JPH0613532B2 - 二量体の生成方法 - Google Patents

二量体の生成方法

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JPH0613532B2
JPH0613532B2 JP63196999A JP19699988A JPH0613532B2 JP H0613532 B2 JPH0613532 B2 JP H0613532B2 JP 63196999 A JP63196999 A JP 63196999A JP 19699988 A JP19699988 A JP 19699988A JP H0613532 B2 JPH0613532 B2 JP H0613532B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D519/00Heterocyclic compounds containing more than one system of two or more relevant hetero rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring system not provided for in groups C07D453/00 or C07D455/00
    • C07D519/04Dimeric indole alkaloids, e.g. vincaleucoblastine

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、二量体(dimer)アルカロイド化合物、特に
カタランタス(ビンカ)(Catharanthus(Vinca))アルカ
ロイドグループの化合物を生成するための新しい方法に
関する。さらに詳しくは、この発明は式Iで表される抗
ウィルス性、抗白血病(抗腫瘍性)化合物、ビンクリス
チン及びビンブラスチンのような二量体の生成方法に関
する。
上述した化合物は、RがCOOCHであり、R1がO
CHである場合には、ビンブラスチン(NSC 4948
2)であり、RがCOOCH、R1がOCH、N1
がN−CHO(N−フォルミル)である場合にはビンク
リスチン(NSC67574)である。
重要な抗腫瘍性薬剤を含むこの発明による二量体アルカ
ロイド系(series)は、カタランチン(catharanthine)
(式II,R=COOCH)のようなインドールユニッ
トと、ビンドリン(式III)のようなジヒドロインドー
ルユニットから形成されている。この二量体アルカロイ
ド系においては、化合物を構成する2つのユニットはイ
ンドールユニット中の脂肪族中心C18とビンドリン部分
の芳香族炭素C15とに係わる炭素−炭素結合を介して結
合されている。
(発明の概要) この発明における改良点は以下のとおりである。
まず、第1に還元方法が改良されている。この還元方法
においては、段階(e)に述べられているようにイミン中
間体(式VI)からエナミン(式VIII)への変換は種々の
新しい1,4−ジヒドロニコチンアミド(式IX,R2=
R4=R6=H,R3=CONHであり、R1は式VI
のイミン中間体の1,2−還元対1,4−還元に関する
NaDHモデルを示す表1に掲げられた式XXVII〜XXXII
によって表されるアリル、カルボキシエステル(caqrbox
ylicesters)、糖(sugers)、カルボン酸、及びカルボン
酸塩のような種々の官能基を含む)と式XXXIII及び式XX
XIVのような1,4−ジヒドロピリジン化合物を用いて
行なわれる。
とりわけ重要なことは、電子を豊富に含む官能基(例え
ば正に帯電したイミン中間体(式VI)と配位(coordinat
ion)可能な式IXのR1中のカルボキシルエステル及びカ
ルボン酸塩)が存在することである。前述した配位によ
り、イミン中間体(式VI)の還元の割合とレジオセレク
ティビティ(regioselectivity)(1,2−還元に対する
1,4−還元)の両方が増大し、エナミン(式VIII)の
収率(yield)が改善される。イミン中間体(式VI)を還
元し、次の操作を行なう前に反応混合物を低温(0℃〜
−70℃)、好ましくは−40℃以下に保つことによっ
て、後者の化合物、すなわちエナミンの生成をさらに改
善することができる。
イミン中間体(式VI)の1,4−還元によるエナミン
(式VIII)の合成に対する上述した改善に関連した特定
の例が、例1〜9(手続C〜K)に与えられている。こ
れらの例の結果はイミン中間体(式VI)の1,4−還元
対1,2−還元に対する還元剤の影響を示す表2及びイ
ミン中間体(式VI)の1,4−還元対1,2−還元に対
する温度の影響を示す表3に要約されている。表2は各
々式XXXI及び式XXXIIの還元剤を用いた還元手続(例7
及び例8の手続I及び手続J)がエナミン(式VIII)の
最も大きな収率を与えることを示している。表3はXXXI
Iの還元剤によるイミン中間体(式VI)の還元における
温度の影響を示している。還元温度を−40℃まで下げ
ると(例9の手続K(ii)),1,2−還元生成物である
3,4−デヒドロビンブラスチン(式VII)に対する
1,4−還元生成物であるエナミン(式VIII)の比(4.
