JPH06135591A - 板状体のチャック装置および搬送処理システム - Google Patents
板状体のチャック装置および搬送処理システムInfo
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- JPH06135591A JPH06135591A JP4309608A JP30960892A JPH06135591A JP H06135591 A JPH06135591 A JP H06135591A JP 4309608 A JP4309608 A JP 4309608A JP 30960892 A JP30960892 A JP 30960892A JP H06135591 A JPH06135591 A JP H06135591A
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Landscapes
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- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 板状体の肉厚の如何ににかかわらず、その平
坦度を維持しながら搬送処理することができるチャック
装置を提供する。 【構成】 電子回路基板Pの幅方向両側縁部分を、基板
チャック部2,3により弾発的にチャック支持すること
により、基板Pの平坦度を保持しつつこれと一体となっ
て、偏平な軽量板状ユニットを構成し、そのままの状態
で基板Pの搬送処理ラインに乗せられる。可動側基板チ
ャック部3を幅方向へ移動させることにより、チャック
間隔W1 を調整でき、単一の搬送処理ラインで複数種類
の基板Pを処理可能である。基板チャック部2,3を支
持する案内支持部4は、板状体の下側に配置可能である
ため、基板表面に対する処理を阻害しない。
坦度を維持しながら搬送処理することができるチャック
装置を提供する。 【構成】 電子回路基板Pの幅方向両側縁部分を、基板
チャック部2,3により弾発的にチャック支持すること
により、基板Pの平坦度を保持しつつこれと一体となっ
て、偏平な軽量板状ユニットを構成し、そのままの状態
で基板Pの搬送処理ラインに乗せられる。可動側基板チ
ャック部3を幅方向へ移動させることにより、チャック
間隔W1 を調整でき、単一の搬送処理ラインで複数種類
の基板Pを処理可能である。基板チャック部2,3を支
持する案内支持部4は、板状体の下側に配置可能である
ため、基板表面に対する処理を阻害しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は板状体のチャック装置
および搬送処理システムに関し、さらに詳細には、例え
ば電気回路基板のような板状体の被処理面に塗装を施し
たり、電子部品を実装する際に用いられるチャック装置
と、このチャック装置を備えた搬送処理システムに関す
る。
および搬送処理システムに関し、さらに詳細には、例え
ば電気回路基板のような板状体の被処理面に塗装を施し
たり、電子部品を実装する際に用いられるチャック装置
と、このチャック装置を備えた搬送処理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子回路基板の製作にあたっては、エポ
キシ樹脂製(ガラス繊維含有)の基板上に電子回路パタ
ーンを形成した後、この基板の表裏面に絶縁被膜を塗装
し、最後に電子部品を実装する。
キシ樹脂製(ガラス繊維含有)の基板上に電子回路パタ
ーンを形成した後、この基板の表裏面に絶縁被膜を塗装
し、最後に電子部品を実装する。
【0003】上記基板上に絶縁被膜を塗装処理を施す塗
装システムは、一般に、基板を搬送する搬送部がシステ
ム全長にわたって設けられるとともに、その搬送途中
に、基板を加熱する加熱部、続いてこの基板の被処理面
である表面に塗装を施す塗装部、さらに塗装表面を乾燥
させる乾燥部等が配置されてなる。
装システムは、一般に、基板を搬送する搬送部がシステ
ム全長にわたって設けられるとともに、その搬送途中
に、基板を加熱する加熱部、続いてこの基板の被処理面
である表面に塗装を施す塗装部、さらに塗装表面を乾燥
させる乾燥部等が配置されてなる。
【0004】ところで、上記搬送部は、上記のようにシ
ステム全長にわって設けられて、基板と共に上記各装置
による処理工程を経ることから、その搬送部が図15に
示すようなV溝形状に形成されている。そして、基板P
は、その両側端縁a,aのみがV溝bの傾斜面上に載置
支持されて、ほぼ水平状態を保ちながら搬送される。こ
のような姿勢で搬送されることにより、基板Pの裏面と
V溝bとの間には空間cが確保されることとなり、上記
塗装部においては、基板Pの裏面の塗料付着による汚れ
が防止される。
ステム全長にわって設けられて、基板と共に上記各装置
による処理工程を経ることから、その搬送部が図15に
示すようなV溝形状に形成されている。そして、基板P
は、その両側端縁a,aのみがV溝bの傾斜面上に載置
支持されて、ほぼ水平状態を保ちながら搬送される。こ
のような姿勢で搬送されることにより、基板Pの裏面と
V溝bとの間には空間cが確保されることとなり、上記
塗装部においては、基板Pの裏面の塗料付着による汚れ
が防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造では、基板が比較的厚肉の場合には適用可能で
あるが、薄肉の基板には適用不可能であった。
うな構造では、基板が比較的厚肉の場合には適用可能で
あるが、薄肉の基板には適用不可能であった。
【0006】すなわち、各種電子機器、例えばパーソナ
ルコンピュータやワードプロセッサの小型軽量化、薄型
化などが主流となりつつある昨今、これに組み込まれる
電子回路基板自体の薄型化が必須となってきている。ガ
ラス繊維含有のエポキシ樹脂は、その肉厚の如何にかか
わらず、特に耐熱強度や伸びに対する強度に優れること
から、これからの電子回路基板材料としては最適であ
る。
ルコンピュータやワードプロセッサの小型軽量化、薄型
化などが主流となりつつある昨今、これに組み込まれる
電子回路基板自体の薄型化が必須となってきている。ガ
ラス繊維含有のエポキシ樹脂は、その肉厚の如何にかか
わらず、特に耐熱強度や伸びに対する強度に優れること
から、これからの電子回路基板材料としては最適であ
る。
【0007】ところが、上記塗装システムにおける搬送
部のようなV溝構造においては、基板Pの両側端縁a,
aのみを支持するため、搬送時の基板Pの平坦度は、基
板P自身の曲げ強度に依存している。これがため、従来
の基板Pのように肉厚が1.6mm〜2.0mm程度と
比較的厚い場合は、その曲げ強度も十分で、撓むことな
くその平坦度を維持することが可能であるが(図15の
実線参照)、一方、肉厚0.1mm〜0.8mm程度の
薄肉の基板Pでは、その曲げ強度が不足してしまう結
果、自重で中央が撓んで平坦度を失って(図15の二点
鎖線参照)、その表面全体に均一な塗装を行うことがで
きない。
部のようなV溝構造においては、基板Pの両側端縁a,
aのみを支持するため、搬送時の基板Pの平坦度は、基
板P自身の曲げ強度に依存している。これがため、従来
の基板Pのように肉厚が1.6mm〜2.0mm程度と
比較的厚い場合は、その曲げ強度も十分で、撓むことな
くその平坦度を維持することが可能であるが(図15の
実線参照)、一方、肉厚0.1mm〜0.8mm程度の
薄肉の基板Pでは、その曲げ強度が不足してしまう結
果、自重で中央が撓んで平坦度を失って(図15の二点
鎖線参照)、その表面全体に均一な塗装を行うことがで
きない。
【0008】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的とするところは、板状体の
肉厚の如何ににかかわらず、その平坦度を維持しながら
搬送処理することができるチャック装置、およびこのチ
ャック装置を備えた搬送処理システムを提供することに
ある。
れたものであって、その目的とするところは、板状体の
肉厚の如何ににかかわらず、その平坦度を維持しながら
搬送処理することができるチャック装置、およびこのチ
ャック装置を備えた搬送処理システムを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のチャック装置は、複数の骨組み部材からな
る偏平な軽量ユニット構造であって、板状体の幅方向両
側縁部分を弾発的にチャック支持する一対の第1、第2
チャック手段を備え、これら両チャック手段の少なくと
も一方は、案内支持手段により前記板状体の幅方向へ移
動可能とされて、そのチャック間隔が調整可能とされ、
前記案内支持手段は、前記板状体の被処理面の反対側に
配置可能とされていることを特徴とする。
め、本発明のチャック装置は、複数の骨組み部材からな
る偏平な軽量ユニット構造であって、板状体の幅方向両
