている三つの部
分70、72、74に分割されている。代わりに、スプ
ロケット18の部分はスプロケットの各々に対して1/
3歯間隔だけオフセットされてもよい。
【0049】スプロケットの部分は互いに隣接して置か
れてよく、単一の部品として形成されても或いは互いに
接合されてもよい。代わりに、スプロケットの部分は別
個にされ、軸の長手方向に沿って隔てられてもよい。し
かしながら、スプロケットが隔てられたときそのスプロ
ケットは軸にぴったりとスプライン接続されることに、
注意しなければならない。スプロケットとスプラインと
の間の過剰の公差は組立体の弦作用の位相調整をだめに
する。
【0050】本発明の一つの実施例において、異なる輪
郭、形状、向き及びピッチを有するリンクを有するリン
クの組を備えたチエーン組立体である一対のハイブリッ
ドすなわちランダムチエーン組立体は、図4の位相調整
されたスプロケット部分86、88と共に使用される。
スプロケットの部分を1/2歯間隔だけ位相調整するす
なわちオフセットすることによって、衝撃ノイズスペク
トル及び弦作用スペクトルは位相調整される。チエーン
のリンクの不規則化すなわちランダム化は、更に、衝撃
音スペクトル及び弦作用音スペクトルを修正し、そのこ
とにより、チエーンは通常のチエーン及びスプロケット
組立体より低ノイズにすることができる。第2の実施例
において、三つのランダムチエーン組立体が図3に示さ
れる位相調整されたスプロケット部分と共に又は1/3
歯間隔だけ位相調整された三つのスプロケット部分と共
に使用される。別のチエーンが別のスプロケット部分と
共に使用される別の同様の実施例が可能であり、スプロ
ケット部分の位相調整関係は歯間隔の関係を異ならせる
ために変更され得る。
【0051】本発明の他の実施例において、上記のラン
ダムチエーンは位相調整されたスプロケットとしてのラ
ンダムすなわちハイブリッドスプロケットと共に使用さ
れる。ハイブリッドスプロケットは不均等に隔てられた
歯を利用する。歯の間隔は、ある歯のある部分を逃がす
ことによって、或いはスプロケット歯のフランクの形状
を変更することによって、変更され得る。ハイブリッド
スプロケットは標準のスプロケットと共に、又は上記の
実施例のいずれかと組み合わせて対のハイブリッドスプ
ロケットで使用され得る。
【0052】本発明の他の実施例において、不規則化
は、図3及び図4のスプロケットと異なるピッチの二つ
のチエーンと共に使用することによって、達成される。
例えば、約0.953cm(3/8インチ)ピッチのチ
エーンは図4のスプロケット部分86と共に使用され、
約1.27cm(1/2インチ)ピッチのチエーンは図
4のスプロケット部分88と共に使用され得る。異なる
ピッチのチエーンを使用することにより、チエーンとス
プロケットとの間の接触のパターンが更に不規則にされ
又は変更され、それによって衝撃発生音スペクトル及び
弦作用発生音スペクトルが変更される。スプロケット
は、異なるピッチのチエーンに合うようにスプロケット
に異なる数の歯を使用することによって、位相調整され
る。
【0053】動作において、本発明のチエーン組立体は
チエーンのスプロケットとの接触パターンを変更する。
リンクのスプロケットとの衝突はチエーン組立体におい
てランダムチエーンを位相調整されたスプロケットと共
に使用することによって変更される。加えて、スプロケ
ットの弦作用はスプロケットとかみ合うチエーンの修正
すなわち変更故に変えられかつ減少される。チエーン及
びスプロケットの記載した方法での変更により接触パタ
ーンが変更し、それによりチエーンに対するノイズスペ
クトルが変更する。
【0054】本発明の教示にしたがって造られたチエー
ン組立体又はスプロケットの使用により、全てのリンク
が同じ形状でありかつ組立体のスプロケット間に位相調
整関係が無いチエーン及びスプロケットによって発生さ
れるノイズパターンに比較して修正されたノイズパター
ンを発生する。本発明のチエーン組立体は種々の形式の
チエーン及びスプロケット歯の形状と共に使用するのに
適している。もちろん、チエーン組立体及びスプロケッ
ト位相調整関係の組み合わせパターンは他の組み合わせ
よりも好ましくないノイズ特性を少なくする。
【0055】単一のつま先部付きリンクを有するハイブ
リッドチエーン組立体 本発明の他の一連の実施例において、位相調整は、チエ
ーン組立体において単一のつま先部付きリンク及び二つ
のつま先部付きリンクを組み合わせることによって、達
成される。組み合わせは単一の組立体に含まれてもよ
