JPH06140089A - 熱圧接形コネクタおよび熱圧接形コネクタの接続方法ならびに熱圧接形コネクタ接続装置 - Google Patents

熱圧接形コネクタおよび熱圧接形コネクタの接続方法ならびに熱圧接形コネクタ接続装置

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JPH06140089A
JPH06140089A JP4289190A JP28919092A JPH06140089A JP H06140089 A JPH06140089 A JP H06140089A JP 4289190 A JP4289190 A JP 4289190A JP 28919092 A JP28919092 A JP 28919092A JP H06140089 A JPH06140089 A JP H06140089A
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conductive layer
linear conductive
type connector
thermocompression
conductor pattern
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JP4289190A
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Yasuyuki Kataoka
靖幸 片岡
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気回路間の接続に供される熱圧接形コ
ネクタおよび熱圧接形コネクタの接続方法ならびに熱圧
接形コネクタ接続装置に関し、正確な接続位置決めの行
なえること。 【構成】 加熱押圧することにより相手面の導体パ
ターンと接続される線状の導電層4と該線状の導電層上
中間部分に接着性の粘着材層7を有する。また、接続す
べき相手面の導体パターンと線状の導電層4とを対向位
置合わせした状態で接着性の粘着材層7を接続すべき相
手面に押し付け接着させて位置決め状態を固定し該固定
状態で導体パターンに線状の導電層4を加熱押圧して接
続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気回路間の接続に供
される熱圧接形コネクタおよび熱圧接形コネクタの接続
方法ならびに熱圧接形コネクタ接続装置に関する。
【0002】電気・電子回路などを構成するためにプリ
ント配線板などの回路基板が用いられるが、複数の回路
基板間あるいは回路基板と表示機能をそなえた表示器と
を電気的に接続するには、着脱可能なコネクタを有する
電線ケーブルによって接続するか、電線によって半田付
け接続するかの方法が従来知られている。とくに後者は
接続が確実で信頼性がよいものの永久的な接続である。
【0003】しかしながら、半田付けは一箇所ごとの接
続であって多数箇所の接続には時間を要し非能率なもの
である。そこで、最近耐熱性を有し電気絶縁性薄板上に
線状の導電層を多数並列に有する熱圧接形コネクタが開
発され、この線状の導電層を回路基板の導体パターンに
位置決めさせた状態で線状の導電層を加熱押圧すること
により相手面の導体パターンと一括接続することができ
るようになった。
【0004】このような熱圧接形コネクタはヒートシー
ル形コネクタとも称されており、この構成について図7
を参照して説明する。図7の図(a)は平面図、図
(b)は図(a)のa−a矢視の側面図、図(c)は線
状の導電層を横切る部分拡大の断面図、である。図の下
層のPET(ポリエチレンテレフタレート樹脂)フイル
ムのベース層1上に第1の導電層2と第2の導電層3と
からなる線状の導電層4が所定の幅を有する線状に形成
され、その上と周囲をホットメルト形樹脂の接着剤層5
で覆われた構成である。
【0005】図示のように線状の導電層4は所定のピッ
チ間隔でかつ所定幅を有し、ベース層1の長さにほぼ等
しい長さでその上に多数並列に形成されている。なお、
図(a)は接着剤層5で覆われている導電層4を理解を
容易とするために便宜上実線で示してある。
【0006】第1の導電層2は所定の割合にAgと黒鉛
のブレンドされた混合材料であり、第2の導電層3もま
た所定の割合にAgと黒鉛のブレンドされた混合材料に
金属粒子の添加されたモノソタイプのものである。
【0007】ベース層1の厚さは約25μm、第1の導
