JPH06132119A - 超伝導磁石 - Google Patents

超伝導磁石

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JPH06132119A
JPH06132119A JP4333088A JP33308892A JPH06132119A JP H06132119 A JPH06132119 A JP H06132119A JP 4333088 A JP4333088 A JP 4333088A JP 33308892 A JP33308892 A JP 33308892A JP H06132119 A JPH06132119 A JP H06132119A
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JP
Japan
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magnetic
outer radius
magnet
coil
air gap
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JP4333088A
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English (en)
Inventor
Sergio Pissantezky
セルジオ・ピサンツキー
Peter M Mcintyre
ピーター・エム・マッキンタイアー
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Houston Advanced Research Center HARC
Original Assignee
Houston Advanced Research Center HARC
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Publication date
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    • H—ELECTRICITY
    • H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05H—PLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H7/00—Details of devices of the types covered by groups H05H9/00, H05H11/00, H05H13/00
    • H05H7/04—Magnet systems, e.g. undulators, wigglers; Energisation thereof
    • H—ELECTRICITY
    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F6/00—Superconducting magnets; Superconducting coils

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Particle Accelerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 均一な磁界を提供する2つの空隙を有する強
磁性磁石を提供すること。 【構成】 シンクロトロン型粒子加速器用超伝導磁石
は、その内部にビームパイプ2a、2bを有する2つの
空隙4a、4bを備え、360°の磁束経路が形成される
ように、磁束パイプ14が2つの空隙4a、4bの間に
設けられる。超伝導コイル8が空隙4a、4b及び磁束
パイプ14を包み込み、ビームパイプ2bを横断する直
角の磁界を発生させる。該磁束パイプ14は線形磁石用
の非磁性材料にて形成することが出来、又は磁界の方向
に対し平行に強磁性積層材にて形成し、渦電流の発生が
最小である超強磁性磁石を形成する。該磁束パイプ14
は、その内側半径付近のクラウド効果を補正する磁気応
力除去泡磁部分12を備え、フィラー材料16を有する
バンド20が磁石の周囲に配置され、磁界により発生さ
れる逆ローレンツ力に反作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超伝導磁石、特に、粒
子加速器に有用な磁石に関する。
【0002】
【従来の技術】現代物理学の分野で周知であるように、
原子の構造及び力の研究には、原子よりも小さい粒子を
観察するのに必要な分解能を得るため、極めて短い波長
のエネルギを使用する必要がある。サイクロトロン、シ
ンクロサイクロトロン及びシンクロトロンのような各種
型式の粒子加速器を使用して、ハドロン(例えば、陽
子)を加速して、高エネルギビームにし、このビーム
は、標的材料に衝突させたときに、原子よりも小さい粒
子の同定及び測定を可能にする。量子理論から、加速さ
れた粒子の波長は、そのエネルギに逆比例するため、更
に小さい粒子を検出するためには、ハドロンを加速して
得られるエネルギを増大させる必要がある。数兆の原子
ボルト(TeV)程度のエネルギを得るための粒子の加
速には、原子の構造及び力に関する更なる研究が必要と
されよう。
【0003】シンクロトロン型の粒子加速器は、RF
(高周波)静電界を介して粒子を加速し、粒子ビーム
は、略一定の半径の経路を進む間にこの静電界を周期的
に通過する。周知であるように、加速された粒子は、そ
