JPH06133459A - 負荷融通処理方法 - Google Patents

負荷融通処理方法

Info

Publication number
JPH06133459A
JPH06133459A JP27465392A JP27465392A JPH06133459A JP H06133459 A JPH06133459 A JP H06133459A JP 27465392 A JP27465392 A JP 27465392A JP 27465392 A JP27465392 A JP 27465392A JP H06133459 A JPH06133459 A JP H06133459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accommodation
section
calculation
load
feeder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27465392A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Togami
正人 戸上
Hirotaka Ebara
宏隆 江原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Togami Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
Togami Electric Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Togami Electric Mfg Co Ltd filed Critical Togami Electric Mfg Co Ltd
Priority to JP27465392A priority Critical patent/JPH06133459A/ja
Publication of JPH06133459A publication Critical patent/JPH06133459A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 配電用変電所母線,配電用遮断器,変電所監
視装置,区分開閉器及びそれら相互を接続する電線から
なる配電系統の区分開閉器操作方法において、1フィー
ダ以上が停電区間の場合、停電区間全体を電源側から近
い順に送電順位をつけ、同じ送電順位は任意に1区間毎
に当該区間が融通を受けるフィーダを決定し、区間毎の
融通処理は送電順位降順と昇順とを交互に繰り返し、2
回前の計算結果と比較して系統状態に変化がなければ計
算終了として停電区間を融通する。 【効果】 事前計算の計算機の記憶容量を減少すること
ができる。バンク事故、変電所事故などの各フィーダ事
故に対しても融通計算を行うことができる。優先負荷が
ある場合に対しても、優先的に負荷融通することが可能
である。玉突融通に対してもより計算時間を少なくする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送配電系統故障時、作
業停電時、系統新設時に、他の系統から電力の供給を受
ける操作を行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】先に特開平3−52521号公報におい
て配電系統故障時の負荷融通処理方式を出願したが、事
前計算は季節、日変化、週変化の時期条件、事故発生の
場所条件を事前計算データとしていたため事前計算にお
ける計算機の記憶容量がかなり必要であった。
【0003】また、特開平3−52521号公報におい
ては、バンク事故変電所事故などの多フィーダの事故に
ついての方法や、病院などの優先負荷を有する場合の優
先的な負荷融通方法については開示されていなかった。
さらに、同公報に記載された方法では、玉突融通計算で
はある程度最適な組み合わせを考えていたために、玉突
融通計算に時間がかかっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決すべき課
題は、前掲の特開平3−52521号公報に開示された
方法の問題である計算機の記憶容量を少なくし、バンク
事故さらには変電所事故などの多フィーダ事故について
も方法の提案を行うことである。さらには優先負荷を有
する場合、優先負荷に対して優先的に負荷融通し、ま
た、玉突融通計算に対しても、計算時間の少ない方法を
提案することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明の負荷融通方式は、配電用変電所母線、配電
用遮断器、変電所監視装置、区分開閉器及びそれら相互
を接続する電線からなる配電系統の区分開閉器操作方法
において、配電線路に停電が発生した時、負荷融通処理
するものにおいて、予め設定された多数の負荷率におけ
る複数通りの負荷融通計算を綿密な第1の融通計算方法
で行って事前計算データとして記憶しておき、事故発生
時に、現在の状態が前記の設定された条件のいずれに属
するかを選定し、その選定された条件下での事前計算デ
ータを初期値として第1段階として簡略な第2の融通計
算方法により計算し、その結果に基づいて第1回目の融
通処理の開閉器操作を行い、第1の融通計算方法が、最
初は各フィーダ毎の余剰電力を制限して、融通計算後、
融通不能区間があり、かつ融通不能区間の中で最小負荷
の区間の負荷が融通後のフィーダの余剰電力合計より小
さい場合は操作禁止開閉器を設定して融通計算し、それ
でもなお停電区間が解消しない場合は計算上の余剰電力
の制限を緩めて融通計算し、さらに計算上の余剰電力の
制限を外しても融通不能区間がある場合は停電区間に隣
接する電力供給点のみならず隣接する電力供給点に隣接
する電力供給点からも融通する玉突融通を行う際に、 1)まず玉突融通を行うフィーダを選定する。事故区間
に仮に融通して、余剰電力が仮に負となるフィーダを選
定する。すなわちここでは仮に負となるフィーダの余剰
電力を玉突融通により増やすことを考える。 2)次に上記玉突融通を行うフィーダに対して電力供給
点の負荷の一部を、他の電力供給点に肩代わりする仮停
電区間があることを確認する。 a)1)において選択したフィーダにおいて事故フィー
ダへの連系常開開閉器へ到るルートは玉突融通のための
メインルートと定義し、そのルート上の区間は停電区間
としない。 b)上記以外は仮停電区間の候補となるが、仮停電区間
には事故区間に直接融通可能なフィーダの連系常開開閉
器以外のフィーダから融通するための連系常開開閉器が
一つ以上あること。この連系常開開閉器とメインルート
までのルートをサブルートとする。事故区間に直接融通
可能なフィーダの連系常開開閉器は計算上ないものとす
る。 3)2)の条件が確認を満たした玉突融通を行うフィー
ダで以下の条件で融通計算を行う。 (a)玉突融通を行うフィーダが複数ある場合には、
1)で仮に融通して、余剰電力が仮に負となる負荷が大
きいフィーダから順に行う。玉突融通を行うフィーダに
は事故区間がないため、フィーダ電源と仮停電区間へ融
通可能な連系常開開閉器から融通できる。 (b)他フィーダからのメインルートへ融通は行わな
い。 (c)この融通アルゴリズムによって、連系常開開閉器
から他フィーダの余剰電力により、融通される場合、仮
停電区間に停電が生じる場合がある。(実際にはサブル
ートから支線の区間である。)その場合、停電区間につ
ながるサブルート上の区間の受電側の開閉器を計算上、
ないものとして、再度融通計算を行う。 (d)すべての玉突融通を行うフィーダに対して上記条
件で融通計算基本アルゴリズムを行う。 (e)上記手続きにより、停電区間に融通する余剰電力
を増加させ、次に停電区間に融通計算を行う。
【0006】
【実施例】以下、本発明における融通計算方法につい
て、実施例を参照しながら詳細に述べる。計算時間の短
縮と融通後の停電区間の縮小と余剰電力の適切配分とい
う3つの目標を達成する現実に即した負荷融通方法を説
明する。
【0007】通常計算時間を短くしようとすると他の目
標の停電区間の縮小及び融通後の余剰電力の適切な配分
などの目標を達成することが難しく、反対に停電区間縮
小化及び融通後の余剰電力の適切な配分などの目標を達
成しようとすると計算時間が長くなる。
【0008】この問題を解決するために融通計算及び開
閉器操作をそれぞれ二段階に行うことにより、相反する
目標を同時に達成することを目指す。すなわち、第1段
階としていろいろな条件下においてそれぞれの条件下で
綿密な融通計算方法(i) により事前計算を行っておく。
この事前計算データをもとに、現在の状況がどの条件に
属するかを判定し、その条件に対応する事前計算データ
を初期値として簡略な融通計算(ii)により計算時間の短
縮を図って第1回目の開閉器操作を行い、もしその結果
融通不能区間が生じた時は第2段階として綿密な融通計
算(iii) を行い、その結果、停電区間の縮小又は解消が
可能な時は第2回目の開閉器操作を行うものである。以
上の事故発生から融通完了までの処理手順を図1に示