側縁部分を弾発的にチャック支持する一対の第1、第2
チャック手段を備え、これら両チャック手段の少なくと
も一方は、案内支持手段により前記板状体の幅方向へ移
動可能とされて、そのチャック間隔が調整可能とされ、
前記案内支持手段は、前記板状体の被処理面の反対側に
配置可能とされていることを特徴とする。
【0010】また、本発明の搬送処理システムは、複数
台の前記チャック装置と、これらチャック装置に板状体
を装填支持させるローダ手段と、板状体が装填支持され
たチャック装置を順次連続的に搬送する搬送手段と、前
記各チャック装置上の板状体の上面に所定処理を施す処
理手段と、所定処理完了後の前記チャック装置を反転動
作させて、その板状体の上下面を天地逆転配置させる反
転手段とを備えることを特徴とする。
台の前記チャック装置と、これらチャック装置に板状体
を装填支持させるローダ手段と、板状体が装填支持され
たチャック装置を順次連続的に搬送する搬送手段と、前
記各チャック装置上の板状体の上面に所定処理を施す処
理手段と、所定処理完了後の前記チャック装置を反転動
作させて、その板状体の上下面を天地逆転配置させる反
転手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明のチャック装置は、例えば電子回路基板
の幅方向両側縁部分を、第1、第2チャック手段により
弾発的にチャック支持することにより、この基板と一体
となって、偏平な軽量板状ユニットを構成し、そのまま
基板の搬送処理ライン全工程を行う。この場合、薄板状
の基板であってもその平坦度は確実に維持される。
の幅方向両側縁部分を、第1、第2チャック手段により
弾発的にチャック支持することにより、この基板と一体
となって、偏平な軽量板状ユニットを構成し、そのまま
基板の搬送処理ライン全工程を行う。この場合、薄板状
の基板であってもその平坦度は確実に維持される。
【0012】また、上記両チャック手段の少なくとも一
方は、案内支持手段により基板の幅方向へ移動可能とさ
れて、そのチャック間隔が調整可能とされているため、
一つの搬送処理ラインに複数種類の幅寸法の基板を乗せ
る場合でも、段取り替えを行うことなく対処することが
可能となる。この場合、案内支持手段は、基板の被処理
面である表面の反対側に配置可能とされており、基板表
面に対する処理を阻害することはない。
方は、案内支持手段により基板の幅方向へ移動可能とさ
れて、そのチャック間隔が調整可能とされているため、
一つの搬送処理ラインに複数種類の幅寸法の基板を乗せ
る場合でも、段取り替えを行うことなく対処することが
可能となる。この場合、案内支持手段は、基板の被処理
面である表面の反対側に配置可能とされており、基板表
面に対する処理を阻害することはない。
【0013】本発明の搬送処理システム、例えば、上記
電子回路基板に塗装を施す塗装システムにおいては、一
旦上記チャック装置に基板を装填したら、この基板に対
する一連の塗装処理工程は始めから終わりまで、チャッ
ク装置へ基板を装填したまま行う。つまり、ローダ手段
により上記チャック装置に基板を装填支持させた後、こ
のチャック装置を搬送手段により順次連続的に搬送する
とともに、その搬送途中において、塗装手段により基板
表面に塗装処理を施す。この基板の表面への塗装処理が
完了すると、反転手段によりチャック装置を反転させ
て、今度は基板の裏面に塗装手段による塗装処理を行
う。
電子回路基板に塗装を施す塗装システムにおいては、一
旦上記チャック装置に基板を装填したら、この基板に対
する一連の塗装処理工程は始めから終わりまで、チャッ
ク装置へ基板を装填したまま行う。つまり、ローダ手段
により上記チャック装置に基板を装填支持させた後、こ
のチャック装置を搬送手段により順次連続的に搬送する
とともに、その搬送途中において、塗装手段により基板
表面に塗装処理を施す。この基板の表面への塗装処理が
完了すると、反転手段によりチャック装置を反転させ
て、今度は基板の裏面に塗装手段による塗装処理を行
う。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明に係る板状体のチャック装置を図1ないし
図4に示し、このチャック装置1は、具体的には薄板状
の電子回路用基板Pの塗装処理用のもので、図5に示す
塗装システムの構成装置の一部として利用される。以
下、チャック装置1ならびに塗装システムの各構成装置
毎に詳細に説明する。
する。本発明に係る板状体のチャック装置を図1ないし
図4に示し、このチャック装置1は、具体的には薄板状
の電子回路用基板Pの塗装処理用のもので、図5に示す
塗装システムの構成装置の一部として利用される。以
下、チャック装置1ならびに塗装システムの各構成装置
毎に詳細に説明する。
【0015】A.チャック装置1:チャック装置1は、
図示のように、複数の耐熱性に優れるアルミニウム合金
製の骨組み部材からなる偏平な軽量ユニット構造とされ
ており、一対の基板チャック部(チャック手段)2,
3、案内支持部(案内支持手段)4および支持フレーム
5を主要部として備える。
図示のように、複数の耐熱性に優れるアルミニウム合金
製の骨組み部材からなる偏平な軽量ユニット構造とされ
ており、一対の基板チャック部(チャック手段)2,
3、案内支持部(案内支持手段)4および支持フレーム
5を主要部として備える。
【0016】基板チャック部2,3は、基板Pの幅方向
Bの両側縁部分を弾発的にチャック支持するもので、基
板Pの搬送方向Aへ平行に延びて設けられている。これ
らのうち、一方の基板チャック部2が固定側とされると
ともに、他方の基板チャック部3が可動側とされてお
り、いずれも案内支持部4の支持ロッド6,6上に支持
されている。
Bの両側縁部分を弾発的にチャック支持するもので、基
板Pの搬送方向Aへ平行に延びて設けられている。これ
らのうち、一方の基板チャック部2が固定側とされると
ともに、他方の基板チャック部3が可動側とされてお
り、いずれも案内支持部4の支持ロッド6,6上に支持
されている。
【0017】基板チャック部2,3は、いずれも左右対
称の同一構造とされ、図10に示すように、本体バー1
0と、これに沿って長手方向(搬送方向)Aへ配設され
た複数組の上下一対のチャック爪11,11とからな
る。本体バー10は断面矩形状の長尺物で、この本体バ
ー10の上下両面に、複数組のチャック爪11,11
が、固定板12,12によりそれぞれ固定支持されてい
る。このように複数組のチャック爪11,11を用いる
ことにより、本体バー10の長手方向全長にわたって均
一なチャック力が確保されているが、取り扱うべき基板
Pの種類に応じて、隣接するチャック爪11,11同士
を一体的に接続することも可能である。
称の同一構造とされ、図10に示すように、本体バー1
0と、これに沿って長手方向(搬送方向)Aへ配設され
た複数組の上下一対のチャック爪11,11とからな
る。本体バー10は断面矩形状の長尺物で、この本体バ
ー10の上下両面に、複数組のチャック爪11,11
が、固定板12,12によりそれぞれ固定支持されてい
る。このように複数組のチャック爪11,11を用いる
ことにより、本体バー10の長手方向全長にわたって均
一なチャック力が確保されているが、取り扱うべき基板
Pの種類に応じて、隣接するチャック爪11,11同士
を一体的に接続することも可能である。
【0018】チャック爪11,11は、弾性を有する薄
板状の金属板(弾性板部材)からなり、その先端11
a,11a同士が相互に閉じる方向へ弾発的に当接され
て、くちばし状の形態とされている。このような薄板状
のチャック爪構造とすることにより、基板Pに凹凸(波
うち)があっても、この凹凸に沿ったチャック状態が得
られて、基板チャック部2,3の全長にわたって均等な
チャック力を確保することができる。これら両チャック
爪11,11の対向内側には、弾性ゴム部材13,13
が貼着されており、これら両弾性ゴム部材13,13間
に、基板Pの表裏両面がチャック爪11,11の弾発力
をもって挟持される。
板状の金属板(弾性板部材)からなり、その先端11
a,11a同士が相互に閉じる方向へ弾発的に当接され
て、くちばし状の形態とされている。このような薄板状
のチャック爪構造とすることにより、基板Pに凹凸(波
うち)があっても、この凹凸に沿ったチャック状態が得
られて、基板チャック部2,3の全長にわたって均等な
チャック力を確保することができる。これら両チャック
爪11,11の対向内側には、弾性ゴム部材13,13
が貼着されており、これら両弾性ゴム部材13,13間
に、基板Pの表裏両面がチャック爪11,11の弾発力
をもって挟持される。
【0019】また、上下チャック爪11,11における
弾性ゴム部材13の内側(基端側)には、後述するチャ
ック開閉装置57(図10参照)用の挿通孔14a,1
4a,…および14b,14b,…がそれぞれ設けられ
ており、これら挿通孔14aと14bは、図2に示すよ
