JPH06131831A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
- Publication number
- JPH06131831A JPH06131831A JP27474392A JP27474392A JPH06131831A JP H06131831 A JPH06131831 A JP H06131831A JP 27474392 A JP27474392 A JP 27474392A JP 27474392 A JP27474392 A JP 27474392A JP H06131831 A JPH06131831 A JP H06131831A
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- JP
- Japan
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- head
- center
- control system
- parameter
- cylinder
- Prior art date
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- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、位置制御系を構成する部品のばら
つき等により、制御系の全体特性の最良点からのずれを
自動補正して、常にヘッドの位置決め精度を良好に保持
することを目的としている。 【構成】 本発明において、磁気ヘッド2が目標シリン
ダaの中心に位置決めされた状態で、中心変化量設定部
46から加算器45に前記中心をステップ状に変化させ
る信号を出す。これにより、磁気ヘッド2は前記変化し
た中心に追従してアクチュエータ8により移動される
が、この時のヘッド軌跡をヘッド位置復調器3を介して
メモリ部47に格納する。パラメータ設定部50は前記
メモリ部47に格納されたヘッド軌跡とメモリ部48に
格納されている許容範囲とを比較し、ヘッド軌跡の前記
許容範囲からのずれを是正するパラメータをメモリ部4
9から読み出して、これを位置決めフィルタ43及びゲ
イン44に設定する。これにより、ヘッドの位置決め精
度が所定の精度内に保持される。
つき等により、制御系の全体特性の最良点からのずれを
自動補正して、常にヘッドの位置決め精度を良好に保持
することを目的としている。 【構成】 本発明において、磁気ヘッド2が目標シリン
ダaの中心に位置決めされた状態で、中心変化量設定部
46から加算器45に前記中心をステップ状に変化させ
る信号を出す。これにより、磁気ヘッド2は前記変化し
た中心に追従してアクチュエータ8により移動される
が、この時のヘッド軌跡をヘッド位置復調器3を介して
メモリ部47に格納する。パラメータ設定部50は前記
メモリ部47に格納されたヘッド軌跡とメモリ部48に
格納されている許容範囲とを比較し、ヘッド軌跡の前記
許容範囲からのずれを是正するパラメータをメモリ部4
9から読み出して、これを位置決めフィルタ43及びゲ
イン44に設定する。これにより、ヘッドの位置決め精
度が所定の精度内に保持される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置に係わ
り、特にヘッドをシリンダの中心位置に一致させる位置
制御に関する。
り、特にヘッドをシリンダの中心位置に一致させる位置
制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置にて、ヘッドを
ディスク上の目標のシリンダに移動させる所謂シーク動
作は、前記ディスクに予め記録されているサーボデータ
を前記ヘッドによって読み出し、この読み出したサーボ
データに基づいて前記ヘッドを目標シリンダに移動させ
る速度制御と、目標シリンダに近付いたところで前記ヘ
ッドを目標シリンダ上に持ってくる過度制御と、このヘ
ッドを目標シリンダの中心位置に位置させる位置制御と
から成っている。
ディスク上の目標のシリンダに移動させる所謂シーク動
作は、前記ディスクに予め記録されているサーボデータ
を前記ヘッドによって読み出し、この読み出したサーボ
データに基づいて前記ヘッドを目標シリンダに移動させ
る速度制御と、目標シリンダに近付いたところで前記ヘ
ッドを目標シリンダ上に持ってくる過度制御と、このヘ
ッドを目標シリンダの中心位置に位置させる位置制御と
から成っている。
【0003】図6は従来の磁気ディスク装置の上記した
位置制御系を示したブロック図である。ディスク1上の
