JPH0614006A - スペクトラム拡散通信システム及び送受信装置 - Google Patents
スペクトラム拡散通信システム及び送受信装置Info
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- JPH0614006A JPH0614006A JP4169676A JP16967692A JPH0614006A JP H0614006 A JPH0614006 A JP H0614006A JP 4169676 A JP4169676 A JP 4169676A JP 16967692 A JP16967692 A JP 16967692A JP H0614006 A JPH0614006 A JP H0614006A
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- transmission
- spread spectrum
- signal
- clock
- spread
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 通常時のスペクトラム拡散信号の帯域幅2B
A に対して、通信量が増えたときや伝送品質が低下した
ときには、クロックレートを上げて、広い帯域幅2BB
とし、通信量が減ったときや伝送品質が高いときには、
クロックレートを下げて、狭い帯域幅2BC とする。 【効果】 通信量が多いときや伝送品質が低いときには
S/Nの劣化を防ぎ、通信量が少ないときや伝送品質が
高いときには省電力化を図る。
A に対して、通信量が増えたときや伝送品質が低下した
ときには、クロックレートを上げて、広い帯域幅2BB
とし、通信量が減ったときや伝送品質が高いときには、
クロックレートを下げて、狭い帯域幅2BC とする。 【効果】 通信量が多いときや伝送品質が低いときには
S/Nの劣化を防ぎ、通信量が少ないときや伝送品質が
高いときには省電力化を図る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スペクトラム拡散通信
システム及びスペクトラム拡散送受信装置に関し、特
に、スペクトラム拡散信号のクロックレートを適応的に
変化させ得るようなスペクトラム拡散通信システム及び
送受信装置に関する。
システム及びスペクトラム拡散送受信装置に関し、特
に、スペクトラム拡散信号のクロックレートを適応的に
変化させ得るようなスペクトラム拡散通信システム及び
送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スペクトラム拡散通信方式においては、
送信装置側で搬送波が疑似雑音(PN)符号系列により
変調(拡散)され、受信装置側で送信装置と同一構造の
符号発生器により発生するPN符号による相関(逆拡
散)過程を経た後、ベースバンド復調されてデータが得
られる。このようなスペクトラム拡散方式の場合、単位
周波数当たりのパワー密度が低いため、他の通信にとっ
ては微小な雑音の増加にしか見えなくとも、通信量が増
加すると、S/N(信号対雑音比)の劣化となり、希望
信号を使って通信する際に支障となる、という問題があ
った。
送信装置側で搬送波が疑似雑音(PN)符号系列により
変調(拡散)され、受信装置側で送信装置と同一構造の
符号発生器により発生するPN符号による相関(逆拡
散)過程を経た後、ベースバンド復調されてデータが得
られる。このようなスペクトラム拡散方式の場合、単位
周波数当たりのパワー密度が低いため、他の通信にとっ
ては微小な雑音の増加にしか見えなくとも、通信量が増
加すると、S/N(信号対雑音比)の劣化となり、希望
信号を使って通信する際に支障となる、という問題があ
った。
【0003】また、その問題を解決するため、スペクト
ラム拡散信号の周波数帯域を広げ、さらに単位周波数当
たりのパワー密度を低くすると、受信装置側でのクロッ
クを速くする必要があり、電力の消費が大きくなるの
で、通信量が少ないときには、不必要にクロックを速く
していることになり、電力の無駄となっていた。
ラム拡散信号の周波数帯域を広げ、さらに単位周波数当
たりのパワー密度を低くすると、受信装置側でのクロッ
クを速くする必要があり、電力の消費が大きくなるの
で、通信量が少ないときには、不必要にクロックを速く
していることになり、電力の無駄となっていた。
【0004】ここで図13は、直接スペクトラム拡散方
式の送信系の変調部を示している。この図13におい
て、キャリア発生器201からのキャリアfc はPSK
(位相シフトキーイング)変調器202に供給され、こ
のキャリアfc は、入力端子203からの送信信号(バ
イナリ変調信号)d(t)によって2相PSK変調される。
PSK変調器202からのPSK変調信号は拡散変調器
204に供給される。この拡散変調器204にはPN
(疑似雑音)符号系列を発生するPN発生器205から
の拡散信号p(t)が供給され、PSK変調信号が拡散変調
される。
式の送信系の変調部を示している。この図13におい
て、キャリア発生器201からのキャリアfc はPSK
(位相シフトキーイング)変調器202に供給され、こ
のキャリアfc は、入力端子203からの送信信号(バ
イナリ変調信号)d(t)によって2相PSK変調される。
PSK変調器202からのPSK変調信号は拡散変調器
204に供給される。この拡散変調器204にはPN
(疑似雑音)符号系列を発生するPN発生器205から
の拡散信号p(t)が供給され、PSK変調信号が拡散変調
される。
【0005】図14のAは上記送信信号d(t)の信号変化
の一例を示し、同図BはPSK変調器202より出力さ
れるPSK変調信号の周波数スペクトラムを示してい
る。この図14において、Td は送信信号d(t)の周期で
あり、周波数幅Bd =1/Tdである。また、図15の
Aは上記拡散信号p(t)の信号変化の一例を示し、同図B
は拡散変調器203より出力されるスペクトラム拡散信
号の周波数スペクトラムを示している。Tp は拡散信号
p(t)の周期を示している。この図15から明らかなよう
に、送信信号d(t)の周期Td に対して拡散信号p(t)の周
期Tp は短く変化が激しいため、拡散変調器203では
周波数スペクトラムが広帯域に拡散される(周波数幅B
p =1/Tp )ことになる。
の一例を示し、同図BはPSK変調器202より出力さ
れるPSK変調信号の周波数スペクトラムを示してい
る。この図14において、Td は送信信号d(t)の周期で
あり、周波数幅Bd =1/Tdである。また、図15の
Aは上記拡散信号p(t)の信号変化の一例を示し、同図B
は拡散変調器203より出力されるスペクトラム拡散信
号の周波数スペクトラムを示している。Tp は拡散信号
p(t)の周期を示している。この図15から明らかなよう
に、送信信号d(t)の周期Td に対して拡散信号p(t)の周
期Tp は短く変化が激しいため、拡散変調器203では
周波数スペクトラムが広帯域に拡散される(周波数幅B
p =1/Tp )ことになる。
【0006】図16は、直接拡散方式の受信系の復調部
を示している。同図において、アンテナ等(図示せず)
で受信されて端子211より入力されたスペクトラム拡
散信号は、中心周波数がfc で2Bp の通過帯域を有す
るバンドパスフィルタ(BPF)212に供給されて、
必要な帯域以外の成分が除去される。BPF212で抜
き出されるスペクトラム拡散信号は、例えば乗算器より
成る逆拡散器213に供給される。逆拡散器213には
上述した拡散信号p(t)と同じ信号p(t)’がPN(疑似雑
音)発生器214から供給されて逆拡散が行なわれる。
この場合、PN発生器214からの信号p(t)’は拡散信
号p(t)と位相が一致するように制御され、p(t)・p(t)'=
p(t)2 =1となるようにされる。
を示している。同図において、アンテナ等(図示せず)
で受信されて端子211より入力されたスペクトラム拡
散信号は、中心周波数がfc で2Bp の通過帯域を有す
るバンドパスフィルタ(BPF)212に供給されて、
必要な帯域以外の成分が除去される。BPF212で抜
き出されるスペクトラム拡散信号は、例えば乗算器より
成る逆拡散器213に供給される。逆拡散器213には
上述した拡散信号p(t)と同じ信号p(t)’がPN(疑似雑
音)発生器214から供給されて逆拡散が行なわれる。
この場合、PN発生器214からの信号p(t)’は拡散信
号p(t)と位相が一致するように制御され、p(t)・p(t)'=
p(t)2 =1となるようにされる。
【0007】逆拡散器213からの出力信号は、中心周
波数がfc で2Bd の通過帯域を有するBPF(バンド
パスフィルタ)215に供給され、PSK変調信号が取
り出される。このPSK変調信号はPSK復調器216
に供給されて復調されることにより、上記元の信号d(t)
が出力端子217より取り出される。このように、スペ
クトラム拡散通信は周波数スペクトラムを広帯域に拡散
して通信する方式であり、秘話性、耐干渉性に優れた特
徴を持っている。
波数がfc で2Bd の通過帯域を有するBPF(バンド
パスフィルタ)215に供給され、PSK変調信号が取
り出される。このPSK変調信号はPSK復調器216
に供給されて復調されることにより、上記元の信号d(t)
が出力端子217より取り出される。このように、スペ
クトラム拡散通信は周波数スペクトラムを広帯域に拡散
して通信する方式であり、秘話性、耐干渉性に優れた特
徴を持っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スペクトラ
ム拡散通信方式の通信システムを正常に維持するために
は、基地局側での受信電力が各々の移動局との通信チャ
ンネルにおいて均一であることが必要である。したがっ
て、移動局の移動や外部環境の変化に応じて基地局への
送信電力をコントロールしなければならず、システムの
回線容量の上限付近においては、そのコントロール精度
は0.5dB以下でなければならないことが理論的に計算
されている。しかし、この精度の実現は困難であり、ス
ペクトラム拡散通信方式による符号分割多重方式の問題
点とされていた。
ム拡散通信方式の通信システムを正常に維持するために
は、基地局側での受信電力が各々の移動局との通信チャ
ンネルにおいて均一であることが必要である。したがっ
て、移動局の移動や外部環境の変化に応じて基地局への
送信電力をコントロールしなければならず、システムの
回線容量の上限付近においては、そのコントロール精度
は0.5dB以下でなければならないことが理論的に計算
されている。しかし、この精度の実現は困難であり、ス
ペクトラム拡散通信方式による符号分割多重方式の問題
点とされていた。
【0009】ここで、図17のA、B、Cに、図16の
入力端子211からBPF212へ送られる信号、逆拡
散器213からBPF215へ送られる信号、BPF2
15からPSK復調部216へ送られる信号の各周波数
スペクトルをそれぞれ示している。図17のAでは、帯
域幅2Bp のスペクトラム拡散信号の中に、狭帯域干渉
成分が混在している。このときの信号のパワーをPr 、
干渉波のパワーをPIとするとき、Aでの信号対干渉波
パワー比(S/I)A は、 (S/I)A =Pr /PI となる。図17のBでは、上記Aと逆の関係になってお
り、2Bd の帯域幅を持つBPF215を通過すること
で、Cのようになる。ここでの信号対干渉波パワー比
(S/I)C は、 (S/I)C =(Pr /PI )(Bp /Bd ) =(S/I)A (Bp /Bd ) =(S/I)A G となる。ここで、Gは、処理利得と呼ばれ、G=Bp /
Bd である。すなわち、入力信号にスペクトラム拡散変
調をかけることにより、信号対干渉波パワー比が(S/
I)A から(S/I)C にGだけ改善される結果とな
り、このようなスペクトラム拡散方式を用いると、干渉
信号成分の影響を受けにくいという効果が得られるわけ
である。
入力端子211からBPF212へ送られる信号、逆拡
散器213からBPF215へ送られる信号、BPF2
15からPSK復調部216へ送られる信号の各周波数
スペクトルをそれぞれ示している。図17のAでは、帯
域幅2Bp のスペクトラム拡散信号の中に、狭帯域干渉
成分が混在している。このときの信号のパワーをPr 、
干渉波のパワーをPIとするとき、Aでの信号対干渉波
パワー比(S/I)A は、 (S/I)A =Pr /PI となる。図17のBでは、上記Aと逆の関係になってお
り、2Bd の帯域幅を持つBPF215を通過すること
で、Cのようになる。ここでの信号対干渉波パワー比
(S/I)C は、 (S/I)C =(Pr /PI )(Bp /Bd ) =(S/I)A (Bp /Bd ) =(S/I)A G となる。ここで、Gは、処理利得と呼ばれ、G=Bp /
Bd である。すなわち、入力信号にスペクトラム拡散変
調をかけることにより、信号対干渉波パワー比が(S/
I)A から(S/I)C にGだけ改善される結果とな
り、このようなスペクトラム拡散方式を用いると、干渉
信号成分の影響を受けにくいという効果が得られるわけ
である。
【0010】次に、狭帯域干渉信号成分ではなく、白色
雑音(ホワイトノイズ)を含む場合を考える。上述と同
様に考えて、図16の各部の信号のスペクトルは、図1
8のA、B、Cのようになる。図18のAのS/Nであ
る(S/N)A は、白色雑音信号成分のパワーをN0 と
して、 (S/N)A =Pr /(N0 ・2Bp ) となる。同様にして、図18のCのS/Nである(S/
N)C は、 (S/N)A =Pr /(N0 ・2Bd ) =(S/N)A (Bp /Bd ) =(S/N)A G となり、この場合も、上記図17と共に説明した狭帯域
干渉信号の場合と同様の結果となる。
雑音(ホワイトノイズ)を含む場合を考える。上述と同
様に考えて、図16の各部の信号のスペクトルは、図1
8のA、B、Cのようになる。図18のAのS/Nであ
る(S/N)A は、白色雑音信号成分のパワーをN0 と
して、 (S/N)A =Pr /(N0 ・2Bp ) となる。同様にして、図18のCのS/Nである(S/
N)C は、 (S/N)A =Pr /(N0 ・2Bd ) =(S/N)A (Bp /Bd ) =(S/N)A G となり、この場合も、上記図17と共に説明した狭帯域
干渉信号の場合と同様の結果となる。
【0011】同じPN符号を使用している同一のシステ
ムでの通信の場合、他の端末で行う通信は、全て白色雑
音に近い雑音となり、スペクトラム拡散通信以外の方式
の通信等は、狭帯域干渉信号成分に近い成分となる。す
なわち、いずれにせよ通信量が増加すると、図17のC
及び図18のCの各斜線部分に示す雑音が増加すること
になり、通信に支障を与えることになる。
ムでの通信の場合、他の端末で行う通信は、全て白色雑
音に近い雑音となり、スペクトラム拡散通信以外の方式
の通信等は、狭帯域干渉信号成分に近い成分となる。す
なわち、いずれにせよ通信量が増加すると、図17のC
及び図18のCの各斜線部分に示す雑音が増加すること
になり、通信に支障を与えることになる。
【0012】これを解消するために、上記処理利得Gを
大きくしようとしてBp を大きく、すなわちスペクトラ
ム拡散信号の帯域を広げると、図16の拡散信号p(t)’
を乗算して逆拡散するときのクロックを速くする必要が
あり、電力をさらに消費する結果となり、それほどGが
大きくなくてよい場合には、無駄が生じていた。
大きくしようとしてBp を大きく、すなわちスペクトラ
ム拡散信号の帯域を広げると、図16の拡散信号p(t)’
を乗算して逆拡散するときのクロックを速くする必要が
あり、電力をさらに消費する結果となり、それほどGが
大きくなくてよい場合には、無駄が生じていた。
【0013】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、通信量が多い場合や伝送品質が劣る場合
にはS/N改善が図れ、通信量が少ない場合や伝送品質
が高い場合には省電力化が図れ、また、通信回線容量の
上限付近における移動局のパワーコントロール精度に余
裕を持たせ得るようなスペクトラム拡散通信システム及
び送受信装置の提供を目的とするものである。
たものであり、通信量が多い場合や伝送品質が劣る場合
にはS/N改善が図れ、通信量が少ない場合や伝送品質
が高い場合には省電力化が図れ、また、通信回線容量の
上限付近における移動局のパワーコントロール精度に余
裕を持たせ得るようなスペクトラム拡散通信システム及
び送受信装置の提供を目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】一の発明に係るスペクト
ラム拡散通信システムは、送信装置と受信装置との間で
送信信号に疑似雑音信号を重畳してスペクトル拡散通信
を行う通信システムにおいて、上記送信装置と上記受信
装置との間の通信量を検出する手段と、この通信量検出
手段からの出力に応じて上記疑似雑音信号のクロック周
波数を変化させる手段とを有して成ることにより、上述
の課題を解決する。
ラム拡散通信システムは、送信装置と受信装置との間で
送信信号に疑似雑音信号を重畳してスペクトル拡散通信
を行う通信システムにおいて、上記送信装置と上記受信
装置との間の通信量を検出する手段と、この通信量検出
手段からの出力に応じて上記疑似雑音信号のクロック周
波数を変化させる手段とを有して成ることにより、上述
の課題を解決する。
【0015】他の発明に係るスペクトラム拡散通信シス
テムは、送信装置と受信装置との間で送信信号に疑似雑
音信号を重畳してスペクトル拡散通信を行う通信システ
ムにおいて、上記受信装置での受信信号の伝送品質を判
定する伝送品質判定手段と、この伝送品質判定手段で判
定される伝送品質に応じて上記疑似雑音信号のクロック
周波数を変化させる手段とを有して成ることを特徴とす
る。
テムは、送信装置と受信装置との間で送信信号に疑似雑
音信号を重畳してスペクトル拡散通信を行う通信システ
ムにおいて、上記受信装置での受信信号の伝送品質を判
定する伝送品質判定手段と、この伝送品質判定手段で判
定される伝送品質に応じて上記疑似雑音信号のクロック
周波数を変化させる手段とを有して成ることを特徴とす
る。
【0016】さらに他の発明に係るスペクトラム拡散送
受信装置は、受信信号の伝送品質を判定する伝送品質判
定手段と、この伝送品質判定手段で判定される伝送品質
に基づいて、送信用拡散符号のクロック速度の変更デー
タを送信信号に合成するデータ合成手段と、送信用拡散
符号のクロック速度を制御するクロック制御手段とを備
えるものである。
受信装置は、受信信号の伝送品質を判定する伝送品質判
定手段と、この伝送品質判定手段で判定される伝送品質
に基づいて、送信用拡散符号のクロック速度の変更デー
タを送信信号に合成するデータ合成手段と、送信用拡散
符号のクロック速度を制御するクロック制御手段とを備
えるものである。
【0017】またさらに他の発明に係るスペクトラム拡
散送受信システムは、第1のスペクトラム拡散送受信装
置からの受信信号の品質を判定する伝送品質判定手段
と、この伝送信号品質判定手段で判定される伝送品質に
基づいて第1のスペクトラム拡散送受信装置の送信用拡
散符号のクロック速度を制御するクロック制御データを
作成する制御データ作成手段と、この制御データ作成手
段によって作成されるクロック制御データを送信信号に
合成するデータ合成手段と、第1のスペクトラム拡散送
受信装置からの受信信号の拡散符号のクロック速度の変
更にともなって通過させる帯域幅を制御できるバンドパ
スフィルタ回路とを備える第2のスペクトラム拡散送受
信装置と、第2のスペクトラム拡散送受信装置からの受
信信号より上記クロック制御データを抽出するデータ抽
出手段と、このデータ抽出手段で抽出されるクロック制
御データに基づいて送信用拡散符号のクロック速度を制
御するクロック制御手段とを備える第1のスペクトラム
拡散送受信装置より成るものである。
散送受信システムは、第1のスペクトラム拡散送受信装
置からの受信信号の品質を判定する伝送品質判定手段
と、この伝送信号品質判定手段で判定される伝送品質に
基づいて第1のスペクトラム拡散送受信装置の送信用拡
散符号のクロック速度を制御するクロック制御データを
作成する制御データ作成手段と、この制御データ作成手
段によって作成されるクロック制御データを送信信号に
合成するデータ合成手段と、第1のスペクトラム拡散送
受信装置からの受信信号の拡散符号のクロック速度の変
更にともなって通過させる帯域幅を制御できるバンドパ
スフィルタ回路とを備える第2のスペクトラム拡散送受
信装置と、第2のスペクトラム拡散送受信装置からの受
信信号より上記クロック制御データを抽出するデータ抽
出手段と、このデータ抽出手段で抽出されるクロック制
御データに基づいて送信用拡散符号のクロック速度を制
御するクロック制御手段とを備える第1のスペクトラム
拡散送受信装置より成るものである。
【0018】
【作用】一の発明に係るスペクトラム拡散通信システム
によれば、例えば端末と基地局間の通信量に応じてスペ
クトラム拡散信号の帯域を制御することにより、通信量
が多いときには帯域を広げてS/Nの劣化を防ぎ、少な
いときには帯域を狭くして省電力化が図れる。
によれば、例えば端末と基地局間の通信量に応じてスペ
クトラム拡散信号の帯域を制御することにより、通信量
が多いときには帯域を広げてS/Nの劣化を防ぎ、少な
いときには帯域を狭くして省電力化が図れる。
【0019】他の発明によれば、例えば受信側での受信
信号の伝送品質に応じてスペクトラム拡散信号の帯域を
制御することにより、伝送品質の低いときにはS/Nの
劣化を防ぎ、高いときには省電力化が図れる。
信号の伝送品質に応じてスペクトラム拡散信号の帯域を
制御することにより、伝送品質の低いときにはS/Nの
劣化を防ぎ、高いときには省電力化が図れる。
【0020】さらに他の発明によれば、例えば通信回線
の容量の上限付近では、移動局で伝送品質が所定値より
低下したと判定され、送信用拡散符号のクロック速度を
変更する事を通信相手に知らせるためにクロック速度変
更データを送信信号に合成して送信した後、送信用拡散
符号のクロック速度が上げられる。そのため、スペクト
ラム拡散による処理利得が向上し、通信データのデータ
レートを下げることなく、パワーコントロール精度に余
裕を持たせることが可能になり、移動局の高周波パワー
コントロール回路を簡単な構成のものにすることが出
来、回線容量も理論的な上限に一層近付けることができ
る。
の容量の上限付近では、移動局で伝送品質が所定値より
低下したと判定され、送信用拡散符号のクロック速度を
変更する事を通信相手に知らせるためにクロック速度変
更データを送信信号に合成して送信した後、送信用拡散
符号のクロック速度が上げられる。そのため、スペクト
ラム拡散による処理利得が向上し、通信データのデータ
レートを下げることなく、パワーコントロール精度に余
裕を持たせることが可能になり、移動局の高周波パワー
コントロール回路を簡単な構成のものにすることが出
来、回線容量も理論的な上限に一層近付けることができ
る。
【0021】またさらに他の発明によれば、例えば通信
回線の容量の上限付近では、基地局で伝送品質が所定値
より低下したと判定され、移動局の送信用拡散符号のク
ロック速度を上げるように制御するクロック制御データ
が作成され、基地局送信信号に合成されて送信される。
移動局においては、受信信号より抽出されるクロック制
御データに基づいて、送信用拡散符号のクロック速度が
上げられる。そのため、スペクトラム拡散による処理利
得が向上し、通信データのデータレートを下げることな
く、パワーコントロール精度に余裕を持たせることが可
能になり、移動局の高周波パワーコントロール回路を簡
単な構成のものにすることが出来、回線容量も理論的な
上限に一層近付けることができる。
回線の容量の上限付近では、基地局で伝送品質が所定値
より低下したと判定され、移動局の送信用拡散符号のク
ロック速度を上げるように制御するクロック制御データ
が作成され、基地局送信信号に合成されて送信される。
移動局においては、受信信号より抽出されるクロック制
御データに基づいて、送信用拡散符号のクロック速度が
上げられる。そのため、スペクトラム拡散による処理利
得が向上し、通信データのデータレートを下げることな
く、パワーコントロール精度に余裕を持たせることが可
能になり、移動局の高周波パワーコントロール回路を簡
単な構成のものにすることが出来、回線容量も理論的な
上限に一層近付けることができる。
【0022】
【実施例】図1は、本発明に係るスペクトラム拡散通信
システムの基本概念を説明するための概略構成を示すブ
ロック図であり、同じPN(疑似雑音)符号系列を用い
てスペクトラム拡散通信を行っていると仮定している。
システムの基本概念を説明するための概略構成を示すブ
ロック図であり、同じPN(疑似雑音)符号系列を用い
てスペクトラム拡散通信を行っていると仮定している。
【0023】この図1において、スペクトラム拡散通信
システムの基地局1に対して、複数(n個)の端末
21 、22 、・・・、2n があり、基地局1は、各端末
との通信量の状況を把握し、通信を行っている。実際に
通信中の端末数がある閾値を越えたときには、処理利得
Gを大きくし、すなわちスペクトラム拡散信号の帯域幅
を大きくし、S/Nを良くする。逆に、通信を行ってい
る端末数が少ないときには、スペクトラム拡散信号の帯
域幅を通信可能な幅まで狭くすることによって、逆拡散
の際のクロックを遅くすることができるため、省電力化
が可能となる。
システムの基地局1に対して、複数(n個)の端末
21 、22 、・・・、2n があり、基地局1は、各端末
との通信量の状況を把握し、通信を行っている。実際に
通信中の端末数がある閾値を越えたときには、処理利得
Gを大きくし、すなわちスペクトラム拡散信号の帯域幅
を大きくし、S/Nを良くする。逆に、通信を行ってい
る端末数が少ないときには、スペクトラム拡散信号の帯
域幅を通信可能な幅まで狭くすることによって、逆拡散
の際のクロックを遅くすることができるため、省電力化
が可能となる。
【0024】すなわち、図2において、Aは通常の通信
量の場合のスペクトラム拡散信号のスペクトルの分布を
示し、帯域幅を2BA とする。図2のBは通信中の端末
数が多いときを、またCは通信中の端末数が少ないとき
をそれぞれ示し、各場合の帯域幅をそれぞれ2BB 、2
BC としている。これらの各帯域幅の関係は、 BB >BA >BC である。
量の場合のスペクトラム拡散信号のスペクトルの分布を
示し、帯域幅を2BA とする。図2のBは通信中の端末
数が多いときを、またCは通信中の端末数が少ないとき
をそれぞれ示し、各場合の帯域幅をそれぞれ2BB 、2
BC としている。これらの各帯域幅の関係は、 BB >BA >BC である。
【0025】他の応用例としては、同一システムで各端
末からの信号のS/Nを受信する基地局が検出し、S/
Nが全体的に列貸した場合には、全く別のシステムの通
信量が増加したため、狭帯域干渉信号が増加したと判断
し、同様にスペクトラム拡散信号帯域幅を変えるという
方法もある。例えば、朝、夕には自動車電話の通信量が
増えるので、雑音が増加し、これを検出してスペクトラ
ム拡散信号の帯域幅を広くし、処理利得Gを大きくして
S/Nの劣化を防ぐ、というものである。
末からの信号のS/Nを受信する基地局が検出し、S/
Nが全体的に列貸した場合には、全く別のシステムの通
信量が増加したため、狭帯域干渉信号が増加したと判断
し、同様にスペクトラム拡散信号帯域幅を変えるという
方法もある。例えば、朝、夕には自動車電話の通信量が
増えるので、雑音が増加し、これを検出してスペクトラ
ム拡散信号の帯域幅を広くし、処理利得Gを大きくして
S/Nの劣化を防ぐ、というものである。
【0026】上記のいずれの場合も、スペクトラム拡散
信号の帯域幅を可変する場合には、基地局が端末に、い
つから、どんなタイミングで、どれぐらいの帯域幅に変
えるのかを指示し、端末側は、その帯域幅のスペクトラ
ム拡散信号を逆拡散するだけのクロックを用意しなけれ
ばならない。この複数種類のクロックについては、分周
により作る方法や、発振子を複数個持ってスイッチで切
り換える方法等が考えられる。
信号の帯域幅を可変する場合には、基地局が端末に、い
つから、どんなタイミングで、どれぐらいの帯域幅に変
えるのかを指示し、端末側は、その帯域幅のスペクトラ
ム拡散信号を逆拡散するだけのクロックを用意しなけれ
ばならない。この複数種類のクロックについては、分周
により作る方法や、発振子を複数個持ってスイッチで切
り換える方法等が考えられる。
【0027】図3及び図4は、以上の各処理のフローチ
ャートをそれぞれ示している。先ず、図3の最初のステ
ップS11において、基地局は現在の通信量Tを検出す
る。次のステップS12では、この通信量Tが、所定の
閾値TA より大きいか否かを判別し、NOのときはステ
ップS13に、YESのときはステップS14に進んで
いる。ステップS14では、基地局が、スペクトラム拡
散信号の帯域幅を、いつから、どれだけ広くするのか
を、各端末に指示する。具体的には、帯域幅切換指示デ
ータを含む信号を基地局から各端末に送信している。各
端末側は、ステップS15に示すように、上記基地局か
らの指示に応じて、その帯域幅で逆拡散処理が行えるよ
うにクロックを切り換える。
ャートをそれぞれ示している。先ず、図3の最初のステ
ップS11において、基地局は現在の通信量Tを検出す
る。次のステップS12では、この通信量Tが、所定の
閾値TA より大きいか否かを判別し、NOのときはステ
ップS13に、YESのときはステップS14に進んで
いる。ステップS14では、基地局が、スペクトラム拡
散信号の帯域幅を、いつから、どれだけ広くするのか
を、各端末に指示する。具体的には、帯域幅切換指示デ
ータを含む信号を基地局から各端末に送信している。各
端末側は、ステップS15に示すように、上記基地局か
らの指示に応じて、その帯域幅で逆拡散処理が行えるよ
うにクロックを切り換える。
【0028】ステップS13では、上記検出された現在
の通信量Tが、他の所定の閾値TB(TB <TA )より
小さいか否かを判別し、YESのときはステップS16
に進む。このステップS16では、基地局が、スペクト
ラム拡散信号の帯域幅を、いつから、どれだけ狭くする
のかを、各端末に指示する。次のステップS15は、上
述したように、各端末側で、基地局からの指示に応じて
クロックを切り換える処理を行う。ステップS13でN
Oと判別されたときには、通信量Tが、上記2つの閾値
TA 、TB の間にある(TB ≦T≦TA )ことになり、
ステップS17に進んで、通常の帯域幅とする。この場
合、端末側では、それ以前のクロックが上記広帯域幅や
狭帯域幅に対応したクロックのとき、元の通常帯域幅に
対応したクロックに切り換える。
の通信量Tが、他の所定の閾値TB(TB <TA )より
小さいか否かを判別し、YESのときはステップS16
に進む。このステップS16では、基地局が、スペクト
ラム拡散信号の帯域幅を、いつから、どれだけ狭くする
のかを、各端末に指示する。次のステップS15は、上
述したように、各端末側で、基地局からの指示に応じて
クロックを切り換える処理を行う。ステップS13でN
Oと判別されたときには、通信量Tが、上記2つの閾値
TA 、TB の間にある(TB ≦T≦TA )ことになり、
ステップS17に進んで、通常の帯域幅とする。この場
合、端末側では、それ以前のクロックが上記広帯域幅や
狭帯域幅に対応したクロックのとき、元の通常帯域幅に
対応したクロックに切り換える。
【0029】また、他の通信量を検出して帯域幅及びク
ロック切換を行う場合には、例えば図4に示すような処
理フローが考えられる。この図4のステップS21〜S
23が上記図3の処理フローと異なっており、他のステ
ップS14〜S17は、図3と同様であるため、説明を
省略する。
ロック切換を行う場合には、例えば図4に示すような処
理フローが考えられる。この図4のステップS21〜S
23が上記図3の処理フローと異なっており、他のステ
ップS14〜S17は、図3と同様であるため、説明を
省略する。
【0030】この図4において、最初のステップS21
では、基地局が各端末からの信号のS/Nの値xを検出
し、ステップS22で第1の閾値xA より小さいか否か
を、次のステップS23で第2の閾値xB より大きいか
否かをそれぞれ検出している。ステップS22でYES
のとき上記ステップS14に、NOのときステップS2
3にそれぞれ進み、ステップS23でYESのとき上記
ステップS16に、NOのとき上記ステップS17にそ
れぞれ進んでいる。
では、基地局が各端末からの信号のS/Nの値xを検出
し、ステップS22で第1の閾値xA より小さいか否か
を、次のステップS23で第2の閾値xB より大きいか
否かをそれぞれ検出している。ステップS22でYES
のとき上記ステップS14に、NOのときステップS2
3にそれぞれ進み、ステップS23でYESのとき上記
ステップS16に、NOのとき上記ステップS17にそ
れぞれ進んでいる。
【0031】次に、このような処理が行われる基地局側
及び端末側の各構成の一例を、図5及び図6に示す。す
なわち、図5は基地局側の概略構成例を示すブロック回
路図、図6は端末側の概略構成例を示すブロック回路図
である。
及び端末側の各構成の一例を、図5及び図6に示す。す
なわち、図5は基地局側の概略構成例を示すブロック回
路図、図6は端末側の概略構成例を示すブロック回路図
である。
【0032】図5において、基地局側では、各端末から
送信された信号を受信アンテナ31で受信し、この受信
された高周波数(RF)信号を周波数変換回路32に送
って中間周波数(IF)信号に変換する。ディジタル処
理構成の場合はここでA/D変換も行う。その後、いく
つかの復調ブロック331 、332 、・・・に送る。基
地局側では、通信量に応じて、いくつかの復調部3
31 、332 、・・・を有している。各復調部331 、
332 、・・・では、疑似雑音(PN)発生回路38か
らのPN符号系列を用いて逆拡散処理を行い、その後、
データ復調を行う。通信データが符号化されている場合
にはここでデコードされる。復調されたデータは、いわ
ゆるベースバンドプロセッサ等のデータ処理・制御回路
部34に送られる。このデータ処理・制御回路部34で
は、データの処理や送受信の制御、及び上記疑似雑音
(PN)のクロックレートの切換制御等が行われる。
送信された信号を受信アンテナ31で受信し、この受信
された高周波数(RF)信号を周波数変換回路32に送
って中間周波数(IF)信号に変換する。ディジタル処
理構成の場合はここでA/D変換も行う。その後、いく
つかの復調ブロック331 、332 、・・・に送る。基
地局側では、通信量に応じて、いくつかの復調部3
31 、332 、・・・を有している。各復調部331 、
332 、・・・では、疑似雑音(PN)発生回路38か
らのPN符号系列を用いて逆拡散処理を行い、その後、
データ復調を行う。通信データが符号化されている場合
にはここでデコードされる。復調されたデータは、いわ
ゆるベースバンドプロセッサ等のデータ処理・制御回路
部34に送られる。このデータ処理・制御回路部34で
は、データの処理や送受信の制御、及び上記疑似雑音
(PN)のクロックレートの切換制御等が行われる。
【0033】基地局から各端末への送信は、ベースバン
ドプロセッサ等のデータ処理・制御回路部34から、送
りたいデータを変調部351 、352 、・・・に送り、
ここで変調や符号化処理等を施した後、疑似雑音(P
N)発生回路39からのPN符号で拡散処理する。その
信号を、ハイパワーアンプ36で送信出力信号に変換
(増幅)し、送信アンテナ47より電波を各端末に送る
わけである。本発明の場合は、基地局で、データ処理・
制御回路部34が上記通信量Tを、例えば復調部3
31 、332 、・・・の内の動作中の回路の個数を監視
すること等によって把握し、図3で示したフローチャー
トに従って、各復調部331 、332 、・・・で逆拡散
する際や、各変調部351 、352 、・・・で拡散する
際の疑似雑音(PN)符号系列のクロックを変えること
になる。
ドプロセッサ等のデータ処理・制御回路部34から、送
りたいデータを変調部351 、352 、・・・に送り、
ここで変調や符号化処理等を施した後、疑似雑音(P
N)発生回路39からのPN符号で拡散処理する。その
信号を、ハイパワーアンプ36で送信出力信号に変換
(増幅)し、送信アンテナ47より電波を各端末に送る
わけである。本発明の場合は、基地局で、データ処理・
制御回路部34が上記通信量Tを、例えば復調部3
31 、332 、・・・の内の動作中の回路の個数を監視
すること等によって把握し、図3で示したフローチャー
トに従って、各復調部331 、332 、・・・で逆拡散
する際や、各変調部351 、352 、・・・で拡散する
際の疑似雑音(PN)符号系列のクロックを変えること
になる。
【0034】また、他の例として、上記各端末からの信
号のS/N値に応じたクロック制御を行う場合には、例
えば各復調部331 、332 、・・・で受信信号のS/
Nを検出し、その検出信号をベースバンドプロセッサ等
のデータ処理・制御回路部34に送って、上記逆拡散や
拡散の際のPN符号のクロックを変える。
号のS/N値に応じたクロック制御を行う場合には、例
えば各復調部331 、332 、・・・で受信信号のS/
Nを検出し、その検出信号をベースバンドプロセッサ等
のデータ処理・制御回路部34に送って、上記逆拡散や
拡散の際のPN符号のクロックを変える。
【0035】次に、図6に示す端末側も同様であり、受
信アンテナ41で受信されたRF信号を周波数変換回路
42に送ってIF信号に変換し、復調部43でPN(疑
似雑音)符号による逆拡散処理を含む復調処理して、ベ
ースバンドプロセッサ等のデータ処理・制御回路部44
に送り、データ処理及び送受信制御を行う。データ処理
・制御回路部44からの送信データは、変調部45に送
られ、変調やPN符号化処理等が施されて、ハイパワー
アンプ46で送信用信号に変換(増幅)され、送信アン
テナ47を介して基地局に送信される。この端末側で
は、上記基地局側からの上記クロック切換指示信号に応
じて、データ処理・制御回路部44が復調部43での逆
拡散や変調部45での拡散処理のPNクロックを切り換
える。
信アンテナ41で受信されたRF信号を周波数変換回路
42に送ってIF信号に変換し、復調部43でPN(疑
似雑音)符号による逆拡散処理を含む復調処理して、ベ
ースバンドプロセッサ等のデータ処理・制御回路部44
に送り、データ処理及び送受信制御を行う。データ処理
・制御回路部44からの送信データは、変調部45に送
られ、変調やPN符号化処理等が施されて、ハイパワー
アンプ46で送信用信号に変換(増幅)され、送信アン
テナ47を介して基地局に送信される。この端末側で
は、上記基地局側からの上記クロック切換指示信号に応
じて、データ処理・制御回路部44が復調部43での逆
拡散や変調部45での拡散処理のPNクロックを切り換
える。
【0036】ここで図7には、上記変調部331 、33
2 、・・・や45の一具体例を示している。この図7
は、データをBPSK(2相位相変調)して、その後、
スペクトラム拡散信号に変換する例を示している。図7
において、上記データ処理・制御回路部34(あるいは
44)からの送信データは、入力端子51を介して乗算
器53に送られ、入力端子52からのキャリア(搬送
波)信号と乗算されることで、BPSK変調信号とな
る。次に、このBPSK信号が、PN符号発生器54に
よって発生されたPN符号と乗算器57で乗算され、出
力端子58からスペクトラム拡散信号が取り出される。
さらに、本発明実施例においては、PN符号発生器54
には、切換選択スイッチ55により、複数個のクロック
発振器561 、562 、・・・からの各クロックの一つ
が切換選択されて供給されるようになっている。この切
換選択スイッチ55は、データ処理・制御回路部34が
通信量等を検出し、その信号を制御端子57に供給する
ことによって制御している。また、端末側の場合には、
データ処理・制御回路部44が基地局から送信された上
記クロック切換指示データに応じた制御信号を端子57
に送るわけである。なお、基地局側と端末側で、拡散、
逆拡散する際に、同じクロックを選択しなければならな
いことは勿論である。
2 、・・・や45の一具体例を示している。この図7
は、データをBPSK(2相位相変調)して、その後、
スペクトラム拡散信号に変換する例を示している。図7
において、上記データ処理・制御回路部34(あるいは
44)からの送信データは、入力端子51を介して乗算
器53に送られ、入力端子52からのキャリア(搬送
波)信号と乗算されることで、BPSK変調信号とな
る。次に、このBPSK信号が、PN符号発生器54に
よって発生されたPN符号と乗算器57で乗算され、出
力端子58からスペクトラム拡散信号が取り出される。
さらに、本発明実施例においては、PN符号発生器54
には、切換選択スイッチ55により、複数個のクロック
発振器561 、562 、・・・からの各クロックの一つ
が切換選択されて供給されるようになっている。この切
換選択スイッチ55は、データ処理・制御回路部34が
通信量等を検出し、その信号を制御端子57に供給する
ことによって制御している。また、端末側の場合には、
データ処理・制御回路部44が基地局から送信された上
記クロック切換指示データに応じた制御信号を端子57
に送るわけである。なお、基地局側と端末側で、拡散、
逆拡散する際に、同じクロックを選択しなければならな
いことは勿論である。
【0037】以上説明したような実施例によれば、端末
と基地局間の通信量に応じて、スペクトラム拡散信号の
帯域を制御することにより、通信量が多いときにはS/
Nの劣化を防ぎ、少ないときには省電力化を図ることが
できる。
と基地局間の通信量に応じて、スペクトラム拡散信号の
帯域を制御することにより、通信量が多いときにはS/
Nの劣化を防ぎ、少ないときには省電力化を図ることが
できる。
【0038】次に、図8を参照しながら、本発明の他の
実施例について説明する。この実施例は、基地局と移動
局との間でスペクトラム拡散通信をする例である。図8
は移動局の構成を示すブロック図である。同図におい
て、入力端子には、デジタルの音声信号等が送信信号d
T(t) として供給されており、この送信信号dT(t)
は、クロックレート変更情報合成器101に送られてい
る。送信用拡散符号のクロックレートを変更する必要の
あるときには、このクロックレート変更情報合成器1で
送信信号dT(t) とクロックレート変更情報とが合成さ
れる。
実施例について説明する。この実施例は、基地局と移動
局との間でスペクトラム拡散通信をする例である。図8
は移動局の構成を示すブロック図である。同図におい
て、入力端子には、デジタルの音声信号等が送信信号d
T(t) として供給されており、この送信信号dT(t)
は、クロックレート変更情報合成器101に送られてい
る。送信用拡散符号のクロックレートを変更する必要の
あるときには、このクロックレート変更情報合成器1で
送信信号dT(t) とクロックレート変更情報とが合成さ
れる。
【0039】クロックレート変更情報合成器101から
出力される送信信号は、符号器102で誤り訂正符号化
された後、PSK(位相シフトキーイング)変調器10
3に供給される。このPSK変調器103には、キャリ
ア発生器(図示せず)よりキャリアfc が供給され、こ
のキャリアfc は送信信号によって2相位相シフトキー
イング(BPSK)変調される。
出力される送信信号は、符号器102で誤り訂正符号化
された後、PSK(位相シフトキーイング)変調器10
3に供給される。このPSK変調器103には、キャリ
ア発生器(図示せず)よりキャリアfc が供給され、こ
のキャリアfc は送信信号によって2相位相シフトキー
イング(BPSK)変調される。
【0040】PSK変調器103より出力されるPSK
変調信号は、拡散変調器104に供給される。この拡散
変調器104には拡散符号p(t)が供給され、これにより
PSK変調信号が拡散変調される。拡散変調器104よ
り出力されるスペクトラム拡散信号は、周波数変換器1
07によって中心周波数が高域周波数に変換された後、
出力アンプ(ハイパワーアンプ)108を介し、アンテ
ナ共用器109を経て、送受信アンテナ110に供給さ
れて、基地局に送信される。
変調信号は、拡散変調器104に供給される。この拡散
変調器104には拡散符号p(t)が供給され、これにより
PSK変調信号が拡散変調される。拡散変調器104よ
り出力されるスペクトラム拡散信号は、周波数変換器1
07によって中心周波数が高域周波数に変換された後、
出力アンプ(ハイパワーアンプ)108を介し、アンテ
ナ共用器109を経て、送受信アンテナ110に供給さ
れて、基地局に送信される。
【0041】また、基地局からのスペクトラム拡散信号
は、送受信アンテナ110よりアンテナ共用器109、
増幅器(ローノイズアンプ)111を経て、周波数変換
器112に供給され、中心周波数が復調部113の動作
周波数に周波数変換される。周波数変換器112より出
力されるスペクトラム拡散信号は、復調部113に供給
されて、逆拡散およびPSK復調が行なわれる。
は、送受信アンテナ110よりアンテナ共用器109、
増幅器(ローノイズアンプ)111を経て、周波数変換
器112に供給され、中心周波数が復調部113の動作
周波数に周波数変換される。周波数変換器112より出
力されるスペクトラム拡散信号は、復調部113に供給
されて、逆拡散およびPSK復調が行なわれる。
【0042】復調部113より出力される誤り訂正符号
化されたままの信号は、復号部114で誤り訂正処理が
行なわれて、後段の受信系に供給される。また、復号部
114の入力信号と出力信号は、BER(ビットエラー
レート)検出部115に供給されて、BERが計算判定
される。ここで、システムの通信回線容量の上限では、
移動局の受信信号のBERが3.0×10程度の閾値を越
えることがあり得る。
化されたままの信号は、復号部114で誤り訂正処理が
行なわれて、後段の受信系に供給される。また、復号部
114の入力信号と出力信号は、BER(ビットエラー
レート)検出部115に供給されて、BERが計算判定
される。ここで、システムの通信回線容量の上限では、
移動局の受信信号のBERが3.0×10程度の閾値を越
えることがあり得る。
【0043】BER検出部115で3.0×10程度の閾
値を越える場合には、BER検出部115によって拡散
符号用クロック発生器106が制御されて送信信号に掛
けられる拡散符号のクロックレートが上げられる。
値を越える場合には、BER検出部115によって拡散
符号用クロック発生器106が制御されて送信信号に掛
けられる拡散符号のクロックレートが上げられる。
【0044】本実施例は、以上のように構成され、通信
回線容量の上限では受信信号の伝送品質が低下するた
め、BER検出部115の制御によって送信用拡散符号
クロック発生器106からの送信用拡散符号のクロック
レートが上げられる。そのため、通信回線容量の上限で
は送信用拡散符号p(t)の変化の周期Tp が短くなって、
スペクトラム拡散の処理利得が向上し、パワーコントロ
ール精度に余裕が発生する。
回線容量の上限では受信信号の伝送品質が低下するた
め、BER検出部115の制御によって送信用拡散符号
クロック発生器106からの送信用拡散符号のクロック
レートが上げられる。そのため、通信回線容量の上限で
は送信用拡散符号p(t)の変化の周期Tp が短くなって、
スペクトラム拡散の処理利得が向上し、パワーコントロ
ール精度に余裕が発生する。
【0045】図9はクロックレートと処理利得との関係
を示している。処理利得をGとし、送信信号のデータレ
ートをBd (信号周期はTd )とする。図9の(a) の場
合、拡散符号のクロックレートをB1 (周期T1 )とす
るとG=B1 /Bd であり、図9の(b) の場合、拡散符
号のクロックレートをB2 (周期T2 )とするとG=B
2 /Bd である。拡散符号のクロックレートをB1 から
B2 に上げることで信号はより広帯域に拡散されること
になり、処理利得はB2 /B1 だけ向上することにな
る。
を示している。処理利得をGとし、送信信号のデータレ
ートをBd (信号周期はTd )とする。図9の(a) の場
合、拡散符号のクロックレートをB1 (周期T1 )とす
るとG=B1 /Bd であり、図9の(b) の場合、拡散符
号のクロックレートをB2 (周期T2 )とするとG=B
2 /Bd である。拡散符号のクロックレートをB1 から
B2 に上げることで信号はより広帯域に拡散されること
になり、処理利得はB2 /B1 だけ向上することにな
る。
【0046】図10は、送信用拡散符号のクロックレー
トの増加の割合と、このとき生じるパワーコントロール
精度の余裕の増加分の関係を示したものである。したが
って、上述したように通信回線容量の上限付近で送信用
拡散符号のクロックレートを上げることによって、出力
ハイパワーアンプ108の制御精度に、図10で示す分
だけ余裕を持たせることができる。
トの増加の割合と、このとき生じるパワーコントロール
精度の余裕の増加分の関係を示したものである。したが
って、上述したように通信回線容量の上限付近で送信用
拡散符号のクロックレートを上げることによって、出力
ハイパワーアンプ108の制御精度に、図10で示す分
だけ余裕を持たせることができる。
【0047】スペクトラム拡散通信方式においては、理
論的な通信回線容量の90%程度を保つために、0.5d
B精度のパワーコントロールが必要とされることが計算