の粒子が加速されて得られるエネルギと共に、大きさが
増すように制御された横断磁界により、一定半径の経路
内に維持される。ある型式の従来の加速器は、その加速
器の経路の周りを相互に近接して、平行に、しかし反対
方向に走行するように、2つの粒子ビームを循環させ
る。その加速器内の横断磁界は、各々、1つのビーム経
路に関係する2つの別個の超伝導磁石により提供され
る。
【0004】加速の極限エネルギの増大に伴い、これに
応じて、その経路の半径、又は磁界の大きさの何れか
(又はその双方)も増大しなければならない。大きい半
径の加速器の地理的制約及びこれに伴う建設コストのた
め、シンクロトロン型の加速器には、極めて大きい磁界
の磁石を提供することが望ましく、新しい加速器の場合
は、数テスラ程度の磁界が期待される。加速器のコスト
対磁界の強さに関する研究は、粒子加速器(Particle A
ccelerators)、Vol.28(ゴードン及びブリーチ(Gordo
n and Breach)、1990年)147−160ページにペリン(Pe
rin)により「粒子加速器用の高磁界の超伝導磁石の技
術の現状(State of the Art in High-Field)」に記載
されている。
【0005】粒子加速器における大きい磁石の超伝導磁
石の従来の設計は、いわゆる「コサインθ」の巻線型式
のものである。この設計によれば、超伝導コイルは、磁
石の空隙を囲繞し(ビームの経路はこの空隙内部で走行
する)、その巻き数は、水平線からのコサイン角度に比
例する密度を有する。これら設計において、高強度の非
磁性の積層カラーが超伝導コイルを囲繞し、強磁性の遮
蔽体がカラー及びコイルの双方を囲繞し、磁束の復帰及
び磁石の漏洩を許容する。上述のペリンの論文は、特
に、従来のコイルθ磁石に関するものである。
【0006】かかる磁石における高磁界は、粒子ビーム
を所望の経路上に維持するのみならず、磁石の構造体、
特に、超伝導コイルに逆ローレンツ力を作用させる。プ
レストレスを加えたコイル要素が作用中に動くと、放出
されたエネルギは、コイル要素の超伝導性を局部的に失
わせ、その結果、粒子加速器(Particle Accelerator
s) Vol.28(ゴードン及びブリーチ、1990年)213−218
ページにハッセン(Huson)等により「高磁界の超強磁
性磁石(The High Field Superferric Magnet II)」に
記載されるように、局部的なジュール熱が生じ、コイル
全体の超伝導状態を失わせる可能性がある。故に、超伝
導状態を再現するためには、消磁後に、コイルの再励起
及び再冷却が必要とされる。
【0007】故に、従来のコサインθの設計において、
コイルは、カラーによりプレストレスが加えられ、荷重
力パターンは、作動中に生じた逆ローレンツ力を補正し
得るように設計する。かかるプレストレス荷重は、中程
度の磁界強度のコサインθ磁石で良好な結果が得られ
た。しかし、6.5乃至9.0テスラ程度の磁界は、コサイン
θの設計に配置された従来のカラー材料の限界強度を上
廻り、特に、逆ローレンツ力が磁界の二乗に比例して増
大することを考慮するとき、そのように上廻ると考えら
れ。故に、妥当な地理的寸法の新しい加速器の場合、コ
サインθの設計の実際の制限値を上廻るものと考えられ
る。
【0008】更なる背景技術として、超伝導加速器磁石
の設計は、物理研究における原子装置及び方法(Nuclea
r Instruments and Methods in Physics Research)A27
0(エルゼヴァイヤ・サンエンス・パブリシャーズ (Elae
vier Science Publishers)B.V. 1998)207−211ページ
にコルビン(Colvin)等により「強磁性超強磁石(The
High Field Superferric Magnet)」として記載され、
又、上述のハッセン等の論文にも記載されている。この
超強磁性磁石は、ウィンドフレーム及びコサインθコイ
ルの組み合わせ体から成る単一空隙の磁石であり、磁石
に対し2つの作用モードを提供する。遮蔽的且つ機械的
プレストレスは、該空隙を囲繞する超強磁性鉄遮蔽体及
び金属プランジャにより提供される。この磁石は、高磁
界加速器への適用には有用であると考えられるが、この
単一空隙の磁石の寸法及び重量は、望ましくなく且つコ
スト高となると考えられる。
【0009】更なる背景技術として、2つの空隙磁石が
粒子加速器 Vol.26(ゴードン及びブリーチ、1990年)1
41−150ページにブリアンティ(Brianti)により「LE
Pトンネルにおける大型ハドロン衝突装置(LHC)
(The Large Hadron Collider (LHC)in the LEP Tunne
l)」、及び上述のペリンの論文に記載されている。こ
の磁石は、単一の強磁性鉄遮蔽体で囲繞した2つのコサ
インθ磁石を備えている。この磁石の重量及び寸法は、
必要とされる遮蔽効果を考慮すると、極めて顕著である
ことが明らかであり、又、2つのコサインθコイルのプ
レストレスは、比較的複雑であると考えられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】故に、本発明の一つの
目的は、特に、各空隙のビームパイプを通る横断磁界が
半径方向距離から顕著に独立している場合、極めて均一
な磁界を提供する2つの空隙を備える強磁性磁石を提供
することである。
【0011】本発明の別の目的は、戻り磁束用の磁束パ
イプを備え、追加的な遮蔽が全く不要ではないが、軽減