うに、交互に長手方向へずれた位置に形成されている。
この上下チャック爪11,11の開閉動作については後
述する。
弾性ゴム部材13の内側(基端側)には、後述するチャ
ック開閉装置57(図10参照)用の挿通孔14a,1
4a,…および14b,14b,…がそれぞれ設けられ
ており、これら挿通孔14aと14bは、図2に示すよ
うに、交互に長手方向へずれた位置に形成されている。
この上下チャック爪11,11の開閉動作については後
述する。
【0020】案内支持部5は前記一対の支持ロッド6,
6を備えてなる。これら支持ロッド6,6は、後述する
支持フレームと共に基板Pのフレーム枠を構成する一
方、可動側基板チャック部3の移動案内部材として機能
するものである。両支持ロッド6,6は、基板Pの搬送
方向A前後位置において、基板Pの幅方向(搬送方向A
に対して垂直方向)へ延びて平行に配置されている。
6を備えてなる。これら支持ロッド6,6は、後述する
支持フレームと共に基板Pのフレーム枠を構成する一
方、可動側基板チャック部3の移動案内部材として機能
するものである。両支持ロッド6,6は、基板Pの搬送
方向A前後位置において、基板Pの幅方向(搬送方向A
に対して垂直方向)へ延びて平行に配置されている。
【0021】これら支持ロッド6,6に対して、上記固
定側基板チャック部(第1チャック手段)2が固定的に
支持されるとともに、上記可動側基板チャック部(第2
チャック手段)3が、軸方向へ移動可能に支持されてい
る。
定側基板チャック部(第1チャック手段)2が固定的に
支持されるとともに、上記可動側基板チャック部(第2
チャック手段)3が、軸方向へ移動可能に支持されてい
る。
【0022】すなわち、上記両支持ロッド6,6の一端
部には、第1支持アーム20の基端がそれぞれ固設され
ており、これら第1支持アーム20の先端に、上記固定
側基板チャック部2の前後位置が、それぞれ支軸20a
を介して回動可能に支持される。
部には、第1支持アーム20の基端がそれぞれ固設され
ており、これら第1支持アーム20の先端に、上記固定
側基板チャック部2の前後位置が、それぞれ支軸20a
を介して回動可能に支持される。
【0023】また、両支持ロッド6,6には、第2支持
アーム21の基端が、スライドパイプ22を介して、そ
の軸方向へ移動可能にそれぞれ設けられており、これら
第2支持アーム21,21の先端に、上記可動側基板チ
ャック部3の前後位置が、それぞれ支軸21aを介して
回動可能に支持されている。
アーム21の基端が、スライドパイプ22を介して、そ
の軸方向へ移動可能にそれぞれ設けられており、これら
第2支持アーム21,21の先端に、上記可動側基板チ
ャック部3の前後位置が、それぞれ支軸21aを介して
回動可能に支持されている。
【0024】上記スライドパイプ22は、支持ロッド6
に対してキー嵌合もしくはスプライン嵌合されており
(図示例においてはキー嵌合)、支持ロッド6と一体回
転可能でかつ軸方向への移動が許容される構造とされて
いる。23は支持ロッド6に設けられたキー溝(図2参
照)で、このキー溝23が設けられた範囲で、スライド
パイプ22つまりは可動側基板チャック部3の移動スト
ロークが規定されている。
に対してキー嵌合もしくはスプライン嵌合されており
(図示例においてはキー嵌合)、支持ロッド6と一体回
転可能でかつ軸方向への移動が許容される構造とされて
いる。23は支持ロッド6に設けられたキー溝(図2参
照)で、このキー溝23が設けられた範囲で、スライド
パイプ22つまりは可動側基板チャック部3の移動スト
ロークが規定されている。
【0025】しかして、上記両基板チャック部2,3の
チャック間隔Wは、可動側基板チャック部3の基板Pの
幅方向Bへの移動により、基板Pの幅寸法に対応して適
宜調整可能とされている。このチャック間隔Wの調整動
作については後述する。
チャック間隔Wは、可動側基板チャック部3の基板Pの
幅方向Bへの移動により、基板Pの幅寸法に対応して適
宜調整可能とされている。このチャック間隔Wの調整動
作については後述する。
【0026】これに関連して、第2支持アーム21と支
持ロッド6との間には、これらを相互に固定するロック
機構(ロック手段)24が設けられている。このロック
機構24は、図5に示すように、断面コ字形状の支持ブ
ラケット25が上記第2支持アーム21に取付け固定さ
れるとともに、この支持ブラケット25に、ロックレバ
ー26が枢支ピン27を介して水平方向へ揺動可能に枢
着されている。
持ロッド6との間には、これらを相互に固定するロック
機構(ロック手段)24が設けられている。このロック
機構24は、図5に示すように、断面コ字形状の支持ブ
ラケット25が上記第2支持アーム21に取付け固定さ
れるとともに、この支持ブラケット25に、ロックレバ
ー26が枢支ピン27を介して水平方向へ揺動可能に枢
着されている。
【0027】このロックレバー26は、上記支持ロッド
6よりも大径のロック孔26aを備え、このロック孔2
6aに支持ロッド6が挿通されている。また、ロックレ
バー26の先端部と支持ブラケット25間には、圧縮ス
プリング28が介装されて、ロックレバー26が常時図
7(b) の実線で示すロック位置へ付勢されている。この
ロック位置において、ロックレバー26のロック孔26
aは、図示のごとく支持ロット6にくさび状に係止し
て、第2支持アーム21の幅方向Bへの移動を阻止す
る。
6よりも大径のロック孔26aを備え、このロック孔2
6aに支持ロッド6が挿通されている。また、ロックレ
バー26の先端部と支持ブラケット25間には、圧縮ス
プリング28が介装されて、ロックレバー26が常時図
7(b) の実線で示すロック位置へ付勢されている。この
ロック位置において、ロックレバー26のロック孔26
aは、図示のごとく支持ロット6にくさび状に係止し
て、第2支持アーム21の幅方向Bへの移動を阻止す
る。
【0028】また、上記両支持ロッド6,6は、その他
端部に固設された第3支持アーム29を介して、支持フ
レーム5の前後位置にそれぞれ回動可能に支持されてい
る。つまり、支持ロッド6における第1支持アーム20
が固定されている端部と反対側の他端部には、第3支持
アーム29の基端が固設されており、この第3支持アー
ム29の先端が、支軸29aを介して上記支持フレーム
5に回動可能に支持される。支持フレーム5は断面矩形
状の長尺物で、具体的には、基板チャック部2,3の本
体バー10と同一部材とされて、構成部品の共通化が図
られている。
端部に固設された第3支持アーム29を介して、支持フ
レーム5の前後位置にそれぞれ回動可能に支持されてい
る。つまり、支持ロッド6における第1支持アーム20
が固定されている端部と反対側の他端部には、第3支持
アーム29の基端が固設されており、この第3支持アー
ム29の先端が、支軸29aを介して上記支持フレーム
5に回動可能に支持される。支持フレーム5は断面矩形
状の長尺物で、具体的には、基板チャック部2,3の本
体バー10と同一部材とされて、構成部品の共通化が図
られている。
【0029】しかして、上記第1ないし第3支持アーム
20,21,29を介したリンク構造により、支持ロッ
ド6,6を含めた案内支持部4は、基板チャック部2,
3にチャック支持された基板Pの表面(被処理面)の裏
面側へ常時配置可能とされている。この配置動作につい
ては後述する。
20,21,29を介したリンク構造により、支持ロッ
ド6,6を含めた案内支持部4は、基板チャック部2,
3にチャック支持された基板Pの表面(被処理面)の裏
面側へ常時配置可能とされている。この配置動作につい
ては後述する。
【0030】これに関連して、上記第1ないし第3支持
アーム20,21,29は、相互に同一長さ寸法とされ
るとともに、同一軸心上にある支軸20a,21a,2
9aを中心として同一円周角度位置に配置されている。
これにより、2本の支持ロッド6,6が常に平行状態を
保ったまま、基板チャック部2,3に対して回動可能と
されている。
アーム20,21,29は、相互に同一長さ寸法とされ
るとともに、同一軸心上にある支軸20a,21a,2
9aを中心として同一円周角度位置に配置されている。
これにより、2本の支持ロッド6,6が常に平行状態を
保ったまま、基板チャック部2,3に対して回動可能と
されている。
【0031】B.塗装システム:図5に示す塗装システ
ムは、以上のように構成されたチャック装置1を利用す
るもので、その前後端部に、基板Pの搬入用ベルトコン
ベア40と搬出用ベルトコンベア41が配されるととも
に、これら両コンベア40,41間に、チャック装置1
の搬送装置(搬送手段)42が本システムのほぼ全長に
わたって設けられている。
ムは、以上のように構成されたチャック装置1を利用す
るもので、その前後端部に、基板Pの搬入用ベルトコン
ベア40と搬出用ベルトコンベア41が配されるととも
に、これら両コンベア40,41間に、チャック装置1
