JPH06129949A - 故障診断情報通信装置 - Google Patents
故障診断情報通信装置Info
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- JPH06129949A JPH06129949A JP4281592A JP28159292A JPH06129949A JP H06129949 A JPH06129949 A JP H06129949A JP 4281592 A JP4281592 A JP 4281592A JP 28159292 A JP28159292 A JP 28159292A JP H06129949 A JPH06129949 A JP H06129949A
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- Japan
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- ecu
- failure diagnosis
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の電子制御ユニット(ECU)とテスタ
を接続するデータ伝送路を単一のシリアル伝送路で構成
すると共に、複数のECUから送信される故障診断用情
報を伝送路上での衝突を回避してテスタに送出する。 【構成】 複数のECU1A,2AとこれらECU1
A,2Aより故障診断用情報を得て故障診断を行うテス
タ310に情報の送受信を行う単一のシリアル伝送路L
0を設けると共に、各ECU1A,2Aに、故障診断用
情報をテスタ310へ伝送する優先順位を設定し且つこ
の優先順位に応じた時間差を置いて自己の故障診断用情
報をシリアル伝送路L0を通してテスタ310へ伝送す
るようにした。
を接続するデータ伝送路を単一のシリアル伝送路で構成
すると共に、複数のECUから送信される故障診断用情
報を伝送路上での衝突を回避してテスタに送出する。 【構成】 複数のECU1A,2AとこれらECU1
A,2Aより故障診断用情報を得て故障診断を行うテス
タ310に情報の送受信を行う単一のシリアル伝送路L
0を設けると共に、各ECU1A,2Aに、故障診断用
情報をテスタ310へ伝送する優先順位を設定し且つこ
の優先順位に応じた時間差を置いて自己の故障診断用情
報をシリアル伝送路L0を通してテスタ310へ伝送す
るようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば各車両に搭載
された電子機器より故障診断用の情報をシリアル伝送路
を介して診断装置に伝送する故障診断情報通信装置に関
するものである。
された電子機器より故障診断用の情報をシリアル伝送路
を介して診断装置に伝送する故障診断情報通信装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば実開昭63ー163444
号公報に示された従来の故障診断情報通信装置のシステ
ム構成を示すブロック図である。図において、1、2、
・・・8は車両に搭載した電子制御装置(以下ECUと
記載する)であり、各ECU1、2、・・・8は車両内
の電子機器の制御処理、及び電子機器の故障診断用デー
タ(情報)の送受信処理を行うCPU11〜18と、各
CPUに接続され、後述する故障診断装置としてのテス
タとデータの送受信を行う送信バッファTX、受信バッ
ファRXと、テスタより通信初期化確認用の信号を受け
る受信バッファCHとからそれぞれ構成されている。
号公報に示された従来の故障診断情報通信装置のシステ
ム構成を示すブロック図である。図において、1、2、
・・・8は車両に搭載した電子制御装置(以下ECUと
記載する)であり、各ECU1、2、・・・8は車両内
の電子機器の制御処理、及び電子機器の故障診断用デー
タ(情報)の送受信処理を行うCPU11〜18と、各
CPUに接続され、後述する故障診断装置としてのテス
タとデータの送受信を行う送信バッファTX、受信バッ
ファRXと、テスタより通信初期化確認用の信号を受け
る受信バッファCHとからそれぞれ構成されている。
【0003】31は各ECU1、2、・・・8の故障診
断を行うテスタであり、コネクタ41a,41bにより
テスタ側の通信線m1,m2,・・・m8と各ECU1、
2、・・・8毎の送信バッファTX、受信バッファRX
に接続されるECU側の信線L1,L2、・・・L8と、
グランド及び各受信バッファCH間に接続される通信線
Cを介して故障診断用情報を要求するデータである診断
コマンドを送信すると共に、診断コマンドに対する応答
データを受信しECU1、2、・・・8の故障診断を行
う。
断を行うテスタであり、コネクタ41a,41bにより
テスタ側の通信線m1,m2,・・・m8と各ECU1、
2、・・・8毎の送信バッファTX、受信バッファRX
に接続されるECU側の信線L1,L2、・・・L8と、
グランド及び各受信バッファCH間に接続される通信線
Cを介して故障診断用情報を要求するデータである診断
コマンドを送信すると共に、診断コマンドに対する応答
データを受信しECU1、2、・・・8の故障診断を行
う。
【0004】このテスタ31の構成として、31aは故
障診断処理、診断用データの通信処理等をおこなうCP
Uであり、各データは送信バッファTX、受信バッファ
RXを通してマルチプレクサ31bで通信線m1,m2,
・・・m8へ選択的に送受信される。31c,31dは
処理プログラムが記憶されたROM,EPROM、31
eは診断結果を表示用インタフェース31fを通して表
示する表示装置、31gはCPU31aに入出力エンコ
ーダ31hを通して診断モード等を設定するキーボー
ド、31iは故障診断判定をブザー音で報知するブザ
ー,31jはCPU31aの定電圧電源であり、定電圧
電源31jの動作はパイロットランプ31kで表示して
いる。
障診断処理、診断用データの通信処理等をおこなうCP
Uであり、各データは送信バッファTX、受信バッファ
RXを通してマルチプレクサ31bで通信線m1,m2,
・・・m8へ選択的に送受信される。31c,31dは
処理プログラムが記憶されたROM,EPROM、31
eは診断結果を表示用インタフェース31fを通して表
示する表示装置、31gはCPU31aに入出力エンコ
ーダ31hを通して診断モード等を設定するキーボー
ド、31iは故障診断判定をブザー音で報知するブザ
ー,31jはCPU31aの定電圧電源であり、定電圧
電源31jの動作はパイロットランプ31kで表示して
いる。
【0005】次に、従来の故障診断情報通信装置の動作
について図7のタイミングチャート、図8のフローチャ
ートを参照して説明する。先ずコネクタ41a,41b
を接続するとテスタ31側の通信線m1,m2,・・・m
8とECU1、2、・・・8側の通信線L1,L2,・・
・L8がそれぞれ接続されと共に、通信線Cはテスタ3
1内のグランドに接続される。この結果ECU1、2、
・・・8のCPU11、12、・・・18には受信バッ
ファCHを介してローレベルの初期化信号が入力される
(図7のマルAの時点)。そして各CPU11、12、
・・・18は初期化信号のローレベルを検出して初期化
を行い通信可能状態となる。
について図7のタイミングチャート、図8のフローチャ
ートを参照して説明する。先ずコネクタ41a,41b
を接続するとテスタ31側の通信線m1,m2,・・・m
8とECU1、2、・・・8側の通信線L1,L2,・・
