JPH0613162A - 赤外線ヒ−タ - Google Patents

赤外線ヒ−タ

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JPH0613162A
JPH0613162A JP17038892A JP17038892A JPH0613162A JP H0613162 A JPH0613162 A JP H0613162A JP 17038892 A JP17038892 A JP 17038892A JP 17038892 A JP17038892 A JP 17038892A JP H0613162 A JPH0613162 A JP H0613162A
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JP
Japan
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heat generating
film
conductive heat
conductive
insulating layer
Prior art date
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Application number
JP17038892A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Ishigami
敏彦 石神
Atsushi Saida
淳 斉田
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】発熱能力を上げるために入力を増した場合、導
電発熱膜の剥離が防止される赤外線ヒ−タを提供する。 【構成】絶縁性基体11の表面に導電発熱膜12を設
け、この導電発熱膜を絶縁層13で覆った赤外線ヒ−タ
において、上記導電発熱膜と絶縁層とを、それぞれ複数
層121、122および131、132交互に積層して
形成したことを特徴とする。 【作用】導電発熱膜と絶縁層を交互に複数層積層したの
で、複数層の導電発熱膜の膜厚の総和が膜厚を増した場
合と同様になり、電流密度の過剰を防止する。しかも各
導電発熱膜はそれぞれ絶縁層により覆われているので、
付着強度が高くなり、剥がれが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円柱または円筒形等の
形状を有する絶縁性基体の表面に導電発熱膜を形成した
赤外線ヒ−タに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、食品の乾燥や工業用各種部品の
乾燥に赤外線ヒ−タが使用されている。このような分野
で使用される赤外線ヒ−タとしては、図2に示すような
構造のヒ−タが採用されている。このものは、アルミナ
などのような絶縁性セラミックスからなる円筒形の基体
1と、この基体1の表面に形成された例えばグラファイ
トなどのようなカ−ボン系の導電発熱膜2と、この導電
発熱膜2を覆う絶縁層3と、上記円筒形基体1の端部に
取り付けられた電力供給端子4、4、およびリード線
5、5とで構成される。上記導電発熱膜2は、円筒形基
体1の外表面にスパッタ−リングまたは気相成長法によ
り形成してあり、円筒形基体1の外表面に蛇行形や螺旋
形の帯状に形成され、この帯状をなす導電発熱膜2の両
端部が上記円筒形基体1の端部に取り付けられた電力供
給端子4、4に接続される。なお、このようなヒータユ
ニットは、図示しない赤外線透過性の絶縁セラミックチ
ューブからなる外容器に収容されるようになっており、
上記リード線5、5は外容器の端部から外部に導かれて
いる。したがって、これらリード線5、5を電源に接続
すれば導電発熱膜2に電流が流れ、この導電発熱膜2が
発熱して赤外線を放出する。
【0003】上記導電発熱膜2を覆う絶縁層3は、ボロ
ンナイトライドなどのような絶縁性セラミックスからな
り、導電発熱膜2の機械的保護をなして剥がれを防止す
るとともに、導電発熱膜2の酸化を防止し、抵抗値の変
動を防止するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
種の赤外線ヒ−タは、導電発熱膜2の最大膜厚が約10
0μm、帯の幅が5mm程度であり、最大電流を15A程
度しか流せない。したがって定格入力は2kW程度のも