く、或いは組立体の二つの部分を図3及び図4に示され
る分割スプロケットと組み合わせることによって含まれ
てもよい。図1に示される本発明のスピシースは単一の
つま先部付きリンクの組12及び二つのつま先部付きリ
ンクの組14を備えている。
【0056】組12として示されたあるリンクの組は外
側縁に側面にある(flanking)ガイドリンク2
0を備えている。ガイドリンク20は一つ置きのリンク
の組含まれていて、チエーン組立体をスプロケットに位
置決めする作用をする。ガイドリンクはスプロケットと
接触する垂れ下がる部材すなわち歯を備えていない。内
側ガイドリンクも使用することができ、その場合ガイド
リンクの位置を保持するために溝がスプロケットに設け
られる。本発明のある実施例では、以下で示されるよう
に、中央リンクは中央すなわち内側ガイドリンクとして
作用し、したがって外側の側面にあるガイドリンクはチ
エーンをスプロケットに整合させる必要はない。
【0057】リンクの組12、14は、また、並べられ
た駆動リンク22、24すなわち内向き歯付きリンクを
備えている。内向き歯付きリンクは図7、図8、図9及
び図10に示されるように、幾つかの形すなわち形状で
与えられる。図8に示される二つのつま先部付きリンク
22は従来技術で知られており、前に述べたランダムチ
エーンの実施例において使用されている。リンク22は
一対の穴28、29及び一対の垂れ下がったつま先部3
0、32を備えている。つま先部材は外側フランク3
4、36及び内側フランク38、40によって限定され
る。内側フランクは股部41で接続している。リンク2
2の内側フランク及び外側フランクは直線又は円弧を含
む幾つかの形状を有し得る。リンクは穴28と29との
間の垂直中心線の回りで対象であり、或いは中心線の回
りで非対象であり得る。
【0058】本発明の単一のつま先部付きリンクは、図
9及び図10に示されるリンク24、26を含む。図9
に示されるリンク24は一対の穴42、44及び単一の
垂れ下がったつま先部46を有する。つま先部46は二
つのフランク48、49を有し、そのフランクの一方は
スプロケット歯と接触するように設計されている。代わ
りに、単一のつま先部はスプロケットの歯元と接触し、
しったがってスプロケット歯との接触が排除されるよう
に設計され得る。フランクは直線又は円弧を含む幾つか
の形状でよく、スプロケット歯と接触するように又は接
触しないように設計され得る。
【0059】リンクは穴42、44の中心間で測られた
ピッチ50を有する。歯の高さ52は水平中心線からつ
ま先部46の基部までである。歯はその歯がスプロケッ
トから離れるときスプロケット歯との干渉を最小限にす
るように造られている。歯の幾何学形状は歯の数、ピッ
チ、先端半径、フランク接触半径、つま先部高さ及び歯
の角度並びに許容可能な干渉量に基づいて計算される。
【0060】図10に示される単一のつま先部付きリン
ク26は、一対の穴56、58及び単一の垂れ下がった
つま先部60を備える。つま先部は穴間のリンクの垂直
中心線に関して非対象にすなわち僅かにオフセットして
配置されている。つま先部はスプロケットと接触するた
めの二つのフランク62、64を備える。他のリンクの
実施例におけるように、フランクは直線又は円弧を含む
幾つかの形状でよく、かつスプロケット歯と接触するよ
うに又は接触しないように設計され得る。
【0061】並べられたリンクの組22、24、26が
図1、図2及び図7に示されている。リンクの組はリン
ク22及び24の混ぜ合わせ、又はリンク22及び26
の混ぜ合わせ、或いは三つの形式のリンク及び追加のリ
ンクの混ぜ合わせを含み得る。図2に示されかつ図5及
び図6の断面図で詳細に示されるように、チエーンの幅
を横切るリンクの組は幾つかの二つのつま先部付きリン
ク22と単一のつま先部付きリンクで形成され得る。図
7に示されるように、リンクの縦列すなわち縦列は、縦
列67及び68におけるように、幾つかの並べられた二
つのつま先部付きリンク22を備えている。並べられた
縦列69は幾つかの並べられた単一のつま先部付きリン
ク24を備えてもよい。
【0062】図7に示された実施例のチエーンを組み立
てるとき、二つのつま先部付きリンクの縦列67、68
はリンク22の列の通常の配列によって形成される。同
様に、単一のつま先部付きリンクの縦列69はリンク2
4の列の通常の配列によって形成される。縦列67、6
8、69は、その後、チエーン組立体を形成するように
結合される。このように、単一のつま先部付きリンク2