す。また、1回目の開閉器操作を行って、融通不能区間
が生じた場合でも、1回目の開閉器操作で終わってもよ
い。
【0009】前掲の特開平3−52521号公報では、
条件の場合分けを、例えば季節を春夏秋冬の4季に、一
日を昼夜2通りに、週を平日,土曜,日曜の3通りの計
24通りとし、各条件について事前計算を行う。1つの
条件下で数10通りの代表的事故箇所を想定し、その各々
に対して以下に述べる綿密な融通計算方法(1)により
事前計算を行っておく。従って数百通りの代表的融通計
算データを記憶格納しておく。
【0010】しかしながら、この方法で一日を昼夜2通
りで事前計算を行うことは適切でなく、実際には一日の
負荷率の変化はたとえば負荷率40%〜95%と大き
く、一日を昼夜2通りで事前計算を行うのは適切でな
い。したがって、例えば1時間ごとに1日を24通りの
場合について事前計算を行うのも一方法であるが、季
節、週などと考え合わせると膨大な組み合わせを考える
必要がある。また、年間、一日、週の負荷曲線は、地域
によって多少異なるが、特別な場合を除いてはほとんど
同一営業所内では、地域差は余り見られない。
【0011】したがって事前計算を負荷率5〜95%の
5%きざみで事前計算を行うことにより、事前計算に要
する記憶容量の削減を図ることが可能になる。さらには
40%程度以下の低負荷も実データで考えられない場
合、さらに事前計算の記憶容量を減らすことが可能とな
る。
【0012】実際に記憶容量の減少を計算してみると以
下のようになる。季節を春夏秋冬4通り、一日を1時間
おきに24通り、また週を平日、土曜、日曜の3通りを
考えると、1つの事故個所に対し、4×24×3=28
8通りの事前計算が必要となる。それに対し、負荷率4
0〜95%の5%きざみで事前計算を行うと、11通り
の事前計算でよい。すなわち記憶容量が96%、削減で
きることになる。
【0013】もし事故が発生すると(ステップ11)、
配電用変電所に取付けられた配電線保護リレーにより事
故区間を把握する(ステップ12)。現在がどの条件に
属し、どの代表的な事前計算データに対応するかを判断
しその事前データを初期値として簡略な融通計算方法
(2)により融通計算を行い、その結果に基づいて1回
目の開閉器操作を行う(ステップ13,14,15)。
その結果停電区間が残っていれば停電区間について綿密
な融通計算方法(3)により2回目の融通計算を行い
(ステップ16,17)、その結果停電区間の縮小又は
解消が可能な時は2回目の開閉器操作を行うものである
(ステップ18)。このように事前データに基づいてと
りあえず1回目の開閉器操作を行うことにより大規模な
事故にも計算時間の短縮を図ることができ、この計算時
間の短縮は変電所遮断器が遮断する前に融通処理を行う
無停電融通システムに対しても有効となり、また融通後
の配電線の余剰電力が均等化されるので次回の事故の際
の1回目の融通計算結果をより適切にするのに有効とな
る。
【0014】以下に、綿密な融通計算方法と簡略な融通
計算方法の具体的方法を示す。この計算方法を取り込む
ことによって、現実に即した負荷融通処理が実行でき
る。上記において、綿密な融通計算方法(i) と(iii)
は、その両方を下記の綿密な融通計算方法とすれば万全
であるが、どちらかその一方を下記の綿密な融通計算方
法とし、他方は従来の綿密な融通計算方法とすることも
でき、その場合でも、下記の綿密融通計算方法の特徴を
活かすことができる。
【0015】従来の綿密な融通計算の例としては、
(イ)当初は余剰電力を制限し配電線の開閉器の開又は
閉の考えられる全ての組合せを計算し、その内の最適な
組み合わせを選び、満足されないときは余剰電力の制限
を緩めて融通計算をやり直し、それでも満足できないと
きは、さらに隣接した区間も全て停電したと計算上考え
て、考えられる全ての開閉器の開又は閉の組み合わせを
計算する方法、(ロ)前項において最適解を選ぶ融通条
件にウエイト付けして評価する方法、などの方法があ
る。
【0016】それぞれの特徴について述べると、(イ)
項の方法では、区間が増えるに従って加速度的に組合せ
が増え、対象範囲が広がると処理時間が大となる。
(ロ)項の方法はより最適の結果を求めることができる
が、(イ)項の方法よりさらに処理時間がかかる。
(イ), (ロ)のいずれも一長一短があり、比較的処理
時間を長くとれる場合に採用し得る。
【0017】各融通計算方法について詳細に説明する。 1.綿密融通計算方法 綿密融通計算方法は、前述の融通処理方式の中で事前計
算と第2回目の融通計算において採用される。
【0018】綿密融通計算方法の全体的な処理流れ図を
図2に示す。 1)余剰電力の均等化のために、最初は計算上各フィー
ダの余剰電力をかなり制限した形で後に示す融通計算基
本方法で行う(ステップ21,22)。 2)融通計算基本方法で計算後、融通不能区間があり、
かつ融通不能区間の中で各融通負荷区間の中で最小負荷
の区間の負荷が融通後のフィーダの余剰電力合計より小
さい場合、すなわち余剰電力があるにもかかわらず融通
不能区間が発生する場合は操作禁止開閉器を設定して融
通計算基本方法で再計算を行う。融通不能区間がなけれ
ば計算終了する(ステップ23,24)。 3)上記1),2)を行っても停電区間が解消しない場
合は、計算上の余剰電力の制限を緩めた形で上記1),
2)を行う(ステップ25,22,23,24)。 4)計算上の余剰電力の制限を外しても融通不能区間が
ある場合は玉つき融通を行う(ステップ26,27,2
8)。
【0019】まず最初に事前融通計算方法の基本につい
て述べ、次に融通操作後の配電線の余剰電力の均等化及
び玉つき融通に関して述べる。
【0020】 1.−1 融通計算基本方法(ステップ22)特開平3
−52521号公報記載の融通計算基本方法では、区間
と区分開閉器のつながりを局所的に捉え、1区間毎に当
該区間が融通を受けるフィーダを決定していき、区間毎
の処理の順序が決定している。ある区間からみて隣接し
ている区間が充電されていれば、その区間と接続する開
閉器を "入" として当該区間に対する融通計算を終え
る。区間に隣接して複数の充電区間がある場合は、充電
区間のフィーダの余剰電力を比較し、余剰電力が最大の
充電区間との開閉器を "入" とする。区間毎の処理の順
序は下記の順序で行う。ここで送電順位は電源に近い区
間より電源から遠い区間へ向かうのを昇順、逆を降順と
する。分岐しているため同じ近さの順位が複数ある場合
にはその順位は任意に決める。 1)初回は、事故前系統における各区間の送電順位の降
順(電源から遠い区間よりの順)に行う。 2)2回目は、事故前系統における各区間の送電順位の
昇順(電源から近い区間よりの順)に行う。 3)3回目は、1),2)を繰り返すが、2回前の計算
結果と比較して系統状態に変化がなければ計算終了とす
る。 上記において、初回を降順に行うとしたが、これは処理
が速くなるように処理効率を考慮して決めている。これ
に対し、初回を昇順、2回目を降順とすることもでき
る。
【0021】停電しているフィーダが2つ以上ある場合
は、事前に決めたフィーダの処理順序に従って処理を行
う。具体的に停電している区間がF1 とF2 であるとす
れば、事前に処理順序はF1 を先に行い、F2 を後に行
うことを決めておけば、まず最初にF1 で上記の1),
2),3)で述べた初回の処理を行い、次にF2 で初回
の処理を行い、次にF1 で2回目の処理、次にF2 で2
回目の処理というように3回目以降もF1 ,F2 の順で
行う。
【0022】具体的な例について図3を用いて説明す
る。図3aのようにF0 の区間L0 のAで事故が起こる
と、区間L1 〜L4 が停電し、区間L1 〜L4 に融通す
る必要が生ずる。初回の処理は図3bに示す。融通処理
を送電順位の降順に行うため、まず区間L4 に着目する
と隣接している区間L3 は充電されていないので融通は
不能である。次に区間L3 を調べると隣接している区間
は区間L23で、ここは充電しているのでここを通して融
通する。区間L2 は区間L12及び区間L22から融通が可
能であるが、フィーダF1,2 のうち余剰電力の大きい
フィーダに連なる区間から融通する。ここではフィーダ
1 の余剰電力が大きいとして、区間L12を通して融通
すると決める。区間L1 も同様にフィーダF1 の余剰電
力が大きいとして区間L11を通して融通すると決める。
次に2回目融通処理は図3cに示す送電順位の昇順に行
う。最初区間L1 の処理を行うが区間L1 は既に充電し
ている。同様に区間L2 及び区間L3 は充電している。
区間L4 は隣接区間L3 が充電しているので融通するこ
とができる。3回目と4回目の融通処理を行っても2回
前の2回目の結果と同じ結果であるので、計算終了す
る。
【0023】しかしながら、停電しているフィーダが2
つ以上、すなわちバンク事故、変電所事故がある場合、
事前F1 フィーダを行い、次にF2 フィーダと処理順序
を決めていた。しかしながら上記の方法を用いると、F
1 フィーダの方を優先的に融通するために、F2 フィー
ダが融通できない場合がある。したがってF1 フィーダ
とF2 フィーダ全体を停電区間と考えて、融通する方が
停電区間の減少ならびに余剰電力の均等化が図れる。
【0024】具体的に図4で説明すると、変電所のバン
クB1 が停電するとF1 フィーダならびにF2 フィーダ
全体が停電することになる。図にF1 フィーダ、F2
ィーダの送電順位を記す。特開平3−52521号公報
においては、F1 フィーダの融通後、F2 フィーダを融
通していたが、本発明では、F1 フィーダ,F2 フィー
ダを1つに考えて融通を行う。具体的に図4で説明する
と、連系常開開閉器1,2,4,5から融通するとして
余剰電力が充分あるとすると、 1)初回は、事故前系統における各区間の送電順位の降
順(電源から遠い区間よりの順)に行う。すなわち、連
系常開開閉器5から送電順位6の区間26を融通する。
次に連系常開開閉器1から送電順位5の区間14、連系
常開開閉器2から送電順位5の区間18、連系常開開閉
器4から送電順位5の区間24、区間開閉器25から区
間25を融通することができる。このように、初回の融
通で区間27、28,15,16を残して融通が可能と
なる。 2)2回目は事故前系統における各区間の送電順位の降
順より、区間27,28,15,16を融通する。
【0025】優先負荷があった場合は、以下の方法で優
先負荷を優先的に融通を行う。図5で説明する。通常の
送電順位では、図5(a)のようになり、区間7、9に
優先負荷があったとしても、優先的に融通することは不
可能である。しかしながら、図5(b)のように優先負
荷を有利にするための送電順位では優先負荷の送電順位
を大きな順位にすることにより優先負荷に優先的に融通
が可能である。特に連系常開開閉器1,2,3が同じ電
源である場合は、図5(b)のような送電順位をつける
と有利である。
【0026】 1.−2 操作禁止開閉器の設定(ステップ24)前
記融通計算基本方法22では、区間と区分開閉器のつな
がりを局所的に捉え、1区間毎に当該区間が融通を受け
るフィーダを送電順位の降順、送電順位の昇順、そして
その繰り返しで行うことに方法が決定しているので、余
剰電力の少ないフィーダから融通する可能性がある。す
なわち停電区間の負荷の供給を担当する供給フィーダが
適切でないため余剰電力があるにもかかわらず停電区間
を生じることがある。
【0027】このような融通不能区間を解消するため以
下の方法を提案する。予備フィーダ毎の区間の分担を変
えることによって融通不能区間の解消が可能かチェック
する。可能な場合は強制的に区間の分担を変更するため
に1台の連系常開開閉器を切り状態で操作禁止とする。
これによって開閉器は存在しないのと同じとなり、前回
の送電ルートをとることは不可能となるので次回の融通
計算では新たな結果が得られる。
【0028】例えば、図3cにおいてフィーダF2 に余
剰電力がない場合は、連系常開開閉器S9 と区分開閉器
4 を通して図3dのように区間L4 へ融通不能となる
場合がある。この場合に区間L4 へは、連系常開開閉器
9 からではなく連系開閉器S6 から融通すれば停電が
解消されるかも知れない。
【0029】具体的には前記融通計算基本方法終了後、
下記の条件で計算結果の評価を行う。条件を満たした場
合は1台の開閉器を選択し、切り状態で操作禁止として
再度融通計算を行う。
【0030】条件1・・・・融通不能区間があり,かつ
融通不能区間の中で最小負荷の区間の負荷が融通後フィ
ーダの余剰電力合計よりも小さい。操作禁止とする開閉
器は下記の条件で決定する。 条件2・・・・融通することで余剰電力が負となる電力
供給点フィーダについて、融通不能区間への送電ルート
上の連系常開開閉器。再計算は計算結果が条件1を満た
さなくなった場合、又は全ての常開開閉器が操作禁止と
なった場合に打切りとする。最終的な出力は、それまで
の計算結果の中で融通不能区間の負荷合計が最小のもの
とする。
【0031】図3eに操作禁止連結開閉器の設定をした
場合を示す。操作禁止連結開閉器の設定により図3fに
示すように、1回目の送電順位の降順の処理において、
連系常開開閉器S6 を通して区間L2 を融通し、さらに
連系常開開閉器S5 を通して区間L1 を融通し、2回目
の送電順位の昇順の処理において、開閉器S3 を通して
区間L3 を融通し、さらに開閉器S4 を通して区間L4
を融通する。
【0032】1.−3供給余剰電力の均等化 台風や雷発生時には事故が連続して何回も起こることが
ある。その場合最初の事故で1箇所から融通を行うと、
次回の事故発生の時に余剰電力が均等化されていないた
め融通が不能となる場合がある。従って、次回の事故に
備えるため停電区間に隣接するフィーダから均等に融通
した方がよい。従って、前述のように余剰電力の均等化
のために、最初は計算上各フィーダの余剰電力をかなり
制限した融通計算基本方法及び操作禁止開閉器の設定を
して計算を行う。限界目標値の概念は図6に示すよう
に、計算上の各フィーダの融通電力を以下の式に示す形
で制限しようとするものである。すなわち限界目標値は
計算上制限した余剰電力である。予備フィーダの余剰電
力合計Wt0が被融通区間合計At より大または等しい条
件下でフィーダ毎の余剰電力限界目標値を算出する。
【0033】 Wi =Wti−A0 ・・・・・・・・・・(1) A0 ={(Wt0−At ) /k}×μ ・・・・・・・・・・(2) を計算する。ここでWi は余剰予備フィーダi(i=
1,2,3,・・・)の余剰電力限界目標値,Wtiは余
剰予備フィーダの余剰電力,A0 は融通電力制限値、k
は余剰予備フィーダ数,Wto=ΣWtiは全余剰予備フィ
ーダの余剰電力合計,At は全被融通区間の負荷合計,
μ(μ<1)は限界目標値の修正係数である。限界目標
値の修正係数は最初が係数を大きくして融通電力をかな
り制限した形で行い、融通が不可能の場合はその係数を
順に小さくした形で融通計算を行う。
【0034】図6は予備フィーダ毎の限界目標値の説明
図である。図において、予備フィーダFi (i=1,
2,3)の許容供給電力をP0i(i=1,2,3)と
し、簡単のためP01=P02=P03=P0 として説明す
る。
【0035】各フィーダの現在供給電力をp1i(i=
1,2,3)とすると、各フィーダの余剰電力Wtiは Wti=P0 −p1i ・・・・・・・・・(3)
【0036】ここで、各フィーダの融通余剰電力を均等
化するため、各フィーダ均等に融通電力制限値A0 を設
け、融通の際、この分を残して計算する。従って各フィ
ーダの余剰電力限界目標値Wi は、 Wi =Wti−A0 =P0 −p1i−A0 ・・・・・・・・・(4) となる。これは図6の斜線の部分で示される。上記融通
計算の場合は各フィーダiの余剰電力としては(4)式
のWi の範囲に限定して計算することになる。この係数
μの値を当初は大きくし、A0 を大きく、Wi を小さく
制限した形で計算する。融通不能区間があり、上記1の
3)項の条件の場合には、係数μを小さくする。そうす
ると、A0 が小さくなり、その縮小した分、Wi が大き
くなり、各フィーダの予備電力が増す。
【0037】このようにして行って、最後にはμ=0と
なる。このとき、図6のA0 の幅はゼロになり、各フィ
ーダは全余剰電力Wi =Wtiを用いて融通計算する。こ
のようにしても、融通不能区間が残る場合に、下記1の
4)項により計算することになる。
【0038】 1.−4玉つき融通計算(ステップ28)特開平3−5
2521号公報記載の方法では、隣接する連系常開開閉
器だけでは負荷の供給が不可能な場合、隣接連系常開開
閉器にさらに隣接する連系常開開閉器によって融通を行
う。すなわち、隣接する電力供給点のみならず隣接する
電力供給点に隣接する電力供給点からも融通する。これ
を玉つき融通という。玉つき融通方法の基本的な考え方
は、停電区間に隣接する電力供給点の余剰電力を増加さ
せるため、停電区間に隣接する電力供給点の負荷の一部
を他の電力供給点で肩代わりするものである。
【0039】玉つき融通は図7に示すように、以下の手
順で行う。 1)停電区間に隣接するフィーダで余剰電力の最大のフ
ィーダをピックアップする(ステップ51) 。 2)余剰予備フィーダと連系常開開閉器の木以外の枝区
間をリストアップする。次に枝組み合わせパターンを拾
い上げる(ステップ52,53)。 3)組み合わせパターンが停電区間に対し1つのパター
ンでも融通可能かまた切離し区間に融通可能か計算す
る。可能であれば切離し負荷の最小のものを採用して融
通する(ステップ54,55)。 4)また、いずれのパターンも停電区間解消が不可能な
場合は、停電区間に最も多く融通可能な電力のパターン
を記憶する(ステップ56)。 5)次に余裕の大きい隣接フィーダで手順2),3),
4)を行う(ステップ57)。また、いずれの隣接フィ
ーダも手順2),3),4)の条件を満たさないとき
は、ピックアップした隣接フィーダの玉つきによる余裕
量で前記1.−1項の方法で融通を行う(ステップ5
8) 。
【0040】図8で具体例を示しながら説明する。Aで
事故が起こると、F2 フィーダより前項1.−1〜1.
−3の方法で融通するが、L1 及びL2 が停電区間とし
て残ったとする。 1)停電区間L1 ,L2 に隣接するフィーダF5
1 ,F2 で余剰電力の最大のフィーダをF5 とする。 2)枝区間をリストアップする。F5 の場合は区間L
3 ,L4 ,L5 ,L6 である。
【0041】次に枝組み合わせパターンを拾い上げる。
5 の場合は区間L4 のみ、区間L6 のみ、区間L3
4 のみ,区間L5 ,L6 のみ、区間L3 ,L4
6 、区間L4 ,L5 ,L6 、区間L3 ,L4 ,L5
6 をパターンとして上げる。 3)組み合わせパターンが停電区間に対し1つのパター
ンでも融通可能か又は切離し可能かを計算する。具体的
には、例えば区間L3,4 について考えると、区間L3,
4 を切離すことにより、区間L1,2 の停電が解消す
るか計算し、切離し区間L3,4 がフィーダF6 で融通
可能か計算する。可能であれば切離し負荷の最小のもの
を採用して融通する。
【0042】4)また、いずれのパターンも停電区間解
消が不可能な場合は、停電区間に最も多く融通可能な電
力とパターンを記憶し、いずれの隣接フィーダも手順
2),3),4)の条件を満たさないときは、ピックア
ップした隣接フィーダの玉つきによる余裕量で前記1.
−1項の方法で融通を行う。具体的には、連系常開開閉
器S2 は区間L3,4 ,L5 ,L6 を切離すことにより
30Aの余裕ができたとし、連系常開開閉器S1 は区間
7,8 を切離すことにより20Aの余裕ができたとす
れば、負荷区間L1 が20A、区間L2 が15Aの場合
区間L2 は開閉器S2 より融通し、区間L1 は開閉器
S′より融通することにより停電が解消する。
【0043】しかしながら、特開平3−52521号公
報においては、枝区間の組み合わせを考えるため、計算
時間がかかる。したがって、以下の方法によって玉突融
通を行う。
【0044】1.−5玉突融通計算 上記1.−4の玉突融通計算では、組み合わせを考えて
いるため計算時間がかかる。したがって下に示すような
方法により計算時間を短縮する。停電区間に隣接する連
系常開開閉器の融通だけでは負荷の供給が不足または不
可能な場合、隣接連系常開開閉器に隣接する連系常開開
閉器からの融通によって負荷の供給を行う。すなわち隣
接する電力供給点のみならず隣接する電力供給点に隣接
する電力供給点からも融通する。これを玉突融通とい
う。玉突融通アルゴリズムの基本的な考え方は、停電区
間に隣接する電力供給点の余剰電力を増加させるため停
電区間に隣接する電力供給点の負荷の一部を他の電力供
給点に肩代わりする。
【0045】玉突融通は図9に示すように以下の手順で
行う。 1)まず玉突融通を行うフィーダを選定する。事故区間
に仮に融通して、余剰電力が仮に負となるフィーダを選
定する。すなわちここでは仮に負となるフィーダの余剰
電力を玉突融通により増やすことを考える。
【0046】2)次に上記玉突融通を行うフィーダに対
して電力供給点の負荷の一部を、他の電力供給点に肩代
わりする仮停電区間があることを確認する。 a)1)において選択したフィーダにおいて事故フィー
ダへの連系常開開閉器へ到るルートは玉突融通のための
メインルートと定義し、そのルート上の区間は停電区間
としないこと。 b)上記以外は仮停電区間の候補となるが、仮停電区間
には事故区間に直接融通可能なフィーダの連系常開開閉
器以外で仮フィーダから融通するための連系常開開閉器
が一つ以上あること。この連系常開開閉器とメインルー
トまでのルートをサブルートとする。事故区間に直接融
通可能なフィーダの連系常開開閉器は計算上ないものと
する。
【0047】3)2)の条件が確認を満たした玉突融通
融通を行うフィーダで以下の条件で融通計算基本アルゴ
リズムを行う。 a)玉突融通を行うフィーダが複数ある場合には、1)
で仮に融通して、余剰電力が仮に負となる負荷が大きい
フィーダから順に行う。玉突融通を行うフィーダには事
故区間がないため、フィーダ電源と仮停電区間へ融通可
能な連系常開開閉器から融通できる。 b)他フィーダからのメインルートへ融通は行わない。 c)この融通アルゴリズムによって、連系常開開閉器か
ら他フィーダの余剰電力により、融通される場合、仮停
電区間に停電が生じる場合がある。(実際にはサブルー
トから支線の区間である。)その場合、停電区間につな
がるサブルート上の区間の受電側の開閉器を計算上、な
いものとして、再度融通計算基本アルゴリズムを行う。 d)すべての玉突融通を行うフィーダに対して上記条件
で融通計算基本アルゴリズムを行う。 e)上記手続きにより、停電区間に融通する余剰電力を
増加させることができ、次に停電区間に融通計算基本ア
ルゴリズムならびに操作禁止開閉器の設定による融通計
算を行う。
【0048】また玉突融通の場合、余剰電力が逼迫して
いるため特に供給余剰電力の均等化まで考慮する必要が
ない。
【0049】図10に玉突融通の例を示す。F2 フィー
ダの20区間で事故が発生し、F2 フィーダ全体が停電
となった場合を考えてみると、F1 フィーダより連系常
開開閉器3より区間28,27を融通し、F3 フィーダ
より連系常開開閉器5より区間26を融通し、F6 フィ
ーダより連系常開開閉器4より区間24,23,25を
融通するとする。しかしながらフィーダF1 および、フ
ィーダF6 の余剰電力が不足するため、区間21,22
は融通することができなくなり、玉突融通によって停電
を解消するものである。
【0050】玉突融通を行うフィーダは事故区間に仮に
融通して、余剰電力が仮に負となるフィーダであるた
め、ここではF1 フィーダとF6 フィーダである。また
1 フィーダとF6 フィーダを仮に融通してF1 フィー
ダの方が負となる余剰電力が大きいと考え、まずF1
ィーダの仮停電区間に融通するための連系常開開閉器は
連系常開開閉器1,2があるが、連系常開開閉器2は電
源フィーダがF6 であり、F6 は直接事故区間に融通す
る連系常開開閉器が存在するため、仮停電区間に融通す
る連系常開開閉器は連系常開開閉器1とする。
【0051】F1 フィーダをF1 フィーダ電源とF5
ィーダを電源とする連系常開開閉器1から融通計算基本
アルゴリズムを行う。最初は送電順位の降順に行うため
連系常開開閉器1から区間14,13,12まで融通可
能となったとする。F1 のフィーダ電源より区間10,
11,15,16が融通可能とする。また区間17,1
8は停電区間として残ってしまう。(2)で述べた連系
常開開閉器1を操作禁止開閉器に設定してしまうと、仮
停電区間に他フィーダから融通できなくなる。したがっ
て停電区間につながるサブルート上の区間の受電端側の
開閉器、ここでは開閉器12を計算上ないものとして、
再度融通計算基本アルゴリズムを行う。したがって連系
常開開閉器1から区間13,14を融通し、F1 のフィ
ーダ電源から区間10,11,15,16,12,1
7,18を融通する。区間13,14はF5 のフィーダ
電源に負荷を持ち変えたことより、F1 フィーダの余剰
電力を増加させることができる。F6 フィーダをF6
フィーダ電源とF5 フィーダを電源とする連系常開開閉
器11からとF7 フィーダを電源とする連系常開開閉器
10から上記F1 フィーダと同様のことを行う。ここで
は区間67を連系常開開閉器10よりF7 フィーダに負
荷を持ち変えるものとする。その結果F6 フィーダの余
剰電力を増加させることができる。F1 フィーダとF6
フィーダの余剰電力を増加させることにより、F2 フィ
ーダにおいて融通計算基本アルゴリズムを行うと区間2
1と22の停電は解消できる。図10は玉突融通後の各
フィーダの負荷の分担を示す。
【0052】さらに計算時間の短い玉突融通方法として 1)まず玉突融通を行うフィーダを選定する。事故区間
に仮に融通して、余剰電力が仮に負となるフィーダを選
定する。すなわちここでは仮に負となるフィーダの余剰
電力を玉突融通により増やすことを考える。
【0053】2)次に上記玉突融通を行うフィーダに対
して電力供給点の負荷の一部を、他の電力供給点に肩代
わりする仮停電区間があることを確認する。 a)1)において選択したフィーダにおいて事故フィー
ダへの連系常開開閉器へ到るルートは玉突融通のための
メインルートと定義し、そのルート上の区間は停電区間
としないこと。 b)上記以外は仮停電区間の候補となるが、仮停電区間
には事故区間に直接融通可能なフィーダの連系常開開閉
器以外で仮フィーダから融通するための連系常開開閉器
が一つ以上あること。
【0054】事故区間ならびに玉突融通するフィーダ全
体を仮に停電したとして、融通計算基本アルゴリズムと
操作禁止開閉器の設定により融通を行うものである。こ
の方法は前記の玉突融通計算よりもさらに短い時間で計
算し、さらには、融通計算基本アルゴリズムならびに操
作禁止開閉器の設定のアルゴリズムがa),b)の条件
を満たすならば、そのまま融通計算基本アルゴリズムな
らびに操作禁止開閉器の設定のアルゴリズムが使用でき
るために開発費の削減にもつながる。
【0055】次に具体例を示しながら説明する。F2
ィーダの20区間で事故が発生し、F2 フィーダ全体が
停電となった場合を考えてみると、F1 フィーダより連
系常開開閉器3より区間28,27を融通し、F3 フィ
ーダより連系常開開閉器5より区間26を融通し、F6
フィーダより連系常開開閉器4より区間24,23,2
5を融通するとする。しかしながらフィーダF1 およ
び、フィーダF6 の余剰電力が不足するため、区間2
1,22は融通することができなくなり、玉突融通によ
って停電を解消するものである。
【0056】玉突融通を行うフィーダは事故区間に仮に
融通して、余剰電力が仮に負となるフィーダであるた
め、ここではF1 フィーダとF6 フィーダである。
【0057】条件a),b)を満たすことを確認し、図
11に示すように囲んだ部分全体を停電として融通計算
基本アルゴリズムならびに操作禁止開閉器の設定を行
う。融通計算基本アルゴリズム又は操作禁止開閉器の設
定により融通する。すなわち図12のように送電順位を
決めて行う。この場合、一番問題となるのは玉突融通に
より仮停電とした時間が停電となる場合である。すなわ
ち、例えばF1 フィーダの区間18が停電となる場合で
ある。
【0058】2.簡略融通計算方法 特開平3−52521号公報では、事前に計算し、固定
ディスクなどに記憶されている事前計算データの中から
事故発生時点の季節、日変化、週変化等の時期条件や事
故発生の場所条件などの諸条件のいずれに属するかを選
定し対応する事前計算データを取出す。ただし、事前計
算データをそのまま事故発生時に使用することはできな
い。なぜならば事前計算時の負荷状態と事故発生時の負
荷状態とは異なるからである。従って、事前計算データ
に基づいて事故発生時の状態に合わせて再計算を行う。
【0059】しかしながら、5%刻みの負荷率で事前計
算をしているため、事故発生時には事故発生前の負荷率
よりも大きい負荷率の事前計算結果を固定ディスクから
取り出す。たとえば事故区間の負荷率が62%であれ
ば、65%の事前計算結果を用いる。事前計算結果をそ
のまま事故発生に使用することはできない。なぜなら事
前計算時の負荷状態と事故発生時の負荷状態とは異なる
からである。具体的にいえば、事故区間に融通するフィ
ーダの負荷率はすべて62%でなく、事故区間よりも小
さい負荷率もあればフィーダよりも大きい負荷率のフィ
ーダもある。特に問題となる場合は、事故区間に融通す
るフィーダの負荷率が大きい場合であり、その負荷率が
大きいフィーダは、事前計算結果による融通区間に対し
て、余剰電力がないためすべての事故区間に対して融通
できないことが考えられる。したがって事前計算結果に
基づいて事故発生時の計算を行う。
【0060】事前計算データに基づく融通計算の基本的
な考え方は、余剰電力が不足した場合、どの区間を切離
すかという問題に帰着し、末端の負荷最小の区間から優
先して切離そうという考え方である。図13に簡略融通
計算方法のフローチャートを示す。
【0061】事前計算により、図14に示すように、連
系常開開閉器S12より区間L5,6,9,10, 11,
12, 13まで融通、連系常開開閉器S10により区間L7,
8へ融通するように割当てられているとする。また、
連系常開開閉器S14による玉つき融通により区間La,
b , Lc を融通すると仮定する。
【0062】まず、玉つき融通により割当てられた区間
に余剰電力の不足があるか確かめる。事前計算の区間に
融通余剰電力の不足があれば末端で負荷最小の区間を区
間カットする。この場合は、区間Lc をカットする。玉
つき融通による融通が終われば、玉つきなし融通に対し
ても同様のことを行う。事前計算により開閉器S12の割
当て区間の余剰電力の不足がなければそのまま融通し、
不足があれば末端区間L5,区間L12の負荷が小さい区間
を区間カットして融通する。同様に連系常開開閉器S10
からの融通も同様に行う。
【0063】上記簡略融通計算方法において、融通計算
を降順に行い、融通計算の結果、余剰電力が不足した場
合は、降順末端の負荷最小の区間から優先して切離すよ
うにしている。これに対し、他の実施例として、融通計
算を昇順に行い、融通計算の結果、余剰電力が不足した
場合には昇順基端の負荷最大の区間から優先して供給す
るようにすることもできる。この場合、負荷の大きい方
から順次供給し、融通余剰電力が融通区間の負荷を下回
り、玉つき融通によっても解消できないとき、残りの区
間はカットする。
【0064】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば下記の
効果を奏する。 事前計算の計算機の記憶容量を減少することができ
る。 バンク事故、変電所事故などの各フィーダ事故に対
しても融通計算を行うことができる。 優先負荷がある場合に対しても、優先的に負荷融通
することが可能である。 玉突融通に対してもより計算時間を少なくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による事故発生から融通完了までの処
理手順を示すフローチャートである。
【図2】 本発明の綿密融通計算方法の論理処理のフロ
ーチャートである。
【図3】 綿密融通計算方法の例を示すブロック図であ
る。
【図4】 複数フィーダにおける融通方法を示すブロッ
ク図である。
【図5】 優先負荷を有利にするための送電順位を示す
ブロック図である。
【図6】 予備フィーダ毎の限界目標値の説明図であ
る。
【図7】 本発明の玉突融通計算のフローチャートであ
る。
【図8】 玉突融通計算の例を示すブロック図である。
【図9】 玉突融通のフローチャートである。
【図10】 玉突融通計算の例を示すブロック図であ
る。
【図11】 配電線のグラフ表現を示すブロック図であ
る。
【図12】 配電線のグラフ表現の他の例を示すブロッ
ク図である。
【図13】 事前計算に基づく簡略融通計算のフローチ
ャートである。
【図14】 事前計算に基づく割当ての例を示すブロッ
ク図である。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配電用変電所母線,配電用遮断器,変電
    所監視装置,区分開閉器及びそれら相互を接続する電線
    からなる配電系統の区分開閉器操作方法において、以下
    の方法により停電区間を融通する負荷融通処理方法: 1)1フィーダ以上が停電区間の場合、停電区間全体を
    電源側から近い順に送電順位をつけ、同じ送電順位は任
    意に1区間毎に当該区間が融通を受けるフィーダを決定
    し、区間毎の融通処理は送電順位降順と昇順とを交互に
    繰り返し、2回前の計算結果と比較して系統状態に変化
    がなければ計算終了とする。
  2. 【請求項2】 配電用変電所母線,配電用遮断器,変電
    所監視装置,区分開閉器及びそれら相互を接続する電線
    からなる配電系統の区分開閉器操作方法において、以下
    の方法により停電区間を融通する負荷融通処理方法: 1)優先負荷がある場合、優先負荷に対して順位の数の
    大きい送電順位をつけて1区間毎に融通を受けるフィー
    ダを決定し、送電順位の数の降順と昇順とを交互に繰り
    返し、2回目の計算結果と比較して系統状態に変化がな
    ければ計算終了とする。
  3. 【請求項3】 配電用変電所母線,配電用遮断器,変電
    所監視装置,区分開閉器及びそれら相互を接続する電線
    からなる配電系統の区分開閉器操作方法において、停電
    区間に隣接する連系常開開閉器の融通だけでは負荷の供
    給が不足または不可能な場合、隣接する電力供給点のみ
    ならず隣接する電力供給点に隣接する電力供給点からも
    融通する玉突融通方法を用いて、以下の方法により停電
    区間を融通する負荷融通処理方法: 1)まず玉突融通を行うフィーダとして、事故区間に仮
    に融通すると余剰電力が仮に負となるフィーダを選定す
    る。 2)次に上記玉突融通を行うフィーダに対して、電力供
    給点の負荷の一部に、他の電力供給点に肩代わりする仮
    停電区間があることを次の条件により確認する。 a)1)において選択したフィーダにおいて事故フィー
    ダへの連系常開開閉器へ到るルートは玉突融通のための
    メインルートと定義し、そのルート上の区間は停電区間
    としないこと。 b)上記以外は仮停電区間の候補となるが、仮停電区間
    には事故区間に直接融通可能なフィーダの連系常開開閉
    器以外で仮フィーダから融通するための連系常開開閉器
    が一つ以上あること。この連系常開開閉器とメインルー
    トまでのルートをサブルートとする。事故区間に直接融
    通可能なフィーダの連系常開開閉器は計算上ないものと
    する。 3)2)a),b)の条件を満たした玉突融通融通を行
