JPH06134911A - ガラス繊維プリフォーム及びその製造方法 - Google Patents
ガラス繊維プリフォーム及びその製造方法Info
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- JPH06134911A JPH06134911A JP4309628A JP30962892A JPH06134911A JP H06134911 A JPH06134911 A JP H06134911A JP 4309628 A JP4309628 A JP 4309628A JP 30962892 A JP30962892 A JP 30962892A JP H06134911 A JPH06134911 A JP H06134911A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外観品位に優れたFRP成形体を得ることが
可能なガラス繊維プリフォームと、このようなガラス繊
維プリフォームを生産性良く製造する方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ガラス繊維プリフォーム10は、幅900m
m、長さ1200mm、高さ540mmの有底無蓋の箱
型形状を有しており、ガラス繊維連続ストランドマット
からなる基体11の内表面の全体に亙って、サーフェー
サー12が被覆されてなる形態を有している。
可能なガラス繊維プリフォームと、このようなガラス繊
維プリフォームを生産性良く製造する方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ガラス繊維プリフォーム10は、幅900m
m、長さ1200mm、高さ540mmの有底無蓋の箱
型形状を有しており、ガラス繊維連続ストランドマット
からなる基体11の内表面の全体に亙って、サーフェー
サー12が被覆されてなる形態を有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス繊維プリフォー
ム及びその製造方法に関するもので、このガラス繊維プ
リフォームは、特にFRP成形体の補強材として好適に
使用される。
ム及びその製造方法に関するもので、このガラス繊維プ
リフォームは、特にFRP成形体の補強材として好適に
使用される。
【0002】
【従来の技術】従来よりガラス繊維プリフォームと呼ば
れるガラス繊維の予備成形体を作製する方法としては、
ダイレクトプリフォーム法と、スタンプドプリフォーム
法の2つの方法が存在する。
れるガラス繊維の予備成形体を作製する方法としては、
ダイレクトプリフォーム法と、スタンプドプリフォーム
法の2つの方法が存在する。
【0003】ダイレクトプリフォーム法とは、ガラスロ
ービングを2インチ程度に切断した後、液状結合剤と共
に所定形状の型に吹き付けた後、乾燥させることによっ
てプリフォームと呼ばれる予備成形体を作製する方法で
ある。
ービングを2インチ程度に切断した後、液状結合剤と共
に所定形状の型に吹き付けた後、乾燥させることによっ
てプリフォームと呼ばれる予備成形体を作製する方法で
ある。
【0004】一方、スタンプドプリフォーム法とは、連
続したままで乱れた渦巻き状のガラスストランドを平面
上に均一な厚みに多数本堆積し、熱可塑性樹脂からなる
有機バインダーを用いてマット状に成形することによっ
てガラス繊維連続ストランドマットを作製した後、これ
を有機バインダーが軟化する温度で加熱し、次いで所定
形状に圧縮成形することによってプリフォームを作製す
る方法であり、ダイレクトプリフォーム法に比べて生産
効率が良く、連続生産が可能であるため、ガラス繊維プ
リフォームを大量生産するのに適している。
続したままで乱れた渦巻き状のガラスストランドを平面
上に均一な厚みに多数本堆積し、熱可塑性樹脂からなる
有機バインダーを用いてマット状に成形することによっ
てガラス繊維連続ストランドマットを作製した後、これ
を有機バインダーが軟化する温度で加熱し、次いで所定
形状に圧縮成形することによってプリフォームを作製す
る方法であり、ダイレクトプリフォーム法に比べて生産
効率が良く、連続生産が可能であるため、ガラス繊維プ
リフォームを大量生産するのに適している。
【0005】一般にスタンプドプリフォーム法によって
ガラス繊維プリフォームを連続的に生産するには、まず
ガラス繊維連続ストランドマットをロール状に巻き取っ
たものを複数個準備し、これらのガラス繊維連続ストラ
ンドマットを引き出しながら重ね合わせ、所定の長さに
