JPH06130768A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06130768A
JPH06130768A JP4301890A JP30189092A JPH06130768A JP H06130768 A JPH06130768 A JP H06130768A JP 4301890 A JP4301890 A JP 4301890A JP 30189092 A JP30189092 A JP 30189092A JP H06130768 A JPH06130768 A JP H06130768A
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JP
Japan
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image
toner
developer
photosensitive drum
surface potential
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JP4301890A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Suzuki
啓之 鈴木
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 環境の変化に対してレスポンスが早く、安定
した高品位の画像を常時出力することができる画像形成
装置を提供する。 【構成】 像露光直後の位置と、現像直後の位置と、前
露光ランプ4による露光照射直後の位置に、それぞれ第
1、第2、第3の表面電位センサ9、91、92を設置
し、潜像形成直後の感光体ドラム1上の表面電位Vi、
トナー現像直後の感光体ドラム1上の表面電位Vx、並
びにトナー像を保持した感光体ドラム1を前露光ランプ
4により十分に露光照射した直後のトナー層上の表面電
位Vtをそれぞれ測定し、トナー現像することによりト
ナーの電荷によって変動する電位分Vx−Vi、及び露
光照射後のトナー層上の表面電位Vtの測定値から、感
光体ドラム1上に現像されたトナーの単位面積当たりの
現像量M/S、単位重量当たりのトナーの電荷量Q/M
の計算を行ない、予測を行なって現像コントラスト、転
写条件等を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式、静電記録
方式などの複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】最近、フルカラー化、システム化にとも
なって複写機、プリンタ等のディジタル化が進んでい
る。例えば、レーザ光を走査し、このレーザ光のオン、
オフにより像担持体としての感光体ドラム上に静電潜像
を形成して所望の画像を形成する電子写真方式のレーザ
ビームプリンタ等の画像形成装置が広く知られるように
なってきている。その代表的な用途は文字、図形等の二
値記録である。その点、文字、図形等の記録は中間調を
必要としないので、プリンタ等の構造も簡単にすること
ができる。
【0003】ところで、このような二値記録方式であっ
ても中間調の形成が行なえるプリンタがある。かかるプ
リンタとしては、ディザ法、濃度パターン法等を採用し
たものがよく知られている。しかし、周知のように、デ
ィザ法、濃度パターン法を採用したプリンタでは、高解
像度が得られない。そこで、近年、高記録密度を低下さ
せずに最小記録単位において中間調を形成する多値記録
方法が提案されている。これはレーザビームを画像信号
でパルス幅変調(PWM)することにより、中間調の形
成を行なうもので、この方式によれば、高解像度かつ高
階調性の画像を形成することができる。
【0004】ここで、従来の電子写真方式の複写機の一
例について図4を参照して簡単に説明する。
【0005】まず、原稿台10上に原稿Gをその複写す
べき面を下側にしてセットする。次に、コピーボタンを
押すことにより複写が開始される。原稿照射用ランプ、
短焦点レンズアレイ、CCDセンサが一体のユニット1
1となって原稿Gを照射しながら走査することにより、
その照明走査光の原稿面反射光が短焦点レンズアレイに
よって結像されてCCDセンサに入射される。CCDセ
ンサは受光部、転送部、出力部より構成されている。C
CD受光部において光信号が電気信号に変換され、転送
部でクロックパルスに同期して順次出力部へ転送され、
出力部において電荷信号を電圧信号に変換し、増幅、低
インピーダンス化して出力する。このようにして得られ
たアナログ信号を周知の画像処理を行なってディジタル
信号に変換してプリンタ部に送る。
【0006】図8は、上述の複写機においてレーザ光を
走査するレーザ走査部100の概略構成を示すものであ
る。このレーザ走査部100によりレーザ光を走査する
場合には、まず、入力された画像信号に基づき発光信号
発生器101により固体レーザ素子102を所定のタイ
ミングで明滅させる。そして、固体レーザ素子102か
ら放射されたレーザ光をコリメータレンズ系103によ
りほぼ平行な光束に変換し、さらに、矢印b方向に回転
する回転多面鏡104により矢印c方向に走査するとと
もにfθレンズ群105a、105b、105cにより
感光体ドラム等の被走査面106にスポット状に結像す
る。このようなレーザ光の走査により、被走査面106
には画像1走査分の露光分布が形成され、さらに、各走
査毎に被走査面106を上記走査方向とは垂直な方向に
所定量だけスクロールさせれば、該被走査面106上に
画像信号に応じた露光分布が得られる。
【0007】プリンタ部においては、上記した画像信号
を受信し、上記のレーザ走査部100を用いて感光体ド
ラム上に静電潜像を形成する。
【0008】静電潜像の形成方法及び現像方法には、画
像部を像露光(イメージ露光)して反転現像を行なう方
法と、非画像部を像露光(バックグランド露光)して正
規現像を行なう方法とがあるが、上述のようなディジタ
ル信号で静電潜像を形成する場合には、前者のイメージ
露光+反転現像を用いる場合が一般的なため、この方法
について説明する。
【0009】図4において、例えば、感光体ドラム1は
中心支軸を中心にして所定の周速度で回転駆動され、そ
の回転過程において帯電器3により負極性の一様な帯電
処理を受けて帯電電位が−600Vとなる。その後、一
様帯電面に、画像信号に対応してオン、オフ発光する固
体レーザ素子103からの光を高速で回転する回転多面
鏡104によって走査することにより、感光体ドラム1
の表面には原稿画像に対応した静電潜像が順次に形成さ
れていく。この像露光によって、例えば画像信号におい
て最大濃度に当たる潜像を形成した後の感光体ドラム1
表面の電位が−100Vになったとする。なお、図中の
9は表面電位センサを示す。
【0010】次に、このようにして形成された静電潜像
を、負極性に帯電した現像剤(トナー)を収納した現像
装置2によって現像する。この現像装置2の現像剤担持
体としての現像スリーブ21には上記トナーが保持され
ており、この現像スリーブ21に、潜像部に対して相対
的に低い直流電圧VDC=−450Vに、次のかっこ内の
条件の交流電圧を重畳させたバイアス電圧(Vf=20
00Hz、VPP=2000KV)を印加することによ
り、上記負に帯電したトナーは潜像部に付着し、静電潜
像が現像されることになる。
【0011】この現像によって感光体ドラム1上に形成
