JPH06138513A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH06138513A
JPH06138513A JP29037292A JP29037292A JPH06138513A JP H06138513 A JPH06138513 A JP H06138513A JP 29037292 A JP29037292 A JP 29037292A JP 29037292 A JP29037292 A JP 29037292A JP H06138513 A JPH06138513 A JP H06138513A
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JP
Japan
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camera
brightness
posture
selecting
small area
Prior art date
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Application number
JP29037292A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Irie
良昭 入江
Akira Yamada
山田  晃
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 被写界を複数の測光用小領域に分割し、分割
された小領域の輝度を検出する測光手段と、カメラの姿
勢状態を検出し、地面に対しカメラの撮影姿勢が水平
か、縦位置姿勢かを区別する信号を出力する姿勢検出手
段と、前記姿勢検出手段の出力に基づいて、前記複数の
小領域の内の特定の小領域を選択する選択手段と、前記
選択手段により選択された特定の小領域の輝度情報に基
づき、該特定の小領域の重み付けを変化させる輝度補正
手段を設けた。 【効果】 主被写体を重視しつつ、特定の背景の輝度を
評価することで、適正な露出値を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被写界を複数領域に分
割して測光する測光装置を有するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被写界を複数に分割し、それ
ぞれの領域毎の輝度信号を用いて、撮影画面に適正露出
を与えるようにした測光装置が種々提案されている。こ
の内特に、姿勢検知を行なうことで適正露出を得ようと
した提案が特開昭56−52732でなされている。同
公報ではカメラの撮影画面(被写界)を複数に分割して
測光可能な測光素子群を、カメラ姿勢情報をもとに姿勢
状態に応じて適切なゾーンパターンに変化させることが
でき、そのゾーンパターンは、内部で複数のゾーンに分
類され、さらに各ゾーンに対して重み付けがなされてい
る。これによって、カメラが地面に対し水平に構えられ
ても、縦位置に構えられても、空等の明るい光による露
出不足を防ぐことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の特開昭5
6−52732ではゾーンパターンの形状は、カメラの
姿勢状態によって変化する。しかしながら、ゾーンパタ
ーンは単純にカメラの姿勢によって決定される。したが
って、例えば、カメラを縦位置に構えて人物を撮影する
場合、単純に撮影画面中央より地面側にゾーンの重み付
けを行なっても、天側に何が位置しているかを考慮しな
いと正確な測光値を得ることができない。例えば天側に
態様がある場合には天側の輝度情報は用いない方がよい
が、天側にも山等の比較的低輝度の被写体が位置してい
る場合には、天側の輝度情報は何らかの補正を行って用
いた方がよいことになる。この様に、主被写体の位置と
背景の輝度の評価に対しまだ問題を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】被写界を複数の測光用小