・L8がそれぞれ接続されと共に、通信線Cはテスタ3
1内のグランドに接続される。この結果ECU1、2、
・・・8のCPU11、12、・・・18には受信バッ
ファCHを介してローレベルの初期化信号が入力される
(図7のマルAの時点)。そして各CPU11、12、
・・・18は初期化信号のローレベルを検出して初期化
を行い通信可能状態となる。
【0006】次にマルBの時点でテスタ31はマルチプ
レクサ31bを切り替え、CPU31aに接続される受
信バッファRX、送信バッファTXを通信線m1に接続
すると通信線m1、L1を介してテスタ31とECU1間
にデータ伝送路が確立される。データ伝送路確立後、C
PU31aはマルCの時点で故障診断用情報を要求する
データである診断コマンドを送信バッファTXより通信
線m1,L1を介してECU1の送信バッファTX,受信
バッファRXに送りCPU11に受信させる。
レクサ31bを切り替え、CPU31aに接続される受
信バッファRX、送信バッファTXを通信線m1に接続
すると通信線m1、L1を介してテスタ31とECU1間
にデータ伝送路が確立される。データ伝送路確立後、C
PU31aはマルCの時点で故障診断用情報を要求する
データである診断コマンドを送信バッファTXより通信
線m1,L1を介してECU1の送信バッファTX,受信
バッファRXに送りCPU11に受信させる。
【0007】診断コマンドを受信したCPU11はマル
Dの時点で予め設定された応答コマンドを送信バッファ
TXより通信線L1を介してテスタ31のCPU31a
に送信する。各ECU1、2、・・・8とテスタ31間
で通信される診断コマンドと応答データのデータフォー
マットは図5(b)に示すように10ビット構成の調歩
同期式SCIフォーマット形式をとっている。このデー
タフォーマットの場合は有効データは8ビットであり、
1ビット目と10ビット目はそれぞれスタートビットと
ストップビットを示している。
Dの時点で予め設定された応答コマンドを送信バッファ
TXより通信線L1を介してテスタ31のCPU31a
に送信する。各ECU1、2、・・・8とテスタ31間
で通信される診断コマンドと応答データのデータフォー
マットは図5(b)に示すように10ビット構成の調歩
同期式SCIフォーマット形式をとっている。このデー
タフォーマットの場合は有効データは8ビットであり、
1ビット目と10ビット目はそれぞれスタートビットと
ストップビットを示している。
【0008】テスタ31は応答データを受信すると表示
用インターフェース31fを介して表示装置31eに応
答データを表示する。次にECU2の故障診断を行う場
合はマルEの時点でマルチプレクサ31bで通信線をm
1よりm2に切り替え、マルFの時点でCPU31aより
送信された診断コマンドを通信線L2に送出してECU
2へ送信する。ECU2は診断コマンドを受信すると、
マルGの時点で応答データを通信線L2に送出し前回の
応答データ同様にテスタ31のCPU31aに送信す
る。
用インターフェース31fを介して表示装置31eに応
答データを表示する。次にECU2の故障診断を行う場
合はマルEの時点でマルチプレクサ31bで通信線をm
1よりm2に切り替え、マルFの時点でCPU31aより
送信された診断コマンドを通信線L2に送出してECU
2へ送信する。ECU2は診断コマンドを受信すると、
マルGの時点で応答データを通信線L2に送出し前回の
応答データ同様にテスタ31のCPU31aに送信す
る。
【0009】各ECUに対する故障診断が終了し、コネ
クタ41aと41bとを切り放すとマルHの時点で各E
CU1、2、・・・8に対する通信線C上の初期化信号
はローレベルからハイレベルに立ち上がり通信モードは
解除される。
クタ41aと41bとを切り放すとマルHの時点で各E
CU1、2、・・・8に対する通信線C上の初期化信号
はローレベルからハイレベルに立ち上がり通信モードは
解除される。
【0010】次に、テスタ31におけるCPU31aの
データ通信処理を、図8のフローチャートを参照して説
明する。先ず、診断対象とするECUを指定し(ステッ
プS801)、その指定したECUに対応させてマルチ
プレクサ31bを切り替え、ECUとテスタ31とを通
信線を介して接続する(ステップS802)。続いてキ
ーボード31gより入出力エンコーダ31hを通して診
断コマンドの設定、或は変更データ等を入力して診断コ
マンドを設定し(ステップS803)、この診断コマン
ドを既に接続された通信線を介して診断対象であるEC
Uに送信する(ステップS804)。
データ通信処理を、図8のフローチャートを参照して説
明する。先ず、診断対象とするECUを指定し(ステッ
プS801)、その指定したECUに対応させてマルチ
プレクサ31bを切り替え、ECUとテスタ31とを通
信線を介して接続する(ステップS802)。続いてキ
ーボード31gより入出力エンコーダ31hを通して診
断コマンドの設定、或は変更データ等を入力して診断コ
マンドを設定し(ステップS803)、この診断コマン
ドを既に接続された通信線を介して診断対象であるEC
Uに送信する(ステップS804)。
【0011】診断コマンド送信後、ECUからの応答デ
ータの返信を待ち(ステップS805)、返信がない場
合は内部に設定したフリーランタイマのタイマ出力を読
み取り、タイマ出力をもとに診断コマンドが所定時間内
に受信されたか否かを判定する(ステップS807)。
この時所定時間内に応答データが受信されないと判定さ
れると表示装置31eに応答なしを表示する(ステップ
S808)。だが、ステップS805において診断対象
のECUからの応答データを受信したことを判定すると
表示装置31eに応答データを表示する(ステップS8
06)。
ータの返信を待ち(ステップS805)、返信がない場
合は内部に設定したフリーランタイマのタイマ出力を読
み取り、タイマ出力をもとに診断コマンドが所定時間内
に受信されたか否かを判定する(ステップS807)。
この時所定時間内に応答データが受信されないと判定さ
れると表示装置31eに応答なしを表示する(ステップ
S808)。だが、ステップS805において診断対象
のECUからの応答データを受信したことを判定すると
表示装置31eに応答データを表示する(ステップS8
06)。
【0012】表示の後CPU31aはキーボード31g
より診断対象となるECUの変更データが入力されてい
るか否かを判定する(ステップS809)。そして診断
対象となるECUに変更がなければ再びステップS80
3へ戻り再度診断コマンドを送信して応答データの受信
処理をおこなう。だが診断対象のECUに変更があると
判断されるとステップS801に戻り変更先のECUを
指定し、以下ステップS802〜809を繰り返す。
より診断対象となるECUの変更データが入力されてい
るか否かを判定する(ステップS809)。そして診断
対象となるECUに変更がなければ再びステップS80
3へ戻り再度診断コマンドを送信して応答データの受信
処理をおこなう。だが診断対象のECUに変更があると
判断されるとステップS801に戻り変更先のECUを
指定し、以下ステップS802〜809を繰り返す。
【0013】次に診断コマンドを受信するECU1、
2、・・・8に内蔵されたCPUの動作を図9のフロー
チャートに従って説明する。CPUは本来の機能である
各種制御対象機器の制御を行いながら初期化信号のレベ
ルを調べる(ステップS901、902)。信号レベル
がハイレベルであることが判定されると通信処理に移行
