JPH06130908A - 画質補正方法 - Google Patents

画質補正方法

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JPH06130908A
JPH06130908A JP30650892A JP30650892A JPH06130908A JP H06130908 A JPH06130908 A JP H06130908A JP 30650892 A JP30650892 A JP 30650892A JP 30650892 A JP30650892 A JP 30650892A JP H06130908 A JPH06130908 A JP H06130908A
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JP30650892A
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Satoru Konakai
悟 小仲井
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 LCDディスプレイにおいて、斜線部で生じ
る階段状の表示部分を平滑化することにより、自然で滑
らかな斜線部が表示できるようにして、高画質の画像表
示を可能にする。 【構成】 表示部にLCDを用いた電子装置において、
表示画像の表示位置を繰り返し小さく変化させることに
より、斜め方向の線を平滑化し、また、表示位置の変化
は、上下左右方向への各1ドットの移動とする。 【効果】 表示画像の表示位置を繰り返し小さく変化さ
せることにより、斜め線の平滑化を行うので、階段状に
なった斜めのエッジが、薄い灰色に平滑化され、自然で
滑らかな表示画像が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、LCDディスプレイ
を用いた画像処理装置その他各種の電子装置における表
示画像の画質補正方法に係り、特に、LCDディスプレ
イにおいて、斜線部で生じる階段状の表示部分を平滑化
することにより、自然で滑らかな斜線部が表示できるよ
うにして、高画質の画像表示を可能にした画質補正方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】LCDディスプレイ、すなわち、LCD
タイプのビットマップディスプレイを備えた電子ファイ
ル等の電子装置においては、LCDディスプレイの画面
上に表示される画素は、正方形または長方形である。
【0003】そのため、CRTディスプレイに比べて、
斜線の表現力が劣っている。ここでは、その一例とし
て、長方形が斜めの向きに配置された図形をLCDディ
スプレイに表示する場合を説明する。
【0004】図12は、斜め方向に長方形が配置された
画像の一例を示す図である。図13は、図12の画像を
二値化した表示例を示す図である。
【0005】図12に示すように、各辺が斜め方向の長
方形の画像を、LCDディスプレイに表示すると、画面
上には、図13に示すような、階段状の線で表示され
る。このように、デジタル画像で斜線を表示する場合に
は、原画像のスムーズな線ではなく、階段状の線になっ
てしまう。
【0006】このような現象は、必ずしも、LCDディ
スプレイの場合だけでなく、CRTディスプレイにおい
ても、同様に発生する。すなわち、斜め方向の線が、滑
らかに表示されず、階段状の不自然な線で表示される、
という現象は、LCDディスプレイとCRTディスプレ
イの両者に共通する本質的な問題である。
【0007】しかしながら、LCDディスプレイの場合
には、特に、画素が正方形または長方形であり、しか
も、画素のエッジがはっきりしている。そのため、画素
の形が円に近く、エッジも比較的あいまいなCRTディ
スプレイに比べて、斜線の段部が一層目立つので、結果
的に、CRTディスプレイよりも、画質が劣ってしま
う、という不都合がある。
【0008】ところが、従来のLCDディスプレイにお
いては、このような斜線部で生じる画質の劣化を補正す
る方法については、特に提案されていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
LCDディスプレイにおいて生じるこのような不都合、
すなわち、画素が正方形または長方形で、しかも、画素
