JPH0613800B2 - シリンダ−錠 - Google Patents
シリンダ−錠Info
- Publication number
- JPH0613800B2 JPH0613800B2 JP28245586A JP28245586A JPH0613800B2 JP H0613800 B2 JPH0613800 B2 JP H0613800B2 JP 28245586 A JP28245586 A JP 28245586A JP 28245586 A JP28245586 A JP 28245586A JP H0613800 B2 JPH0613800 B2 JP H0613800B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- inner cylinder
- cylinder
- electromagnet
- lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lock And Its Accessories (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は電気信号によって施解錠可能状態にするシリン
ダー錠において、施解錠時の使用電力が少ないシリンダ
ー錠に関するものである。
ダー錠において、施解錠時の使用電力が少ないシリンダ
ー錠に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来の、電気信号で施解錠される、電気錠或いは電子錠
と言われるものはその施解錠をソレノイド或いはモータ
ーで行なっているが、これらのアクチュエーターは数ワ
ット或いは数10ワットの電力を 100ms以上通電するのが
普通であり、施解錠時に消費する電力量は1ジュール或
いはそれ以上に及んでいる。
と言われるものはその施解錠をソレノイド或いはモータ
ーで行なっているが、これらのアクチュエーターは数ワ
ット或いは数10ワットの電力を 100ms以上通電するのが
普通であり、施解錠時に消費する電力量は1ジュール或
いはそれ以上に及んでいる。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 従ってそれらに使用する電池は大型のものであった。又
シリンダー錠に適用するにはアクチュエーターも電源も
大き過ぎてシリンダー錠内にこれらを収納することは大
変困難であった。
シリンダー錠に適用するにはアクチュエーターも電源も
大き過ぎてシリンダー錠内にこれらを収納することは大
変困難であった。
(ニ)問題点を解決するための手段 シリンダー錠を電子化するためには、シリンダー錠を構
成する外筒と内筒を施錠時に機械的に結合し、解錠時に
はその結合を解除する、可動のピンを動かすためのアク
チュエーターを、小さく且つその消費電力量を極端に小
さくする必要がある。
成する外筒と内筒を施錠時に機械的に結合し、解錠時に
はその結合を解除する、可動のピンを動かすためのアク
チュエーターを、小さく且つその消費電力量を極端に小
さくする必要がある。
そうすると電池も小型でよいので電子化したシリンダー
錠を得ることができる。可動ピンの移動量は2〜4mm位
であれば十分であるが、2〜4mmの空隙をもつ電磁石を
動作させるには大きな電力を必要とする。なぜなら空隙
に所要の磁速密度を得るためのアンペアターンは空隙長
に比例し、電力はアンペアターンの二乗に比例するから
である。本発明では動作状態を保持する自己保持形の電
磁石を用い、空隙をつめる時、所謂動作時には、鍵をシ
リンダー錠にいれて解錠するときの人力を利用して動作
させてその状態を保持させ、これを開放する瞬間だけ電
力を使うようにして問題を解決した。
錠を得ることができる。可動ピンの移動量は2〜4mm位
であれば十分であるが、2〜4mmの空隙をもつ電磁石を
動作させるには大きな電力を必要とする。なぜなら空隙
に所要の磁速密度を得るためのアンペアターンは空隙長
に比例し、電力はアンペアターンの二乗に比例するから
である。本発明では動作状態を保持する自己保持形の電
磁石を用い、空隙をつめる時、所謂動作時には、鍵をシ
リンダー錠にいれて解錠するときの人力を利用して動作
させてその状態を保持させ、これを開放する瞬間だけ電
力を使うようにして問題を解決した。
(ホ)作用 シリンダー錠は鍵穴に正しい鍵を挿入し、施解錠可能状
態即ち内筒を回転可能にしてから人力で錠を回して内筒
を回転させて施解錠を行なう。電子シリンダー錠も同じ
ように鍵を鍵穴に挿入して施解錠可能状態即ち内筒と外
