JPH0613228A - 有極電磁石装置 - Google Patents

有極電磁石装置

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JPH0613228A
JPH0613228A JP4167426A JP16742692A JPH0613228A JP H0613228 A JPH0613228 A JP H0613228A JP 4167426 A JP4167426 A JP 4167426A JP 16742692 A JP16742692 A JP 16742692A JP H0613228 A JPH0613228 A JP H0613228A
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隆一 佐藤
Ikuo Takegahara
郁夫 竹ケ原
Masayuki Noda
将之 野田
Kazumi Sako
和美 迫
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄型で磁気特性の良い有極電磁石装置を提供
することにある。 【構成】 ベースと、中央部にコイルを巻回した平面略
C字形鉄芯の対向する先端面をそれぞれ縦方向に切り欠
いて溝部を形成し、かつ、切り残した両側縁部の上半分
および下半分を交互に切り取って一対の上磁極部および
下磁極部を形成するとともに、前記ベースの上面に載置
した電磁石部と、非磁性材を介して積み重ねた永久磁石
および磁性材片の両端部を前記鉄芯の溝部内に配し、か
つ、その中央部を回動支点として前記ベースに回動自在
に支持することにより、前記電磁石部の励磁,消磁に基
づき、前記永久磁石および磁性材片の両端部を前記上磁
極部および下磁極部に交互に当接する回転体と、からな
ることを特徴とする有極電磁石装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有極電磁石装置、特に、
外部磁界の影響を受けにくく、小型の電磁継電器等に使
用できる薄型の有極電磁石装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、有極電磁石装置としては、例え
ば、図8に示すように、プリント基板に表面実装する電
磁継電器に適用したものがある。
【0003】すなわち、箱形ベース1に電磁石ブロック
2を収納し、この電磁石ブロック2の上面中央部に設け
た永久磁石3の上面に可動鉄片4をインサート成形した
可動ブロック5を載置して回動自在に支持したものであ
る。なお、6はケースである。
【0004】そして、電磁石ブロック2の励磁,消磁に
基づいて可動ブロック5を回動し、可動鉄片4の端部4
a,4bを電磁石ブロック2の磁極部2a,2bに交互に接離
させることにより、接点が開閉されるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
電磁継電器では、電磁石ブロック2の上面に可動ブロッ
ク5が載置されているので、嵩高くなり、薄型の電磁石
装置が得られない。しかも、前述の電磁継電器では電磁
石ブロック2の磁極部2a,2bと、可動鉄片4の両端部
4a,4bとの接合面が側方に開口しているため、外部磁
界の影響を受け易く、また、逆に磁束も洩れやすい。こ
のため、他の電子部品を隣接するように配置できないの
で、高密度の表面実装ができない。この不具合を解消す
るために磁極部2a,2bの周囲を別体のシールド板で覆
うことも考えられるが、部品点数が増大し、装置が大型
化するという問題点がある。
【0006】本発明にかかる有極電磁石装置は、前記問
題点に鑑み、高密度実装でき、外部磁界の影響を受けに
くい小型、特に、薄型の有極電磁石装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる有極電磁
石装置は、前記目的を達成するため、ベースと、中央部
にコイルを巻回した平面略C字形鉄芯の対向する先端面
をそれぞれ縦方向に切り欠いて溝部を形成し、かつ、切
り残した両側縁部の上半分および下半分を交互にそれぞ
れ切り取る取って一対の上磁極部および下磁極部を形成
するとともに、前記ベースの上面に載置した電磁石部
と、非磁性材を介して積み重ねた永久磁石および磁性材
片の両端部を前記鉄芯の溝部内に配し、かつ、その中央
部を回動支点として前記ベースに回動自在に支持するこ
とにより、前記電磁石部の励磁,消磁に基づき、前記永
久磁石および磁性材片の両端部を前記上磁極部および下
磁極部に交互に当接する回転体と、から構成したもので