2:1)と反応全体の収率(85%)の両方が増大する。
改善の第2点は親出願に開示されているエナミン(式VI
II)のイミン中間体(式XVI)への酸化反応に関する。
ビンブラスチン(式I)の生成収率を最適化するため
に、この酸化反応における種々のパラメータが検討され
た。
表4はエナミン(式VIII)からのビンブラスチン(式
I)の生成に対する塩化第二鉄濃度の影響を示してい
る。2当量の塩化第二鉄の場合にビンブラスチン(式
I)に対して最も大きな収率が得られる。
表5はエナミン(式VIII)から得られるビンブラスチン
(式I)の生成に対する酸化時間の影響を示している。
ビンブラスチン(式I)の収率は2当量の塩化第二鉄の
もとに5〜20分間エアレーションを行なった時に最大
となる。
表6は2当量の塩化第二鉄が存在する条件下でのエナミ
ン(式VIII)から生成されるビンブラスチン(式I)の
収率に対する酸化温度の影響を示している。逆相HPL
C定量によると、NaBHを用いた還元生成の後のビ
ンブラスチン(式I)の収率は温度範囲0℃〜20℃に
おいて最も高くなることがわかる。
ビンブラスチン(式I)の生成に対するエナミン(式VI
II)の溶液の希釈の影響が表7に示されている。NaB
を用いた還元生成の後の逆相HPLC定量によれ
ば、0℃において(2当量の)塩化第二鉄が存在する条
件下でエアレーションを行なう前のエナミン(式VIII)
溶液の希釈ファクタが10〜20の場合に、ビンブラス
チン(式I)の収率は最大となる。
要約すると、この発明における特別の改良点はエナミン
(式VIII)の酸化反応に関係するものであり、上述した
イミン中間体(式VI)の還元によって得られたエナミン
(式VIII)溶液を還元の時に用いたものと同じ溶媒によ
って希釈(5〜50倍)する手続を有する。実際的な目
的に対しては好ましい希釈ファクタは通常8〜12倍の
範囲である。上述した手続は低温(0℃〜−70℃)、
好ましくは−40℃以下で、かつアルゴンや周期律表の
ゼロ族に属する不活性ガス(窒素,ヘリウム,ネオン,
他)のような不活性雰囲気中で行なわれる。こうした希
釈手続の後、上述したようにして((2当量の)塩化第
二鉄が存在する条件下で0℃において60ml/分の流量
で15分間エアレーションを行なう)、また親出願にお
いて開示されているようにしてエナミン(式VIII)の酸
化を行なうことができ、それに対応するイミン中間体
(式XVI)が生成される。
改良の第3点目はアルカリ金属のホウ水素化物(NaB
,KBH,LiBH,他)によるイミン中間体
(式XVI)のビンブラスチン(式I)及び/あるいはリ
ューロシジン(leurosidine)(式XXXV)への還元に関係
している。エナミン(式VIII)の酸化によって得られた
イミン中間体(式XVI)及び式(XVIa)は、低温(4℃
〜−20℃)、好ましくは0℃においてアルカリ金属の
ホウ水素化物を加えることによって還元される。還元は
8.5以下のpH、好ましくは7.5〜8.0のpHで行なわれる。
次に、反応混合物全体は親出願に開示されているような
アルカロイド生成物の抽出、分離を行なう前に真空中(i
n vacuo)において低温(0℃〜10℃)で濃縮される。
実際的な目的のためには、上述したすべての改良点は、
インドールユニット(式II、式XXII、式XXIII)及びジ
ヒドロインドールユニット(式XXI,R=H)から式XXI
で表される最終的な生成物を得るワンポット(one-pot)
操作内で行なわれるプロセス全体へ直接に組入れること
ができる。カタランチン及びビンドリンからビンブラス
チンを得るワンポットプロセスに対する最適な手続を示
す反応式1に要約されているように、種々の中間体(式
XXIV、式VI、式VIII及び式XVI)の単離は省略されてい
る。
要約すると、この発明による方法は初期材料としてのビ
ンドリンと、以下の式で表されるようなフェニル、アル
キル、及びアミド誘導体を用いてカタランチン及びジヒ
ドロカタラチンから二量体生成物を生成するために用い
ることができる。
式XXIは式に示されているようなものであり、式中にお
いてalkはC1−C6の低級アルキルグループ、好ま
しくはC1−C3を表しており、アリルはベンジル、ス
チリル、キシリルのようなモノアリルであり、R1は水
素、alk、CHO及びCOR5(ここでR5はアルキ
ルあるいはアリル)から成るグループのメンバであり、
R2及びR3は水素及び−CO−alkから成るグルー
プのメンバであり、R4はCOO−alk、CONH−
NH、CONH、CONHR6、及びCON(R
6)(ここにR6はアルキル)から成るグループのメ
ンバであり、Zは−CH−CH−及び−CH=CH
−から成るグループのメンバであり、Rは式XXIIあるい
は式XXIIIで表されるインドール族のメンバである。こ
こにR7は水素あるいはCOO−alkから成るグルー
プのメンバであり、R8は水素、OH、O−alk、O
CO−alk、あるいはアルキルから成るグループのメ
ンバであり、R9は水素、OH、O−alk、OCO−
