JPH06136295A - 異種金属接触腐食防止用塗料組成物および異種金属接触腐食防止方法 - Google Patents
異種金属接触腐食防止用塗料組成物および異種金属接触腐食防止方法Info
- Publication number
- JPH06136295A JPH06136295A JP28765392A JP28765392A JPH06136295A JP H06136295 A JPH06136295 A JP H06136295A JP 28765392 A JP28765392 A JP 28765392A JP 28765392 A JP28765392 A JP 28765392A JP H06136295 A JPH06136295 A JP H06136295A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電着塗装時に多数の電極をもちいることな
く、異種金属接触による金属腐食を防止するための異種
金属接触腐食防止用塗料組成物および異種金属接触腐食
防止方法を提供すること。 【構成】 塗料中に2硫化モリブデン(MoS2 )を樹
脂固形分100に対して5〜35重量部含むことを特徴
とする異種金属接触腐食防止用塗料組成物およびこの組
成物を第1の金属材料または第2の金属材料の少なくと
も一方の金属材料の少なくとも片方の面に塗装して、塗
膜を形成し、該塗膜を介して該第1の金属材料と第2の
金属材料を積層することを特徴とする異種金属接触腐食
防止方法によって達成される。
く、異種金属接触による金属腐食を防止するための異種
金属接触腐食防止用塗料組成物および異種金属接触腐食
防止方法を提供すること。 【構成】 塗料中に2硫化モリブデン(MoS2 )を樹
脂固形分100に対して5〜35重量部含むことを特徴
とする異種金属接触腐食防止用塗料組成物およびこの組
成物を第1の金属材料または第2の金属材料の少なくと
も一方の金属材料の少なくとも片方の面に塗装して、塗
膜を形成し、該塗膜を介して該第1の金属材料と第2の
金属材料を積層することを特徴とする異種金属接触腐食
防止方法によって達成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異種金属接触腐食防止
用塗料組成物および異種金属接触腐食防止方法に関し、
特に、自動車車体に用いる異種金属接触時の腐食を防止
するための腐食防止用塗料組成物および腐食防止方法に
関する。
用塗料組成物および異種金属接触腐食防止方法に関し、
特に、自動車車体に用いる異種金属接触時の腐食を防止
するための腐食防止用塗料組成物および腐食防止方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に異なる金属を積層または張合わせ
て用いる場合に、異種金属が接触することにより腐食
(電食)が発生することが知られている。例えば、自動
車の車体等は、アルミニウム材と鋼材とを積層して用い
るものが多くなり、この様な異種金属の接触による腐食
が問題となっている。この様な異種金属の接触による腐
食は、金属のイオン化傾向の違いによってこの金属間に
酸素、塩素等の不純物の混じった水等が在るとこの水等
を介して金属間に電子の移動が生じ、これにより金属に
腐食が発生するものである。
て用いる場合に、異種金属が接触することにより腐食
(電食)が発生することが知られている。例えば、自動
車の車体等は、アルミニウム材と鋼材とを積層して用い
るものが多くなり、この様な異種金属の接触による腐食
が問題となっている。この様な異種金属の接触による腐
食は、金属のイオン化傾向の違いによってこの金属間に
酸素、塩素等の不純物の混じった水等が在るとこの水等
を介して金属間に電子の移動が生じ、これにより金属に
腐食が発生するものである。
【0003】従来この様な異種金属接触による腐食を防
止するために、腐食域に腐食原因となる酸化物や水等が
入らないように完全にシールしたり、また、アルミニウ
ム材と鋼材との間を電気的に絶縁することにより、異種
金属接触腐食の防止を行っている。前者のシールする方
法は、腐食域を完全にシールすることが難しく、腐食防
止対策としては、後者のような金属間に絶縁物を介して
サンドイッチ状に積層する方法が多く用いられている。
止するために、腐食域に腐食原因となる酸化物や水等が
入らないように完全にシールしたり、また、アルミニウ
ム材と鋼材との間を電気的に絶縁することにより、異種
金属接触腐食の防止を行っている。前者のシールする方
法は、腐食域を完全にシールすることが難しく、腐食防
止対策としては、後者のような金属間に絶縁物を介して
サンドイッチ状に積層する方法が多く用いられている。
【0004】しかしながら、この様な異なる金属と金属
の間に絶縁物を挟む方法は、自動車車体に下地塗装方法
として用いられている電着塗装では、アルミニウム材と
鋼材が絶縁されているために、どちらか一方だけに通電
するだけでは全体を塗装することができず、アルミニウ
ム材と鋼材でそれぞれ独立に電極を取付ける必要がある