筒を結合しているピンを電気的に外して内筒を回転可能
にして人力で内筒を回転させて施解錠を行なう。ピンを
外す時は自己保持形電磁石の保持を解除することによっ
て行なう。解除の為の電力は開放から保持状態にする電
力に比べて極端に少ない。電磁石を保持の状態に戻すの
は鍵を引き抜く時の人力或いは内筒を回転させる時の人
力によって行なうような構造とし、保持状態に電気的に
する時に必要な大きな電力を節減し、電子シリンダーと
しての消費電力を接戦する。
態即ち内筒を回転可能にしてから人力で錠を回して内筒
を回転させて施解錠を行なう。電子シリンダー錠も同じ
ように鍵を鍵穴に挿入して施解錠可能状態即ち内筒と外
筒を結合しているピンを電気的に外して内筒を回転可能
にして人力で内筒を回転させて施解錠を行なう。ピンを
外す時は自己保持形電磁石の保持を解除することによっ
て行なう。解除の為の電力は開放から保持状態にする電
力に比べて極端に少ない。電磁石を保持の状態に戻すの
は鍵を引き抜く時の人力或いは内筒を回転させる時の人
力によって行なうような構造とし、保持状態に電気的に
する時に必要な大きな電力を節減し、電子シリンダーと
しての消費電力を接戦する。
(ヘ)実施例 以下図面に従って本発明を説明する。
第1図(a)は本発明のシリンダー錠の実施例の構造を
説明するための簡略断面図、(b)は同シリンダー錠の
正面図である。第1図で1は電子鍵、2は内筒、3は鍵
穴、4は外筒、5は磁気保持形電磁石、6は磁気保持形
電磁石の可動鉄片、7は永久磁石、8は内筒2と外筒4
を連結して施解錠不可能状態にするピン、9はピン8を
支える板ばね、10は可動鉄片6を磁気保持状態に戻すた
めの押し上げ棒、11は押し上げ棒10を支える板ばね、12
は電磁石5が通電により永久磁石7による吸引力を失っ
た時に可動鉄片6を図上で上方に引き上げるためのば
ね、13は内筒に設けられたピン8を入れるためのピン
穴、14は内筒2に取りつけられた板状の突起で内筒の回
転運動を、錠箱内のボルトに伝える役目をするものであ
る。錠の施解錠はこのボルトによって行なわれる。第1
図(b)は電子錠1をとり除いた所の正面図を示す。
説明するための簡略断面図、(b)は同シリンダー錠の
正面図である。第1図で1は電子鍵、2は内筒、3は鍵
穴、4は外筒、5は磁気保持形電磁石、6は磁気保持形
電磁石の可動鉄片、7は永久磁石、8は内筒2と外筒4
を連結して施解錠不可能状態にするピン、9はピン8を
支える板ばね、10は可動鉄片6を磁気保持状態に戻すた
めの押し上げ棒、11は押し上げ棒10を支える板ばね、12
は電磁石5が通電により永久磁石7による吸引力を失っ
た時に可動鉄片6を図上で上方に引き上げるためのば
ね、13は内筒に設けられたピン8を入れるためのピン
穴、14は内筒2に取りつけられた板状の突起で内筒の回
転運動を、錠箱内のボルトに伝える役目をするものであ
る。錠の施解錠はこのボルトによって行なわれる。第1
図(b)は電子錠1をとり除いた所の正面図を示す。
第2図は第1図のシリンダー錠が通電により施解錠可能
状態になった時のピン8、及び押し上げ棒10の位置等を
示す図である。
状態になった時のピン8、及び押し上げ棒10の位置等を
示す図である。
第3図は第1図A−B線で切った内筒2の断面図で、13
はピン8の入るピン穴を示す。ピン8の断面は省略して
ある。
はピン8の入るピン穴を示す。ピン8の断面は省略して
ある。
第4図は第1図C−D線で切った内筒2の断面図で、15
は押し上げ棒10が内筒の回転時に通る通路の棒、16は電
子鍵1の凹部で、押し上げ棒10の断面は省略してある。
は押し上げ棒10が内筒の回転時に通る通路の棒、16は電
子鍵1の凹部で、押し上げ棒10の断面は省略してある。
第5図は第1図の実施例で使用する電子鍵1の外観を示
す図で、16は電子鍵1に設けられた凹部で押し上げ棒10
の位置に対応する所に設けられる。
す図で、16は電子鍵1に設けられた凹部で押し上げ棒10
の位置に対応する所に設けられる。
第6図は内筒2の外周に溝を掘って、内筒2を回転する
時の力で押し上げ棒10を押し上げる形式の実施例であ
る。
時の力で押し上げ棒10を押し上げる形式の実施例であ
る。
第7図は第6図のE−F線で切った内筒2の断面図で、
17は押し上げ棒10が入る内筒2の溝の形状を示す。
17は押し上げ棒10が入る内筒2の溝の形状を示す。
第8図は機械的に動作を保持する保持形電磁石とピン8
を示す図で、18は電磁石、19は電磁石の可動鉄片、20は
可動鉄片に取りつけられた爪でピン8を施解錠可能状態
で保持する。
