JPH06133730A - 健康食品とその製法 - Google Patents

健康食品とその製法

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JPH06133730A
JPH06133730A JP4289120A JP28912092A JPH06133730A JP H06133730 A JPH06133730 A JP H06133730A JP 4289120 A JP4289120 A JP 4289120A JP 28912092 A JP28912092 A JP 28912092A JP H06133730 A JPH06133730 A JP H06133730A
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JP
Japan
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powder
health food
viper
salamander
crushing
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JP4289120A
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English (en)
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Teruaki Shimazu
照明 島津
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 まむしに特有の生臭味を解消し、摂取を容易
にした、まむし含有健康食品を得る。 【構成】 健康食品が、まむし粉末とサンショウ粉末と
を混合してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、まむしの粉末を含む健
康食品に関するものであり、特にまむし特有の生臭味を
除去して摂取し易くした健康食品とその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】まむしは昔から健康食品としてよく知ら
れ、必須アミノ酸などが豊富に含まれているうえに、こ
れを摂取すると血行がよくなるので、体液の欝滞などに
伴う諸症状が改善されるなど、健康上の効果があるとさ
れている。特に、いわゆる「赤まむし」が効果が高いと
も言われている。しかし、まむしには独特の生臭味があ
るため、通常の食品と同様の方法で摂取することはきわ
めて困難である。そこで従来、まむしは、まむし酒と称
して焼酎などに漬けて飲料として摂取したり、黒焼きに
して摂取するなどが行われており、また、蒸焼きにした
ものを粉末にしてヨモギ、ドクダミ、人工着香料などを
混合して飲み易くするなどの試みも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】まむしを摂取し易くす
るための、上記したさまざまな工夫にもかかわらず、従
来はその生臭味を充分に除去することができなかった。
このため、その利用は限定され、特に女性が摂取するに
は多大な抵抗があって、健康食品としての有用性にもか
かわらず、普及が妨げられていた。本発明は、この問題
を解決するためになされたものであって、その課題は、
まむしの生臭味を解消し、摂取を容易にした、まむし含
有健康食品を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、まむし粉
末とサンショウ粉末とを混合してなる健康食品を提供す
ることによって解決できる。上記において、サンショウ
粉末の添加量は0.5〜3重量%であることが好まし
い。この健康食品は、蒸焼きしたまむしを粉砕して粉末
とする工程と、乾燥したサンショウを粉砕して粉末とす
る工程と、まむし粉末に粉砕直後のサンショウ粉末を混
合する工程とを有する製法によって製造できる。上記の
製法においては、サンショウを粉砕後、3分以内にまむ
し粉末と混合することが好ましい。
【0005】本発明の健康食品に用いられる「まむし」
とは、学名、Agkistrodon halys として知られる陸生の
毒ヘビであり、日本の各地、朝鮮半島、中国北部、中国
東北、ウスリー地方などに広く分布している。いわゆる
「赤まむし」も分類学上はまむしと同種とされており、
本発明で用いる「まむし」に含まれるものである。まむ
し粉末は、例えば、このまむしの毒素を除去し、蒸焼き
にして乾燥したものを粉砕する、などの方法によって製
することができる。粉砕の程度は、例えば、0.5mm
の網目を通過する程度とすることが好ましい。
【0006】本発明に用いられる「サンショウ」とは、
学名、Zanthoxylum piperitum として知られる、サンシ
ョウ、アサクラザンショウなどを含む、いわゆる「山
椒」の成熟した果実であって、これを乾燥し粉砕して、
微粉末にしたものが用いられる。粉砕の程度は、例え
ば、0.2mmの網目を通過する程度とすることが好ま
しい。このサンショウにはジペンテン、シトロネラー
ル、ゲラニオールなどの精油成分の他にα-、β-サンシ
ョオール、サンショアミドなどの辛味成分が含まれてい
る。
【0007】本発明の健康食品は、上記のまむし粉末と
サンショウ粉末とを混合してなるものであるが、この内
のサンショウ粉末の添加量は0.5〜3重量%であるこ
とが好ましい。この添加量が0.5重量%未満ではまむ
し粉末の生臭味の除去に不充分であり、3重量%を超え
るとサンショウの辛味と刺激臭が強すぎて、かえって摂