ため、電極の数が多くなり、工程での生産性が低下する
という問題がある。
の間に絶縁物を挟む方法は、自動車車体に下地塗装方法
として用いられている電着塗装では、アルミニウム材と
鋼材が絶縁されているために、どちらか一方だけに通電
するだけでは全体を塗装することができず、アルミニウ
ム材と鋼材でそれぞれ独立に電極を取付ける必要がある
ため、電極の数が多くなり、工程での生産性が低下する
という問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、電着塗装時に多数の電極をもちいることなく、異種
金属接触による金属腐食を防止するための異種金属接触
腐食防止用塗料組成物および異種金属接触腐食防止方法
を提供することである。
は、電着塗装時に多数の電極をもちいることなく、異種
金属接触による金属腐食を防止するための異種金属接触
腐食防止用塗料組成物および異種金属接触腐食防止方法
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記諸目的は、塗料中に
2硫化モリブデン(MoS2 )を樹脂固形分100重量
部に対して5〜35重量部含むことを特徴とする異種金
属接触腐食防止用塗料組成物により達成される。
2硫化モリブデン(MoS2 )を樹脂固形分100重量
部に対して5〜35重量部含むことを特徴とする異種金
属接触腐食防止用塗料組成物により達成される。
【0007】また上記諸目的は、第1の金属材料または
第2の金属材料の少なくとも一方の金属材料の少なくと
も片方の面に、2硫化モリブデンを樹脂固形分100重
量部に対して5〜35重量部含む塗装膜を形成し、該塗
装膜を介して該第1の金属材料と第2の金属材料を積層
することを特徴とする異種金属接触腐食防止方法によっ
ても達成される。
第2の金属材料の少なくとも一方の金属材料の少なくと
も片方の面に、2硫化モリブデンを樹脂固形分100重
量部に対して5〜35重量部含む塗装膜を形成し、該塗
装膜を介して該第1の金属材料と第2の金属材料を積層
することを特徴とする異種金属接触腐食防止方法によっ
ても達成される。
【0008】
【作用】本発明は、塗料中に、塗料組成物として2硫化
モリブデンを含有させることにより、得られる塗膜は、
異種金属接触によって生じる腐食の原因となる約1V程
度の電圧が加わったときには、通電性を示さず絶縁体を
して働くため、異種金属間で起こるイオン化傾向の差で
ある約1V程度の電気は完全に遮断されるため電子は移
動することができず腐食を防止することができ、電着塗
装時の約200V以上の電圧が加わったときには、通電
性を示すものである。
モリブデンを含有させることにより、得られる塗膜は、
異種金属接触によって生じる腐食の原因となる約1V程
度の電圧が加わったときには、通電性を示さず絶縁体を
して働くため、異種金属間で起こるイオン化傾向の差で
ある約1V程度の電気は完全に遮断されるため電子は移
動することができず腐食を防止することができ、電着塗
装時の約200V以上の電圧が加わったときには、通電
性を示すものである。
【0009】塗膜としてこの様な特性が得られる塗料組
成物を含有させた塗料を異種金属の少なくとも一方の金
属材料の少なくとも片方の面に塗装し、この塗装面の塗
膜を挾んで、異なる金属を積層または張合わせることに
より、異種金属接触による腐食が発生せず、電着塗装時
には塗膜は導電体として働くために、電極を異なる金属
材料の少なくともどちらか一点に設ければ電着塗装を行
うことができるものである。
成物を含有させた塗料を異種金属の少なくとも一方の金
属材料の少なくとも片方の面に塗装し、この塗装面の塗
膜を挾んで、異なる金属を積層または張合わせることに
より、異種金属接触による腐食が発生せず、電着塗装時
には塗膜は導電体として働くために、電極を異なる金属
材料の少なくともどちらか一点に設ければ電着塗装を行
うことができるものである。
【0010】本発明においては、塗料中に2硫化モリブ
デンが樹脂固形分100重量部に対して5〜35重量部
(好ましくは5〜20重量部)含有していればよく、ベ
ースレジンの種類、硬化剤の種類等、他の内容について
は特に限定されず、塗料分野で通常もちいることのでき
るものであればよい。なお、塗料中の2硫化モリブデン
の量が5重量部未満の場合には異種金属接触による腐食
の防止性はあるものの、電着塗装時においても導電性を
示さないために電着塗装できず、一方、35重量部を越
えると異種金属接触による腐食を防止することができな
くなってしまう。
デンが樹脂固形分100重量部に対して5〜35重量部
(好ましくは5〜20重量部)含有していればよく、ベ
ースレジンの種類、硬化剤の種類等、他の内容について
は特に限定されず、塗料分野で通常もちいることのでき
るものであればよい。なお、塗料中の2硫化モリブデン
の量が5重量部未満の場合には異種金属接触による腐食
の防止性はあるものの、電着塗装時においても導電性を
示さないために電着塗装できず、一方、35重量部を越
