JPH06131984A - 電子レンジ用マグネトロン - Google Patents
電子レンジ用マグネトロンInfo
- Publication number
- JPH06131984A JPH06131984A JP28121092A JP28121092A JPH06131984A JP H06131984 A JPH06131984 A JP H06131984A JP 28121092 A JP28121092 A JP 28121092A JP 28121092 A JP28121092 A JP 28121092A JP H06131984 A JPH06131984 A JP H06131984A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- permanent magnet
- metal sealing
- magnetron
- oscillator
- microwave oven
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Microwave Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、永久磁石の磁束利用効率が向上
し、永久磁石の熱減磁が抑制された電子レンジ用マグネ
トロンを提供することを目的とする。 【構成】この発明の電子レンジ用マグネトロンは、入力
部及び出力部3がそれぞれ金属封着体2を介して突設さ
れた発振部本体1と、少なくとも一方の金属封着体のま
わりに配設された環状永久磁石4と、この永久磁石に磁
気的に接続され磁気回路を構成して発振部本体、金属封
着体、及び永久磁石を取囲む強磁性体製ヨ−ク7とを備
え、且つ永久磁石の発振部本体側の磁極面に、発振部本
体の外径と同等又はそれよりも大きい内径を有する環状
強磁性体円板19が磁気的に接合されてなり、上記の目
的を達成することが出来る。
し、永久磁石の熱減磁が抑制された電子レンジ用マグネ
トロンを提供することを目的とする。 【構成】この発明の電子レンジ用マグネトロンは、入力
部及び出力部3がそれぞれ金属封着体2を介して突設さ
れた発振部本体1と、少なくとも一方の金属封着体のま
わりに配設された環状永久磁石4と、この永久磁石に磁
気的に接続され磁気回路を構成して発振部本体、金属封
着体、及び永久磁石を取囲む強磁性体製ヨ−ク7とを備
え、且つ永久磁石の発振部本体側の磁極面に、発振部本
体の外径と同等又はそれよりも大きい内径を有する環状
強磁性体円板19が磁気的に接合されてなり、上記の目
的を達成することが出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電子レンジ用マグネト
ロンに係り、特に永久磁石の起磁力を有効利用する構造
に関する。
ロンに係り、特に永久磁石の起磁力を有効利用する構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子レンジ用マグネトロンは、発
振部本体を構成する銅製陽極円筒の両端に、それぞれポ
−ルピ−スを覆う金属封着体を介して入力部及び出力部
が突設されている。そして、各金属封着体のまわりに
は、環状永久磁石が近接して嵌合配設されている。この
場合、金属封着体の陽極円筒に接合されるフランジ部に
は小突起が設けられ、この小突起により永久磁石が金属
封着体のフランジ部の全面に密着しないようにしてあ
り、陽極円筒から永久磁石への熱伝導を防いでいる。更
に、陽極円筒の外周には、複数のアルミニウム製放熱板
が伝熱的に接合されている。又、永久磁石に磁気的に接
続されて磁気回路を構成し、発振部本体、金属封着体、
永久磁石、放熱板等を取囲むように強磁性体製ヨ−クが
配設されている。金属封着体の出力側端部にはガスケッ
ト接触リングが結合され、このガスケット接触リングと
ヨ−クの開口部との間に環状ガスケットが設けられ、ガ
スケット接触リングにより保持されている。
振部本体を構成する銅製陽極円筒の両端に、それぞれポ
−ルピ−スを覆う金属封着体を介して入力部及び出力部
が突設されている。そして、各金属封着体のまわりに
は、環状永久磁石が近接して嵌合配設されている。この
場合、金属封着体の陽極円筒に接合されるフランジ部に