のであった。しかしながら、最近においては発熱能力の
大きな赤外線ヒ−タが要請されており、入力を3〜4k
Wまで高める要求がある。これに対し、上記従来の導電
発熱膜2の膜厚では入力を高くすると電流密度が過剰と
なるため、膜厚を大きくする必要があり、例えば最大膜
厚を160〜200μmまで大きくして電流密度を押さ
える必要がある。
【0005】しかし、導電発熱膜2の膜厚を大きくする
と、絶縁基体1の表面温度と導電発熱膜2との間の熱膨
脹差が大きくなって、導電発熱膜2が剥離し易くなる。
導電発熱膜2は絶縁層3により覆われて、剥がれが防止
されるようになっているが、上記のように膜厚が過大に
なると、機械的衝撃および急激な温度変化による熱膨脹
差のため、絶縁層3による導電発熱膜2の押さえが利か
なくなり、導電発熱膜2が絶縁基体1の表面から浮き上
がる場合がある。
【0006】本発明はこのような事情にもとづきなされ
たもので、その目的とするところは、発熱能力を上げる
ために入力を増した場合、導電発熱膜の剥離が防止され
る赤外線ヒ−タを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、絶縁性基体の
表面に導電発熱膜を設け、この導電発熱膜を絶縁層で覆
った赤外線ヒ−タにおいて、上記導電発熱膜と絶縁層と
を、それぞれ複数層交互に積層して形成したことを特徴
とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、導電発熱膜と絶縁層を交互に
複数層積層したので、複数層の導電発熱膜の膜厚の和が
1層の場合の膜厚を増したのと同様になり、電流密度の
過剰を防止する。しかも各導電発熱膜はそれぞれ絶縁層
により覆われるので、付着強度が高くなり、剥がれが防
止される。
【0009】
【実施例】以下本発明について、図1に示す一実施例に
もとづき説明する。
【0010】図に示す赤外線ヒ−タは、基本的構造は従
来と同様であり、11は絶縁性円筒形の基体である。こ
の円筒形基体11は、ボロンナイトライドなどのような
絶縁性セラミックスにより形成されており、この基体1
1は気相成長法により製造されている。なお、ボロンナ
イトライドにより形成された上記基体11は、例えば内
径12mm、外径14mm、長さ250mmの真円の円筒形を
なしている。
【0011】この基体11の表面には、第1の導電発熱
膜121が形成されている。この第1の導電発熱膜12
1は、グラファイトなどのようなカ−ボン系材料からな
り、上記円筒形基体11の表面に気相成長法により形成
されており、この基体11の外表面に、蛇行または螺旋
形状をなして長い帯状に形成されている。この場合、膜
厚は略80μm、帯の幅wは約5mm、隣接する帯間の間
隔lは略0.6mm程度に形成されている。
【0012】上記第1の導電発熱膜121および円筒形
基体11の表面には第1の絶縁層131が形成されてい
る。第1の絶縁層131はボロンナイトライドなどのよ
うな絶縁性セラミックスにより形成され、やはり気相成
長法により第1の導電発熱膜121および基体11の外
表面にコ−ティングされている。この絶縁層131は膜
厚が約0.08mmとされ、基体11の外周面の略全面に
亘って形成されている。
【0013】第1の絶縁層131の外面には第2の導電
発熱膜122が形成されている。この第2の導電発熱膜
122も、グラファイトなどのようなカ−ボン系材料か
らなり、気相成長法により形成されている。この第2の
導電発熱膜122は、上記第1の導電発熱膜121と対
向しており、第1の絶縁層131を介して積層されるよ
うになっており、したがって第1の導電発熱膜121と
同様に、蛇行または螺旋形状をなして長い帯状に形成さ
れている。この場合、第2の導電発熱膜122も膜厚は
略80μm、帯の幅wは約5mm、隣接する帯間の間隔l
は略0.6mm程度に形成されている。
【0014】さらに、第2の導電発熱膜122の表面に
は第2の絶縁層132が積層して形成されており、この
第2の絶縁層132も、第1の絶縁層131と同様に、
ボロンナイトライドなどのような絶縁性セラミックスに
より形成され、やはり気相成長法により第1の導電発熱
膜121および第1の絶縁層131の外表面にコ−ティ
ングされている。この絶縁層132の膜厚も約0.08
mmとされている。
【0015】上記円筒形基体11の端部にはそれぞれ電