されたトナー像(可視画像)は転写帯電器7によって記
録材上に静電的に転写される。その後、記録材は分離帯
電器8によって静電分離されて定着器6へと搬送され、
熱定着されてプリント画像が出力される。一方、トナー
像転写後の感光体ドラム1の表面は、クリーナ5によっ
て転写残りトナー等の付着汚染物が除去され、次いで前
露光ランプ(除電ランプ)4によって露光されて除電、
初期化され、次の画像形成に備える。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のような画像形成装置によってプリント画像を出力
したところ、例えば湿度が高い日と低い日、或は気温の
低い日と高い日などにおいて画像の濃度が変化したり、
転写効率の低下によるボソツキ等が発生してしまう問題
があった。このような温湿度の変化に対応する制御方法
としては、温湿度センサによって機内温度及び湿度を測
定することによりトナーの単位重量当たりの電荷量Q/
Mを予測し、現像コントラストや転写条件を制御する方
法が知られている。
【0013】しかしながら、このような方法によると、
例えば高湿状態から低湿状態に急に湿度が変化した場合
(例えばクーラー等を動作させた後など)などにおいて
は、環境センサはすぐに低湿状態と検知するが、トナー
の吸湿状態は急には変わらないため、実際のQ/M絶対
値は予想値よりも低い値となっている。このように、温
湿度センサによって制御する従来の方法では環境の変化
に対するレスポンスが悪く、安定した高品位の画像を常
時出力することは困難である。
【0014】従って、本発明の目的は、環境の変化に対
してレスポンスが早く、安定した高品位の画像を常時出
力することができる画像形成装置を提供することであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置によって達成される。要約すれば、本発明
は、像担持体と、該像担持体に一様帯電を施こす帯電手
段と、現像剤を担持して搬送する現像剤担持体を有する
現像手段とを具備し、前記像担持体に画像情報に基づく
像露光を行なって潜像を形成し、該潜像を前記現像剤担
持体と前記像担持体との間にバイアス電圧を印加するこ
とにより現像して可視画像を形成する画像形成装置にお
いて、前記像担持体上に潜像を形成した直後の前記像担
持体の表面電位Viを測定する第1の表面電位検知手段
と、前記像担持体上の潜像を現像剤にて現像した直後の
前記像担持体の表面電位Vxを測定する第2の表面電位
検知手段と、前記現像された現像剤を保持した前記像担
持体に対して現像剤を透過するのに十分な露光照射を行
なった直後の前記像担持体の現像剤層上の表面電位Vt
を測定する第3の表面電位検知手段とを備え、前記像担
持体上の潜像を現像することにより現像剤の電荷によっ
て変動する電位分Vx−Vi、及び前記露光照射後の前
記像担持体の現像剤層上の表面電位Vtの測定値から各
種の設定条件を制御することを特徴とする画像形成装置
である。
【0016】
【作用】本発明によれば、感光体ドラム上に形成された
静電潜像をトナーで現像した際に、トナーの電荷によっ
て変動する感光体ドラム上の電位分Vx−Vi、及びこ
の現像トナーを保持した状態での感光体ドラムへの前露
光ランプによる露光照射後のトナー層上の表面電位Vt
をそれぞれ表面電位センサによって測定し、その測定値
に応じて各種設定条件を制御することにより、環境の変
化に対してレスポンスの早い、安定した高品位の画像を
常時出力することができる画像形成装置を提供すること
ができる。
【0017】ここで、上記のように現像トナーの電荷に
よって変動する感光体ドラム表面上の電位分Vx−V
i、及び前露光ランプによる露光照射後のトナー層上の
表面電位Vtを表面電位センサにてそれぞれ測定するこ
とによって、感光体ドラム上に現像されたトナーの単位
面積当たりの電荷量σt(Q/S)を計算により求め、
さらに、トナーの単位面積当たりの現像量M/S及び単
位重量当たりのトナー電荷量Q/Mの計算を行ない、予
測する方法について説明する。なお、トナーの電荷密度
(トナーの単位面積当たりの電荷量)をσt、感光体ド
ラム上の表面電荷密度をσk、像露光部の潜像電位をV
i、現像後の表面電位をVx、露光照射後のトナー層上
の表面電位をVt、トナーの誘電率をεtε0、感光体
の誘電率をεkε0、トナー層の厚みをdt、感光体の
膜厚をdk、静電容量をC、感光体ドラムの表面積をS
として説明する。
【0018】静電容量Cは次の式(1)、(2)で表わ
せる。
【0019】C=εkε0×S/d ・・・ (1) C=Q/S=σ×S/V ・・・ (2) 上記式(1)及び(2)より、トナーを現像する前の感
光体ドラム上の表面電位Vi(潜像電位)は次の式
(3)で表わすことができる。
【0020】 Vi=σk×dk/(εkε0) ・・・ (3) この上にトナーが現像された場合の現像直後の表面電位
Vxは(トナー層の厚みdtの中心位置に均一に電荷が
あるものとして近似した。この近似による値は、一般的
な有限要素法を用いた電磁場計算ソフトにおいて、トナ
ー層全体に一様に帯電しているとした場合の値とほぼ一
致したことから、妥当性のある近似といえる。)、トナ
ー層と接地された感光体ドラムの基板との間に感光体層
が存在するため、次の式(4)及び(5)に示すように
なる。
【0021】 Vx=σt{dt/2/(εtε0)+dk/(εtε0)} +σk×dk/(εkε0) ・・・ (4) よって上記式(3)を代入すると、 Vx=σt{dt/2/(εtε0)+dk/(εtε
0)}+Vi・・・ (5) 従って、潜像電位に対するトナーの電荷量による電位変
動分Vx−Viは次の式(6)に示すようになる。
【0022】 Vx−Vi=σt{dt/2/(εtε0)+dk/(εtε0)} ・・・ (6) 図10及び図11はアルミニウムのドラム及び感光体ド
ラムにトナーを現像によって付着させ、その後にトナー
層を透過するように前露光ランプにより十分に露光を与
えた場合の、単位面積当たりのトナー現像量に対するト
ナー層表面の電位Vt及びトナーの平均Q/Mを示すも
のである。図10を見れば分るように、同等のM/S、
Q/Mの場合においてはアルミニウムドラム上でも感光
体ドラム上でもVtはほぼ同値となっている。つまり、
この結果は以下のことを示している。
【0023】 σt×dt/2/(εtε0)=σt{dt/2/(εtε0)+ dk/(εtε0)}+σk×dk/(εkε0) ・・・(7) 上記式(7)を展開すると、 σk=−σt ・・・ (8) となる。つまり、感光体ドラム上にトナーがある状態で
露光を与えると、図9に示すように、トナーの電荷量と
同量の逆電荷が感光体ドラム表面近傍に誘起されるので
ある。(光が当たった状態においては感光体ドラムの光
導電層中の電界を弱め、感光体ドラム表面を0Vにする
ように電荷が流れるためである。)以上のように露光照
射後のトナー表面電位Vtはアルミニウムドラム上にト
ナーが載った場合と同等であるといえるため、次の式
(9)で表わせる。
【0024】 Vt=σt×dt/(εtε0) ・・・ (9) 上記式(9)と上記式(6)から次の式(10)が求め
られる。
【0025】 σt={(Vx−Vi)−Vt}×(εkε0)/dk ・・・ (10) この式(10)中のVx−Vi及びVtは実測され、ま
た、εkε0及びdkについては使用した感光体の数値
を入れてやることにより、トナーの単位面積当たりの電
荷量σt(Q/S)を求めることができる。
【0026】それ故、本発明において重要なのは、Vx
−Vi及びVtの両方を測定することである。例えば、
Vx−Vi若しくはVtのどちらかのみを測定した場合
においては、上記式(6)若しくは式(9)のどちらか
のみからσtを求めなければならなくなるため、dtと
εtの値が必要となる。このうち、dtは現像トナー量
が変わると変わってしまうものであり、このdtが式中
にある限り、精度のよい値を求めることはできない。つ
まり、この電荷量σt(Q/S)を求める際に大きな誤
差が発生するため、このσt(Q/S)からM/SやQ
/Mを予想することは意味の無いものとなってしまう。
【0027】これに対し、Vx−Vi及びVtの両方を
測定するようにすれば、上記式(10)のように式中に
求めにくいdtやεtの値がなく、数値が求め易く変動
量が少ないεkε0及びdkのみを式(10)に入れて
やればよいことになる。従って、トナーの単位面積当た
りの電荷量σt(Q/S)を高い精度で求めることがで
きる。
【0028】また、このようにして求めたσtと実測値
Vtからトナーの単位面積当たりの現像量M/S、単位
重量当たりのトナー電荷量Q/Mを予測することができ
る。即ち、上記式(9)のVt=σt×dt/(εtε
0)から Vt/σt=dt/(εtε0) ・・・ (11) という式が得られる。ここで、dt/(εtε0)とい
う値は、ある一定以上のM/Sの場合(M/Sが約5g
/m2 以上の場合)においては、M/Sに比例してい
る。(トナー層1層以下の場合には成り立たない。) M/S=α×Vt/σt+β ・・・ (12) 上記式(12)のα、βを実験によって求めることによ
って、M/Sを予測することができる。また、このよう
にして求めたσt(Q/S)、M/Sから、単位重量当
たりのトナー電荷量Q/Mも予測できる。即ち、 Q/M=σt/(M/S) ・・・ (13) 以上のような方法によって、トナーの電荷によって変動
する電位分Vx−Vi及び露光照射後のトナー層上の表
面電位Vtを表面電位センサによってそれぞれ測定する
ことによって、感光体ドラム上に現像されたトナーの単
位面積当たりの電荷量σt(Q/S)を計算により求
め、さらに、トナーの単位面積当たりの現像量M/S、
単位重量当たりのトナー電荷量Q/Mの計算を行ない、
予測することができる。よって、本発明によれば、環境
の変化に対してレスポンスが早くなり、安定した高品位
の画像を常時出力することができるようになる。
【0029】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。
【0030】図1は本発明を電子写真方式の複写機に適
用した第1の実施例の全体構成を示す概略図である。こ
の複写機は、前述した図4に示す従来の複写機と同様の
構成を有するので、対応する部品、部材等には同一符号
を付して必要のない限りその説明を省略する。勿論、本
発明は電子写真方式の種々の構成のプリンタ、複写機等
の画像形成装置、或は電子写真方式以外の種々の構成の
プリンタ、複写機等の画像形成装置にも適用できるもの
である。
【0031】本実施例の複写機もドラム形状の導電性基
板上に光導電層を被着した感光体ドラム1を有し、この
感光体ドラム1は図示矢印方向に定常回転し、その回転
方向に沿って、感光体ドラム1に一様帯電を行なう帯電
器3、露光後の潜像の現像を行なう現像剤(トナー)を
収納する現像装置2、現像後のトナー像を記録材(紙)
へ転写する転写帯電器7、感光体ドラム1上の残留トナ
ー等の付着汚染物を除去するクリーナ51、感光体ドラ
ム1表面を十分に露光して除電、初期化する前露光ラン
プ(除電ランプ)4がそれぞれ配設されている。
【0032】本実施例においては、上記従来例と同様の
像露光の直後の位置に第1の表面電位センサ9を設置す
ることに加えて、現像直後の位置と前露光ランプ4によ
る露光照射直後の位置にそれぞれ第2及び第3の表面電
位センサ91及び92を設置し、レーザ走査部100を
用いて感光体ドラム1上に静電潜像を形成した直後の感
光体ドラム1上の表面電位を測定することは勿論、現像
装置2によるトナー現像直後の感光体ドラム1上の電位
を測定するとともに、トナー像を保持した感光体ドラム
1をそのまま回転させて(転写帯電器7、分離帯電器
8、及びクリーナ51を作動させない状態で)前露光ラ
ンプ4により十分に露光照射した直後の感光体ドラム1
上の表面電位をも測定するものである。
【0033】感光体ドラム1としては、εk=3.0、
dk=22μmの有機感光体ドラム(OPC感光体ドラ
ム)を用いた。また、本実施例における静電潜像及び現
像工程では、上記従来例と同様に、帯電器3による帯電
電位を−600V、潜像電位Viを−100Vとして静
電潜像を形成し、潜像部に対して相対的に低い直流電圧
DC=−450Vに、次のかっこ内の条件の交流電圧を
重畳させたバイアス電圧(Vf=2000Hz、VPP
2000KV)を現像スリーブ21に印加することによ
り、現像コントラスト電位(Vcont=|VDC−Vi|)
を350Vとして現像工程を行なった。
【0034】ここで、本実施例において用いた現像装置
2は、例えば図5に示すような構成を有する。即ち、現
像装置2の現像容器212内にはトナーとキャリアを混
合した二成分現像剤213が収納されており、この二成
分現像剤213は、現像剤担持体としての回転可能の現
像スリーブ21内に固定配置されたマグネットローラ2
11の磁力によって開口部方向に搬送される。開口部に
おいて磁気力によって規制された二成分現像剤213が
感光体ドラム1と現像スリーブ21間に形成される現像
領域に搬送される。現像領域においては、上述した直流
バイアスに交流バイアスを重畳させた現像バイアスを現
像スリーブ21に印加することによって、トナー214
のみを感光体ドラム1上の潜像部に付着させ、キャリア
は現像容器212内に回収する。
【0035】本実施例において使用したトナーは平均粒
径8μmのポリエステル系トナーであり、現像剤として
は該トナーを平均粒径50μmのフェライト系のキャリ
アに混合したものを用いた(トナーの帯電極性はマイナ
ス)。また、使用状態を変えた場合について調べるため
に、以下のように環境条件、T/C比(トナーとキャリ
アの混合比)、現像剤のM/S(洩らし量)を変えた場
合について現像工程を行なった。
【0036】環境条件:常温常湿(20℃、60%)、
常温低湿(20℃、15%)、高温高湿(30℃、85
%) T/C比:3%、5%、8% 現像剤洩らし量:30mg/cm2 、45mg/cm
2 、60mg/cm2 本実施例においては、本発明の計算値と実際の計測値を
比較するために、上記のようなそれぞれの現像剤を用い
た場合について、感光体ドラム1上に現像したトナーの
Q/S、M/S、Q/Mを測定した。次に、この測定方
法について説明する。
【0037】図12は本実施例で使用した測定装置の概
略構成を示す。この測定装置は、一端に開口部301が
形成され、他端にメッシュ302が取り付けられた導電
性材質よりなる容器303を外部ハウジング304内に
配置した構成を有し、この容器303内にフィルタ30
5を取り付け、その開口部301から外部ハウジングの
吸引口306に配設された吸引機307によって感光体
ドラム1上のトナーを吸引し、フィルタ305内にトナ
ーを保持する。このときコンデンサ308に蓄積された
充電電圧Vを電位計309にて測定することにより、ト