の搬送装置(搬送手段)42が本システムのほぼ全長に
わたって設けられている。
【0032】また、この搬送装置42の搬送経路には、
その上流側から順次、ローダ(ローダ手段)43、第1
予熱オーブン(処理手段)44、第1塗装装置(処理手
段)45、第1室温乾燥機(処理手段)46、反転装置
47、第2予熱オーブン(処理手段)48、第2塗装装
置(処理手段)49、第2室温乾燥機(処理手段)5
0、熱風乾燥機51およびアンローダ52が配設されて
おり、これらの装置は制御装置(制御手段)53によ
り、相互に同期して制御される。
その上流側から順次、ローダ(ローダ手段)43、第1
予熱オーブン(処理手段)44、第1塗装装置(処理手
段)45、第1室温乾燥機(処理手段)46、反転装置
47、第2予熱オーブン(処理手段)48、第2塗装装
置(処理手段)49、第2室温乾燥機(処理手段)5
0、熱風乾燥機51およびアンローダ52が配設されて
おり、これらの装置は制御装置(制御手段)53によ
り、相互に同期して制御される。
【0033】(a) 搬送装置42:搬送装置42は、基板
Pが装填支持されたチャック装置1を順次連続的に搬送
するものであって、基本的には図7に示すようなベルト
コンベアからなるが、後述する塗装装置45,49の通
過部位のように、その目的に応じて適宜異なる構造が採
用されている。
Pが装填支持されたチャック装置1を順次連続的に搬送
するものであって、基本的には図7に示すようなベルト
コンベアからなるが、後述する塗装装置45,49の通
過部位のように、その目的に応じて適宜異なる構造が採
用されている。
【0034】また、この搬送装置42に関連して、上記
チャック装置1の支持ロッド6の両端部6a,6aが、
それぞれ第1支持アーム20と第3支持アーム29の幅
方向外側へ突出されて、搬送支持部を形成している。そ
して、これら搬送支持部6a,6a,…がベルトコンベ
ア42の搬送ベルト42a上に載置状に支持されて、チ
ャック装置1が水平状態を保持したまま搬送される。
チャック装置1の支持ロッド6の両端部6a,6aが、
それぞれ第1支持アーム20と第3支持アーム29の幅
方向外側へ突出されて、搬送支持部を形成している。そ
して、これら搬送支持部6a,6a,…がベルトコンベ
ア42の搬送ベルト42a上に載置状に支持されて、チ
ャック装置1が水平状態を保持したまま搬送される。
【0035】(b) ローダ43:ローダ43は、搬入用ベ
ルトコンベア40により運ばれてくる基板Pをチャック
装置1に装填支持させるものであって、図8に示すよう
に、仮チャック装置55、チャック幅調整装置56、チ
ャック開閉装置57などを備えてなる。
ルトコンベア40により運ばれてくる基板Pをチャック
装置1に装填支持させるものであって、図8に示すよう
に、仮チャック装置55、チャック幅調整装置56、チ
ャック開閉装置57などを備えてなる。
【0036】仮チャック装置55:仮チャック装置55
は、基板Pをチャック装置1への装填に先立ち仮チャッ
クするためのもので、図8に示すように、基板Pの幅方
向両側部分の表裏両面をチャックする一対の仮チャック
部58,58を備える。
は、基板Pをチャック装置1への装填に先立ち仮チャッ
クするためのもので、図8に示すように、基板Pの幅方
向両側部分の表裏両面をチャックする一対の仮チャック
部58,58を備える。
【0037】この仮チャック部58は、図9に示すよう
に、上下一対の仮チャック部材59,60を備え、上側
仮チャック部材59がエアシリンダ61により昇降動作
可能とされるとともに、下側仮チャック部材60がロー
ダ43の基台62上に固設されている。この基台62も
図示しない駆動源により昇降動作可能とされている。
に、上下一対の仮チャック部材59,60を備え、上側
仮チャック部材59がエアシリンダ61により昇降動作
可能とされるとともに、下側仮チャック部材60がロー
ダ43の基台62上に固設されている。この基台62も
図示しない駆動源により昇降動作可能とされている。
【0038】両チャック部材59,60は、その対向面
59a,60aが基板Pの搬送方向Aへ延びる平坦なチ
ャック面とされるとともに、下側チャック部材60のチ
ャック面60aの搬入側端部が、基板Pの円滑な導入を
可能とすべく円弧面に形成されている。また、下側チャ
ック部材60には、チャック装置1の支持ロッド6,6
用の挿通溝63,63が設けられている。
59a,60aが基板Pの搬送方向Aへ延びる平坦なチ
ャック面とされるとともに、下側チャック部材60のチ
ャック面60aの搬入側端部が、基板Pの円滑な導入を
可能とすべく円弧面に形成されている。また、下側チャ
ック部材60には、チャック装置1の支持ロッド6,6
用の挿通溝63,63が設けられている。
【0039】チャック幅調整装置56:チャック幅調整
装置56は、チャック装置1の可動側基板チャック部3
を幅方向Bへ往復動作させて、基板チャック部2,3の
チャック間隔Wを調整するものである。このチャック幅
調整装置56は、チャック装置1の固定側基板チャック
部2を支持する固定支持部65と、可動側基板チャック
部3を支持する可動支持部66とを備える。
装置56は、チャック装置1の可動側基板チャック部3
を幅方向Bへ往復動作させて、基板チャック部2,3の
チャック間隔Wを調整するものである。このチャック幅
調整装置56は、チャック装置1の固定側基板チャック
部2を支持する固定支持部65と、可動側基板チャック
部3を支持する可動支持部66とを備える。
【0040】固定支持部65は、上記基台62上に起立
状に固設され、固定側基板チャック部2の第1支持アー
ム20を抱持状に支持する。
状に固設され、固定側基板チャック部2の第1支持アー
ム20を抱持状に支持する。
【0041】可動支持部66は、基台62上に配置され
たボールねじ装置67のナット体67a上に取付けら
れ、可動側基板チャック部3の第2支持アーム21とロ
ック機構24を抱持状に支持する。この可動支持部66
には、ロック機構24のロック解除用エアシリンダ66
aを備え、そのピストンロッド(図示省略)が、ロック
機構24のロックレバー26を、圧縮スプリング28の
付勢力に抗してロック解除位置(図5(b) の二点鎖線参
照)へ押圧するようにされている。
たボールねじ装置67のナット体67a上に取付けら
れ、可動側基板チャック部3の第2支持アーム21とロ
ック機構24を抱持状に支持する。この可動支持部66
には、ロック機構24のロック解除用エアシリンダ66
aを備え、そのピストンロッド(図示省略)が、ロック
機構24のロックレバー26を、圧縮スプリング28の
付勢力に抗してロック解除位置(図5(b) の二点鎖線参
照)へ押圧するようにされている。
【0042】また、上記ボールねじ装置67は、そのね
じ軸67bが幅方向Bへ延びて水平に軸支され、このね
じ軸67b上に上記ナット体67aが螺進退可能に支持
されるとともに、ねじ軸67bの基端がサーボモータ6
8に連結されている。
じ軸67bが幅方向Bへ延びて水平に軸支され、このね
じ軸67b上に上記ナット体67aが螺進退可能に支持
されるとともに、ねじ軸67bの基端がサーボモータ6
8に連結されている。
【0043】サーボモータ68の駆動によりねじ軸67
bが回転されると、ナット体67aを介して可動支持部
66が幅方向Bへ移動し、これにより、可動側基板チャ
ック部3が往復動されて、基板チャック部2,3のチャ
ック間隔Wが基板Pの幅に対応して調整される。
bが回転されると、ナット体67aを介して可動支持部
66が幅方向Bへ移動し、これにより、可動側基板チャ
ック部3が往復動されて、基板チャック部2,3のチャ
ック間隔Wが基板Pの幅に対応して調整される。
【0044】チャック開閉装置57:チャック開閉装置
57は、チャック装置1における基板チャック部2,3
のチャック爪11,11を開閉操作するためのもので、
チャック幅調整装置56上に位置決め支持されたチャッ
ク装置1の基板チャック部2,3に対して、左右一対配
置されている。これらチャック開閉装置57の一方は、
図示しないが、上記チャック幅調整装置56の可動支持
部66と一体的に可動されるように支持されている。
57は、チャック装置1における基板チャック部2,3
のチャック爪11,11を開閉操作するためのもので、
チャック幅調整装置56上に位置決め支持されたチャッ
ク装置1の基板チャック部2,3に対して、左右一対配
置されている。これらチャック開閉装置57の一方は、
図示しないが、上記チャック幅調整装置56の可動支持
部66と一体的に可動されるように支持されている。
【0045】チャック開閉装置57は上下一対の拡開部
材57a,57bを備え、これら両拡開部材57a,5
7bは、図示しないエアシリンダ等の駆動源により、相
互に同期して昇降動作される。拡開部材57a,57b
には、複数の押圧ロッド70,70,…がそれぞれ櫛状
に配設されている。
材57a,57bを備え、これら両拡開部材57a,5