され得るようにする磁石を提供することである。
【0012】本発明の更に別の目的は、コイルのプレス
トレス性に優れ、故に、局部的消磁の可能性を軽減する
磁石を提供することである。
【0013】本発明の更に別の目的は、比較的小型で且
つコンパクトである磁石を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のその他の目的及
び利点は、当業者が添付図面と共に、以下の詳細な説明
を参照することにより明らかになるであろう。
【0015】本発明は、粒子加速器用の2つの空隙を有
する管状磁石であって、該空隙が磁束パイプの矩形の孔
であり、ビームパイプが該孔内に収容され、加速された
粒子が該ビームパイプを通って走行するようにしたこと
を特徴とする磁石に具体化することが出来る。超伝導コ
イルが磁束パイプ及び孔を囲繞し、空隙の軸線に対して
横断的な磁界を発生させ、シンクロトロン型の加速器内
で加速された荷電粒子のビームを従来の方法で案内す
る。該空隙の両側にて、磁束パイプは狭小となって空隙
に近接する漏斗状部分となる前に、外側の磁気応力除去
泡磁部分を備え得るような形状にしてある。該泡磁部分
は、漏斗状部分に達する前に磁界を除去し、極めて均一
な磁束が空隙に復帰するのを許容する。この磁束パイプ
は熱収縮率の差により、冷却時に構造体に付加的なプレ
ストレス荷重を付与する帯状部分により囲繞された積層
鉄薄板から形成することが望ましい。
【0016】
【実施例】先ず、図1を参照すると、本発明の好適な実
施例による2つの空隙の磁石の断面図が図示されてい
る。この磁石は、シンクロトロン型粒子加速器に使用す
ることを目的とするものであり、従って、図1の断面図
は磁石の断面に沿って示したものである。当該技術分野
で周知であるように、シンクロトロン加速器用の案内磁
石は、一連の個々の磁石として形成されており、個々の
磁石の間には、RF線形加速器におけると同様の方法で
粒子を加速するRF加速ステーションが設けられてい
る。
【0017】この磁石の例において、2つのビームパイ
プ2a、2bが中央構造体5の両側に形成された空隙4
a、4b内に配置されている。該中央構造体5は、鋼、
又はインコネル(INCONEL)合金のような高強度材料の
一体の構造体にて形成することが望ましい。これらビー
ムパイプ2a、2bは、矩形の空隙4a、4b内の楕円
形の開口部であり、作動時、加速された粒子は、この磁
石の実施例により発生される横断磁界により案内されて
この開口部を通って進む。磁界は、空隙4a、4b及び
図1の磁石の磁束経路の他の部分を囲繞する超伝導コイ
ル8から発生される。このコイル8の構造については、
以下に更に詳細に説明する。
【0018】この実施例において、磁界は、図1に矢印
で示すように、ビームパイプ2a、2bを通って垂直に
進み、ビームパイプ2b内では、下方向(北から南)に
形成され、及びビームパイプ2a内では、上方向に形成
される。コイル8を通る電流の方向は、空隙4a、4b
の外側のコイル8の経路に対してドットで表示し(図1
の外側への電流)、空隙4a、4b内部のコイル8の経
路に対する電流(図に入る電流)は、クロスで示してあ
り、これにより、磁界は、ビームパイプ2a、2b内に
表示した方向に発生される。
【0019】従って、陽子のような正に荷電した粒子の
2つのビームは、ビームパイプ2a、2bを通って反対
方向に進むことが出来、ビームパイプ2a、2b内の横
断磁界がこのビームを一定半径の経路に沿って案内す
る。この実施例において、ビームパイプ2b内の陽子ビ
ームは、時計方向(図1に示した磁石の部分を上から見
た場合)に走行する一方、ビームパイプ2a内の陽子ビ
ームは、反時計方向に進む。この実験例において、ビー
ムパイプ2a、2bは、図1の断面図で見たとき、幅約
4cm、高さ約3cmである。13テスラ程度の案内磁界を
使用する、例えば40TeV加速器の場合、加速器の円
周のビームパイプ2a、2bの軸方向長さは、100km
程度であると考えられる。
【0020】空隙4a、4bは、その内部にビームパイ
プ2a、2bを有する、インコネル合金のような非金属
材料から成る略矩形の構造体として構成される。空隙4
a、4bの各頂部及び底面に隣接して、従来の方法で水
平超伝導コイルとして形成された極面コレクタ6が設け
られる。これら極面コレクタ6は、空隙4a、4bに入
る磁界を徴調整して極めて均一にし、半径の関数とし
て、望ましくない変化が生じないようにする。場合によ
っては、磁界は、ビームパイプ2a、2bの中心からの
半径方向を変化させ、粒子ビームの集束を支援し得るよ
うにすることが望ましい。極面コレクタ6を使用し、空
隙4a、4b及び関係するビームパイプ2a、2b内の
磁界を調整することが可能である。
【0021】空隙4a、4bの構造体は、正確に制御し
て、極めて均一な磁界を提供し得るようにすることが望
ましい。空隙4a、4bの側部、従って磁界の接線方向
成分は、平坦な精密巻きコイル8により形成される。更
に、極面コレクタ6は、頂部及び底部領域の接線方向の
磁界成分が消滅するような方法で調整することが望まし
い。各空隙4a、4b内の磁界は、磁束パイプ14との
相互接触面(存在すれば、極面コレクタ6を介して)に
おける境界状態により決まり、従って、極めて均質であ
ると考えられる。
【0022】磁束パイプ14は、本発明のこの実施例に
従い、磁石の各側部(即ち、頂部及び底部)上で空隙4
a、4bの間に配置される。磁束パイプ14は、本発明
のこの実施例に従い、磁石内の磁束経路として機能す
る。従って、磁束パイプ14は非磁性の一体材料にて形