は小突起が設けられ、この小突起により永久磁石が金属
封着体のフランジ部の全面に密着しないようにしてあ
り、陽極円筒から永久磁石への熱伝導を防いでいる。更
に、陽極円筒の外周には、複数のアルミニウム製放熱板
が伝熱的に接合されている。又、永久磁石に磁気的に接
続されて磁気回路を構成し、発振部本体、金属封着体、
永久磁石、放熱板等を取囲むように強磁性体製ヨ−クが
配設されている。金属封着体の出力側端部にはガスケッ
ト接触リングが結合され、このガスケット接触リングと
ヨ−クの開口部との間に環状ガスケットが設けられ、ガ
スケット接触リングにより保持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の電
子レンジ用マグネトロンにおいては、動作時には、陽極
円筒で発生した熱が放熱板により効率良く放熱される
が、一部は出力側の金属封着体を伝わり、永久磁石にも
少なからず伝熱される。金属封着体は、最近の電子レン
ジ用マグネトロンでは純鉄で作られているため、熱伝導
が良く、陽極円筒から離れた金属封着体においても可成
り温度が高くなる。
子レンジ用マグネトロンにおいては、動作時には、陽極
円筒で発生した熱が放熱板により効率良く放熱される
が、一部は出力側の金属封着体を伝わり、永久磁石にも
少なからず伝熱される。金属封着体は、最近の電子レン
ジ用マグネトロンでは純鉄で作られているため、熱伝導
が良く、陽極円筒から離れた金属封着体においても可成
り温度が高くなる。
【0004】ところで、永久磁石としては通常フェライ
ト磁石が使用されるが、陽極円筒及び金属封着体からの
伝熱で温度が上昇し、急速に磁力が低下して行く。この
磁力低下を防ぐために、上記のように金属封着体のフラ
ンジ部に小突起を設け、永久磁石が直接金属封着体のフ
ランジ部に広い面積で密着しないようにしてある。この
小突起の高さを高くすれば、発振部本体からの熱伝導量
も減るが、磁気効率も悪くなってしまう。
ト磁石が使用されるが、陽極円筒及び金属封着体からの
伝熱で温度が上昇し、急速に磁力が低下して行く。この
磁力低下を防ぐために、上記のように金属封着体のフラ
ンジ部に小突起を設け、永久磁石が直接金属封着体のフ
ランジ部に広い面積で密着しないようにしてある。この
小突起の高さを高くすれば、発振部本体からの熱伝導量
も減るが、磁気効率も悪くなってしまう。
【0005】一方、永久磁石の外周部分は、温度上昇も
少なく磁力低下の少ない部分であるが、発振部本体のポ
−ルピ−スから離れているため、有効にその磁力を集め
ることが出来ない。過去においては、発振部本体と永久
磁石との間に磁束集束用の強磁性体板を配設したものが
実用されたが、この強磁性体板が鉄等の比較的熱伝導の
良い金属で作られていたため、逆に熱減磁が増加する不
都合があった。又、この永久磁石の外周部分は冷却風が
通過する所であり、この熱減磁量の少ない外周部の磁力
を有効に使うことが出来れば、起磁力の有効利用が出来
る。この発明は、永久磁石の磁束利用効率の高い電子レ
ンジ用マグネトロンを提供することを目的とする。
少なく磁力低下の少ない部分であるが、発振部本体のポ
−ルピ−スから離れているため、有効にその磁力を集め
ることが出来ない。過去においては、発振部本体と永久
磁石との間に磁束集束用の強磁性体板を配設したものが
実用されたが、この強磁性体板が鉄等の比較的熱伝導の
良い金属で作られていたため、逆に熱減磁が増加する不
都合があった。又、この永久磁石の外周部分は冷却風が
通過する所であり、この熱減磁量の少ない外周部の磁力
を有効に使うことが出来れば、起磁力の有効利用が出来
る。この発明は、永久磁石の磁束利用効率の高い電子レ
ンジ用マグネトロンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力部及び
出力部がそれぞれ金属封着体を介して突設された発振部
本体と、少なくとも一方の金属封着体のまわりに配設さ
れた環状永久磁石と、この永久磁石に磁気的に接続され
磁気回路を構成して発振部本体、金属封着体、及び永久
磁石を取囲む強磁性体製ヨ−クとを備え、且つ永久磁石
の発振部本体側の磁極面に、発振部本体の外径と同等又
はそれよりも大きい内径を有する環状強磁性体円板が磁
気的に接合されてなる電子レンジ用マグネトロンであ
る。