7bは、図示しないエアシリンダ等の駆動源により、相
互に同期して昇降動作される。拡開部材57a,57b
には、複数の押圧ロッド70,70,…がそれぞれ櫛状
に配設されている。
【0046】これらの押圧ロッド70,70,…は、図
10に示すように、拡開部材57a,57bの昇降動作
に応じて、上記チャック爪11,11の挿通孔14a,
14a,…および14b,14b,…を介して、チャッ
ク爪11,11を内側から外側へ押圧する。これによ
り、チャック爪11,11はそれ自身の弾発力に抗して
上下方向へ拡開される一方、押圧ロッド70,70,…
による押圧力を解除すると、チャック爪11,11はそ
れ自身の弾発力により縮閉する。
10に示すように、拡開部材57a,57bの昇降動作
に応じて、上記チャック爪11,11の挿通孔14a,
14a,…および14b,14b,…を介して、チャッ
ク爪11,11を内側から外側へ押圧する。これによ
り、チャック爪11,11はそれ自身の弾発力に抗して
上下方向へ拡開される一方、押圧ロッド70,70,…
による押圧力を解除すると、チャック爪11,11はそ
れ自身の弾発力により縮閉する。
【0047】ローダ43の動作:しかして、ローダ43
におけるチャック装置1に対する基板Pの装填動作は次
のとおりである。
におけるチャック装置1に対する基板Pの装填動作は次
のとおりである。
【0048】 ローダ43の搬入位置において、搬入
される基板Pの幅が図示しない基板幅検出器により検出
されると、この検出結果に応じて、仮チャック装置55
の仮チャック幅が決定される。続いて、その開いた仮チ
ャック部材59,60間に、上記基板Pが、例えばサク
ションカップのようなバキューム搬入手段(図示省略)
により搬入されて位置決めされる。この状態で、これら
仮チャック部材59,60が閉じて、基板Pの左右両側
部分が仮チャックされる。
される基板Pの幅が図示しない基板幅検出器により検出
されると、この検出結果に応じて、仮チャック装置55
の仮チャック幅が決定される。続いて、その開いた仮チ
ャック部材59,60間に、上記基板Pが、例えばサク
ションカップのようなバキューム搬入手段(図示省略)
により搬入されて位置決めされる。この状態で、これら
仮チャック部材59,60が閉じて、基板Pの左右両側
部分が仮チャックされる。
【0049】これにより、基板Pに生じている波うち
(通常、上下方向に±30mm程度)が、上記仮チャッ
ク部材59,60のチャック面59a,60aにより引
き延ばされて、基板Pは平坦に維持され、続くチャック
装置1の基板チャック部2,3への挿入が可能となる。
(通常、上下方向に±30mm程度)が、上記仮チャッ
ク部材59,60のチャック面59a,60aにより引
き延ばされて、基板Pは平坦に維持され、続くチャック
装置1の基板チャック部2,3への挿入が可能となる。
【0050】 チャック装置1は、その基板チャック
部2,3がチャック開閉装置57によって拡開状態とさ
れるとともに、チャック幅調整装置56により、基板チ
ャック部2,3のチャック間隔Wが基板Pの幅に応じて
調整される。この場合、可動側基板チャック部3の移動
に先立って、ロック機構24のロック解除がなされると
ともに、調整完了時点で再びロック機構24がロック状
態となる。
部2,3がチャック開閉装置57によって拡開状態とさ
れるとともに、チャック幅調整装置56により、基板チ
ャック部2,3のチャック間隔Wが基板Pの幅に応じて
調整される。この場合、可動側基板チャック部3の移動
に先立って、ロック機構24のロック解除がなされると
ともに、調整完了時点で再びロック機構24がロック状
態となる。
【0051】この調整終了時点で、上記仮チャックされ
た基板Pの幅方向両端縁は、基板チャック部2,3のチ
ャック爪11,11間に同時に位置決めされて、チャッ
ク開閉装置57によるチャック爪11,11の閉止動作
により、基板Pが上下から弾発的に挟持されて、チャッ
ク装置1への装填支持が完了する。
た基板Pの幅方向両端縁は、基板チャック部2,3のチ
ャック爪11,11間に同時に位置決めされて、チャッ
ク開閉装置57によるチャック爪11,11の閉止動作
により、基板Pが上下から弾発的に挟持されて、チャッ
ク装置1への装填支持が完了する。
【0052】(c) 塗装装置(処理手段)45,49:塗
装装置45,49は、各チャック装置1上の基板Pの上
面(被処理面)に絶縁皮膜を塗装するためのもので、図
11に示すように、チャック装置1の搬送経路に交差す
るように配置されている。
装装置45,49は、各チャック装置1上の基板Pの上
面(被処理面)に絶縁皮膜を塗装するためのもので、図
11に示すように、チャック装置1の搬送経路に交差す
るように配置されている。
【0053】これら塗装装置45,49はいずれも同一
構造で、チャック装置1の上方位置から絶縁皮膜用塗料
Rが滝ないしカーテンのように流下するとともに、基板
Pの表面Paに塗装される以外の塗料R´は図示しない
回収タンクに収容される構造とされている。これら塗装
装置45,49としては、例えば「カーテンコータ」
(商品名)が好適に使用される。
構造で、チャック装置1の上方位置から絶縁皮膜用塗料
Rが滝ないしカーテンのように流下するとともに、基板
Pの表面Paに塗装される以外の塗料R´は図示しない
回収タンクに収容される構造とされている。これら塗装
装置45,49としては、例えば「カーテンコータ」
(商品名)が好適に使用される。
【0054】また、これに関連して、チャック装置1の
うち、基板P以外の部分が塗装されるのを防止するた
め、その搬送経路の左右位置に塗装防止用ナイフ71,
72が配置されている。これら両塗装防止用ナイフ7
1,72のうち、固定側である基板チャック部2側の塗
装防止用ナイフ72は固定的に設けられる一方、可動側
である基板チャック部3側の塗装防止用ナイフ71が、
制御モータ等を備えた駆動機構(図示省略)により、基
板Pの幅に応じて適宜幅方向Bへ移動可能とされてい
る。
うち、基板P以外の部分が塗装されるのを防止するた
め、その搬送経路の左右位置に塗装防止用ナイフ71,
72が配置されている。これら両塗装防止用ナイフ7
1,72のうち、固定側である基板チャック部2側の塗
装防止用ナイフ72は固定的に設けられる一方、可動側
である基板チャック部3側の塗装防止用ナイフ71が、
制御モータ等を備えた駆動機構(図示省略)により、基
板Pの幅に応じて適宜幅方向Bへ移動可能とされてい
る。
【0055】この塗装装置45,49の部位における搬
送装置42の構造は、基板P表面への塗装が均一に行わ
れるべく工夫がなされている。すなわち、この搬送装置
42は、タイミングベルト75およびスライドベアリン
グ76の移動体76a上に、支持ブラケット77を介し
て、グリップ部材78が一体的に設けられ、このグリッ
プ部材78によりチャック装置1の端部(搬送支持部)
6aが抱持状に支持される。これにより、チャック装置
1は、上記タイミングベルト75により搬送方向Aへの
推力を与えられながら、スライドベアリング76により
案内されることとなり、チャック装置1上の基板Pは、
カーテン状の塗料Rを一定の速度および高さで通過する
とともに、その通過時に生じる上下方向の振動などが有
効に防止される。
送装置42の構造は、基板P表面への塗装が均一に行わ
れるべく工夫がなされている。すなわち、この搬送装置
42は、タイミングベルト75およびスライドベアリン
グ76の移動体76a上に、支持ブラケット77を介し
て、グリップ部材78が一体的に設けられ、このグリッ
プ部材78によりチャック装置1の端部(搬送支持部)
6aが抱持状に支持される。これにより、チャック装置
1は、上記タイミングベルト75により搬送方向Aへの
推力を与えられながら、スライドベアリング76により
案内されることとなり、チャック装置1上の基板Pは、
カーテン状の塗料Rを一定の速度および高さで通過する
とともに、その通過時に生じる上下方向の振動などが有
効に防止される。
【0056】しかして、予熱オーブン44または48に
より予熱された基板Pは、搬送装置42により、一定の
速度と高さを保たれて塗装装置45または49を通過
し、その表面に均一な塗装処理が施された後、これに続
く室温乾燥機46または50により乾燥処理される。
より予熱された基板Pは、搬送装置42により、一定の
速度と高さを保たれて塗装装置45または49を通過
し、その表面に均一な塗装処理が施された後、これに続
く室温乾燥機46または50により乾燥処理される。
【0057】(d) 反転装置47:反転装置47は、チャ
ック装置1を反転動作させることにより、第1塗装装置
45による塗装処理完了後の基板Pを、第2塗装装置4
9による塗装処理に備えさせるためのもので、図12に
示すように、回転駆動部80と回転支持部81を備えて
なる。
ック装置1を反転動作させることにより、第1塗装装置
45による塗装処理完了後の基板Pを、第2塗装装置4