せず制御処理を継続する。だが信号レベルがローレベル
であることが判定されるとテスタ31より送信される診
断コマンドの到着を待ち(ステップS903)、診断コ
マンドが到着しない間は継続して待ち続ける。そして診
断コマンドを受信したならば、このコマンドに応じた診
断データなどを応答データとしてテスタ31に送信する
(ステップS904)。応答データの送信後再びステッ
プS901に戻り診断コマンドが受信されるまで制御処
理を行う。
2、・・・8に内蔵されたCPUの動作を図9のフロー
チャートに従って説明する。CPUは本来の機能である
各種制御対象機器の制御を行いながら初期化信号のレベ
ルを調べる(ステップS901、902)。信号レベル
がハイレベルであることが判定されると通信処理に移行
せず制御処理を継続する。だが信号レベルがローレベル
であることが判定されるとテスタ31より送信される診
断コマンドの到着を待ち(ステップS903)、診断コ
マンドが到着しない間は継続して待ち続ける。そして診
断コマンドを受信したならば、このコマンドに応じた診
断データなどを応答データとしてテスタ31に送信する
(ステップS904)。応答データの送信後再びステッ
プS901に戻り診断コマンドが受信されるまで制御処
理を行う。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の故障診断情報通
信装置は以上のようなシステム構成をとっていることか
らECUの数分の通信線が必要であり、そのためECU
の数が増加すると通信線の増加に伴って通信線を接続す
るコネクタのピン数も増加し装置の保守に手間がかかる
という問題点があった。
信装置は以上のようなシステム構成をとっていることか
らECUの数分の通信線が必要であり、そのためECU
の数が増加すると通信線の増加に伴って通信線を接続す
るコネクタのピン数も増加し装置の保守に手間がかかる
という問題点があった。
【0015】またテスタと各ECUとがデータ送受信を
行う通信方式は、CPU側のマルチプレクサによって故
障診断対象であるECUに接続された通信線を選択して
データ送受信を行うポイント ツ ポイント通信である
ため、複数のECUの故障診断を行う際に各ECU毎に
診断コマンドを送信する必要があり全体的に見て総ての
ECUの故障診断を終了するのまでに時間を要するとい
う問題点があった。
行う通信方式は、CPU側のマルチプレクサによって故
障診断対象であるECUに接続された通信線を選択して
データ送受信を行うポイント ツ ポイント通信である
ため、複数のECUの故障診断を行う際に各ECU毎に
診断コマンドを送信する必要があり全体的に見て総ての
ECUの故障診断を終了するのまでに時間を要するとい
う問題点があった。
【0016】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、複数の電子機器と診断装置を接
続するデータ伝送路を単一のシリアル伝送路で構成する
と共に、複数の電子機器から送信される故障診断情報を
伝送路上での衝突を回避して診断装置へ伝送することが
できる故障診断情報通信装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、複数の電子機器と診断装置を接
続するデータ伝送路を単一のシリアル伝送路で構成する
と共に、複数の電子機器から送信される故障診断情報を
伝送路上での衝突を回避して診断装置へ伝送することが
できる故障診断情報通信装置を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係る故障診断
情報通信装置は、複数の電子機器とこれら電子機器より
故障診断用情報を得て故障診断を行う診断装置間に情報
の送受信を行う単一のシリアル伝送路を設けると共に、
前記各電子機器に、前記故障診断用情報を前記診断装置
へ伝送する優先順位を設定し且つこの優先順位に応じた
時間差を置いて自己の故障診断用情報を前記シリアル伝
送路を通して前記診断装置へ伝送するものである。
情報通信装置は、複数の電子機器とこれら電子機器より
故障診断用情報を得て故障診断を行う診断装置間に情報
の送受信を行う単一のシリアル伝送路を設けると共に、
前記各電子機器に、前記故障診断用情報を前記診断装置
へ伝送する優先順位を設定し且つこの優先順位に応じた
時間差を置いて自己の故障診断用情報を前記シリアル伝
送路を通して前記診断装置へ伝送するものである。
【0018】
【作用】この発明における故障診断情報通信装置は、シ
リアル伝送路を介して複数の電子機器に一度に故障診断
用情報を要求する情報を送信した後、シリアル伝送路に
より各電子機器より診断装置へ時間差をおいて故障診断
用情報送信することで伝送路上における送信情報の衝突
を回避することができる。
リアル伝送路を介して複数の電子機器に一度に故障診断
用情報を要求する情報を送信した後、シリアル伝送路に
より各電子機器より診断装置へ時間差をおいて故障診断
用情報送信することで伝送路上における送信情報の衝突
を回避することができる。
【0019】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は本実施例による故障診断情報通信装置のシ
ステム構成を示すブロック図である。尚、図中図6と同
一符号は同一又は相当部分をしめす。図において、31
0は本実施例における診断装置としてのテスタであり、
従来のテスタ31と構成上で異なる点としてCPU31
Aは送信バッファTX、受信バッファRXを介して直接
通信線m0と接続している。通信線m0はコネクタ41
a,41bを介してシリアル伝送路を構成する通信線L
0に接続されている。この通信線L0は電子機器としての
各ECU1A、2Aの送信バッファTX、受信バッファ
RXに分岐接続されている。
する。図1は本実施例による故障診断情報通信装置のシ
ステム構成を示すブロック図である。尚、図中図6と同
一符号は同一又は相当部分をしめす。図において、31
0は本実施例における診断装置としてのテスタであり、
従来のテスタ31と構成上で異なる点としてCPU31
Aは送信バッファTX、受信バッファRXを介して直接
通信線m0と接続している。通信線m0はコネクタ41
a,41bを介してシリアル伝送路を構成する通信線L
0に接続されている。この通信線L0は電子機器としての
各ECU1A、2Aの送信バッファTX、受信バッファ
RXに分岐接続されている。
【0020】各ECU1A,2Aに内蔵されたCPU1
1A,12Aには診断コマンドに応答して応答データを
送信する際の優先度と、応答データを送信するタイミン
グを優先度に応じて設定してある。さらに各ECU1
A,2Aの送信バッファTX,受信バッファRXは通信
線L0によって共通接続されているため、自己が送信し
た応答データと共に他のECUが送信した応答データを
それぞれ受信バッファRXを通して受信することができ
る。そのため優先順位が高いECUが応答データを送信
し終えたことを確認することができる。
1A,12Aには診断コマンドに応答して応答データを
送信する際の優先度と、応答データを送信するタイミン
グを優先度に応じて設定してある。さらに各ECU1
A,2Aの送信バッファTX,受信バッファRXは通信
線L0によって共通接続されているため、自己が送信し
た応答データと共に他のECUが送信した応答データを
それぞれ受信バッファRXを通して受信することができ
る。そのため優先順位が高いECUが応答データを送信
し終えたことを確認することができる。