裁断した後、加熱炉に入れることによって、ガラス繊維
連続ストランドマットに付着している有機バインダーを
軟化させ、次いでこれをマット移動装置によって成形型
の上型と下型の間に移動させてから、その周囲をクラン
プ枠で挟み、型締めして圧縮成形する方法が採られる。
ガラス繊維プリフォームを連続的に生産するには、まず
ガラス繊維連続ストランドマットをロール状に巻き取っ
たものを複数個準備し、これらのガラス繊維連続ストラ
ンドマットを引き出しながら重ね合わせ、所定の長さに
裁断した後、加熱炉に入れることによって、ガラス繊維
連続ストランドマットに付着している有機バインダーを
軟化させ、次いでこれをマット移動装置によって成形型
の上型と下型の間に移動させてから、その周囲をクラン
プ枠で挟み、型締めして圧縮成形する方法が採られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スタン
プドプリフォーム法によって作製されたガラス繊維プリ
フォームを使用したFRP成形体であっても、連続した
ガラスストランドのパターン、すなわちガラス目が表面
に浮き出しやすく、業界の要請を充足するほどの優れた
外観品位が得られ難いという問題がある。
プドプリフォーム法によって作製されたガラス繊維プリ
フォームを使用したFRP成形体であっても、連続した
ガラスストランドのパターン、すなわちガラス目が表面
に浮き出しやすく、業界の要請を充足するほどの優れた
外観品位が得られ難いという問題がある。
【0007】そこで、スタンプドプリフォーム法によっ
てガラス繊維プリフォームを作製し、表面に浮き出るガ
ラス目が少なく、外観品位に優れたFRP成形体を得る
ためには、スタンプドプリフォーム法によって所定形状
のガラス繊維プリフォームを作製した後、その内表面や
外表面を覆うようにサーフェーサーを配置してから、F
RP成形樹脂を含浸させる方法が採られている。
てガラス繊維プリフォームを作製し、表面に浮き出るガ
ラス目が少なく、外観品位に優れたFRP成形体を得る
ためには、スタンプドプリフォーム法によって所定形状
のガラス繊維プリフォームを作製した後、その内表面や
外表面を覆うようにサーフェーサーを配置してから、F
RP成形樹脂を含浸させる方法が採られている。
【0008】従来のサーフェーサーは、連続するガラス
フィラメントの多数本を平面上にランダム方向に均等分
散させた後、酢酸ビニル、ポリエステル等の液状バイン
ダーと共に、加熱、乾燥してマット状に成形したもので
あるが、一旦ガラス繊維プリフォームを作製した後、そ
の内表面や外表面をサーフェーサーで覆っていることか
ら、非常に作業性が悪く、しかもサーフェーサーにしわ
が形成された状態で樹脂が含浸され、外観品位が益々悪
くなる虞れもある。
フィラメントの多数本を平面上にランダム方向に均等分
散させた後、酢酸ビニル、ポリエステル等の液状バイン
ダーと共に、加熱、乾燥してマット状に成形したもので
あるが、一旦ガラス繊維プリフォームを作製した後、そ
の内表面や外表面をサーフェーサーで覆っていることか
ら、非常に作業性が悪く、しかもサーフェーサーにしわ
が形成された状態で樹脂が含浸され、外観品位が益々悪
くなる虞れもある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、外観品位に優れたFRP成形体を得ることが可能
なガラス繊維プリフォームと、このようなガラス繊維プ
リフォームを生産性良く製造する方法を提供することを
目的とするものである。
あり、外観品位に優れたFRP成形体を得ることが可能
なガラス繊維プリフォームと、このようなガラス繊維プ
リフォームを生産性良く製造する方法を提供することを
目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、種々の研
究を重ねた結果、ガラスフィラメントに延伸された有機
繊維を混合してなるサーフェーサーを作製し、これをガ
ラス繊維連続ストランドマットの片面あるいは両面に位
置するように重ね合わせた状態で加熱した後、圧縮成形
すると、サーフェーサーが伸縮し、サーフェーサーにし
わがよることなくガラス繊維連続ストランドマットから
なる基体の表面を覆った状態となるという知見に基づい
て本発明を提案するに至った。
究を重ねた結果、ガラスフィラメントに延伸された有機
繊維を混合してなるサーフェーサーを作製し、これをガ
ラス繊維連続ストランドマットの片面あるいは両面に位
置するように重ね合わせた状態で加熱した後、圧縮成形
すると、サーフェーサーが伸縮し、サーフェーサーにし