取困難になる。
【0008】本発明の健康食品は、例えば、蒸焼きした
まむしを粉砕して粉末とする工程と、乾燥したサンショ
ウを粉砕して粉末とする工程と、まむし粉末に粉砕直後
のサンショウ粉末を混合する工程とを有する製法によっ
て製造することができるが、この場合、サンショウを粉
砕後、3分以内にまむし粉末と混合することが特に好ま
しい。サンショウを粉砕してそのまま放置すると、揮発
性の高い精油成分は直ちに揮散する。まむし粉末の生臭
味を除去するには、この高揮発性の精油成分も有用であ
るから、サンショウは粉砕後、直ちにまむし粉末と混合
することが好ましいのである。
【0009】
【作用】まむしの肉質に特有の臭気は、加熱、燻煙、乾
留などの方法によってある程度は除去されるが、しかし
低揮発性の油性成分に基づくと思われる鈍重な生臭い臭
気は、これらの熱的処理によって除去されるものではな
い。また、この臭気成分はアルコールによって希釈して
も消えるものではなく、まむし酒などとして飲用する
と、口中や咽喉の粘膜に吸着されていつまでも嘔吐感を
伴う生臭味を残留する。このまむし粉末の臭気は、サン
ショウ粉末と混合することによって、実質的に知覚し得
ないレベルにまで低減できることが分かった。これは、
サンショウ粉末に含まれている、ジペンテン、シトロネ
ラール、ゲラニオールなどの精油成分及びα-、β-サン
ショオール、サンショアミドなどの辛味成分がいずれも
油性であり、かつ揮発性が高いものから低いものまで広
範囲に分布しているから、これがまむしの低揮発性臭気
成分と混合されると、臭気を隠ぺいする、いわゆるマス
キング効果を発揮すると共に、上記の辛味成分が味覚及
び嗅覚を若干麻痺させることによって生臭味を感じさせ
なくすることによると考えられる。サンショウに含まれ
るこれら精油成分の内、高揮発性の成分は、サンショウ
を粉砕し放置すると容易に揮散するものであるが、粉砕
後直ちにまむし粉末と混合すれば、まむしの臭気源であ
る低揮発性成分に吸着され、その保留作用によって長時
間にわたってマスキング効果に寄与すると考えられる。
【0010】上記の組成からなる本発明の健康食品は、
古来食品として摂取され、安全性の確認された素材のみ
で構成されており、また実際の摂取試験によっても、有
害性や副作用は認められず、人体に安全な食品である。
また、本発明の健康食品を製造する過程で、これに別の
健康増進成分、例えば、煎ったハトムギの粉末、ヨモギ
粉末、ドクダミ粉末、シイタケ粉末など、またはL−ア
スコルビン酸(ナトリウム)などの食品強化剤、食品用
着色着香料、酸化防止剤、保存料、賦形剤、増量剤など
を添加することもできる。これらが添加されたものも本
発明の健康食品である。
【0011】本発明の健康食品は、粉末のまま、あるい
は顆粒にして例えばスティック包装の形態で製品とする
こともできるし、または打錠して、錠剤形態の製品とす
ることもできる。本発明の健康食品を摂取するに際して
は、粉末あるいは顆粒形態のものはそのまま水や牛乳な
どの液体と共に飲んでもよく、酒、焼酎などの液体に分
散させて飲用してもよい。錠剤形態のものは、そのまま
水や牛乳などの液体と共に嚥下すればよい。
【0012】
【実施例】中国産あかまむしの蒸焼きを、粉砕機を用い
て粉砕し、0.5mm網目を通してまむし粉末とした。
成熟したサンショウの果実を粉砕機を用いて粉砕し、
0.2mm網目を通してサンショウ粉末とした。まむし
粉末99重量%と、粉砕し分級した直後のサンショウ粉
末1重量%を、手早く密閉回転混合器に入れて、密閉状
態で10分間攪拌混合し、実施例の健康食品を得た。
【0013】このものはサンショウ起源の芳香を有する
粉末であり、口中に含んだとき生臭味が感じられず、少
量の水と共に嚥下するとき、抵抗感、嘔吐感を伴うこと
なく円滑に飲みくだすことができた。実施例の健康食品
約5gを約100mlの清酒に分散し、飲用したとこ
ろ、抵抗感なく飲むことができて、宿酔いが防止され
た。
【0014】
【発明の効果】本発明の健康食品は、まむし粉末とサン
ショウ粉末とを混合してなるものであるので、まむしに
特有の生臭味がなく、摂取し易いという効果がある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 まむし粉末とサンショウ粉末とを混合し
    てなる健康食品。
  2. 【請求項2】 サンショウ粉末の添加量が0.5〜3重
    量%である請求項1記載の健康食品。
  3. 【請求項3】 蒸焼きしたまむしを粉砕して粉末とする
    工程と、乾燥したサンショウを粉砕して粉末とする工程
    と、まむし粉末に粉砕直後のサンショウ粉末を混合する
    工程とを有する健康食品の製法。
  4. 【請求項4】 サンショウを粉砕後、3分以内にまむし
    粉末と混合することを特徴とする請求項3記載の健康食
    品の製法。
JP4289120A 1992-10-27 1992-10-27 健康食品とその製法 Pending JPH06133730A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009284900A (ja) * 2008-04-30 2009-12-10 Taisho Pharmaceutical Co Ltd 飲料
CN112220022A (zh) * 2020-10-27 2021-01-15 贵州天牧农业开发有限责任公司 一种花椒粉的制备方法

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Effective date: 20011023