のエッジがはっきりしているので、CRTディスプレイ
に比べて、斜線部の段状が一層目立ち、画質が劣る、と
いう不都合を解決し、表示画像の表示位置を繰り返し小
さく変化させることによって、斜め方向の線を平滑化
し、高画質の表示が行えるようにした画質補正方法を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
表示部にLCDを用いた電子装置において、表示画像の
表示位置を繰り返し小さく変化させることによって、斜
め方向の線を平滑化する画質補正方法である。
【0011】第2に、上記第1の画質補正方法におい
て、表示位置の変化は、上下左右方向への各1ドットの
移動である画質補正方法である。
【0012】第3に、上記第2の画質補正方法におい
て、表示位置の変化は、副走査方向のみとした画質補正
方法である。
【0013】第4に、上記第2の画質補正方法におい
て、表示位置の変化は、主走査方向のみとした画質補正
方法である。
【0014】第5に、上記第4の画質補正方法におい
て、表示位置を移動させた画像と原画像との論理和を演
算する手段を備え、表示位置を移動させた画像と原画像
との論理和処理を行うようにした画質補正方法である。
【0015】
【作用】この発明では、LCDタイプのビットマップデ
ィスプレイを備えた電子装置においては、画素が正方形
または長方形であり、しかも、画素のエッジがはっきり
しているので、斜線部で階段状となり、画質が低下する
が、この部分の濃度を薄くすれば、全体的な図形は明確
で、斜線部の段状は余り目立たない、という点に着目
し、表示画像の表示位置を繰り返し小さく移動させるこ
とによって、斜めの線を平滑化している。具体的にいえ
ば、原画像の表示位置を時間的に変化させ、例えば、上
下左右に1ドットずつ移動させるときは、「原画像」
→「上方向へ移動」→「原画像」→「右方向へ移
動」→「原画像」→「下方向へ移動」→「原画
像」→「左方向へ移動」の8回の表示によって、常時
(8回)表示される画像の中央部の濃度と、8回の内、
1回だけ表示される周辺部の濃度(中央部に比べて1/
8の濃度)のように、濃度を段階的に変化させ、特に段
状部が目立つ周辺部の濃度を相対的に薄く表示すること
により、見た目に自然で、高品質の斜線が得られるよう
にしている(請求項1と請求項2の発明)。
【0016】また、原画像を各1ドット移動させて表示
位置を変化する場合に、左右方向を主走査方向とすれ
ば、副走査方向のみ、すなわち、上下方向のみに1ドッ
ト移動させたり(請求項3の発明)、逆に、主走査方向
のみ、すなわち、左右方向のみに1ドット移動させる
(請求項4の発明)ことによって、原画像の移動処理を
簡略化する。さらに、主走査方向のみ、すなわち、左右
方向のみに1ドット移動させる場合に、斜線部が線の一
部を構成しているときは、その濃度が低下する恐れがあ
るので、左右方向のみに1ドット移動させた画像と原画
像との論理和演算を行い、この論理和画像と原画像とを
表示することによって、線部(黒ドット)が消えないよ
うにして、画質を補正する(請求項5の発明)。
【0017】
【実施例1】すでに述べたように、この発明の画質補正
方法は、LCDタイプのビットマップディスプレイを備
えた電子装置において、表示画像の表示位置を繰り返し
小さく移動させることにより斜め線を平滑化し、画質を
補正する方法である。この実施例は、請求項1と請求項
2の発明に対応しているが、請求項3から請求項5の発
明にも関連している。最初に、画質補正の原理を説明す
る。
【0018】図1は、この発明の画質補正方法につい
て、その原理を説明する図で、中央の(O)は原画の表
示例、その上方の(U)は原画(O)を上方向へ1ドッ
ト移動した場合の表示例、その下方の(D)は同じく原
画(O)を下方向へ1ドット移動した場合の表示例、そ
の左方の(L)は同じく原画(O)を左方向へ1ドット
移動した場合の表示例、その右方の(R)は同じく原画
(O)を右方向へ1ドット移動した場合の表示例を示
す。
【0019】例えば、図1の原画像(O)について、表
示の順序を次のように決めて、8回の上下左右の移動で
1サイクルの表示を行うとする。「原画像」(O)→
「上方向へ移動」(U)→「原画像」(O)→「下方向
へ移動」(D)→「原画像」(O)→「右方向へ移動」
(R)→「原画像」(O)→「左方向へ移動」(L)、