を示す図で、18は電磁石、19は電磁石の可動鉄片、20は
可動鉄片に取りつけられた爪でピン8を施解錠可能状態
で保持する。
第8図(a)は保持状態即ち施解錠不可能状態を示し、
(b)は電磁石18に通電して保持を解いてピン8が上方
に移動し、施解錠可能になった状態を示す。
(b)は電磁石18に通電して保持を解いてピン8が上方
に移動し、施解錠可能になった状態を示す。
第9図は第8図の方式を採用したシリンダー錠の簡略断
面図で、21はばね9と11を回転可能に支えるヒンジであ
る。
面図で、21はばね9と11を回転可能に支えるヒンジであ
る。
図に従って本発明の説明をする。
第1図はピン8が内筒のピン穴13に入っていて施解錠不
可能状態になっている所を示している。この状態では可
動鉄片6は永久磁石7の磁束で吸引されており、電力を
消費することなくこの状態を保持している。
可能状態になっている所を示している。この状態では可
動鉄片6は永久磁石7の磁束で吸引されており、電力を
消費することなくこの状態を保持している。
この状態で電子鍵1が鍵穴2の奥まで挿入されると、電
子鍵1からは鍵暗号が発信され、それを受信した、図示
されていないが、外筒4内の電子回路が正しい鍵暗号か
否かを判定し、正しい場合は電磁石5に電流を送る。こ
の電流は永久磁石7の磁束を打ち消す方向に流れるよう
にされる。このため可動鉄片6を保持していた磁束は弱
まり、ばね12の力が電磁石5の吸引力より大となり、可
動鉄片6はばね12に引かれて図上で下方に引き下げら
れ、それに従ってばね12と反対側にあるピン8は上方に
移動し、内筒2は回転自由となり、施解錠可能状態とな
る。ピン8は2〜4mm位動かねばならないが、ばね12の
力で動くので、電力消費と関係なく十分な移動量を得る
ことができる。永久磁石7の磁束を打ち消して保持を解
くのに必要な電力は、試作品のデータによると、電磁石
5の吸着部での吸着力を50gr、ばね12による上方への力
を25grにした場合、約0.10Wであった。又、通電時間は
5msで十分であった。従ってピン8を上方に移動させる
電力量は0.10W×5ms= 0.5ミリジュールであった。
子鍵1からは鍵暗号が発信され、それを受信した、図示
されていないが、外筒4内の電子回路が正しい鍵暗号か
否かを判定し、正しい場合は電磁石5に電流を送る。こ
の電流は永久磁石7の磁束を打ち消す方向に流れるよう
にされる。このため可動鉄片6を保持していた磁束は弱
まり、ばね12の力が電磁石5の吸引力より大となり、可
動鉄片6はばね12に引かれて図上で下方に引き下げら
れ、それに従ってばね12と反対側にあるピン8は上方に
移動し、内筒2は回転自由となり、施解錠可能状態とな
る。ピン8は2〜4mm位動かねばならないが、ばね12の
力で動くので、電力消費と関係なく十分な移動量を得る
ことができる。永久磁石7の磁束を打ち消して保持を解
くのに必要な電力は、試作品のデータによると、電磁石
5の吸着部での吸着力を50gr、ばね12による上方への力
を25grにした場合、約0.10Wであった。又、通電時間は
5msで十分であった。従ってピン8を上方に移動させる
電力量は0.10W×5ms= 0.5ミリジュールであった。
ピン8が施解錠可能状態になった時の様子が第2図に示
してある。第2図でピン8は上方に移動し、反対に押し
上げ棒10は下方に移動して電子鍵1の凹部16の中に入っ
ている。この状態では内筒2は回転自由であって、この
時に電子鍵1を手動で回転させると押し上げ棒10は第3
図の溝15内を自由に移動する。この時の内筒2の回転運
動は突起14を通して図示されていないが、錠本体内のボ
ルトに伝えられボルトを施錠或いは解錠の位置に動か
す。施錠にするか解錠にするかは内筒2の回転方向によ
って定められる。これは従来のシリンダー錠で使われて
いる公知の技術である。
してある。第2図でピン8は上方に移動し、反対に押し
上げ棒10は下方に移動して電子鍵1の凹部16の中に入っ
ている。この状態では内筒2は回転自由であって、この
時に電子鍵1を手動で回転させると押し上げ棒10は第3
図の溝15内を自由に移動する。この時の内筒2の回転運
動は突起14を通して図示されていないが、錠本体内のボ
ルトに伝えられボルトを施錠或いは解錠の位置に動か
す。施錠にするか解錠にするかは内筒2の回転方向によ
って定められる。これは従来のシリンダー錠で使われて
いる公知の技術である。
施、解錠を終わると内筒2は最初の位置に戻され、この
位置でのみ電子鍵は引き抜き可能にとなる。これも従来
のシリンダー錠で公知の技術である。この引き抜き可能