わがよることなくガラス繊維連続ストランドマットから
なる基体の表面を覆った状態となるという知見に基づい
て本発明を提案するに至った。
【0011】すなわち本発明のガラス繊維プリフォーム
は、ガラス繊維連続ストランドマットからなる基体と、
該基体の内表面及び/又は外表面を覆うサーフェーサー
からなり、該サーフェーサーの構成部材として、少なく
ともガラスフィラメント及び延伸された有機繊維が用い
られていることを特徴とする。
は、ガラス繊維連続ストランドマットからなる基体と、
該基体の内表面及び/又は外表面を覆うサーフェーサー
からなり、該サーフェーサーの構成部材として、少なく
ともガラスフィラメント及び延伸された有機繊維が用い
られていることを特徴とする。
【0012】また本発明ガラス繊維プリフォームの製造
方法は、構成部材として少なくともガラスフィラメント
及び延伸された有機繊維が用いられているサーフェーサ
ーを準備し、該サーフェーサーをガラス繊維連続ストラ
ンドマット層の片面あるいは両面に位置するように重ね
合わせた後、加熱し、圧縮成形することを特徴とする。
方法は、構成部材として少なくともガラスフィラメント
及び延伸された有機繊維が用いられているサーフェーサ
ーを準備し、該サーフェーサーをガラス繊維連続ストラ
ンドマット層の片面あるいは両面に位置するように重ね
合わせた後、加熱し、圧縮成形することを特徴とする。
【0013】本発明において基体となるガラス繊維連続
ストランドマットとしては、樹脂の含浸性と製造コスト
を考慮して、225〜600g/m2 の目付を有するこ
とが好ましいが、加熱工程後の保温性を考慮すると、複
数のマットを重ねて使用することが好ましく、例えばガ
ラス繊維連続ストランドマットからなる基体の目付を1
350g/m2 にする場合には、450g/m2 の目付
を有するガラス繊維連続ストランドマットを3層構造と
なるように重ねて使用することが好ましい。
ストランドマットとしては、樹脂の含浸性と製造コスト
を考慮して、225〜600g/m2 の目付を有するこ
とが好ましいが、加熱工程後の保温性を考慮すると、複
数のマットを重ねて使用することが好ましく、例えばガ
ラス繊維連続ストランドマットからなる基体の目付を1
350g/m2 にする場合には、450g/m2 の目付
を有するガラス繊維連続ストランドマットを3層構造と
なるように重ねて使用することが好ましい。
【0014】
【作用】本発明において使用する望ましいサーフェーサ
ーは、ガラスフィラメント及び延伸された有機繊維の多
数本と結合材、特に望ましくは未延伸の有機繊維からな
る結合材の多数本とを水分散させたスラリーを、湿式抄
紙法にて抄紙して薄いマット状に成形し、次いで加熱、
乾燥したものであり、ガラスフィラメントと延伸された
有機繊維の多数本が、結合材と絡み合うことによって結
合された構造を有している。
ーは、ガラスフィラメント及び延伸された有機繊維の多
数本と結合材、特に望ましくは未延伸の有機繊維からな
る結合材の多数本とを水分散させたスラリーを、湿式抄
紙法にて抄紙して薄いマット状に成形し、次いで加熱、
乾燥したものであり、ガラスフィラメントと延伸された
有機繊維の多数本が、結合材と絡み合うことによって結
合された構造を有している。
【0015】本発明における延伸された有機繊維とは、
サーフェーサーを作製する際の加熱工程において、延伸
した有機繊維のことであり、これが混合された本発明に
おけるサーフェーサーは、伸張可能であるため、プリフ
ォームを作製する際の圧縮成形工程において破断するこ
とはない。一方、ガラスフィラメントのみからなる従来
のサーフェーサーを使用し、これをガラス繊維連続スト
ランドマットの片面あるいは両面に位置するように重ね
合わせた後、加熱し、圧縮成形することによってガラス
繊維プリフォームを作製しても、サーフェーサーがほと
んど伸張しないため、圧縮成形工程において破断する。
従ってこのようなガラス繊維プリフォームをFRP成形
体の補強材として使用すると、サーフェーサーの破断し
た箇所に、ガラス目が浮き出やすくなる。
サーフェーサーを作製する際の加熱工程において、延伸
した有機繊維のことであり、これが混合された本発明に
おけるサーフェーサーは、伸張可能であるため、プリフ
ォームを作製する際の圧縮成形工程において破断するこ
とはない。一方、ガラスフィラメントのみからなる従来
のサーフェーサーを使用し、これをガラス繊維連続スト
ランドマットの片面あるいは両面に位置するように重ね
合わせた後、加熱し、圧縮成形することによってガラス