9による塗装処理に備えさせるためのもので、図12に
示すように、回転駆動部80と回転支持部81を備えて
なる。
【0058】回転駆動部80は、駆動部フレーム82が
反転用駆動モータ83を介して回転可能に支持されると
ともに、この駆動部フレーム82の両端部に、支持ロッ
ド回動部84,84が設けられてなる。この支持ロッド
回動部84は、回動アーム85とこれを回動させる支持
ロッド用駆動モータ86とからなる。回動アーム85
は、チャック装置1の第3支持アーム29に対応した形
状寸法とされるとともに、支持ロッド6の搬送支持部6
aおよび支軸29aとそれぞれ嵌合する嵌合孔85aお
よび85bを備えている。そして、これら搬送支持部6
aおよび支軸29aと、嵌合孔85aおよび85bとの
嵌合により、回動アーム85と第3支持アーム29が一
体化される。
反転用駆動モータ83を介して回転可能に支持されると
ともに、この駆動部フレーム82の両端部に、支持ロッ
ド回動部84,84が設けられてなる。この支持ロッド
回動部84は、回動アーム85とこれを回動させる支持
ロッド用駆動モータ86とからなる。回動アーム85
は、チャック装置1の第3支持アーム29に対応した形
状寸法とされるとともに、支持ロッド6の搬送支持部6
aおよび支軸29aとそれぞれ嵌合する嵌合孔85aお
よび85bを備えている。そして、これら搬送支持部6
aおよび支軸29aと、嵌合孔85aおよび85bとの
嵌合により、回動アーム85と第3支持アーム29が一
体化される。
【0059】回転支持部81は、支持部フレーム90が
支軸91により自由回転可能に支持されるとともに、こ
の支持部フレーム90の両端部に、回動支持アーム9
2,92が自由回転可能に支持されてなる。回動支持ア
ーム92は、チャック装置1の第1支持アーム20に対
応した形状寸法とされるとともに、支持ロッド6の搬送
支持部6aおよび支軸20aとそれぞれ嵌合する嵌合孔
92aおよび92bを備えている。そして、これら搬送
支持部6aおよび支軸20aと、嵌合孔92aおよび9
2bとの嵌合により、回動支持アーム92と第1支持ア
ーム20が一体化される。
支軸91により自由回転可能に支持されるとともに、こ
の支持部フレーム90の両端部に、回動支持アーム9
2,92が自由回転可能に支持されてなる。回動支持ア
ーム92は、チャック装置1の第1支持アーム20に対
応した形状寸法とされるとともに、支持ロッド6の搬送
支持部6aおよび支軸20aとそれぞれ嵌合する嵌合孔
92aおよび92bを備えている。そして、これら搬送
支持部6aおよび支軸20aと、嵌合孔92aおよび9
2bとの嵌合により、回動支持アーム92と第1支持ア
ーム20が一体化される。
【0060】また、これら回転駆動部80と回転支持部
81は、図示しない駆動装置により幅方向Bへ往復移動
可能とされている。
81は、図示しない駆動装置により幅方向Bへ往復移動
可能とされている。
【0061】反転装置47の動作:しかして、反転装置
47におけるチャック装置1の反転動作は次のとおりで
ある。
47におけるチャック装置1の反転動作は次のとおりで
ある。
【0062】 回転駆動部80と回転支持部81が、
チャック装置1に対して両側から接近して、上記の要領
で、これらの回動アーム85,85と回動支持アーム9
2,92が、チャック装置1の第3支持アーム29と第
1支持アーム20にそれぞれ一体的に嵌合する。
チャック装置1に対して両側から接近して、上記の要領
で、これらの回動アーム85,85と回動支持アーム9
2,92が、チャック装置1の第3支持アーム29と第
1支持アーム20にそれぞれ一体的に嵌合する。
【0063】 支持ロッド用駆動モータ86,86が
回転駆動して、図13(a) に示すように、支持ロッド
6,6を基板Pの上側へ回動させる(図13(b) 参
照)。
回転駆動して、図13(a) に示すように、支持ロッド
6,6を基板Pの上側へ回動させる(図13(b) 参
照)。
【0064】 反転用駆動モータ83が回転駆動し
て、図13(b) に示すように、チャック装置1を180
°回転させて、基板Pを天地逆転させる(図13(c)
)。この状態において、基板Pの裏面Pbが上面側に
位置するとともに、支持ロッド6を含めた案内支持部4
が基板Pの下側に位置する。
て、図13(b) に示すように、チャック装置1を180
°回転させて、基板Pを天地逆転させる(図13(c)
)。この状態において、基板Pの裏面Pbが上面側に
位置するとともに、支持ロッド6を含めた案内支持部4
が基板Pの下側に位置する。
【0065】 回転駆動部80と回転支持部81が、
チャック装置1から両側へ離隔して、基板1に対する次
の塗装工程の準備が完了する。
チャック装置1から両側へ離隔して、基板1に対する次
の塗装工程の準備が完了する。
【0066】(e) アンローダ52:アンローダ52の具
体的構造は、チャック装置1から基板Pを取り外すもの
であって、具体的には、図8に示すローダ43とほぼ同
様であり、その動作はローダ43の場合と逆の要領で行
われる。
体的構造は、チャック装置1から基板Pを取り外すもの
であって、具体的には、図8に示すローダ43とほぼ同
様であり、その動作はローダ43の場合と逆の要領で行
われる。
【0067】(f) 制御装置(制御手段)53:制御装置
53は、塗装システムの各駆動部の動作を相互に連動し
て自動制御するもので、具体的には、CPU,ROM,
RAMおよびI/Oポートなどからなるマイクロコンピ
ュータで構成されている。この制御装置53には、上記
塗装システムの構成装置40〜52の各駆動部およびそ
の他の駆動部等が電気的に接続されている。
53は、塗装システムの各駆動部の動作を相互に連動し
て自動制御するもので、具体的には、CPU,ROM,
RAMおよびI/Oポートなどからなるマイクロコンピ
ュータで構成されている。この制御装置53には、上記
塗装システムの構成装置40〜52の各駆動部およびそ
の他の駆動部等が電気的に接続されている。
【0068】C.塗装システムの動作:しかして、以上
のように構成された塗装システムにおいて、上記各構成
装置40〜52は、以下に述べるごとく、制御装置53
により相互に関連して自動制御されることにより、チャ
ック装置1を順次動作させて、基板Pに所定の塗装工程
を行う(図6参照)。
のように構成された塗装システムにおいて、上記各構成
装置40〜52は、以下に述べるごとく、制御装置53
により相互に関連して自動制御されることにより、チャ
ック装置1を順次動作させて、基板Pに所定の塗装工程
を行う(図6参照)。
【0069】なお、ここで対象となる基板Pは、ガラス
繊維を含有するエポキシ樹脂製板材で、その形状寸法
は、幅寸法が200mm〜500mm、長さ寸法が30
0mm〜610mm、および厚さ寸法が0.1mm〜
0.8mmの薄板状のものである。
繊維を含有するエポキシ樹脂製板材で、その形状寸法
は、幅寸法が200mm〜500mm、長さ寸法が30
0mm〜610mm、および厚さ寸法が0.1mm〜
0.8mmの薄板状のものである。
【0070】 搬入用ベルトコンベア40により順次
搬入される基板Pは、ローダ43により、前述した要領
でここに待機するチャック装置1上に装填支持される。
搬入される基板Pは、ローダ43により、前述した要領
でここに待機するチャック装置1上に装填支持される。
【0071】 基板Pを支持したチャック装置1は、
搬送装置42により搬送方向Aへ順次連続して送られ、
まず基板Pの表面Paに対する塗装処理が行われる。つ
まり、基板Pはチャック装置1と共に第1予熱オーブン
44により予熱されてから、前述した要領で、第1塗装
装置45の塗料Rのカーテン状流下部位を通過しながら
塗装を施され、この後第1室温乾燥機46により乾燥さ
れる。
搬送装置42により搬送方向Aへ順次連続して送られ、
まず基板Pの表面Paに対する塗装処理が行われる。つ
まり、基板Pはチャック装置1と共に第1予熱オーブン
44により予熱されてから、前述した要領で、第1塗装
装置45の塗料Rのカーテン状流下部位を通過しながら
塗装を施され、この後第1室温乾燥機46により乾燥さ
れる。
【0072】 基板Pの表面Paの塗装工程が完了す
ると、反転装置47により、前述した要領でチャック装
置1が反転動作されて、基板Pの裏面Pbが上面側へ配
置され、再び搬送装置42により搬送方向Aへ送られ
て、今度は基板Pの裏面Pbに対する塗装処理が、第2
予熱オーブン48、第2塗装装置49および第2室温乾
燥機50により、上記と同様に行われる。
ると、反転装置47により、前述した要領でチャック装
置1が反転動作されて、基板Pの裏面Pbが上面側へ配
置され、再び搬送装置42により搬送方向Aへ送られ
て、今度は基板Pの裏面Pbに対する塗装処理が、第2
予熱オーブン48、第2塗装装置49および第2室温乾
燥機50により、上記と同様に行われる。
【0073】 基板Pの表裏両面Pa,Pbに対する