力供給端子14、14が耐熱接着剤などにより接合され
ており、上記第1および第2の導電発熱膜121、12
2はそれぞれ端部をこれら電力供給端子121、122
に電気的に接続されている。このため第1および第2の
導電発熱膜121、122は電気的に並列接続されてい
るものである。なお、15、15はリード線である。上
記ボロンナイトライドなどのような絶縁性セラミックス
により形成された基体11の製造方法を説明しておく。
【0016】所定の直径および長さを有するカ−ボンよ
りなる円柱形芯材を用意し、この芯材を気相成長作業用
容器に収容し、この作業用容器内を真空に排気する。上
記容器内で芯材を例えば約2000℃に加熱し、この温
度を維持しつつ芯材に回転を与え、この状態で容器内
に、少量の3塩化硼素(BCl3 )と少量のアンモニア
(NH3 )のガスを注入すると、上記カ−ボンからなる
芯材の表面に化学反応、つまり気相成長によってボロン
ナイトライドが形成される。これを所定時間継続するこ
とにより、例えば芯材の表面に肉厚が数mmのボロンナイ
トライドの円筒形が形成される。
【0017】このような方法により、表面に気相成長に
よってボロンナイトライドを形成した芯材を上記気相成
長作業用容器から取り出し、旋盤加工により上記カ−ボ
ンよりなる芯材を削り出す。このような芯材の除去によ
り所定の肉厚を有する円筒形基体11を得ることができ
る。これを、所定長さに切断すれば、ボロンナイトライ
ドからなる中空円筒形基体11が完成する。次に、導電
発熱膜を作る場合を説明しておく。
【0018】上記気相成長法で得られたボロンナイトラ
イドからなる円筒形基体11を気相成長作業用容器に収
容し、この容器内を真空に排気する。上記容器内で円筒
形基体11を例えば約2000℃に加熱し、この温度を
維持しつつ円筒形基体11に回転を与える。この状態で
容器内に、少量のエタンまたはメタンガスを注入する。
すると、上記ボロンナイトライドからなる円筒形基体1
1の表面に化学反応、つまり気相成長によってカ−ボン
が形成される。これを所定時間継続することにより、例
えば所定膜厚、例えば80μmの導電発熱膜が形成され
る。
【0019】この後、上記導電性発熱被膜を形成した円
筒形基体11を気相成長作業用容器から取り出し、この
導電性発熱被膜を切削手段などにより、全体の配線が螺
旋形の帯となるように加工する。この時、帯の幅wおよ
び隣接する帯間のピッチlを規制する。これにより第1
の導電発熱膜121が形成される。
【0020】そして、本実施例の場合、上記第1の導電
発熱膜121の表面に第1の絶縁層131をコーティン
グし、この場合、上記基体11を製造した場合と同様に
してボロンナイトライドの絶縁層131を気相成長によ
って形成する。そして、この第1の絶縁層131の外面
に、上記第1の導電発熱膜121を作った場合と同様の
気相成長によってカ−ボンを積層形成し、第2の導電発
熱膜122を作る。さらにこの表面に、第1の絶縁層1
31を形成した方法と同様にして第2の絶縁層132を
作ることができる。このような構成の赤外線ヒ−タにつ
いて、作用を説明する。
【0021】電力供給リード線15、15を電源に接続
すると、電力供給端子14、14からそれぞれ第1の導
電発熱膜121および第2の導電発熱膜122に電流が
流れ、これら第1の導電発熱膜121および第2の導電
発熱膜122が発熱する。この場合、各導電発熱膜12
1および122は、円筒形基体11の外表面に帯形状の
配線が螺旋形に形成されているから円筒形基体11の全
長に亘りかつ周方向に均等に赤外線を放出する。
【0022】そして、上記実施例の場合、第1の導電発
熱膜121および第2の導電発熱膜122はそれぞれ膜
厚が例えば80μmづつとなっているので、総和は16
0μmとなり、1層の導電発熱膜を実質的に膜厚を厚く
した場合と同様な断面積となる。このため、実質的に膜
厚が厚くなるから、大電流を流すことができ、例えば第
1の導電発熱膜121および第2の導電発熱膜122に
それぞれ15Aづつの電流を流すことができる。したが
って定格入力を3〜4kW程度まで高くすることがで
き、高密度な赤外線ヒータが得られる。
【0023】この場合、導電発熱膜を複数層に分離し、
これら第1の導電発熱膜121および第2の導電発熱膜
122は膜厚が薄いので剥れる割合が少なく、しかも各
層はそれぞれ第1の絶縁層131および第2の絶縁層1
32により被覆してあるから、これら第1の導電発熱膜