ナーの電荷量Qを求める。なお、外部ハウジング304
の吸引口306にはメッシュ310が取り付けられてい
る。
【0038】実際の測定手順は次の通りである。まず最
初に、フィルタ305の重量G1(g)を測定する。次
に、フィルタ305を測定装置の容器303内に取り付
け、上述のように吸引機307によって、図13に示す
ように、感光体ドラム1上に現像されたトナー214の
一部214aを吸引する。この吸引機307によるトナ
ー吸引の際の吸引圧は250(mmAq)とした。この
ときに吸引したトナー214aの吸引面積S(m2 )、
この吸引によって上昇したコンデンサ308の充電電圧
V(V)、吸引後のトナーを保持したフィルタ305の
重量G2(g)をそれぞれ測定する。以上の測定値か
ら、σt(Q/S)(c/m2 )、M/S(g/m
2 )、Q/M(c/g)は以下のようにして求めること
ができる。ただし、コンデンサ308の静電容量をC
(F)とする。
【0039】σt(Q/S)(c/m2 )=C×V/S M/S(g/m2 )=(G2−G1)/S Q/M(c/g)=C×V/(G2−G1) 上述した現像剤を使用し、上記のような方法で計測した
場合の結果と以下に述べる本発明の計算値の結果を次の
表1に示す。
【0040】
【表 1】
【0041】上記表1における計算値の算出方法は、ま
ず、前記の式(10)に実測値であるVx−Vi(V)
及びVt(V)を代入し、εkε0、dkについては本
実施例において用いた感光体ドラム1の数値(εkε0
=3×8.80×10-12 、dk=22×10-6mm)
を代入してやることにより、トナーの単位面積当たりの
電荷量σt(Q/S)(c/m2 )を求めた。
【0042】また、本実施例で使用したトナーにおいて
は、前露光ランプ4による露光照射後のトナー層上の表
面電位Vt(V)をトナーの単位面積当たりの電荷量σ
t(Q/S)(c/m2 )で割った値Vt/σt(V・
2 /c)と、トナーの単位面積当たりの現像量M/S
(g/m2 )との関係は実際の計測値から図14に示す
ようになっている。この図14の実際の計測値から最小
二乗法によって前記の式(12)のα及びβを求める
と、 α=1.75×10-3 β=3.25 となる。よって、 M/S=1.75×10-3×Vt/σt+3.25 ・・・(14) この式(14)より、トナーの単位面積当たりの現像量
M/S(g/m2 )を予測することができる。また、こ
のようにして予測したM/S(g/m2 )と上述のよう
にして求めたσt(Q/S)(c/m2 )を用いて、前
記の式(13)から単位重量当たりのトナー電荷量Q/
M(c/g)も予測することができる。
【0043】以上のようにして予測したトナーの単位面
積当たりの現像量M/S(g/m2)及び単位重量当た
りのトナー電荷量Q/M(c/g)は、実際の計測値と
良好な精度での一致が見られた。
【0044】このように、本実施例においては、感光体
ドラム1上にトナーを現像することによってトナーの電
荷によって変動する電位分Vx−Vi、及び前露光ラン
プ4による露光照射後のトナー層上の表面電位Vtをそ
れぞれ表面電位センサ91及び92にて測定することに
よって、感光体ドラム1上に現像されたトナーの単位面
積当たりの現像量M/S、単位重量当たりのトナーの電
荷量Q/Mの計算を行ない、それらの予測を行なった。
【0045】次に、以上のような方法によって現像条件
が変動した場合のM/S、Q/Mを予測して各種設定条
件の制御を行なう、図1に示す本実施例の電子写真方式
の複写機の動作について簡単に説明する。なお、原稿情
報の読み取り方法及び固体(半導体)レーザの走査方法
については前述した従来例と同様であるのでここではそ
の説明を省略する。
【0046】本実施例の複写機は電源を投入した直後、
或はスタンバイ状態(複写可能状態)になった場合や、
前測定から一定時間経過した後などにおいて、上述のよ
うに、感光体ドラム1上にトナーを現像することによっ
てトナーの電荷により変動する電位分Vx−Vi、及び
露光照射後のトナー層上の表面電位Vtを第2及び第3
の表面電位センサ91及び92によって測定する。測定
のための動作は例えば次のようにして行なわれる。
【0047】まず最初に、第1の表面電位センサ9によ
って像露光後の感光体ドラム1の表面電位を測定するこ
とにより、周知の電位制御を行なって例えばVcont=3
50Vになるように、帯電器3のバイアス設定値やレー
ザ出力値等を設定する。次に、感光体ドラム1は前露光
ランプ4によって露光されて均一に除電される。その
後、帯電器3によって感光体ドラム1上を例えば−60
0Vに均一に帯電する。次に、この一様に帯電された感
光体ドラム1上の電位(−600V)を、レーザ光を走
査することによって−100V(=Vi)に減衰させ
る。この潜像部に対して相対的に低い直流電圧VDC=−
450Vに、次のかっこ内の条件の交流電圧を重畳させ
たバイアス電圧(Vf=2000Hz、VPP=2000
KV)を現像装置2内の現像スリーブ21に印加するこ
とにより、感光体ドラム1上にトナーを現像する。その
直後に、感光体ドラム1に対して非接触に設置された第
2の表面電位センサ91によって現像直後の感光体ドラ
ム1上の電位Vxを測定する。このVxから潜像電位V
iを引いた値Vx−Viをメモリ(図示せず)に記録す
る。この後、感光体ドラム1は、その感光体表面にトナ
ーを載置した状態で回転駆動され、転写バイアス、分離
バイアスがそれぞれオフの状態の転写帯電器7、分離帯
電器8を通過し、さらに、感光体ドラム1と非接触とな
るように後退位置にあるクリーナ51を通過して前露光
ランプ4に達し、この前露光ランプ4によってトナー層
を透過することのできる十分な光を照射された後、前露
光ランプ4と帯電器3との間に設置された第3の表面電
位センサ92によって露光照射後の感光体ドラム1上の
電位Vtを測定し、メモリに記録する。このようにして
トナーの電荷によって変動する電位分Vx−Vi、及び
露光照射後のトナー層上の表面電位Vtを第2及び第3
の表面電位センサ91及び92によって測定した後、感
光体ドラム1をさらに回転させて今度は感光体ドラム1
に接触した作動位置にあるクリーナ51によって感光体
ドラム1上のトナーをクリーニングし、トナーを回収す
る。
【0048】このようにして測定したVx−Vi及びV
tを用いて感光体ドラム1上に現像されたトナーの単位
面積当たりの電荷量σt(Q/S)を計算により求め、
さらに、トナーの単位面積当たりの現像量M/S、単位
重量当たりのトナーの電荷量Q/Mの計算を行ない、そ
れらを予測する。
【0049】次に、このM/S及びQ/Mの値を用いて
行なう制御例について説明する。
【0050】例えば、トナーのQ/Mが変化すると、同
じ現像コントラストにおける現像量M/Sが変化する。
そこで、様々な使用条件において出力画像の濃度を一定
にするためには、それぞれの状態における現像コントラ
ストを適性値に設定してやらなければならない。そのた
めの方法としては、例えば上記のVx−Vi及びVtを
測定する際に、感光体ドラム1の回転方向について1周
分よりも少ない領域で、現像コントラストが3パターン
変わるように(200V、300V、400V)レーザ
の出力値を固体レーザ素子102を流れる電流値を制御
することにより変化させて潜像を形成する。上記のそれ
ぞれの現像コントラストにおける現像量M/Sの予想値
から現像コントラストとM/Sの関係を求め、補間して
最大現像コントラストにおけるM/Sが9.0(g/m
2 )になるように、現像コントラスト電位Vcontを設定
する。
【0051】また、他の例としては、トナーのQ/Mが
変化すると、転写工程を行なう際の転写電流I(転写の
際に感光体ドラム1に流れ込む電流量)の適性値が変わ
ってくる。この適性値は、Q/MとM/Sによって決ま
ることが分っている。M/Sについては、例えば前記の
ような方法によって制御されているとすると、転写工程
を行なう際の転写電流IはQ/Mに依存するといえる。
Q/Mと適性転写電流値の関係は図15に示すようにな
っている。本発明によれば、実際に転写するトナーのQ
/Mの値を良い精度で予想することができるようになる
ため、転写効率の最適化の制御を正確に行なうことがで
きるようになる。
【0052】以上は現像コントラスト及び転写条件を制
御する2つの例について説明したが、本実施例のように
感光体ドラム1上にトナーを現像することによってトナ
ーの電荷により変動する電位分Vx−Vi、及び露光照
射後のトナー層上の表面電位Vtを表面電位センサ91
及び92によって測定することによって、感光体ドラム
1上に現像されたトナーの単位面積当たりの電荷量σt
(Q/S)を計算により求め、さらに、トナーの単位面
積当たりの現像量M/S、単位重量当たりのトナーの電
荷量Q/Mの計算を行ない、それらを予測することがで
きると、他の各種設定条件の制御も正確に行なうことが
できるようになり、画像の安定性は大幅に向上する。
【0053】上記第1の実施例ではディジタル方式の電
子写真方式の複写機に本発明を適用し、画像部を像露光
(イメージ露光)して反転現像を行なう方法により潜像
及び現像工程を行なった場合について説明したが、本発
明はアナログ方式の画像形成装置にも適用できるもので
ある。
【0054】図2は本発明をアナログ方式の電子写真方
式の複写機に適用した第2の実施例を示す概略図であ
り、非画像部を像露光(バックグランド露光)して正規
現像を行なう方法により潜像及び現像工程を行なうもの
である。この第2の実施例においても、使用した現像剤
は、上記第1の実施例と同様に、平均粒径8μmのポリ
エステル系トナーを平均粒径50μmのフェライト系の
キャリアに混合したものを用いた(トナーの帯電極性は
マイナス)。また、使用状態を変えた場合についても上
記第1の実施例と同様に、環境条件、T/C比(トナー
とキャリアの混合比)、現像剤のM/S(洩らし量)を
以下のように変えた場合について現像工程を行なった。
【0055】環境条件:常温常湿(20℃、60%)、
常温低湿(20℃、15%)、高温高湿(30℃、85
%) T/C比:3%、5%、8% 現像剤洩らし量:30mg/cm2 、45mg/cm
2 、60mg/cm2 次に、図2に示す本発明の第2の実施例のアナログ方式
の電子写真方式の複写機について簡単に説明する。本実
施例の複写機もドラム形状の導電性基板上に光導電層を
被着した感光体ドラム1を有し、この感光体ドラム1は
図示矢印方向に定常回転し、その回転方向に沿って、感
光体ドラム1に一様帯電を行なう帯電器31、露光後の
潜像の現像を行なう現像剤(トナー)を収納する現像装
置22、現像後のトナー像を記録材(紙)へ転写する転
写帯電器71、感光体ドラム1から記録材を分離する分
離帯電器81、感光体ドラム1上の残留トナー等の汚染
物を除去するクリーナ52、感光体ドラム1表面を十分
に露光して除電、初期化する前露光ランプ(除電ラン
プ)41がそれぞれ配設されている。
【0056】図2に示すアナログ方式の複写機における
画像形成工程は以下のようにして行なわれる。まず、固
定原稿台12上に原稿Gをその複写すべき面を下側にし
てセットする。次に、コピーボタンを押すことにより複
写が開始される。原稿照射用ランプ13及び移動ミラー
14が原稿Gを照射しながら走査することにより、その
照明走査光の原稿面反射光が移動ミラー14、光学系1
6、固定ミラー15を経て感光体ドラム1上において結
像され、像露光が行なわれる。上記反射光は原稿の白地
部ほど強く、高濃度部においては弱くなる。
【0057】感光体ドラム1は中心支軸を中心にして所
定の周速度で回転駆動され、その回転過程において帯電
器31により例えば600Vになるように一様な帯電処
理を受け、その一様帯電面に上記の原稿画像の結像露光
を受けることにより、感光体ドラム1の表面には結像露
光した原稿画像に対応した静電潜像が順次に形成されて
いく。このとき、白地部ほど光量が強いため電位の減衰
は大きく、高濃度部ほど電位の変動が少ない。(例えば
白地部の電位が100Vとなるような光量によって潜像
を形成する。)このようにして形成された静電潜像を現
像装置22によって現像し、顕像化する。現像する際に
は、現像剤を保持した現像スリーブ23に、高濃度部に
当たる約600V(=Vi)の電位に対して低い直流電
圧VDC=250Vに、次のかっこ内の条件の交流電圧を
重畳させたバイアス電圧(Vf=2000Hz、VPP
2000KV)を印加することにより、現像コントラス
ト電位(Vcont=|VDC−Vi|)を350Vとして現
像工程を行なった。
【0058】この現像工程によって感光体ドラム1上に
形成されたトナー像(可視画像)は転写帯電器71によ
って記録材上に静電的に転写される。その後、記録材は
分離帯電器81によって静電分離されて定着器61へと
搬送され、熱定着されてプリント画像が出力される。一
方、トナー像転写後の感光体ドラム1の表面は、クリー
ナ51によって転写残りトナー等の付着汚染物が除去さ
れ、次いで前露光ランプ(除電ランプ)41によって露
光されて除電、初期化され、次の画像形成に備える。
【0059】本実施例においても、上記第1の実施例と
同様に、像露光の直後の位置に第1の表面電位センサ9
3を設置し、さらに、現像直後の位置と前露光ランプ4
1による露光照射直後の位置にそれぞれ第2及び第3の
表面電位センサ94及び95を設置し、感光体ドラム1
上に静電潜像を形成した直後の感光体ドラム1上の表面
電位を測定するとともに、現像装置22によるトナー現
像直後の感光体ドラム1上の電位を測定してトナーを現
像することによってトナーの電荷により変動する電位分
Vx−Vi(本実施例においては、トナーの極性がマイ
ナスのため電位は下がる)を測定し、さらには、トナー
像を保持した感光体ドラム1をそのまま回転させて(転
写帯電器71、分離帯電器81、及びクリーナ52を作
動させない状態で)前露光ランプ41により十分に露光
照射した直後の感光体ドラム1上の表面電位Vtを測定
するものである。
【0060】これらの測定値Vx−Vi、及びVtを用
いて感光体ドラム1上に現像されたトナーの単位面積当
たりの電荷量σt(Q/S)を計算により求め、さら
に、トナーの単位面積当たりの現像量M/S、単位重量
当たりのトナーの電荷量Q/Mの計算を行ない、それら
を予測した。このようにして求められたσt(Q/S)
(c/m2 )、M/S(g/m2 )及びQ/M(c/
g)は、上記第1の実施例と同様に、実際の計測値と良
好な精度での一致が見られた。また、求められたσt
(Q/S)(c/m2 )、M/S(g/m2 )及びQ/
M(c/g)を用いて上記第1の実施例と同様に現像コ
ントラスト、転写条件等の制御を行なったところ、高精
度な制御を行なうことができるようになり、画像の安定
性は大幅に向上した。
【0061】上記第1及び第2の実施例においては本発
明を単色(例えば白黒)画像を出力する電子写真方式の