塗装工程がすべて完了したら、熱風乾燥機51により完
全乾燥がなされ、この後、アンローダ52により、基板
Pが上記と逆の順序でチャック装置1から取り外され
て、搬出用ベルトコンベア41により搬出される。
塗装工程がすべて完了したら、熱風乾燥機51により完
全乾燥がなされ、この後、アンローダ52により、基板
Pが上記と逆の順序でチャック装置1から取り外され
て、搬出用ベルトコンベア41により搬出される。
【0074】なお、上述した実施例はあくまでも本発明
の好適な具体例を示すためのものであって、各構成装置
およびその具体的構造は種々設計変更可能である。
の好適な具体例を示すためのものであって、各構成装置
およびその具体的構造は種々設計変更可能である。
【0075】例えば、本発明のチャック装置は、上述し
た塗装システムの他、図14に示すような電子部品実装
システムにも適用可能であり、この場合、チャック装置
1に装填支持された基板Pの表面Pa上の電子回路パタ
ーンの所定位置に、電子部品実装ロボット100により
IC等の電子部品101が自動装着される。
た塗装システムの他、図14に示すような電子部品実装
システムにも適用可能であり、この場合、チャック装置
1に装填支持された基板Pの表面Pa上の電子回路パタ
ーンの所定位置に、電子部品実装ロボット100により
IC等の電子部品101が自動装着される。
【0076】また、図示例の塗装システムにおいては、
基板Pの表裏面Pa,Pbに対する塗装工程をそれぞれ
別個独立した塗装装置45,49により行っているが、
例えば、反転装置47により反転されたチャック装置1
を再び、第1予熱オーブン(処理手段)44へ戻してか
ら第1塗装装置45による塗装処理を行う構成とするな
ど、一台の塗装装置により基板Pの表裏面Pa,Pbに
対する塗装工程を行うように構成してもよい。
基板Pの表裏面Pa,Pbに対する塗装工程をそれぞれ
別個独立した塗装装置45,49により行っているが、
例えば、反転装置47により反転されたチャック装置1
を再び、第1予熱オーブン(処理手段)44へ戻してか
ら第1塗装装置45による塗装処理を行う構成とするな
ど、一台の塗装装置により基板Pの表裏面Pa,Pbに
対する塗装工程を行うように構成してもよい。
【0077】また、本発明のチャック装置1は、その構
造寸法を適宜設計変更することにより、図示例のような
薄板状の基板Pばかりでなく、従来の厚板状の基板や他
の板状体の搬送処理にも適用することが可能である。
造寸法を適宜設計変更することにより、図示例のような
薄板状の基板Pばかりでなく、従来の厚板状の基板や他
の板状体の搬送処理にも適用することが可能である。
【0078】さらに、図示例においては、基板チャック
部2,3が複数組の上下一対のチャック爪11,11を
備えているが、上下一対のチャック爪が本体バー10の
全長にわたって延びる長尺な薄板状弾性金属板から構成
されてもよく(図示省略)、このような単純構造とする
ことにより、加工・組立の容易性さらには製作コストの
低減化を図ることも可能である。
部2,3が複数組の上下一対のチャック爪11,11を
備えているが、上下一対のチャック爪が本体バー10の
全長にわたって延びる長尺な薄板状弾性金属板から構成
されてもよく(図示省略)、このような単純構造とする
ことにより、加工・組立の容易性さらには製作コストの
低減化を図ることも可能である。
【0079】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のチャック
装置よれば、板状体の幅方向両側縁部分を弾発的にチャ
ック支持することにより、この板状体の平坦度を保持し
つつ板状体と一体となって、偏平な軽量板状ユニットを
構成し、そのままの状態で板状板の処理工程に乗せられ
るから、板状体の肉厚の如何ににかかわらず、その平坦
度を維持しながら搬送処理することができる。
装置よれば、板状体の幅方向両側縁部分を弾発的にチャ
ック支持することにより、この板状体の平坦度を保持し
つつ板状体と一体となって、偏平な軽量板状ユニットを
構成し、そのままの状態で板状板の処理工程に乗せられ
るから、板状体の肉厚の如何ににかかわらず、その平坦
度を維持しながら搬送処理することができる。
【0080】この場合、板状体の被処理面である表面側
には余分な構造物が存在せず、所定の処理工程を円滑に
行うことができ、また、チャック装置のチャック間隔が
調整可能とされているため、一つの搬送処理ラインに複
数種類の幅寸法の板状体を乗せる場合でも、段取り替え
を行うことなく対処することが可能となる。
には余分な構造物が存在せず、所定の処理工程を円滑に
行うことができ、また、チャック装置のチャック間隔が
調整可能とされているため、一つの搬送処理ラインに複
数種類の幅寸法の板状体を乗せる場合でも、段取り替え
を行うことなく対処することが可能となる。
【0081】また、本発明の搬送処理システムによれ
ば、上記チャック装置を順次動作させて、チャック装置
に板状体を装填したままの状態で、この板状体に対する
一連の搬送処理工程を始めから終わりまで一貫して行う
ことができ、さらには、板状体の搬送処理を完全自動で
行うことも可能である。
ば、上記チャック装置を順次動作させて、チャック装置
に板状体を装填したままの状態で、この板状体に対する
一連の搬送処理工程を始めから終わりまで一貫して行う
ことができ、さらには、板状体の搬送処理を完全自動で
行うことも可能である。
【0082】さらに、チャック装置は構造簡単かつ小型
であるため、多量生産に適しており、特に電子回路基板
の塗装システムのように、多数のチャック装置を必要と
する搬送処理ラインに最適である(一つの塗装ラインに
数100枚〜1000枚程度必要)。
であるため、多量生産に適しており、特に電子回路基板
の塗装システムのように、多数のチャック装置を必要と
する搬送処理ラインに最適である(一つの塗装ラインに
数100枚〜1000枚程度必要)。
【図1】本発明に係る一実施例である電子回路基板のチ
ャック装置を示す斜視図である。
ャック装置を示す斜視図である。
【図2】同チャック装置を示す平面図である。
【図3】同チャック装置を一部切断して示す側面図であ
る。
る。
【図4】同チャック装置を一部切断して示す正面図であ
る。
る。
【図5】同チャック装置の可動側チャック部のブレーキ
機構を示す図であって、図5(a) は斜視図、図5(b) は
平面断面図である。
機構を示す図であって、図5(a) は斜視図、図5(b) は
平面断面図である。
【図6】同チャック装置を備えた搬送処理システムの一
実施例である電子回路基板の塗装システムの全体構成を
示す図であって、図6(a) は側面図、図6(b) は平面図
である。
実施例である電子回路基板の塗装システムの全体構成を
示す図であって、図6(a) は側面図、図6(b) は平面図
である。
【図7】同塗装システムの搬送部を示す正面断面図であ
る。
る。
【図8】同塗装システムのローダの全体構成を一部切断
して示す正面図である。
して示す正面図である。
【図9】同ローダの仮チャック部の要部を示す斜視図で
ある。
ある。
【図10】同ローダのチャック開閉装置によるチャック
装置の開閉動作を説明するための斜視図である。
装置の開閉動作を説明するための斜視図である。
【図11】同塗装システムの塗装部を示す正面図であ
る。
る。
【図12】同塗装システムの反転部を一部断面で示す平
面図である。
面図である。
【図13】同反転部におけるチャック装置の反転動作を
示す図である。
示す図である。
【図14】同チャック装置を備えた搬送処理システムの
他の実施例である、電子回路基板の電子部品実装システ
ムの要部を示す斜視図である。
他の実施例である、電子回路基板の電子部品実装システ
ムの要部を示す斜視図である。
【図15】従来の電子回路基板の塗装システムにおける
搬送部を示す正面断面図である。
搬送部を示す正面断面図である。
1 チャック装置 2 固定側基板チャック部(第1チャッ
ク手段) 3 可動側基板チャック部(第2チャッ
ク手段) 4 案内支持部(案内支持手段) 5 支持フレーム 6 支持ロッド 11 チャック爪 20 第1支持アーム 21 第2支持アーム 22 スライドパイプ 24 ロック機構(ロック手段) 29 第3支持アーム 40 搬入用ベルトコンベア 41 搬出用ベルトコンベア 42 搬送装置(搬送手段) 43 ローダ(ローダ手段) 44 第1予熱オーブン(処理手段) 45 第1塗装装置(処理手段) 46 第1室温乾燥機(処理手段) 47 反転装置 48 第2予熱オーブン(処理手段) 49 第2塗装装置(処理手段) 50 第2室温乾燥機(処理手段) 51 熱風乾燥機 52 アンローダ 53 制御装置(制御手段) P 基板 Pa 基板の表面 Pb 基板の裏面 A 基板の搬送方向 B 基板の幅方向 W チャック間隔(=基板の幅)
ク手段) 3 可動側基板チャック部(第2チャッ