成することが出来、又は磁束が通ることの出来る空気充
填経路とすることも出来る。非磁性(ガス状、液体、又
は固体)材料で磁束パイプ14を充填する場合、形成さ
れる磁石は、線形となり、空隙4a、4b内で同一の磁
界レベルを維持しつつ、(最小及び最大の粒子エネルギ
に対応する)最小から最大の磁界値の全運動範囲を備え
る。
【0023】次に、図2を参照しつつ、本発明の好適な
実施例による磁束パイプ14の構造について更に詳細に
説明する。本発明の好適な実施例による磁束パイプ14
は、磁束に対して平行(且つ図1の断面に対して平行)
な面を有する鉄積層材にて形成される。磁束パイプ14
の1/4部分が図2に斜視図で図示されており、シンク
ロトロン型粒子加速器内に組み込んだ本発明による典型
的な個々の磁石が示されている。本発明のこの実施例の
特別な構造体は、任意の長さの磁石に使用可能であるた
め、該磁石の長さは、加速器の設計に依存する。磁束パ
イプ14に強磁性材料を使用する結果、磁界は磁束パイ
プ14の強磁性の磁束戻り経路により促進されるため、
この磁石は、超強磁性となる。その結果、磁束パイプ1
4を非磁性材料にて形成する場合よりも小さい超伝導性
で済む。
【0024】図2に示すように、磁束パイプ14は、鉄
のような強磁性材料にて形成することが望ましい多積層
体22にて形成される。積層体22の各々の面は、磁束
の方向に対して平行である(従って、図1に図示するよ
うに、磁石の方向に対して平行である)。積層体22の
磁束パイプ14の構造は、各積層体22を精密に打ち抜
き、一体の鉄ブロックから磁束パイプ14を機械加工す
るというようなその他の製造方法の場合よりも遥かに低
廉に製造することを許容するから、本発明のこの実施例
に好適である。更に、磁束パイプ14を積層体22にて
形成することにより、共にその内容を引用して本明細書
に含めた、1988年11月8日付けで付与された米国特許第
4,783,628号及び1989年4月18日付けで付与された米国特
許第4,822,772号に記載されたように、強磁界による渦
電流の発生を軽減する。この実施例において、各鉄積層
体22は、厚さ0.15cm程度とすることが望ましい。
【0025】鉄積層体22の形状は、取り付けたときに
相互に係合するのみならず、2つの機能により、磁石内
の磁束を所望の方法で案内し得るように選択する。磁束
を空隙4a、4b間でコーナの周りで曲げる第1の機能
は、磁石の頂部及び底部付近で磁束パイプ14内の積層
体22により行われ、図2に示した1/4の磁石構造
体、組みの積層体22a、22bがこの磁束曲げ機能を
果たす。
【0026】磁束パイプ22の第2の機能は、特に、極
面コレクタ6により精密に調整し、ビームパイプ2a、
2b内で所望の磁界パターンを形成するのに十分に均一
な方法で戻り磁束を空隙4a、4bに呈示することであ
る。本発明によれば、空隙4a、4bに呈示される磁界
の均一さは、外側磁気応力泡磁部分12及び漏斗状部分
12を備えるように、 一部の積層体22を成形すること
により実現される。泡磁部分12は、漏斗状部分10及
び空隙4bに達する前に、磁束が「膨張する」のを許容
し、これにより、磁束パイプ14の内端縁におけるピー
ク電界を減少させ、曲線の内側半径付近の磁束の自然の
クラウド効果を解消する。泡磁部分12の幅Wは、この
実施例にて、2.5cm程度と考えられ、特別な磁石の泡
磁部分12の特別な形状及び寸法は、コンピュータモデ
ル法により、当業者が本明細書を参照することで容易に
求めることが可能であると考えられる。
【0027】漏斗状部分10は、泡12の作用により、
ビーム領域2bを通る垂直中間面に対して略対称な方法
で空隙4b(図2)内に放出する前に、磁束を圧縮す
る。図4には、図1の磁石を通る磁束線が図示されてお
り、ここで、磁界強度は、直線距離当たりの磁束線の密
度により、従来の方法で表示される。本明細書に記載す
るように、該磁界は、磁石の頂部及び底部の磁束経路の
湾曲部分で均一ではないが、空隙4a、4b付近にて磁
束パイプ14の外縁に泡12を付与することにより、ク
ラウド効果を補正し、これにより、比較的均一な磁界を
ビームパイプ2a、2bに呈示することを許容する。
【0028】その外周に沿った磁束パイプ14の幅は一
定である必要はなく、実際にも、コスト及び重量の点で
一定でないことが望ましいと考えられる。空隙4a、4
bの寸法及びその内部の必要な磁界強度により、磁束パ
イプ14で保持すべき磁束の量が決まる。磁束パイプ1
4の湾曲部分(例えば、積層部分22a、22b)の最
大磁界強度は、内側半径となるため、磁束パイプ14
は、十分に幅を広くし、この最大磁界が空隙4a、4b
の磁界のピーク値に等しくなるようにする。この幅の設
計は、磁石の特別な形状に応じて、コンピュータモデル
法及び当業者に利用可能なその他の技術により設定する
ことが可能である。これにより、超伝導体に必要とされ
る電流は、磁束パイプ14及び空隙4a、4bを中心と
して均一とし、以下に説明する方法でコイル8を単一の
ワイヤーから形成することが可能となる。
【0029】上述し且つ図1に図示するように、磁界
は、磁束パイプ14及び空隙4a、4bを取り囲む超伝
導コイル8により発生される。次に、図3を参照しつ
つ、超伝導コイル8の構造について詳細に説明する。図
3には、磁束パイプ14の一部、即ち、一組みの平行な
積層体22が図示されており、該部分の周囲には、コイ
ル8に使用される超伝導ワイヤーの2つの巻き線部分8
a、8bが図示されている(明確にするため、寸法は誇
張して示してある)。勿論、所望の磁界に対して十分な