4は二つのつま先部付きリンク22の間に置かれる。組
立体における組み合わせにより、単一のつま先部付きリ
ンクは内側ガイドリンクとして作用し、この実施例では
外側ガイドリンクの使用が排除される。
【0063】図7に示された実施例において、単一のつ
ま先部付きリンク24は図9に示される形式である。す
なわち、単一のつま先部46はリンクの二つの穴の間の
中央に配置されている。第2の実施例において、単一の
つま先部は図10に示される形式である。すなわち、単
一のつま先部60は二つの穴の間の垂直中心線から僅か
にオフセットされている。この第2の実施例において、
単一のつま先部付きリンク26は内側リンクとして作用
し、別のガイドリンク20の必要性を排除している。
【0064】図7に示された実施例において、二つのつ
ま先部付きリンクの縦列67は、リンク22bと並べら
れた単一のリンク22aを有し、そのリンク22bは単
一のリンク22cと並べられている。同様に、チエーン
の反対側の縦列68において、単一のリンク22dはリ
ンク22eと並べられ、そのリンク22eはリンク22
fと並べられている。単一のつま先部付きリンクの中央
縦列において、単一のリンク24aは二つのリンク24
b及び24cと並べられ、それらのリンク24b、24
cはリンク24dと並べられている。上述の組み合わせ
パターン(lacing pattern)はチエーン
の全長に亙って続く。
【0065】他の実施例において、図7のリンクのある
ものは、代わりの組み合わせパターンを与えるために変
更され得る。例えば、リンク24b又は24cのいずれ
かは二つのつま先部付きリンク24と組み合わせパター
ンで置き換えられる。単一のつま先部付きリンク及び二
つのつま先部付きリンクの他の多くのパターン及び組み
合わせが本発明の範囲内で可能である。
【0066】図5及び図6は、動作中にチエーンがスプ
ロケットに巻き付くとき図7のチエーンのリンクとスプ
ロケット歯との予測される接触を示す。二つのつま先部
付きリンクの幾つかのフランク又は全てのフランク及び
単一のつま先部付きリンクのフランクはスプロケット歯
と接触する。正確な接触はリンクの形状及びチエーン組
立体におけるリンクの配列に依存する。代わりに、単一
のつま先部付きリンクはスプロケット歯との接触を排除
するように若しくは単にスプロケットの歯元と接触する
ように設計され得る。
【0067】図3に示されるように、変形したスプロケ
ットは図5、図6及び図7の組立体と共に使用されるよ
うに設けられる。他の実施例と関連して既に説明したよ
うに、スプロケット18は三つの層70、72、74が
設けられ、各層は隔てられたスプロケット歯76、7
8、80を有する。スプロケット歯は、図7のチエーン
組立体の単一のつま先部付きリンク及び二つのつま先部
付きリンクの組み合わせとかみ合うように千鳥に配置さ
れている。スプロケットは、チエーン組立体に設けられ
た二つのつま先部付きリンク又は単一のつま先部付きリ
ンクの縦列と合うように幾つかの層でよが、好ましく
は、中央の層が1/2歯間隔だけオフセットした三つの
層である。層は一つの層として形成され、それからスプ
ロケットを与えるように結合される。三つの層を結合す
るとき、一つの層のスプロケット歯は他の層の歯に関し
て千鳥になっている。したがって、各層は1/3ピッチ
で千鳥にされる。本発明の単一のつま先部付きリンクチ
エーン組立体は、色々な形状のスプロケットと共に使用
することができ、図3のスプロケットと共に使用するの
に限られない。
【0068】本発明の他の実施例が図11及び図12に
示され、そこにおいて、チエーン組立体は二つのチエー
ン組立体を横に並べた組み合わせを備えている。この実
施例は二重チエーン組立体及び位相調整されたスプロケ
ットの上記実施例を単一のつま先部付きリンクと結合し
ている。第1のチエーン組立体82は、好ましくは、全
体が単一のつま先部付きリンクで形成されている。第2
のチエーン組立体84は、好ましくは、リンク22g、
22h、22i、22jのような通常の二つのつま先部
付きリンクで形成されている。単一のつま先部付きリン
クのチエーン組立体82は、リンク24e、24f、2
4g、24hのような、つま先部が中央に配置された図
9のリンク24を備えている。ピンが別個のチエーン組
立体のリンクを相互に連結している。
【0069】分割スプロケット19は、図4に示される
ような二つのチエーン組立体の実施例と共に使用するた
めに設けられる。スプロケットは、スプロケットの一方