の状態は第2図で示されている。
位置でのみ電子鍵は引き抜き可能にとなる。これも従来
のシリンダー錠で公知の技術である。この引き抜き可能
の状態は第2図で示されている。
この状態で電子錠1を引き抜くとその凹部16が図上で右
に移動し押し上げ棒10がこの凹部16から出る時に押し上
げ棒10は上方に押し上げられ可動鉄片6は下方に押し下
げられ、電磁石5に密着する所迄押し下げられた所で永
久磁石7の磁束によって保持される。
に移動し押し上げ棒10がこの凹部16から出る時に押し上
げ棒10は上方に押し上げられ可動鉄片6は下方に押し下
げられ、電磁石5に密着する所迄押し下げられた所で永
久磁石7の磁束によって保持される。
この時の押し上げ棒10の移動量は可動鉄片6を再吸着す
るのに十分なだけ大きくなければならない。この考えか
ら、電子鍵1の凹部16の深さは余裕をもって設計され
る。この余裕から生じる押し上げ棒10の余分の移動量
は、ばね11の撓みで吸収される。可動鉄片6の上述の動
きによってピン8は下方に下がり、ピン穴13に入って内
筒を外筒に固定する。かくして電力を消費することなく
保持状態に復元する。
るのに十分なだけ大きくなければならない。この考えか
ら、電子鍵1の凹部16の深さは余裕をもって設計され
る。この余裕から生じる押し上げ棒10の余分の移動量
は、ばね11の撓みで吸収される。可動鉄片6の上述の動
きによってピン8は下方に下がり、ピン穴13に入って内
筒を外筒に固定する。かくして電力を消費することなく
保持状態に復元する。
前述の試作品によるデータでは、保持を開放する電力は
0.10Wであるが、電磁石5の可動鉄片6と固定磁極との
間隔を 0.8mmにすると、再吸着を電気的に行なうには約
7Wの電力と12msの時間を要する。エネルギーにすると
7×12ms=74ミリジュールになる。本発明はこのような
大きいエネルギー消費を節約できる。
0.10Wであるが、電磁石5の可動鉄片6と固定磁極との
間隔を 0.8mmにすると、再吸着を電気的に行なうには約
7Wの電力と12msの時間を要する。エネルギーにすると
7×12ms=74ミリジュールになる。本発明はこのような
大きいエネルギー消費を節約できる。
以上の説明のように第1図の実施例では、電子鍵1を引
き抜いた時、その引き抜く力で保持形電磁石を保持状態
に戻し内筒2は回転不可能となり、錠は施解錠不可能状
態となる。
き抜いた時、その引き抜く力で保持形電磁石を保持状態
に戻し内筒2は回転不可能となり、錠は施解錠不可能状
態となる。
第6図は他の実施例を示す。第6図の方式では内筒2の
回転によって押し上げ棒10を押し上げて可動鉄片6を再
吸着させる方法である。内筒2は第7図に示したような
形の溝17が作られており、同図は押し上げ棒10が下方に
下げられた状態を示しているが、内筒2が回転すると溝
17に従って押し上げ棒10は上方に押し上げられ、可動鉄
片6は再吸着される。この時ピン8はピン穴13が元の位
置に帰っていないので、下方に下がることができない
が、ばね9の撓みによってピン8は常に下方に向かう力
を受けて、内筒2の上を滑っていく。そして内筒2が電
子鍵1を抜くために元の位置に戻された時にピン穴13の
中に入り、内筒を固定する。
回転によって押し上げ棒10を押し上げて可動鉄片6を再
吸着させる方法である。内筒2は第7図に示したような
形の溝17が作られており、同図は押し上げ棒10が下方に
下げられた状態を示しているが、内筒2が回転すると溝
17に従って押し上げ棒10は上方に押し上げられ、可動鉄
片6は再吸着される。この時ピン8はピン穴13が元の位
置に帰っていないので、下方に下がることができない
が、ばね9の撓みによってピン8は常に下方に向かう力
を受けて、内筒2の上を滑っていく。そして内筒2が電
子鍵1を抜くために元の位置に戻された時にピン穴13の
中に入り、内筒を固定する。
第6図の方式は第1図の方式に比べて、若し使用者が電
子鍵1を挿入して、ピン8が上方に上がった状態で、内
筒2を回転させずに電子鍵1を引き抜いた場合、押し上
げ棒10が下方に位置したままでピン8を下方に移動でき
ないので、内筒2は回転自由のままで放置され、正規の
鍵がなくても内筒を回転させ得るという不都合がある。
勿論この不都合は使用者がこのことを心得ておれば欠点
とはならない。
子鍵1を挿入して、ピン8が上方に上がった状態で、内
筒2を回転させずに電子鍵1を引き抜いた場合、押し上
げ棒10が下方に位置したままでピン8を下方に移動でき
ないので、内筒2は回転自由のままで放置され、正規の