領域に分割し、分割された小領域の輝度を検出する測光
手段と、カメラの姿勢状態を検出し、地面に対しカメラ
の撮影姿勢が水平か、縦位置姿勢かを区別する信号を出
力する姿勢検出手段と、前記姿勢検出手段の出力に基づ
いて、前記複数の小領域の内の特定の小領域を選択する
選択手段と、前記選択手段により選択された特定の小領
域の輝度情報に基づき、該特定の小領域の重み付けを変
化させる輝度補正手段を設けたことにより、主被写体を
重視しつつ、特定の背景の輝度を評価することで、適正
な露出値を得ることができる。
【0005】
【実施例】図1〜図15は、本発明の第1実施例を示す
図であり、5個の焦点検出領域を具備するカメラの測光
装置を表わしたものである。
【0006】図1は本発明第1実施例の測光用受光部の
分割形状を示す図であり、被写界に投影した状態を示し
ている。同図において、S0〜S15は16領域に分割さ
れた複数の受光用小領域を表わし、SA,SB,SC,S
D,SEは測光用受光部と同様に被写界に投影された焦点
検出領域を表わしている。
【0007】図2は本発明第1実施例の光学配置を示す
図であり、同図において、1は撮影レンズ、2はクイッ
クリターンミラー、3はピント板、4はペンタダハプリ
ズム、5は測光用結像レンズ、6は測光用受光部、7は
接眼レンズ、8は瞳孔位置、9はサブミラー、13は焦
点検出用レンズ、14は焦点検出用受光部、16はフィ
ルム面、15はカメラの姿勢を検出する為の姿勢判別ス
イッチである。本実施例では、撮影レンズ1によりピン
ト板3上に結像する被写体像を、測光用結像レンズ5に
よって測光用受光部6上に結像させて図1に示した16
個の小領域に分割して測光を行なっており、また撮影レ
ンズ1の予定結像面近傍に配置された視野マスク10の
近傍に結像する一部の被写体像を焦点検出用結像レンズ
13によって焦点検出用受光部14上に結像させて、図
1に示した5個の焦点検出視野に相当する領域の焦点検
出を行なっている。また姿勢判別スイッチ15は水銀ス
イッチであり、カメラの姿勢差に応じて、ガラス管に封
入された水銀の位置が変化し、電気的にカメラの姿勢が
正位置、レリーズ釦上位置、レリーズ釦下位置の3種類
の信号を発生するものである。
【0008】図3は図2の焦点検出光学系を展開した斜
視図であり、同図に示すように撮影レンズ1の予定結像
面近傍に配置された視野マスク10に5つの開口を設
け、この5つの開口の近傍に結像する被写体像を焦点検
出用の結像レンズ13によって、それぞれ2像に分割し
て、焦点検出用受光部14に結像させて撮影画面内の5
点の検出を行なっている。
【0009】図4は本発明第1実施例の回路構成を示す
ブロック図である。同図において、SPD0〜SPD15
はそれぞれ図1に示したS0〜S15の受光用小領域を測
光するシリコンフォトダイオードであり、各々が演算増
幅器AMPと圧縮ダイオードDIと組み合わされ、測光
回路AECKTにて図1の16個の受光用小領域に対応
した16個の輝度信号を発生している。AESWは測光
モード選択スイッチで、カメラが自動的に撮影画面に好
適な露出を決定するいわゆる評価測光と、被写界の特定
領域のみの信号から、操作者の意志で露出を決定するス
ポット測光のいずれか1つの測光モードを選択するもの
である。14は図3の焦点検出用受光部で、CCDA1と
CCDA2〜CCDE1とCCDE2はそれぞれ図1の5つの
焦点検出視野SA〜SEに対応した1対の受光素子列であ
り、焦点検出回路AFCKTによって、デフォーカス量
の検出、出力を行なっている。AFSWは焦点検出点選
択スイッチであり、図1の5つの焦点検出視野SA〜SE
に対応する被写界のデフォーカス量の分布状態に応じ
て、カメラが自動的に撮影画面に好適な焦点検出位置を
決定する自動選択モードと、操作者の意志で前記の5つ
の焦点検出位置の内1つを決定する任意選択モードのい
ずれかを選択することを可能としている。HVSW32
は前述の姿勢判別スイッチであり、カメラの姿勢を3種
類の状態に大別して信号を発生するものである。
【0010】図4において、測光回路AECKT17、
測光モード選択スイッチAESW18、焦点検出点選択