繊維プリフォームを作製しても、サーフェーサーがほと
んど伸張しないため、圧縮成形工程において破断する。
従ってこのようなガラス繊維プリフォームをFRP成形
体の補強材として使用すると、サーフェーサーの破断し
た箇所に、ガラス目が浮き出やすくなる。
【0016】本発明において使用するサーフェーサーと
しては、ガラスフィラメントが10〜90重量%、延伸
された有機繊維と結合材の合量が10〜90重量%から
なるものを使用することが好ましい。
しては、ガラスフィラメントが10〜90重量%、延伸
された有機繊維と結合材の合量が10〜90重量%から
なるものを使用することが好ましい。
【0017】すなわちガラスフィラメントが90重量%
超過、延伸された有機繊維と結合材の合量が10重量%
未満になると、サーフェーサーの伸縮性が悪くなり、ま
たガラスフィラメントが10重量%未満、延伸された有
機繊維と結合材の合量が90重量%を越えると、FRP
成形樹脂の含浸性が悪くなって、得られるFRP成形体
の透明性が低下したり、樹脂の含浸しない未含浸部が形
成される虞れもある。
超過、延伸された有機繊維と結合材の合量が10重量%
未満になると、サーフェーサーの伸縮性が悪くなり、ま
たガラスフィラメントが10重量%未満、延伸された有
機繊維と結合材の合量が90重量%を越えると、FRP
成形樹脂の含浸性が悪くなって、得られるFRP成形体
の透明性が低下したり、樹脂の含浸しない未含浸部が形
成される虞れもある。
【0018】
【実施例】以下、本発明のガラス繊維プリフォームにつ
いて実施例に基づいて詳細に説明する。
いて実施例に基づいて詳細に説明する。
【0019】(実施例)図1は、本発明のガラス繊維プ
リフォーム10の縦断面図、図2は、その要部断面図で
ある。
リフォーム10の縦断面図、図2は、その要部断面図で
ある。
【0020】ガラス繊維プリフォーム10は、幅900
mm、長さ1200mm、高さ540mmの有底無蓋の
箱型形状を有しており、ガラス繊維連続ストランドマッ
トからなる基体11の内表面の全体に亙って、サーフェ
ーサー12が被覆されてなる形態を有している。
mm、長さ1200mm、高さ540mmの有底無蓋の
箱型形状を有しており、ガラス繊維連続ストランドマッ
トからなる基体11の内表面の全体に亙って、サーフェ
ーサー12が被覆されてなる形態を有している。
【0021】図3は、本発明のガラス繊維プリフォーム
10の製造工程の1例を示す説明図である。
10の製造工程の1例を示す説明図である。
【0022】図3において、ガラス繊維連続ストランド
マット13、14、15は、いずれもロール状に巻き取
られており、テンション調整ローラー16、17、18
を介して第1のベルトコンベア19によって引き出され
る。またサーフェーサー12もロール状に巻き取られて
おり、テンション調整ローラー20を介して第1のベル
トコンベア19によって引き出される。
マット13、14、15は、いずれもロール状に巻き取
られており、テンション調整ローラー16、17、18
を介して第1のベルトコンベア19によって引き出され
る。またサーフェーサー12もロール状に巻き取られて
おり、テンション調整ローラー20を介して第1のベル
トコンベア19によって引き出される。
【0023】次いでガラス繊維連続ストランドマット1
3、14、15及びサーフェーサー12は、押さえロー
ラー21によって密着して重ね合わされ、これによって
ガラス繊維連続ストランドマット13、14、15から
なる層の片面にサーフェーサー12が位置するように重
ね合わされてなる複合マットMが作製される。
3、14、15及びサーフェーサー12は、押さえロー
ラー21によって密着して重ね合わされ、これによって
ガラス繊維連続ストランドマット13、14、15から
なる層の片面にサーフェーサー12が位置するように重
ね合わされてなる複合マットMが作製される。
【0024】その後、この複合マットMは、所定位置で
停止し、切断機22によって所定長に裁断されてから、
第2のベルトコンベア23によって加熱炉24の手前の
位置まで移動し、さらに複合マットMの周囲を把持して
移動させる機構を有するマット移動装置(図示せず)に
よって加熱炉24内に移動する。
停止し、切断機22によって所定長に裁断されてから、
第2のベルトコンベア23によって加熱炉24の手前の
位置まで移動し、さらに複合マットMの周囲を把持して
移動させる機構を有するマット移動装置(図示せず)に
よって加熱炉24内に移動する。
【0025】加熱炉24は、約300℃の雰囲気温度に