ある。また、前記回転体は、上下に対向する磁極が異な
る極性となるように非磁性材を介して積み重ねた一組の
永久磁石の両端部を前記鉄芯の溝部内に配し、かつ、そ
の中央部を回動支点として前記ベースに回動自在に支持
することにより、前記電磁石部の励磁,消磁に基づき、
前記永久磁石の両端部を前記上磁極部および下磁極部に
交互に当接するものであってもよい。
【0008】
【作用】したがって、本発明によれば、電磁石部の側方
に回動体が位置することになるので、嵩高にならない。
しかも、C字形鉄芯の対向する先端面を縦方向に切り欠
いて形成した溝部に回動体の両端部が位置し、側方に開
口していないので、外部磁界の影響を受けにくくなり、
磁束の洩れも少なくなる。このため、磁極部周辺に別体
のシールド部材を組み付ける必要がないので、部品点数
が増大せず、装置が大型化しないことになる。
【0009】
【実施例】次に、本発明にかかる一実施例を図1ないし
図7の添付図面に従って説明する。本実施例は薄型の電
磁継電器に適用した場合で、ベース10と、電磁石部2
0と、回動体30とからなるものである。
【0010】ベース10は平面略長方形の板状体であ
り、後述する電磁石部20,回動体30を所定の位置に
載置できるものである。
【0011】電磁石部20は平面略C字形鉄芯21の中
央部にスプール22を介してコイル23を巻回したもの
で、コイル23の引き出し線は鉄芯21に設けたコイル
端子24,25にそれぞれからげてハンダ付けされてい
る。
【0012】前記鉄芯21は対向する先端面を垂直方向
に切り欠いて溝部21a,21bを形成するとともに、切
り残した両側縁部のうち、上半分および下半分を交互に
切り取って上磁極部26a,27aおよび下磁極部26b,
27bをそれぞれ形成したものである。そして、前記上
磁極部26a,27aに沿って固定接点28a,29aを有す
る接点端子28,29がそれぞれ配設されれている。な
お、コイル端子24,25および接点端子28,29が鉄
芯21から絶縁されていることは勿論である。
【0013】回動体30は、同一平面形状を有する永久
磁石31および磁性材片32を非磁性材33を介して積
み重ねたもので、回動軸34を回動支点として前記ベー
ス10に回動自在に支持することにより、前記永久磁石
31の磁極部31a,31bが鉄芯21の上磁極部26a,
27aにそれぞれ接離可能に対向している。なお、前記
永久磁石31の磁極部31a,31bのうち、前記接点端
子28,29の固定接点28a,29aと接離する部分に金
メッキが施されて可動接点35a,35bが設けられてい
る。
【0014】一方、磁性材片32の端部32a,32bも
鉄芯21の下磁極部26b,27bにそれぞれ接離可能に
対向している。
【0015】したがって、電磁石部20が無励磁の場
合、永久磁石31の磁力により、永久磁石31の磁極部
31a,31bが鉄芯21の上磁極部26a,27aに吸着し
て磁気回路を閉成しているとともに、永久磁石31に設
けた可動接点35a,35bが固定接点28a,29aにそれ
ぞれ接触して電気回路を閉じている。
【0016】そして、鉄芯21の上磁極部26a,27a
が永久磁石31の磁極部31a,31bと反発するよう
にコイル23を励磁すると、永久磁石31の磁極部31
a,31bが鉄芯21の上磁極部26a,27aにそれぞれ反
発する一方、磁性材片32の両端部32a,32bが鉄芯
21の下磁極部26b,27bにそれぞれ吸引されるの
で、回動体30が図4において時計回り方向に回動し、
永久磁石31の可動接点35a,35bが固定接点28a,
29aから開離した後、磁性材片32の両端部32a,3
2bが鉄芯21の磁極部26b,27bに吸着して磁気回路
を閉成する(図7)。
【0017】ついで、前記コイル23の励磁を解くと、
永久磁石31の磁力により、回動体30は前述と逆方向
に回動して元の状態に復帰する。
【0018】なお、前述の実施例では回動体を永久磁石
と磁性材片とで構成し、自己復帰型とした場合について
説明したが、必ずしもこれに限らず、回動体を、非磁性
材を介して上下2段に積み重ねた一組の永久磁石で構成
することにより、自己保持型としてもよい。ただし、こ
の場合、上下で対向する永久磁石の磁極は異なる極性と
なっていなければならない。
【0019】また、前述の実施例では、接点端子28,
29を鉄芯21の上磁極部26a,27aにそれぞれ配設
して常閉型電磁継電器に適用した場合について説明した
が、必ずしもこれに限らず、鉄芯21の磁極部26b,2
7bに接点端子28,29を配設して常開型電磁継電器と
してもよい。
【0020】さらに、鉄芯21は板状磁性材を積層して