スイッチAFSW20、姿勢判別スイッチHVSW32
からの入力信号はマイクロコンピュータの内部データバ
スラインBUS21に接続され、各種制御に用いられて
いる。また、図4において、22は各種メモリーに記憶
されているプログラムを用いて、前述の各種入力信号を
処理し、各種制御機構の作動を指示する中央演算処理装
置CPU、23は各種プログラムを記憶している読みだ
し専用メモリーROM、24は演算のためのワークエリ
アのランダムアクセスメモリーRAM、25は表示制御
機構DPCNTL、26はシャッター秒時制御機構ST
CNTL、27は汎用入力ポートPIOであり、それぞ
れマイクロコンピュータの内部データバスラインBUS
21に接続されている。CPU22は前述の入力信号を
用いてROM23に記憶されているプログラムに従った
演算をRAM24をアクセスすることによって実行し、
演算結果に基づいてDPCNTL25、STCNTL2
6によって表示及びシャッター秒時の制御を行い、PI
O27にレンズの制御のための信号を出力する。
【0011】図4での28はコネクタCNCTであり、
カメラとレンズ間の通信を行なっている。29は撮影レ
ンズ固有の情報を記憶している読みだし専用メモリーL
ROM、30,31はそれぞれ撮影レンズの焦点位置制
御機構AFCNTL、絞り制御機構APCNTLであ
る。撮影レンズ内に具備されるLROM29、AFCN
TL30、APCNTL31は、CNCT28を介して
カメラのPIO27に接続されており、カメラのCPU
の指示に従って読みだし、または制御機構の作動が行な
われるように構成されている。
【0012】次に本発明第1実施例の動作を第5図〜第
7図にて説明する。
【0013】図5〜図7は本発明第1の実施例のフロー
チャートであり、図5はメインルーチン、図6,図7は
各サブルーチンを表わすものである。また図8、図10
は、図7サブルーチンの補足説明図である。
【0014】まず、図5のメインルーチンを説明する。
【0015】カメラにおいて、被写界の輝度に相当する
情報、予め設定された複数の焦点検出点のそれぞれのデ
フォーカス量の情報、撮影者の意志に基づいた測光モー
ド選択情報、及び焦点検出点選択情報を用いて焦点位置
調節の制御とシャッター秒時及び絞り設定による露出の
制御及び表示の制御を取り扱う。クイックリターンミラ
ーの駆動制御等、メインルーチンが取り扱うべき項目は
他にもあるが、ここでは本発明のカメラの測光装置に関
係のある項目のみを取り出しており、簡単のためその他
は省略している。
【0016】STEP01では、5つの一対のラインセ
ンサー14の出力をAFCKT19から5つの焦点検出
のデフォーカス量として算出している。
【0017】STEP02ではAFSW20からの焦点
検出点選択信号、及びAFCKT19からのデフォーカ
ス信号を取り込み、操作者が自分の意志で5つの焦点検
出点を選択した場合はその検出点に対応する信号を出力
し、操作者がカメラの焦点検出点を自動選択とした場合
には、5つのデフォーカス量の信号から被写体距離の最
も近い焦点検出点を検知し、その焦点検出点に対応した
信号を出力する焦点検出サブルーチンである。ここで
は、焦点検出点信号SELを出力する。
【0018】STEP03では5つの焦点検出点のデフ
ォーカス量と焦点検出点信号SELから、焦点調節すべ
きデフォーカス量を決定し、AFCNTL30によって
撮影レンズの焦点調節を行なう。
【0019】STEP04では16個の小領域の輝度に
対応する信号をデジタル信号として取り込む。
【0020】STEP05はAECKT17から取り込
んだ信号をLROM29から取り込まれる撮影レンズ固
有の情報に基づき補正を行い、各小領域に対応した被写
界の輝度信号を出力し、さらに焦点検出信号STL、測
光モード信号MODEに基づいて決定される演算を行な
う測光演算サブルーチンであって、測光値Eを出力す
る。
【0021】STEP06ではカメラに予め設定された
撮影モード、例えばシャッター優先モード等のプログラ
ムに従って測光値Eから絞り、シャッター秒時が決定さ
れる。
【0022】STEP07はシャッター秒時、絞り値の
露出情報や測光モード等の情報をDPCNTL25によ
ってカメラの表示装置に表示する。
【0023】以上STEP01〜STEP08でカメラ
における一連の撮影動作を終了し、次の撮影動作に備え
るためにSTEP02の状態に戻る。
【0024】次に測光値演算サブルーチンについて説明
する。
【0025】STEP09ではAECKT17から出力
される測光センサーS0〜S15の16個の小領域の輝度
に対応するデジタル信号D0〜D15を取り込む。
【0026】STEP10ではLROM33から装着さ
れた撮影レンズの開放Fナンバー、焦点距離、射出瞳位
置、絞り開放時の周辺光量落ち等のレンズ固有情報が取
り込まれる。
【0027】STEP11ではSTEP10のレンズ固
有情報に基づいて、AECKTからの測光センサーS0
〜S15の16個の出力信号に対応した補正値δ0〜δ15
を決定し、STEP09で取り込んだD0〜D15に補正
を加えることで輝度信号を決定する。決定された輝度信
号は、小領域S0が輝度信号V0、S1がV1、S2がV2…
…S15がV15に対応している。
【0028】STEP12は姿勢判別スイッチHVSW
からの信号、つまりカメラの姿勢差に応じて、16個の
小領域の輝度信号の一部を重みづけするサブルーチンで
あり、後述する周辺領域の平均輝度Cの一部である輝度
SCを決定するためのものである。詳細は後述する。
【0029】STEP13は焦点検出信号SELが前述
の焦点検出領域SA〜SEに対応する焦点検出点の内いづ
れかを判断する。
【0030】STEP14は、16個に分割された小領
域を、選択された焦点検出点を含む小領域、その周囲の
領域、及びさらにその周囲の周辺領域の3つの中領域に
分類し、各中領域の平均輝度を算出し、出力している。
各中領域の平均輝度信号は、焦点検出点を含む小領域の
平均輝度信号をA、その周囲の中領域の平均輝度信号を
B、さらにその周囲の中領域としての周辺輝度信号をC
aとして出力するものとする。またSTEP12の姿勢
差測光補正サブルーチンによって決定され、重み付けさ
れた周辺輝度信号をCeとする。
【0031】STEP13によって左端の測距点(S
A)が選択された場合(AFSW=FA)は、各中領域
の平均輝度信号A,B,Ca,Ceを次式に基づいて出
力する。ここでSCは、STEP12で決まる値であ
る。
【0032】A=V3 B=(V1+V8+V9)/3 Ca=(V0+V2+V4+V5+V6+V7+V10+V11 +3(V12+V13+V14+V15))/20 Ce=(V0+V2+V4+V5+V6+V7+V10+V11 +SC)/20 STEP13によって左端から2番目の測距点(SB)
が選択された場合(AFSW=FB)は、各中領域の平
均輝度信号A,B,Ca,Ceを次式に基づいて出力す
る。ここでSCは、STEP12で決まる値である。
【0033】A=V1 B=(V0+V3+V6)/3 Ca=(V2+V4+V5+V7+V8+V9+V10+V11 +3(V12+V13+V14+V15))/20 Ce=(V2+V4+V5+V7+V8+V9+V10+V11 +SC)/20 STEP13によって中央の測距点(SC)が選択され
た場合(AFSW=FC)は、各中領域の平均輝度信号
A,B,Ca,Ceを次式に基づいて出力する。ここで
SCは、STEP12で決まる値である。
【0034】A=V0 B=(V1+V2+V5)/3 Ca=(V3+V4+V6+V7+V8+V9+V10+V11 +3(V12+V13+V14+V15))/20 Ce=(V3+V4+V6+V7+V8+V9+V10+V11 +SC)/20 STEP13によって右端から2番目の測距点(SD)
が選択された場合(AFSW=FD)は、各中領域の平
均輝度信号A,B,Ca,Ceを次式に基づいて出力す
る。ここでSCは、STEP12で決まる値である。
【0035】A=V2 B=(V0+V4+V7)/3 Ca=(V1+V3+V5+V6+V8+V9+V10+V11 +3(V12+V13+V14+V15))/20 Ce=(V1+V3+V5+V6+V8+V9+V10+V11 +SC)/20 STEP13によって右端の測距点(SE)が選択され