鍵がなくても内筒を回転させ得るという不都合がある。
勿論この不都合は使用者がこのことを心得ておれば欠点
とはならない。
第8図は機械的な保持形電磁石による実施例である。
前述したように電磁石の動作電力は可動鉄片と固定磁極
との間の空隙の長さの二乗に比例して増大する。従って
短い空隙の電磁石でピン8を動かすようにすると電力消
費は少なくてすむ。第8図で18は無極の電磁石、19は可
動鉄片、20は、可動鉄片に取りつけられた、ピン8をひ
っかける爪である。第8図の(a)は爪20がピン8をひ
っかけて、内筒2が施解錠不可能になっている状態を示
している。この状態でピン8は上方にばね12の力を受け
ているが爪20の為に下の位置に止められている。第8図
(b)は電磁石18が動作し、爪20が図上で左側に動きピ
ン8から外れて、ピン8がばねの力で上方に移動し、内
筒2のピン穴13から抜けて内筒が回転可能、即ち施解錠
可能になった状態を示している。
との間の空隙の長さの二乗に比例して増大する。従って
短い空隙の電磁石でピン8を動かすようにすると電力消
費は少なくてすむ。第8図で18は無極の電磁石、19は可
動鉄片、20は、可動鉄片に取りつけられた、ピン8をひ
っかける爪である。第8図の(a)は爪20がピン8をひ
っかけて、内筒2が施解錠不可能になっている状態を示
している。この状態でピン8は上方にばね12の力を受け
ているが爪20の為に下の位置に止められている。第8図
(b)は電磁石18が動作し、爪20が図上で左側に動きピ
ン8から外れて、ピン8がばねの力で上方に移動し、内
筒2のピン穴13から抜けて内筒が回転可能、即ち施解錠
可能になった状態を示している。
第9図は第8図の機械保持形電磁石18を用いたシリンダ
ー錠の簡略断面図である。ピン8の移動距離は2〜4mm
と大きいが、爪20の移動距離は、 0.2〜0.5mm 位でよい
から電磁石の消費電力は少ない。ピン8の第8図(b)
の状態から(a)の状態に復旧するには第1図或いは第
6図の方式によって人力によって戻すようにする。第9
図の例示は第1図の方式を採用している。このようにす
れば電力消費は非常に少なくてすむ。
ー錠の簡略断面図である。ピン8の移動距離は2〜4mm
と大きいが、爪20の移動距離は、 0.2〜0.5mm 位でよい
から電磁石の消費電力は少ない。ピン8の第8図(b)
の状態から(a)の状態に復旧するには第1図或いは第
6図の方式によって人力によって戻すようにする。第9
図の例示は第1図の方式を採用している。このようにす
れば電力消費は非常に少なくてすむ。
(ト)発明の効果 本発明ではシリンダー錠の外筒と内筒とを連結固定する
ピンに、常にピンが内筒から抜ける方式にばねで力を与
えておき、この力に抗してピンを移動させて外筒と内筒
を連結して内筒2を回転不可能状態に保持する。磁気保
持形或いは機械保持形電磁石を具え、この保持状態を解
く時にだけ電力を用い、ピンを保持状態に戻す時には、
電子鍵を内筒から引き抜く時、或いは内筒を回転する時
の人力の一部を利用して戻すようにしたので、これを電
気的に行なえば消費するであろう大きな電力消費をなく
すことができ、電子シリンダーの消費電力を極端に少な
くできるという効果を生ずる。消費電力量が少ないの
で、電池内蔵の小型で長寿命の電子シリンダーを作るこ
とができる。
ピンに、常にピンが内筒から抜ける方式にばねで力を与
えておき、この力に抗してピンを移動させて外筒と内筒
を連結して内筒2を回転不可能状態に保持する。磁気保
持形或いは機械保持形電磁石を具え、この保持状態を解
く時にだけ電力を用い、ピンを保持状態に戻す時には、
電子鍵を内筒から引き抜く時、或いは内筒を回転する時
の人力の一部を利用して戻すようにしたので、これを電
気的に行なえば消費するであろう大きな電力消費をなく
すことができ、電子シリンダーの消費電力を極端に少な
くできるという効果を生ずる。消費電力量が少ないの
で、電池内蔵の小型で長寿命の電子シリンダーを作るこ
とができる。
又消費電力量が少ないので、電子鍵に内蔵される小型の
電池から電源供給を受けて動作する電子シリンダーを作
ることもできて、無電源の電子シリンダーを得ることが
でき保守上有利である。
電池から電源供給を受けて動作する電子シリンダーを作
ることもできて、無電源の電子シリンダーを得ることが
でき保守上有利である。
第1図は本発明の実施例を示す(a)簡略断面図、
(b)正面図、第2図はシリンダー錠のピンと押し上げ
棒の位置関係を示す図、第3図は第1図のA−B線で切
った内筒の断面図、第4図は第1図のC−D線で切った
内筒の断面図、第5図は電子鍵の例を示す側面図、第6