電流密度を提供し得るように、実際の磁石には、より多
くの巻き線部分が設けられるが、明確にするため、図面
には示していない。例えば、本発明による13テスラ磁石
の直線電流密度は、104,000アンペア/cm程度の電流
密度を必要とする。勿論、ワイヤーの所望の密度は、内
端縁よりも外端縁にて小さく、その結果、コイル8は図
1に図示するように、経路の内側よりも外側に沿って薄
くすることが出来る。
【0030】高磁界(13テスラ)磁石のコイル8の好適
な構造体は、幅6cm、厚さ1.0乃至1.5mm程度の矩形
の銅安定化Nb3Sn多数ストランドの超伝導ケーブル
を備え、その各巻き線部分は、ガラス繊維クロスで絶縁
する。コイル8は、部分毎に製造し(図3には、単一の
部分のみ図示)、これら部分を磁石内の所定位置に配置
したならば、直線状に相互に接続する。又、コイル8
は、Nb3Sn合金に反応する前に巻き、反応後の損傷
の可能性を回避することが望ましい。
【0031】上述のように、空隙4a、4b内のピーク
磁界は、磁束パイプ14の内端縁における最大磁界に略
等しいと考えられる。これにより、超伝導体の伝導条件
は、磁束経路の全長に沿って均一であるため、コイル8
の全体を単一のコイルとすることが可能となる。上述の
ように、個々のコイル部分は、取り付けたならば、直列
に相互に接続することが出来る。
【0032】図1を参照すると、フィラー材料16及び
プランジャ18がコイル8の外側に配置されている。プ
ランジャ18は、316Lステンレス鋼のような比較的丈夫
な非磁性材料にて形成し、構造的一体性を確保し、空隙
4a、4bに対する支持手段を提供するようにすること
が望ましい。フィラー16は、かかる支持体を提供する
必要はないが、オーステナイト系ステンレス鋼(例え
ば、316Lステンレス鋼)のような非磁性材料であること
が望ましい。更に、プランジャ18がプレストレス荷重
をコイル8に十分に伝達可能であれば、フィラー16は
不要であると考えられる。
【0033】逆ローレンツ力の結果、作動中に、伝導体
がコイル8内を動かないようにするため、磁石を取り囲
むプレストレスバンド20がフィラー16、18を囲繞
している。これらバンド20の各々は、316Lステンレス
鋼にて形成し、厚さ0.127cm程度とすることが望まし
い。この実施例において、かかる8つのバンド20が磁
石組立体を取り囲む。バンド20の材料は、フィラー1
6及びプランジャ18よりも熱膨張率が大きく、バンド
20を室温にてその周囲に容易に取り付け得るように
し、磁石がその超伝導温度まで冷却した後、より大きい
バンド20の収縮により、磁石20に対し内方への応力
が付与されるようにする。このように、冷却時の収縮率
の差がコイル8の外側部分にプレストレス荷重を付与
し、該コイルが作動中に動かないようにする。コイル8
に伝達された圧縮プレストレスの伝達は、磁束パイプ1
4の泡12付近で、フィラー16及びプランジャ18に
隣接するコイル8の組立体内の歯26を介して促進され
る。又、一体の中央構造体5は、磁石の中央構造体を支
持することにより、作動中のコイル8の動きを制限す
る。
【0034】図1に図示するように、この実施例におけ
るプランジャ18は、バンド20に接触する位置よりも
コイル8に接触する位置の方が幅広であるような形状と
することが望ましい。このプランジャ18の形状は、従
来の応力モデル法により選択し、プランジャ18により
バンド20からコイル8に伝達されるプレストレスが、
可能な限り正確に、コイル8の各位置の逆ローレンツ力
に一致するように選択した。
【0035】フィラー16は、全体として、プランジャ
18は大きいプレストレスを伝達する必要はなく、それ
は、磁石の頂部及び底部付近のコイル8の部分の電界
(従って、逆ローレンツ力)は、空隙4a、4b付近よ
りも著しく小さいと考えられるからである。実際、バン
ド20により磁石の頂部及び底部(即ち、磁束パイプ1
4の頂部及び底部)に付与されるプレストレスは、その
性質上、逆ローレンツ力に対抗するのに必要な値よりも
大きく、従って、頂部及び底部にてコイル8をバンド2
0に直接、接触させることにより、これら位置で付与さ
れるプレストレスを軽減することが望ましい。
【0036】更に、本発明の好適な実施例による磁石の
構造体は、プレストレスバンド20がコイル8に内方へ
の力を作用させる状態で、超伝導体の利用を向上させ
る。次に、図5を参照すると、上述の磁石の一部は、磁
界及びこれに対応する伝導体の応力及び歪みの正規化プ
ロットと共に、断面図で図示されている。図5に図示す
るように、磁界は、鉄積層体22に最も近いその内端縁
にてコイル8内で最大となる一方、フィラー16に隣接
するコイル8の外端縁(図5に図示した位置)にて最小
となる。しかし、コイル8内の伝導体に付与される応力
及び歪みは、フィラー16に隣接するコイル8の外端縁
にて最大となり、鉄積層体22に隣接するコイル8の内
端縁にて最小となる。
【0037】超伝導材料の電流伝達容量は、磁界の増
大、及び歪みの増加(特に、Nb3Snの場合)に伴っ
て、劣化することは当該技術分野で周知である。従来の
超伝導磁石の場合、コイルに利用される超伝導材料の量
は、コイルの最も弱い部分の電流伝達容量に依存する
(コイルの各インクレメント部分により伝達される量は
等しいため)。例えば、従来のコサインθ磁石は、高歪
みレベルが存在するコイルと同一の位置に高磁界レベル
を有し、その結果、コイルのある部分におけるコイルの
電流伝達容量はそれ以外の部分に比して極めて劣化す