形成してもよく、永久磁石31,磁性材片32は上下逆
に配置してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる有極電磁石装置によれば、回動体が電磁石部の
側方に位置することになるので、従来例のように嵩高に
ならず、薄型の有極電磁石装置が得られる。また、回動
体の両端部が鉄芯の先端面を縦方向に切り欠いて形成し
た溝部に位置することになるので、従来例よりも外部磁
界の影響を受けにくくなるとともに、洩れ磁束が少なく
なる。このため、他の電子部品を接近させて配置できる
ので、実装密度を高めることができるとともに、別体の
シールド部材を設ける必要がないので、部品点数が増大
せず、小型の有極電磁石装置が得られるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる有極電磁石装置を適用した電
磁継電器の一実施例を示す斜視図である。
【図2】 本発明にかかる有極電磁石装置を適用した電
磁継電器の一実施例を示す正面図である。
【図3】 本発明にかかる有極電磁石装置を適用した電
磁継電器の接点機構を示す概略図である。
【図4】 本発明にかかる有極電磁石装置を適用した電
磁継電器の動作前を示す概略平面図である。
【図5】 本発明にかかる有極電磁石装置を適用した電
磁継電器の動作後を示す概略平面図である。
【図6】 本発明にかかる有極電磁石装置を適用した電
磁継電器の動作前を示す概略平面図である。
【図7】 本発明にかかる有極電磁石装置を適用した電
磁継電器の動作後を示す概略平面図である。
【図8】 従来例にかかる有極電磁石装置を適用した電
磁継電器を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10…ベース、 20…電磁石部、 21…鉄芯、
21a,21b…溝部、 23…コイル、 26a,27
a…上磁極部、26b,27b…下磁極部、 30…回
動体、 31…永久磁石、31a,31b…磁極部、
32…磁性材片、 32a,32b…端部、33…非磁性
材片、 34…回動軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 迫 和美 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、 中央部にコイルを巻回した平面略C字形鉄芯の対向する
    先端面をそれぞれ縦方向に切り欠いて溝部を形成し、か
    つ、切り残した両側縁部の上半分および下半分を交互に
    切り取って一対の上磁極部および下磁極部を形成すると
    ともに、前記ベースの上面に載置した電磁石部と、 非磁性材を介して積み重ねた永久磁石および磁性材片の
    両端部を前記鉄芯の溝部内に配し、かつ、その中央部を
    回動支点として前記ベースに回動自在に支持することに
    より、前記電磁石部の励磁,消磁に基づき、前記永久磁
    石および磁性材片の両端部を前記上磁極部および下磁極
    部に交互に当接する回転体と、 からなることを特徴とする有極電磁石装置。
  2. 【請求項2】 ベースと、 中央部にコイルを巻回した平面略C字形鉄芯の対向する
    先端面をそれぞれ縦方向に切り欠いて溝部を形成し、か
    つ、切り残した両側縁部の上半分および下半分を交互に
    切り取って一対の上磁極部および下磁極部を形成すると
    ともに、前記ベースの上面に載置した電磁石部と、 上下で対向する磁極が異なる極性となるように非磁性材
    を介して積み重ねた一組の永久磁石の両端部を前記鉄芯
    の溝部内に配し、かつ、その中央部を回動支点として前
    記ベースに回動自在に支持することにより、前記電磁石
    部の励磁,消磁に基づき、前記永久磁石の両端部を前記
    上磁極部および下磁極部に交互に当接する回転体と、 からなることを特徴とする有極電磁石装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1514283A1 (en) * 2002-06-19 2005-03-16 ArvinMeritor Light Vehicle Systems (UK) Ltd Actuator
JP2015510245A (ja) * 2012-02-09 2015-04-02 ジェネラル イクイップメント アンド マニュファクチャリング カンパニー, インコーポレイテッド 磁気トリガ式近接スイッチ

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