た場合(AFSW=FE)は、各中領域の平均輝度信号
A,B,Ca,Ceを次式に基づいて出力する。ここで
SCは、STEP12で決まる値である。
【0036】A=V4 B=(V2+V10+V11)/3 Ca=(V0+V1+V3+V5+V6+V7+V8+V9 +3(V12+V13+V14+V15))/20 Ce=(V0+V1+V3+V5+V6+V7+V8+V9 +SC)/20 STEP15は測光モード信号MODEが、評価測光を
表わす信号であるか否かを判断する。MODE=EV
(評価測光)の場合にはSTEP16に進み、MODE
≠EVつまり、MODE=PA(スポット測光)の場合
にはSTEP19へ進む。
【0037】STEP16では測光モードとして評価測
光が選択されているので、評価測光の演算を行なう。S
TEP14で求められた3つの平均輝度信号A,B,C
のすべてを用いて、略全画面の重み付け平均輝度信号E
0を次式により求める。
【0038】E0=(2A+3B+5Ce)/10 上式では3つの平均輝度信号A,B,Cを単純平均する
ことなく、A,B,C,各値に係数を乗じて平均値を求
めている。これは、焦点検出点を含む小領域の面積をS
(A)、その周囲の中領域の面積をS(B)、さらにそ
の周囲の周辺領域の面積をS(C)とした時、3つの領
域の面積比が、 S(A):S(B):S(C)=1:3:20 となるため、係数を掛けないと焦点検出付近の領域が、
極端に重視されて評価がなされてしまうのを是正するた
めのものである。なお、以後の説明では、上式のE0を
求める演算を焦点検出点重点平均測光と称する。
【0039】STEP17はSTEP14で求められた
領域の平均輝度信号A,B,Ca及びそれら平均輝度信
号の差B−A,Ca−B値を用いることによって、被写
界状況を類推し、露出補正値αを選択的に決定する補正
値演算である。
【0040】STEP18では、前述の焦点検出点重点
平均測光E0に、補正値演算から出力される露出補正値
αを加算して自動露出補正を行い、最終的な評価測光値
Eを次式で求める。
【0041】E=E0+α STEP19はSTEP15で測光モード信号がMOD
E≠EV、つまりMODE=PAの時、測光モードとし
てスポット測光が選択されているので、スポット測光の
演算を行なう。スポット測光ではSTEP14で求めら
れた選択された焦点検出点を含む小領域の平均輝度信号
Aのみを用いて、この値をそのまま測光値Eとして出力
する。即ち、次式である。
【0042】E=A 本実施例では、焦点検出点を含む領域としては、焦点検
出点の選択に対応して、その焦点検出点を含む1つの受
光用小領域を選択する構成となっており、従って、スポ
ット測光はこの受光用小領域の輝度信号そのものとな
る。
【0043】STEP20ではメインルーチンへリター
ンする。
【0044】以上説明したように、測光値演算サブルー
チンでは測光モードとして評価測光が選択された場合に
も、スポット測光が選択された場合にも、焦点検出点の
選択に連動して測光領域に対する重点度、あるいは測光
領域の分類分けを変更して、撮影者の意志を受け入れた
適切な測光値演算を可能としている。
【0045】図7は姿勢差測光補正サブルーチンであ
り、図8及び図9は姿勢差測光補正サブルーチンの補足
説明図である。ここで図8はカメラの姿勢状態とHVS
W出力との関係を示し、図9は図8のカメラ姿勢状態に
おいて、カメラの被写界画面を16領域に分割した小領
域に対応する測光用受光部を示したものである。
【0046】STEP21は姿勢検知スイッチHVSW
からカメラが地面に対し水平状態にあるという信号H、
レリーズ釦17側が天方向の縦位置の状態にあるという
信号VR、もしくはレリーズ釦17側が地面方向の縦位
置の状態にあるという信号VLという3種類の内何れか
の信号を受け取る。図8(a)がHVSW=VL時のカメ
ラ姿勢状態、同図(b)がHVSW=H時のカメラ姿勢状
態、同図(c)がHVSW=VR時のカメラ姿勢状態を表
わした概念図である。