図は本発明の他の実施例を示す簡略断面図、第7図は第
6図のE−F線で切った内筒の断面図、第8図は本発明
の更に他の実施例を示す簡略断面図、第9図は第8図の
形の保持形電磁石を利用したシリンダー錠の実施例で電
磁石18は第8図と直角の方からみた図を示している。 1……電子鍵、2……内筒、3……鍵穴、4……外筒、
5,18……保持形電磁石、8……ピン、10……押し上げ
棒、12……ばね、13……穴、15,17……溝。
(b)正面図、第2図はシリンダー錠のピンと押し上げ
棒の位置関係を示す図、第3図は第1図のA−B線で切
った内筒の断面図、第4図は第1図のC−D線で切った
内筒の断面図、第5図は電子鍵の例を示す側面図、第6
図は本発明の他の実施例を示す簡略断面図、第7図は第
6図のE−F線で切った内筒の断面図、第8図は本発明
の更に他の実施例を示す簡略断面図、第9図は第8図の
形の保持形電磁石を利用したシリンダー錠の実施例で電
磁石18は第8図と直角の方からみた図を示している。 1……電子鍵、2……内筒、3……鍵穴、4……外筒、
5,18……保持形電磁石、8……ピン、10……押し上げ
棒、12……ばね、13……穴、15,17……溝。
Claims (1)
- 【請求項1】電子鍵により回転可能な内筒と外筒とから
成り、内筒は電子鍵が挿入される鍵穴と、外筒のピンが
入るピン穴と、外筒の押し上げ棒が入る溝を有し、外筒
は、内筒の前記ピン穴に入り外筒と内筒を連結して内筒
を回転不可能状態にする前記ピンと、前記ピンを内筒の
前記ピン穴と反対方向に付勢するばねと、前記ピンを内
筒の前記ピン穴に入れたまま無通電で保持し、電子鍵の
もつ符号とシリンダー錠のもつ符号が一致したときの
み、その保持を解除するための通電をする保持形電磁石
と、前記ピンと連結しており、内筒の前記溝から電子鍵
が引き抜かれるときに、鍵を引き抜く力によって、前記
ピンを内筒の前記ピン穴に入れるようにした押し上げ棒
を有することを特徴とするシリンダー錠。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28245586A JPH0613800B2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | シリンダ−錠 |
| US07/124,249 US4798068A (en) | 1986-11-27 | 1987-11-23 | Electrically controlled type cylinder for locks |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28245586A JPH0613800B2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | シリンダ−錠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63138080A JPS63138080A (ja) | 1988-06-10 |
| JPH0613800B2 true JPH0613800B2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=17652647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28245586A Expired - Lifetime JPH0613800B2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | シリンダ−錠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0613800B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6588243B1 (en) | 1997-06-06 | 2003-07-08 | Richard G. Hyatt, Jr. | Electronic cam assembly |
-
1986
- 1986-11-27 JP JP28245586A patent/JPH0613800B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63138080A (ja) | 1988-06-10 |
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