alk、あるいはalkから成るグループのメンバであ
り、R10は水素、OH、O−alk、OCO−alkか
ら成るグループのメンバであり、R11は水素あるいはC
OO−alkから成るグループのメンバであり、R12は
アルキルから成るメンバである。
(実施例) この発明は特に以下の式で表される化合物を生成するた
めのプロセスに関する。
ここに式XXIにおいて、 アルキル=CHあるいは(CHXH、 ただしn=1〜5 R1=CHあるいはCHO R2=HあるいはCO−alk R3=H R4=COO−alkCONR13R14、 ただしR13とR14は水素、アルキル、置換アルキル、あ
るいは置換アリル基から成るグループの中の任意のメン
バ Z=−CH=CH−あるいは−CH−CH− R=式XXIIあるいは式XXIII R7=HあるいはCOO−alk R8=H,OH,O−alk,OCO−alkあるいは
アルキル R9=H,OH,O−alk,OCO−alkあるいは
アルキル R10=H,OH,O−alk,OCO−alk R11=HあるいはCOO−alk R12=Hあるいはアルキル である。
この発明のプロセスは、アザバイシクロ−オクタン部を
含む天然イボガアルカロイド族のインドールユニット
と、天然アスピドスペルマ及びビンカアルカロイド族の
ジヒドロインドールユニットに対し、これら2つのユニ
ット間における炭素−炭素結合の立体化学がビンブラス
チンと同じである場合に、前記インドールユニットとジ
ヒドロインドールユニットから生成される二量体の合成
に関するものであり、以下の段階(a)〜(j)から成る。す
なわち、−70℃〜+40℃の冷温において橋状窒素を
酸化することによって前記インドールユニットからN−
酸化物インドール中間体を形成し、この中間体を単離せ
ずにおく段階(a)と、前記N−酸化物インドール中間体
を、無水酢酸、ハロゲン化無水酢酸、及び塩化アセチル
から成るグループの中の1つのメンバが存在する中で処
理して、ポロノフスキタイプの切断反応を起こさせる段
階(b)と、段階(b)の生成物を単離することなく、無水酢
酸、ハロゲン化無水酢酸、及び塩化アセチルが存在する
中で、−70℃〜+40℃の低温の不活性条件下で前記
反応生成物をジヒドロインドールユニットと結合させる
段階(c)と、−20℃〜0℃の範囲の低温において溶媒
を蒸発させることによって段階(c)の生成物を単離する
段階(d)と、次に示す式IXによって表される 1,4−ジドロピリジン化合物(式IX中のR3及びR5
はカルボキシルエステル(COO−alk)であり、R
1、R2、R4及びR6は水素、アルキル、アリル(ハ
ンチエステル系(Hantzch ester series))あるいはN−
置換1,4−ジヒドロニコチン酸アミドから成るグルー
プのメンバであり、R1は例えばベンジルのような置換
アリル基あるいは置換アルキル基であり、R3はCON
R7R8であり、R7及びR8は水素、アルキル基、ア
リル基から成るグループの1つのメンバである)によっ
て段階(d)の生成物を還元する段階(e)と、−20℃〜0
℃の低温度範囲で溶媒を蒸発させることによって、段階
(e)の生成物である式VIIIのエナミンを単離する段階(f)
と、低温(0℃〜−70℃)、好ましくは−40℃以下
において段階(e)の生成物であるエナミンの溶液を同じ
溶媒によって5〜50倍、好ましくは8〜12倍に希釈
する段階(g)と、段階(f)において得られたエナミン、あ
るいは段階(g)において得られたエナミン溶液を用いて
以下のような多数の酸化プロセス、すなわち(1)エナミ
ン溶液を開放空気中で攪拌するか、あるいは溶液中に空
気/酸素の気泡流を通すことによる制御されたエアレー
ション/酸素化、(2)(1)と同様であるが金属イオンを加
えて行なうエアレーション/酸素化、(3)(1)と同様であ
るが式XIIで表わされるフラビンコエンザイムを加えてX
IIIで表わされる1,5−ジヒドロコエンザイム生成す
るようなエアレーション/酸素化、(4)(1)と同様である
が過酸化水素及び/あるいは式R−OOH(Rはアルキ
ルあるいはアリル)で表わされるヒドロ過酸化物を加え
て行なうエアレーション/酸素化によって式XVIあるい
は式XVIaのイミン中間体を生成する段階(h)と、−20
℃〜0℃の範囲の低温において溶媒を蒸発させることに
よってイミン中間体あるいは段階(h)において得られた
イミン中間体を単離する段階(i)と、段階(i)において得
られた生成物、あるいは段階(h)において得られたイミ
ン中間体溶液を、段階(h)の酸化プロセスにおいて用い
たのと同様の適当な溶媒(有機溶媒及び/あるいは水性
溶媒)中でアルカリ金属ホウ水素化物(NaBH,K
BH,LiBH)によって還元することによって、
ビンブラスチンやビンクリスチン、及びリューロシジン
(式XXXV)がその例である式XXIで表わされる目標の化
合物に変換する段階(j)から成る。
特に重要なことは、式IXのR1に(例えばカルボキシル
エステル及びカルボン酸塩のような)電子を豊富に有し
正に帯電したイミン中間体(式VI)と配位可能な官能基