る。超伝導体の量は、コイルの全ての位置で所望の電流
を伝達し得るように選択しなければならないため、かか
る従来の超伝導磁石において、殆どの長さのコイルに対
する超伝導体の量は過剰となる。
【0038】一方、本発明の好適な実施例による磁石の
コイル8は、その半径に関係なく、全体として略均一な
電流伝達容量である。その理由は、コイル8の半径方向
距離の増大に伴い、歪みが増すことに起因してコイル8
の伝導体の電流伝達容量が益々劣化するが、これが磁界
の低下に起因するコイル8の電流伝達容量の劣化程度を
軽減することで補正されるからである。これと逆に、コ
イル8の内端縁における磁界に起因する程度の大きい劣
化は、該箇所の歪みが小さいため、劣化の程度が軽減さ
れることで補正される。このように、コイル8の最大の
歪み箇所は、最小の電界位置となり、コイル8の最大の
電界位置は最小の歪み位置となる。
【0039】故に、本発明の好適な実施例による磁石の
コイル8の伝導体の電流伝達容量は、コイル8の厚さ全
体に亙る応力無しの状態(又は、零電界の状態)のとき
の約半分である。コイル8の半径の関数としての電流伝
達容量のこの均一性は、従来の磁石におけるように、最
も弱い部分に合わせて設計する結果、ある箇所に余分な
超伝導体が存在することなく、コイル8の全長に沿って
適正な量の超伝導材料を使用することを許容する。超伝
導体材料のコストは、磁石全体のコストの相当なファク
タであるため、本発明により、従来の設計よりも低廉な
コストで磁石を製造し得るものと考えられる。
【0040】低温保持装置の外面に対応する外壁24が
バンド20を囲繞する。外壁24の内部は、従来の低温
保持装置(図示せず)により超伝導温度に冷却される。
該低温保持装置は、本発明によれば、比較的効率的であ
り、この13テスラ磁石の断面は高さ57cm、幅53cm程
度と考えられ、これにより、従来のシンクロトロントン
ネル内での使用に適した高磁界磁石が提供される。
【0041】故に、本発明の結果、2つの空隙に対し極
めて均一な電界を呈示し、これにより、粒子ビームが反
対方向に走行し得る高磁界の双極磁石を構成し得るもの
と考えられる。磁束パイプの使用により、磁束が保持さ
れ、追加的な遮蔽手段は不要となる。又、該磁石の構造
により、逆ローレンツ力は、コイル伝導体を動かした
り、超伝導性を消滅させるはない。
【0042】本発明の各種の適用例は、シンクロトロン
型の2つの空隙の粒子加速器における電界を案内する以
外の用途に適用可能であると考えられる。例えば、単一
空隙の磁石は、その曲げ部分が270°をカバーするよう
にして、磁束パイプ14を形成することにより構成する
ことができる。シンクロトロン光源及び曲げ磁石の設計
に、及び旋回する磁石ビームに適用される双極磁石に対
するその他の従来の適用例に同様の構造体を使用するこ
とが可能であると考えられる。
【0043】本発明は、好適な実施例に関して説明した
が、本発明の利点を実現する変形例及び応用例は、当業
者が本明細書及びその図面を参照することにより明らか
であろう。かかる変形例及び応用例は、特許請求の範囲
に記載した本発明の範囲に属すると考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例による磁石の概略断面図
である。
【図2】磁束パイプの構造を示す、図1の磁石の一部の
斜視図である。
【図3】超伝導コイルの実施例を示す、磁束パイプの部
分の1つの斜視図である。
【図4】作用中における磁束線を示す、図1の磁石の断
面図である。
【図5】対応する磁界及び応力線図と共に、図1の磁石
の一部の部分断面図である。
【符号の説明】
2a ビームパイプ 2b ビームパ
イプ 4a 空隙 4b 空隙 5 中央構造体 6 極面コレク
タ 8 超伝導コイル 8a 巻線 8b 巻線 10 漏斗状部
分 12 泡磁部分 14 磁束パイ
プ 16 フィラー材料 18 プランジ
ャ 20 プレストレスバンド 22 積層体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピーター・エム・マッキンタイアー アメリカ合衆国テキサス州78681,ブラゾ ス・カウンティ,カレッジ・ステーショ ン,モントクレア 611

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超伝導磁石にして、 超伝導ワイヤーのコイルと、 前記コイル内に配置され、第1及び第2の端部を有し、
    ビームパイプの開口部が貫通する第1の空隙と、 前記第1の空隙の両端に近接して前記コイル内に配置さ
    れた磁束パイプであって、前記第1の空隙の前記第1及
    び第2の端部間にて、前記コイル内に磁性回路を形成す
    る湾曲形状の磁束パイプと、を備えることを特徴とする
    超伝導磁石。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁石にして、 前記コイル内に配置された第2の空隙であって、第1及
    び第2の端部を有し且つビームパイプの開口部が貫通す
    る第2の空隙を備え、 前記磁束パイプが、 前記第1の空隙の第2の端部と前記第2の空隙の第1の
    端部との間で前記コイル内に配置された第1の磁束パイ
    プ部分と、 前記第2の空隙の第2の端部と前記第1の空隙の第1の
    端部との間で前記コイル内に配置された第2の磁束パイ
    プ部分と、を備えることを特徴とする磁石。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の磁石にして、 各々が前記第1及び第2の空隙の第1及び第2の端部の