設定されており、ここで複合マットMが一定時間保持さ
れることによって、その表面に付着している有機バイン
ダーが十分に軟化する。
設定されており、ここで複合マットMが一定時間保持さ
れることによって、その表面に付着している有機バイン
ダーが十分に軟化する。
【0026】この加熱処理が終了すると、複合マットM
は、マット移動装置(図示せず)によって成形機25の
上型25aと、下型25bの間に移動する。次いで上型
25a及び下型25bの周囲に装備されるような形状を
有する上下のクランプ枠26a、26bが移動すること
によって複合マットMの周囲が挟まれた後、成形機25
が型締めされた複合マットMが圧縮成形され、一定時間
経過した後、上型25aと下型25bを開き、複合マッ
トMを取り出すと、ガラス繊維プリフォーム10が得ら
れる。
は、マット移動装置(図示せず)によって成形機25の
上型25aと、下型25bの間に移動する。次いで上型
25a及び下型25bの周囲に装備されるような形状を
有する上下のクランプ枠26a、26bが移動すること
によって複合マットMの周囲が挟まれた後、成形機25
が型締めされた複合マットMが圧縮成形され、一定時間
経過した後、上型25aと下型25bを開き、複合マッ
トMを取り出すと、ガラス繊維プリフォーム10が得ら
れる。
【0027】このような装置を用いて、1500mmの
幅と450g/m2 の目付を有するガラス繊維連続スト
ランドマット13、14、15と、ガラスフィラメント
及び延伸された有機繊維の多数本からなるサーフェーサ
ー12を使用し、上記のような複合マットMを作製した
後、切断機22によって1800mmの長さに裁断した
後、加熱し、圧縮成形することによって、ガラス繊維プ
リフォーム10を作製した。
幅と450g/m2 の目付を有するガラス繊維連続スト
ランドマット13、14、15と、ガラスフィラメント
及び延伸された有機繊維の多数本からなるサーフェーサ
ー12を使用し、上記のような複合マットMを作製した
後、切断機22によって1800mmの長さに裁断した
後、加熱し、圧縮成形することによって、ガラス繊維プ
リフォーム10を作製した。
【0028】尚、サーフェーサー12としては、直径9
μm、長さ6mmのガラスフィラメント30重量%と、
直径12μm、長さ5mmの延伸された伸張可能なポリ
エステル繊維30重量%と、直径10μm、長さ5mm
のポリエステル未延伸繊維からなる結合材40重量%の
多数本とを水分散させたスラリーを、湿式抄紙法にて抄
紙し、100〜130℃で加熱、乾燥してマット状に成
形したものを使用した。
μm、長さ6mmのガラスフィラメント30重量%と、
直径12μm、長さ5mmの延伸された伸張可能なポリ
エステル繊維30重量%と、直径10μm、長さ5mm
のポリエステル未延伸繊維からなる結合材40重量%の
多数本とを水分散させたスラリーを、湿式抄紙法にて抄
紙し、100〜130℃で加熱、乾燥してマット状に成
形したものを使用した。
【0029】こうして作製されたガラス繊維プリフォー
ム10には、サーフェーサー12の破断が認められず、
このガラス繊維プリフォーム10にFRP成形樹脂であ
る不飽和ポリエステル樹脂を含浸させたところ、内表面
におけるガラス目の浮き出しが全く認められず、外観品
位に優れたFRP成形体が得られた。
ム10には、サーフェーサー12の破断が認められず、
このガラス繊維プリフォーム10にFRP成形樹脂であ
る不飽和ポリエステル樹脂を含浸させたところ、内表面
におけるガラス目の浮き出しが全く認められず、外観品
位に優れたFRP成形体が得られた。
【0030】(比較例)実施例のサーフェーサー12に
代えて、連続するガラスフィラメントの多数本が、液状
バインダーによって互いに結合された従来のサーフェー
サーを使用し、残りの条件は実施例と同じにしてガラス
繊維プリフォームを作製したところ、サーフェーサーの
一部が破断していた。またこのガラス繊維プリフォーム
に不飽和ポリエステル樹脂を含浸させたところ、内表面
の一部にガラス目が浮き出たFRP成形体が得られた。
代えて、連続するガラスフィラメントの多数本が、液状
バインダーによって互いに結合された従来のサーフェー
サーを使用し、残りの条件は実施例と同じにしてガラス
繊維プリフォームを作製したところ、サーフェーサーの
一部が破断していた。またこのガラス繊維プリフォーム
に不飽和ポリエステル樹脂を含浸させたところ、内表面
の一部にガラス目が浮き出たFRP成形体が得られた。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明のガラス繊維プリフ
