JPH0613742Y2 - 輸液セット - Google Patents
輸液セットInfo
- Publication number
- JPH0613742Y2 JPH0613742Y2 JP1989103038U JP10303889U JPH0613742Y2 JP H0613742 Y2 JPH0613742 Y2 JP H0613742Y2 JP 1989103038 U JP1989103038 U JP 1989103038U JP 10303889 U JP10303889 U JP 10303889U JP H0613742 Y2 JPH0613742 Y2 JP H0613742Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- light
- tube
- infusion
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ビタミン剤等の光により分解、変質しやすい
成分を含有する輸液を患者に注入する際に使用する輸液
セットに関するものであり、特に輸液セットを構成する
液体移送チューブと点滴筒が遮光性を有する輸液セット
である。
成分を含有する輸液を患者に注入する際に使用する輸液
セットに関するものであり、特に輸液セットを構成する
液体移送チューブと点滴筒が遮光性を有する輸液セット
である。
[従来の技術及び考案が解決しようとする課題] 現在、使用されている輸液セットは、液体導入針と透明
な合成樹脂よりなる点滴筒と輸液針等を透明な可撓性合
成樹脂よりなる液体移送チューブにより接続して構成さ
れている。輸液を患者に注入する際には、液体導入針
を、輸液の封入された容器に接続して、点滴筒、液体移
送チューブ、輸液針を経て患者に注入していた。
な合成樹脂よりなる点滴筒と輸液針等を透明な可撓性合
成樹脂よりなる液体移送チューブにより接続して構成さ
れている。輸液を患者に注入する際には、液体導入針
を、輸液の封入された容器に接続して、点滴筒、液体移
送チューブ、輸液針を経て患者に注入していた。
輸液中に、ビタミンA(パルミチン酸レチノール)、ビ
タミンB1(塩酸チアミン)、ビタミンB2(リン酸リ
ポフラビン)、ビタミンB6(塩酸ピリドキシン)、ビ
タミンC(アスコルビン酸)、ビタミンK1、K2等の
ビタミン剤等を含有する場合、これらの物質は光により
分解、変質しやすいため(特に、波長290〜450nmの短波
長の紫外線により分解しやすい)、輸液容器を遮光性カ
バーで覆って輸液を行っていた。しかし、輸液を長時間
かけて行わなければならない場合には、輸液セットを構
成する点滴筒と液体移送チューブ内に輸液が滞留する時
間が長くなっていた。前述したように点滴筒及び液体移
送チューブは透明な合成樹脂より構成されているから、
輸液中のビタミン剤は光により、分解したり変質したり
する可能性が多かった。
タミンB1(塩酸チアミン)、ビタミンB2(リン酸リ
ポフラビン)、ビタミンB6(塩酸ピリドキシン)、ビ
タミンC(アスコルビン酸)、ビタミンK1、K2等の
ビタミン剤等を含有する場合、これらの物質は光により
分解、変質しやすいため(特に、波長290〜450nmの短波
長の紫外線により分解しやすい)、輸液容器を遮光性カ
バーで覆って輸液を行っていた。しかし、輸液を長時間
かけて行わなければならない場合には、輸液セットを構
成する点滴筒と液体移送チューブ内に輸液が滞留する時
間が長くなっていた。前述したように点滴筒及び液体移
送チューブは透明な合成樹脂より構成されているから、
輸液中のビタミン剤は光により、分解したり変質したり
する可能性が多かった。
また点滴筒は、コンパクトに形成されているので、輸液
容器と同様に遮光性カバー等により覆って光を遮断する
ことも可能であるが、液体移送チューブは、全体で1m
前後の長さに亘って使用され、途中に、点滴筒やロール
クランプ等が配置されているので、遮光性カバー等によ
り覆うのは困難である。
容器と同様に遮光性カバー等により覆って光を遮断する
ことも可能であるが、液体移送チューブは、全体で1m
前後の長さに亘って使用され、途中に、点滴筒やロール
クランプ等が配置されているので、遮光性カバー等によ
り覆うのは困難である。
そこで本考案者は、以上の課題を解決するために鋭意検
討を重ねた結果、次の考案に到達した。
討を重ねた結果、次の考案に到達した。
[課題を解決するための手段] 本考案は第1の考案として、輸液を患者に注入する際に
使用される輸液セットであって、液体導入針と点滴筒と
気泡除去器とこれらの間に接続される液体移送チューブ
から構成され、前記液体移送チューブは、次のいずれか
の手段により遮光性を付与した輸液セットを提供するも
のである。
使用される輸液セットであって、液体導入針と点滴筒と
気泡除去器とこれらの間に接続される液体移送チューブ
から構成され、前記液体移送チューブは、次のいずれか
の手段により遮光性を付与した輸液セットを提供するも
のである。
紫外線防止剤を添加して、押し出し成形によりチュー
ブ状に成形する手段、 押し出し成形によりチューブ状に押し出した後、紫外
線防止剤を塗布する手段、 二軸押し出し成形方法により、内層を通常の透明な可
撓性合成樹脂層、外層を紫外線が遮光できる有色顔料ま
たは紫外線防止剤を添加した遮光性を有する合成樹脂層
に形成する手段、 合成樹脂性チューブを紫外線が遮光できる有色顔料ま