【0047】STEP22はSTEP21で受け取った
HVSWの信号を判別して信号がVLであればSTEP
23に進み、信号がHであればSTEP24に進み、信
号がVHであればSTEP25に進む。
【0048】STEP23では図9(a)に示すように、
HVSW=VL時においては16分割の測光用受光部の
被写界画面の地面側に対応する領域S12、S15の輝
度信号V12、V15が選択され、その平均出力VGを演算
する。
【0049】STEP24では図9(b)に示すように、
HVSW=VH時においては16分割の測光用受光部の
被写界画面の地面側に対応する領域S14、S15の輝
度信号V14、V15が選択され、その平均出力VGを演算
する。
【0050】STEP25では図9(c)に示すように、
HVSW=VR時においては16分割の測光用受光部の
被写界画面の地面側に対応する領域S13、S14の輝
度信号V13、V14が選択され、その平均出力VGを演算
する。
【0051】STEP26ではSTEP23で演算され
た平均出力VGとVG演算に用いられなかった領域S1
3、S14の輝度V13、V14との輝度差K1、K2をK1
=V13−VG、K2=V14−VGにて求める。
【0052】STEP27ではSTEP24で演算され
た平均出力VGとVG演算に用いられなかった領域S1
2、S13の輝度V12、V13との輝度差K1、K2をK1
=V12−VG、K2=V13−VGにて求める。
【0053】STEP28ではSTEP30で演算され
た平均出力VGとVG演算に用いられなかった領域S1
2、S15の輝度V12、V15との輝度差K1、K2をK1
=V12-VG、K2=V15−VGにて求める。
【0054】STEP29ではSTEP26で演算され
た画面天側の2つの受光部の各々の輝度と画面の地面側
2つの受光部の平均輝度との差K1,K2に基づき図7の
TABLE.1から重み付け係数x1,x2 を求める。
【0055】STEP30ではSTEP27で演算され
た画面天側の2つの受光部の各々の輝度と画面の地面側
2つの受光部の平均輝度との差K1,K2に基づき図7の
TABLE.1から重み付け係数x1,x2 を求める。
【0056】STEP31ではSTEP28で演算され
た画面天側の2つの受光部の各々の輝度と画面の地面側
2つの受光部の平均輝度との差K1,K2に基づき図7の
TABLE.1から重み付け係数x1,x2 を求める。
【0057】STEP32ではSTEP29によって求
めた重み付け係数x1,x2を用いて最周辺の中領域の平
均輝度信号Cの一部であるScを次式によって求める。
【0058】Sc=3(x1*V13+x2*V14+(4−
x1−x2)*(V12+V15))/2 STEP33ではSTEP35によって求めた重み付け
係数x1,x2を用いて最周辺の中領域の平均輝度信号C
の一部であるScを次式によって求める。
【0059】Sc=3(x1*V12+x2*V13+(4−
x1−x2)*(V14+V15))/2 STEP34ではSTEP36によって求めた重み付け
係数x1,x2を用いて最周辺の中領域の平均輝度信号C
の一部であるScを次式によって求める。
【0060】Sc=3(x1*V12+x2*V15+(4−
x1−x2)*(V13+V14))/2 STEP35は測光値演算サブルーチンへリターンす
る。
【0061】上述実施例において、天側に位置する周辺
領域の個々の輝度を地面側に位置する周辺領域の平均輝
度と比較したのは、天側に位置する高輝度被写体(例え
ば、空や太陽)の影響を少なくする上で有効な考え方と
なる。ただし、他の考え方として、天側に位置する周辺
領域の輝度を基準値と比較するやり方や、多点の焦点検
出点の内で選択された焦点検出点(主被写体存在領域)
の位置する領域の輝度と比較するやり方も有効となる。
【0062】
【発明の効果】被写界を複数の測光用小領域に分割して
輝度を検出し、カメラの姿勢状態を検出し、前記姿勢検
出の出力に基づいて、前記複数の小領域の内の特定の小
領域を選択し、前記選択手段により選択された小領域の
輝度情報に基づき、該選択された小領域の重み付けを変