【0021】次に、本実施例の動作を図2のタイミング
チャート、及び図3、4のフローチャートを参照して説
明する。尚、本実施例ではCPU31Aと各ECU1
A,2A間で送受信される診断コマンド、応答データを
図5(a)に示す複数バイト構成のデータフォーマット
で説明する。先ずCPU31Aは診断コマンドをデータ
単位でT1秒間隔で通信線m0よりコネクタ41a,41
bを介して各ECU1A,2Aに分岐接続される通信線
L0に送出する。この時単位データの時間幅T0はT1秒
未満とする。
チャート、及び図3、4のフローチャートを参照して説
明する。尚、本実施例ではCPU31Aと各ECU1
A,2A間で送受信される診断コマンド、応答データを
図5(a)に示す複数バイト構成のデータフォーマット
で説明する。先ずCPU31Aは診断コマンドをデータ
単位でT1秒間隔で通信線m0よりコネクタ41a,41
bを介して各ECU1A,2Aに分岐接続される通信線
L0に送出する。この時単位データの時間幅T0はT1秒
未満とする。
【0022】診断コマンドは通信線L0により各ECU
1A,2Aの受信バッファ受信バッファRXを介してC
PU11A,12Aで同時に受信される。CPU11
A,12Aはそれぞれ図3(b)に示すように常にイン
クリメント動作しているフリランタイマをソフトウェア
的に内蔵している。そしてフリランタイマのタイマ出力
を読み出しT1秒以上データの入力がないと判定した時
(図2のマルAの時点)に診断コマンドの受信完了を確
認する。
1A,2Aの受信バッファ受信バッファRXを介してC
PU11A,12Aで同時に受信される。CPU11
A,12Aはそれぞれ図3(b)に示すように常にイン
クリメント動作しているフリランタイマをソフトウェア
的に内蔵している。そしてフリランタイマのタイマ出力
を読み出しT1秒以上データの入力がないと判定した時
(図2のマルAの時点)に診断コマンドの受信完了を確
認する。
【0023】受信完了確認後、優先度1位に設定されて
いる例えばECU1AのCPU11Aはタイマ出力を読
みだしT2秒経過(T2>T1)したことを判定したなら
ば、マルBの時点で応答データを時間幅T0のデータ単
位でT1秒間隔(T1>T0)で通信線L0に送出する。応
答データは通信線L0に共通接続されたECU2Aの受
信バッファRXを介してCPU12Aにて受信され、応
答データの先頭データが送信されたことが確認されると
自己の応答データの送信を待機する動作に入る(マルC
の時点)。
いる例えばECU1AのCPU11Aはタイマ出力を読
みだしT2秒経過(T2>T1)したことを判定したなら
ば、マルBの時点で応答データを時間幅T0のデータ単
位でT1秒間隔(T1>T0)で通信線L0に送出する。応
答データは通信線L0に共通接続されたECU2Aの受
信バッファRXを介してCPU12Aにて受信され、応
答データの先頭データが送信されたことが確認されると
自己の応答データの送信を待機する動作に入る(マルC
の時点)。
【0024】データ送信待機中、ECU2AのCPU1
2Aはタイマ出力を読みだしT1秒以上データ受信が無
いことを確認したならばECU1Aによる応答データの
送信終了を判定する。さらにタイマ出力によりT3秒
(T3>T2+T0)経過したことを確認するとマルDの
時点よりT1秒間隔で単位データ毎に応答データを送信
し始める。尚、応答データ送信開始時間はECUのデー
タ送信優先度に応じて設定されている。
2Aはタイマ出力を読みだしT1秒以上データ受信が無
いことを確認したならばECU1Aによる応答データの
送信終了を判定する。さらにタイマ出力によりT3秒
(T3>T2+T0)経過したことを確認するとマルDの
時点よりT1秒間隔で単位データ毎に応答データを送信
し始める。尚、応答データ送信開始時間はECUのデー
タ送信優先度に応じて設定されている。
【0025】一方、応答データを受信するテスタ310
内のCPU31Aはタイマ出力を読み出しT4秒(T4>
T3)以上データ受信が無いことを確認するとECU1
A,2Aよりの全応答データの受信を判定する(マルE
の時点)。
内のCPU31Aはタイマ出力を読み出しT4秒(T4>
T3)以上データ受信が無いことを確認するとECU1
A,2Aよりの全応答データの受信を判定する(マルE
の時点)。
【0026】次に、各ECU1A,2AにおけるCPU
11A,12Aのデータ通信処理について図4のフロー
チャートを参照して説明する。先ずCPU11Aはテス
タ31Aから送信された診断コマンドを単位データ毎に
受信したか否かを判定する(ステップS301)。デー
タ受信が判定されない時は、ステップS313で常にイ
ンクリメントされているフリランタイマのタイマ出力t
を読み出しデータ送信間隔時間T1と比較し(ステップ
S304)、タイマ出力t≦T1の時はデータ送信周期
に至っていないものと判定しステップS301に戻りデ
ータ受信を待つ。
11A,12Aのデータ通信処理について図4のフロー
チャートを参照して説明する。先ずCPU11Aはテス
タ31Aから送信された診断コマンドを単位データ毎に
受信したか否かを判定する(ステップS301)。デー
タ受信が判定されない時は、ステップS313で常にイ
ンクリメントされているフリランタイマのタイマ出力t
を読み出しデータ送信間隔時間T1と比較し(ステップ
S304)、タイマ出力t≦T1の時はデータ送信周期
に至っていないものと判定しステップS301に戻りデ
ータ受信を待つ。
【0027】データ受信が判定されたならばタイマ出力
を0にリセットし、次の単位データ送信時間測定に備え
(ステップS302)、受信したデータを所定記憶領域
に退避する(ステップS303)。その後更にステップ
S301〜304の処理を繰り、返し単位データを受信
する毎にデータを退避する。各処理を実施中、ステップ
S304において単位データが受信されずタイマ出力t
>T1であることが判定されると、診断コマンドを構成
する全単位データが受信されたことを判定、応答コマン
ドを返信する必要があるか否かを判定する(ステップS
305)。
を0にリセットし、次の単位データ送信時間測定に備え
(ステップS302)、受信したデータを所定記憶領域
に退避する(ステップS303)。その後更にステップ
S301〜304の処理を繰り、返し単位データを受信
する毎にデータを退避する。各処理を実施中、ステップ
S304において単位データが受信されずタイマ出力t
>T1であることが判定されると、診断コマンドを構成
する全単位データが受信されたことを判定、応答コマン
ドを返信する必要があるか否かを判定する(ステップS
305)。
【0028】この時CPU11Aは診断コマンドに対し
て応答データを返信する必要があると判定したならば、
タイマ出力tを読み出し、tとTC(=T2秒:ECU1
Aの場合)とを比較し(ステップS306)、t≧TC
であることが判定されると応答データの送信を開始する
(ステップS309)。
て応答データを返信する必要があると判定したならば、
タイマ出力tを読み出し、tとTC(=T2秒:ECU1
Aの場合)とを比較し(ステップS306)、t≧TC
であることが判定されると応答データの送信を開始する
(ステップS309)。
【0029】応答データ送信後、タイマ出力tを0にリ
セットし(ステップS310)、ECU2Aによって送
信された応答データを受信バッファRXで受信してデー
タ送信をモニタすると共に、ECU2Aによる応答デー
タの送信終了判定処理に入る。この終了判定処理として
タイマ出力tを読み出し予め設定したT4秒と比較し
(ステップS311)、t≧T4であれば全応答データ
の送信終了を判定する。
セットし(ステップS310)、ECU2Aによって送
信された応答データを受信バッファRXで受信してデー
タ送信をモニタすると共に、ECU2Aによる応答デー
タの送信終了判定処理に入る。この終了判定処理として
タイマ出力tを読み出し予め設定したT4秒と比較し
(ステップS311)、t≧T4であれば全応答データ
の送信終了を判定する。
【0030】だがt<T4の間は単位データを受信した
か否か判定し(ステップS312)、受信しない場合は
ステップS311へ戻り、T4秒以内に単位データを受
信するか否かを調べる。また単位データを受信したなら
ばタイマ出力を0にリセットし(ステップS310)、
再度応答データ送信終了判定処理に入る。またステップ
S305で応答データ返信の必要がないと判定するとス
テップS310〜312の応答データ終了判定処理に移
る。
か否か判定し(ステップS312)、受信しない場合は
ステップS311へ戻り、T4秒以内に単位データを受
信するか否かを調べる。また単位データを受信したなら
ばタイマ出力を0にリセットし(ステップS310)、
再度応答データ送信終了判定処理に入る。またステップ
S305で応答データ返信の必要がないと判定するとス
テップS310〜312の応答データ終了判定処理に移
る。
【0031】尚、タイマ出力tがT3以上になるまでの
ECU2の処理としては単に自己の受信バッファRXが
単位データを受信したか否かを判定する処理に止どまり
(ステップS307)、応答データの送信を待機する。
また単位データを受信したならばタイマ出力tを0にリ
セットしデータ無送信時間測定に備える(ステップS3
08)。
ECU2の処理としては単に自己の受信バッファRXが
単位データを受信したか否かを判定する処理に止どまり
(ステップS307)、応答データの送信を待機する。
また単位データを受信したならばタイマ出力tを0にリ
セットしデータ無送信時間測定に備える(ステップS3
08)。
【0032】次に、テスタ310におけるCPU31A
のデータ通信処理について図4のフローチャートを参照
して説明する。先ずキーボード31gよりデータを読み
込み診断コマンドを設定すると共に、必要があればコマ
ンドを変更する(ステップS401)。そして診断コマ
ンドを送信した後(ステップS402)、ECUより単
位データ毎に応答データを受信したか否かを判定し(ス
テップS403)、受信判定がなされたならばフリーラ
ンタイマによるタイマ出力tを0にリセットして受信デ
ータを退避させる(ステップS404、405)。
のデータ通信処理について図4のフローチャートを参照
して説明する。先ずキーボード31gよりデータを読み
込み診断コマンドを設定すると共に、必要があればコマ
ンドを変更する(ステップS401)。そして診断コマ
ンドを送信した後(ステップS402)、ECUより単
位データ毎に応答データを受信したか否かを判定し(ス
テップS403)、受信判定がなされたならばフリーラ
ンタイマによるタイマ出力tを0にリセットして受信デ
ータを退避させる(ステップS404、405)。
【0033】しかして単位データが受信されない時には
単位データ送信間隔時間T1とタイマ出力tとを比較し
t≦T1のときはステップS403へ戻り、単位データ
の受信判定を行う。単位データを複数個受信しt>T1
になつたことが判定されると(ステップS406)、受
信した応答データを所定メモリ領域に退避し故障診断デ
ータとする(ステップS407)。
単位データ送信間隔時間T1とタイマ出力tとを比較し
t≦T1のときはステップS403へ戻り、単位データ
の受信判定を行う。単位データを複数個受信しt>T1
になつたことが判定されると(ステップS406)、受
信した応答データを所定メモリ領域に退避し故障診断デ
ータとする(ステップS407)。
【0034】次に、応答データを退避したのちタイマ出
力tを読み出し、tと応答データ送信終了時間を示すT
4と比較する(ステップS408)。比較の結果t<T4
であれば他の応答データの送信を待ち再度ステップS4
03〜407の処理を繰り返し、またt≧T4であれば
その後の応答データ送信の有無を判定する(ステップS
409)。この時応答データの送信無しを判定したなら
ば表示装置31eに応答なしを表示し、応答データの送
信有りを判定したならば表示装置31eに応答データを
表示し(ステップS411)再度の故障診断に備えてス
テップS401へもどる。
力tを読み出し、tと応答データ送信終了時間を示すT
4と比較する(ステップS408)。比較の結果t<T4
であれば他の応答データの送信を待ち再度ステップS4
03〜407の処理を繰り返し、またt≧T4であれば
その後の応答データ送信の有無を判定する(ステップS
409)。この時応答データの送信無しを判定したなら
ば表示装置31eに応答なしを表示し、応答データの送
信有りを判定したならば表示装置31eに応答データを
表示し(ステップS411)再度の故障診断に備えてス
テップS401へもどる。
【0035】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、複数の
電子機器とこれら電子機器より故障診断用情報を得て故
障診断を行う診断装置間に情報の送受信を行う単一のシ
リアル伝送路を設けると共に、前記各電子機器に、前記
故障診断用情報を前記診断装置へ伝送する優先順位を設
定し且つこの優先順位に応じた時間差を置いて自己の故
障診断用情報を前記シリアル伝送路を通して前記診断装
置へ伝送するようにしたことで、複数の電子機器からの
故障診断用情報を伝送路上で衝突することなく連続して
診断装置に送信することが出来るため全体的にみて故障
診断時間を短縮することができるという効果がある。
電子機器とこれら電子機器より故障診断用情報を得て故
障診断を行う診断装置間に情報の送受信を行う単一のシ
リアル伝送路を設けると共に、前記各電子機器に、前記
故障診断用情報を前記診断装置へ伝送する優先順位を設
定し且つこの優先順位に応じた時間差を置いて自己の故
障診断用情報を前記シリアル伝送路を通して前記診断装
置へ伝送するようにしたことで、複数の電子機器からの
故障診断用情報を伝送路上で衝突することなく連続して
診断装置に送信することが出来るため全体的にみて故障
診断時間を短縮することができるという効果がある。
【図1】この発明による故障診断情報通信装置の一実施
例の構成を示すブロック図である。
例の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例による診断コマンドと応答データの送
受信手順を説明するタイミングチャートである。
受信手順を説明するタイミングチャートである。
【図3】本実施例によるECUの処理動作を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】本実施例によるテスタの処理動作を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】本実施例と従来装置にて使用される診断コマン
ドと応答データのデータフォーマットを示す図である。
ドと応答データのデータフォーマットを示す図である。
【図6】従来の故障診断情報通信装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図7】従来装置に於ける診断コマンドと応答データの
送受信手順を説明するタイミングチャートである。
送受信手順を説明するタイミングチャートである。
【図8】従来のテスタの処理動作を説明するフローチャ
ートである。
ートである。
【図9】従来ECUの処理動作を説明するフローチャー
トである。
トである。
1A、2A ECU 11A,12A,31A CPU L0 シリアル伝送路 310 テスタ
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】診断コマンドを受信したCPU11はマル
Dの時点で予め設定された応答コマンドを送信バッファ
TXより通信線L1を介してテスタ31のCPU31a
に送信する。各ECU1、2、・・・8とテスタ31間
で通信される診断コマンドと応答データのデータフォー
マットは図5(b)に示すように10ビット構成の調歩
同期式SCIフォーマットをとっている。このデータフ
ォーマットの場合は有効データは8ビットであり、1ビ
ット目と10ビット目はそれぞれスタートビットとスト
ップビットを示している。
Dの時点で予め設定された応答コマンドを送信バッファ
TXより通信線L1を介してテスタ31のCPU31a
に送信する。各ECU1、2、・・・8とテスタ31間
で通信される診断コマンドと応答データのデータフォー
マットは図5(b)に示すように10ビット構成の調歩
同期式SCIフォーマットをとっている。このデータフ
ォーマットの場合は有効データは8ビットであり、1ビ
ット目と10ビット目はそれぞれスタートビットとスト
ップビットを示している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】診断コマンド送信後、ECUからの応答デ
ータの返信を待ち(ステップS805)、返信がない場
合は図3(b)に示すような定周期割り込みによる常時
インクリメントするソフトウェアタイマの値をもとに診
断コマンドが所定時間内に受信されたか否かを判定する
(ステップS807)。この時所定時間内に応答データ
が受信されないと判定されると表示装置31eに応答な
しを表示する(ステップS808)。だが、ステップS
805において診断対象のECUからの応答データを受
信したことを判定すると表示装置31eに応答データを
表示する(ステップS806)。
ータの返信を待ち(ステップS805)、返信がない場
合は図3(b)に示すような定周期割り込みによる常時
インクリメントするソフトウェアタイマの値をもとに診
断コマンドが所定時間内に受信されたか否かを判定する
(ステップS807)。この時所定時間内に応答データ
が受信されないと判定されると表示装置31eに応答な
しを表示する(ステップS808)。だが、ステップS
805において診断対象のECUからの応答データを受
信したことを判定すると表示装置31eに応答データを
表示する(ステップS806)。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】次に診断コマンドを受信するECU1、
2、・・・8に内蔵されたCPUの動作を図9のフロー
チャートに従って説明する。CPUは本来の機能である
各種制御対象機器の制御を行いながら初期化信号のレベ
ルを調べる(ステップS901、902)。信号レベル
がハイレベルであることが判定されると通信処理に移行
せず制御処理を継続する。だが信号レベルがローレベル
であることが判定されるとテスタ31より送信される診
断コマンドの到着を待ち(ステップS903)、診断コ
マンドが到着しない間はステップS905にてタイムア
ウト判定するまで待ち続ける。そして診断コマンドを受
信したならば、このコマンドに応じた診断データなどを
応答データとしてテスタ31に送信する(ステップS9
04)。応答データの送信後再びステップS901に戻
り診断コマンドが受信されるまで制御処理を行う。
2、・・・8に内蔵されたCPUの動作を図9のフロー
チャートに従って説明する。CPUは本来の機能である
各種制御対象機器の制御を行いながら初期化信号のレベ
ルを調べる(ステップS901、902)。信号レベル
がハイレベルであることが判定されると通信処理に移行
せず制御処理を継続する。だが信号レベルがローレベル
であることが判定されるとテスタ31より送信される診
断コマンドの到着を待ち(ステップS903)、診断コ
マンドが到着しない間はステップS905にてタイムア
ウト判定するまで待ち続ける。そして診断コマンドを受
信したならば、このコマンドに応じた診断データなどを
応答データとしてテスタ31に送信する(ステップS9
04)。応答データの送信後再びステップS901に戻
り診断コマンドが受信されるまで制御処理を行う。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】またテスタと各ECUとがデータ送受信を
行う通信方式は、CPU側のマルチプレクサによって故
障診断対象であるECUに接続された通信線を選択して
データ送受信を行うポイント ツー ポイント通信であ
るため、複数のECUの故障診断を行う際に各ECU毎
に診断コマンドを送信する必要があり全体的に見て総て
のECUの故障診断を終了するのまでに時間を要すると
いう問題点があった。
行う通信方式は、CPU側のマルチプレクサによって故
障診断対象であるECUに接続された通信線を選択して
データ送受信を行うポイント ツー ポイント通信であ
るため、複数のECUの故障診断を行う際に各ECU毎
に診断コマンドを送信する必要があり全体的に見て総て
のECUの故障診断を終了するのまでに時間を要すると
いう問題点があった。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】診断コマンドは通信線L0により各ECU
1A,2Aの受信バッファ受信バッファRXを介してC
PU11A,12Aで同時に受信される。CPU11
A,12Aはそれぞれ図3(b)に示すように常にイン
クリメント動作しているフリーランタイマ(以下、タイ
マと略す)をソフトウェア的に内蔵している。そして上
記タイマの値を用いてT1秒以上データの入力がないと
判定した時(図2のマルAの時点)に診断コマンドの受
信完了を確認する。
1A,2Aの受信バッファ受信バッファRXを介してC
PU11A,12Aで同時に受信される。CPU11
A,12Aはそれぞれ図3(b)に示すように常にイン
クリメント動作しているフリーランタイマ(以下、タイ
マと略す)をソフトウェア的に内蔵している。そして上
記タイマの値を用いてT1秒以上データの入力がないと
判定した時(図2のマルAの時点)に診断コマンドの受
信完了を確認する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】受信完了確認後、優先度1位に設定されて
いる例えばECU1AのCPU11AはタイマによりT
2秒経過(T2>T1)したことを判定したならば、マル
Bの時点で応答データを時間幅T0のデータ単位でT1秒
間隔(T1>T0)で通信線L0に送出する。応答データ
は通信線L0に共通接続されたECU2Aの受信バッフ
ァRXを介してCPU12Aにて受信され、応答データ
の先頭データが送信されたことが確認されると自己の応
答データの送信を待機する動作に入る(マルCの時
点)。
いる例えばECU1AのCPU11AはタイマによりT
2秒経過(T2>T1)したことを判定したならば、マル
Bの時点で応答データを時間幅T0のデータ単位でT1秒
間隔(T1>T0)で通信線L0に送出する。応答データ
は通信線L0に共通接続されたECU2Aの受信バッフ
ァRXを介してCPU12Aにて受信され、応答データ
の先頭データが送信されたことが確認されると自己の応
答データの送信を待機する動作に入る(マルCの時
点)。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】データ送信待機中、ECU2AのCPU1
2AはタイマによりT1秒以上データ受信が無いことを
確認したならばECU1Aによる応答データの送信終了
を判定する。さらにタイマによりT3秒(T3>T2+
T0)経過したことを確認するとマルDの時点よりT1秒
間隔で単位データ毎に応答データを送信し始める。尚、
応答データ送信開始時間はECUのデータ送信優先度に
応じて設定されている。
2AはタイマによりT1秒以上データ受信が無いことを
確認したならばECU1Aによる応答データの送信終了
を判定する。さらにタイマによりT3秒(T3>T2+
T0)経過したことを確認するとマルDの時点よりT1秒
間隔で単位データ毎に応答データを送信し始める。尚、
応答データ送信開始時間はECUのデータ送信優先度に
応じて設定されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】一方、応答データを受信するテスタ310
内のCPU31AはECUIA及び2Aと同様タイマを
用いてT4秒(T4>T3)以上データ受信が無いことを
確認するとECU1A,2Aよりの全応答データの受信
を判定する(マルEの時点)。
内のCPU31AはECUIA及び2Aと同様タイマを
用いてT4秒(T4>T3)以上データ受信が無いことを
確認するとECU1A,2Aよりの全応答データの受信
を判定する(マルEの時点)。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】次に、各ECU1A,2AにおけるCPU
11A,12Aのデータ通信処理について図4のフロー
チャートを参照して説明する。先ずCPU11Aはテス
タ31Aから送信された診断コマンドを単位データ毎に
受信したか否かを判定する(ステップS301)。デー
タ受信が判定されない時は、ステップS313で常にイ
ンクリメントされているタイマtの値とデータ送信間隔
T1を比較し(ステップS304)、タイマt≦T1の時
はデータ送信周期に至っていないものと判定しステップ
S301に戻りデータ受信を待つ。
11A,12Aのデータ通信処理について図4のフロー
チャートを参照して説明する。先ずCPU11Aはテス
タ31Aから送信された診断コマンドを単位データ毎に
受信したか否かを判定する(ステップS301)。デー
タ受信が判定されない時は、ステップS313で常にイ
ンクリメントされているタイマtの値とデータ送信間隔
T1を比較し(ステップS304)、タイマt≦T1の時
はデータ送信周期に至っていないものと判定しステップ
S301に戻りデータ受信を待つ。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】データ受信が判定されたならばタイマtを
0にリセットし、次の単位データ送信時間測定に備え
(ステップS302)、受信したデータを所定記憶領域
に退避する(ステップS303)。その後更にステップ
S301〜304の処理を繰り、返し単位データを受信
する毎にデータを退避する。各処理を実施中、ステップ
S304において単位データが受信されずタイマt>T
1であることが判定されると、診断コマンドを構成する
全単位データが受信されたことを判定、応答コマンドを
返信する必要があるか否かを判定する(ステップS30
5)。
0にリセットし、次の単位データ送信時間測定に備え
(ステップS302)、受信したデータを所定記憶領域
に退避する(ステップS303)。その後更にステップ
S301〜304の処理を繰り、返し単位データを受信
する毎にデータを退避する。各処理を実施中、ステップ
S304において単位データが受信されずタイマt>T
1であることが判定されると、診断コマンドを構成する
全単位データが受信されたことを判定、応答コマンドを
返信する必要があるか否かを判定する(ステップS30
5)。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】この時CPU11Aは診断コマンドに対し
て応答データを返信する必要があると判定したならば、
タイマtの値とTC(=T2秒:ECU1Aの場合)とを
比較し(ステップS306)、t≧TCであることが判
定されると応答データの送信を開始する(ステップS3
09)。
て応答データを返信する必要があると判定したならば、
タイマtの値とTC(=T2秒:ECU1Aの場合)とを
比較し(ステップS306)、t≧TCであることが判
定されると応答データの送信を開始する(ステップS3
09)。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】応答データ送信後、タイマtを0にリセッ
トし(ステップS310)、ECU2Aによって送信さ
れた応答データを受信バッファRXで受信してデータ送
信をモニタすると共に、ECU2Aによる応答データの
送信終了判定処理に入る。この終了判定処理としてタイ
マtの値と予め設定したT4秒を比較し(ステップS3
11)、t≧T4であれば全応答データの送信終了を判
定する。
トし(ステップS310)、ECU2Aによって送信さ
れた応答データを受信バッファRXで受信してデータ送
信をモニタすると共に、ECU2Aによる応答データの
送信終了判定処理に入る。この終了判定処理としてタイ
マtの値と予め設定したT4秒を比較し(ステップS3
11)、t≧T4であれば全応答データの送信終了を判
定する。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】だがt<T4の間は単位データを受信した
か否か判定し(ステップS312)、受信しない場合は
ステップS311へ戻り、T4秒以内に単位データを受
信するか否かを調べる。また単位データを受信したなら
ばタイマtを0にリセットし(ステップS310)、再
度応答データ送信終了判定処理に入る。またステップS
305で応答データ返信の必要がないと判定するとステ
ップS310〜312の応答データ終了判定処理に移
る。
か否か判定し(ステップS312)、受信しない場合は
ステップS311へ戻り、T4秒以内に単位データを受
信するか否かを調べる。また単位データを受信したなら
ばタイマtを0にリセットし(ステップS310)、再
度応答データ送信終了判定処理に入る。またステップS
305で応答データ返信の必要がないと判定するとステ
ップS310〜312の応答データ終了判定処理に移
る。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】尚、タイマtがT3以上になるまでのEC
U2の処理としては単に自己の受信バッファRXが単位
データを受信したか否かを判定する処理に止どまり(ス
テップS307)、応答データの送信を待機する。また
単位データを受信したならばタイマtを0にリセットし
データ無送信時間測定に備える(ステップS308)。
U2の処理としては単に自己の受信バッファRXが単位
データを受信したか否かを判定する処理に止どまり(ス
テップS307)、応答データの送信を待機する。また
単位データを受信したならばタイマtを0にリセットし
データ無送信時間測定に備える(ステップS308)。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】次に、テスタ310におけるCPU31A
のデータ通信処理について図4のフローチャートを参照
して説明する。先ずキーボード31gよりデータを読み
込み診断コマンドを設定すると共に、必要があればコマ
ンドを変更する(ステップS401)。そして診断コマ
ンドを送信した後(ステップS402)、ECUより単
位データ毎に応答データを受信したか否かを判定し(ス
テップS403)、受信判定がなされたならばECUI
A及び2Aと同様に常時インクリメントされているタイ
マtを0にリセットして受信データを退避させる(ステ
ップS404、405)。
のデータ通信処理について図4のフローチャートを参照
して説明する。先ずキーボード31gよりデータを読み
込み診断コマンドを設定すると共に、必要があればコマ
ンドを変更する(ステップS401)。そして診断コマ
ンドを送信した後(ステップS402)、ECUより単
位データ毎に応答データを受信したか否かを判定し(ス
テップS403)、受信判定がなされたならばECUI
A及び2Aと同様に常時インクリメントされているタイ
マtを0にリセットして受信データを退避させる(ステ
ップS404、405)。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】しかし、単位データが受信されない時には
単位データ送信間隔時間T1とタイマtとを比較しt≦
T1のときはステップS403へ戻り、単位データの受
信判定を行う。単位データを複数個受信しt>T1にな
つたことが判定されると(ステップS406)、受信し
た応答データを所定メモリ領域に退避し故障診断データ
とする(ステップS407)。
単位データ送信間隔時間T1とタイマtとを比較しt≦
T1のときはステップS403へ戻り、単位データの受
信判定を行う。単位データを複数個受信しt>T1にな
つたことが判定されると(ステップS406)、受信し
た応答データを所定メモリ領域に退避し故障診断データ
とする(ステップS407)。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】次に、応答データを退避したのちタイマt
を読み出し、tと応答データ送信終了時間を示すT4と
比較する(ステップS408)。比較の結果t<T4で
あれば他の応答データの送信を待ち再度ステップS40
3〜407の処理を繰り返し、またt≧T4であればそ
の後の応答データ送信の有無を判定する(ステップS4
09)。この時応答データの送信無しを判定したならば
表示装置31eに応答なしを表示し、応答データの送信
有りを判定したならば表示装置31eに応答データを表
示し(ステップS411)再度の故障診断に備えてステ
ップS401へもどる。
を読み出し、tと応答データ送信終了時間を示すT4と
比較する(ステップS408)。比較の結果t<T4で
あれば他の応答データの送信を待ち再度ステップS40
3〜407の処理を繰り返し、またt≧T4であればそ
の後の応答データ送信の有無を判定する(ステップS4
09)。この時応答データの送信無しを判定したならば
表示装置31eに応答なしを表示し、応答データの送信
有りを判定したならば表示装置31eに応答データを表
示し(ステップS411)再度の故障診断に備えてステ
ップS401へもどる。
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の電子機器とこれら電子機器より故
障診断用情報を得て故障診断を行う診断装置間に情報の
送受信を行う単一のシリアル伝送路を設けると共に、前
記各電子機器に、前記故障診断用情報を前記診断装置へ
伝送する優先順位を設定し且つこの優先順位に応じた時
間差を置いて自己の故障診断用情報を前記シリアル伝送
路を通して前記診断装置へ伝送するようにしたことを特
徴とする故障診断情報通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4281592A JPH06129949A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 故障診断情報通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4281592A JPH06129949A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 故障診断情報通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06129949A true JPH06129949A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17641299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4281592A Pending JPH06129949A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 故障診断情報通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06129949A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5841983A (en) * | 1995-01-18 | 1998-11-24 | Nippondenso Co., Ltd. | Communication system for transmitting divisional messages back-to-back by pre-setting blank duration between the divisonal messages prior to transmission |
| CN109240268A (zh) * | 2018-09-29 | 2019-01-18 | 厦门金龙汽车新能源科技有限公司 | 整车控制器的功能验证及测试系统和方法 |
-
1992
- 1992-10-20 JP JP4281592A patent/JPH06129949A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5841983A (en) * | 1995-01-18 | 1998-11-24 | Nippondenso Co., Ltd. | Communication system for transmitting divisional messages back-to-back by pre-setting blank duration between the divisonal messages prior to transmission |
| CN109240268A (zh) * | 2018-09-29 | 2019-01-18 | 厦门金龙汽车新能源科技有限公司 | 整车控制器的功能验证及测试系统和方法 |
| CN109240268B (zh) * | 2018-09-29 | 2020-10-16 | 厦门金龙汽车新能源科技有限公司 | 整车控制器的功能验证及测试系统和方法 |
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