    1つに隣接して配置された複数の双極面コレクタを更に
    備えることを特徴とする磁石。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の磁石にして、 前記コイルを囲繞するフィラー材料と、 前記フィラー材料を囲繞するプレストレスバンド組立体
    であって、前記フィラー材料よりも大きい熱膨張率を有
    するプレストレスバンド組立体と、を更に備えることを
    特徴とする磁石。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の磁石にして、 前記フィラー材料が前記プレストレスバンド組立体と前
    記コイルとの間に配置された、非金属材料から成るプラ
    ンジャを備えることを特徴とする磁石。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の磁石にして、前記プレ
    ストレスバンド組立体が複数のプレストレスバンドを備
    えることを特徴とする磁石。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の磁石にして、前記コイ
    ルが円環状の断面形状を備え、 前記磁束パイプが、 湾曲部分と、 前記第1の空隙に隣接するコイルの外側半径よりも大き
    い外側半径を有し、前記湾曲部分に隣接する第1の泡磁
    部分と、 前記第1の泡磁部分の外側半径から前記第1の空隙の外
    側半径まで狭小となる外側半径を有し、前記第1の空隙
    の第1の泡磁部分と第1の端部との間に配置された第1
    の漏斗状部分と、 前記第1の空隙に隣接するコイルの外側半径よりも大き
    い外側半径を有し、前記湾曲部分に隣接する第2の泡磁
    部分と、 前記第2の泡磁部分の外側半径から前記第1の空隙の外
    側半径まで狭小となる外側半径を有し、前記第2の泡磁
    部分と前記第1の空隙の第2の端部との間に配置された
    第2の漏斗状部分と、を備えることを特徴とする磁石。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の磁石にして、前記磁束
    パイプが非磁性材料から成ることを特徴とする磁石。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の磁石にして、前記非磁
    性材料が空気であることを特徴とする磁石。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の磁石にして、前記磁
    束パイプが強磁性材料から成ることを特徴とする磁石。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の磁石にして、前記
    磁束パイプが、各々、前記コイルにより発生される磁界
    に対して平行な方向に主たる平面がある複数の積層体を
    備えることを特徴とする磁石。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の磁石にして、前記コ
    イル内に配置された第2の空隙であって、第1及び第2
    の端部を有し且つビームパイプの開口部が貫通する第2
    の空隙を更に備え、 前記磁束パイプが、 前記第1の空隙の第2の端部と前記第2の空隙の第1の
    端部との間で前記コイル内に配置された第1の磁束パイ
    プ部分を備え、前記第1のパイプ部分が、 第1の湾曲部分と、 前記第1の空隙に隣接するコイルの外側半径よりも大き
    い外側半径を有し、前記湾曲部分に隣接する第1の泡磁
    部分と、 前記第1の泡磁部分の外側半径から前記第1の空隙の外
    側半径まで狭小となる外側半径を有し、前記第1の空隙
    の第1の泡磁部分と第1の端部との間に配置された第1
    の漏斗状部分と、 前記第2の空隙の第1の端部に隣接するコイルの外側半
    径よりも大きい外側半径を有し、前記第1の湾曲部分に
    隣接する第2の泡磁部分と、 前記第2の泡磁部分の外側半径から前記第1の空隙の外
    側半径まで狭小となる外側半径を有し、前記第2の泡磁
    部分と前記第2の空隙の第1の端部との間に配置された
    第2の漏斗状部分と、 前記第2の空隙の第2の端部と前記第1の空隙の第1の
    端部との間で前記コイル内に配置された第2の磁束パイ
    プ部分と、を備え、前記第2の磁束パイプ部分が、 第2の湾曲部分と、 前記第2の空隙に隣接するコイルの外側半径よりも大き
    い外側半径を有し、前記第2の湾曲部分に隣接する第3
    の泡磁部分と、 前記第3の泡磁部分の外側半径から前記第2の空隙の外
    側半径まで狭小となる外側半径を有し、前記第3の泡磁
    部分と前記第2の空隙の第2の端部との間に配置された
    第3の漏斗状部分と、 前記第1の空隙に隣接するコイルの外側半径よりも大き
    い外側半径を有し、前記第2の湾曲部分に隣接する第4
    の泡磁部分と、 前記第4の泡磁部分の外側半径から前記第1の空隙の外
    側半径まで狭小となる外側半径を有し、前記第4の泡磁
    部分と前記第1の空隙の第1の端部との間に配置された
    第4の漏斗状部分と、を備えることを特徴とする磁石。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の磁石にして、各