ク手段) 4 案内支持部(案内支持手段) 5 支持フレーム 6 支持ロッド 11 チャック爪 20 第1支持アーム 21 第2支持アーム 22 スライドパイプ 24 ロック機構(ロック手段) 29 第3支持アーム 40 搬入用ベルトコンベア 41 搬出用ベルトコンベア 42 搬送装置(搬送手段) 43 ローダ(ローダ手段) 44 第1予熱オーブン(処理手段) 45 第1塗装装置(処理手段) 46 第1室温乾燥機(処理手段) 47 反転装置 48 第2予熱オーブン(処理手段) 49 第2塗装装置(処理手段) 50 第2室温乾燥機(処理手段) 51 熱風乾燥機 52 アンローダ 53 制御装置(制御手段) P 基板 Pa 基板の表面 Pb 基板の裏面 A 基板の搬送方向 B 基板の幅方向 W チャック間隔(=基板の幅)
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の骨組み部材からなる偏平な軽量ユ
ニット構造であって、 板状体の幅方向両側縁部分を弾発的にチャック支持する
一対の第1、第2チャック手段を備え、 これら両チャック手段の少なくとも一方は、案内支持手
段により前記板状体の幅方向へ移動可能とされて、その
チャック間隔が調整可能とされ、 前記案内支持手段は、前記板状体の被処理面の反対側に
配置可能とされていることを特徴とする板状体のチャッ
ク装置。 - 【請求項2】 前記板状体の幅方向が、この板状体の搬
送方向に対して垂直方向である請求項1に記載の板状体
のチャック装置。 - 【請求項3】 前記チャック手段は、前記板状体両面を
弾発的に挟持する上下2枚の弾性板部材からなるチャッ
ク爪を備える請求項1に記載の板状体のチャック装置。 - 【請求項4】 前記案内支持手段は、前記板状体の幅方
向へ延びて設けられた支持ロッドを備え、 前記第1チャック手段は、前記支持ロッドに対しその軸
方向へ固定的に支持されるとともに、前記第2チャック
手段は、前記支持ロッドに対しその軸方向へ移動可能に
支持されている請求項1に記載の板状体のチャック装
置。 - 【請求項5】 前記案内支持手段は、前記板状体の搬送
方向前後位置に平行に配置された前後一対の支持ロッド
を備え、 これら支持ロッドの一端部に固設された第1支持アーム
に、前記第1チャック手段前後位置がそれぞれ回動可能
に支持され、 これら支持ロッドに軸方向へ移動可能に設けられた第2
支持アームに、前記第2チャック手段の前後位置がそれ
ぞれ回動可能に支持され、 前記両支持ロッドは、その他端部に固設された第3支持
アームを介して、支持フレームの前後位置にそれぞれ回
動可能に支持され、 前記第1、第2および第3支持アームは、前記支持ロッ
ドを中心として同一円周角度位置に配置され、請求項2
に記載の板状体のチャック装置。 - 【請求項6】 前記第2支持アームを前記支持ロッドに
固定するロック手段を備える請求項5に記載の板状体の
チャック装置。 - 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれか一つに
記載の複数台のチャック装置と、 これらチャック装置に板状体を装填支持させるローダ手
段と、 板状体が装填支持されたチャック装置を順次連続的に搬
送する搬送手段と、 前記各チャック装置上の板状体の上面に所定処理を施す
処理手段と、 所定処理完了後の前記チャック装置を反転動作させて、
その板状体の上下面を天地逆転配置させる反転手段とを
備えることを特徴とする板状体の搬送処理システム。 - 【請求項8】 前記搬送手段、ローダ手段、処理手段お
よび反転手段を相互に同期させて制御する制御手段を備
える請求項6に記載の板状体の搬送処理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4309608A JPH0829858B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 板状体のチャック装置および搬送処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4309608A JPH0829858B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 板状体のチャック装置および搬送処理システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06135591A true JPH06135591A (ja) | 1994-05-17 |
| JPH0829858B2 JPH0829858B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=17995078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4309608A Expired - Lifetime JPH0829858B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 板状体のチャック装置および搬送処理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0829858B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007258290A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 搬送装置、部品実装用基板搬送装置、及び部品実装装置、並びに搬送装置の位置決め方法 |
| CN102724860A (zh) * | 2012-06-29 | 2012-10-10 | 东莞市新泽谷机械制造股份有限公司 | 带有检测转向功能的供料装置 |
| CN114227181A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-03-25 | 桐乡顺士达精密机械有限公司 | 一种汽车空调压缩机活塞的加工方法 |
| CN116587163A (zh) * | 2023-06-01 | 2023-08-15 | 宿迁菲莱特电子制品有限公司 | 一种用于磁芯加工的定位输送装置及其使用方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62211244A (ja) * | 1986-03-12 | 1987-09-17 | Hitachi Ltd | 現金取引装置 |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP4309608A patent/JPH0829858B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62211244A (ja) * | 1986-03-12 | 1987-09-17 | Hitachi Ltd | 現金取引装置 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007258290A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 搬送装置、部品実装用基板搬送装置、及び部品実装装置、並びに搬送装置の位置決め方法 |
| CN102724860A (zh) * | 2012-06-29 | 2012-10-10 | 东莞市新泽谷机械制造股份有限公司 | 带有检测转向功能的供料装置 |
| CN102724860B (zh) * | 2012-06-29 | 2015-04-29 | 东莞市新泽谷机械制造股份有限公司 | 带有检测转向功能的供料装置 |
| CN114227181A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-03-25 | 桐乡顺士达精密机械有限公司 | 一种汽车空调压缩机活塞的加工方法 |
| CN116587163A (zh) * | 2023-06-01 | 2023-08-15 | 宿迁菲莱特电子制品有限公司 | 一种用于磁芯加工的定位输送装置及其使用方法 |
| CN116587163B (zh) * | 2023-06-01 | 2023-12-08 | 宿迁菲莱特电子制品有限公司 | 一种用于磁芯加工的定位输送装置及其使用方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0829858B2 (ja) | 1996-03-27 |
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| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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