化させたことにより、主被写体を重視しつつ、特定の背
景の輝度を評価することで、適正な測光値を得ることが
できる。
【0063】又、複数の領域を焦点検出可能とする焦点
検出手段での選択された焦点検出領域に基づき複数の測
光用小領域を分類分けし、その分類分けでの重み付け
と、姿勢検出に基づき選択された特定の領域の重み付け
とを加味して測光値を求めたので、正確な主被写体の位
置判別による主被写体重視の反映と、特定の背景の輝度
を評価した適正な測光値を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の測光用受光部の分割形状を表わ
す図
【図2】本発明実施例のカメラの光学系を表わす図
【図3】本発明実施例の複数点焦点検出光学系の斜視図
【図4】本発明実施例のカメラの回路構成を表わす図
【図5】本発明実施例のフローチャート
【図6】本発明実施例のフローチャート
【図7】本発明実施例のフローチャート
【図8】カメラの姿勢の違いを示す説明図
【図9】図8のカメラの姿勢に対応させた測光用領域の
状態を示す説明図
【符号の説明】
6 測光用受光部 S1〜S15 測光用小領域 15 焦点検出用受光部 22 中央演算処理装置CPU 27 姿勢判別スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写界を複数の測光用小領域に分割し、
    分割された該小領域の輝度を検出する測光手段と、カメ
    ラの姿勢状態を検出し、地面に対しカメラの撮影姿勢が
    水平か、縦位置姿勢かを区別する信号を出力する姿勢検
    出手段と、前記姿勢検出手段の出力に基づいて、前記複
    数の小領域の内で特定の小領域を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された特定の小領域の輝度情報
    に基づき、該特定の小領域の重み付けを変化させる輝度
    補正手段を設けたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 被写界内の複数の領域を焦点検出可能に
    構成された焦点検出手段と、被写界を複数の測光用小領
    域に分割し、分割された該小領域の輝度を検出する測光
    手段と、カメラの姿勢状態を検出し、地面に対しカメラ
    の撮影姿勢が水平か、縦位置姿勢かを区別する信号を出
    力する姿勢検出手段と、前記焦点検出手段での焦点検出
    領域を選択する第1の選択手段と、前記姿勢検出手段の
    出力に基づいて、前記複数の小領域の内で特定の小領域
    を選択する第2の選択手段と、前記第2の選択手段によ
    り選択された特定の小領域の輝度情報に基づき、該特定
    の小領域の重み付けを変化させる輝度補正手段と、前記
    第1の選択手段での選択に基づいて、複数の分類分けを
    行う分類決定手段と、前記分類決定手段にて決定された
    分類及び輝度補正手段の重み付け情報に基づいて、前記
    複数の小領域の輝度の重み付けを変えて測光値を演算す
    る演算手段を設けたことを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 上記輝度補正手段は上記選択された特定
    の小領域の輝度と他の小領域の輝度とを比較し、その差
    に基づいて該特定の小領域の重み付けを変化させたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載のカメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429858B1 (ko) * 1997-05-21 2004-06-16 삼성전자주식회사 적응적 필터를 이용한 촛점 조절장치 및 방법
KR20150019357A (ko) * 2013-08-13 2015-02-25 삼성테크윈 주식회사 감시용 카메라의 자세 검출 방법 및 장치

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