電層2の厚さは約6〜10μm、第2の導電層3の厚さ
は約20〜30μm、その上の接着剤層5の厚さは約1
0〜15μm、である。なお、符号の6は位置決めのた
めの基準孔である。
【0008】このように構成された熱圧接形コネクタ1
0は図8の拡大された部分断面図に示されるようにして
相手面の導体パターンと接続される。すなわち、図
(a)のように相手側の面である回路基板11上に形成
されAuめっきされた導体パターン12上に、熱圧接形
コネクタ10をベース層1を上側として線状の導電層4
を位置合わせして対向させる。この状態で接着剤層5を
導体パターン12に押し当ててベース層1の上から図示
省略の加熱圧着装置の加熱ブロックに通電して加熱圧着
する。
【0009】接着剤層5が加熱によって軟化し、図
(b)に示されるように所定の押圧力によって導体パタ
ーン12間その他の部分に逃がされて第2の導電層3が
導体パターン12に押し付けられ熱圧着されるから、加
熱ブロックへの通電を断ち冷却をまって作業は終了す
る。
【0010】加熱ブロックの加熱温度をたとえば230
°C程度にすると、熱圧着部分の温度が180°C程度
となるから、このような状態を所定時間維持して熱圧着
させることができる。
【0011】このようにして線状の導電層4と導体パタ
ーン12とが接続され、接着剤層5によって回路基板1
1に接着固定されるとともに接続部分が覆われる。 以
上のように熱圧接形コネクタ10の多数の線状の導電層
4は一括して一度に相手面の導体パターン12と電気的
に接続される。
【0012】
【従来の技術】従来の熱圧接形コネクタの接続方法につ
いて図9を参照して説明する。図9の図(a)は平面
図、図(b)は側面図、図(c)は加熱圧着状態の側面
図、である。図(a)と図(b)とを参照すると、熱圧
接形コネクタ10の接続位置決め治具15には4箇所に
位置決めのための基準ピン16が下から嵌められてお
り、ばね17によって賦勢されて上面に先端部が突出し
ている。
【0013】回路基板11と液晶表示モジュール18と
がそれぞれに形成された位置決めのための基準孔が二個
宛て設けられており、この基準孔は隣接する基準ピン1
6それぞれに嵌められる。この上から図7に示されると
同様の熱圧接形コネクタ10をベース層1を上面として
同じく基準孔6を基準ピン16に嵌めることにより、回
路基板11の導体パターン12および液晶表示モジュー
ル18の回路基板に形成された導体パターン19は熱圧
接形コネクタの線状の導電層4とそれぞれ一致する。
【0014】なお、回路基板11の導体パターン12と
液晶表示モジュール18の導体パターン19とは熱圧接
形コネクタ10の対向部分において露出されているが、
図示平面視で見える部分は半田レジスト樹脂層によって
覆われ保護されているので点線で示されている。
【0015】図(c)に示されるように熱圧接形コネク
タ10のベース1上から回路基板11と液晶表示モジュ
ール18の対向部分を、共通の加熱圧着装置20の加熱
ブロック21を当てがい通電加熱して熱圧接形コネクタ
10の部分を加熱押圧する。これによって基準ピン16
は治具15内に押し込まれ退避される。所定の温度と押
圧力と所定時間とで図8で述べたと同様にして接続され
るから、治具15から取り外す。このようにして回路基
板11と液晶表示モジュール18とが熱圧接形コネクタ
10によって電気的に接続される。
【0016】加熱ブロック21の先端に耐熱性と熱伝導
性の良好なゴム、たとえば、シリコーンゴムシート22
を取り付けてあり、この弾性ゴムシート22の弾性によ
ってすべての線状の導電層4と導体パターン12,19
とが均一に押圧接続される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の熱圧接形コ
ネクタの接続方法によって接続される熱圧接形コネクタ
10は、導体パターン12,19および線状の導電層4
とが、適当に広いピッチ間隔でしかも導体幅も広いもの
であったから、治具15の基準ピンに基準孔を嵌合させ
ることにより比較的正確な位置決めがなされ、位置ずれ
が許容範囲内に収まるものであった。
【0018】しかしながら、最近の電気・電子回路は装
置の小形化と高機能化により、導体パターンのピッチ間
隔が狭くなるとともに導体パターンの幅も狭くなってき
ている。
【0019】たとえば、ピッチ間隔0.6mmで導体幅
が0.3mm程度以下となると、基準ピンの位置と基準
孔の位置との相対位置の誤差、および基準ピン径と基準