目標シリンダaに達した磁気ヘッド2からはヘッド位置
変調信号が読み出され、この位置変調信号がヘッド位置
復調器3に入力される。このヘッド位置復調器3は入力
されたヘッド位置変調信号を復調して、現在の磁気ヘッ
ド2の目標シリンダ内の位置を示す位置データを作成
し、この位置データをマイクロプロセッサ4内の減算器
41に出力する。この減算器41には同マイクロプロセ
ッサ4内に設けられている目標位置設定部42から前記
目標シリンダaの中心位置に対応する基準データが入力
されている。このため、減算器41では、前記磁気ヘッ
ド2の位置を示す位置データと前記基準データとの差が
求められ、この差であるエラーデータが位置決めフィル
タ43に入力される。
位置制御系を示したブロック図である。ディスク1上の
目標シリンダaに達した磁気ヘッド2からはヘッド位置
変調信号が読み出され、この位置変調信号がヘッド位置
復調器3に入力される。このヘッド位置復調器3は入力
されたヘッド位置変調信号を復調して、現在の磁気ヘッ
ド2の目標シリンダ内の位置を示す位置データを作成
し、この位置データをマイクロプロセッサ4内の減算器
41に出力する。この減算器41には同マイクロプロセ
ッサ4内に設けられている目標位置設定部42から前記
目標シリンダaの中心位置に対応する基準データが入力
されている。このため、減算器41では、前記磁気ヘッ
ド2の位置を示す位置データと前記基準データとの差が
求められ、この差であるエラーデータが位置決めフィル
タ43に入力される。
【0004】位置決めフィルタ43は伝達関数G(x)
を有し、前記入力されたエラーデータをこの伝達関数G
(x)で決まる特性にてゲイン設定部44に出力する。
ゲイン設定部44は入力されたエラーデータにゲインC
を掛けた後、これをマイクロプロセッサ4の外部にある
D/A変換器5に出力する。D/A変換器5では入力さ
れたエラーデータをアナログのエラー信号に変換した
後、パワーアンプ6に出力する。パワーアンプ6は入力
されたエラー信号に基づいてボイスコイルモータ7を駆
動することにより、アクチュエータ8の先端をシリンダ
1の半径方向に移動させるが、その移動方向は前記減算
器41から出力されるエラーデータが0となる方向にな
る。このような、位置制御により、磁気ヘッド2は目標
シリンダaの中心に位置決めされる。
を有し、前記入力されたエラーデータをこの伝達関数G
(x)で決まる特性にてゲイン設定部44に出力する。
ゲイン設定部44は入力されたエラーデータにゲインC
を掛けた後、これをマイクロプロセッサ4の外部にある
D/A変換器5に出力する。D/A変換器5では入力さ
れたエラーデータをアナログのエラー信号に変換した
後、パワーアンプ6に出力する。パワーアンプ6は入力
されたエラー信号に基づいてボイスコイルモータ7を駆
動することにより、アクチュエータ8の先端をシリンダ
1の半径方向に移動させるが、その移動方向は前記減算
器41から出力されるエラーデータが0となる方向にな
る。このような、位置制御により、磁気ヘッド2は目標
シリンダaの中心に位置決めされる。
【0005】ところで、シリンダ1は偏芯しているた
め、前記位置制御により一度磁気ヘッド2が目標シリン
ダaの中心に位置決めされても、この中心からずれてし
まう。従って、前記位置制御系は磁気ヘッド2の中心位
置からのシリンダ1の偏芯によるずれを補正すべく、前
記磁気ヘッド2を目標シリンダa内の中心位置に置いて
おく、追従位置制御を行わなければならない。しかし、
従来の位置制御系は位置決めフィルタ43及びゲイン設
定部44の特性を決定するパラメータが固定であるた
め、ボイスコイルモータ7やアクチュエータ8の機械的
特性上のばらつきやパワーアンプ6等の電気的特性上の
ばらつき等によって、前記位置決め制御系全体の特性が
最良点からずれてしまうことがあり、上記のような磁気
ヘッド2を目標シリンダaの中心点に位置させる位置決
め精度を悪化させてしまうという欠点があった。この位
置決め精度が著しく悪化すると、上記のようなシリンダ
1の偏芯による磁気ヘッド2の前記中心点からのずれを
是正する際の位置決めができなくなり、場合によっては
隣接するシリンダに磁気ヘッド2が入り込んでデータを
破壊してしまったり、目標シリンダaからデータを読み
出せなくなってしまうなどの不具合が生じる可能性があ
った。尚、前記位置制御系を構成する各部品の機械的、
電気的バラツキは経年劣化等によっても生じる。
め、前記位置制御により一度磁気ヘッド2が目標シリン
ダaの中心に位置決めされても、この中心からずれてし
まう。従って、前記位置制御系は磁気ヘッド2の中心位