出力部がそれぞれ金属封着体を介して突設された発振部
本体と、少なくとも一方の金属封着体のまわりに配設さ
れた環状永久磁石と、この永久磁石に磁気的に接続され
磁気回路を構成して発振部本体、金属封着体、及び永久
磁石を取囲む強磁性体製ヨ−クとを備え、且つ永久磁石
の発振部本体側の磁極面に、発振部本体の外径と同等又
はそれよりも大きい内径を有する環状強磁性体円板が磁
気的に接合されてなる電子レンジ用マグネトロンであ
る。
【0007】
【作用】この発明によれば、熱の影響を余り受けない永
久磁石の外周部の起磁力を有効に使うことが出来る。
久磁石の外周部の起磁力を有効に使うことが出来る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【0009】この発明による電子レンジ用マグネトロン
は、図1に示すように構成され、発振部本体1を構成す
る銅製陽極円筒5の両端にはそれぞれポ−ルピ−ス12
を覆う金属封着体2を介して出力部3及び入力部(図示
せず)が突設されている。そして、各金属封着体2のま
わりには、フェライト製の環状永久磁石4が近接して嵌
合配設されている。更に、陽極円筒5の外周には、複数
のアルミニウム製放熱板6が伝熱的に接合されている。
又、永久磁石4に磁気的に接続されて磁気回路を構成す
る強磁性体製ヨ−ク7が、発振部本体1、金属封着体
2、永久磁石4、放熱板6を取囲むように配設されてい
る。金属封着体2の出力側端部にはガスケット接触リン
グ8が結合され、このガスケット接触リング8とヨ−ク
7の開口部7aとの間に環状ガスケット9が嵌合され、
保持されている。
は、図1に示すように構成され、発振部本体1を構成す
る銅製陽極円筒5の両端にはそれぞれポ−ルピ−ス12
を覆う金属封着体2を介して出力部3及び入力部(図示
せず)が突設されている。そして、各金属封着体2のま
わりには、フェライト製の環状永久磁石4が近接して嵌
合配設されている。更に、陽極円筒5の外周には、複数
のアルミニウム製放熱板6が伝熱的に接合されている。
又、永久磁石4に磁気的に接続されて磁気回路を構成す
る強磁性体製ヨ−ク7が、発振部本体1、金属封着体
2、永久磁石4、放熱板6を取囲むように配設されてい
る。金属封着体2の出力側端部にはガスケット接触リン
グ8が結合され、このガスケット接触リング8とヨ−ク
7の開口部7aとの間に環状ガスケット9が嵌合され、
保持されている。
【0010】更に、この実施例では、永久磁石4の発振
部本体1側の磁極面に、環状強磁性体円板19が磁気的
に接合されている。この場合、環状強磁性体円板19
は、発振部本体1の外径と同等又はそれよりも少し大き
い内径寸法を有し、磁石の外径と同等又は少し小さい外
径寸法を有している。
部本体1側の磁極面に、環状強磁性体円板19が磁気的
に接合されている。この場合、環状強磁性体円板19
は、発振部本体1の外径と同等又はそれよりも少し大き
い内径寸法を有し、磁石の外径と同等又は少し小さい外
径寸法を有している。
【0011】尚、図中の符号10は陽極ベイン、11は
陰極、13は出力アンテナリ−ド、14は高調波チョ−
ク筒、15は絶縁筒、16は排気管、17は出力キャッ
プ、18は強磁性体製シム板を表わしている。
陰極、13は出力アンテナリ−ド、14は高調波チョ−
ク筒、15は絶縁筒、16は排気管、17は出力キャッ
プ、18は強磁性体製シム板を表わしている。
【0012】上記のように構成されているので、動作時
には発振部本体1の温度上昇と共に永久磁石4の発振部
本体に近い内周部の温度は上昇して磁力が低下するが、
永久磁石4の外周部の磁束の多くが環状強磁性体円板1
9を経由して発振部本体のポ−ルピ−ス12に導かれ
る。 (変形例)
には発振部本体1の温度上昇と共に永久磁石4の発振部
本体に近い内周部の温度は上昇して磁力が低下するが、
永久磁石4の外周部の磁束の多くが環状強磁性体円板1
9を経由して発振部本体のポ−ルピ−ス12に導かれ
る。 (変形例)
【0013】図2はこの発明の変形例を示したもので、
上記実施例と同様効果が得られる。即ち、この変形例で
は、永久磁石4の発振部本体1側の磁極面に、内周部に
環状折曲部20aを有する環状強磁性体円板20が接合
され、環状折曲部20aがポ−ルピ−ス12に磁束を効
率良く導く。尚、この環状折曲部20aは発振部本体1
には接触させない構造にして、永久磁石4に熱が導かれ
ないようにすることが望ましい。
上記実施例と同様効果が得られる。即ち、この変形例で
は、永久磁石4の発振部本体1側の磁極面に、内周部に
環状折曲部20aを有する環状強磁性体円板20が接合
され、環状折曲部20aがポ−ルピ−ス12に磁束を効
率良く導く。尚、この環状折曲部20aは発振部本体1
には接触させない構造にして、永久磁石4に熱が導かれ
ないようにすることが望ましい。
【0014】尚、上記実施例および変形例では、環状強
磁性体円板19,20を出力部側の永久磁石4にのみ接
合したが、必要に応じ図示しない入力部側の永久磁石に
も接合しても良いし、あるいは、いずれか一方のみに設
けても良い。
磁性体円板19,20を出力部側の永久磁石4にのみ接
合したが、必要に応じ図示しない入力部側の永久磁石に
も接合しても良いし、あるいは、いずれか一方のみに設
けても良い。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、永久磁石の発振部本
体側の磁極面に、発振部本体の外径と同等又はそれより
も大きい内径を有する環状強磁性体円板が磁気的に接合
されているので、熱の影響を余り受けない永久磁石の外
周部の磁力を有効に使うことが出来る。
体側の磁極面に、発振部本体の外径と同等又はそれより
も大きい内径を有する環状強磁性体円板が磁気的に接合
されているので、熱の影響を余り受けない永久磁石の外
周部の磁力を有効に使うことが出来る。
【図1】この発明の一実施例に係る電子レンジ用マグネ
トロンを示す断面図。
トロンを示す断面図。
【図2】この発明の変形例に係る電子レンジ用マグネト
ロンを示す断面図。
ロンを示す断面図。
1…発振部本体、2…金属封着体、3…出力部、4…永
久磁石、7…ヨ−ク、19,20…環状強磁性体円板。
久磁石、7…ヨ−ク、19,20…環状強磁性体円板。
Claims (1)
- 【請求項1】 入力部及び出力部がそれぞれ金属封着体
を介して突設された発振部本体と、上記少なくとも一方
の金属封着体のまわりに配設された環状永久磁石と、こ
の永久磁石に磁気的に接続され磁気回路を構成して上記
発振部本体、金属封着体、及び永久磁石を取囲む強磁性
体製ヨ−クとを備えた電子レンジ用マグネトロンにおい
て、 上記永久磁石の上記発振部本体側の磁極面に、上記発振
部本体の外径と同等又はそれよりも大きい内径を有する
環状強磁性体円板が磁気的に接合されてなることを特徴
とする電子レンジ用マグネトロン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28121092A JPH06131984A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 電子レンジ用マグネトロン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28121092A JPH06131984A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 電子レンジ用マグネトロン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06131984A true JPH06131984A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17635897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28121092A Pending JPH06131984A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 電子レンジ用マグネトロン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06131984A (ja) |
-
1992
- 1992-10-20 JP JP28121092A patent/JPH06131984A/ja active Pending
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