    々、前記第1及び第2の空隙の第1及び第2の端部の1
    つに隣接して配置された複数の双極面コレクタを更に備
    えることを特徴とする磁石。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の磁石にして、前記
    第1及び第2の湾曲部分の内側半径に沿った磁界が、第
    1及び第2の空隙内のピーク磁界に略等しいことを特徴
    とする磁石。
  15. 【請求項15】 粒子加速器用の2空隙の双極子超伝導
    磁石にして、 各々、第1及び第2の端部を有し且つビームパイプの開
    口部が貫通する第1及び第2の空隙組立体と、 前記第1の空隙の第2の端部と前記第2の空隙の第1の
    端部との間に配置された第1の磁束パイプ部分と、 前記第2の空隙の第2の端部と前記第1の空隙の第1の
    端部との間で前記コイル内に配置された第2の磁束パイ
    プ部分と、 前記第1及び第2の空隙組立体及び前記第1及び第2の
    磁束パイプ部分の周囲に巻かれ、前記第1及び第2の空
    隙組立体のビームパイプの開口部に対して直角に磁界を
    発生させる超伝導ワイヤーコイルと、を備えることを特
    徴とする磁石。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の磁石にして、前記
    第1の磁束パイプ部分が、 第1及び第2の端部を有する第1の湾曲部分と、 前記第1の湾曲部分の第1の端部と前記第1の空隙の第
    2の端部との間に配置され、前記第1の空隙の第2の端
    部の外側半径より大きい外側半径を有する第1の泡磁部
    分と、 前記第1の泡磁部分と前記第1の空隙の第2の端部との
    間に配置され、前記第1の泡磁部分の外側半径から前記
    第1の空隙の前記第2の端部の外側半径まで狭小となる
    外側半径を有する第1の漏斗状部分と、 前記第1の湾曲部分の第2の端部と前記第2の空隙の第
    1の端部との間に配置され、前記第2の空隙の第1の端
    部の外側半径より大きい外側半径を有する第2の泡磁部
    分と、 前記第2の泡磁部分と前記第2の空隙の第1の端部との
    間に配置され、前記第2の泡磁部分の外側半径から前記
    第2の空隙の前記第1の端部の外側半径まで狭小となる
    外側半径を有する第2の漏斗状部分とを備え、 前記第2の磁束パイプ部分が、 第1及び第2の端部を有する第2の湾曲部分と、 前記第2の湾曲部分の第1の端部と前記第2の空隙第2
    の端部との間に配置され、前記第1の空隙の第2の端部
    の外側半径より大きい外側半径を有する第3の泡磁部分
    と、 前記第3の泡磁部分と前記第2の空隙の第2の端部との
    間に配置され、前記第3の泡磁部分の外側半径から前記
    第2の空隙の前記第2の端部の外側半径まで狭小となる
    外側半径を有する第3の漏斗状部分と、 前記第2の湾曲部分の第2の端部と前記第3の空隙の第
    1の端部との間に配置され、前記第1の空隙の第1の端
    部の外側半径より大きい外側半径を有する第4の泡磁部
    分と、 前記第4の泡磁部分と前記第1の空隙の第1の端部との
    間に配置され、前記第4の泡磁部分の外側半径から前記
    第1の空隙の前記第1の端部の外側半径まで狭小となる
    外側半径を有する第4の漏斗状部分とを備えることを特
    徴とする磁石。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の磁石にして、各々
    が、前記第1及び第2の空隙の第1及び第2の端部の一
    方に隣接して配置された複数の極面コレクタを更に備え
    ることを特徴とする磁石。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載の磁石にして、前記
    第1及び第2の磁束パイプ部分の各々が非磁性材料から
    成ることを特徴とする磁石。
  19. 【請求項19】 請求項16に記載の磁石にして、前記
    第1及び第2のパイプ部分の各々が強磁性材料から成る
    ことを特徴とする磁石。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の磁石にして、前記
    第1及び第2の磁束パイプ部分の各々が、各々、磁界の
    方向に対して平行な平坦面を有する複数の強磁性積層体
    を備えることを特徴とする磁石。
  21. 【請求項21】 請求項16に記載の磁石にして、 前記コイルを囲繞するフィラー材料と、 前記フィラー材料を囲繞するプレストレスバンド組立体
    であって、前記フィラー材料よりも大きい熱膨張率を有
    するプレストレスバンド組立体と、を更に備えることを
    特徴とする磁石。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の磁石にして、前記
    フィラー材料が、 前記プレストレスバンド組立体及び前記コイルに接触す
    る状態で非磁性材料から形成されたプランジャを備える
    ことを特徴とする磁石。
  23. 【請求項23】 請求項16に記載の磁石にして、前記
    第1及び第2の湾曲部分の内側半径に沿った磁界が第1
    及び第2の空隙内のピーク磁界に略等しいことを特徴と
    する磁石。
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