画像形成装置に適用した場合について説明したが、本発
明はフルカラー画像やマルチカラー画像を出力すること
ができるカラー複写機、カラープリンタなどのカラー画
像形成装置にも適用できるものである。次に、本発明を
電子写真方式のカラー複写機に適用した第3の実施例に
ついて図3を参照して説明する。
【0062】図3に示す本発明の第3の実施例の電子写
真方式のカラー複写機は、1つの感光体ドラム1を像担
持体として用いて色の異なる可視画像(トナー像)を順
次に形成し、これらトナー像を、例えばドラム状枠体に
誘電体シートを円筒状に張設した記録材担持手段として
の転写ドラム73に保持された記録材上に、順次に重ね
転写し、一括定着してカラー画像を得るようにしたもの
である。
【0063】フルカラー複写機においては色トナーを重
ね合わせて色再現を行なうために、各色トナーの現像量
の制御は単色の複写機に比べ、非常に厳密なものとなっ
てくる。また、転写についても、単色のみを記録材
(紙)上に転写する場合よりも適性範囲が狭くなるた
め、転写条件の制御は必須となる。
【0064】図3に示すディジタル方式のカラー複写機
について簡単に説明すると、このカラー複写機は、いわ
ゆる回転式現像装置と称される現像装置24を使用し、
ドラム形状の導電性基板上に光導電層を被着した図示矢
印方向に回転する感光体ドラム1上に形成される静電潜
像を現像してトナー像を形成する。また、感光体ドラム
1の外周部には、この回転式現像装置24の他に、本実
施例では、感光体ドラム1を一様に帯電する帯電器3
2、記録材カセットから送給される記録材を担持、搬送
する転写ドラム73、感光体ドラム1上のトナー像を記
録材上へ転写する転写帯電器72、感光体ドラム1から
記録材を分離する分離帯電器82、感光体ドラム1上に
残留するトナー等の付着汚染物を除去するクリーナ5
3、感光体ドラム1表面を十分に露光して除電、初期化
する前露光ランプ(除電ランプ)42等がそれぞれ配設
されている。
【0065】前記した図1の第1の実施例と同様に、固
定の原稿台10上の原稿Gからの画像情報は原稿照射用
ランプ、単焦点レンズアレイ、CCDセンサよりなる一
体のユニット17を通じてレーザ走査部100に送ら
れ、このレーザ走査部100からの走査光により感光体
ドラム1上に静電潜像が形成される。ただし、ユニット
17は色分解フィルタを含み、画像情報を各色の画像に
分解してレーザ走査部100に送る。レーザ走査部10
0は各色の画像信号毎に感光体ドラム1を走査光で順次
に露光し、各色の画像信号に応じた静電潜像を形成す
る。
【0066】回転式現像装置24は、例えばマゼンタ色
現像剤、シアン色現像剤、イエロー色現像剤、ブラック
色現像剤の4色の現像剤を各別に収納する4個の現像器
241、242、243、244を、中心軸のまわりに
回転自在に軸支された略円筒形状の筺体に保持した構成
を有し、図示しないモータによる筺体の回転によって所
望の現像器を感光体ドラム1の外周面と対向する現像位
置に搬送し、感光体ドラム上に形成された静電潜像の現
像を行ない、感光体ドラム1の4回転と現像装置24の
1回転によっていわゆる4色分のフルカラー現像が行な
えるように構成されている。なお、251、252、2
53、254は各現像器241〜244の現像スリーブ
を示す。
【0067】上記転写ドラム73は感光体ドラム1と同
期して図示矢印方向に回転しており、感光体ドラム1上
の第1番目のマゼンタの静電潜像をマゼンタ現像器24
1で現像したトナー像は転写部において転写帯電器72
の作用によって記録材上に転写される。転写ドラム73
はそのまま回転を続け、次の色(図3においてはシア
ン)のトナー像の転写に備える。
【0068】感光体ドラム1はクリーナ53によってク
リーニングされ、前露光ランプ42によって前露光照射
された後、再び帯電器32によって均一に帯電され、次
のマゼンタ画像信号の露光を受ける。この間に現像装置
24は回転してマゼンタ現像器242が所定の現像位置
に定置されており、所定のシアン現像が行なわれること
になる。
【0069】続いて、以上と同様の工程を、イエロー及
びブラックに対して行ない、4色分の転写が終了する
と、記録材上の4色の多重トナー像が分離帯電器82に
より除電された後、記録材は、分離手段を作動させるこ
とによって、転写ドラム73より分離され、搬送ベルト
で定着器(熱ローラ定着器)62に送られて多重の合成
画像が一括定着され、外部トレイへと排出される。かく
して、一連のフルカラープリント動作が終了し、所要の
フルカラープリント画像が出力される。
【0070】本実施例においても、上記第1の実施例と
同様に、像露光の直後の位置に第1の表面電位センサ9
6を設置し、さらに、現像直後の位置と前露光ランプ4
2による露光照射直後の位置にそれぞれ第2及び第3の
表面電位センサ97及び98を設置し、感光体ドラム1
上に静電潜像を形成した直後の感光体ドラム1上の表面
電位を測定するとともに、現像装置24によるトナー現
像直後の感光体ドラム1上の電位を測定してトナーを現
像することによってトナーの電荷により変動する電位分
Vx−Viを測定し、さらに、トナー像を保持した感光
体ドラム1をそのまま回転させて(転写ドラム73、転
写帯電器72、分離帯電器82、及びクリーナ53を作
動させない状態で)前露光ランプ41により十分に露光
照射した直後の感光体ドラム1上の表面電位Vtを測定
するものである。
【0071】上述したように、本実施例ではフルカラー
画像の形成は、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラック
の4色のトナー像を転写ドラム73上の記録材上に重ね
合わせることによって行なったので、上記第1の実施例
と同様の方法にて、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラ
ックのそれぞれの現像器241、242、243、24
4を用いて行なう現像工程によって、トナーの電荷によ
って変動する電位分Vx−Vi、及び露光照射後のトナ
ー層上の表面電位Vtを表面電位センサ97及び98に
よってそれぞれ測定した。
【0072】これらの測定値Vx−Vi、及びVtを用
いて各色トナーについて感光体ドラム1上に現像された
トナーの単位面積当たりの電荷量σt(Q/S)を計算
により求め、さらに、トナーの単位面積当たりの現像量
M/S、単位重量当たりのトナーの電荷量Q/Mの計算
を行ない、それらを予測した。このようにして求められ
たσt(Q/S)(c/m2 )、M/S(g/m2 )及
びQ/M(c/g)は、上記第1の実施例と同様に、実
際の計測値と良好な精度での一致が見られた。また、求
められたσt(Q/S)(c/m2 )、M/S(g/m
2 )及びQ/M(c/g)を用いて、各色トナーの現像
工程及び転写工程の際に上記第1の実施例と同様の制御
を行なったところ、高精度な制御を行なうことができる
ようになり、画像の色再現性等を含めた安定性が大幅に
向上した。
【0073】次に本発明の第4の実施例について図6を
参照して説明する。
【0074】上記第1〜第3の各実施例においては、現
像剤としてトナーとキャリアを混合した二成分現像剤を
用いて図5に示すような構成の現像装置を使用して現像
工程を行なったが、本実施例においては現像剤として非
磁性のトナーのみを用いて、例えば図6に示すような構
成の現像装置を使用して現像工程を行なった。なお、こ
の現像装置は図1に示した第1の実施例と同様構成の電
子写真方式のディジタル複写機において使用された。
【0075】この現像装置26の現像容器264内には
非磁性トナー265が収納されており、非磁性トナー2
65は回転可能の現像スリーブ261に接触状態で配置
され、逆方向に回転駆動される弾性ローラ263によっ
て現像スリーブ261上に塗布され、開口部方向に搬送
される。開口部において弾性ブレード262で規制する
ことによって、非磁性トナー265を現像スリーブ26
1に均一に塗布し、感光体ドラム1と現像スリーブ26
1間に形成される現像領域に搬送される。現像領域にお
いては、直流バイアスに交流バイアスを印加した現像バ
イアスによって、非磁性トナー265を感光体ドラム1
上の潜像部に付着させる。
【0076】上記のような現像装置26を使用して、上
記第1の実施例と同様の方法にて非磁性トナーの電荷に
よって変動する電位分Vx−Vi、及び露光照射後のト
ナー層上の表面電位Vtをそれぞれ測定した。これらの
測定値Vx−Vi、及びVtを用いて感光体ドラム1上
に現像されたトナーの単位面積当たりの電荷量σt(Q
/S)を計算により求め、さらに、トナーの単位面積当
たりの現像量M/S、単位重量当たりのトナーの電荷量
Q/Mの計算を行ない、それらを予測した。そして、求
められたσt(Q/S)(c/m2 )、M/S(g/m
2 )及びQ/M(c/g)を用いてトナーの現像工程及
び転写工程の際に上記第1の実施例と同様の制御を行な
ったところ、本実施例のように非磁性トナーのみを弾性
ブレード262によりコーティングするような現像方法
においても高精度な制御を行なうことができるようにな
り、画像の安定性が大幅に向上した。
【0077】次に本発明の第5の実施例について図7を
参照して説明する。
【0078】上記第1〜第3の各実施例においては、現
像剤としてトナーとキャリアを混合した二成分現像剤を
用いて図5に示すような構成の現像装置を使用して現像
工程を行ない、また、上記第4の実施例においては現像
剤として非磁性トナーのみを用いて図6に示すような構
成の現像装置を使用して現像工程を行なったが、本実施
例においては現像剤として磁性のトナーのみを用いて、
例えば図7に示すような構成の現像装置を使用して現像
工程を行なった。なお、この現像装置は図1に示した第
1の実施例と同様構成の電子写真方式のディジタル複写
機において使用された。
【0079】この現像装置27の現像容器274内には
磁性トナー275が収納されており、磁性トナー275
は回転可能の現像スリーブ271内に固定配置されたマ
グネットローラ272の磁力によって開口部方向に搬送
される。開口部において磁性ブレード273の磁気力に
よって規制された磁性トナー275は現像スリーブ27
1に塗布し、感光体ドラム1と現像スリーブ271間に
形成される現像領域に搬送される。現像領域において
は、直流バイアスに交流バイアスを印加した現像バイア
スによって、磁性トナー275を感光体ドラム1上の潜
像部に付着させる。
【0080】上記のような現像装置27を使用して、上
記第1の実施例と同様の方法にて磁性トナーの電荷によ
って変動する電位分Vx−Vi、及び露光照射後のトナ
ー層上の表面電位Vtをそれぞれ測定した。これらの測
定値Vx−Vi、及びVtを用いて感光体ドラム1上に
現像されたトナーの単位面積当たりの電荷量σt(Q/
S)を計算により求め、さらに、トナーの単位面積当た
りの現像量M/S、単位重量当たりのトナーの電荷量Q
/Mの計算を行ない、それらを予測した。そして、求め
られたσt(Q/S)(c/m2 )、M/S(g/m
2 )及びQ/M(c/g)を用いてトナーの現像工程及
び転写工程の際に上記第1の実施例と同様の制御を行な
ったところ、本実施例のように磁性トナーのみを磁性ブ
レード273によりコーティングするような現像方法に
おいても高精度な制御を行なうことができるようにな
り、画像の安定性が大幅に向上した。
【0081】本発明の特徴は、トナーの電荷によって変
動する電位分Vx−Vi、及び露光照射後のトナー層上
の表面電位Vtの両方をそれぞれ表面電位センサによっ
て測定することによって、感光体ドラム1上に現像され
たトナーの単位面積当たりの電荷量σt(Q/S)を前
記の式(10)を用いて計算により求めることである。
この式(10)中のVx−Vi及びVtは実測され、ま
た、εkε0及びdkについては使用した感光体の数値
を入れてやることにより、トナーの単位面積当たりの電
荷量σt(Q/S)を求めることができる。このため、
式中にdtとεtの値が入らないので(前述したよう
に、Vx−Vi及びVtのどちらかのみの測定ではdt
とεtの値が残る)精度の高い値が求められるのである
が、より精度の高い値を求めるためには、感光体ドラム
1の膜厚の変化(耐久によって若干剥れて薄くなる)の
補正等も重要である。
【0082】また、このようにして求めたσtと実測値
Vtからトナーの単位面積当たりの現像量M/S、単位
重量当たりのトナー電荷量Q/Mを予測することができ
ることも本発明の特徴である。即ち、前記の式(9)の
Vt=σt×dt/(εtε0)から前記の式(11)
のVt/σt=dt/(εtε0)が得られる。ここ
で、dt/(εtε0)という値は、ある一定以上のM
/Sの場合(M/Sが約5g/m2 以上の場合)におい
てはdtとM/Sが比例するため、前記の式(12)の
M/S=α×Vt/σt+βで近似される(トナー層1
層以下の場合には成り立たない。)この式(12)の
α、βを実測によって求めることによって、M/Sを予
測することができる。前記の式(10)中にはdtとε
tの値が入らないため、トナーの平均粒径やトナーの物
性等は影響しないが、前記の式(12)においてはdt
とM/Sの関係からαとβを求めるため、この関係はト
ナーの平均粒径やその他の条件によって若干変わってく
るため、使用するトナーの平均粒径が大きく違う場合や
材質が違うトナーの場合にはαとβを使用するトナーに
ついて決める必要がある。(製造上のロット差程度につ
いては、殆ど影響は出ない。)ただし、上記のようにα
とβを使用するトナーについて決めるという作業を行な
えば、本発明はトナーの平均粒径や材質等について限定
されることはない。
【0083】また、このようにして求めたσt(Q/
S)、M/Sから、前記の式(13)にて単位重量当た
りのトナー電荷量Q/Mも予測できる。
【0084】上記本発明の第1〜第5の各実施例におい
ては、感光体ドラム1としてεk=3.0、dk=22
μmの有機感光体ドラム(OPC感光体ドラム)を用い
たが、本発明においては有機感光体ドラムに限定される
ものではなく、εk、dkの数値が分っている感光体で
あればどのようなものでも適用可能である。(例えば、
アモルファスシリコン感光体、セレン感光体等。)ま
た、上記第1〜第5の各実施例においては、感光体ドラ
ム周辺の3つの所定位置にそれぞれ表面電位計を設置
し、感光体ドラムが1周回転するうちに潜像形成直後の
感光体ドラムの表面電位Vi、現像直後の感光体ドラム
の表面電位Vx及び十分な露光照射後の感光体ドラムの
表面電位Vtをそれぞれ測定したが、これら感光体ドラ
ムの表面電位Vi、Vx、Vtを測定するのに3つの表
面電位計を使用することは必ずしも必要条件ではない。
例えば、図16に示すようなシーケンスで感光体ドラム
を3周させることにより、潜像形成直後の感光体ドラム
の表面電位Vi、現像直後の感光体ドラムの表面電位V
x及び十分な露光照射後の感光体ドラムの表面電位Vt
をそれぞれ測定するようにすれば、1つの表面電位計の
みによってこれら感光体ドラムの表面電位Vi、Vx、
Vtを測定することができ、図4に示した従来例と同様
の装置構成によっても本発明は実施することができる。
従って、1つ以上の表面電位計(表面電位検知手段)を
設ければ本発明は実施できる。
【0085】さらに、上記各実施例においては、トナー
層上より露光照射する際に前露光ランプを使用したが、
本発明において用いられる露光照射手段は前露光ランプ
に限られるものではなく、トナー層を通過できる波長の
光を発光する露光手段であればどのようなものでも使用
できる。
【0086】なお、本発明は図示し、上述した構成の画
像形成装置のみならず、電子写真方式の種々の他の構成
のプリンタ、複写機等の単色及び多色画像形成装置、或
は電子写真方式以外の種々の構成のプリンタ、複写機等
の単色及び多色画像形成装置にも等しく適用できること
は言うまでもない。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による画像
形成装置は、像担持体上に現像剤担持体上の現像剤(ト
ナー)を電界によって付着させて現像することによりト
ナーの電荷によって変動する電位分Vx−Vi、及び露
光照射後のトナー層上の表面電位Vtの両方をそれぞれ
表面電位検知手段によって測定し、その値に応じて各種
の設定条件を制御するようにしたので、環境の変化に対
してレスポンスが早くなり、安定した高品位の画像を常
時出力することができるという顕著な効果がある。
【0088】また、上記各種の設定条件の制御例とし
て、例えばトナーの電荷によって変動する電位分Vx−
Vi、及び露光照射後のトナー層上の表面電位Vtの両
方の測定値から、トナーの単位面積当たりの電荷量σt
(Q/S)を計算により求め、さらに、トナーの単位面
積当たりの現像量M/S、単位重量当たりのトナーの電
荷量Q/Mの計算を行ない、それらを予測することによ
って、現像コントラスト、転写条件等の制御を行なうこ
とが挙げられ、本発明によれば上記の制御が高精度に行
なえるため、画像の安定性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を電子写真方式のディジタル複写機に適
用した第1の実施例の全体構成を示す概略図である。
【図2】本発明を電子写真方式のアナログ複写機に適用
した第2の実施例の全体構成を示す概略図である。
【図3】本発明を電子写真方式のディジタルのフルカラ
ー複写機に適用した第3の実施例の全体構成を示す概略
図である。
【図4】従来の電子写真方式のディジタル複写機の一例
の全体構成を示す概略図である。
【図5】図1〜図4の複写機に使用された現像装置の一
例を示す概略構成図である。
【図6】図1の複写機に使用された現像装置の他の例を
示す概略構成図である。
【図7】図1の複写機に使用された現像装置のさらに他
の例を示す概略構成図である。
【図8】レーザ走査部の構成及び動作を説明するための
概略図である。
【図9】各工程における感光体ドラム上の状態を説明す
るための図である。
【図10】感光体ドラム及びアルミニウムドラム上のト
ナーの単位面積当たりの現像量M/Sと露光照射後のト
ナー層上の表面電位Vtとの関係を示す特性図である。
【図11】感光体ドラム及びアルミニウムドラム上のト
ナーの単位面積当たりの現像量M/Sと単位重量当たり
のトナーの電荷量Q/Mとの関係を示す特性図である。
【図12】感光体ドラム上のトナーの単位面積当たりの
電荷量σt(Q/S)、トナーの単位面積当たりの現像
量M/S、及び単位重量当たりのトナーの電荷量Q/M
を測定するために使用された測定装置の一例を示す概略
構成図である。
【図13】図12の測定装置によって吸引された感光体
ドラム上の現像トナーの状態を示す説明図である。
【図14】本発明の第1の実施例におけるVt/σtと
M/Sとの関係を示す特性図である。
【図15】本発明の実施例において用いたQ/Mと適性
転写電流との関係を示す特性図である。
【図16】本発明の変形例を説明するためのシーケンス
を示す図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2、22、24、26、27 現像装置 21、23、251〜254、261、271 現像ス
リーブ 3、31、32 帯電器 4、41、42 前露光ランプ 6、61、62 定着器 7、71、72 転写帯電器 8、81、82 分離帯電器 9、91〜98 表面電位センサ 10、12 原稿台 73 転写ドラム 100 走査部 211、272 マグネットローラ 212、264、274 現像容器 213 二成分現像剤 214、265 非磁性トナー 262 弾性ブレード 263 弾性ローラ 273 磁性ブレード 275 磁性トナー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、該像担持体に一様帯電を施
    こす帯電手段と、現像剤を担持して搬送する現像剤担持
    体を有する現像手段とを具備し、前記像担持体に画像情
    報に基づく像露光を行なって潜像を形成し、該潜像を前
    記現像剤担持体と前記像担持体との間にバイアス電圧を
    印加することにより現像して可視画像を形成する画像形
    成装置において、前記像担持体上に潜像を形成した直後
    の前記像担持体の表面電位Viを測定し、前記像担持体
    上の潜像を現像剤にて現像した直後の前記像担持体の表
    面電位Vxを測定し、前記現像された現像剤を保持した
    前記像担持体に対して現像剤を透過するのに十分な露光
    照射を行なった直後の前記像担持体の現像剤層上の表面
    電位Vtを測定し、前記像担持体上の潜像を現像するこ
    とにより現像剤の電荷によって変動する電位分Vx−V
    i、及び前記露光照射後の前記像担持体の現像剤層上の
    表面電位Vtの測定値から各種の設定条件を制御するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤の電荷によって変動する電位
    分Vx−Vi、及び前記露光照射後の前記像担持体の現
    像剤層上の表面電位Vtの測定値から前記像担持体上に
    現像された現像剤の単位面積当たりの電荷量σt(Q/
    S)を計算により求め、さらに、現像剤の単位面積当た
    りの現像量M/S、単位重量当たりの現像剤の電荷量Q
    /Mの計算を行ない、それらを予測することにより各種
    の設定条件の制御を行なうことを特徴とする請求項1の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御する設定条件が、現像時のコン
    トラスト電位(現像バイアスの直流成分VDCと最大画像
    濃度部の像担持体の表面電位Viとの差)であることを
    特徴とする請求項1の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御する設定条件が、前記像担持体
    上に形成された可視画像を記録材に転写する際の転写条
    件であることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
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