JPH06136473A - Ag−Sn系合金の内部酸化電気接点材料 - Google Patents
Ag−Sn系合金の内部酸化電気接点材料Info
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- JPH06136473A JPH06136473A JP4324579A JP32457992A JPH06136473A JP H06136473 A JPH06136473 A JP H06136473A JP 4324579 A JP4324579 A JP 4324579A JP 32457992 A JP32457992 A JP 32457992A JP H06136473 A JPH06136473 A JP H06136473A
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- internally oxidized
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- Pending
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- 229910001128 Sn alloy Inorganic materials 0.000 title 1
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Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
- Manufacture Of Switches (AREA)
- Contacts (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 3〜15重量%のSnと0.1〜7重量%の
Tlと残部Agからなる溶解合金を内部酸化したAg−
Sn系合金の内部酸化電気接点材料。 【効果】 Tlの添加により、SnのAg中での内部酸
化が均一に分散して行なわれる現象とTl酸化物の存在
によって接点面が自己浄化される現象とが見られ、これ
らの現象の相乗効果により、接触抵抗が終止極めて安定
した接点材料を提供することができる。
Tlと残部Agからなる溶解合金を内部酸化したAg−
Sn系合金の内部酸化電気接点材料。 【効果】 Tlの添加により、SnのAg中での内部酸
化が均一に分散して行なわれる現象とTl酸化物の存在
によって接点面が自己浄化される現象とが見られ、これ
らの現象の相乗効果により、接触抵抗が終止極めて安定
した接点材料を提供することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開閉器や遮断器,接続
器等の電気機器に広く用いることができる電気接点用材
料、特にAg−Sn系内部酸化合金の電気接点材料に関
するものである。
器等の電気機器に広く用いることができる電気接点用材
料、特にAg−Sn系内部酸化合金の電気接点材料に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電気接点材料としては、Ag−
Cd合金を内部酸化したものが先ず開発された。しか
し、公害防止のためにCdの使用を避けることが望ま
れ、Ag−Sn合金を内部酸化したものが近時は広く使
われている。Ag合金中のSnを均一に分散して内部酸
化することは誠に難しく、このためAg−Sn合金中に
Inを加え、この合金を内部酸化したAg−Sn−In
系内部酸化電気接点材料が使われている。
Cd合金を内部酸化したものが先ず開発された。しか
し、公害防止のためにCdの使用を避けることが望ま
れ、Ag−Sn合金を内部酸化したものが近時は広く使
われている。Ag合金中のSnを均一に分散して内部酸
化することは誠に難しく、このためAg−Sn合金中に
Inを加え、この合金を内部酸化したAg−Sn−In
系内部酸化電気接点材料が使われている。
【0003】このAg−Sn−In系合金を内部酸化し
た電気接点材料は、電気接点としての諸特性に優れ、A
g−Cd酸化物中電気接点材料に優るとも劣らないもの
であるが、接触抵抗の安定性の面ではいま一歩の改良が
期待されるところである。
た電気接点材料は、電気接点としての諸特性に優れ、A
g−Cd酸化物中電気接点材料に優るとも劣らないもの
であるが、接触抵抗の安定性の面ではいま一歩の改良が
期待されるところである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は使用
寿命中に安定した接触抵抗を有するAg−Sn系内部酸
化電気接点材料を提供することを目的としてなされたも
のである。
寿命中に安定した接触抵抗を有するAg−Sn系内部酸
化電気接点材料を提供することを目的としてなされたも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】木発明では、3〜15重
量%のSnを含むAg合金に0.1〜7重量%のTl
(タリウム)を添加して、この合金を内部酸化した。T
lはCdの如き公害性を持たず、しかもInを使用した