されているが、例えば拡散符号のクロックレートを1.2
倍に上げることによって、0.8dBの余裕が発生するた
め、1.3dB精度のパワーコントロールで回線の容量を
保つことが出来、移動局送信部のパワーコントロール回
路を簡単な構成のものにすることができるようになる。
論的な通信回線容量の90%程度を保つために、0.5d
B精度のパワーコントロールが必要とされることが計算
されているが、例えば拡散符号のクロックレートを1.2
倍に上げることによって、0.8dBの余裕が発生するた
め、1.3dB精度のパワーコントロールで回線の容量を
保つことが出来、移動局送信部のパワーコントロール回
路を簡単な構成のものにすることができるようになる。
【0048】なお、上述せずも、送信用拡散符号のクロ
ックレートを上げることによって処理利得が大きくなる
ので、BER検出部115の制御の下、必要なBERよ
り悪化しない程度に出力アンプ108のゲインを低下さ
せてもよい。これにより、消費電力を節約することがで
きる。
ックレートを上げることによって処理利得が大きくなる
ので、BER検出部115の制御の下、必要なBERよ
り悪化しない程度に出力アンプ108のゲインを低下さ
せてもよい。これにより、消費電力を節約することがで
きる。
【0049】次に、図11及び図12を参照しながら、
本発明のさらに他の実施例について説明する。図11は
基地局の構成を示すブロック図である。同図において、
移動局からのスペクトラム拡散信号は送受信アンテナ1
30よりアンテナ共用器129、増幅器(ローノイズア
ンプ)131を経て周波数変換器132に供給され、中
心周波数が復調部133の動作周波数に周波数変換され
る。周波数変換器132より出力されるスペクトラム拡
散信号はスペクトラム拡散信号の帯域幅を持った帯域通
過フィルタ136を通り、復調部133に供給されて、
逆拡散およびPSK復調が行なわれる。
本発明のさらに他の実施例について説明する。図11は
基地局の構成を示すブロック図である。同図において、
移動局からのスペクトラム拡散信号は送受信アンテナ1
30よりアンテナ共用器129、増幅器(ローノイズア
ンプ)131を経て周波数変換器132に供給され、中
心周波数が復調部133の動作周波数に周波数変換され
る。周波数変換器132より出力されるスペクトラム拡
散信号はスペクトラム拡散信号の帯域幅を持った帯域通
過フィルタ136を通り、復調部133に供給されて、
逆拡散およびPSK復調が行なわれる。
【0050】復調部133より出力される誤り訂正符号
化されたままの信号は、復号部134で誤り訂正処理が
行なわれて、後段の受信系に供給される。また、復号部
134の入力信号と出力信号は、BER(ビットエラー
レート)検出部135に供給されて、BERが計算判定
される。ここで、システムの通信回線容量の上限では、
基地局の受信信号のBERが3.0×10程度の閾値を越
えることがあり得る。
化されたままの信号は、復号部134で誤り訂正処理が
行なわれて、後段の受信系に供給される。また、復号部
134の入力信号と出力信号は、BER(ビットエラー
レート)検出部135に供給されて、BERが計算判定
される。ここで、システムの通信回線容量の上限では、
基地局の受信信号のBERが3.0×10程度の閾値を越
えることがあり得る。
【0051】移動局拡散符号クロック制御情報作成部1
37からは、移動局の送信用拡散符号のクロックレート
を制御するクロックレート制御情報が作成されて出力さ
れる。BER検出部135で3.0×10程度の閾値を越
えることが検出された場合、BER検出部135によっ
て作成部137が制御され、移動局拡散符号クロック制
御情報として移動局の送信用拡散符号のクロックレート
を上げる情報が作成される。このとき、クロック制御情
報作成部137は、帯域通過フィルタ136を制御し、
次の移動局送信にあわせて、フィルタ136の通過帯域
幅を制御情報で指示したクロックレートに対応したもの
に切り替える。
37からは、移動局の送信用拡散符号のクロックレート
を制御するクロックレート制御情報が作成されて出力さ
れる。BER検出部135で3.0×10程度の閾値を越
えることが検出された場合、BER検出部135によっ
て作成部137が制御され、移動局拡散符号クロック制
御情報として移動局の送信用拡散符号のクロックレート
を上げる情報が作成される。このとき、クロック制御情
報作成部137は、帯域通過フィルタ136を制御し、
次の移動局送信にあわせて、フィルタ136の通過帯域
幅を制御情報で指示したクロックレートに対応したもの
に切り替える。
【0052】同図11において、音声などの送信信号d
T(t) (既にデジタル信号になっている)は、クロック
レート制御情報合成器121に供給される。この合成器
121には上述した作成部137で作成された移動局送
信用拡散符号の制御情報が供給されて、送信信号dT
(t) に合成される。121から出力される送信信号は符
号器122で誤り訂正符号化された後、PSK変調器1
23に供給される。このPSK変調器123にはキャリ
ア発生器(図示せず)よりキャリアfc が供給され、こ
のキャリアfc は送信信号によって2相PSK変調され
る。
T(t) (既にデジタル信号になっている)は、クロック
レート制御情報合成器121に供給される。この合成器
121には上述した作成部137で作成された移動局送
信用拡散符号の制御情報が供給されて、送信信号dT
(t) に合成される。121から出力される送信信号は符
号器122で誤り訂正符号化された後、PSK変調器1
23に供給される。このPSK変調器123にはキャリ
ア発生器(図示せず)よりキャリアfc が供給され、こ
のキャリアfc は送信信号によって2相PSK変調され
る。
【0053】PSK変調器123より出力されるPSK
変調信号は、拡散変調器124に供給される。この拡散
変調器124には拡散符号p(t)が供給され、これにより
PSK変調信号が拡散変調される。拡散変調器124よ
り出力されるスペクトラム拡散信号は、周波数変換器1
27によって中心周波数が高域周波数に変換された後、
出力アンプ(ハイパワーアンプ)128を介し、アンテ
ナ共用器129を経て、送受信アンテナ130に供給さ
れて、移動局に送信される。
変調信号は、拡散変調器124に供給される。この拡散
変調器124には拡散符号p(t)が供給され、これにより
PSK変調信号が拡散変調される。拡散変調器124よ
り出力されるスペクトラム拡散信号は、周波数変換器1
27によって中心周波数が高域周波数に変換された後、
出力アンプ(ハイパワーアンプ)128を介し、アンテ
ナ共用器129を経て、送受信アンテナ130に供給さ
れて、移動局に送信される。
【0054】図12は移動局の構成を示すブロック図で
ある。図12において、図8と対応する部分には同一番
号を付し、その詳細説明は省略する。基地局からの受信
信号は、復号部114まで図8の場合と全く同様に処理
される。復号部114より出力される、移動局送信用拡
散符号クロックレート制御情報の合成された受信信号
は、クロック制御情報抽出部116に供給される。この
抽出部116より出力されるクロック制御情報の除去さ
れた信号dR(t) は、後段の受信系に供給される。
ある。図12において、図8と対応する部分には同一番
号を付し、その詳細説明は省略する。基地局からの受信
信号は、復号部114まで図8の場合と全く同様に処理
される。復号部114より出力される、移動局送信用拡
散符号クロックレート制御情報の合成された受信信号
は、クロック制御情報抽出部116に供給される。この
抽出部116より出力されるクロック制御情報の除去さ
れた信号dR(t) は、後段の受信系に供給される。
【0055】また、抽出部116で抽出されるクロック
制御情報は拡散符号用クロック発生器に供給され、送信
用拡散符号のクロックレートが制御される。図12の移
動局のその他の構成は図8の例と同じである。
制御情報は拡散符号用クロック発生器に供給され、送信
用拡散符号のクロックレートが制御される。図12の移
動局のその他の構成は図8の例と同じである。
【0056】このような実施例の構成において、通信回
線容量の上限では基地局の受信信号の伝送品質が低下す
るため、基地局のBER検出部135の出力に従って移
動局の送信用拡散符号のクロックレートを上げるクロッ
ク制御情報が作成され、これが送信信号dT(t) に合成
されて移動局に送信される。これを受信した移動局にお
いては、クロック制御情報抽出部116で抽出されるク
ロック制御情報によって送信用拡散符号クロック発生器
106からの送信用拡散符号のクロックレートが上げら
れる。基地局が拡散符号のクロックが変更された移動局
からの信号を受信するときには、クロック制御情報作成
部137によって制御された帯域通過フィルタ136の
帯域幅が移動局の送信用拡散符号のクロックレートに対
応したものになっており、復調部133において、正し
く逆拡散、復調が行なわれる。
線容量の上限では基地局の受信信号の伝送品質が低下す
るため、基地局のBER検出部135の出力に従って移
動局の送信用拡散符号のクロックレートを上げるクロッ
ク制御情報が作成され、これが送信信号dT(t) に合成
されて移動局に送信される。これを受信した移動局にお
いては、クロック制御情報抽出部116で抽出されるク
ロック制御情報によって送信用拡散符号クロック発生器
106からの送信用拡散符号のクロックレートが上げら
れる。基地局が拡散符号のクロックが変更された移動局
からの信号を受信するときには、クロック制御情報作成
部137によって制御された帯域通過フィルタ136の
帯域幅が移動局の送信用拡散符号のクロックレートに対
応したものになっており、復調部133において、正し
く逆拡散、復調が行なわれる。
【0057】上述したような制御を行なうことによっ
て、通信回線容量の上限では送信用拡散符号p(t)の変化
の周期Tp が短くなって、スペクトラム拡散の処理利得
が向上して、パワーコントロール精度に余裕が発生し、
図8の例と同様に移動局のパワーコントロール回路の構
成を簡単なものにすることができる。
て、通信回線容量の上限では送信用拡散符号p(t)の変化
の周期Tp が短くなって、スペクトラム拡散の処理利得
が向上して、パワーコントロール精度に余裕が発生し、
図8の例と同様に移動局のパワーコントロール回路の構
成を簡単なものにすることができる。
【0058】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
るものではなく、例えば、送信用拡散符号のクロックレ
ートを上げることによって処理利得が大きくなるので、
抽出部30で検出されるクロック制御情報に基づいて、
必要なBERより悪化しない程度に出力アンプ8のゲイ
ンを低下させてもよい。これにより、消費電力を節約す
ることができる。また、上述実施例においては、BER
を検出することで伝送品質を判定しているが、S/N検
出回路を用いて伝送品質を判定するようにしてもよい。
るものではなく、例えば、送信用拡散符号のクロックレ
ートを上げることによって処理利得が大きくなるので、
抽出部30で検出されるクロック制御情報に基づいて、
必要なBERより悪化しない程度に出力アンプ8のゲイ
ンを低下させてもよい。これにより、消費電力を節約す
ることができる。また、上述実施例においては、BER
を検出することで伝送品質を判定しているが、S/N検
出回路を用いて伝送品質を判定するようにしてもよい。
【0059】また、上述実施例においては、変調方式と
して2相PSK変調を用いているが、他の変調方式、例
えばQPSK等を用いてもよい。
して2相PSK変調を用いているが、他の変調方式、例
えばQPSK等を用いてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、一の
発明に係るスペクトラム拡散通信システムによれば、送
信装置と上記受信装置との間の通信量を検出し、この通
信量検出出力に応じてスペクトラム拡散のための疑似雑
音信号のクロック周波数を変化させているため、例え
ば、基地局と端末との間の通信量が多いときにはクロッ
クレートを上げてスペクトラム拡散信号帯域を広げ、S
/Nの劣化を防ぐようにし、通信量が少ないときにはク
ロックレートを下げてスペクトラム拡散信号帯域を狭
め、省電力化を図ることができる。
発明に係るスペクトラム拡散通信システムによれば、送
信装置と上記受信装置との間の通信量を検出し、この通
信量検出出力に応じてスペクトラム拡散のための疑似雑
音信号のクロック周波数を変化させているため、例え
ば、基地局と端末との間の通信量が多いときにはクロッ
クレートを上げてスペクトラム拡散信号帯域を広げ、S
/Nの劣化を防ぐようにし、通信量が少ないときにはク
ロックレートを下げてスペクトラム拡散信号帯域を狭
め、省電力化を図ることができる。
【0061】また、他の発明によれば、受信信号の伝送
品質に応じて疑似雑音信号のクロック周波数を変化させ
ているため、S/Nの劣化防止と省電力化とを有効に図
ることができる。
品質に応じて疑似雑音信号のクロック周波数を変化させ
ているため、S/Nの劣化防止と省電力化とを有効に図
ることができる。
【0062】次に、さらに他の発明に係るスペクトラム
拡散送受信装置によれば、例えば通信回線の容量の上限
付近では、移動局で伝送品質が所定値より低下したと判
定され、送信用拡散符号のクロックレートを変更する事
を通信相手に知らせるためにクロックレート変更データ
を送信信号に合成して送信した後、送信用拡散符号のク
ロックレートが上げられる。そのため、スペクトラム拡
散による処理利得が向上し、通信データのデータレート
を下げることなく、パワーコントロール精度に余裕を持
たせることが可能になり、移動局の高周波パワーコント
ロール回路を簡単な構成のものにすることが出来、回線
容量も理論的な上限に一層近付けることができる。
拡散送受信装置によれば、例えば通信回線の容量の上限
付近では、移動局で伝送品質が所定値より低下したと判
定され、送信用拡散符号のクロックレートを変更する事
を通信相手に知らせるためにクロックレート変更データ
を送信信号に合成して送信した後、送信用拡散符号のク
ロックレートが上げられる。そのため、スペクトラム拡
散による処理利得が向上し、通信データのデータレート
を下げることなく、パワーコントロール精度に余裕を持
たせることが可能になり、移動局の高周波パワーコント
ロール回路を簡単な構成のものにすることが出来、回線
容量も理論的な上限に一層近付けることができる。
【0063】またさらに他の発明によれば、例えば通信
回線の容量の上限付近では、基地局で伝送品質が所定値
より低下したと判定され、移動局の送信用拡散符号のク
ロックレートを上げるように制御するクロック制御デー
タが作成され、基地局送信信号に合成されて送信され
る。移動局においては、受信信号より抽出されるクロッ
ク制御データに基づいて、送信用拡散符号のクロックレ
ートが上げられる。そのため、スペクトラム拡散による
処理利得が向上し、通信データのデータレートを下げる
ことなく、パワーコントロール精度に余裕を持たせるこ
とが可能になり、移動局の高周波パワーコントロール回
路を簡単な構成のものにすることが出来、回線容量も理
論的な上限に一層近付けることができる。
回線の容量の上限付近では、基地局で伝送品質が所定値
より低下したと判定され、移動局の送信用拡散符号のク
ロックレートを上げるように制御するクロック制御デー
タが作成され、基地局送信信号に合成されて送信され
る。移動局においては、受信信号より抽出されるクロッ
ク制御データに基づいて、送信用拡散符号のクロックレ
ートが上げられる。そのため、スペクトラム拡散による
処理利得が向上し、通信データのデータレートを下げる
ことなく、パワーコントロール精度に余裕を持たせるこ
とが可能になり、移動局の高周波パワーコントロール回
路を簡単な構成のものにすることが出来、回線容量も理
論的な上限に一層近付けることができる。
【図1】一の発明に係るスペクトラム拡散システムの一
実施例を説明するための送信側及び受信側の概略構成を
示すブロック図である。
実施例を説明するための送信側及び受信側の概略構成を
示すブロック図である。
【図2】該実施例の動作説明に用いられるスペクトル図
である。
である。
【図3】該実施例の動作説明に用いられるフローチャー
トである。
トである。
【図4】該実施例の他の動作説明に用いられるフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】該実施例の通信システムの送信側(基地局側)
の構成の具体例を示すブロック図である。
の構成の具体例を示すブロック図である。
【図6】該実施例の通信システムの受信側(端末側)の
構成の具体例を示すブロック図である。
構成の具体例を示すブロック図である。
【図7】該実施例に用いられる変調ブロック回路図の具
体的な構成例を示すブロック回路図である。
体的な構成例を示すブロック回路図である。
【図8】他の発明の実施例の移動局の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図9】スペクトラム拡散通信の処理利得を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図10】送信用拡散符号のクロックレートの増加とそ
れにつれて増加するパワーコントロール精度の余裕との
関係を示す図である。
れにつれて増加するパワーコントロール精度の余裕との
関係を示す図である。
【図11】基地局の構成の具体例を示すブロック図であ
る。
る。
【図12】移動局の構成の具体例を示すブロック図であ
る。
る。
【図13】直接拡散方式の変調部の構成を示す図であ
る。
る。
【図14】PSK変調器での信号変化及び周波数スペク
トルを示す図である。
トルを示す図である。
【図15】直接スペクトラム拡散変調器での信号変化及
び周波数スペクトルを示す図である。
び周波数スペクトルを示す図である。
【図16】直接スペクトラム拡散方式の復調部を示す図
である。
である。
【図17】狭帯域干渉信号成分を含む場合の受信装置側
の各部の周波数スペクトルを示す図である。
の各部の周波数スペクトルを示す図である。
【図18】白色雑音信号成分を含む場合の受信装置側の
各部の周波数スペクトルを示す図である。
各部の周波数スペクトルを示す図である。
1・・・・・基地局 21 、22 、…・・・・・端末(移動局) 31、41・・・・・受信アンテナ 32、42・・・・・周波数変換回路 331 、332 、…、43・・・・・復調部 34、44・・・・・データ処理・制御回路 351 、352 、…、45・・・・・変調部 36、46・・・・・(ハイパワー)アンプ 37、47・・・・・送信アンテナ 38、39・・・・・疑似雑音発生回路 53、57・・・・・乗算器 54・・・・・PN(疑似雑音)符号発生器 561 、562 、…・・・・・クロック発振器 57・・・・・制御信号入力端子
Claims (12)
- 【請求項1】 送信信号に疑似雑音信号を重畳してスペ
クトル拡散通信を行う通信システムにおいて、 上記送信信号の通信量を検出する手段と、 この通信量検出手段からの出力に応じて上記疑似雑音信
号のクロック周波数を変化させる手段とを有することを
特徴とするスペクトラム拡散通信システム。 - 【請求項2】 送信信号に疑似雑音信号を重畳してスペ
クトル拡散通信を行う通信システムにおいて、 受信信号の伝送品質を判定する伝送品質判定手段と、 この伝送品質判定手段で判定される伝送品質に応じて上
記疑似雑音信号のクロック周波数を変化させる手段とを
有して成ることを特徴とするスペクトラム拡散通信シス
テム。 - 【請求項3】 上記伝送品質判定手段は、上記受信信号
のS/N検出手段を有して成ることを特徴とする請求項
2記載のスペクトラム拡散通信システム。 - 【請求項4】 上記伝送品質判定手段は、上記受信信号
のビットエラーレート検出手段を有して成ることを特徴
とする請求項2記載のスペクトラム拡散通信システム。 - 【請求項5】 送信信号に送信用拡散符号を重畳して送
信し、送信用拡散符号が重畳された送信信号を受信する
スペクトラム拡散送受信装置において、 受信信号の伝送品質を判定する伝送品質判定手段と、 この伝送品質判定手段で判定される伝送品質に基づいて
上記送信用拡散符号のクロックレートを制御することを
特徴とするスペクトラム拡散送受信装置。 - 【請求項6】 送信信号に送信用拡散符号を重畳して送
信し、送信用拡散符号が重畳された送信信号を受信する
スペクトラム拡散送受信装置において、 上記送信信号の通信量を検出する通信量検出手段と、 この通信量検出手段からの出力に応じて上記送信用拡散
符号のクロックレートを制御することを特徴とするスペ
クトラム拡散送受信装置。 - 【請求項7】 相手先スペクトラム拡散送受信装置から
の受信信号の品質を判定する伝送品質判定手段と、 この伝送品質判定手段で判定される伝送品質に基づいて
上記相手先スペクトラム拡散送受信装置の送信用拡散符
号のクロックレートを制御するクロック制御データを作
成する制御データ作成手段と、 この制御データ作成手段によって作成されるクロック制
御データを送信信号に合成するデータ合成手段と、 上記相手先スペクトラム拡散送受信装置からの受信信号
の拡散符号のクロックレートの変更に伴って通過させる
帯域幅を制御できるバンドパスフィルタ回路とを備えて
成ることを特徴とするスペクトラム拡散送受信装置。 - 【請求項8】 上記請求項7記載のスペクトラム拡散送
受信装置からの受信信号より上記クロック制御データを
抽出するデータ抽出手段と、このデータ抽出手段で抽出
されるクロック制御データに基づいて送信用拡散符号の
クロックレートを制御するクロック制御手段とを備える
スペクトラム拡散送受信装置。 - 【請求項9】 相手先スペクトラム拡散送受信装置から
の受信信号の通信量を検出する通信量検出手段と、 この通信量検出手段からの出力に応じて上記相手先スペ
クトラム拡散送受信装置の送信用拡散符号のクロックレ
ートを制御するクロック制御データを作成する制御デー
タ作成手段と、 この制御データ作成手段によって作成されるクロック制
御データを送信信号に合成するデータ合成手段と、 上記相手先スペクトラム拡散送受信装置からの受信信号
の拡散符号のクロックレートの変更に伴って通過させる
帯域幅を制御できるバンドパスフィルタ回路とを備えて
成ることを特徴とするスペクトラム拡散送受信装置。 - 【請求項10】 第1のスペクトラム拡散送受信装置か
らの受信信号の品質を判定する伝送品質判定手段と、こ
の伝送品質判定手段で判定される伝送品質に基づいて第
1のスペクトラム拡散送受信装置の送信用拡散符号のク
ロックレートを制御するクロック制御データを作成する
制御データ作成手段と、この制御データ作成手段によっ
て作成されるクロック制御データを送信信号に合成する
データ合成手段とを備える第2のスペクトラム拡散送受
信装置と、 上記第2のスペクトラム拡散送受信装置からの受信信号
より上記クロック制御データを抽出するデータ抽出手段
と、このデータ抽出手段で抽出されるクロック制御デー
タに基づいて送信用拡散符号のクロックレートを制御す
るクロック制御手段とを備える上記第1のスペクトラム
拡散送受信装置とより成ることを特徴とするスペクトラ
ム拡散送受信システム。 - 【請求項11】 第1のスペクトラム拡散送受信装置か
らの受信信号の通信量を検出する通信量検出手段と、こ
の通信量検出手段からの出力に基づいて第1のスペクト
ラム拡散送受信装置の送信用拡散符号のクロックレート
を制御するクロック制御データを作成する制御データ作
成手段と、この制御データ作成手段によって作成される
クロック制御データを送信信号に合成するデータ合成手
段とを備える第2のスペクトラム拡散送受信装置と、 上記第2のスペクトラム拡散送受信装置からの受信信号
より上記クロック制御データを抽出するデータ抽出手段
と、このデータ抽出手段で抽出されるクロック制御デー
タに基づいて送信用拡散符号のクロックレートを制御す
るクロック制御手段とを備える上記第1のスペクトラム
拡散送受信装置とより成ることを特徴とするスペクトラ
ム拡散送受信システム。 - 【請求項12】 上記第2のスペクトラム拡散送受信装
置は、上記第1のスペクトラム拡散送受信装置からの受
信信号の拡散符号のクロックレートの変更に伴って通過
させる帯域幅を制御できるバンドパスフィルタを有する
ことを特徴とする請求項10又は11記載のスペクトラ
ム拡散送受信システム。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4169676A JPH0614006A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | スペクトラム拡散通信システム及び送受信装置 |
| US07/942,708 US5321721A (en) | 1991-09-13 | 1992-09-09 | Spread spectrum communication system and transmitter-receiver |
| US08/206,906 US5504776A (en) | 1991-09-13 | 1994-03-04 | Spread spectrum communication system and transmitter-receiver |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4169676A JPH0614006A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | スペクトラム拡散通信システム及び送受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0614006A true JPH0614006A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=15890846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4169676A Pending JPH0614006A (ja) | 1991-09-13 | 1992-06-26 | スペクトラム拡散通信システム及び送受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614006A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH098769A (ja) * | 1995-06-23 | 1997-01-10 | Nippon Motorola Ltd | スペクトル拡散変調を用いた無線通信システム |
| US6638655B2 (en) | 2000-04-13 | 2003-10-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Fuel cell system |
| US6738412B1 (en) | 1999-04-21 | 2004-05-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Mobile communications device, communications system, and communications method |
| US7359424B2 (en) | 2000-06-28 | 2008-04-15 | Nec Corporation | Spread spectrum communication system and method therefor |
| WO2017090674A1 (ja) * | 2015-11-26 | 2017-06-01 | 京セラ株式会社 | 送信装置及び受信装置 |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP4169676A patent/JPH0614006A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH098769A (ja) * | 1995-06-23 | 1997-01-10 | Nippon Motorola Ltd | スペクトル拡散変調を用いた無線通信システム |
| US6738412B1 (en) | 1999-04-21 | 2004-05-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Mobile communications device, communications system, and communications method |
| US6638655B2 (en) | 2000-04-13 | 2003-10-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Fuel cell system |
| US7359424B2 (en) | 2000-06-28 | 2008-04-15 | Nec Corporation | Spread spectrum communication system and method therefor |
| WO2017090674A1 (ja) * | 2015-11-26 | 2017-06-01 | 京セラ株式会社 | 送信装置及び受信装置 |
| US10142051B2 (en) | 2015-11-26 | 2018-11-27 | Kyocera Corporation | Transmission device and reception device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010227 |