    うフィーダについて、以下の条件で融通計算を行う。 a)玉突融通を行うフィーダが複数ある場合には、1)
    で仮に融通して、余剰電力が仮に負となる負荷が大きい
    フィーダから順に融通計算を行う。 b)他フィーダからのメインルートへ融通は行わない。 c)この融通アルゴリズムによって、連系常開開閉器か
    ら他フィーダの余剰電力により融通される場合、仮停電
    区間に停電が生じるときは、停電区間につながるサブル
    ート上の区間の受電側の開閉器を計算上、ないものとし
    て、再度融通計算を行う。 d)すべての玉突融通を行うフィーダに対して上記条件
    で融通計算基本アルゴリズムを行う。 e)上記手続きにより、停電区間に融通する余剰電力を
    増加させ、次に停電区間に融通計算を行う。
  4. 【請求項4】 配電用変電所母線,配電用遮断器,変電
    所監視装置,区分開閉器及びそれら相互を接続する電線
    からなる配電系統の区分開閉器操作方法において、停電
    区間に隣接する連系常開開閉器の融通だけでは負荷の供
    給が不足または不可能な場合、隣接する電力供給点のみ
    ならず隣接する電力供給点に隣接する電力供給点からも
    融通する玉突融通方法を用いて、以下の方法により停電
    区間を融通する負荷融通処理方法: 1)まず玉突融通を行うフィーダとして、事故区間に仮
    に融通すると余剰電力が仮に負となるフィーダを選定す
    る。 2)次に上記玉突融通を行うフィーダに対して、電力供
    給点の負荷の一部に、他の電力供給点に肩代わりする仮
    停電区間があることを次の条件により確認する。 a)1)において選択したフィーダにおいて事故フィー
    ダへの連系常開開閉器へ到るルートは玉突融通のための
    メインルートと定義し、そのルート上の区間は停電区間
    としないこと。 b)上記以外は仮停電区間の候補となるが、仮停電区間
    には事故区間に直接融通可能なフィーダの連系常開開閉
    器以外で仮フィーダから融通するための連系常開開閉器
    が一つ以上あること。 3)事故区間ならびに玉突融通するフィーダ全体を仮に
    停電したとして融通計算を行う。
  5. 【請求項5】 配電用変電所母線,配電用遮断器,変電
    所監視装置,区分開閉器及びそれら相互を接続する電線
    からなる配電系統の区分開閉器操作方法において、停電
    区間に隣接する連系常開開閉器の融通だけでは負荷の供
    給が不足または不可能な場合、隣接する電力供給点のみ
    ならず隣接する電力供給点に隣接する電力供給点からも
    融通する玉突融通方法を用いて、以下の方法により停電
    区間を融通する負荷融通処理方法: 1)まず玉突融通を行うフィーダとして、事故区間に仮
    に融通すると余剰電力が仮に負となるフィーダを選定す
    る。 2)次に上記玉突融通を行うフィーダに対して、電力供
    給点の負荷の一部に、他の電力供給点に肩代わりする仮
    停電区間があることを次の条件により確認する。 a)1)において選択したフィーダにおいて事故フィー
    ダへの連系常開開閉器へ到るルートは玉突融通のための
    メインルートと定義し、そのルート上の区間は停電区間
    としないこと。 b)上記以外は仮停電区間の候補となるが、仮停電区間
    には事故区間に直接融通可能なフィーダの連系常開開閉
    器以外で仮フィーダから融通するための連系常開開閉器
    が一つ以上あること。 3)事故区間ならびに玉突融通するフィーダ全体を仮に
    停電したとして請求項1記載の方法による融通計算を行
    う。
  6. 【請求項6】 配電用変電所母線,配電用遮断器,変電
    所監視装置,区分開閉器及びそれら相互を接続する電線
    からなる配電系統の区分開閉器操作方法において、 配電線路に停電が発生した時、負荷融通処理するものに
    おいて、予め設定された多数の負荷率における複数通り
    の負荷融通計算を綿密な第1の融通計算方法で行って事
    前計算データとして記憶しておき、事故発生時に、発生
    現在の状態が前記の設定された条件のいずれに属するか
    を選定し、その選定された条件下での事前計算データを
    初期値として第1段階として簡略な第2の融通計算方法
    により計算し、その結果に基づいて第1回目の融通処理
    の開閉器操作を行い、 第1の融通計算方法が、最初は各フィーダ毎の余剰電力
    を制限して、融通計算後、融通不能区間があり、かつ融
    通不能区間の中で各融通負荷区間の中で最小負荷の区間
    の負荷が融通後のフィーダの余剰電力合計より小さい場
    合は操作禁止開閉器を設定して融通計算し、それでもな
    お停電区間が解消しない場合は計算上の余剰電力の制限
    を緩めて融通計算し、計算上の余剰電力の制限を外して
    も融通不能区間がある場合は停電区間に隣接する電力供
    給点のみならず隣接する電力供給点に隣接する電力供給
    点からも融通する玉つき融通を行うことを特徴とする負
    荷融通処理方法。
  7. 【請求項7】 配電用変電所母線,配電用遮断器,変電
    所監視装置,区分開閉器及びそれら相互を接続する電線
    からなる配電系統の区分開閉器操作方法において、 配電線路に停電が発生した時、負荷融通処理するものに
    おいて、予め設定された多数の負荷率における複数通り
    の負荷融通計算を綿密な第1の融通計算方法で行って事
    前計算データとして記憶しておき、事故発生時に、発生
    現在の状態が前記の設定された条件のいずれに属するか
    を選定し、その選定された条件下での事前計算データを
    初期値として第1段階として簡略な第2の融通計算方法
    により計算し、その結果に基づいて第1回目の融通処理
    の開閉器操作を行い、 第1の融通計算方法が、最初は各フィーダ毎の余剰電力
    を制限して、請求項1記載の融通計算で計算後、融通不
    能区間があり、かつ融通不能区間の中で各融通負荷区間
    の中で最小負荷の区間の負荷が融通後のフィーダの余剰
    電力合計より小さい場合は操作禁止開閉器を設定して請
    求項1記載の融通計算で計算し、それでもなお停電区間
    が解消しない場合は計算上の余剰電力の制限を緩めて請
    求項1記載の融通計算で計算し、計算上の余剰電力の制
    限を外しても融通不能区間がある場合は停電区間に隣接
    する電力供給点のみならず隣接する電力供給点に隣接す
    る電力供給点からも融通する玉つき融通を行うことを特
    徴とする負荷融通処理方法。
  8. 【請求項8】 配電用変電所母線,配電用遮断器,変電
    所監視装置,区分開閉器及びそれら相互を接続する電線
    からなる配電系統の区分開閉器操作方法において、 配電線路に停電が発生した時、負荷融通処理するものに
    おいて、予め設定された多数の負荷率における複数通り
    の負荷融通計算を綿密な第1の融通計算方法で行って事
    前計算データとして記憶しておき、事故発生時に、発生
    現在の状態が前記の設定された条件のいずれに属するか
    を選定し、その選定された条件下での事前計算データを
    初期値として第1段階として簡略な第2の融通計算方法
    により計算し、その結果に基づいて第1回目の融通処理
    の開閉器操作を行い、 第1の融通計算方法が、最初は各フィーダ毎の余剰電力
    を制限して、融通計算後、融通不能区間があり、かつ融
    通不能区間の中で各融通負荷区間の中で最小負荷の区間
    の負荷が融通後のフィーダの余剰電力合計より小さい場
    合は操作禁止開閉器を設定して融通計算し、それでもな
    お停電区間が解消しない場合は計算上の余剰電力の制限
    を緩めて融通計算し、計算上の余剰電力の制限を外して
    も融通不能区間がある場合は停電区間に隣接する電力供
    給点のみならず隣接する電力供給点に隣接する電力供給
    点からも融通する請求項3記載の方法による玉つき融通
    を行うことを特徴とする負荷融通処理方法。
  9. 【請求項9】 配電用変電所母線,配電用遮断器,変電
    所監視装置,区分開閉器及びそれら相互を接続する電線
    からなる配電系統の区分開閉器操作方法において、 配電線路に停電が発生した時、負荷融通処理するものに
    おいて、予め設定された多数の負荷率における複数通り
    の負荷融通計算を綿密な第1の融通計算方法で行って事
    前計算データとして記憶しておき、事故発生時に、発生
    現在の状態が前記の設定された条件のいずれに属するか
    を選定し、その選定された条件下での事前計算データを
    初期値として第1段階として簡略な第2の融通計算方法
    により計算し、その結果に基づいて第1回目の融通処理