場合よりも遥かに均一にSnをAg中で内部酸化し得る
ことが見出された。
量%のSnを含むAg合金に0.1〜7重量%のTl
(タリウム)を添加して、この合金を内部酸化した。T
lはCdの如き公害性を持たず、しかもInを使用した
場合よりも遥かに均一にSnをAg中で内部酸化し得る
ことが見出された。
【0006】また、Tl酸化物はCd酸化物に類似した
融点と蒸気点を有するために、Ag−Cd酸化物接点材
料の場合と同様に、Tl酸化物を含んだAg−Sn酸化
物電気接点材料はその接点面が自己浄化される。このこ
とは、接点の接触抵抗の安定化に大きく寄与するもので
ある。
融点と蒸気点を有するために、Ag−Cd酸化物接点材
料の場合と同様に、Tl酸化物を含んだAg−Sn酸化
物電気接点材料はその接点面が自己浄化される。このこ
とは、接点の接触抵抗の安定化に大きく寄与するもので
ある。
【0007】この発明のAg合金に使われるSnの下限
値の3重量%は、得られる接点材料を耐火性にするため
に必要な量であり、その上限値の15重量%は、得られ
る接点材料の加工性が極端に損なわれないようにするた
めの量である。また、Tlの下限値の0.1重量%は上
記したSnのAg中での内部酸化を促進するためと、接
点面の自己浄化性を保証するための最低量であり、その
上限値の7重量%は得られる接点材料に加工性を残すた
めの量である。なお、上記の重量%のSnとTlは共に
Agと固溶し得る範囲内にある。
値の3重量%は、得られる接点材料を耐火性にするため
に必要な量であり、その上限値の15重量%は、得られ
る接点材料の加工性が極端に損なわれないようにするた
めの量である。また、Tlの下限値の0.1重量%は上
記したSnのAg中での内部酸化を促進するためと、接
点面の自己浄化性を保証するための最低量であり、その
上限値の7重量%は得られる接点材料に加工性を残すた
めの量である。なお、上記の重量%のSnとTlは共に
Agと固溶し得る範囲内にある。
【0008】また、従来行なわれていた通り、合金の結
晶組織の調整のために、Ag合金中に更にFe族元素金
属のFe,Co,Niの一或は複数を0.001〜1重
量%含有せしめてもよい。
晶組織の調整のために、Ag合金中に更にFe族元素金
属のFe,Co,Niの一或は複数を0.001〜1重
量%含有せしめてもよい。
【0009】
(1)Ag−Sn6重量%−Tl2重量% (2)Ag−Sn6重量%ーTl3重量%ーNi0.2
重量% (3)Ag−Sn6重量%ーIn2重量% (4)Ag−Cdl0重量%
重量% (3)Ag−Sn6重量%ーIn2重量% (4)Ag−Cdl0重量%
【0010】上記のうち、本発明合金の(1)と
(2)、及び対比のための合金(3)と(4)の組成分
をそれぞれ高周波溶解炉にて溶解してインゴットにし
た。このインゴットの表面を機械切削して皮剥きした後
に、この皮剥きされた面に純Ag板を加熱プレスで圧着
した。これを圧延率30%毎に約600℃で焼鈍して、
2mmの板状に圧延した。この板を700℃,7atm
の酸素雰囲気中で内部酸化した。
(2)、及び対比のための合金(3)と(4)の組成分
をそれぞれ高周波溶解炉にて溶解してインゴットにし
た。このインゴットの表面を機械切削して皮剥きした後
に、この皮剥きされた面に純Ag板を加熱プレスで圧着
した。これを圧延率30%毎に約600℃で焼鈍して、
2mmの板状に圧延した。この板を700℃,7atm
の酸素雰囲気中で内部酸化した。
【0011】この板を6mm径のポンチで打抜いて、外
径6mm×厚さ2mmの上記した合金(1)(2),
(3),(4)にそれぞれ対応する接点試料(1),
(2),(3),(4)を得た。
径6mm×厚さ2mmの上記した合金(1)(2),
(3),(4)にそれぞれ対応する接点試料(1),
(2),(3),(4)を得た。
【0012】これら試料をそれぞれの接触抵抗(mΩ)
を測定するためにマグネットスイッチに取付け、JIS
−AC3に基づき、次の条件にてテストした。なお、測
定値は、電源側および負荷側端子測定して得たものであ
る。 電 圧:AC200V(投入) 35V(遮断) 電 流:150A(投入) 25A(遮断) 負荷リアクター:Pf=0.35 頻 度:60回/分 回 数:2,000,000回 接点圧力:100g その結果は、表1の通りであった。
を測定するためにマグネットスイッチに取付け、JIS
−AC3に基づき、次の条件にてテストした。なお、測
定値は、電源側および負荷側端子測定して得たものであ
る。 電 圧:AC200V(投入) 35V(遮断) 電 流:150A(投入) 25A(遮断) 負荷リアクター:Pf=0.35 頻 度:60回/分 回 数:2,000,000回 接点圧力:100g その結果は、表1の通りであった。
【0013】
【表1】
【0014】
【発明の効果】上記のテスト結果から明らかな通り、本
発明になる接点材料は、優秀な在来の接点材料と比べて
も、接触抵抗が極めて安定している。
発明になる接点材料は、優秀な在来の接点材料と比べて
も、接触抵抗が極めて安定している。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 このAg−Sn−In系合金を内部酸化
した電気接点材料は、電気接点としての諸特性に優れ、
Ag−Cd酸化物電気接点材料に優るとも劣らないもの
であるが、接触抵抗の安定性の面ではいま一歩の改良が
期待されるところである。
した電気接点材料は、電気接点としての諸特性に優れ、
Ag−Cd酸化物電気接点材料に優るとも劣らないもの
であるが、接触抵抗の安定性の面ではいま一歩の改良が
期待されるところである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 これら試料をそれぞれの接触抵抗(m
Ω)を測定するためにマグネットスイッチに取付け、J
IS−AC3に基づき、次の条件にてテストした。な
お、測定値は、電源側および負荷側端子部をmΩテスタ
ーにて測定して得たものである。 電 圧:AC200V(投入) 35V(遮断) 電 流:150A(投入) 25A(遮断) 負荷リアクター:pf=0.35 頻 度:60回/分 回 数:2,000,000回 接点圧力:100g その結果は、表1の通りであった。
Ω)を測定するためにマグネットスイッチに取付け、J
IS−AC3に基づき、次の条件にてテストした。な
お、測定値は、電源側および負荷側端子部をmΩテスタ
ーにて測定して得たものである。 電 圧:AC200V(投入) 35V(遮断) 電 流:150A(投入) 25A(遮断) 負荷リアクター:pf=0.35 頻 度:60回/分 回 数:2,000,000回 接点圧力:100g その結果は、表1の通りであった。
Claims (2)
- 【請求項1】 3〜15重量%のSnと0.1〜7重量
%のTlと残部Agの合金を内部酸化したAg−Sn系
合金の内部酸化電気接点材料。 - 【請求項2】 3〜15重量%のSnと0.1〜7重量
%のTlとFe族元素金属のFe,Co,Niの一或は
複数を0.001〜1重量%と残部Agの合金を内部酸
化したAg−Sn系合金の内部酸化電気接点材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4324579A JPH06136473A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | Ag−Sn系合金の内部酸化電気接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4324579A JPH06136473A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | Ag−Sn系合金の内部酸化電気接点材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06136473A true JPH06136473A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=18167398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4324579A Pending JPH06136473A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | Ag−Sn系合金の内部酸化電気接点材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06136473A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100328136B1 (ko) * | 2000-03-21 | 2002-03-12 | 채창근 | 내식성 및 내마모성이 우수한 은합금의 제조방법 |
| CN100432250C (zh) * | 2006-01-12 | 2008-11-12 | 沈阳金纳新材料有限公司 | 一种银氧化锡电触头材料的制备方法 |
| CN112899519A (zh) * | 2019-12-04 | 2021-06-04 | 西安西电高压开关有限责任公司 | 一种银-氧化锡复合板材的制备方法和触头 |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP4324579A patent/JPH06136473A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100328136B1 (ko) * | 2000-03-21 | 2002-03-12 | 채창근 | 내식성 및 내마모성이 우수한 은합금의 제조방법 |
| CN100432250C (zh) * | 2006-01-12 | 2008-11-12 | 沈阳金纳新材料有限公司 | 一种银氧化锡电触头材料的制备方法 |
| CN112899519A (zh) * | 2019-12-04 | 2021-06-04 | 西安西电高压开关有限责任公司 | 一种银-氧化锡复合板材的制备方法和触头 |
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