孔径の誤差、基準孔に対する導体パターンの位置誤差、
熱圧接形コネクタの基準孔に対する線状の導電層の位置
誤差、さらには導体パターン間の位置誤差、ならびに線
状の導電層間の位置誤差、などが重畳累積され位置ずれ
の量が許容誤差内に収まらなくなるのが実状で、基準ピ
ンと基準孔との嵌合位置合わせの限界となってきてい
る。
【0020】そこで、光学的な拡大装置を利用して導体
パターンと線状の導電層相互位置の位置合わせを行なっ
て接続することが考えられるが、位置合わせ後に加熱圧
着装置に持ち運ぶための固定手段がないために位置ずれ
を起こすから現実的でない。
【0021】この熱圧接形コネクタ10は厚さが薄く柔
軟性があるために容易に曲げることができる性質を有し
ているので、図10の図(a)に示されるように回路基
板11に対して液晶表示モジュール18を重ねるように
して液晶表示面を上向きとするために、熱圧接形コネク
タ10の接続間を接近して折り曲げるように設計されて
いる。
【0022】このように折り曲げると回路基板11側の
接続部分の端部の部分23に熱圧接形コネクタ10を引
き剥がす力が働き、剥離を生じるおそれがある。また、
図10の図(b)の平面図と図(b)の矢視b−bに示
される図(c)の正面図とに示されるように、回路基板
11の導体パターン12の側面に沿って半田レジスト層
樹脂24で被覆されたアースパターン25が一方側のみ
に存在し、他方側には半田レジスト樹脂層24のみであ
るとすると、その高低差によって加熱ブロック21に傾
くような傾向が生じ、弾性ゴムシート22ではこのよう
な傾向に追従補償しきれず、アースパターン25に近い
部分の導体パターン12に対する線状の導電層4との十
分な熱圧着接続がなされないといった問題が現実に生じ
ている。
【0023】本発明は上記従来の問題点に鑑み、このよ
うな問題点を解消した熱圧接形コネクタおよび熱圧接形
コネクタの接続方法ならびに熱圧接形コネクタの接続装
置を提供することを発明の課題とするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明手段の構成要旨とするところは、加熱押圧する
ことにより相手面の導体パターンと接続される線状の導
電層を有する熱圧接形コネクタであって、上記線状の導
電層上中間部分に接着性の粘着材層を有するものであ
る。
【0025】また、熱圧接形コネクタの接続方法にあっ
ては、加熱押圧することにより相手面の導体パターンと
接続される線状の導電層と該線状の導電層上中間部分に
接着性の粘着材層を有する熱圧接形コネクタの接続方法
であって、上記接続すべき相手面の導体パターンと線状
の導電層とを対向位置合わせした状態で接着性の粘着材
層を接続すべき相手面に押し付け接着させて位置決め状
態を固定し該固定状態で導体パターンに線状の導電層を
加熱押圧して接続する方法である。
【0026】さらに、接続方法においては、上記相手面
の導体パターンを線状の導電層の端部外に見えるように
し該端部外に見える導体パターンと線状の導電層とを位
置合わせするようにしたことことも特徴とする。
【0027】熱圧接形コネクタの接続装置にあっては、
加熱押圧することにより相手面の導体パターンと接続さ
れる線状の導電層とを有する熱圧接形コネクタの接続装
置であって、上記接続すべき相手面の導体パターンと線
状の導電層とをそれぞれ対向位置に支持する支持台は何
れかの一方が線状の導電層の線状方向の直交方向へ対向
状態で移動可能な移動台であり移動台を移動させて上記
導体パターンと線状の導電層とを位置合わせし得るもの
である。
【0028】
【作用】熱圧接形コネクタはその線状の導電層と相手面
の導体パターンとが正確に位置合わせされた状態で接着
性の粘着剤層を相手面に押し付けることにより、熱圧接
形コネクタが相手面に接着固定されるから位置が固定さ
れ、移動などを行なうことが可能である。
【0029】位置合わせするのに相手面の導体パターン
が熱圧接形コネクタの線状の導電層の端部外に見える状
態に形成されているから相手面の導体パターンの位置の
認識がきわめて確実容易である。
【0030】接続装置は両者をそれぞれ支持する支持台
を位置合わせすべく相対的方向に移動可能であるから、
位置合わせが容易確実に行なえる。
【0031】
【実施例】以下本発明の熱圧接形コネクタについて図を
参照しながら具体的実施例で詳細に説明する。なお、全
図を通じて同一部分には同一の符号を付して示される。
【0032】図1は本発明の熱圧接形コネクタの一実施
例であり、図(a)に平面図、図(a)のc−c矢視図
を図(b)の側面図、図(c)に線状の導電層を横切る
部分拡大の断面図、にそれぞれ示す。図1において、ベ
ース層1、第1の導電層2の上の第2の導電層3とで構
成される線状の導電層4とこれらを覆う接着剤層5とで
構成される部分は図7とまったく同様であるから、ここ
での説明は省略する。
【0033】この熱圧接形コネクタ30は上記接着剤層
5の上に接着性の粘着剤層7が形成されていることにあ
る。接着性の粘着剤層7は下側のアクリル系樹脂の接着
材層7−1と中間の電気絶縁性PET樹脂のシート層7
−2と上側の接着性粘着材層7−3とからなる。アクリ
ル系樹脂の接着材層7−1の厚さは20〜30μm程
度、電気絶縁性PET樹脂のシート層7−2の厚さは2
5μm程度、接着性粘着材層7−3の厚さは25μm程
度、である。
【0034】接着性粘着材層7−3の上にはさらに使用
されるまでの保護のために剥離容易な保護フイルム8が
貼付されている。図(a)で接着性の粘着材層7の両側
に線状の導電層4が実線で表示されているが、前述と同
様にこの部分は接着剤層5で覆われているけれども理解
を容易とするために便宜上実線で示され、この部分が相
手面の導体パターンと加熱圧着接続される部分である。
符号の6は位置決め用の基準孔である。
【0035】つぎに、本発明の熱圧接形コネクタの接続
方法ならびに接続装置の一実施例について図2以降を参
照して説明する。まず、図2の平面図と図3の図(a)
の側断面図を参照すると、熱圧接形コネクタ接続装置4
0の支持台は基本的には基台41と移動台42とから構
成されている。
【0036】基台41は一方の両壁43に回路基板11
を受け入れ位置を規定する凹所44が2箇所に形成さ
れ、他方の底面45に移動台42を図2の左右方向に摺
動案内するための凸条46が形成されている。
【0037】移動台42は底面に基台41の凸条46と
嵌まり合う凹溝47と、上面に熱圧接形コネクタ30を
位置決めする基準ピン48を2箇所に有する昇降台49
がばね50で上方向に賦勢され上位置に固定されてい
る。この昇降台49は移動台42に対して昇降自在であ
るが、平面方向には不動に規制されている。
【0038】移動台42の昇降台49に隣接する部分に
は液晶表示モジュール18を嵌め込み位置決めする凹所
51が形成されている。基台41の凹所44に導体パタ
ーン12を上向きにして回路基板11を挿入し位置決め
させる。つぎに移動台42上の昇降台49上に熱圧接形
コネクタ30を導体パターン12に対して線状の導電層
4が対向するようにして基準ピン48に基準孔6を嵌め
る。この熱圧接形コネクタ30の保護フイルム8は除去
されている。
【0039】熱圧接形コネクタ30の線状の導電層4は
回路基板11の導体パターン12の露出部分と対向し、
回路基板11の先端部分の面と接着性の粘着材層7とは
僅かな隙間を介して対抗している。熱圧接形コネクタ3
0の線状の導電層4はベース層1を通して見ることにな
るが、ベース層1はPET材であり、このPET材は透
明でかつ25μm程度の薄い層であるから問題なく目視
可能である。
【0040】また、回路基板11の導体パターン12は
熱圧接形コネクタ30の端部から僅かに見えるように半
田レジスト樹脂層に覆われていない部分が見えるように
形成されている。
【0041】このように位置付けられた回路基板11と
熱圧接形コネクタ30とを光学的な拡大装置でそれぞれ
の導体パターン12と線状の導体層4とを観察しなが
ら、移動台42を図2の左右方向に移動させて導体パタ
ーン12と線状の導体層4との位置を正確に位置決めし
て一致させる。一致した状態で移動台42を止めて熱圧
接形コネクタ30の接着性の粘着材層7部分を押さえ付
けて熱圧接形コネクタ30を回路基板11に接着固定さ
せる。
【0042】昇降台49をばね50に抗して押し下げ基
準ピン48の上面を熱圧接形コネクタ30の面よりも下
げた位置として図2の右方向に移動台42を移動させ、
液晶表示モジュール18の位置を回路基板11上に接着
固定された熱圧接形コネクタ30の下に位置させる。
【0043】この状態が図4の平面図と図3の図(b)
の側断面図とに示される。熱圧接形コネクタ30の接着
性の粘着材層7と液晶表示モジュール18の回路基板面
との間には僅かな隙間が設けられている。
【0044】液晶表示モジュール18の導体パターン1
9の露出部分は熱圧接形コネクタ30の線状の導電層4
と対向しており、接着性の粘着材層7は液晶表示モジュ
ール18の回路基板の先端部分に重なるように位置され
ている。導体パターン19は熱圧接形コネクタ30の先
端部分よりも僅かに見えるように半田レジスト樹脂層で
覆われない部分が形成されている。
【0045】この状態を拡大装置で観察しながら移動台
42を左右方向に移動させて導体パターン19と線状の
導電層4との位置を一致するように位置合わせさせる。
一致した状態で移動台42を止めて熱圧接形コネクタ3
0の接着性の粘着材層7の部分を押し付けて熱圧接形コ
ネクタ30を液晶表示モジュール18に接着固定させ
る。
【0046】この熱圧接形コネクタ接続装置40によっ
て位置決めされる熱圧接形コネクタの接続について説明
する。第1の方法によると、回路基板11と液晶表示モ
ジュール18とは熱圧接形コネクタ30の接着性の粘着
材層によって接着固定されるから、熱圧接形コネクタ接
続装置40から取り出して加熱圧着装置に取り付けて熱
圧着によって確実な接続をすることができる。
【0047】第2の方法によると、回路基板11と液晶
表示モジュール18の導体パターンを熱圧接形コネクタ
30の線状の導電層に位置合わせ固定した状態で、拡大
装置を退避させて加熱ブロックを押し付け通電加熱して
接続することができる。この方法によると加熱圧着装置
を別に設ける必要がない。
【0048】第3の方法によると、回路基板11と熱圧
接形コネクタ30との導体パターン12と線状の導電層
4とを位置決め一致された状態で、拡大装置を退避させ
て加熱ブロックを押し付けるとともに通電加熱すること
によって接続し、液晶表示モジュール18と熱圧接形コ
ネクタ30との導体パターン19と線状の導電層4との
位置合わせにより一致された状態で加熱ブロックを押し
付け通電加熱することによって順次接続することができ
る。この方法によると別の加熱圧着装置を要することな
く接続することができるから、接着性の粘着材層7を必
ずしも必要としない。
【0049】本発明の熱圧接形コネクタ接続装置の上記
実施例によると、液晶表示モジュール18側を移動台と
したが、これによることなく液晶表示モジュール側を固
定として回路基板11側を移動台とすることであっても
よく、双方を移動可能とすることもできる。また、熱圧
接形コネクタを回路基板側に位置決めしてから液晶表示
モジュールと位置決めするようにしたが、逆の順序にす
ることも勿論可能なことである。。さらには、拡大装置
による目視でなく画像認識装置を設けて画像処理による
位置判別手段を採用することにより自動化が可能であ
る。
【0050】本発明の熱圧接形コネクタ30を用いると
図5に示されるように、液晶表示モジュール18を回路
基板11上に重なるように熱圧接形コネクタ30を折り
曲げても従来とは異なり、回路基板11と熱圧接形コネ
クタ30とは回路基板11の先端部分で接着性の粘着材
層7の範囲で接着固定されているから先端の部分23で
剥離されるといった問題は無い。
【0051】従来の問題点で回路基板11の片側に半田
レジスト樹脂層24で覆われたアースパターン25の存
在による接続不良の発生することを解決することについ
て図6を参照して説明する。
【0052】図6の図(a)は回路基板11上の半田レ
ジスト樹脂層24で覆われたアースパターン25の反対
側に、対称形にアースパターンと同等のダミーパターン
26を回路基板11上に部分的に形成し、このダミーパ
ターン26の上を半田レジスト樹脂層27で覆ったもの
を形成する。
【0053】図から明らかなように加熱ブロック21は
熱圧接形コネクタ30の上に位置するとともに、アース
パターン25とダミーパターン26の双方にほぼ均等に
跨がるように位置する。
【0054】図(b)に示されるように加熱ブロック2
1を押し下げることにより、加熱ブロック21先端の弾
性ゴムシート22が、両パターン25,26上と半田レ
ジスト樹脂層24,27の高さが等高であることによっ
て傾くことなく押しつぶされた形に変形し、回路基板1
1上のすべての導体パターン12に均一に圧接されるか
ら、従来の接続不良の発生することは解消される。
【0055】以上説明のようであるが、本発明の熱圧接
形コネクタはなにも回路基板と液晶表示モジュールとの
導体パターン接続に限定されるものではなく、導体パタ
ーンの形成されたものであれば汎用的に適用可能なもの
であり、直線上を接続することに限らず屈曲部分、また
は彎曲部分などに任意に適用実施可能である。
【0056】
【発明の効果】以上詳細に述べたように本発明の熱圧接
形コネクタによれば、線状の導体層と相手面の導体パタ
ーンとの位置が一致した状態で接着性の粘着材層の部分
を相手面に押し付けることにより熱圧接形コネクタが相
手面に接着固定されるから、移動させることが可能とな
り加熱圧着装置へ装着して加熱圧着が行なえる。
【0057】このような方法で位置合わせするに際して
相手面の導体パターンが熱圧接形コネクタの端部外に見
える状態に形成されているから熱圧接形コネクタの線状
の導体と相手面の導体パターンの相互の位置の認識がき
わめて確実容易に行なえる。
【0058】熱圧接形コネクタと相手面とを接続するた
めの接続装置はこれらをそれぞれ支持する支持台が相互
に位置合わせすべき方向に移動可能であるから、一方の
相手面に熱圧接形コネクタの一方を位置決めしてから他
方の相手面と熱圧接形コネクタの他方とを順次位置決め
することで、正確で確実な位置決めが行なえる。
【0059】このように本発明によれば高密度で狭ピッ
チの導体パターンの接続に適用してきわめて位置決め精
度の高い接続が得られる効果の著しいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱圧接形コネクタの一実施例
【図2】本発明の熱圧接形コネクタ接続装置の一実施例
平面図
【図3】図1の熱圧接形コネクタ接続装置の側断面図
【図4】液晶表示モジュールとの位置合わせ説明図
【図5】接続された熱圧接形コネクタの折り曲げ状態
【図6】従来の問題点を解決する手段とその説明図
【図7】熱圧接形コネクタの一例
【図8】熱圧接形コネクタの加熱圧着接続の説明図
【図9】従来の熱圧接形コネクタの説明方法
【図10】従来の問題点の説明図
【符号の説明】
1 ベース 4 導電層 5 接着剤層 6 基準孔 7 接着性の粘着材層 8 保護フイルム 11 回路基板 12 導体パターン 24 半田レジスト樹脂層 25 アースパターン 26 ダミーパターン 27 半田レジスト樹脂層 30 熱圧接形コネクタ 40 熱圧接形コネクタ接続装置 41 基台 42 移動台 44 凹所 46 凸条 47 凹溝 48 基準ピン 49 昇降台 50 ばね 51 凹所

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱押圧することにより相手面の導体パ
    ターンと接続される線状の導電層(4)を有する熱圧接
    形コネクタ(30)であって、 上記線状の導電層上中間部分に接着性の粘着材層(7)
    を有することを特徴とする熱圧接形コネクタ。
  2. 【請求項2】 加熱押圧することにより相手面の導体パ
    ターン(12)と接続される線状の導電層(4)と該線
    状の導電層上中間部分に接着性の粘着材層(7)を有す
    る熱圧接形コネクタ(30)の接続方法であって、 上記接続すべき相手面(11)の導体パターン(12)
    と線状の導電層(4)とを対向位置合わせした状態で接
    着性の粘着材層(7)を接続すべき相手面(11)に押
    し付け接着させて位置決め状態を固定し該固定状態で導
    体パターン(12)に線状の導電層(4)を加熱押圧し
    て接続することを特徴とする熱圧接形コネクタの接続方
    法。
  3. 【請求項3】 上記相手面(11)(18)の導体パタ
    ーン(12)(19)を線状の導電層(4)の端部外に
    見えるようにし該端部外に見える導体パターンと線状の
    導電層とを位置合わせするようにしたことを特徴とする
    請求項2に記載の熱圧接形コネクタの接続方法。
  4. 【請求項4】 加熱押圧することにより相手面(11)
    の導体パターン(12)と接続される線状の導電層
    (4)とを有する熱圧接形コネクタ(30)の接続装置
    (40)であって、 上記接続すべき相手面(11)(18)の導体パターン
    (12)(19)と線状の導電層(4)とをそれぞれ対
    向位置に支持する支持台(41)(42)は何れかの一
    方が線状の導電層(4)の線状方向の直交方向へ対向状
    態で移動可能な移動台(42)であり移動台を移動させ
    て上記導体パターン(12)(19)と線状の導電層
    (4)とを位置合わせし得ることを特徴とする熱圧接形
    コネクタの接続装置。
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