121および第2の導電発熱膜122がそれぞれ独自に
絶縁層にて保護されるようになり、熱膨脹差があっても
付着強度が高く、剥れない。
【0024】また、外側の第2の導電発熱膜122は第
2の絶縁層132により覆われるので、外側の導電発熱
膜122が直接剥き出しにならず、外側の導電発熱膜1
22の表面に塵や埃が付着堆積するのが防止される。よ
って、これら塵や埃による赤外線の放射を阻害するよう
な不具合が防止され、また導電発熱膜122が酸素と反
応して抵抗値が増大したり、温度が低下したり、導電発
熱膜122が破損する等の不具合が解消される。
【0025】さらにまた、外側の導電発熱膜122が絶
縁層132で保護されるので、取り扱い中に導電発熱膜
12が傷を受けたり、表面が汚れる等の不具合も防止さ
れる。
【0026】そして、絶縁層131、132は気相成長
法によって形成されているので、円筒形基体11および
導電発熱膜121、122にする付着強度が大きく、絶
縁層131、132自身が剥れる心配もない。
【0027】なお、上記実施例においては、導電発熱膜
および絶縁層をそれぞれ2層づつ形成した場合を説明し
たが、さらに大電流を流したい場合は、積層数を増すこ
とができ、よって2層づつに限定されるものではない。
【0028】また、上記実施例では、円筒形基体11を
気相成長法によるボロンナイトライドにより形成し、か
つ導電発熱膜121、122をカ−ボン系材料で気相成
長法により形成したが、本発明はこれらの構成に限ら
ず、基体は従来のように、アルミナなどを加圧成形して
焼成したものであってよく、導電発熱膜もスパッタ−リ
ングまたは塗布方法などにより形成してもよい。さらに
絶縁層もボロンナイトライドにより形成することに限定
されない。そしてまた、ヒ−タの形状は円筒形、円柱形
に限らず、円板や角板などのようなプレ−ト形ヒ−タで
あってもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、導
電発熱膜と絶縁層を交互に、複数層積層したので、複数
層の導電発熱膜の断面積の総和が膜厚を増した場合と同
様になり、電流密度が過剰にならないから大電流を流す
ことができる。よって、入力の増加により発熱能力を高
めることができる。しかも各導電発熱膜はそれぞれ絶縁
層により覆われるので、付着強度が高くなり、剥がれが
防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、(a)図はヒ−タの
側面図、(b)は(a)図中B−B線の断面図、(c)
図は主要部の拡大した断面図。
【図2】従来例を示し、(a)図はヒ−タの側面図、
(b)は(a)図中B−B線の断面図、(c)図は主要
部の拡大した断面図。 11…円筒形基体、121…第1の導電発熱膜、122
…第2の導電発熱膜、131…第1の絶縁層、132…
第2の絶縁層、14…端子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性基体の表面に導電発熱膜を設け、
    この導電発熱膜を絶縁層で覆った赤外線ヒ−タにおい
    て、 上記導電発熱膜と絶縁層とを、それぞれ複数層交互に積
    層して形成したことを特徴とする赤外線ヒ−タ。
  2. 【請求項2】 上記各導電発熱膜は気相成長法によって
    形成し、かつ上記各絶縁層は上記導電発熱膜の表面に気
    相成長法によって形成したことを特徴とする請求項1に
    記載の赤外線ヒ−タ。
JP17038892A 1992-06-29 1992-06-29 赤外線ヒ−タ Pending JPH0613162A (ja)

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JP17038892A JPH0613162A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 赤外線ヒ−タ

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JP17038892A JPH0613162A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 赤外線ヒ−タ

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