JPH06132609A - 半導体レーザ装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体レーザ装置およびその製造方法

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JPH06132609A
JPH06132609A JP28268292A JP28268292A JPH06132609A JP H06132609 A JPH06132609 A JP H06132609A JP 28268292 A JP28268292 A JP 28268292A JP 28268292 A JP28268292 A JP 28268292A JP H06132609 A JPH06132609 A JP H06132609A
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JP
Japan
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semiconductor
layer
diffraction grating
refractive index
index modulation
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JP28268292A
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English (en)
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Masashi Nakao
正史 中尾
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NTT Inc
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スペクトルの高単色性が得られる分布帰還型
(DFB)半導体レーザ装置およびその製造方法を提供
する。 【構成】 化合物半導体基板11上に下部クラッド層1
2、活性層13及び上部クラッド層12からなる半導体
多層膜上に、半導体エッチングストップ層14、半導体
屈折率変調層15、半導体パターン転写層16を形成す
る工程と、該半導体パターン転写層16に回折格子を形
成する工程と、該半導体屈折率変調層15に回折格子を
形成する工程と、これら回折格子を形成した半導体屈折
率変調層15および該半導体パターン転写層16を半導
体層18で埋め込む工程とにより、回折格子パターンを
形成して半導体レーザ装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスペクトルの高単色性が
得られる分布帰還型(DFB)半導体レーザ装置および
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回折格子を有する分布帰還型半導体レー
ザ(以下「DFBレーザ」と略称する。)の製造にあた
っては、半導体基板あるいはその上に結晶成長したガイ
ド層にフォトレジストを形成し、干渉露光法や電子ビー
ム露光法等を用いてレジストに回析格子パターンを形成
したのち、化学溶液による湿式エッチングあるいは反応
性ガスなどによるドライエッチングにより半導体ガイド
層に回折格子を転写形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドライ
エッチングは湿式エッチングよりも制御性、均一性に優
れているが、いずれのエッチング方法を用いても広い面
積にわたり格子形状が等しい回折格子を再現性よく形成
するのは困難であった。とくに、この回折格子を半導体
層で埋め込む際に、結晶成長により回折格子形状が多少
の変形を生じるので形状をもとにした結合効率などの正
確な制御が難しいという課題があった。本発明はDFB
レーザの回折格子を精度よく形成するもので、レーザの
スペクトル特性を顕著に改善することができる半導体レ
ーザ装置およびその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明に係る半導体レーザ装置の構成は、化合物半導体基板
上に形成した活性層をクラッド層で挟んだ半導体多層膜
からなる半導体レーザ装置において、ガイド層に隣接し
て半導体パターン転写層、半導体屈折率変調層、半導体
エッチングストップ層を設け、かつ該屈折率変調層が回
折格子を有し、前記半導体多層膜層が埋め込まれている
ことを特徴とする。
【0005】また、これを製造するための本発明の第1
の半導体レーザ装置の製造方法は、化合物半導体基 板
上に下部クラッド層、活性層および上部クラッド層から
なる半導体多層膜上に、半導体エッチングストップ層、
半導体屈折率変調層、半導体パターン転写層を形成する
工程と、該半導体パターン転写層に回折格子を形成する
工程と、該半導体屈折率変調層に回折格子を形成する工
程と、該回折格子を形成した半導体屈折率変調層および
該半導体パターン転写層を半導体層で埋め込む工程とか
らなることを特徴とする。
【0006】また、第2の半導体レーザ装置の製造方法
は、化合物半導体基板上に半導体屈折率変調層および半
導体パターン転写層を形成する工程と、該半導体パター
ン転写層に回折格子を形成する工程と、該半導体屈折率
変調層に回折格子を形成する工程と、該回折格子を形成
した半導体屈折率変調層および該半導体パターン転写層
を半導体層で埋め込む工程と、下部クラッド層、活性層
および上部クラッド層からなる半導体多層膜を形成する
工程とからなることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明では、半導体基板上に形成したそれぞれ
組成の異なる半導体パターン転写層、半導体屈折率変調
層および半導体エッチングストップ層を設けることによ
り、微細な回折格子パターンをそれぞれ半導体薄膜でか
つ選択エッチングにより転写していくとともに、半導体
エッチングストップ層でエッチングを終了するためにエ
ッチング制御性が高く、設計通りの形状の回折格子パタ
ーンを形成することができ、波長特性の優れた半導体レ
ーザを実現することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例にもとづいて詳細に述
べる。
【0009】実施例1 図1に本発明の第一の実施例を示す。ここではInPを
基板とする長波長帯のDFBレーザの作製手順について
述べるが、GaAsを基板とする短波長帯の場合も同様
の方法でDFBレーザを作製できる。
【0010】まず、超高真空装置内の基板ホルダーに半
導体基板としてInP基板11をセットし、約450℃
から約550℃に加熱する。その後、トリエチルインジ
ウム(TEIn)、トリエチルガリウム(TEGa)、
アルシン(AsH3)、ホスフィン(PH3)などの半
導体原料を供給し、有機金属ガスによる分子線エピタキ
シー法により以下の半導体多層膜を形成する。
【0011】図1(A)に示すように、InP基板上1
1に下部クラッド層としてのInGaAsPの光ガイド
層12、InGaAsPの活性層13、上部クラッド層
としてのInGaAsPの光ガイド層12を準次形成し
た後、引き続き、InPからなるエッチングストップ層
14、InGaAsPからなる屈折率変調層15および
InPからなる半導体パターン転写層16の半導体多層
膜を形成する。ここで、InGaAsPの活性層13は
多元混晶の量子井戸構造を有する活性層を用い、具体的
には、Inx Ga1-x As1-y y からなるバリヤ層1
00Åと、Inx Ga1-x Asからなるウエル層40Å
とをそれぞれ交互に4〜6層積層した。
【0012】つぎに、図1(B)に示すように、最上層
のInPパターン転写層16にフォトレジスト薄膜を形
成したのち、干渉露光法あるいは電子ビーム描画法によ
り所定の格子間隔を有する回折格子パターン17を形成
する。
【0013】つぎに、図1(C)に示すように、このレ
ジストの回折格子パターン17をエッチングマスクとし
て、塩酸系のエッチング液を用いてInPパターン転写
層16に回折格子を形成する。その後、レジストを除去
する。
【0014】つぎに、図1(D)に示すように、パター
ン転写層16をエッチングマスクとして、硫酸系のエッ
チング液を用いて屈折率変調層15に回折格子を形成す
る。これらのエッチング工程では、膜厚が50Å〜10
0Å程度のそれぞれ組成の異なる半導体薄膜による選択
エッチングを行うとともに、それぞれがエッチングスト
ップ層を形成されていることになり、精度の高い回折格
子を再現性よく作製できる。
【0015】エッチングストップ層14上に屈折率変調
層15の回折格子が作製できたのちに、再度、有機金属
ガスによる分子線エピタキシー法により、半導体結晶薄
膜を成長させる。すなわち、図1(E)に示すように、
InPからなるクラッド層18およびInGaAsPか
らなるコンタクト層19を形成する。
【0016】以上の工程により、回折格子の埋め込まれ
たDFBレーザ構造が実現できる。なお、活性層をリッ
ジ構造にしたり電流狭窄領域を埋め込んだDFBレーザ
は、この基板を利用して従来の技術で実現することがで
きる。
【0017】実施例2 図2は、本発明の第二の実施例である。基本的には第一
の実施例と同様の製作工程であるが、ここでは回折格子
をInP基板11側に形成し、埋め込んだ構造である。
【0018】図2(A)に示すように、有機金属ガスに
よる分子線エピタキシー法によりInP基板11上にI
nGaAsPからなる屈折率変調層15およびInPか
らなるパターン転写層16の半導体薄膜を成長する。こ
こでは、エッチングストップ層としてはInP基板11
がその機能を有している。
【0019】つぎに、図2(B)に示すように、フォト
レジストに回折格子パターン17を形成した後、これを
エッチングマスクとして塩酸系エッチング液を用いて、
図2(C)に示すようにInPパターン転写層16に回
折格子パターンを形成する。さらに、図2(D)に示す
ように、このパターン転写層16をエッチングマスクと
して硫酸系エッチング液を利用して屈折率変調層15に
回折格子を形成する。
【0020】そして、図2(E)に示すように、再度、
有機金属ガスによる分子線エピタキシー法により、回折
格子が形成された屈折率変調層15をInPで埋め込ん
だのち、InGaAsPのガイド層12、InGaAs
Pの多元混晶の量子井戸構造を有する活性層13、ガイ
ド層12およびクラッド層18、コンタクト層19の半
導体薄膜層を結晶成長して、DFBレーザ構造が実現で
きる。実施例1と同様に、活性層をリッジ構造にした
り、電流狭窄領域を埋め込んだDFBレーザはこの基板
を利用して従来技術で実現できる。
【0021】なお、本発明の屈折率変調層15はガイド
層と同じ組成のものでも機能するが、屈折率変化や回折
格子の高さ等を考慮して所望の組成のものとしてもよ
い。また、InPのパターン転写層16は埋め込み成長
時において、屈折率変調層15の変形を押さえる働きも
している。
【0022】以上、本発明を実施例にもとづいて述べた
が、実施例1の活性層上部に回折格子を形成する上方型
の場合には、結晶成長後の半導体多層膜の組成や膜厚に
より回折格子を作製することができるメリットがある。
一方、実施例2の基板上部にあらかじめ回折格子を形成
する下方型の場合には、このあとの結晶成長工程での半
導体多層膜の作製を回折格子の特性に合致するように形
成しなければならないため、制御性の高い結晶成長技術
が要求される。
【0023】
【発明の効果】本発明により、回折格子の制御性、均一
性の飛躍的な向上が図られ、特に回折格子の共振器内の
均一性がスペクトルの単一性に影響するような長共振器
型の分布帰還型(DFB)半導体レーザのスペクトル線
幅を著しく改善することができる。したがって、本発明
は今後のDFBレーザ特性の向上に対する基本的な技術
の核となり、ひいてはデバイス特性向上によるシステム
の発展に多大の貢献が期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例による製造方法の説明図
である。
【図2】本発明の第二の実施例による製造方法の説明図
である。
【符号の説明】
11 InP基板 12 光ガイド層(InGaAsP) 13 活性層(InGaAsP) 14 エッチングストップ層(InP) 15 屈折率変調層(InGaAsP) 16 パターン転写層(InP) 17 回折格子パターン 18 クラッド層(InP) 19 コンタクト層(InGaAsP)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化合物半導体基板上に形成した活性層を
    クラッド層で挟んだ半導体多層膜からなる半導体レーザ
    装置において、ガイド層に隣接して半導体パターン転写
    層、半導体屈折率変調層、半導体エッチングストップ層
    を設け、かつ該屈折率変調層が回折格子を有し、前記半
    導体多層膜層が埋め込まれていることを特徴とする半導
    体レーザ装置。
  2. 【請求項2】 化合物半導体基板上に下部クラッド層、
    活性層及び上部クラッド層からなる半導体多層膜上に、
    半導体エッチングストップ層、半導体屈折率変調層、半
    導体パターン転写層を形成する工程と、 該半導体パターン転写層に回折格子を形成する工程と、 該半導体屈折率変調層に回折格子を形成する工程と、 該回折格子を形成した半導体屈折率変調層および該半導
    体パターン転写層を半導体層で埋め込む工程と、 からなることを特徴とする半導体レーザ装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 化合物半導体基板上に半導体屈折率変調
    層および半導体パターン転写層を形成する工程と、 該半導体パターン転写層に回折格子を形成する工程と、 該半導体屈折率変調層に回折格子を形成する工程と、 該回折格子を形成した半導体屈折率変調層および該半導
    体パターン転写層を半導体層で埋め込む工程と、 下部クラッド層、活性層および上部クラッド層からなる
    半導体多層膜層を形成する工程と、 からなることを特徴とする半導体レーザ装置の製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000051115A1 (en) * 1999-02-25 2000-08-31 Hitachi, Ltd. Optical information processor
KR100324203B1 (ko) * 1999-09-18 2002-02-16 오길록 순수 이득결합 분포 궤환형 반도체 레이저 및 그 제조방법

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