の順序で表示すると、表示画面上には、次の図2に示す
ような階調濃度を有する画像が表示される。
【0020】図2は、図13に示した斜めの長方形につ
いて、4回の原画像と、上下左右方向に移動した各1回
の画像とを等しい時間間隔で変化させたときの一表示例
を示す図である。図における数字は、表示回数を示す。
【0021】この図2で、8回の表示の内、「8」で示
した中央の位置の画素は8回の全ての時間に表示される
が、それに隣接する「7」や「6」や「5」の画素は、
8回の内、7回、6回、5回のように、表示時間がそれ
ぞれ短くなる。そして、周辺に位置する「1」の画素
は、1回の時間だけ表示され、「2」の画素は、2回の
時間だけ表示される。
【0022】表示時間(表示回数)は、濃度に比例する
ので、図2で、(表示時間)≒(濃度)に相当する。な
お、特に示していないが、長方形の外側は白(「0」の
ドット)である。すなわち、8回の全ての時間に表示さ
れる画素の濃度を「8」とすれば、表示時間が「1」の
画素の濃度は、「1」であるから、相対的には、その1
/8になる。
【0023】同様に、表示時間が「2」の画素の濃度
は、「2」であり、相対的には、その2/8になる。こ
のように、図1の「原画像」(O)の表示回数を多くす
れば、中央部の濃度が濃くなり、また、周辺部の濃度
は、中央部に比べて相対的に薄くなる(灰色)ので、従
来のような階段状が目立たなくなる。
【0024】したがって、従来例を示す図13に比べ
て、斜めの線が平滑化され、自然で高画質の図形が表示
される(請求項2の発明)。しかし、必ずしも、8回の
上下左右の移動で1サイクルの表示を行うことは必要で
なく、例えば、図1で、6回の上下左右の移動で1サイ
クルの表示を行うこともできる。
【0025】この場合に、原画像(O)を2回表示し、
上下左右に移動した画像を各1回表示して、「原画像」
(O)→「上方向へ移動」(U)→「左方向へ移動」
(L)→「原画像」(O)→「下方向へ移動」(D)→
「右方向へ移動」(R)、の順序で表示すると、表示画
面上には、次の図3に示すような階調濃度を有する画像
が表示される。
【0026】図3は、図13に示した斜めの長方形につ
いて、2回の原画像と、上下左右方向に移動した各1回
の画像とを等しい時間間隔で変化させたときの一表示例
を示す図である。図における数字は、表示回数を示す。
【0027】この図3に示すように、原画像(O)を2
回表示すると、先の図2の場合に比べて、原画像の画素
の表示回数が2回分減少され、最大の濃度は「6」とな
り、「7」が「5」に変化する。しかし、周辺部におい
ては、階段状の濃度が薄くなるので、図2の場合と同様
に、高画質の長方形が表示される。
【0028】以上のように、この発明の画質補正方法で
は、表示画像の表示位置を繰り返し小さく変化させるこ
とによって、周辺部に位置する斜め方向の線を平滑化す
るようにしている(請求項1の発明)。また、表示位置
の変化を、上下左右方向への各1ドットの移動とすれ
ば、図2や図3に示したような高画質の画像が得られる
(請求項2の発明)。
【0029】なお、図1の「原画像」(O)の表示回数
や、各1ドットの移動の順序は、必ずしも実施例で説明
した場合に限定されない。要するに、図1に示したよう
な各画像を、適当な順序で組み合わせて表示すれば、先
の図13で、階段状になってしまった斜めのエッジが、
灰色で平滑化されて、自然な品質の表示画像が得られ
る。
【0030】図4は、この発明の画質補正方法を実施す
る電子装置について、その要部構成の一例を示す機能ブ
ロック図である。図において、1はCPU、2はGD
C、3はVRAM、4はデータシフタ、5はLCD、6
はHDD、7はHDC、8は第1のRAM、9は第2の
RAMを示す。
【0031】この図4に示す電子装置は、表示部として
LCD5を備えており、データシフタ4を設けた点を除
けば、従来の電子装置と基本的に同様の構成である。従
来の電子装置と共通する各部の機能は、概略次のとおり
である。CPU1は、システム全体の制御を司る機能を
有している。
【0032】GDC(グラフィック・コントローラ)2
は、CPU1の制御によって、HDD6や第1のRAM
8、第2のRAM9に格納された画像データを、図形等
の画像に展開し、VRAM3やLCD5へ出力する。な
お、HDD6は、HDC7によって制御される。
【0033】新たに付加されたデータシフタ4は、主走
査方向の移動を行う機能を有している。次に、データシ
フタ4について、詳しく説明する。
【0034】図5は、この発明の画質補正方法で使用さ
れるデータシフタについて、LCD/VRAMのデータ
バス幅が4ビットの場合の詳細な回路の一実施例を示す
図である。図において、41〜45は第1から第5のフ
リップフロップ回路、46〜49は第1から第4のセレ
クタ、V0〜V3はVRAM3の出力信号、L0〜L3
はLCDディスプレイの入力信号、S0とS1はセレク
ト信号を示す。
【0035】この図5では、「0」が先行ビットを示し
ている。VRAM3の出力信号V0〜V3は、フリップ
フロップ回路41〜45によって、それぞれ1ドット分
だけ遅くされてセレクタ46〜49へ入力される。
【0036】セレクタ46〜49は、そのA入力が選択
されると、走査方向に1ドット移動させた画像が表示さ
れるよう動作する。B入力が選択されると、本来の位置
(入力時に対応する位置)で出力され、C入力が選択さ
れると、走査方向の逆方向に1ドット移動した画像が表
示されるよう動作する。
【0037】なお、このセレクタについては、請求項3
と請求項4の発明とも関連しているので、詳細な説明は
後述する。また、副走査方向への移動は、GDC2への
表示アドレスを変更するか、LCDディスプレイに対す
る走査開始信号のタイミングを1ラインずらすことによ
って、容易に実現できる。
【0038】
【実施例2】この発明の画質補正方法について、第2の
実施例を説明する。この実施例は、請求項3の発明に対
応している。先の第1の実施例では、原画像の移動方向
を、上下左右の4方向へ移動させる場合について説明し
たが、この第2の実施例では、副走査のみへ移動させる
ようにした点に特徴を有している。
【0039】先の図1において、仮りに、左右方向を主
走査とすれば、この第2の実施例では、表示位置の変化
は、上下方向のみである。例えば、原画像(O)を2回
表示し、上下に移動した画像を各1回表示して、「原画
像」(O)→「上方向へ移動」(U)→「原画像」
(O)→「下方向へ移動」(D)、の順序で表示する
と、表示画面上には、次の図6に示すような階調濃度を
有する画像が表示される。
【0040】図6は、図13に示した斜めの長方形につ
いて、2回の原画像と、上下方向に移動した各1回の画
像とを等しい時間間隔で変化させたときの一表示例を示
す図である。図における数字は、表示回数を示す。
【0041】この図6に示すように、原画像(O)を2
回表示し、上下方向に移動した画像を各1回表示する
と、中央部の画素の表示回数が4回となり、それに隣接
する画素の表示回数は3回となる。また、上下方向のみ
の移動であるから、上下方向の周辺部においては、画素
の表示回数は1回であり、左右方向に、表示2回の画素
が点在することになる。
【0042】この図6の場合にも、周辺部では、階段状
の濃度が薄くなるので、図2の場合と同様に、高画質の
長方形が表示される。ここで、副走査方向への移動時に
用いるセレクタについて、説明する。
【0043】図7は、この発明の第2の実施例で使用す
るセレクタについて、その回路構成の一例を示す図であ
る。図において、AND1〜AND3はアンドゲート回
路、ORはオアゲート回路を示し、また、A〜Cは入力
信号、Dは出力信号、S0とS1はゲート制御信号を示
す。
【0044】この図7に示す回路は、通常のセレクタと
同様である。この図7のセレクタは、入力信号Bだけの
選択時には、ゲート制御信号S0,S1が共に「0」で
与えられる。
【0045】この場合には、アンドゲート回路AND2
のゲートは開かれるが、アンドゲート回路AND1とA
ND3では、アンド条件が成立しないので、ゲートは閉
じたままである。したがって、入力信号Bだけが、オア
ゲート回路ORへ入力されて、出力信号Dが発生され
る。
【0046】また、入力信号Aだけの選択時には、一方
のゲート制御信号S0を「1」、他方のS1を「0」で
与える。この場合には、アンドゲート回路AND1のゲ
ートは開かれるが、アンドゲート回路AND2では、ゲ
ート制御信号S0が「1」であり(反転入力が「0」と
なる)、また、アンドゲート回路AND3では、アンド
条件が成立しないので、いずれも、ゲートは閉じたまま
である。
【0047】したがって、入力信号Aだけが、オアゲー
ト回路ORへ入力されて、出力信号Dが発生される。ま
た、入力信号Cだけの選択時には、ゲート制御信号S0
が共に「1」で与えられる。
【0048】この場合には、アンドゲート回路AND3
のゲートは開かれるが、アンドゲート回路AND1で
は、ゲート制御信号S1が「1」であり(反転入力が
「0」となる)、アンド条件が成立せず、また、アンド
ゲート回路AND2では、ゲート制御信号S0が「1」
であり(反転入力が「0」となる)、いずれも、ゲート
は閉じたままである。したがって、入力信号Cだけが、
オアゲート回路ORへ入力されて、出力信号Dが発生さ
れる。
【0049】この第2の実施例では、表示位置の変化
は、副走査方向のみであり、副走査方向の移動はハード
ウエアの変更なしで実現することができる。したがっ
て、最も容易に実施することができる。
【0050】
【実施例3】この発明の画質補正方法について、第3の
実施例を説明する。この実施例は、請求項4の発明に対
応している。先の第2の実施例では、原画像の移動方向
を、副走査のみにした場合について説明したが、この第
3の実施例では、主走査方向のみに移動させるようにし
た点に特徴を有している。
【0051】先の図1において、左右方向を主走査とす
れば、この第3の実施例では、表示位置の変化は、この
左右方向のみである。例えば、原画像(O)を2回表示
し、左右に移動した画像を各1回表示して、「原画像」
(O)→「左方向へ移動」(L)→「原画像」(O)→
「右方向へ移動」(R)、の順序で表示すると、表示画
面上には、次の図8に示すような階調濃度を有する画像
が表示される。
【0052】図8は、図13に示した斜めの長方形につ
いて、2回の原画像と、左右方向に移動した各1回の画
像とを等しい時間間隔で変化させたときの一表示例を示
す図である。図における数字は、表示回数を示す。
【0053】この図8に示すように、原画像(O)を2
回表示し、左右方向に移動した画像を各1回表示する
と、中央部の画素の表示回数が4回となり、それに隣接
する画素の表示回数は3回となる。また、左右方向のみ
の移動であるから、左右方向の周辺部においては、画素
の表示回数は1回であり、上下方向に、表示2回の画素
が点在することになる。
【0054】この図8に示すように、原画像(O)を2
回表示すると、先の図2の場合に比べて、原画像の画素
の表示回数が2回分減少され、最大の濃度は「6」とな
り、「7」が「5」に変化する。しかし、周辺部におい
ては、階段状の濃度が薄くなるので、図2の場合と同様
に、高画質の長方形が表示される。
【0055】以上に説明した第3の実施例では、表示位
置の変化は、主走査方向のみであって、副走査方向の移
動を用いていない。したがって、大型LCDディスプレ
イで一般的に採用されている、分割画面同時表示方式の
LCDディスプレイに対しても、十分に適用することが
できる。
【0056】
【実施例4】この発明の画質補正方法について、第4の
実施例を説明する。この実施例は、請求項5の発明に対
応している。この第4の実施例は、先の第3の実施例
(請求項4の発明)において、表示位置を移動させた画
像と原画像との論理和処理を行う点に特徴を有してい
る。
【0057】第1から第3の実施例で説明した画質補正
方法は、図13に示した長方形のような画像の場合に
は、周辺部の階段状が目立たないので、高品質の画像表
示が行える。ところが、細線で構成された図形の場合に
は、以上の実施例のように処理すると、線が薄くなって
見えなくなる恐れがある。
【0058】このような不都合を回避するために、仮り
に、図1の原画(O)の表示回数を多くしようとすれ
ば、各表示状態の時間(表示回数)の割り当てが不均等
になるので、制御が複雑になる。また、反応が速いLC
Dでは、薄い部分の画像が、チラついたりする可能性が
あり、画質が低下してしまう。
【0059】この第4の実施例では、先の図1に示した
原画(O)と、この原画(O)を左右方向へ1ドット移
動した(L)、(R)とをそれぞれ論理和処理(オア処
理)して、論理和画像(LO)、(RO)を作成する。
ここで、論理和画像(LO)、(RO)の一例を説明す
る。
【0060】図9は、図1の原画像(O)と、原画像
(O)を左方向または右方向へ1ドット移動した画像
(L)、(R)とを論理和処理した画像の一表示例を示
す図である。図における数字は、表示回数を示す。
【0061】この図9では、先の図13に示した斜めの
長方形について、原画像と、原画像を左方向または右方
向へ1ドット移動した画像とを論理和処理した画像につ
いて示している。論理和処理した画像は、この図9から
明らかなように、周辺部に「1」が存在し、中央部は
「2」になる。
【0062】すなわち、中央部と周辺部との濃度差が少
なく、特に、周辺部が細線の場合には、通常の画像処理
で多く用いられているように、細線の保存性が高い。し
たがって、この図9のように、原画像と、原画像を左右
方向へ1ドット移動させた画像との論理和画像を用いれ
ば、表示位置の変化(状態数)が少ない画像で、細線部
を明確に表示することができる。
【0063】図10は、この発明の画質補正方法につい
て、その第4の実施例で使用する表示例を示す図で、左
方の(LO)は図1に示した原画(O)と左方向へ1ド
ット移動した(L)とを論理和処理した場合の表示画
像、右方の(RO)は同じく原画(O)と右方向へ1ド
ット移動した(R)とを論理和処理した場合の表示画像
を示す。
【0064】すでに何回も触れたように、このような論
理和処理を行う理由は、原画像の特に周辺部に細い線が
含まれている場合に、その部分が薄くなるので、画面上
で、消えたように見えてしまう恐れがあるからである。
この第4の実施例では、先の図1に示した原画(O)
と、先の図10に示したように、原画(O)を左右方向
へ1ドット移動した画像(L)、(R)との論理和画像
(LO)、(RO)を作成する。
【0065】そして、この図10の(LO)と(R
O)、および図1の原画(O)とを、例えば、(O)→
(LO)→(O)→(RO)、の順序に従って、等しい
時間間隔で変化させる。このように、原画(O)と、こ
の原画(O)を左右方向へ1ドット移動した画像
(L)、(R)との論理和画像(LO)、(RO)を使
用すれば、原画像で黒になっていた部分は、必ず黒にな
るので、細線の保存性の点で優れている。
【0066】しかも、各画像の表示回数が問題となる状
態数も少なくて済むので、反応の速いLCDディスプレ
イでは、チラツキが生じる可能性が少なくなる。次に、
この第4の実施例で使用するセレクタについて、説明す
る。
【0067】図11は、この発明の第4の実施例で使用
するセレクタについて、その回路構成の一例を示す図で
ある。図における符号は、図4と同様である。
【0068】この図11に示すセレクタは、入力信号B
だけの選択時には、ゲート制御信号S0,S1が共に
「0」で与えられる。また、入力信号AまたはBの選択
時(オア出力時)には、ゲート制御信号S0が「1」、
S1が「0」で与えられる。
【0069】さらに、入力信号BまたはCの選択時(オ
ア出力時)には、ゲート制御信号S0,S1が共に
「1」で与えられる。この図11の回路で、入力信号B
として、図1の原画(O)のデータを与え、また、入力
信号Aとして、例えば、図1の(L)、すなわち、原画
(O)を左方向へ1ドット移動した画像のデータを、入
力信号Bとして、図1の(R)、すなわち、原画(O)
を右方向へ1ドット移動した画像のデータを、それぞれ
与えればよい。
【0070】そして、一定の時間間隔で、ゲート制御信
号S0,S1を切換えれば、出力信号Dとして、先に説
明したように、(O)→(LO)→(O)→(RO)、
の順序に従った画像データが得られる。なお、いずれの
実施例でも、使用するLCDディスプレイや原稿の性質
に合わせて、各状態の使用順序・時間割合等を調整する
ことによって、最適化が可能である。例えば、図13の
ような長方形の図形の場合には、第1から第3の実施例
が適しており、細線から構成された図形が含まれている
ときは、第4の実施例が最適である。
【0071】
【発明の効果】請求項1の画質補正方法では、表示画像
の表示位置を繰り返し小さく変化させることにより、斜
め線の平滑化を行う。したがって、階段状になってしま
った斜めのエッジが、灰色で平滑化され、自然で滑らか
な品質の表示画像が得られる。
【0072】請求項2の画質補正方法では、表示位置の
変化は、上下左右方向への各1ドットの移動である。し
たがって、平滑化効果が最も大きくなる。
【0073】請求項3の画質補正方法では、表示位置の
変化は、副走査方向のみであり、副走査方向の移動はハ
ードウエアの変更なしで実現することができる。したが
って、最も容易に実施することができる。
【0074】請求項4の画質補正方法では、表示位置の
変化は、主走査方向のみであり、副走査方向の移動を用
いていない。したがって、大型LCDディスプレイで一
般的な、分割画面同時表示方式のLCDディスプレイに
対しても、十分に適用することができる。
【0075】請求項5の画質補正方法では、請求項4の
画質補正方法において、表示位置を移動させた画像と原
画像との論理和処理を行っている。したがって、図13
において黒の部分は必ず黒であるため、細線の保存性に
優れ、状態数も少なく反応の速いLCDディスプレイで
もチラツキの起る可能性が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画質補正方法について、その原理を
説明する図である。
【図2】図13に示した斜めの長方形について、4回の
原画像と、上下左右方向に移動した各1回の画像とを等
しい時間間隔で変化させたときの一表示例を示す図であ
る。
【図3】図13に示した斜めの長方形について、2回の
原画像と、上下左右方向に移動した各1回の画像とを等
しい時間間隔で変化させたときの一表示例を示す図であ
る。
【図4】この発明の画質補正方法を実施する電子装置に
ついて、その要部構成の一例を示す機能ブロック図であ
る。
【図5】この発明の画質補正方法で使用されるデータシ
フタについて、LCD/VRAMのデータバス幅が4ビ
ットの場合の詳細な回路の一実施例を示す図である。
【図6】図13に示した斜めの長方形について、2回の
原画像と、上下方向に移動した各1回の画像とを等しい
時間間隔で変化させたときの一表示例を示す図である。
【図7】この発明の第2の実施例で使用するセレクタに
ついて、その回路構成の一例を示す図である。
【図8】図13に示した斜めの長方形について、2回の
原画像と、左右方向に移動した各1回の画像とを等しい
時間間隔で変化させたときの一表示例を示す図である。
【図9】図1の原画像(O)と、原画像(O)を左方向
または右方向へ1ドット移動した画像(L)、(R)と
を論理和処理した画像の一表示例を示す図である。
【図10】この発明の画質補正方法について、その第4
の実施例で使用する表示例を示す図である。
【図11】この発明の第4の実施例で使用するセレクタ
について、その回路構成の一例を示す図である。
【図12】斜め方向に長方形が配置された画像の一例を
示す図である。
【図13】図12の画像を二値化した表示例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 CPU 2 GDC 3 VRAM 4 データシフタ 5 LCD 6 HDD 7 HDC 8 第1のRAM 9 第2のRAM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部にLCDを用いた電子装置におい
    て、 表示画像の表示位置を繰り返し小さく変化させることに
    よって、斜め方向の線を平滑化することを特徴とする画
    質補正方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の画質補正方法において、 表示位置の変化は、上下左右方向への各1ドットの移動
    であることを特徴とする画質補正方法。
  3. 【請求項3】 請求項2の画質補正方法において、 表示位置の変化は、副走査方向のみとしたことを特徴と
    する画質補正方法。
  4. 【請求項4】 請求項2の画質補正方法において、 表示位置の変化は、主走査方向のみとしたことを特徴と
    する画質補正方法。
  5. 【請求項5】 請求項4の画質補正方法において、 表示位置を移動させた画像と原画像との論理和を演算す
    る手段を備え、 表示位置を移動させた画像と原画像との論理和処理を行
    うことを特徴とする画質補正方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6100997A (en) * 1995-10-20 2000-08-08 Fujitsu Limited Image half-tone processor and method thereof

Cited By (3)

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