ォームは、サーフェーサーが延伸された有機繊維を含む
ものであるから、成形時に伸張可能となり、その結果、
連続生産が可能であるスタンプドプリフォーム法によっ
て製造するにもかかわらず、外観品位に優れたFRP成
形体を得ることを可能にする。また本発明の方法による
と、ガラス繊維連続ストランドマットからなる基体とサ
ーフェーサーとを同時に圧縮成形することができるか
ら、このようなガラス繊維プリフォームを生産性良く製
造することが可能となる。
ォームは、サーフェーサーが延伸された有機繊維を含む
ものであるから、成形時に伸張可能となり、その結果、
連続生産が可能であるスタンプドプリフォーム法によっ
て製造するにもかかわらず、外観品位に優れたFRP成
形体を得ることを可能にする。また本発明の方法による
と、ガラス繊維連続ストランドマットからなる基体とサ
ーフェーサーとを同時に圧縮成形することができるか
ら、このようなガラス繊維プリフォームを生産性良く製
造することが可能となる。
【図1】本発明のガラス繊維プリフォームの縦断面図で
ある。
ある。
【図2】図1のガラス繊維プリフォームの要部断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明のガラス繊維プリフォームの製造工程を
示す説明図である。
示す説明図である。
10 ガラス繊維プリフォーム 11 基体 12 サーフェーサー 13、14、15 ガラス繊維連続ストランドマット 22 切断機 24 加熱炉 25 成形機 M 複合マット
Claims (4)
- 【請求項1】 ガラス繊維連続ストランドマットからな
る基体と、該基体の内表面及び/又は外表面を被覆する
サーフェーサーから形成され、該サーフェーサーの構成
部材として、少なくともガラスフィラメント及び延伸さ
れた有機繊維が用いられていることを特徴とするガラス
繊維プリフォーム。 - 【請求項2】 サーフェーサーが、ガラスフィラメン
ト、延伸された有機繊維及び結合材からなり、ガラスフ
ィラメントの含有量が10〜90重量%で、残部が延伸
された有機繊維と結合材との合量である請求項1に記載
のガラス繊維プリフォーム。 - 【請求項3】 構成部材として少なくともガラスフィラ
メント及び延伸された有機繊維が用いられているサーフ
ェーサーを準備し、該サーフェーサーをガラス繊維連続
ストランドマット層の片面あるいは両面に位置するよう
に重ね合わせた後、加熱し、圧縮成形することを特徴と
するガラス繊維プリフォームの製造方法。 - 【請求項4】 サーフェーサーが、ガラスフィラメン
ト、延伸された有機繊維及び結合材からなり、ガラスフ
ィラメントの含有量が10〜90重量%で、残部が延伸
された有機繊維と結合材との合量である請求項3に記載
のガラス繊維プリフォームの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4309628A JPH06134911A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | ガラス繊維プリフォーム及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4309628A JPH06134911A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | ガラス繊維プリフォーム及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06134911A true JPH06134911A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17995323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4309628A Pending JPH06134911A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | ガラス繊維プリフォーム及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06134911A (ja) |
-
1992
- 1992-10-22 JP JP4309628A patent/JPH06134911A/ja active Pending
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