たは紫外線防止剤を添加した液状の合成樹脂層に浸漬し
てコーティングする手段、 第2の考案として、前記1の考案記載の輸液セットであ
って、点滴筒は第1の考案に記載の、、、のい
ずれかの手段により遮光性を付与したする輸液セットを
提供するものである。
ブ状に成形する手段、 押し出し成形によりチューブ状に押し出した後、紫外
線防止剤を塗布する手段、 二軸押し出し成形方法により、内層を通常の透明な可
撓性合成樹脂層、外層を紫外線が遮光できる有色顔料ま
たは紫外線防止剤を添加した遮光性を有する合成樹脂層
に形成する手段、 合成樹脂性チューブを紫外線が遮光できる有色顔料ま
たは紫外線防止剤を添加した液状の合成樹脂層に浸漬し
てコーティングする手段、 第2の考案として、前記1の考案記載の輸液セットであ
って、点滴筒は第1の考案に記載の、、、のい
ずれかの手段により遮光性を付与したする輸液セットを
提供するものである。
[作用] 輸液セットを構成する液体移送チューブと点滴筒に遮光
性を付与したのでビタミン剤等の光に対して不安定な物
質を含有する輸液を、長時間かけて実施する際にも、輸
液は液体移送チューブの中を安定した状態で通過するこ
とができ、効率のよい輸液を行うことができる。
性を付与したのでビタミン剤等の光に対して不安定な物
質を含有する輸液を、長時間かけて実施する際にも、輸
液は液体移送チューブの中を安定した状態で通過するこ
とができ、効率のよい輸液を行うことができる。
[実施例] 実施例1 第1図は本考案の輸液セット1の概略図を示す。輸液セ
ット1は、合成樹脂または金属性の針管を植設してなる
液体導入針2と合成樹脂からなる点滴筒3と気泡除去器
4と輸液針5から構成され、これらの各構成部品は液体
移送チューブ6を介して接続されている。8は輸液の流
量を調節するためのロールクランプで、9はゴム管であ
る。
ット1は、合成樹脂または金属性の針管を植設してなる
液体導入針2と合成樹脂からなる点滴筒3と気泡除去器
4と輸液針5から構成され、これらの各構成部品は液体
移送チューブ6を介して接続されている。8は輸液の流
量を調節するためのロールクランプで、9はゴム管であ
る。
液体移送チューブ6は、可撓性の合成樹脂より構成さ
れ、例えば次のような手段により遮光性を保持するよう
に形成される。第1の手段として、可撓性合成樹脂のペ
レットに例えば、ヒドロキシベンゾフェノン、ベンゾト
リアゾール、サリチル酸エチル等の紫外線防止剤を添加
して、押し出し成形によりチューブ状に成形する。
れ、例えば次のような手段により遮光性を保持するよう
に形成される。第1の手段として、可撓性合成樹脂のペ
レットに例えば、ヒドロキシベンゾフェノン、ベンゾト
リアゾール、サリチル酸エチル等の紫外線防止剤を添加
して、押し出し成形によりチューブ状に成形する。
第2の手段として、可撓性合成樹脂を押し出し成形によ
りチューブ状に押し出した後、前述した紫外線防止剤を
塗布して形成することもできる。
りチューブ状に押し出した後、前述した紫外線防止剤を
塗布して形成することもできる。
以上の第1及び第2の手段により、波長290〜450nmの紫
外線を遮断することができる。
外線を遮断することができる。
第3の手段として、可撓性の合成樹脂のペレットに別表
1、2、3に示すように所定の波長を吸収する(290〜45
0nmの紫外線を遮断する)有色顔料を添加して、チュー
ブ状に押し出して形成することができる。液体移送チュ
ーブ6のその他の実施例として、第2図に示すように、
外周面を遮光性の層7より被覆するようにしてもよい。
1、2、3に示すように所定の波長を吸収する(290〜45
0nmの紫外線を遮断する)有色顔料を添加して、チュー
ブ状に押し出して形成することができる。液体移送チュ
ーブ6のその他の実施例として、第2図に示すように、
外周面を遮光性の層7より被覆するようにしてもよい。
これらの液体移送チューブ6への遮光性の層7の形成方
法として、例えば、可撓性合成樹脂を公知の二軸押し出
し成形方法により、内層を通常の透明な可撓性合成樹脂
層、外層を290〜450nmの紫外線が遮光できる有色顔料ま
たは紫外線防止剤を添加することにより遮光性を有する
合成樹脂層を形成する方法や可撓性の合成樹脂性チュー
ブを液状の合成樹脂層に浸漬してコーティングする方法
がある。
法として、例えば、可撓性合成樹脂を公知の二軸押し出
し成形方法により、内層を通常の透明な可撓性合成樹脂
層、外層を290〜450nmの紫外線が遮光できる有色顔料ま
たは紫外線防止剤を添加することにより遮光性を有する
合成樹脂層を形成する方法や可撓性の合成樹脂性チュー
ブを液状の合成樹脂層に浸漬してコーティングする方法
がある。
その他表面をプラズマ処理等の化学的処理を施して表面
を改質して遮光性をもたせるように形成することもでき
る。
を改質して遮光性をもたせるように形成することもでき
る。
遮光性を有する層7は前述の有色の顔料、紫外線防止剤
を添加して形成した場合は、液体移送チューブ6の液体
流路10内に接触しないように形成するのが好ましい。
このように形成することにより、前述の添加物が輸液内
に溶出することがなく、衛生的である。
を添加して形成した場合は、液体移送チューブ6の液体
流路10内に接触しないように形成するのが好ましい。
このように形成することにより、前述の添加物が輸液内
に溶出することがなく、衛生的である。