の側86のスプロケット歯が他方の側88のスプロケッ
ト歯より1/2間隔進んで割り出されて、造られてい
る。このように、一方のチエーン組立体の関節運動の点
は他のチエーン組立体の関節運動の点からほぼ1/2間
隔進んでいる。
【0070】本発明の他の実施例が図13、図14、図
15及び図16に示されている。この実施例は二つの部
分でチエーン組立体を備えている。それらの部分は分離
されかつ隔てられ或いは単一のチエーン組立体に結合さ
れる。図15に示されるように、チエーンはピン99が
チエーンの全幅に亙って伸びている単一の組立体であり
得る。チエーン組立体の一つの部分は図13Aに示され
る単一のつま先部付きリンク100を利用し、そのリン
クは穴102、104の間の中央に配置された単一のつ
ま先部101を有している。チエーン組立体の第2の部
分は図13Bに示される通常の二つのつま先部付きリン
ク106を使用している。もしチエーン組立体が二つの
部分に分割されるなら、そのときはピンは整合される。
【0071】チエーン組立体が図14に側面図で示され
ている。図14に示されるように、この実施例におい
て、単一のつま先部101は二つのつま先部付きリンク
106のつま先部107より長い。組立体は図15に断
面図で示されている。断面図は単一のつま先部101の
中央位置及び二つのつま先部付きリンク106の二つの
つま先部107の位置を示す。
【0072】チエーン組立体が図16でスプロケット1
10と関連して示されている。図16はチエーンのスプ
ロケット歯との予測された接触を説明する。示されてい
るように、長い単一のつま先部101は、つま先部10
1の両フランクをスプロケット歯に対して位置決めする
ことによってスプロケットに深く着座する。
【0073】位相調整されたスプロケットを有する本発
明の他の実施例が図17、図18、図19及び図20に
示されている。図18に示されるように、チエーン組立
体は1/2ピッチで位相調整された第1の部分112と
第2の部分114とに分割されている。位相調整は二つ
のスプロケット部分116、118を図17に示される
ように1/2歯だけオフセットすることによって達成さ
れる。チエーン組立体は三つのリンク形式、すなわち内
側リンク120、内側ガイドリンク122及び外側ガイ
ドリンク124で造られている。この構造の好ましい実
施例はロッカージョイントを利用し、そのロッカージョ
イントは砂時計形の穴126と一対のピボットピン12
8、130とを備えている。穴及びピンは米国特許第
4,911,682号に示され、その米国特許は参考と
してこの明細書に組み入れられている。
【0074】チエーンの幅を横切る図19の実施例に対
する組み合わせパターンは、中央に単一の内側ガイドリ
ンク122をかつ各側に一対の外側ガイドリンク124
を備えている。内側ガイドリンク122と外側ガイドリ
ンク124との間に複数の内側リンク120がある。内
側リンクは同じ形状でよく或いは不規則にされてもよ
い。外側ガイドリンク124は一対の垂れ下がったつま
先部を有し、そのつま先部はスプロケット歯と接触する
ように造られている。外側ガイドリンクは穴132を備
え、その穴にはピン128が締まり嵌めされている。外
側ガイドリンクは同じ形状でも或いは不規則でもよい。
【0075】内側ガイドリンクはクロッチすなわち股部
を有しない平らな底134を有している。平らな底はス
プロケットに形成された溝136に入るように設計され
ている。内側ガイドリンクはチエーン組立体をスプロケ
ットに関して所定の位置に保持する。内側ガイドリンク
は穴138を備え、その穴はピン130に関するリンク
の関節運動を許容する。内側リンク120は穴126を
備え、その穴はピンに関するリンクの関節運動を許容す
る。外側ガイドリンクは締まり嵌めしているピンを受け
る穴を有し、したがってリンクに関するピンの関節運動
を許容しない。
【0076】内側及び外側ガイドリンクのこの構造は幾
つかの利点を有する。一つには、内側ガイドリンク12
2は股部が無く、したがって股部によって隔てられた内
向き歯を有するリンクよりも本来的に強い。第2に、ピ
ンが締まり嵌めされた外側ガイドリンクはピンに関して
リンクの関節運動を許容する穴を有するリンクより強
い。強いガイドリンクを使用すると、同じ強さのチエー
ンを得るために、組み合わせパターンにおいてガイド列
のリンクを少なくできる。ガイド列のリンクが少なくな
るとチエーンのリンクの数を最小にすることができる。
【0077】加えて、外側ガイドリンク124はスプロ
ケットの歯と接触するようにつくられた内向き歯を備え
ている。外側ガイドリンクに内向き歯を設けると、スプ
ロケットと接触しない外側ガイドリンクを有する同様の
チエーンに比較してより多くのリンクがスプロケットと
接触できる。このように、チエーンにおいて与えられた
リンクの数及びチエーンの幅に対して、より多くのリン
クがスプロケットと接触する。図18、図19及び図2
0に示された実施例は、位相調整されたスプロケットな
しで別個のチエーン組立体として使用され、かつ上述の
幾つかの利点を達成できる。
【0078】本発明の他の実施例が図21、図22及び
図23に示されている。実施例は二つのチエーン組立体
を備え、或いはチエーン組立体は二つの別個の部分を備
えている。図21の[A]及び図21の[B]に示され
た組立体の一つの部分は、単一のつま先部付きリンク1
40を使用している。図22の[A]及び図22の
[B]に示された組立体の他の部分は、二つのつま先部
付きリンク142を使用している。スプロケット構造は
二つのつま先部付きリンクを受けるようにつくられた一
方の部分144及び単一のつま先部付きリンクを受ける
ようにつくられた他の部分146を有する二重すなわち
分割スプロケットである。
【0079】スプロケット部分は整合された歯を有す
る。チエーン組立体の単一のつま先部付きリンクの部分
において、ピン148はスプロケットの歯の上で中心決
めされる。チエーン組立体の二つのつま先部付きリンク
の部分において、ピン150はスプロケットの歯の間に
中心決めされる。このように、ピンはオフセットされか
つ二つのチエーン組立体部分の弦運動は位相調整され
る。しかしながら、リンクがほぼ同時に二つの部分のス
プロケット歯と衝突するとき、二つのチエーン組立体の
部分の衝撃音パターンは位相調整されない。
【0080】動作において、本発明のチエーン組立体は
チエーンとスプロケットとの接触パターンを変更する。
リンクのスプロケットとの衝突は、チエーン組立体内に
単一のつま先部付きリンクと二つのつま先部付きリンク
を使用することによって変更される。異なる数のつま先
部を有する異なる形式のリンクにより、リンクは変化す
る時間間隔でスプロケット歯と衝突する。したがって、
スプロケットの弦作用はスプロケットとかみ合うチエー
ンの変化により変えられかつ減少される。上記の方法で
のチエーンの変更により、接触のパターンが変更され、
それによりチエーンのノイズスペクトルも変更する。
【0081】
【発明の効果】本発明の教示によりつくられたチエーン
組立体を使用すると、全てのリンクが同じ形状でかつ同
じつま先部の数を有するチエーン及びスプロケットによ
って発生されるノイズパターンに比較して、発生される
ノイズパターンが修正される。本発明のチエーン組立体
は種々のスプロケット歯の形式と共に使用可能である。
もちろん、リンクの組み合わせのあるパターンはリンク
の他のパターンよりも不愉快なノイズ特性を少なくす
る。
【0082】本発明の幾つかの実施例が説明されたが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。当
業者は本発明の原理を使用して種々の改良、変更を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のチエーン組立体の一部の側
面図であって丸いピボット装置によって互いに連結され
た二つのリンクの形式を示す図である。
【図2】図1のチエーンの一部の上平面図である。
【図3】本発明のチエーン組立体と共に使用するための
スプロケットの一部の斜視図である。
【図4】本発明のチエーン組立体と共に使用するための
別の実施例のスプロケットの一部の斜視図である。
【図5】図2の線5−5に沿って切断したチエーン組立
体の断面図である。
【図6】図2の線6−6に沿って切断したチエーン組立
体の断面図である。
【図7】チエーン組立体の一部の展開図であって、チエ
ーンのリンクの組立体の一つのパターンを示す図であ
る。
【図8】チエーンの二つのつま先部付きリンク平面図で
ある。
【図9】本発明の単一のつま先部付きリンクの平面図で
ある。
【図10】リンクの垂直中心線からわずかにオフセット
された歯を有する、本発明の単一のつま先部付きリンク
の別の実施例の平面図である。
【図11】単一のつま先部付きリンクの組立体と組み合
わせて使用する二つのつま先部付きリンクのチエーン組
立体の側面図である。
【図12】図11の二つのつま先部付き組立体と組み合
わせて使用する単一のつま先部付きリンクのチエーン組
立体の側面図である。
【図13】[A]は本発明の一つの実施例の単一のつま
先部付きリンクの平面図で、[B]は本発明の一つの実
施例の二つのつま先部付きリンクの平面図である。
【図14】単一のつま先部付きリンク及び二つのつま先
部付きリンクを有する本発明のチエーンの一つの実施例
の側面図である。
【図15】図14の線A−Aに沿って切断したチエーン
の断面図である。
【図16】図14のチエーンのスプロケットとの接触を
説明する側面図である。
【図17】1/2ピッチ及び1/2歯オフセットにより
位相調整した二つの部分を有する二重スプロケット組立
体の側面図である。
【図18】チエーン組立体の二つの部分及びスプロケッ
ト組立体の二つの部分を説明する側面図である。
【図19】図18のチエーンの三つの形式のリンクを説
明する側面図である。
【図20】図19の三つのリンクの並びを説明する側面
図である。
【図21】[A]は単一のつま先部を有するリンクとス
プロケットとのかみ合わせを説明する側面図で、[B]
はそのリンクの平面図である。
【図22】[A]は二つのつま先部を有するリンクとス
プロケットとのかみ合わせを説明する側面図で、[B]
はそのリンクの平面図である。
【図23】図21及び図22のリンクのチエーン組立体
に対するスプロケットの側面図であって、図21のリン
クに対するスプロケットを破線で整合された歯と共に示
す図である。
【符号の説明】
10 チエーン組立体 12、14 リ
ンクの組 18、19 スプロケット 20 ガイドリ
ンク 22、24 駆動リンク 26 リンク 28、29 穴 30、32 つ
ま先部 34、36 外側フランク 38、40 内
側フランク 41 股部 42、44 穴 46 つま先部 48、49 フ
ランク 56、58 穴 60 つま先部 67、68、69 縦列 70、72、7
4 層 76、78、80 スプロケット歯 86、88 ス
プロケットの部分 82 チエーン組立体 99 ピン 100、106 リンク 102、104
穴 101、107 つま先部 110 スプロ
ケット 112、114 チエーン組立体の部分 116 118 スプロケットの部分 120 内側リンク 122 内側ガ
イドリンク 124 外側ガイドリンク 126 穴 128、130 ピボットピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィリップ・ジェイ・モット アメリカ合衆国ニューヨーク州13053,ド ライデン,キンバリー・サークル 1

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複合伝動チエーン及びスプロケット組立
    体において、 複数の並べられた内向き歯付きリンクの組であってスプ
    ロケットの歯と接触するようになっているリンク及び隣
    接するリンクの組を接続するピボット装置を有するチエ
    ーン組立体であって、各リンクが前記ピボット装置を受
    ける穴を限定し、前記チエーン組立体が複数の部分を有
    し、同じリンクの組を有する前記チエーン組立体の第1
    の部分が第1の形状を有するリンクを備え、他のリンク
    の組が異なる形状を有するリンクを備えるチエーン組立
    体と、 複数の部分を有し、前記部分の各々がチエーン組立体の
    内向き歯付きリンクと接触するようになっている複数の
    隔てられた歯を有するスプロケット組立体と、を備え、 前記スプロケットが第1の部分を有し、前記第1のスプ
    ロケット部分が第1のチエーン組立体の部分のリンクと
    接触するように配置された歯を有し、 前記スプロケットが第2の部分を有し、前記第2のスプ
    ロケット部分が第2のチエーン組立体の部分のリンクと
    接触するように配置された歯を有し、 前記第2のスプロケット部分の前記歯が前記第1のスプ
    ロケット部分の前記歯の位置に関してオフセットされて
    いる複合伝動チエーン及びスプロケット組立体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のチエーン及びスプロケ
    ット組立体において、前記第1のチエーン組立体の部分
    の前記リンクは第1のチエーンかみ合い周期で前記第1
    のスプロケット部分の歯に衝突し、前記第2のチエーン
    組立体の部分の前記リンクは第2のチエーンかみ合い周
    期で前記リンク第2のスプロケット部分に衝突し、前記
    第1のチエーンかみ合い周期が前記第2のチエーンかみ
    合い周期に関して時間がシフトされているチエーン及び
    スプロケット組立体。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のチエーン及びスプロケ
    ット組立体において、前記第1のチエーンかみ合い周期
    が前記第2のチエーンかみ合い周期と等しいチエーン及
    びスプロケット組立体。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のチエーン及びスプロケ
    ット組立体において、前記第1のチエーン組立体の部分
    が股部によって隔てられた一対の内側フランクを有する
    一対のつま先部を有するリンクを備え、各リンクが前記
    ピボット装置を受ける一対の穴を限定し、 幾つかのリンクの組が第1の内側フランク形状のリンク
    を備え、他のリンクの組が異なる内側フランク形状のリ
    ンクを備えるチエーン及びスプロケット組立体。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のチエーン及びスプロケ
    ット組立体において、前記第1及び第2のチエーン組立
    体の部分が分離されかつ隔てられているチエーン及びス
    プロケット組立体。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のチエーン及びスプロケ
    ット組立体において、前記第1及び第2のスプロケット
    部分が分離されかつ隔てられているチエーン及びスプロ
    ケット組立体。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のチエーン及びスプロケ
    ット組立体において、前記第1のチエーン組立体の部分
    の前記リンクが第1の弦作用関係で前記第1のスプロケ
    ット部分の歯と接触し、前記第2のチエーン組立体の部
    分の前記リンクが第2の弦作用関係で前記第2のスプロ
    ケット部分の歯と接触し、前記第1の弦作用関係が前記
    第2の弦作用関係に関して時間がシフトしているチエー
    ン及びスプロケット組立体。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のチエーン及びスプロケ
    ット組立体において、前記第1のチエーン組立体の部分
    の前記ピボット装置が前記第2のチエーン組立体の部分
    の前記ピボット装置に関してオフセットしているチエー
    ン及びスプロケット組立体。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のチエーン及びスプロケ
    ット組立体において、前記第1のスプロケット部分が前
    記第2のスプロケット部分から1/2ピッチだけオフセ
    ットしているチエーン及びスプロケット組立体。
  10. 【請求項10】 複数並べられた内向き歯付きリンクの
    組と、隣接するリンクの組を接続するピボット装置とを
    備え、前記内向き歯付きリンクがスプロケットの歯と接
    触するようになっており、各リンクが前記ピボット装置
    を受ける一対の穴を限定し、前記リンクの組がチエーン
    の長さに沿ってリンクの縦列を形成し、幾つかのリンク
    の縦列が股部によって隔てられた一対のつま先部を有
    し、他のリンクの縦列が単一のつま先部を有する伝動チ
    エーン。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の伝動チエーンにお
    いて、単一のつま先部付きリンクを有する前記縦列が穴
    の間のリンクの垂直中心線の回りで対称である単一のつ
    ま先部を有する伝動チエーン。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の伝動チエーンにお
    いて、単一のつま先部付きリンクを有する前記組が穴の
    間のリンクの垂直中心線の回りで非対称である単一のつ
    ま先部を有する伝動チエーン。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載の伝動チエーンにお
    いて、前記二つのつま先部付きリンクの縦列が単一のつ
    ま先部付きリンクの前記縦列と交互になっている伝動チ
    エーン。
  14. 【請求項14】 チエーン組立体用の単一のつま先部付
    きリンクであって、チエーン組立体が複数の並べられた
    関節運動をするリンクの組を備え、前記関節運動をする
    リンクが単一のつま先部付きリンクと二つのつま先部付
    きリンクとを備え、ピボット装置が隣接するチエーンリ
    ンクの組みを連結し、前記単一のつま先部付きリンクが
    前記チエーンリンクと並べられている、単一のつま先部
    付きリンクにおいて、 前記ピボット装置を受ける一対の穴を有するリンク本体
    と、 前記リンク本体から垂れ下がっている単一のつま先部
    と、を備え、前記単一のつま先部が前記対の穴の間に配
    置されかつ複数のフランクを有し、前記チエーン組立体
    内に並べられたとき前記フランクの少なくとも一つがス
    プロケットと駆動接触するようになっているリンク。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の単一のつま先部付
    きリンクにおいて、前記チエーン組立体内に並べられた
    とき前記フランクの各々がスプロケットと駆動接触する
    ようになっているリンク。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載の単一のつま先部付
    きリンクにおいて、前記単一のつま先部が前記穴の間の
    リンクの垂直中心線に対称に形成されているリンク。
  17. 【請求項17】 請求項14に記載の単一のつま先部付
    きリンクにおいて、前記単一のつま先部が前記穴の間の
    リンクの垂直中心線に非対称に形成されているリンク。
  18. 【請求項18】 チエーン組立体と共に使用するための
    スプロケットであって、前記チエーン組立体が複数の並
    べられたリンクの組を備え、ピボット装置が隣接するリ
    ンクの組を連結し、前記リンクが前記ピボット装置を受
    ける一対の穴を有する、スプロケットにおいて、 複数の歯の層を備え、前記層の各々が前記チエーン組立
    体と接触するようになっている複数の隔てられた歯を有
    するスプロケット。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のスプロケットにお
    いて、前記歯が等しく隔てられているスプロケット。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載のスプロケットにお
    いて、前記チエーン組立体が複数の単一のつま先部付き
    リンクを備え、前記単つま先部付きリンクが前記つま先
    部に一対のフランクを有し、 前記スプロケットの層の少なくとも一つの層の前記スプ
    ロケットの歯が前記単つま先部付きリンクのフランクと
    接触するようになっているスプロケット。
  21. 【請求項21】 複数のチエーン組立体を備え、前記チ
    エーン組立体が複数の並べられた関節運動するリンクの
    組を有し、前記リンクがスプロケットの歯と接触するよ
    うになっており、ピボット装置が隣接するリンクの組を
    連結し、各リンクが前記ピボット装置を受けるための一
    対の穴を限定する複合伝動チエーン組立体において、 股部によって隔てられた一対のつま先部を有する関節運
    動するリンクを備える第1のチエーン組立体と、 単一のつま先部を有する関節運動するリンクを備える第
    2のチエーン組立体と、を備える複合チエーン組立体。
  22. 【請求項22】 スプロケットと共に使用する請求項2
    1に記載の複合チエーン組立体であって、前記スプロケ
    ットが歯の複数の層を備え、前記層の各々がチエーン組
    立体のリンクと接触するようになっている複数の隔てら
    れた歯を有する複合チエーン組立体において、 前記スプロケットが前記第1のチエーン組立体のリンク
    と接触するように配置された歯を有する第1の部分を備
    え、前記スプロケットが前記第2のチエーン組立体のリ
    ンクと接触するように配置された歯を有する第2の部分
    を備え、前記第2の部分の前記歯の位置が前記第1の部
    分の前記歯の位置に関してオフセットされている複合チ
    エーン組立体。
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