が存在することである。こうした1,4−ジヒドロピリ
ジン化合物の幾つかの例が表1(例えば式XXXI及び式XX
XII)に挙げられている。こうした配位はイミン中間体
(式VI)の還元の割合及びレジオセレクティビティ
(1,2−還元に対する1,4−還元)の両方を増大さ
せ、これによってエナミン(式VIII)の収率が増大す
る。
還元は−60℃〜+60℃、好ましくは、−20℃〜−
40℃の不活性雰囲気中において行なわれる。使用する
溶媒は、アルコール、アセトニトリルあるいはこの系列
のより高級なメンバ、ジメチルスルホキシド,ジメチル
フォルムアミド(dimethylformamide)、ジオキサン及び
テトラヒドロフランのような種々のエーテル、及び塩素
化炭化水素(chlorinated hydrocarbon)である。
段階(h)の酸化プロセス(1)〜(4)は、アルコール、アセ
トニトリルあるいはこの系列のより高級なメンバ、ジメ
チルスルホキシド、ジメチルフォルムアミド、ジオキサ
ンやテトラヒドロフランのような種々のエーテル、ベン
ジンやトルエンのような芳香族炭化水素等の有機溶媒中
で行なわれる。5〜9のpH、好ましくは6〜8の範囲の
pHを有する緩衝溶液(aqueons buffer)(例えばリン酸
塩、トリス−HCI,MES緩衝溶液)を共溶媒(co-so
lvent)として用いることができる。反応温度は−60℃
〜+60℃の範囲である。
特に重要なことは、式IXのR1に(例えばカルボキシル
エステル及びカルボン酸塩のような)電子を豊富に有し
正に帯電したイミン中間体(式VI)と配位可能な官能基
が存在することである。こうした1,4−ジヒドロピリ
ジン化合物の幾つかの例が表1(例えば式XXXI及び式XX
XII)に挙げられている。こうした配位はイミン中間体
(式VI)の還元の割合及びレジオセレクティビディ
(1,2−還元に対する1,4−還元)の両方を増大さ
せ、これによってエナミン(式VIII)の収率が増大す
る。
還元は−60℃〜+60℃、好ましくは−20℃〜−4
0℃の不活性雰囲気中において行なわれる。使用する溶
媒は、アルコール、アセトニトリルあるいはこの系列の
より高級なメンバ、ジメチルスルホキシド,ジメチルフ
ォルムアミド(dimethylformamide)、ジオキサン及びテ
トラヒドロフランのような種々のエーテル、及び塩素化
炭化水素(chlorinated hydrocarbon)である。
上述した段階(e)の生成物である式VIIIのエナミンは、
好ましくは−20℃〜0℃の範囲の低温において溶媒を
蒸発させることによって単離される。
また、この発明のプロセスにおいては生成されたエナミ
ンを以下の酸化プロセスによって酸化することによって
イミン中間体(式XVI及び式XVIa)を生成する。この酸
化プロセスは、(a)エナミン溶液を開放空気中で攪拌す
るか、あるいは溶液中に空気/酸素の気泡流を通すこと
による制御されたエアレーション/酸素化と、(b)段階
(h)の酸化プロセス(1)と同様であるが塩化第二鉄を加え
て行なうエアレーション/酸素化と、(c)段階(h)の酸化
プロセス(1)と同様であるが式XIIによって表わされるフ
ラビンコエンザイムを加えて行ない、式XIIIによって表
わされる1,5−ジヒドロフラビンコエンザイムをイン
サイチュー(in situ)で生成するエアレーション/酸素
化から成る。
酸化プロセスは、アルコール、アセトニトリルあるいは
この系列のより高級なメンバ、ジメチルスルホキシド、
ジメチルフォルムアミド、ジオキサンやテトラヒドロフ
ランのようなエーテル、ベンゼンやトルエンのような芳
香族炭化水素、等の有機溶媒の中で行なわれる。
[実験例] 以下の例は20℃において行なった。
実験例1 〈1−ジフェニルメチル(−1,4−ジヒドロニコチン
アミド(式IX、R1−ジフェニルメチル;R2=R4=
R5=R6=H;R3=CONH)(式XXVII)によ
るイミン中間体(式VI)の還元−エナミン(式VIII)の
合成−(手続C)〉 脱ガスされたエタノール(6ml)の中の攪拌されたイミ
ン中間体(式VI,100mg)溶液へ、アルゴンのポジティ
ブ雰囲気下でメタノール(6ml)中の1−ジフェニルメ
チル−1,4−ジヒドロニコチンアミド(式XXVII)(7
6mg,2.5当量)を加えた。還元剤は、60分に1当量ず
つの割合で少しずつ加えた。この後、逆相HPLC分析
(ウォーターズラジアルパック(Water Radial Pak)C18
あるいはCNカートリッジ、溶媒システムとしてメタノ
ール−HO−EtN)を行なった結果、他の生成物
と共に0.9:1の割合(収率60%)でエナミン(式VII
I)と3′,−4′−デヒドロビンブラスチン(式VII)
の生成されたことがわかった。
実験例2 〈1−ベンジル−3−シアノ(cyano)−1,4−ジヒド
ロピリジン(式IX、R1=ベンジル;R2=R4=R5
=R6=H;R3=CN)(式XXXIII)によるイミン中
間体(式VI)の還元−エナミン(式VIII)の合成−(手
続D)〉 脱ガスされたメタノール(6ml)中の攪拌されたイミン
中間体(式VI,100mg)溶液へ、アルゴンのポジティブ
雰囲気下においてメタノール(10ml)の中の1−ベンジ
ル−3−シアノ−1,4−ジヒドロピリジン(式XXXII
I)(206mg,10当量)を加えた。還元剤は、60分に1
当量の割合で少しずつ加えた。この後、逆相HPLC分
析(上述したのと同様のもの)を行なった結果、他の生
成物と共に1:1の割合(40%の収率)でエナミン(式
VIII)と3′,4′−デヒドロビンブラスチン(式VI
I)の生成されたことがわかった。
実験例3 〈1−ベンジル−1,4−ジヒドロニコチニル(dihydro
nicotinyl)(2′−カルバモイル(carbamoly)−ピロリ
ジニル(pyrrolidinyl))−アミド(式IX,R1=ベンジ
ル;R2=R4=R5=R6=H;R3=(2′−カル
バモイル−ピロリジニル)カルボニル)(式XXXIV)に
よるイミン中間体(式VI)の還元−エナミン(式VIII)
の合成−(手続E)〉 脱ガスされたメタノール(6ml)中の攪拌されたイミン
中間体(式VI,100mg)溶液へ、アルゴンのポジティブ
雰囲気下においてメタノール(5ml)の中の1−ベンジ
ル−1,4−ジヒドロニコチニル−(2′−カルバモイ
ル−ピロリジニル)−アミド(式XXXIV)(163mg,5当
量)を加えた。還元剤は30分に1当量の割合で少しず
つ加えた。この後、逆相HPLC分析(上述したのと同
様のもの)を行なった結果、他の生成物と共に1.1:1
の割合(収率60%)でエナミン(式VIII)と3′,4′
−デヒドロビンブラスチン(式VII)の生成されたこと
がわかった。
実験例4 〈1,4−ジヒドロ−1−(1−メトオキシカルボニル
イソブチル)−ニコチンアミド(式IX、R1=1−メト
オキシカルボニルイソブチル;R2=R5=R6=H;
R3=CONH)(式XXVIII)−エナミン(式VIII)
の合成−(手続F)。〉 脱ガスされたメタノール(6ml)中の攪拌されたイミン
中間体(式VI,100mg)溶液へ、アルゴンのポジティブ
雰囲気下においてメタノール(6ml)中の1,4−ジヒ
ドロ−1−(1−メトオキシカルボニルイソブチル)−
ニコチンアミド(式XXVIII)(150mg,6当量)を加え
た。還元剤は30分に1当量の割合で少しずつ加えた。
この後、逆相HPLC分析(上述したのと同様のもの)
を行なった結果、他の生成物と共に2:1の割合(収率
65%)でエナミン(式VIII)と3′,4′−デヒドロビ
ンブラスチン(式VII)の生成されたことがわかった。
実験例5 〈1−(2′,3′,4′,6′−テトラアセチル−
(β)−D−グルコピラノシジル(glucopyranosidyl)−
1,4−ジヒドロニコチンアミド(式(IX),R1=
(2′,3′,4′,6′−テトラ−アセチル−(β)
−D−グルコピラノシジル;R2=R4=R5=R6=
H;R3=CONH)(式XXIX)によるイミン中間体
(式VI)の還元−エナミン(式VIII)の合成−(手続
G)。〉 脱ガスされたメタノール(6ml)中の攪拌されたイミン
中間体(式VI,100mg)溶液へ、アルゴンポジティブ雰
囲気下においてメタノール(10ml)中の1−(2′,
3′,4′,6′−テトラアセチル−(β)−D−グル
コピラノシジル(glucopyranosidyl)−1,4−ジヒドロ
ニコチンアミド(式XXIX)(238mg,5当量)を加え
た。還元剤は60分に1当量の割合で少しずつ加えた。
この後、逆相HPLC分析(上述したのと同様のもの)
を行なった結果、他の生成物と共に1.5:1の割合(70
%の収率)でエナミン(式VIII)と3′,4′−デヒド
ロビンブラスチン(式VII)の生成されたこ とがわかった。
実験例6 〈1,4−ジヒドロ−1−(2′−メトホキシカルボニ
ルイソプロピル)−ニコチンアミド(式IX,R1=2′
−メトオキシカルボニルイソプロピル;R2=R4=R
5=R6=H;R3=CONH)(式XXX)によるイ
ミン中間体(式VI)の還元−エナミン(式VIII)の合成
−(手続H)。〉 脱ガスされたメタノール(6ml)中の攪拌されたイミン
中間体(式VI,100mg)溶液へ、アルゴンのポジティブ
雰囲気下においてメタノール(7ml)中の1,4−ジヒ
ドロ−1−(2′−メトオキシ−カルボニルイソプロピ
ル)−ニコチンアミド(式XXX)(82mg,3.5当量)を加
えた。還元剤は30分に1当量の割合で少しずつ加え
た。この後、逆相HPLC分析(上述したのと同様のも
の)を行なった結果、他の生成物と共に1.1:1の割
合(65%の収率)でエナミン(式VIII)と3′,4′−
デヒドロビンブラスチン(式VII)の生成されたことが
わかった。
実験例7 〈1,4−ジヒドロ−1−(1′,2′−ジメトオキシ
カルボニルエチル)−ニコチンアミド(式XXXI,R1=
1′,2′−ジメトキシカルボニルエチル、R2=R4
=R5=R6=H;R3=CONH)(式XXXIによる
イミン間体(式VI)の還元−エナミン(式VIII)の合成
−(手続L)〉 脱ガスされたメタノール(6ml)中のイミン中間体(式V
I,100mg)溶液へ、アルゴンのポジティブ雰囲気下にお
いてメタノール(10ml)中の1,4−ジヒドロ−1
(1′,2′−ジメトオキシカルボニルエチル)−ニコ
チンアミド(式XXXI)(148mg,5当量)を加えた。還
元剤は30分に1当量の割合で少しずつ加えた。この
後、逆相HPLC分析(上述したのと同様のもの)を行
なった結果、他の生成物と共に1.1:1の割合で(70
%の収率)でエナミン(式VIII)と3′,4′−デヒド
ロビンブラスチン(式VII)の生成されたことがわかっ
た。
実験例8 〈1,4−ジヒドロ−1−(ナトリウム−イソブチル−
1−カルボキシレート(carboxylate))−ニコチンアミ
ド(式IV,R1=ナトリウム−イソブチル−1−カルボ
キシレート;R2=R4=R5=R6=H;R3=CO
NH)(式XXXII)によるイミン中間体(式VI)の還
元−エナミン(XXXII)の合成−(手続J)〉 脱ガスされたメタノール(6ml)中のイミン中間体(式V
I,100mg)溶液へ、アルゴンのポジティブ雰囲気下にお
いてメタノール(6ml)中の1,4−ジヒドロ−1(ナ
トリウム−イソブチル−1−カルボキシレート)−ニコ
チンアミド(式XXXII)(130mg,5当量)を加えた。還
元剤は30分に1当量の割合で少しずつ加えた。この
後、逆相HPLC分析(上述したのと同様のもの)を行
なった結果、他の生成物と共に2.2:1の割合で(70
%の収率)でエナミン(式VIII)と3′,4′−デヒド
ロビンブラスチン(式VII)の生成されたことがわかっ
た。
実験例9 〈低温での1,4−ジヒドロ−1−(ナトリウム−イソ
ブチル−1−カルボキシレート)−ニコチンアミド(式
IX,R1=ナトリウム−イソブチル−1−カルボキシレ
ート;R2=R4=R5=R6=H;R3=CON
)(式XXXII)によるイミン中間体(式VI)の還元
−エナミン(式VIII)の合成−(手続K)〉 (i)−20℃の脱ガスされたメタノール(6ml)中のイミ
ン中間体(式VI,100mg)溶液へ、アルゴンのポジティ
ブ雰囲気下においてメタノール(6ml)中の1,4−ジ
ヒドロ−1(ナトリウム−イソブチル−1−カルボキシ
レート)−ニコチンアミド(式XXXII)(155mg,6当
量)を加えた。還元剤は少しずつ加えた。45分後、こ
の温度において逆相HPLC分析(上述したのと同様の
もの)を行なった結果、他の生成物と共に3.2:1の
割合で(80%の収率)でエナミン(式VIII)と3′,
4′−デヒドロビンブラスチン(式VII)の生成された
ことがわかった。
(ii)−40℃以上で反応を行なうと、60分後に4.2:
1の割合(85%の収率)でエナミン(式VIII)と3′,
4′−デヒドロビンブラスチン(式VII)が生成され
た。
実験例10 〈塩化第二鉄が存在する条件下において空気で高希釈(H
igh Dilution)エナミン(式VIII)を酸化し、イミン中
間体(式XVI)を生成することによるビンブラスチン
(式I)の合成。(方法5)〉 イミン中間体(式VI,200mg)から得られたエナミン
(式VIII)(手続K(ii))を含む溶液を、酸化する
前にメタノール(全容積 120ml)で5倍に希釈した。
次に塩化第二鉄(75mg,2当量)を加え、0℃において
20分間溶液中で気泡を通した。ホウ水素過ナトリウム
(sodium borohydride)(200mg)を加え、さらに水(100mg)
を加え酢酸エチル(3×200ml)で抽出を行なう前に真
空中で溶液を濃縮した。化合した有機抽出物をNaSO
の上で乾燥し、溶媒を真空中で蒸発させた。粗生成物
はカラムクロマトグラフィ(シリカゲル,TLCグレー
ド,15g)で純化した。エーテル:クロロホルム(10:7)
で溶離することにより、3′,4′−デヒドロビンブラ
スチン(式VII,18mg,11%)が得られた。エーテル:
クロロホルム:メタノール(10:7:0.5)でさらに溶離する
ことにより、ビンブラスチン(式I,62mg,37%)が得
られた。
実験例11 〈カタランチン(式II及びビンドリン(式III)のビン
ブラスチン(式I)及びリューロシジン(式XXXV)への
ワンポット変換−全手続〉 アルゴンのポジティブ雰囲気下で−15℃の乾燥ジクロ
ルメタン(4.5ml)中のカタランチン溶液へ、−過安息
香酸(330mg,1.9mmol)を少しずつ加え、混合物を−1
0℃〜−15℃において5分間攪拌した。この後、反応
混合物を−40℃まで冷却し、乾燥ジクロルメタン(1m
l)中のビンドリン(式III,450mg,1mmol)溶液を加
え、さらにすぐその後無水トリフルオル酢酸(trifluoro
aceticanhydride)(1ml,7,1mol)を加えた。2時間後、−
60℃において真空中(高真空ポンプ)で揮発物を取除
き、アルゴンでシステムを洗い流した(flushing)後、乾
燥し脱ガスされたメタノール(12ml)を加えた。結果とし
て得られるオレンジ(orange)溶液を−40℃まで冷却
し、アルゴンのポジティブ雰囲気下において乾燥し脱ガ