    の開閉器操作を行い、 第1の融通計算方法が、最初は各フィーダ毎の余剰電力
    を制限して、融通計算後、融通不能区間があり、かつ融
    通不能区間の中で各融通負荷区間の中で最小負荷の区間
    の負荷が融通後のフィーダの余剰電力合計より小さい場
    合は操作禁止開閉器を設定して融通計算し、それでもな
    お停電区間が解消しない場合は計算上の余剰電力の制限
    を緩めて融通計算し、計算上の余剰電力の制限を外して
    も融通不能区間がある場合は停電区間に隣接する電力供
    給点のみならず隣接する電力供給点に隣接する電力供給
    点からも融通する請求項4記載の方法による玉つき融通
    を行うことを特徴とする負荷融通処理方法。
  10. 【請求項10】 配電用変電所母線,配電用遮断器,変
    電所監視装置,区分開閉器及びそれら相互を接続する電
    線からなる配電系統の区分開閉器操作方法において、 配電線路に停電が発生した時、負荷融通処理するものに
    おいて、予め設定された多数の負荷率における複数通り
    の負荷融通計算を綿密な第1の融通計算方法で行って事
    前計算データとして記憶しておき、事故発生時に、発生
    現在の状態が前記の設定された条件のいずれに属するか
    を選定し、その選定された条件下での事前計算データを
    初期値として第1段階として簡略な第2の融通計算方法
    により計算し、その結果に基づいて第1回目の融通処理
    の開閉器操作を行い、 第1の融通計算方法が、最初は各フィーダ毎の余剰電力
    を制限して、請求項1記載の融通計算で計算後、融通不
    能区間があり、かつ融通不能区間の中で各融通負荷区間
    の中で最小負荷の区間の負荷が融通後のフィーダの余剰
    電力合計より小さい場合は操作禁止開閉器を設定して請
    求項1記載の融通計算で計算し、それでもなお停電区間
    が解消しない場合は計算上の余剰電力の制限を緩めて請
    求項1記載の融通計算で計算し、計算上の余剰電力の制
    限を外しても融通不能区間がある場合は停電区間に隣接
    する電力供給点のみならず隣接する電力供給点に隣接す
    る電力供給点からも融通する請求項3記載の方法による
    玉つき融通を行うことを特徴とする負荷融通処理方法。
  11. 【請求項11】 配電用変電所母線,配電用遮断器,変
    電所監視装置,区分開閉器及びそれら相互を接続する電
    線からなる配電系統の区分開閉器操作方法において、 配電線路に停電が発生した時、負荷融通処理するものに
    おいて、予め設定された多数の負荷率における複数通り
    の負荷融通計算を綿密な第1の融通計算方法で行って事
    前計算データとして記憶しておき、事故発生時に、発生
    現在の状態が前記の設定された条件のいずれに属するか
    を選定し、その選定された条件下での事前計算データを
    初期値として第1段階として簡略な第2の融通計算方法
    により計算し、その結果に基づいて第1回目の融通処理
    の開閉器操作を行い、 第1の融通計算方法が、最初は各フィーダ毎の余剰電力
    を制限して、請求項1記載の融通計算で計算後、融通不
    能区間があり、かつ融通不能区間の中で各融通負荷区間
    の中で最小負荷の区間の負荷が融通後のフィーダの余剰
    電力合計より小さい場合は操作禁止開閉器を設定して請
    求項1記載の融通計算で計算し、それでもなお停電区間
    が解消しない場合は計算上の余剰電力の制限を緩めて請
    求項1記載の融通計算で計算し、計算上の余剰電力の制
    限を外しても融通不能区間がある場合は停電区間に隣接
    する電力供給点のみならず隣接する電力供給点に隣接す
    る電力供給点からも融通する請求項4記載の方法による
    玉つき融通を行うことを特徴とする負荷融通処理方法。
  12. 【請求項12】 配電用変電所母線,配電用遮断器,変
    電所監視装置,区分開閉器及びそれら相互を接続する電
    線からなる配電系統の区分開閉器操作方法において、 配電線路に停電が発生した時、負荷融通処理するものに
    おいて、予め設定された諸条件における複数通りの負荷
    融通計算を綿密な第1の融通計算方法で行って事前計算
    データとして記憶しておき、事故発生時に、発生現在の
    状態が前記の設定された条件のいずれに属するかを選定
    し、その選定された条件下での事前計算データを初期値
    として第1段階として簡略な第2の融通計算方法により
    計算し、その結果に基づいて第1回目の融通処理の開閉
    器操作を行い、 第1の融通計算方法が、最初は各フィーダ毎の余剰電力
    を制限して、請求項1記載の融通計算で計算後、融通不
    能区間があり、かつ融通不能区間の中で各融通負荷区間
    の中で最小負荷の区間の負荷が融通後のフィーダの余剰
    電力合計より小さい場合は操作禁止開閉器を設定して請
    求項1記載の融通計算で計算し、それでもなお停電区間
    が解消しない場合は計算上の余剰電力の制限を緩めて請
    求項1記載の融通計算で計算し、計算上の余剰電力の制
    限を外しても融通不能区間がある場合は停電区間に隣接
    する電力供給点のみならず隣接する電力供給点に隣接す
    る電力供給点からも融通する玉つき融通を行うことを特
    徴とする負荷融通処理方法。
  13. 【請求項13】 配電用変電所母線,配電用遮断器,変
    電所監視装置,区分開閉器及びそれら相互を接続する電
    線からなる配電系統の区分開閉器操作方法において、 配電線路に停電が発生した時、負荷融通処理するものに
    おいて、予め設定された諸条件における複数通りの負荷
    融通計算を綿密な第1の融通計算方法で行って事前計算
    データとして記憶しておき、事故発生時に、発生現在の
    状態が前記の設定された条件のいずれに属するかを選定
    し、その選定された条件下での事前計算データを初期値
    として第1段階として簡略な第2の融通計算方法により
    計算し、その結果に基づいて第1回目の融通処理の開閉
    器操作を行い、 第1の融通計算方法が、最初は各フィーダ毎の余剰電力
    を制限して、融通計算後、融通不能区間があり、かつ融
    通不能区間の中で各融通負荷区間の中で最小負荷の区間
    の負荷が融通後のフィーダの余剰電力合計より小さい場
    合は操作禁止開閉器を設定して融通計算し、それでもな
    お停電区間が解消しない場合は計算上の余剰電力の制限
    を緩めて融通計算し、計算上の余剰電力の制限を外して
    も融通不能区間がある場合は停電区間に隣接する電力供
    給点のみならず隣接する電力供給点に隣接する電力供給
    点からも融通する請求項3記載の方法による玉つき融通
    を行うことを特徴とする負荷融通処理方法。
  14. 【請求項14】 配電用変電所母線,配電用遮断器,変
    電所監視装置,区分開閉器及びそれら相互を接続する電
    線からなる配電系統の区分開閉器操作方法において、 配電線路に停電が発生した時、負荷融通処理するものに
    おいて、予め設定された諸条件における複数通りの負荷
    融通計算を綿密な第1の融通計算方法で行って事前計算
    データとして記憶しておき、事故発生時に、発生現在の
    状態が前記の設定された条件のいずれに属するかを選定
    し、その選定された条件下での事前計算データを初期値
    として第1段階として簡略な第2の融通計算方法により
    計算し、その結果に基づいて第1回目の融通処理の開閉
    器操作を行い、 第1の融通計算方法が、最初は各フィーダ毎の余剰電力
    を制限して、融通計算後、融通不能区間があり、かつ融
    通不能区間の中で各融通負荷区間の中で最小負荷の区間
    の負荷が融通後のフィーダの余剰電力合計より小さい場
    合は操作禁止開閉器を設定して融通計算し、それでもな
    お停電区間が解消しない場合は計算上の余剰電力の制限
    を緩めて融通計算し、計算上の余剰電力の制限を外して
    も融通不能区間がある場合は停電区間に隣接する電力供
    給点のみならず隣接する電力供給点に隣接する電力供給
    点からも融通する請求項4記載の方法による玉つき融通
    を行うことを特徴とする負荷融通処理方法。
  15. 【請求項15】 配電用変電所母線,配電用遮断器,変
    電所監視装置,区分開閉器及びそれら相互を接続する電
    線からなる配電系統の区分開閉器操作方法において、 配電線路に停電が発生した時、負荷融通処理するものに
    おいて、予め設定された諸条件における複数通りの負荷
    融通計算を綿密な第1の融通計算方法で行って事前計算
    データとして記憶しておき、事故発生時に、発生現在の
    状態が前記の設定された条件のいずれに属するかを選定
    し、その選定された条件下での事前計算データを初期値
    として第1段階として簡略な第2の融通計算方法により
    計算し、その結果に基づいて第1回目の融通処理の開閉
    器操作を行い、 第1の融通計算方法が、最初は各フィーダ毎の余剰電力
    を制限して、請求項1記載の融通計算で計算後、融通不
    能区間があり、かつ融通不能区間の中で各融通負荷区間
    の中で最小負荷の区間の負荷が融通後のフィーダの余剰
    電力合計より小さい場合は操作禁止開閉器を設定して請
    求項1記載の融通計算で計算し、それでもなお停電区間
    が解消しない場合は計算上の余剰電力の制限を緩めて請
    求項1記載の融通計算で計算し、計算上の余剰電力の制
    限を外しても融通不能区間がある場合は停電区間に隣接
    する電力供給点のみならず隣接する電力供給点に隣接す
    る電力供給点からも融通する請求項3記載の方法による
    玉つき融通を行うことを特徴とする負荷融通処理方法。
  16. 【請求項16】 配電用変電所母線,配電用遮断器,変
    電所監視装置,区分開閉器及びそれら相互を接続する電
    線からなる配電系統の区分開閉器操作方法において、 配電線路に停電が発生した時、負荷融通処理するものに
    おいて、予め設定された諸条件における複数通りの負荷
    融通計算を綿密な第1の融通計算方法で行って事前計算
    データとして記憶しておき、事故発生時に、発生現在の
    状態が前記の設定された条件のいずれに属するかを選定
    し、その選定された条件下での事前計算データを初期値
    として第1段階として簡略な第2の融通計算方法により
    計算し、その結果に基づいて第1回目の融通処理の開閉
    器操作を行い、 第1の融通計算方法が、最初は各フィーダ毎の余剰電力
    を制限して、請求項1記載の融通計算で計算後、融通不
    能区間があり、かつ融通不能区間の中で各融通負荷区間
    の中で最小負荷の区間の負荷が融通後のフィーダの余剰
    電力合計より小さい場合は操作禁止開閉器を設定して請
    求項1記載の融通計算で計算し、それでもなお停電区間
    が解消しない場合は計算上の余剰電力の制限を緩めて請
    求項1記載の融通計算で計算し、計算上の余剰電力の制
    限を外しても融通不能区間がある場合は停電区間に隣接
    する電力供給点のみならず隣接する電力供給点に隣接す
    る電力供給点からも融通する請求項4記載の方法による
    玉つき融通を行うことを特徴とする負荷融通処理方法。
JP27465392A 1992-10-13 1992-10-13 負荷融通処理方法 Pending JPH06133459A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27465392A JPH06133459A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 負荷融通処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27465392A JPH06133459A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 負荷融通処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06133459A true JPH06133459A (ja) 1994-05-13

Family

ID=17544694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27465392A Pending JPH06133459A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 負荷融通処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06133459A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7389980B2 (en) 2005-12-01 2008-06-24 Canon Kabushiki Kaisha Sheet processing apparatus and image forming apparatus

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5771231A (en) * 1980-10-20 1982-05-04 Tokyo Electric Power Co Automatic recovery operation deciding system
JPH0352521A (ja) * 1989-07-19 1991-03-06 Togami Electric Mfg Co Ltd 配電系統故障時の負荷融通処理方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5771231A (en) * 1980-10-20 1982-05-04 Tokyo Electric Power Co Automatic recovery operation deciding system
JPH0352521A (ja) * 1989-07-19 1991-03-06 Togami Electric Mfg Co Ltd 配電系統故障時の負荷融通処理方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7389980B2 (en) 2005-12-01 2008-06-24 Canon Kabushiki Kaisha Sheet processing apparatus and image forming apparatus
US7490822B2 (en) 2005-12-01 2009-02-17 Canon Kabushiki Kaisha Sheet processing apparatus and image forming apparatus
US7607652B2 (en) 2005-12-01 2009-10-27 Canon Kabushiki Kaisha Sheet processing apparatus and image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Shirazi et al. Autonomous self-healing in smart distribution grids using agent systems
CN109447847A (zh) 一种含柔性软开关的有源配电网供电可靠性评估方法
CN110994612A (zh) 一种基于网络拓扑分区分层的配电网故障快速恢复方法
CN109995028A (zh) 一种基于最优恢复序列的配网故障恢复方法及系统
CN110350536A (zh) 一种基于最短恢复时间的最优负荷转供路径计算方法
CN112701688A (zh) 考虑应急电动汽车的配电网故障恢复方法及终端设备
CN111125887A (zh) 一种配电网应急恢复的资源优化配置模型建立方法
CN114530833B (zh) 一种多联络复杂配电网故障自愈系统及方法
CN114552579B (zh) 计及低压台区柔性互联的配电网最大供电能力计算方法
CN113381404A (zh) 一种考虑源网荷储协同的配电网关键负荷恢复方法
CN109066659A (zh) 微电网孤岛运行可靠性评估方法及终端设备
WO2013122372A1 (ko) 분산 발전 시스템 및 그 제어 방법
CN114069789A (zh) 一种电池簇并联环流变压器控制电路
CN105375465A (zh) 城市中心区配电网及负荷转供方法
CN113580985A (zh) 正多边形抢占式电动汽车按需分配功率充电电路、方法、充电桩
CN115416545A (zh) 动力电池组的主动均衡控制电路及方法
CN113937768A (zh) 一种计及接线单元及输电阻塞的高压配电网转供优化方法
JPH06133459A (ja) 負荷融通処理方法
JP2734660B2 (ja) 配電系統故障時の負荷融通処理方法
CN112865261B (zh) 一种储能电池及其应用装置和充放电控制方法
CN120933917A (zh) 基于孤岛互济的配电网协同运行与恢复方法
CN113472003A (zh) 一种基于网络拓扑有权定向的孤岛快速恢复供电方法
CN114243680B (zh) 一种基于可伸缩分区的供电恢复系统及方法
CN114069606B (zh) 一种模拟变电站全停时负荷转移的自动计算系统
CN113708372B (zh) 配电网区域代理恢复供电方法及配电网馈线代理转供方法