置からのシリンダ1の偏芯によるずれを補正すべく、前
記磁気ヘッド2を目標シリンダa内の中心位置に置いて
おく、追従位置制御を行わなければならない。しかし、
従来の位置制御系は位置決めフィルタ43及びゲイン設
定部44の特性を決定するパラメータが固定であるた
め、ボイスコイルモータ7やアクチュエータ8の機械的
特性上のばらつきやパワーアンプ6等の電気的特性上の
ばらつき等によって、前記位置決め制御系全体の特性が
最良点からずれてしまうことがあり、上記のような磁気
ヘッド2を目標シリンダaの中心点に位置させる位置決
め精度を悪化させてしまうという欠点があった。この位
置決め精度が著しく悪化すると、上記のようなシリンダ
1の偏芯による磁気ヘッド2の前記中心点からのずれを
是正する際の位置決めができなくなり、場合によっては
隣接するシリンダに磁気ヘッド2が入り込んでデータを
破壊してしまったり、目標シリンダaからデータを読み
出せなくなってしまうなどの不具合が生じる可能性があ
った。尚、前記位置制御系を構成する各部品の機械的、
電気的バラツキは経年劣化等によっても生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の磁
気ディスク装置において、ヘッドを目標シリンダ内の中
心点に位置させるための位置制御系では、制御系の追従
特性などを決める位置決めフィルタやゲイン設定部のパ
ラメータが固定なため、前記位置制御系を構成するボイ
スコイルモータやアクチュエータ等の機械的特性のばら
つきや前記ボイスコイルモータの駆動回路等の電気的特
性のばらつき等によっては、制御系全体としての特性が
最適点からずれてしまって、ヘッドの位置決め精度を悪
化させてしまうことがある。この位置決め精度が著しく
悪化すると、ヘッドが隣接するシリンダに入り込んでデ
ータを破壊してしまったり、目標シリンダからデータを
読み出せなくなってしまうなどの欠点が生じる。
気ディスク装置において、ヘッドを目標シリンダ内の中
心点に位置させるための位置制御系では、制御系の追従
特性などを決める位置決めフィルタやゲイン設定部のパ
ラメータが固定なため、前記位置制御系を構成するボイ
スコイルモータやアクチュエータ等の機械的特性のばら
つきや前記ボイスコイルモータの駆動回路等の電気的特
性のばらつき等によっては、制御系全体としての特性が
最適点からずれてしまって、ヘッドの位置決め精度を悪
化させてしまうことがある。この位置決め精度が著しく
悪化すると、ヘッドが隣接するシリンダに入り込んでデ
ータを破壊してしまったり、目標シリンダからデータを
読み出せなくなってしまうなどの欠点が生じる。
【0007】そこで本発明は上記の欠点を除去し、位置
制御系を構成する部品のばらつき等により、制御系の全
体特性の最良点からのずれを自動補正して、常にヘッド
の位置決め精度を良好に保持するができる磁気ディスク
装置を提供することを目的としている。
制御系を構成する部品のばらつき等により、制御系の全
体特性の最良点からのずれを自動補正して、常にヘッド
の位置決め精度を良好に保持するができる磁気ディスク
装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はヘッドをディス
ク上の目標のシリンダの中心に位置決めする制御系を有
する磁気ディスク装置において、前記ヘッドが目標のシ
リンダの中心に位置決めされた状態で、前記シリンダの
中心を一定期間変化させる目標変化手段と、この目標変
化手段により前記シリンダの中心が変化した際の前記ヘ
ッドの追従軌跡を記憶する記憶手段と、この記憶手段に
より記憶された前記ヘッド追従軌跡と予め設定されてい
る許容範囲とのずれを求める比較手段と、この比較手段
によって求められた前記ずれがなくなるように前記制御
系の特性を変化させるパラメータを求めるパラメータ取
得手段と、このパラメータ取得手段により求まったパラ
メータを前記制御系に設定する設定手段とを具備した構
成を有する。
ク上の目標のシリンダの中心に位置決めする制御系を有
する磁気ディスク装置において、前記ヘッドが目標のシ
リンダの中心に位置決めされた状態で、前記シリンダの
中心を一定期間変化させる目標変化手段と、この目標変
化手段により前記シリンダの中心が変化した際の前記ヘ
ッドの追従軌跡を記憶する記憶手段と、この記憶手段に
より記憶された前記ヘッド追従軌跡と予め設定されてい
る許容範囲とのずれを求める比較手段と、この比較手段
によって求められた前記ずれがなくなるように前記制御
系の特性を変化させるパラメータを求めるパラメータ取
得手段と、このパラメータ取得手段により求まったパラ
メータを前記制御系に設定する設定手段とを具備した構
成を有する。
【0009】
【作用】本発明の磁気ディスク装置において、目標変化
手段はヘッドが目標のシリンダの中心に位置決めされた
状態で、前記シリンダの中心を一定期間変化させる。記
憶手段は前記目標変化手段により前記シリンダの中心が
変化した際の前記ヘッドの追従軌跡を記憶する。比較手
段は前記記憶手段により記憶された前記ヘッド追従軌跡
と予め設定されている許容範囲とのずれを求める。パラ
メータ取得手段は前記比較手段によって求められた前記
ずれがなくなるように前記制御系の特性を変化させるパ
ラメータを求める。設定手段は前記パラメータ取得手段
により求まったパラメータを前記制御系に設定する。
手段はヘッドが目標のシリンダの中心に位置決めされた
状態で、前記シリンダの中心を一定期間変化させる。記
憶手段は前記目標変化手段により前記シリンダの中心が
変化した際の前記ヘッドの追従軌跡を記憶する。比較手
段は前記記憶手段により記憶された前記ヘッド追従軌跡
と予め設定されている許容範囲とのずれを求める。パラ
メータ取得手段は前記比較手段によって求められた前記
ずれがなくなるように前記制御系の特性を変化させるパ
ラメータを求める。設定手段は前記パラメータ取得手段
により求まったパラメータを前記制御系に設定する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の磁気ディスク装置の位置制御系
の一実施例を示したブロック図である。1はデータが読
み書きされる複数のシリンダが同心円状に割り付けられ
たディスク、2は前記シリンダにデータを読み書きする
ヘッド、3は磁気ヘッド2により読み出された目標トラ
ック内のヘッド位置変調信号を復調してヘッド位置信号
を得るヘッド位置復調器、4は位置制御系を構成するマ
イクロプロセッサで、減算器41、目標位置設定部4
2、位置決めフィルタ43、ゲイン設定部44、加算器
45、中心変化量設定部46、ヘッド追従特性メモリ部
47、ヘッド追従許容範囲メモリ部48、設定パラメー
タ群メモリ部49及びパラメータ設定部50の各種機能
をソフトウェアにて構成している。5はデジタルのエラ
ーデータをアナログのエラー信号に変換するD/A変換
器、6はボイスコイルモータ7を駆動するバワーアン
プ、7はアクチュエータ8を回動させるボイスコイルモ
ータ、8は先端に取り付けてある磁気ヘッド2をディス
ク1の半径方向に往動させるアクチュエータである。
明する。図1は本発明の磁気ディスク装置の位置制御系
の一実施例を示したブロック図である。1はデータが読
み書きされる複数のシリンダが同心円状に割り付けられ
たディスク、2は前記シリンダにデータを読み書きする
ヘッド、3は磁気ヘッド2により読み出された目標トラ
ック内のヘッド位置変調信号を復調してヘッド位置信号
を得るヘッド位置復調器、4は位置制御系を構成するマ
イクロプロセッサで、減算器41、目標位置設定部4
2、位置決めフィルタ43、ゲイン設定部44、加算器
45、中心変化量設定部46、ヘッド追従特性メモリ部
47、ヘッド追従許容範囲メモリ部48、設定パラメー
タ群メモリ部49及びパラメータ設定部50の各種機能
をソフトウェアにて構成している。5はデジタルのエラ
ーデータをアナログのエラー信号に変換するD/A変換
器、6はボイスコイルモータ7を駆動するバワーアン
プ、7はアクチュエータ8を回動させるボイスコイルモ
ータ、8は先端に取り付けてある磁気ヘッド2をディス
ク1の半径方向に往動させるアクチュエータである。
【0011】次に本実施例の動作について説明する。磁
気ヘッド2を目標シリンダaに移動させるには、当初、
速度制御により前記シリンダaの近くまで磁気ヘッド2
を移動させた後、過度制御により前記磁気ヘッド2を目
標シリンダaに到達させ、更にこの磁気ヘッド2を目標
シリンダaの中心に位置させるための位置制御が開始さ
れる。ディスク1上の目標シリンダaに達した磁気ヘッ
ド2からはヘッド位置変調信号が読み出され、この位置
変調信号がヘッド位置復調器3に入力される。このヘッ
ド位置復調器3は入力されたヘッド位置変調信号を復調
して、現在の磁気ヘッド2の目標シリンダa内の位置を
示す位置信号を作成し、この位置信号をマイクロプロセ
ッサ4内の減算器41に出力する。この減算器41には
同マイクロプロセッサ4内に設けられている目標位置設
定部42から前記目標シリンダaの中心位置に対応する
基準データが入力されている。このため、減算器41で
は、磁気ヘッド2の前記目標シリンダa内の現在の位置
を示す位置データと前記基準データとの差が求められ、
この差であるエラーデータが加算器45を通過して位置
決めフィルタ43に入力される。但し、通常の場合は、
中心変化量設定部46から加算器45には何のデータも
出力されていないため、エラーデータはこの加算器45
をそのままの形で通過する。
気ヘッド2を目標シリンダaに移動させるには、当初、
速度制御により前記シリンダaの近くまで磁気ヘッド2
を移動させた後、過度制御により前記磁気ヘッド2を目
標シリンダaに到達させ、更にこの磁気ヘッド2を目標
シリンダaの中心に位置させるための位置制御が開始さ
れる。ディスク1上の目標シリンダaに達した磁気ヘッ
ド2からはヘッド位置変調信号が読み出され、この位置
変調信号がヘッド位置復調器3に入力される。このヘッ
ド位置復調器3は入力されたヘッド位置変調信号を復調
して、現在の磁気ヘッド2の目標シリンダa内の位置を
示す位置信号を作成し、この位置信号をマイクロプロセ
ッサ4内の減算器41に出力する。この減算器41には
同マイクロプロセッサ4内に設けられている目標位置設
定部42から前記目標シリンダaの中心位置に対応する
基準データが入力されている。このため、減算器41で
は、磁気ヘッド2の前記目標シリンダa内の現在の位置
を示す位置データと前記基準データとの差が求められ、
この差であるエラーデータが加算器45を通過して位置
決めフィルタ43に入力される。但し、通常の場合は、
中心変化量設定部46から加算器45には何のデータも
出力されていないため、エラーデータはこの加算器45
をそのままの形で通過する。
【0012】位置決めフィルタ43は伝達関数G(x)
を有し、前記入力されたエラーデータをこの伝達関数G
(x)で決まる特性にてゲイン設定部44に出力する。
ゲイン設定部44は入力されたエラーデータにゲインC
を掛けた後、これをマイクロプロセッサ4の外部にある
D/A変換器5に出力する。D/A変換器5では、入力
されたエラーデータをアナログのエラー信号に変換した
後、パワーアンプ6に出力する。パワーアンプ6は入力
されたエラー信号に基づいて、ボイスコイルモータ7を
駆動することによりアクチュエータ8の先端をシリンダ
1の半径方向に移動させるが、その移動方向は前記減算
器41から出力されるエラーデータが0となる方向にな
る。このような、位置制御により磁気ヘッド2は目標シ
リンダaの中心に位置決めされる。
を有し、前記入力されたエラーデータをこの伝達関数G
(x)で決まる特性にてゲイン設定部44に出力する。
ゲイン設定部44は入力されたエラーデータにゲインC
を掛けた後、これをマイクロプロセッサ4の外部にある
D/A変換器5に出力する。D/A変換器5では、入力
されたエラーデータをアナログのエラー信号に変換した
後、パワーアンプ6に出力する。パワーアンプ6は入力
されたエラー信号に基づいて、ボイスコイルモータ7を
駆動することによりアクチュエータ8の先端をシリンダ
1の半径方向に移動させるが、その移動方向は前記減算
器41から出力されるエラーデータが0となる方向にな
る。このような、位置制御により磁気ヘッド2は目標シ
リンダaの中心に位置決めされる。
【0013】その後、マイクロプロセッサ4は位置制御
系が最良の特性となるようなパラメータを位置決めフィ
ルタ43及びゲイン設定部44に設定する制御を行う。
まず、中心変化量設定部46は図2のイに示すような中
心位置をステップ状に変化させる中心位置変化データを
加算器45に出力する。これにより、磁気ヘッド2、ヘ
ッド位置復調器3、マイクロプロセッサ4、D/A変換
器5、パワーアンプ6、ボイスコイルモータ7及びアク
チュエータ8で構成される位置制御系は、磁気ヘッド2
の位置を前記ステップ状に変化した中心位置に追従させ
る。図2の100はこの時の磁気ヘッド2の追従軌跡を
示した例である。この追従軌跡100はヘッド位置復調
器3からヘッド追従特性メモリ部47に記憶される。と
ころで、ヘッド追従特性許容範囲メモリ部48には、位
置制御系が最良な特性を有していた場合に、前記磁気ヘ
ッド2が上記したステップ状の目標変化に対して追従す
る際に残す追従軌跡の許容範囲200(図3参照)が予
め格納されている。そこで、パラメータ設定部50はヘ
ッド追従特性メモリ部47に記憶された前記ヘッド追従
軌跡100と、ヘッド追従特性許容範囲メモリ部48に
格納されている前記追従軌跡の許容範囲200を比較し
て、前記ヘッドの追従軌跡100がこの許容範囲200
に入っているか否かをまず判定する。
系が最良の特性となるようなパラメータを位置決めフィ
ルタ43及びゲイン設定部44に設定する制御を行う。
まず、中心変化量設定部46は図2のイに示すような中
心位置をステップ状に変化させる中心位置変化データを
加算器45に出力する。これにより、磁気ヘッド2、ヘ
ッド位置復調器3、マイクロプロセッサ4、D/A変換
器5、パワーアンプ6、ボイスコイルモータ7及びアク
チュエータ8で構成される位置制御系は、磁気ヘッド2
の位置を前記ステップ状に変化した中心位置に追従させ
る。図2の100はこの時の磁気ヘッド2の追従軌跡を
示した例である。この追従軌跡100はヘッド位置復調
器3からヘッド追従特性メモリ部47に記憶される。と
ころで、ヘッド追従特性許容範囲メモリ部48には、位
置制御系が最良な特性を有していた場合に、前記磁気ヘ
ッド2が上記したステップ状の目標変化に対して追従す
る際に残す追従軌跡の許容範囲200(図3参照)が予
め格納されている。そこで、パラメータ設定部50はヘ
ッド追従特性メモリ部47に記憶された前記ヘッド追従
軌跡100と、ヘッド追従特性許容範囲メモリ部48に
格納されている前記追従軌跡の許容範囲200を比較し
て、前記ヘッドの追従軌跡100がこの許容範囲200
に入っているか否かをまず判定する。
【0014】パラメータ設定部50は上記判定の結果、
図2に示した磁気ヘッド2の追従軌跡100が図3に示
した許容範囲200内に入っていた場合、位置決めフィ
ルタ43及びゲイン設定部44に設定されているパラメ
ータをそのままとする。しかし、前記磁気ヘッド2の追
従軌跡100が前記許容範囲200からはみ出している
場合には、そのはみ出し方に対応して設定パラメータ群
メモリ部48に格納されている図4に示すようなパラメ
ータ群(1)〜(n)の中から1群を選び出して、これ
らパラメータを位置決めフィルタ43及びゲイン設定部
44にセットする。これにより、位置決めフィルタ43
の伝達関数G(x)やゲイン設定部44のゲインを前記
追従軌跡100が前記許容範囲200に入るように変化
させて、位置制御系全体の特性を最適な方向へ持ってい
く。
図2に示した磁気ヘッド2の追従軌跡100が図3に示
した許容範囲200内に入っていた場合、位置決めフィ
ルタ43及びゲイン設定部44に設定されているパラメ
ータをそのままとする。しかし、前記磁気ヘッド2の追
従軌跡100が前記許容範囲200からはみ出している
場合には、そのはみ出し方に対応して設定パラメータ群
メモリ部48に格納されている図4に示すようなパラメ
ータ群(1)〜(n)の中から1群を選び出して、これ
らパラメータを位置決めフィルタ43及びゲイン設定部
44にセットする。これにより、位置決めフィルタ43
の伝達関数G(x)やゲイン設定部44のゲインを前記
追従軌跡100が前記許容範囲200に入るように変化
させて、位置制御系全体の特性を最適な方向へ持ってい
く。
【0015】ここで、上記位置決めフィルタ43の伝達
関数はG(x)=(B1 Z-2+B2Z-1+B3 Z)/
(A1 Z-2+A2 Z-1+A3 Z)となる。又、ゲイン設
定部44のゲインはCである。従って、パラメータ設定
部50は前記A1 、A2 、A3、B1 、B2 、B3 及び
Cを設定パラメータ群メモリ部48に格納されているパ
ラメータ群の中の最適な値に変更する。このようにし
て、位置決めフィルタ43とゲイン設定部44のパラメ
ータを変更すると、再び中心変化量設定部46からステ
ップ状の中心変化データを加算器45に出力して、上記
と同様に磁気ヘッド2の追従軌跡を求めて、これをヘッ
ド追従特性メモリ部47に格納することにより、上記と
同様な動作をパラメータ設定部50に行わせる。このよ
うなパラメータ設定動作は、得られたヘッド追従軌跡1
00が上記した許容範囲200内に入るまで繰り返し行
われる。その後、通常のデータの読み書きが磁気ヘッド
2を介してディスク1に行われる。尚、上記パラメータ
の設定動作は、例えば電源の立ち上げ時等に行われるも
のとする。
関数はG(x)=(B1 Z-2+B2Z-1+B3 Z)/
(A1 Z-2+A2 Z-1+A3 Z)となる。又、ゲイン設
定部44のゲインはCである。従って、パラメータ設定
部50は前記A1 、A2 、A3、B1 、B2 、B3 及び
Cを設定パラメータ群メモリ部48に格納されているパ
ラメータ群の中の最適な値に変更する。このようにし
て、位置決めフィルタ43とゲイン設定部44のパラメ
ータを変更すると、再び中心変化量設定部46からステ
ップ状の中心変化データを加算器45に出力して、上記
と同様に磁気ヘッド2の追従軌跡を求めて、これをヘッ
ド追従特性メモリ部47に格納することにより、上記と
同様な動作をパラメータ設定部50に行わせる。このよ
うなパラメータ設定動作は、得られたヘッド追従軌跡1
00が上記した許容範囲200内に入るまで繰り返し行
われる。その後、通常のデータの読み書きが磁気ヘッド
2を介してディスク1に行われる。尚、上記パラメータ
の設定動作は、例えば電源の立ち上げ時等に行われるも
のとする。
【0016】図5は上記したパラメータを設定する動作
の概略を示したフローチャートである。まず、ステップ
501にてシリンダの中心位置をステップ状に変化させ
た後、ステップ502にて磁気ヘッド2を前記ステップ
状に変化した中心位置に追従させる位置制御を行い、こ
の時得られるヘッド追従軌跡をステップ503にて記憶
する。その後ステップ504では前記記憶したヘッド軌
跡が許容範囲内にあるか否かを判定し、許容範囲内であ
れば、ステップ505に進み、ここでパラメータを変更
することなく処理を終了する。一方、前記ヘッド軌跡が
許容範囲外であった場合は、ステップ506に進み、位
置決めフィルタ43及びゲイン設定部44のパラメータ
を前記ヘッド軌跡が許容範囲内に入るように変更した
後、ステップ501に戻る。
の概略を示したフローチャートである。まず、ステップ
501にてシリンダの中心位置をステップ状に変化させ
た後、ステップ502にて磁気ヘッド2を前記ステップ
状に変化した中心位置に追従させる位置制御を行い、こ
の時得られるヘッド追従軌跡をステップ503にて記憶
する。その後ステップ504では前記記憶したヘッド軌
跡が許容範囲内にあるか否かを判定し、許容範囲内であ
れば、ステップ505に進み、ここでパラメータを変更
することなく処理を終了する。一方、前記ヘッド軌跡が
許容範囲外であった場合は、ステップ506に進み、位
置決めフィルタ43及びゲイン設定部44のパラメータ
を前記ヘッド軌跡が許容範囲内に入るように変更した
後、ステップ501に戻る。
【0017】本実施例によれば、電源立ち上げ時等に、
磁気ヘッド2を一旦目標シリンダaの中心に位置決めし
た後、前記中心をステップ状に変化させ、その時得られ
た前記磁気ヘッド2の追従軌跡が所定の範囲内に入るよ
うに、位置決めフィルタ43及びゲイン設定部44のパ
ラメータを変化させて、位置制御系が最適な特性を有す
るように調整することができる。従って、本例では経年
変化や制御系の一部部品の交換に拘らず常に磁気ヘッド
2の位置決め精度を良好に保持して、円滑且つ確実なデ
ータの読み書きを行うことができる。
磁気ヘッド2を一旦目標シリンダaの中心に位置決めし
た後、前記中心をステップ状に変化させ、その時得られ
た前記磁気ヘッド2の追従軌跡が所定の範囲内に入るよ
うに、位置決めフィルタ43及びゲイン設定部44のパ
ラメータを変化させて、位置制御系が最適な特性を有す
るように調整することができる。従って、本例では経年
変化や制御系の一部部品の交換に拘らず常に磁気ヘッド
2の位置決め精度を良好に保持して、円滑且つ確実なデ
ータの読み書きを行うことができる。
【0018】尚、上記実施例では目標シリンダaの中心
位置をステップ状に変化させたが、これをsinカーブ
状に変化させたり、或いは鋸波状に変化させるなどの各
種のやり方があるが、どのように変化させても上記した
実施例と同様の構成にて同様の効果を得ることができ
る。又、上記実施例では制御系の特性を是正するための
複数組のパラメータ群を予めメモリ部49に設定してお
き、この設定されたパラメータ群の中から最適なものを
選ぶ構成としたが、マイクロプロセッサ4が前記ヘッド
追従軌跡の許容範囲からのずれに基づいて、最適なパラ
メータを計算して求める構成としても、同様の効果があ
る。
位置をステップ状に変化させたが、これをsinカーブ
状に変化させたり、或いは鋸波状に変化させるなどの各
種のやり方があるが、どのように変化させても上記した
実施例と同様の構成にて同様の効果を得ることができ
る。又、上記実施例では制御系の特性を是正するための
複数組のパラメータ群を予めメモリ部49に設定してお
き、この設定されたパラメータ群の中から最適なものを
選ぶ構成としたが、マイクロプロセッサ4が前記ヘッド
追従軌跡の許容範囲からのずれに基づいて、最適なパラ
メータを計算して求める構成としても、同様の効果があ
る。
【0019】
【発明の効果】以上記述した如く本発明の磁気ディスク
装置によれば、位置制御系を構成する部品のばらつき等
により、制御系の全体特性の最良点からのずれを自動補
正して、常にヘッドの位置決め精度を良好に保持するが
できる。
装置によれば、位置制御系を構成する部品のばらつき等
により、制御系の全体特性の最良点からのずれを自動補
正して、常にヘッドの位置決め精度を良好に保持するが
できる。
【図1】本発明の磁気ディスク装置の位置制御系の一実