えると異種金属接触による腐食を防止することができな
くなってしまう。
【0011】本発明において使用される硬化性樹脂とし
ては、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹
脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等のベースレジンをあ
げることができ、硬化剤としては、メラミン、イリシア
ネート、ジシアン、ジアミド等が用いられる。
ては、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹
脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等のベースレジンをあ
げることができ、硬化剤としては、メラミン、イリシア
ネート、ジシアン、ジアミド等が用いられる。
【0012】また、本発明においては、塗料分野で通常
用いることのできる熱可塑性樹脂を用いることも可能
で、例えば塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレ
ン、塩化ビニル、酢酸ビニル、塩化ビニリデンおよびこ
れらを共重合したビニル樹脂、セルロース系樹脂、アセ
タール樹脂、アルキド樹脂、塩化ゴム系樹脂等をあげる
ことができる。
用いることのできる熱可塑性樹脂を用いることも可能
で、例えば塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレ
ン、塩化ビニル、酢酸ビニル、塩化ビニリデンおよびこ
れらを共重合したビニル樹脂、セルロース系樹脂、アセ
タール樹脂、アルキド樹脂、塩化ゴム系樹脂等をあげる
ことができる。
【0013】本発明の塗料組成物は、異種金属の間の塗
膜として用いられるものであるから、塗料として着色を
目的としたものではないが、必要により塗料分野で通常
用いることのできる着色顔料を加えることも可能であ
り、例えば二酸化チタン、酸化鉄(赤サビ、エロー)、
カーボンブラック、クロム酸エロー、フタロシアニンブ
ルー、フタロシアニングリーン、キナクリドン等の有
機、無機の各種着色顔料をあげることができ、また、沈
降性炭酸カルシウム、硫酸バリウム、タルク、クレー、
ホワイトカーボン等の体質顔料、ジンククロメート、ス
トロンチウムクロメート、鉛丹、亜酸化鉛、塩基性クロ
ム酸鉛、シアナミド鉛、鉛酸カルシウム、リン酸亜鉛、
リン酸アルミニウム、リン酸カルシウム、金属亜鉛末と
ガラスフレーク粉末の混合物等の防食防錆顔料、メタリ
ック感を出すためのフレーク状アルミニウム末ペース
ト、チタンコーティングマイカ粉等の光輝性顔料、蛍光
塗料等に用いる各種蛍光剤等の特殊顔料、亜酸化銅等の
防汚顔料等を添加してもよく、さらに、塗膜の電着塗装
時の通電性を上げるために、例えば導電性酸化亜鉛、導
電性カーボン、導電性酸化錫、グラファイト、三四酸化
鉄、硫化亜鉛、金属粉(Al等)などの導電性顔料を添
加しても差し支えないが、その添加料については本発明
の作用である約1V以下の弱電圧時の絶縁性がそこなわ
れないような添加量とすべきである。
膜として用いられるものであるから、塗料として着色を
目的としたものではないが、必要により塗料分野で通常
用いることのできる着色顔料を加えることも可能であ
り、例えば二酸化チタン、酸化鉄(赤サビ、エロー)、
カーボンブラック、クロム酸エロー、フタロシアニンブ
ルー、フタロシアニングリーン、キナクリドン等の有
機、無機の各種着色顔料をあげることができ、また、沈
降性炭酸カルシウム、硫酸バリウム、タルク、クレー、
ホワイトカーボン等の体質顔料、ジンククロメート、ス
トロンチウムクロメート、鉛丹、亜酸化鉛、塩基性クロ
ム酸鉛、シアナミド鉛、鉛酸カルシウム、リン酸亜鉛、
リン酸アルミニウム、リン酸カルシウム、金属亜鉛末と
ガラスフレーク粉末の混合物等の防食防錆顔料、メタリ
ック感を出すためのフレーク状アルミニウム末ペース
ト、チタンコーティングマイカ粉等の光輝性顔料、蛍光
塗料等に用いる各種蛍光剤等の特殊顔料、亜酸化銅等の
防汚顔料等を添加してもよく、さらに、塗膜の電着塗装
時の通電性を上げるために、例えば導電性酸化亜鉛、導
電性カーボン、導電性酸化錫、グラファイト、三四酸化
鉄、硫化亜鉛、金属粉(Al等)などの導電性顔料を添
加しても差し支えないが、その添加料については本発明
の作用である約1V以下の弱電圧時の絶縁性がそこなわ
れないような添加量とすべきである。
【0014】本発明において用いることのできる溶剤と
しては、塗料分野で通常用いることのできるもので各種
有機溶剤や、水等を適宜用いることができる。
しては、塗料分野で通常用いることのできるもので各種
有機溶剤や、水等を適宜用いることができる。
【0015】その他に、各種添加剤として、塗料分野で
通常用いることのできる硬化触媒、紫外線吸収剤、酸化
防止剤、表面調整剤、タレ止め剤、増粘剤、潤滑剤等を
添加しても差し支えない。
通常用いることのできる硬化触媒、紫外線吸収剤、酸化
防止剤、表面調整剤、タレ止め剤、増粘剤、潤滑剤等を
添加しても差し支えない。
【0016】本発明の塗料組成物を用いて、塗装を実施
できる金属材料の種類としては、例えば、鋼板、亜鉛め
っき鋼板、亜鉛ー鉄合金めっき鋼板、亜鉛ーニッケル合
金めっき鋼版、亜鉛合金めっき鋼版、ステンレス鋼板、
アルミニウム板等があげられる。
できる金属材料の種類としては、例えば、鋼板、亜鉛め
っき鋼板、亜鉛ー鉄合金めっき鋼板、亜鉛ーニッケル合
金めっき鋼版、亜鉛合金めっき鋼版、ステンレス鋼板、
アルミニウム板等があげられる。
【0017】本発明において塗装方法は、特に限定され
ず、エアスプレー塗装、エアレススプレー塗装、バーコ
ート、ロールコート、ディッピング、電着塗装、刷毛塗
り等の通常の塗装方法等が用いられ、積層する異種金属
のどちらか一方または両方の金属材料の、積層する面側
(塗膜を金属で挾みサンドチイチ状とする)に塗膜膜厚
1〜100μm、好ましくは5〜30μm程度となるよ
うに塗装することが望ましい。
ず、エアスプレー塗装、エアレススプレー塗装、バーコ
ート、ロールコート、ディッピング、電着塗装、刷毛塗
り等の通常の塗装方法等が用いられ、積層する異種金属
のどちらか一方または両方の金属材料の、積層する面側
(塗膜を金属で挾みサンドチイチ状とする)に塗膜膜厚
1〜100μm、好ましくは5〜30μm程度となるよ
うに塗装することが望ましい。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
る。
【0019】エポキシ系樹脂を溶剤で溶解した後、表1
に示すように、MoS2 およびSiO2 を加えてよく攪
拌しサンドミル、ローラーミル等の分散機で分散し塗料
化した。
に示すように、MoS2 およびSiO2 を加えてよく攪
拌しサンドミル、ローラーミル等の分散機で分散し塗料
化した。
【0020】
【表1】
【0021】次に、それぞれ調整した塗料を脱脂した冷
間圧延鋼板(SPCC)板(150mm×70mm×
0.8mm)の片面に膜厚5μmの塗膜が形成されるよ
うにスプレー塗装し、温度220℃で、60時間焼付け
た。
間圧延鋼板(SPCC)板(150mm×70mm×
0.8mm)の片面に膜厚5μmの塗膜が形成されるよ
うにスプレー塗装し、温度220℃で、60時間焼付け
た。
【0022】次に、この塗装面上にAl板(5000
系;150mm×70mm×1.0mm)を重ね合わ
せ、樹脂ボルトで固定し、SPCC板の未塗装面に電極
の接点を取り、電着用途料(神東塗料(株)製、サクセ
ードNo.701)を250V3分、25℃の条件で電
着塗装を行い、その後未塗装部分を塗装して試験片を作
成した。この時、SPCC板上の塗膜膜厚が20μmと
なり、Al板上の塗膜膜厚が15μm以上を良好(○)
として評価した。結果を表1に示す。
系;150mm×70mm×1.0mm)を重ね合わ
せ、樹脂ボルトで固定し、SPCC板の未塗装面に電極
の接点を取り、電着用途料(神東塗料(株)製、サクセ
ードNo.701)を250V3分、25℃の条件で電
着塗装を行い、その後未塗装部分を塗装して試験片を作
成した。この時、SPCC板上の塗膜膜厚が20μmと
なり、Al板上の塗膜膜厚が15μm以上を良好(○)
として評価した。結果を表1に示す。
【0023】さらに、上述の試験片を用いて、複合腐食
試験を行い異種金属接触腐食防止性の評価を行った。結
果を表2に示す。また、図1に2硫化モリブデンの含有
量に対する複合試験でのAl板の最大腐食深さとの関係
を示す。なお、複合腐食試験は、塩水噴霧2時間、乾燥
2時間、湿潤2時間を1サイクルとする試験をくり返し
100回行なった。
試験を行い異種金属接触腐食防止性の評価を行った。結
果を表2に示す。また、図1に2硫化モリブデンの含有
量に対する複合試験でのAl板の最大腐食深さとの関係
を示す。なお、複合腐食試験は、塩水噴霧2時間、乾燥
2時間、湿潤2時間を1サイクルとする試験をくり返し
100回行なった。
【0024】
【表2】
【0025】表2および図1より、塗料中に2硫化モリ
ブデンを樹脂固形分100重量部に対して5〜35重量
部含有させた場合に電着塗装性および異種金属腐食防止
性が共によいことが分かる。
ブデンを樹脂固形分100重量部に対して5〜35重量
部含有させた場合に電着塗装性および異種金属腐食防止
性が共によいことが分かる。
【0026】
【発明の効果】本発明により、例えば、アルミニウム材
と鋼材等のように異なる金属の接触による異種金属腐食
防止のための塗装部位が増えても、その後の電着塗装の
際に電極となる接点を増やすことなく電着塗装を実施す
ることができる。
と鋼材等のように異なる金属の接触による異種金属腐食
防止のための塗装部位が増えても、その後の電着塗装の
際に電極となる接点を増やすことなく電着塗装を実施す
ることができる。
【図1】 2硫化モリブデンの含有量に対する複合腐食
試験でのAl板の最大腐食深さとの関係を示す図面であ
り、縦軸は複合腐食試験後の最大腐食深さ(mm)、横
軸は2硫化モリブデンの含有量(重量部)である。