また遮光性の層7は、液体移送チューブ6内の輸液中に
存在する気泡が目視できる程度に、ある程度透明性を有
することが必要である。
存在する気泡が目視できる程度に、ある程度透明性を有
することが必要である。
実施例2 前述した輸液セット1を構成する点滴筒3も合成樹脂よ
り構成されており、前述した液体移送チューブ6と同様
の手段により同様の遮光性を保持させることができる。
り構成されており、前述した液体移送チューブ6と同様
の手段により同様の遮光性を保持させることができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の輸液セット1は、液体移送
チューブ6、点滴筒3が遮光性を有しているので、ビタ
ミン剤等の光に不安定な物質を含有する輸液を長時間か
けて行う場合でも、安定した状態で液体移送チューブ6
を介して、患者の体内に注入することができ、的確で効
率の良い輸液を行うことができる。
チューブ6、点滴筒3が遮光性を有しているので、ビタ
ミン剤等の光に不安定な物質を含有する輸液を長時間か
けて行う場合でも、安定した状態で液体移送チューブ6
を介して、患者の体内に注入することができ、的確で効
率の良い輸液を行うことができる。
第1図は輸液セットの概略図、第2図は液体移送チュー
ブの実施例を示す概略図である。 図中、1は輸液セット、2は液体導入針、3は点滴筒、
4は気泡除去器、5は輸液針、6は液体移送チューブ、
7は遮光性の層である。
ブの実施例を示す概略図である。 図中、1は輸液セット、2は液体導入針、3は点滴筒、
4は気泡除去器、5は輸液針、6は液体移送チューブ、
7は遮光性の層である。
Claims (2)
- 【請求項1】輸液を患者に注入する際に使用される輸液
セットであって、液体導入針と点滴筒と気泡除去器とこ
れらの間に接続される液体移送チューブから構成され、
前記液体移送チューブは、次のいずれかの手段により遮
光性を付与したことを特徴とする輸液セット。 紫外線防止剤を添加して、押し出し成形によりチュー
ブ状に成形する手段、 押し出し成形によりチューブ状に押し出した後、紫外
線防止剤を塗布する手段、 二軸押し出し成形方法により、内層を通常の透明な可
撓性合成樹脂層、外層を紫外線が遮光できる有色顔料ま
たは紫外線防止剤を添加した遮光性を有する合成樹脂層
に形成する手段、 合成樹脂性チューブを紫外線が遮光できる有色顔料ま
たは紫外線防止剤を添加した液状の合成樹脂層に浸漬し
てコーティングする手段、 - 【請求項2】前記1項記載の輸液セットであって、点滴
筒を、請求項1に記載の、、、のいずれかの手
段により遮光性を付与したことを特徴とする輸液セッ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989103038U JPH0613742Y2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 輸液セット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989103038U JPH0613742Y2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 輸液セット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0341453U JPH0341453U (ja) | 1991-04-19 |
| JPH0613742Y2 true JPH0613742Y2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=31651902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989103038U Expired - Lifetime JPH0613742Y2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 輸液セット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0613742Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4897672A (ja) * | 1972-03-23 | 1973-12-12 | ||
| JPS5194591U (ja) * | 1975-01-29 | 1976-07-29 | ||
| JPS61100438U (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-26 | ||
| JPS631540U (ja) * | 1986-06-19 | 1988-01-07 | ||
| JP3041454U (ja) * | 1997-03-13 | 1997-09-19 | 三和テッキ株式会社 | 電線の外層切断装置 |
-
1989
- 1989-09-01 JP JP1989103038U patent/JPH0613742Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0341453U (ja) | 1991-04-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |