JPH06139323A - ネガフィルムから被写体の色を忠実に再現できる画像処理システムおよび画像処理方法 - Google Patents

ネガフィルムから被写体の色を忠実に再現できる画像処理システムおよび画像処理方法

Info

Publication number
JPH06139323A
JPH06139323A JP5149862A JP14986293A JPH06139323A JP H06139323 A JPH06139323 A JP H06139323A JP 5149862 A JP5149862 A JP 5149862A JP 14986293 A JP14986293 A JP 14986293A JP H06139323 A JPH06139323 A JP H06139323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
image
subject
density
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5149862A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Sasaki
登 佐々木
Kimiharu Takahashi
公治 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP5149862A priority Critical patent/JPH06139323A/ja
Publication of JPH06139323A publication Critical patent/JPH06139323A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成のカラーフィルムとデジタル画
像処理装置を用いて、被写体の色を忠実に再現して出力
することである。 【構成】 カラーネガフィルムに被写体像を固定し、
フィルム上の被写体像をスキャナ101等を用いて対応
する画像データに変換し、画像データから被写体の色情
報を復調回路102により復調する。復調された色情報
を用いて、カラーCRT104に被写体と実質的に同一
の色を有する画像を表示し、さらにプリンタ106によ
りメデア上に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラーネガフィルム
に記録された画像をデジタル画像処理して色を忠実に再
現した被写体像を得ることのできる画像処理システムお
よび画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー写真では、人間の印象に近い色
(色相)を再現することが望ましい。色の忠実な再現に
とってカラーフィルムの分光感度は重要な役割を果た
す。理想的な分光感度としては、図1に示す人間の光に
対する感色性に基づく分光感度が知られている。この分
光感度は青緑赤の各分光感度が互いに近接しており、さ
らに、490nmから530nmの波長領域に大きな負
の感度を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1に示す感色性に対
応した分光感度、特に負の感度をカラーフィルムのみで
実現しようとすると、カラーフィルムの構成は非常に複
雑なものとなる。また、カラーフィルムでできる化学的
画像処理には限界があり、図1の感色性に対応した分光
感度、特に負の感度をカラーフィルムで正確に実現する
ことは実質的に不可能である。
【0004】そこで、従来のカラーフィルムの持つ撮像
機能と色修正(色再生)機能の2つの機能を分離し、カ
ラーフィルムに撮像の機能を主に分担させ、色修正の機
能をカラーフィルムから独立したデジタル画像処理装置
に担当させることが考えられる。この方法によれば、色
修正機能が必要なくなるためフィルムの構成は非常に簡
単になる。また、デジタル画像処理装置を利用すること
により色修正の精度および自由度を高められ、画像の加
工も容易になると予想される。
【0005】この発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、簡単な構成のカラーフィルムと画像処理装置を用い
て、被写体の色を忠実に再現することのできる画像処理
システムおよび方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかる画像処理装置は、フィルムに固定
された被写体の画像を読取り、対応する信号に変換する
入力変換手段と、入力変換手段に接続され、この信号に
応答して被写体の測色情報を示す測色信号を復調する復
調手段と、復調手段に接続され、測色信号に基づいて、
被写体と実質的に同一の色相を有する画像を出力する出
力手段、から構成される。
【0007】この発明の画像処理システムに使用するフ
ィルムは、例えば、露光量に応じてシアン、マゼンタ、
イエローの対応する一色に発色する3つの感光層を含
み、感光層の分光感度の測色的品質係数は0.9以上で
あり、カラードカプラおよびDIRカプラを含まない。
【0008】この発明の画像処理方法は、露光量に応じ
てシアン、マゼンタ、イエローに発色し、分光感度がす
べて正の値で、分光感度と人間の感色性との一致度を示
す品質係数が0.9以上であるフィルム上に被写体像を
固定する工程と、フィルム上の被写体像を対応する画像
データに変換する工程と、画像データから被写体の色情
報を復調する工程と、この色情報に基づいて、被写体と
実質的に同一の色を有する画像を出力する工程、を備え
ることを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成において、入力変換手段は、例えば、
フィルムを走査して画像を読み取るスキャナ等から構成
され、画像を対応するRGB映像信号に変換する。
【0010】復調手段は、例えば、この映像信号を校正
用ウエッジ等を用いて予め求めておいた所定の変換テー
ブルを参照して被写体の積分濃度に変換し、積分濃度に
所定の3行3列の行列演算を施して解析濃度に変換し、
この解析濃度をフィルムの特性曲線に基づいて露光濃度
に変換し、この露光濃度を用いて所定の指数演算を行っ
て露光透過率を求め、この露光透過率に所定の3行3列
の行列演算を施して被写体の測色情報を再現する。この
測色情報は、いわゆるアピアランスバーリュー(appear
ance value)であり、被写体の色相を忠実に表すもので
ある。
【0011】また、復調手段は、解析濃度を露光濃度に
変換する際、予め記憶手段に記憶された解析濃度と露光
濃度との対応情報(テーブルや演算式等)を用いる。こ
こで、予めカラーフィルムの撮影画面外の所定領域に記
録された基準画像から露光濃度を求め、更に、この基準
画像の露光濃度に基づき、記憶手段の対応情報と処理対
象フィルムの解析濃度と露光濃度との対応のずれを補正
してもよい。このような処理を行なえば、カラーフィル
ムの処理前後の変動、例えば未撮影フィルムの湿、熱変
化、撮影済みフィルムの潜像変化、処理変動、処理後画
像の退色、及び感光材料の製造の不均等があった場合で
も、被写体の色を忠実に再現することができる。
【0012】出力手段は、例えば、表示装置とカラープ
リンタ等から構成され、必要に応じて復調手段からの測
色信号に対して審美的色修正を施した後、3行3列の行
列演算により画像表示に使用する3原色(例えば、カラ
ーCRTのRGBの蛍光体の色)を基準とした測色信号
に変換し、この測色信号に従って画像を表示する。ま
た、測色信号を対数変換し、対数変換後の測色信号に所
定の3行3列の行列演算を施すことにより、色材の濃度
を示す色材信号を得て、カラープリンタによりメデア上
に画像を形成する。
【0013】この発明の画像処理システムに使用するフ
ィルムは、分光感度の測色的品質係数が0.9以上であ
るので、被写体の色情報を必要十分に取得できる。ま
た、カラードカプラを含まないので、スキャナなどの入
力変換手段で、フィルムを読み取る際にS/N比を高め
ることができる。さらに、DIRカプラを含まないの
で、フィルムの構造が簡単になると同時に後半の画像処
理が簡単かつ正確に行うことができる。
【0014】また、この発明の画像処理方法によれば、
被写体の色相(測色的色情報)が比較的忠実にフィルム
上に固定でき、このフィルムから読み取ったデータで被
写体と実質的に同一の色を有する画像を出力できる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例にかかる画像処理
システムを説明する。
【0016】(原理の説明)初めに、この実施例の原理
について説明する。
【0017】任意の色光は赤、緑、青の3色光の適当な
混合により等色させることができる。単位エネルギーを
持つ波長λの単色光[λ]が[R]色光、[G]色光、
[B]色光をr、g、bの割合で混合したとき等色した
とすると、この関係は次のように表すことができる。
【0018】 1[λ]=r[R]+g[G]+b[B] …(1) 混合率r、g、bは単色光[λ]の中のR、G、B成分
を示す。単色光の波長を可視波長領域で連続的に変化さ
せれば、混合率r、g、bを波長の関数として求めるこ
とができる。この関数r(λ)、g(λ)、b(λ)は
視覚の応答性を示すもので、等色関数と呼ばれ、図1に
示される人間の感色性に等しい。
【0019】カラーフィルムの理想的な分光感度はこの
等色関数である。しかし、カラーフィルムで等色関数の
有する負の感度を実現するのは困難であるから、分光感
度として等色関数r(λ)、g(λ)、b(λ)をその
まま採用することはできない。そこで、等色関数r
(λ)、g(λ)、b(λ)に、(2)式で示す数学的
変換を施し、すべて正の値からなる関数u(λ)、v
(λ)、w(λ)を導き、それを分光感度として用い
る。
【0020】
【数1】 この場合の原色(以下、原刺激と呼ぶ)は実際には存在
しない原色(虚色原色)であるが、行列要素Cijはこの
虚色原色をカラー写真の三原色(色光)で等色するのに
要する混合比率を示す。
【0021】この関数u(λ)、v(λ)、w(λ)を
カラーフィルムの分光感度として採用すれば、露光透過
率(白色点を基準とした相対露光量)Tu、Tv、Tw
は、(3)式で示される。但し、P(λ)は光源のエネ
ルギー分布を、ρ(λ)は被写体の分光反射率を示す。
(2)式を(3)式に代入して整理すると、(4)式が
得られる。
【0022】
【数2】 (4)式の右辺の積分は被写体の三刺激値を示している
が、これをR、G、Bで示せば、(5)式のようにな
る。(5)式をR、G、Bについて解けば、(6)式が
得られる。
【0023】
【数3】 (6)式の意味するところは、すべて正値からなる等色
関数をカラーフィルムの分光感度として採用し、そのと
き記録される露光透過率に対し所定の3行3列の行列演
算を行うことにより、被写体の三刺激値R、G、B(ア
ピアランスヴァーリュー、appearance value)が復元で
きるということである。
【0024】そこで、本実施例では、カラーネガフィル
ムとして、図2に示すような正の分光感度のみを有する
ものを採用し、このカラーネガフィルムにより得られた
画像を電気信号に変換し、(3)式から(6)式に示さ
れる変換をデジタル画像処理装置で施して被写体の三刺
激値R、G、Bを復元する。
【0025】以上のようにして得られた被写体の三刺激
値R、G、Bは、カラー写真の三原色を原刺激としたも
のである。この数値は他の原色を原刺激とする三刺激値
に容易に変換できる。そこで、例えば、カラーCRT上
にベーシックネガ上の画像を表示する場合、カラーCR
Tの蛍光体の色が原刺激となり、そのときのカラーCR
Tの三刺激値RCR、GCR、BCRは(7)式により求める
ことができる。この三刺激値RCR、GCR、BCRを用いて
カラーCRT上に画像を表示することにより、色(色
相)を比較的忠実に再現した被写体像を表示できる。
【0026】
【数4】 ここで、行列係数DijはCRTの原色を被写体の3つの
原色の和で表す時の係数であり、実験により求めること
ができる。
【0027】同様に、被写体の三刺激値R、G、Bを用
いて、被写体の像をハードコピー化することも可能であ
る。例えば、カラーレーザープリンタにより被写体像を
固定する場合、被写体の三刺激値R、G、Bをカラーペ
ーパーの色材信号(c、m、y)に変換する必要があ
る。カラーペーパーの色材を図2の破線で示す理想的な
吸収特性を有するブロック色素と仮定した場合、(8)
式が成立する。
【0028】
【数5】 (8)式の右辺の積分は白色点の三刺激値を示すので、
それをR0 、G0 、B0 で表すと、(8)式は(9)式
のように書き直すことができる。さらに(9)式を変形
すると(10)式が導かれる。
【0029】
【数6】 実際のカラーペーパーの色材はブロック色素ではなく、
図2の実線に示すように、斜辺を持つスムーズな吸収カ
ーブを示す。これは、近似的には、副吸収のあるブロッ
ク色素とみなせる。そこで、現実の色材の濃度をc*、
m*、y*とすれば、ブロック色素の濃度c、m、yと
の間に(11)式の関係が近似的に成立する。さらに、
(11)式を(10)式に代入して整理することによ
り、(12)式が得られる。
【0030】
【数7】 ここで、係数fij(i とj は等しくない)は主濃度に対
する副吸収濃度の割合を示し、係数fij(i =j )は主
濃度を示す。
【0031】(12)式により求められた色材の濃度c
*、m*、y*をカラーレーザープリンタに与えること
により被写体の色を忠実に再現した画像をカラーペーパ
ー上に形成できる。
【0032】(実施例の構成)次に、本実施例の画像処
理システムの構成を詳細に説明する。
【0033】まず、本実施例で使用するカラーネガフィ
ルム(ベーシックネガ)について説明する。
【0034】本実施例においては、ベーシックネガは、
被写体の測色情報を固定するためののもので、必要不可
欠なものだけからなる極めてシンプルな構成を採用す
る。すなわち、本実施例のネガは、(a)通常のカラー
ネガと異なりカラードカップラー(オレンジマスク)や
DIRカップラーを含まず、(b)3層の感光層からな
り、(c)各感光層の分光感度はできるだけ(すべて正
値の)等色関数に近付け、(d)各感光層の露光量に応
じてシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の
いずれか一色に発色する、という構成とした。
【0035】カラードカプラーは、通常の引き伸し器で
プリントを作成する際には、色を濁らせないという働き
がある。しかし、本実施例では、スキャナでベーシック
ネガを読み取る際に光量が減衰し、S/N比が悪くなる
ため、ベーシックネガに含ませないこととした。
【0036】また、DIR(Dvelopment Inhibitor Rel
easing)カプラーは現像抑制剤を遊離するカプラーであ
る。このカプラーを使用すると、被写体の色によって、
特性曲線の形状が変化してしまい、特性曲線を介して露
光濃度へ変換する際の変換カーブとしてどのカーブを用
いるべきか決定できない。そこで、ベーシックネガはD
IRカプラーを含まない構成とした。
【0037】ベーシックネガで、負の分光感度を実現し
ようとすると、ベーシックネガの構造が複雑になる。そ
こで、本実施例では、ベーシックネガの各感光層の分光
感度は、正の値のみを取ることとした。目で違って見え
る色がネガ上で同一の色に記録されてしまう等の事態が
発生すると、その後いくらデジタル画像処理を行って
も、正確な色相の再現は不可能である。そこで、ベーシ
ックネガの各感光層の分光感度はできるだけ図1の等色
関数に近付けることとした。
【0038】ベーシックネガの分光感度の一例を図3に
示す。分光感度が図1の等色関数にどの程度近いかを示
す評価尺度として測色的品質係数(qファクターともい
う。)が知られている。この尺度は、その値が1.0で
あれば両者は全く一致していることを示し、0.9以上
であれば類似性が非常に高いことを示す。図3に示す分
光感度を有するベーシックネガのqファクターは赤感光
層0.94、緑感光層0.98、青感光層0.93であ
り、いずれも0.9以上であり、十分に等色関数に近い
と評価できる。
【0039】(画像処理装置の構成)次に、この実施例
にかかる画像処理部の構成を図4ないし図9を参照して
説明する。
【0040】まず、図4を参照して、全体の構成を説明
する。
【0041】ベーシックネガ100に固定された画像は
スキャナ101を用いて、画素毎にR、G、B映像アナ
ログ信号に変換される。スキャナ101としては、例え
ば、大日本スクリーン(株)製のSG−1000A等を
使用できる。
【0042】スキャナ101からのR、G、Bアナログ
映像信号は復調処理部102に供給される。復調処理部
102はR、G、Bアナログ映像信号をアナログデジタ
ル変換し、これに、式3乃至式6で示されるデジタル演
算を施し、被写体の三刺激値R、G、Bを示す測色信号
を得る。
【0043】復調処理部102はこの測色信号を画像処
理部103に供給する。画像処理部103は供給された
測色信号により示される被写体の三刺激値R、G、Bを
カラーCRTの蛍光体の色を原色とする三刺激値RCR
CR、BCRに変換し、必要に応じて審美的色修正を施
し、カラーCRT104等のモニタ装置に供給し、被写
体の色相を忠実に再現した画像を表示させる。さらに、
画像処理部103は審美的色修正が施された三刺激値R
CR、GCR、BCRを被写体の三刺激値R、G、Bに再変換
し、ハードコピー用に、出力回路105に供給する。
【0044】出力回路105は三刺激値R、G、Bに応
答して、色材信号を選択し、必要に応じて色材信号を校
正してカラープリンタ106に供給する。カラープリン
タ106は、出力回路105から供給される色材信号に
従って、被写体の色相を忠実に再現した被写体像をカラ
ーペーパー上に形成する。
【0045】次に、図5を参照して、復調処理部102
の第1例、復調処理部102Aの構成を説明する。スキ
ャナ101からのR、G、Bアナログ映像信号はA/D
変換器201によりR、G、Bデジタル映像信号に変換
され、積分濃度変換回路202に供給される。
【0046】メモリ207は、R、G、Bデジタル映像
信号とRGBの濃度の関係を示す図6に示すR、G、B
用の変換テーブルを保存する。この変換テーブルは、例
えば、校正用濃度ウエッジを用いて予め実験により求め
ておく。濃度変換器202は、この変換テーブルを参照
して、R、G、Bデジタル映像信号を対応する濃度(積
分濃度)DR、DG、DBに変換する。
【0047】この積分濃度DR、DG、DBは解析に不
都合である。そこで、マリトリクス演算部203は、行
列係数メモリ208に予め記憶させておいた行列係数を
用いて(13)式に示される行列演算を変換器202の
出力に対し施し、積分濃度を解析濃度(発色濃度)D
C、DM、DYに変換する。この変換に使用する行列を
構成する係数bijはベーシックネガに使用される3つの
色材の主濃度DC、DM、DYに対する副吸収濃度の割
合を示ものであり、実験により副吸収濃度を測定するこ
とにより求められる。
【0048】
【数8】 マトリクス演算回路230から出力された解析濃度D
C、DM、DYは露光濃度変換回路204に供給され
る。露光濃度変換回路204はテーブルメモリ209に
記憶された解析濃度DC、DM、DYと露光濃度Dr、
Dg、Dbの関係を示すテーブルを参照して、供給され
た解析濃度DC、DM、DYを露光濃度Dr、Dg、D
bに変換し、これを指数変換回路205に供給する。
【0049】各感光層の解析濃度DC、DM、DYと露
光濃度(露光量)Dr、Dg、Dbとの関係は、感材固
有の特性(特性曲線という)であり、通常は感度計(セ
ンシトメータ)などを用いて求める。しかし、シーンを
実写した場合の特性曲線はカメラフレアーなどの影響に
よって感光計で求めた特性曲線とくい違うことが多いの
で、復調処理部102Aでは、カメラスルーの特性曲線
を用いる。このカメラスルーの特性曲線は実写したコマ
に写しこまれたMacbeth Color Checker の無彩色6色に
ついて露光濃度と解析濃度の関係を図7に示すようにプ
ロットすることにより求めることができる。本実施例の
ベーシックネガにおいては、被写体の色によって(即
ち、3つの感光層の発色の比率によって)特性曲線の形
状が変化することはないので、解析濃度は図7に示す特
性曲線に基づいて一義的に露光量(露光濃度)に変換で
きる。テーブルメモリ209は、この図7の特性曲線を
テーブル化したものを記憶しており、図8に示されるよ
うに、RGBそれぞれについて、解析濃度DC、DM、
DYと露光濃度Dr、Dg、Dbの対を記憶する。
【0050】指数変換回路205は得られた露光濃度D
r、Dg、Dbを用いて、次式の演算を行い、露光透過
率Tu 、Tv 、Tw を求める。
【0051】 Tu =10-Dr 、Tv =10-Dg 、Tw =10-Db …(14) 指数変換回路205の出力は、マトリクス演算回路20
6に供給される。マトリクス演算回路206は行列係数
メモリ210に記憶された係数を用いて(6)式に示す
3行3列の演算を行い、被写体の三刺激値(appearance
value)R、G、Bを示す測色信号を求める。
【0052】行列係数メモリ210に記憶された行列要
素Cij-1の数値は、ベーシックネガの分光感度が等色関
数に完全に等しければ、(2)式の関係より容易に定め
ることができる。しかし、実際には、分光感度と等色関
数は一致していない。そこで、特定の色、例えば、Macb
eth Color Checker の24色について(6)式で変換し
た時に得られる三刺激値と実際の三刺激値ができるだけ
一致するように、行列要素Cij-1を最小二乗法で求め、
それを行列係数メモリ210に記憶させる。
【0053】次に、図6を参照して、復調処理部102
の第2例、復調処理部102Bの構成について説明す
る。前述したように、シーンを実写した場合の特性曲線
はカメラフレアーなどの影響によって感光計で求めた特
性曲線とくい違うことが多いので、カメラスルーの特性
曲線を用いることが望ましい。しかし、ハロゲン化銀カ
ラー感光材料は通常、熱や湿度に弱く、撮影前や後に特
性曲線が歪みやすいこと、処理液の管理が難しく、この
管理状況によっても特性曲線が歪みやすいこと、処理後
の画像も有機色素を用いているために歪みを生じやすい
こと等、予めカメラスルーの特性曲線を求めておいても
実際のシーンを撮影した場合に意図した色再現を実現す
ることができない。
【0054】そこで、カメラにレンズ特性を考慮して出
力を調節した露光装置を内蔵させ、撮影毎に画面外の特
定部分に特性曲線の全部もしくは一部を露光し、この画
像情報から変換テーブルメモリ209aに特性値のテー
ブル情報を入力する。
【0055】図6に示されるように、この復調処理部1
02Bは、前述した復調処理部102Aの変換テーブル
メモリ209に特性値のテーブル情報を入力する特性曲
線取り込み部を追加したものである。但し、復調処理部
102Aと同じ処理を行なう構成要素には同じ参照符号
を付ける。
【0056】変換テーブルメモリ209aには、特性曲
線取り込み部209bから特性値のテーブル情報が入力
される。特性曲線取り込み部209bは、A/D変換器
211、積分濃度変換回路212、マトリクス演算回路
213、露光濃度変換回路214、変換テーブルメモリ
217、及び行列係数メモリ218により構成される。
A/D変換器211は、スキャナ101により読み取ら
れた、予め画面外の特定部分に露光された一部もしくは
全部の特性曲線のR、G、Bアナログ映像信号を受け取
り、R、G、Bディジタル映像信号に変換して積分濃度
変換回路212に送出する。
【0057】変換テーブルメモリ217は、図7に示さ
れるような変換テーブルを記憶する。積分濃度変換器2
12は、変換テーブルメモリ217を参照してR、G、
Bディジタル映像信号を対応する積分濃度に変換する。
行列係数メモリ218は予め定められた行列係数を記憶
し、マトリクス演算回路213は、この行列係数メモリ
218の行列係数を用い、積分濃度変換回路212にお
いて求められた積分濃度を解析濃度に変換する。
【0058】露光濃度変換回路214はマトリクス演算
回路213からの解析濃度を用い、変換テーブルメモリ
209aに記憶された露光濃度と解析濃度との対応にず
れがないか判定し、変換テーブルにずれがある場合、正
しい対応関係になるように調整する。他の構成要素は、
前述した復調処理部102Aと同様であるので説明を省
略する。
【0059】次に、画像処理部103の構成を図9を参
照して説明する。
【0060】図9において、復調処理部102から出力
された測色信号はマトリクス演算回路301に供給され
る。マトリクス演算回路301は、行列係数メモリ31
1に記憶された行列係数Dijを用いて、(7)式の行列
演算を行い、カラーCRTの3色の蛍光体の色を原刺激
とする三刺激値RCR、GCR、BCRを求める。行列係数D
ijは、前述のように、カラーCRTの各原色を被写体の
三原色の和で表す時の係数であり、カラーチャート等を
用いて予め実験により求めておく。
【0061】マトリクス演算回路301から出力される
三刺激値RCR、GCR、BCRは、画像メモリ302とCR
T用画像メモリ303に供給される。画像メモリ302
は比較的解像度の高い画像データを記憶し、CRT用画
像メモリ303は、CRT表示用に画像メモリ302に
記憶された画像データの一部を記憶するものであり、毎
秒30フレームの標準ビデオ速度で、画像データを転送
する。CRT用画像メモリ303から読み出された画像
データはスイッチS3及びデジタルアナログ変換器30
5を介してカラーCRT104に供給され、表示され
る。
【0062】一方、CRT用画像メモリ303または画
像メモリ302から読み出したデータはスイッチS1を
介してACC(Aesthetic Color Correction、審美的色
修正)回路304に供給される。ACC回路304の構
成としては、従来知られた構成、例えば、米国特許第4
500919に開示された構成を採用できる。
【0063】ACC回路304により審美的色修正処理
が施された三刺激値RCR、GCR、BCRはスイッチS2及
びS3を介してデジタルアナログ変換回路305に供給
され、アナログ信号に変換されてカラーCRT104に
供給され、表示される。
【0064】審美的色修正処理が施された画像データは
スイッチS2を介してマトリクス演算回路307に供給
される。マトリクス演算回路307は、行列係数メモリ
312に記憶された行列係数に基づいてマトリクス演算
回路301が行うマトリクス演算の逆演算を行うもの
で、審美的色修正処理が施された三刺激値RCR、GCR
CRを被写体の三刺激値R、G、Bに再変換する。デス
ク装置308は、マトリクス演算回路307から供給さ
れる三刺激値R、G、Bを記憶する。
【0065】スイッチS1は通常状態では、CRT用画
像メモリ303に接続され、画像メモリ302に記憶さ
れた画像データをデスク装置308に転送する際に画像
メモリ302に接続される。スイッチS2は通常状態で
は、スッチS3に接続され、画像メモリ302に記憶さ
れた画像データをデスク装置308に転送する際にマト
リクス演算回路307に接続される。スイッチS3は通
常状態では、スッチS2に接続され、審美的色修正を行
わない時にCRT用画像メモリ303に接続される。
【0066】次に、図10を参照して出力回路105の
構成を説明する。
【0067】図10において、画像処理部103が出力
する被写体の三刺激値R、G、B、即ち、マトリクス演
算回路307の出力またはデスク装置308に保存され
ていたマトリクス演算回路307の出力は、対数回路4
01に供給される。対数回路401は基準値メモリ40
2に記憶された白色点の三刺激値R0、G0、B0を用
いて(10)式に示される演算を行い、カラーペーパー
の色材がブロック色素であると仮定した時の色材信号
(c、m、y)を求め、マトリクス演算回路403に供
給する。
【0068】前述のように、実際のカラーペーパーの色
材はブロック色素ではない。そこで、マトリクス演算回
路403は行列係数メモリ404に記憶された係数fij
-1を用いて(11)式の演算を行い、現実の色材の濃度
c*、m*、y*を求める。なお、係数fij(i とj は
等しくない)は主濃度に対する副吸収濃度の割合を示
し、係数fij(i =j )は主濃度を示し、これらの係数
は、予め実験により求められ、その逆行列を求めて、そ
の係数fij-1を行列係数メモリ404に記憶させる。マ
トリクス演算回路403の出力する色材の濃度c*、m
*、y*は校正回路405に供給される。
【0069】一般にレーザープリンタの出力は種々の要
因(例えば、部屋の温度、レーザー点灯後の経歴)によ
って変動する。また、カラーペーパーに一定の露光を与
えて現像した場合でも、現像液の組成等の種々の変化に
より、変化し、一定とならない。このため、目的とする
濃度を正しく得るためには、テストパターンを露光及び
現像し、このテストパターンの出力を濃度計で計測し、
正しい出力が得られるように、レーザープリンタのレー
ザーの光量を調整する必要がある。そこで、校正回路4
05は、濃度計の測定データに基づいて濃度c*、m
*、y*に適切な校正を行い、カラープリンタ106に
供給する。
【0070】カラープリンタ106は校正回路405の
出力に応答して、被写体の色を忠実に再現した画像をカ
ラーペーパー上に形成する。
【0071】(動作)上記構成の画像処理システムによ
る画像の取得からカラーCRT104への表示、カラー
プリンタ106によるハードコピー化までの一連の動作
をまとめると図11、図12に示すフローチャートのよ
うになる。以下、図11、図12を参照して、その動作
を説明する。但し、復調処理部102は、図5に示され
る復調処理部102Aを適用する。
【0072】まず、被写体を撮影及び現像して被写体像
をベーシックネガに固定する(ステップT1)。この動
作は、画像処理システムの外部で行われる。
【0073】次に、ベーシックネガに固定された画像を
スキャナ101を用いて、画素を単位にR、G、Bのア
ナログ映像信号に変換する(ステップT2)。スキャナ
101の出力はA/D変換器201によりRGBそれぞ
れデジタル映像信号に変換される(ステップT3)。
【0074】濃度変換器202はテーブルメモリ207
に記憶されている変換テーブル(図7)を参照してR、
G、Bデジタル映像信号を対応する積分濃度DR、D
G、DBに変換する(ステップT4)。マリトリクス演
算回路203は、行列係数メモリ208に記憶されてい
る行列係数を用いて、3行3列の行列演算を積分濃度D
R、DG、DBに施し、解析濃度DC、DM、DYを求
める(ステップT5)。
【0075】露光濃度変換回路204はテーブルメモリ
209に記憶された変換テーブル(図8)を参照して、
解析濃度DC、DM、DYを露光濃度Dr、Dg、Db
に変換する(ステップT6)。
【0076】指数演算回路205は、露光濃度Dr、D
g、Dbを用いて、露光透過率Tu(=10-Dr )、Tv
(=10-Dg )、Tw (=10-Db )を求める(ステ
ップT7)。
【0077】マトリクス演算回路206は行列係数メモ
リ210に記憶された行列係数を用いて、露光透過率T
u 、Tv 、Tw に対し(6)式に示される3行3列の行
列演算を行い、被写体の三刺激値(appearance value)
R、G、Bを求める(ステップT8)。
【0078】この三刺激値R、G、Bはマトリクス演算
回路301(図9)に供給され、カラーCRTの3つの
蛍光体の色を原刺激とする三刺激値RCR、GCR、BCR
変換される(ステップT9)。
【0079】審美的色修正処理を行わない場合、三刺激
値RCR、GCR、BCRはCRT用画像メモリ303に一旦
記憶された後、スイッチS3を介してDAC305に供
給され、デジタルデータに変換され(ステップT1
0)、カラーCRT104に供給され、表示される(ス
テップT11)。これにより、カラーCRT104に
は、被写体の色を忠実に再現した被写体像が表示され
る。
【0080】一方、審美的処理を行う場合は、スイッチ
S1により画像メモリ302と303の一方を選択し、
選択したメモリから読み出されたデータにACC回路3
04で任意の色修正処理を施す(ステップT12)。色
修正後のデータは、必要ならば、DAC305を介して
カラーCRT104に供給され、色が修正された被写体
像が表示される(ステップT13)。
【0081】また、色修正後の画像データは、必要なら
ば、マトリクス演算回路307に供給され、被写体の三
原色R、G、Bに再変換された後、デスク装置308に
保存される。
【0082】さらに、色修正後の画像データは、マトリ
クス演算回路307から直接又はデスク装置308から
供給される被写体の三原色R、G、Bは出力回路105
に供給され、カラーペーパーの色材信号に変換され(T
14)、さらに、この色材信号に適当な校正処理がなさ
れる(T15)。カラープリンタ106は、色材信号に
基づいて、カラーペーパー上に、被写体の色(色相)を
忠実に再現した画像を形成する(T16)。
【0083】以上説明したように、本実施例によれば、
被写体の色(色相)を忠実に再現した画像を、カラーC
RT104に表示できると共にカラープリンタ106に
よりカラーペーパー上に形成できる。
【0084】また、前述した動作において、復調処理部
102には第1例の復調処理部102Aを用いたが、復
調処理部102Bを用いた場合、露光濃度の計算(T
6)が実行される前に、特性曲線読み取り部209bに
より変換テーブルメモリ209aのテーブルが調整され
ていれば良い。これにより、復調処理部102Bを適用
した場合、感光材料が種々の原因により特性曲線に歪み
が生じた場合でも被写体の色を忠実に再現した画像を再
生することができる。
【0085】なお、この発明は上記実施例に限定されな
い。
【0086】例えば、上記実施例では、ベーシクネガを
3つの感光層から形成し、各感光層が露光量に応じて
C、M、Yのいずれか一色に発色することとしたが、4
層、5層からなるフィルムを用い、各感光層が2色以上
に発色するようにしてもよい。また、各感光層の分光感
度は、図3に示すものに限定されず、他の分光感度を示
すフィルムを使用してもよい。ただし、その分光感度は
図1に示される、人間の感色特性である等色関数にでき
るだけ近いこと、特に、そのqファクターが0.9以上
であることが望ましい。
【0087】また、図5の構成では、各演算は、スキャ
ナ101の出力を被写体の三刺激値R、G、Bに変換す
るための演算を複数の回路ブロックで実行したが、例え
ば、1つの演算プロセッサを用いて、ソフトエウアです
べての演算を行うようにしてもよい。
【0088】また、図5の構成では、露光濃度変換回路
204は、露光濃度変換テーブル209に記憶されたテ
ーブルに基づいて解析濃度を露光濃度に変換したが、図
8に示される特性曲線から、所定の関係式を導き、この
関係式から露光濃度を求めるようにしてもよい。また、
図10では、対数回路401が(10)式の演算を行っ
たが、画像処理部103の出力とブロック色素の濃度
c、m、yの関係を示すルックアップテーブルを設け、
このテーブルを参照して画像処理部103の出力をブロ
ック色素の濃度c、m、yに変換してもよい。
【0089】図9の構成からスイッチS2を取り除き、
ACC回路304の出力端とDAC305とマトリクス
演算回路307を常時接続し、審美的色修正を行った後
の画像データを常時これらの回路に供給するようにして
もよい。さらに、ACC回路304をオン・オフ可能と
し、審美的色修正を行なわない画像データをマトリクス
演算回路307やDAC305に供給できるようにして
もよい。
【0090】上記実施例では、マトリクス演算回路30
7は供給された画像データを被写体の三刺激値R、G、
Bに再変換したが、他のデータに変換してデスク装置3
08に保存してもよい。例えば、国際照明委員会により
推奨されているX、Y、Z原色を原刺激としたXYZ三
刺激値およびこれを基に変形した測色値等に変換しても
よい。これらの値は、実際の装置やシステムに固有の数
値ではなく、普遍性のある数値であり、これをデスク装
置308に保存しておけば、任意のメデア間での信号の
授受に効果的である。カラープリンタ106の例として
は、レーザプリンタに限定されず、感熱転写プリンタ、
電子写真プリンタ、インクジェットプリンタなどを使用
してもよい。
【0091】また、前記復調処理部102Bを適用する
際、予めカラーフィルムの撮影画面外の特定領域に撮影
とほぼ同時に基準画像(特性曲線)を記録するとした
が、この感光材料の製造時や現像直前に基準画像を露光
するようにしてもよい。更に、このような処理によって
感光材料の特性曲線の変化・変動等の安定性を認識する
ことができる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネガフィルムは撮像機能を主に担当し、色修正機能はデ
ジタル画像処理で行うこととしたので、フィルムの構成
が簡単になり、また、被写体の色を忠実に再現した画像
を再生できる。また、感光材料が種々の原因により特性
曲線に歪みを生じた場合でも意図した画像を再生でき、
システムとしての信頼性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 人間の感色性を示すグラフである。
【図2】 ブロック色素と実際の色素の吸収特性を示す
グラフである。
【図3】 この発明の一実施例にかかるカラーネガフィ
ルム(ベーシックネガ)の分光感度特性を示すグラフで
ある。
【図4】 この発明の一実施例にかかる画像処理システ
ムの全体の構成を示すブロック図である。
【図5】 図4に示す復調処理部の第1例の構成を示す
ブロック図である。
【図6】 図4に示す復調処理部の第2例の構成を示す
ブロック図である。
【図7】 図5の変換テーブルメモリ207及び図6の
変換テーブルメモリ217に記憶される変換テーブルの
一例を示す図である。
【図8】 解析濃度と露光濃度の関係を示す特性曲線を
示す図である。
【図9】 図4に示す画像処理部の構成を示すブロック
図である。
【図10】 図4に示す出力回路の構成を示すブロック
図である。
【図11】 システム全体の概略動作の前半を示すフロ
ーチートである。
【図12】 システム全体の概略動作の後半を示すフロ
ーチートである。
【符号の説明】
101…スキャナ、102…復調処理部、103…画像
処理部、104…カラーCRT、105…出力回路、1
06…カラープリンタ、201、211…アナログデジ
タル変換器、202、212…積分濃度変換回路、20
3、206、213、301、307、403…マトリ
クス演算回路、204、214…露光濃度変換回路、2
05…指数演算回路、207、209、217、209
a…変換テーブルメモリ、208、210、218、3
11、312、404…行列係数メモリ、209b…特
性曲線取り込み部、302…画像メモリ、303…CR
T用画像メモリ、304…審美的色修正回路、305…
デジタルアナログ変換回路、308…デスク装置、40
1…対数回路、402…基準値メモリ、405…校正回
路。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルムに固定された被写体の画像を読取
    り、対応する信号に変換する入力変換手段と、 前記入力変換手段に接続され、前記信号に応答して被写
    体の測色情報を示す測色信号を復調する復調手段と、 前記復調手段に接続され、前記測色信号に基づいて、被
    写体と実質的に同一の色相を有する画像を出力する出力
    手段、 を備えることを特徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】前記復調手段は、前記入力変換手段からの
    信号を被写体の露光透過率を示す信号に変換する手段
    と、前記露光透過率を示す信号に所定の3行3列の行列
    演算を施して被写体の測色情報を示す前記測色信号を復
    調する行列演算手段を備えることを特徴とする請求項1
    記載の画像処理システム。
  3. 【請求項3】前記復調手段は、前記入力変換手段の出力
    信号を被写体の積分濃度に変換する手段と、前記積分濃
    度に所定の3行3列の行列演算を施して、前記積分濃度
    を解析濃度に変換する手段と、前記解析濃度を前記フィ
    ルムの特性曲線に基づいて露光濃度に変換する露光濃度
    変換手段と、前記露光濃度を用いて所定の指数演算を行
    い、露光透過率を求める手段と、前記露光透過率に所定
    の3行3列の行列演算を施して被写体の測色情報を再現
    する手段、を備えることを特徴とする請求項1記載の画
    像処理システム。
  4. 【請求項4】前記復調手段の前記露光濃度変換手段は、
    予め前記フィルムの特性曲線に基づいた解析濃度と露光
    濃度との対応情報を記憶する記憶手段と、予め前記フィ
    ルムの撮影画面外に記録された前記フィルムの特性曲線
    情報から基準情報を読み取り、この基準情報に基づいて
    前記記憶手段の前記解析濃度と前記露光濃度との対応を
    調整する調整手段と、前記記憶手段の前記対応情報を参
    照し、前記行列演算によって求められた解析濃度を露光
    濃度に変換する手段、を備えることを特徴とする請求項
    3記載の画像処理システム。
  5. 【請求項5】前記出力手段は、前記測色信号に応答し
    て、被写体の色と実質的に同一の色を有する画像を表示
    する表示装置と、所定の出力メデア上に被写体の色と実
    質的に同一の色を有する画像を形成するプリンタの少な
    くとも一方を備えることを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれか1つに記載の画像処理システム。
  6. 【請求項6】前記出力手段は、前記復調手段からの前記
    測色信号を出力手段の画像形成に使用する3原色を基準
    とした測色信号に変換する手段と、変換後の測色信号を
    記憶する手段と、前記記憶手段から読み出した変換後の
    測色信号に従って画像を出力する手段、を含むことを特
    徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の画像処
    理システム。
  7. 【請求項7】前記出力手段は、前記測色信号を対数変換
    する手段と、対数変換後の測色信号に3行3列の行列演
    算を施すことにより、出力画像を形成する色材の濃度を
    指示する色材信号を得る手段、を備えることを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれか1つに記載の画像処理シス
    テム。
  8. 【請求項8】前記出力手段は、前記測色信号と前記色材
    信号の関係を示すテーブルと、該テーブルを参照して前
    記測色信号を前記色材信号に変換する手段、を備えるこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
    画像処理システム。
  9. 【請求項9】前記出力手段は、前記測色信号を審美的に
    修正する審美的色修正手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項1乃至8のいずれか1つに記載の画像処理シ
    ステム。
  10. 【請求項10】露光量に応じてシアン、マゼンタ、イエ
    ローの対応する一色に発色する3つの感光層を含み、前
    記感光層の分光感度の測色的品質係数は0.9以上であ
    り、カラードカプラおよびDIRカプラを含まないこと
    を特徴とする請求項1乃至9のいずれか1つに記載の画
    像処理システム用フィルム。
  11. 【請求項11】露光量に応じてシアン、マゼンタ、イエ
    ローに発色し、分光感度がすべて正の値で、分光感度と
    人間の感色性との一致度を示す品質係数が0.9以上で
    あるフィルム上に被写体像を固定する工程と、 前記フィルム上の前記被写体像を対応する画像データに
    変換する工程と、 前記画像データから被写体の色情報を復調する工程と、 前記色情報に基づいて、被写体と実質的に同一の色を有
    する画像を出力する工程、を備えることを特徴とする画
    像処理方法。
JP5149862A 1992-09-08 1993-05-31 ネガフィルムから被写体の色を忠実に再現できる画像処理システムおよび画像処理方法 Pending JPH06139323A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5149862A JPH06139323A (ja) 1992-09-08 1993-05-31 ネガフィルムから被写体の色を忠実に再現できる画像処理システムおよび画像処理方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26411492 1992-09-08
JP4-264114 1992-09-08
JP5149862A JPH06139323A (ja) 1992-09-08 1993-05-31 ネガフィルムから被写体の色を忠実に再現できる画像処理システムおよび画像処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06139323A true JPH06139323A (ja) 1994-05-20

Family

ID=26479629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5149862A Pending JPH06139323A (ja) 1992-09-08 1993-05-31 ネガフィルムから被写体の色を忠実に再現できる画像処理システムおよび画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06139323A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6660463B2 (en) 2001-09-14 2003-12-09 Fuji Photo Film Co., Ltd. Color light-sensitive materials, as well as an image processing method and apparatus using the same
US7830566B2 (en) 2003-09-18 2010-11-09 Fujifilm Corporation Image processing method and device enabling faithful reproduction of appearance and further preferred color reproduction of appearance, image output device and digital camera using the same, and image processing program for executing the image processing method and recording medium on which the program is recorded
WO2017221568A1 (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 キヤノン株式会社 色分解処理装置、色分解処理方法、色分解lutの作成方法及びプログラム
JP2018032941A (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 キヤノン株式会社 色分解処理装置、色分解処理方法、色分解lutの作成方法及びプログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6660463B2 (en) 2001-09-14 2003-12-09 Fuji Photo Film Co., Ltd. Color light-sensitive materials, as well as an image processing method and apparatus using the same
US6806041B2 (en) 2001-09-14 2004-10-19 Fuji Photo Film Co., Ltd. Color light-sensitive materials, as well as an image processing method and apparatus using the same
US7830566B2 (en) 2003-09-18 2010-11-09 Fujifilm Corporation Image processing method and device enabling faithful reproduction of appearance and further preferred color reproduction of appearance, image output device and digital camera using the same, and image processing program for executing the image processing method and recording medium on which the program is recorded
WO2017221568A1 (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 キヤノン株式会社 色分解処理装置、色分解処理方法、色分解lutの作成方法及びプログラム
US10848643B2 (en) 2016-06-24 2020-11-24 Canon Kabushiki Kaisha Color conversion processing apparatus, color conversion processing method, creation method of color conversion LUT and storage medium
JP2018032941A (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 キヤノン株式会社 色分解処理装置、色分解処理方法、色分解lutの作成方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0587128B1 (en) Image processing system and method for faithfully reproducing colors of objects from negative film
KR940005828B1 (ko) 컬러화상 처리장치
US5452111A (en) Methods and associated apparatus for forming image data metrics which achieve media compatibility for subsequent imaging applications
Hung Colorimetric calibration for scanners and media
JP3907783B2 (ja) 色変換方法
US6377330B1 (en) Method for calibrating a photofinishing system and components for use in such a method
US20020122589A1 (en) Constructing profiles to compensate for non-linearities in image capture
US6836345B1 (en) Method for including traditional photographic calibration into digital color management
JP3907810B2 (ja) 3次元ルックアップテーブルの補正法およびこれを行う画像処理装置ならびにこれを備えたデジタルカラープリンタ
US6628826B1 (en) Color reproduction of images from color films
Pointer et al. Practical camera characterization for colour measurement
JPH06139323A (ja) ネガフィルムから被写体の色を忠実に再現できる画像処理システムおよび画像処理方法
WO1991010316A1 (en) Methods and associated apparatus for forming image data metrics which achieve media compatibility for subsequent imaging applications
US5966505A (en) Image outputting method and converting information producing method
JP2002335417A (ja) 電子的にスキャンされたカラー・ネガフィルムないしポジフィルムからオリジナルシーンを自動的にリプロダクションする方法
JP2002185803A (ja) カラー画像復元方法及び装置並びに該方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体
JPWO2014034945A1 (ja) デジタルカメラ、情報処理方法およびコンピュータプログラム
US6882451B2 (en) Method and means for determining estimated relative exposure values from optical density values of photographic media
Pointer et al. A color reproduction index
Green Characterization of Input Devices
Tuijn Input calibration for negative originals
JP2003066546A (ja) フィルムチャート原版およびフィルムチャート
JP2001309195A (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JP2000004370A (ja) 画像処理方法、記憶媒体、および画像処理装置
BERNS Design and Evaluation of Image Quality. Color Gamut Mapping Techniques for Color Hard Copy Images.