試験でのAl板の最大腐食深さとの関係を示す図面であ
り、縦軸は複合腐食試験後の最大腐食深さ(mm)、横
軸は2硫化モリブデンの含有量(重量部)である。
フロントページの続き (72)発明者 池平 昭夫 兵庫県神戸市北区ひよどり台3丁目2番2 −402 (72)発明者 国則 武司 大阪府堺市上野芝町1丁目14−14
Claims (2)
- 【請求項1】 塗料中に2硫化モリブデンを樹脂固形分
100重量部に対して5〜35重量部含むことを特徴と
する異種金属接触腐食防止用塗料組成物。 - 【請求項2】 第1の金属材料または第2の金属材料の
少なくとも一方の金属材料の少なくとも片方の面に、2
硫化モリブデンを樹脂固形分100重量部に対して5〜
35重量部含む塗装膜を形成し、該塗装膜を介して該第
1の金属材料と第2の金属材料を積層することを特徴と
する異種金属接触腐食防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28765392A JPH06136295A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 異種金属接触腐食防止用塗料組成物および異種金属接触腐食防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28765392A JPH06136295A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 異種金属接触腐食防止用塗料組成物および異種金属接触腐食防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06136295A true JPH06136295A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17719993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28765392A Pending JPH06136295A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 異種金属接触腐食防止用塗料組成物および異種金属接触腐食防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06136295A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6368718B1 (en) * | 1998-11-21 | 2002-04-09 | Daimlerchrysler Ag | Structural steel elements coated with anticorrosive coatings and process for welding the same |
| JP2002275424A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-09-25 | Nippon Paint Co Ltd | 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法および複層塗膜 |
| JP2004083771A (ja) * | 2002-08-28 | 2004-03-18 | Nippon Hyomen Kagaku Kk | 金属保護被膜形成用組成物 |
| JP2007147085A (ja) * | 2007-02-19 | 2007-06-14 | Ntn Corp | 転がり軸受 |
| CN108753109A (zh) * | 2018-06-22 | 2018-11-06 | 歌尔股份有限公司 | 异质金属制品及防指纹油在异质金属制品中的应用 |
-
1992
- 1992-10-26 JP JP28765392A patent/JPH06136295A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6368718B1 (en) * | 1998-11-21 | 2002-04-09 | Daimlerchrysler Ag | Structural steel elements coated with anticorrosive coatings and process for welding the same |
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| JP2007147085A (ja) * | 2007-02-19 | 2007-06-14 | Ntn Corp | 転がり軸受 |
| CN108753109A (zh) * | 2018-06-22 | 2018-11-06 | 歌尔股份有限公司 | 异质金属制品及防指纹油在异质金属制品中的应用 |
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