施例を示したブロック図。
施例を示したブロック図。
【図2】目標シリンダの中心位置をステップ状に変化さ
せた際の図1に示したヘッドの追従軌跡例を示した波形
図。
せた際の図1に示したヘッドの追従軌跡例を示した波形
図。
【図3】図1に示したヘッド追従特性許容範囲メモリ部
に格納されている許容範囲例を示した波形図。
に格納されている許容範囲例を示した波形図。
【図4】図1に示した設定パラメータ群メモリ部に格納
されているパラメータ群を示した図。
されているパラメータ群を示した図。
【図5】図1に示した位置制御系におけるパラメータを
設定する動作の概略を示したフローチャート。
設定する動作の概略を示したフローチャート。
【図6】従来の磁気ディスク装置の位置制御系の一例を
示したブロック図。
示したブロック図。
1…ディスク 2…磁気ヘッド 3…ヘッド位置復調器 4…マイクロプ
ロセッサ 5…D/A変換器 6…パワーアン
プ 7…ボイスコイルモータ 8…アクチュエ
ータ 41…減算器 42…目標位置
設定部 43…位置決めフィルタ 44…ゲイン設
定部 45…加算器 46…中心変化
量設定部 47…ヘッド追従特性メモリ部 48…ヘッド追従特性許容範囲メモリ部 49…設定パラメータ群メモリ部 50…パラメー
タ設定部
ロセッサ 5…D/A変換器 6…パワーアン
プ 7…ボイスコイルモータ 8…アクチュエ
ータ 41…減算器 42…目標位置
設定部 43…位置決めフィルタ 44…ゲイン設
定部 45…加算器 46…中心変化
量設定部 47…ヘッド追従特性メモリ部 48…ヘッド追従特性許容範囲メモリ部 49…設定パラメータ群メモリ部 50…パラメー
タ設定部
Claims (1)
- 【請求項1】 ヘッドをディスク上の目標のシリンダの
中心に位置決めする制御系を有する磁気ディスク装置に
おいて、前記ヘッドが目標のシリンダの中心に位置決め
された状態で、前記シリンダの中心を一定期間変化させ
る目標変化手段と、この目標変化手段により前記シリン
ダの中心が変化した際の前記ヘッドの追従軌跡を記憶す
る記憶手段と、この記憶手段により記憶された前記ヘッ
ド追従軌跡と予め設定されている許容範囲とのずれを求
める比較手段と、この比較手段によって求められた前記
ずれがなくなるように前記制御系の特性を変化させるパ
ラメータを求めるパラメータ取得手段と、このパラメー
タ取得手段により求まったパラメータを前記制御系に設
定する設定手段とを具備したことを特徴とする磁気ディ
スク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27474392A JPH06131831A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27474392A JPH06131831A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06131831A true JPH06131831A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17545975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27474392A Pending JPH06131831A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06131831A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1146517A4 (en) * | 1998-11-26 | 2004-12-15 | Hitachi Global Storage Tech | DISK DRIVE, MANUFACTURING METHOD THEREFOR, AND DISK DRIVE CONTROL UNIT |
-
1992
- 1992-10-14 JP JP27474392A patent/JPH06131831A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1146517A4 (en) * | 1998-11-26 | 2004-12-15 | Hitachi Global Storage Tech | DISK DRIVE, MANUFACTURING METHOD THEREFOR, AND DISK DRIVE CONTROL UNIT |
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