スされたメタノール(12ml)中の1,4−ジヒドロ−1
−(ナトリウム−イソブチル−1−カルボキシレート)
−ニコチンアミド(式XXXII)(1.5g,6mmol)溶液を加
えた。還元が完了した後(逆相HPLCモニタによ
る)、コールドメタノール(cold methanol)(約300ml)
を加えた。この時、溶液の温度は−5℃と0℃の間に保
った。次に塩化第二鉄(330mg,2mmol)を加え、乾燥し
た気泡を60ml/分の流量で20分間溶液中に通した。
ホウ水素過ナトリウム(1g)を加え、次に水(100ml)を加
え酢酸エチル(3×150ml)で抽出を行なう前に真空中
(ウォータアスピレータ)で溶液を濃縮した。化合した
有機抽出物はNaSO上で乾燥され、真空中において
溶媒を蒸発させて粗生成物を得た。この粗生成物は前述
したクロマトグラフィによって純化され、3′,4′
−′−デヒドロビンブラスチン(式VIII,95mg,12
%),ビンブラスチン(式I,315mg,39%),及びリ
ューロシジン(式XXXV,130mg,16%)を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルイス・エス・エル・チョイ カナダ国 ブイ5エイ 2ジー1 ブリテ ィッシュ・コロンビア,バーナビー,ケリ ーウッド・クレセント 7672 (72)発明者 中野 潤 滋賀県守山市勝部町1180―5 (72)発明者 塚本 博樹 愛知県刈谷市小山7―122 (72)発明者 カミール・エイ・ブーレット カナダ国 ティー6アール 1ジー5 ア ルバータ,エドモントン,ヒース・ロード 265 (72)発明者 マイケル・マキュー イギリス国 ジー3 7ティー2 スコッ トランド,グラスゴウ,ソーキホール・ス トリート 1019

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アザバイシクロ−オクタン部を含む天然イ
    ボガアルカロイド族のインドールユニットと、天然アス
    ピドスペルマ及びビンカアルカロイド族のジヒドロイン
    ドールユニットに対し、これら2つのユニット間におけ
    る炭素−炭素結合の立体化学がビンブラスチンと同じで
    ある場合に、前記インドールユニットとジヒドロインド
    ールユニットから生成され、次の式 ここに、式XXIにおいて アルキル=CHあるいは(CHXH ただしn=1〜5 R1=CHあるいはCHO R2=HあるいはCO−alk R3=H R4=COO−alkあるいはCONR13R14ただしR
    13とR14は水素、アルキル、置換アルキル、アリル及び
    置換アリル基から成るグループの中の任意のメンバ Z=−CH=CH− あるいは−CH−CH− R=式XXIIあるいは式XXIII R7=HあるいはCOO−alk R8=H,OH,O−alk,OCO−alkあるいは
    アルキル R9=H,OH,O−alk,OCO−alkあるいは
    アルキル R10=H,OH,O−alk,OCO−alk R11=HあるいはCOO−alk R12=Hあるいはアルキル で表される二量体の生成方法であって、 段階(a)〜(j)から成り、段階(a)が−70℃〜+40℃
    の冷温において橋状窒素を酸化することによって前記イ
    ンドールユニットからN−酸化物インドール中間体を形
    成することから成り、この段階(a)では前記中間体が単
    離されず、前記段階(b)が前記N−酸化物インドール中
    間体を無水酢酸、ハロゲン化無水酢酸及び塩化アセチル
    から成るグループ中の1つのメンバが存在する中で処理
    してポロノフスキタイプの切断反応を起こさせることか
    ら成り、前記段階(c)が段階(b)の生成物を単離すること
    なく、無水酢酸、ハロゲン化無水酢酸及び塩化アセチル
    が存在する中で、−70℃〜+40℃の低温の不活性条
    件下で前記反応生成物をジヒドロインドロ−ルユニット
    と結合させることから成り、前記段階(d)が−20℃〜
    0℃の範囲の低温において溶媒を蒸発させることによっ
    て段階(c)の生成物を単離することから成り、前記段階
    (e)が次に示す式IX によって表される1,4−ジヒドロピリジン化合物によ
    って段階(d)の生成物を還元することから成り、式IX中
    のR3及びR5はカルボキシルエステル(COO−al
    k)であり、R1、R2、R4及びR6が水素、アルキ
    ル、アリル(ハンチエステル系)及びN−置換1,4−
    ジヒドロニコチン酸アミドから成るグループのメンバで
    あり、R1は置換アリル基あるいは置換アルキル基であ
    り、R3はCONR7R8であり、R7及びR8は水
    素、アルキル及びアリル基から成るグループの1つのメ
    ンバであり、前記段階(f)が−20℃〜0℃の温度範囲
    で溶媒を蒸発させることによって、次に示す式VIII で表される段階(e)の生成物であるエナミンを単離する
    ことから成り、前記段階(g)が低温(0℃〜−70
    ℃)、好ましくは−40℃以下において段階(e)の生成
    物であるエナミンの溶液を同じ溶媒によって5〜50
    倍、好ましくは8〜12倍に希釈することから成り、前
    記段階(h)が段階(f)において得られたエナミン溶液ある
    いは段階(g)において得られたエナミン溶液を用いて以
    下のような多数の酸化プロセス、すなわち(1)エナミン
    溶液を開放空気中で攪拌するか、あるいは溶液中に空気
    /酸素の気泡流を通すことによる制御されたエアレーシ
    ョン/酸素化、(2)(1)と同様であるが金属イオンを加え
    て行なうエアレーション/酸素化、(3)(1)と同様である
    が式XIIで表わされるフラビンコエンザイムを加えてXII
    Iで表わされる1,5−ジヒドロコエンザイムを生成す
    るようなエアレーション/酸素化、(4)(1)と同様である
    が過酸化水素及び/あるいは式R−OOH(Rはアルキ
    ルあるいはアリル)で表わされるヒドロ過酸化物を加え
    て行なうエアレーション/酸素化によって次に示す式XV
    I あるいは式XVIa で表されるイミン中間体を生成することから成り、前記
    段階(i)が−20℃〜0℃の範囲の低温において溶媒を
    蒸発させることによってイミン中間体あるいは段階(h)
    において得られたイミン中間体を単離することから成
    り、前記段階(j)が段階(i)において得られた生成物ある
    いは段階(h)において得られたイミン中間体溶液を、段
    階(h)の酸化プロセスにおいて用いたのと同様の適当な
    溶媒(有機溶媒及び/あるいは水性溶媒)中において、
    アルカリ金属ホウ水素化物(NaBH,KBH,L
    iBH)で還元することによって、ビンブラスチンや
    ビンクリスチン及びリューロシジン(式XXXV)がその例
    である式XXIで表わされる目標の化合物に変換すること
    から成る二量体の生成方法。
  2. 【請求項2】前記段階(d)、段階(f)及び段階(i)におけ
    る単離が省略されており、インドールユニット(式II、
    式XXIIあるいは式XXIII)とジヒドロインドールユニッ
    ト(式XXI,R=H)から式XXIで表される最終的な生成
    物を得るプロセス全体がワンポット操作で行なわれる特
    許請求の範囲第1項記載の二量体の生成方法。
  3. 【請求項3】N−酸化物インドール中間体がジヒドロイ
    ンドールユニットと結合され、また次の式IX で表される1,4−ジヒドロピリジン化合物によって還
    元され、式IX中のR3及びR5がカルボキシルエステル
    (COO−alk)であり、R1,R2,R4,及びR
    6が水素、アルキル、アリル(ハンチエステル系)及び
    N−置換1,4−ジヒドロニコチンアミドから成るグル
    ープのメンバであり、R1が置換アルキル基あるいは置
    換アリル基であり、R3がCONR7R8であり、R7
    及びR8が水素、アルキル、アリル及びアリル基から成
    るグループの任意のメンバである特許請求の範囲第1項
    記載の二量体の生成方法。
  4. 【請求項4】エナミンを生成し、このエナミンを多数の
    酸化プロセスによって酸化してイミン中間体(式XVI及
    び式XVIa)を生成する段階が設けられ、前記多数の酸化
    プロセスが(a)エナミン溶液を開放空気中で攪拌する
    か、あるいは溶液中に空気/酸素の気泡流を通すことに
    よる制御されたエアレーション/酸素化と、(b)段階(h)
    のプロセス(1)と同様であるが塩化第二鉄を加えて行な
    うエアレーション/酸素化と、(c)段階(h)のプロセス
    (1)と同様であるが次の式XII によって表されるフラビンコエンザイムを加えて次の式
    XIII で表される1,5−ジヒドロフラビンコエンザイムをイ
    ンサイチューで生成するようなエアレーション/酸素化
    とから成る特許請求の範囲第1項記載の二量体の生成方
    法。
  5. 【請求項5】前記段階(h)のプロセス(1)が過酸化水素及
    び/あるいはRがアルキル及びアリルから成るグループ
    の1つのメンバである場合の式R−OOHで表されるヒ
    ドロ過酸化物を加えて行なうようなものである特許請求
    の範囲第1項記載の二量体の生成方法。
  6. 【請求項6】−20℃〜0℃の範囲の低温において溶媒
    を蒸発させることによって単離されたイミン中間体(式
    XVI及び式XVIa)がアルカリ金属ホウ水素化物を用いた
    還元によって、ビンブラスチンとリューロシジンから成
    るグループの1つのメンバであるビンカアルカロイドに
    還元される特許請求の範囲第4項記載の二量体の生成方
    法。
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