JPH06140391A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH06140391A
JPH06140391A JP4287622A JP28762292A JPH06140391A JP H06140391 A JPH06140391 A JP H06140391A JP 4287622 A JP4287622 A JP 4287622A JP 28762292 A JP28762292 A JP 28762292A JP H06140391 A JPH06140391 A JP H06140391A
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JP
Japan
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film
oxide film
silicon oxide
semiconductor device
interlayer insulating
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JP4287622A
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English (en)
Inventor
Isao Tottori
功 鳥取
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 層間絶縁膜の表面段差を小さくすることによ
り、微細化に伴う接続口や金属配線層のパターニングに
よる形成などを容易にし、かつ電気的信頼性の高い半導
体装置を効率よく製造する方法を提供する。 【構成】 半導体基板1の表面上に多結晶シリコン膜4
が形成され、さらにその上にシリコン窒化膜50が形成
される。この多結晶シリコン膜4およびシリコン窒化膜
50を被覆するように、シリコン窒化膜50より低い硬
度を有するシリコン酸化膜8が形成される。シリコン酸
化膜8は、シリコン窒化膜50の表面が露出するよう
に、平坦化される。平坦化されたシリコン酸化膜8の上
に、シリコン酸化膜39が形成される。さらに、シリコ
ン酸化膜39の上に、第1の配線層12が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関し、特に、絶縁層の表面が平坦性に富む半導体装置
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の半導体装置の構成について
説明する。
【0003】図22は、従来の半導体装置の一例を示す
断面図である。図22を参照して、シリコンからなる半
導体基板1上の表面には、膜厚300〜800nm程度
の分離酸化膜2が形成されている。この分離酸化膜2に
よって分離された領域には、MOSFETなどの素子が
形成されている。
【0004】このMOSFETは、ソース・ドレインを
なす不純物拡散層6、ゲート酸化膜3およびゲートをな
す多結晶シリコン膜4から構成されている。ソース・ド
レインをなす不純物拡散層6は、半導体基板1の表面に
形成されている。この不純物拡散層6をまたぐように、
半導体基板1の表面上には、ゲート酸化膜3が形成され
ている。このゲート酸化膜3の表面上には、ゲートをな
す多結晶シリコン膜4が形成されている。この多結晶シ
リコン膜4の表面上には、シリコン酸化膜5が形成され
ている。この多結晶シリコン膜4とシリコン酸化膜5の
側壁には、サイドウォール7が形成されている。
【0005】このようにMOSFETが形成された半導
体基板1の表面全面に、ボロンとリンを含んだシリコン
酸化膜(以下、「BPSG膜」と略す)からなる第1の
層間絶縁膜38が形成されている。この第1の層間絶縁
膜38には、接続口が形成され、タングステンプラグ1
1が埋込まれている。
【0006】第1の層間絶縁膜38上には、第1の配線
層12が形成されている。この第1の配線層12は、タ
ングステンプラグ11によって、不純物拡散層6および
多結晶シリコン膜4に接続されている。
【0007】第1の配線層12が形成された第1の層間
絶縁膜38の表面全面には、第1の配線層12を被覆す
るように、第2の層間絶縁膜40が形成されている。こ
の第2の層間絶縁膜40には、接続口が形成され、タン
グステンプラグ21が埋込まれている。
【0008】第2の層間絶縁膜40上には、第2の配線
層22が形成されている。この第2の配線層22は、タ
ングステンプラグ21によって、第1の配線層12に接
続されている。
【0009】第2の配線層22が形成された第2の層間
絶縁膜40の表面全面には、第2の配線層22を被覆す
るように、パッシベーション膜13が形成されている。
【0010】次に、上述のように構成される半導体装置
の製造方法について説明する。図9〜図22は、従来の
半導体装置の製造方法を示す断面図である。
【0011】図9を参照して、シリコンからなる半導体
基板1の表面に、局所酸化法によって、膜厚300〜8
00nm程度の分離酸化膜2が形成される。
【0012】図10を参照して、半導体基板1の分離酸
化膜2から露出した部分には、熱酸化法によって膜厚5
〜30nmのゲート酸化膜3が形成される。次に、半導
体基板1の表面上に、リンや砒素を含んだ多結晶シリコ
ン膜4およびシリコン酸化膜5が、気相成長法によって
堆積される。これらのゲート酸化膜3、多結晶シリコン
膜4およびシリコン酸化膜5は、フォトリソグラフィー
法とRIE法によってパターニングされる。
【0013】図11を参照して、多結晶シリコン膜4、
シリコン酸化膜5および分離酸化膜2をマスクとして、
不純物イオンが半導体基板1に注入される。このイオン
注入により、半導体基板1の露出している表面に、不純
物拡散層6が形成される。
【0014】図12を参照して、半導体基板1の表面上
には、気相成長法によって、50〜300nmのシリコ
ン酸化膜15が形成される。
【0015】図13を参照して、このシリコン酸化膜1
5は、RIE法でエッチングされる。このエッチングに
より、サイドウォール7が多結晶シリコン膜4とシリコ
ン酸化膜5の側壁部に形成される。半導体基板1に、サ
イドウォール7、シリコン酸化膜5および分離酸化膜2
をマスクとして、不純物イオンが注入される。このイオ
ン注入により、不純物濃度の濃い部分と薄い部分の2層
構造からなる不純物拡散層6が形成される。また、この
不純物拡散層の形成によって、不純物拡散層6、ゲート
酸化膜3および多結晶シリコン膜4からなるMOSトラ
ンジスタが形成される。
【0016】図14を参照して、半導体基板1の表面上
に形成されたMOSトランジスタ等の素子を覆うよう
に、BPSG膜からなる第1の層間絶縁膜38が堆積さ
れる。
【0017】図15を参照して、堆積された第1の層間
絶縁膜に、800℃〜1000℃の温度での熱処理が施
される。この熱処理により、平滑な表面形状を有する第
1の層間絶縁膜38が得られる。
【0018】図16を参照して、平滑な表面形状を有す
る第1の層間絶縁膜38に、フォトリソグラフィー法と
RIE法によって、接続口14が形成される。この接続
口14からは、不純物拡散層6または多結晶シリコン膜
4の一部表面が露出する。なお、多結晶シリコン膜4を
露出させる際には、シリコン酸化膜5もエッチングされ
る。
【0019】図17を参照して、第1の層間絶縁膜38
の表面全面には、気相成長法によって、タングステン薄
膜11aが被着される。
【0020】図18を参照して、タングステン薄膜11
aは、RIE法によってエッチングされる。このエッチ
ングにより、接続口14の中以外の部分のタングステン
薄膜11aは除去され、接続口14の中にタングステン
プラグ11が形成される。
【0021】図19を参照して、第1の層間絶縁膜38
の表面上に、たとえばアルミニウム銅合金膜がスパッタ
リング法によって堆積された後、フォトリソグラフィー
法とRIE法によってパターニングされる。このパター
ニングによって、第1の配線層12が形成される。この
段階で、第1の配線層12は、不純物拡散層6および多
結晶シリコン膜4と、電気的に接続される。
【0022】図20を参照して、第1の層間絶縁膜38
の表面上に形成された第1の配線層12を覆うように、
第2の層間絶縁膜40が形成される。ここで、第2の層
間絶縁膜40は、低融点のアルミニウム銅合金からなる
第1の配線層12の上に形成されるため、第1の層間絶
縁膜38を形成する際に用いたような高温の熱処理によ
る平坦化は不可能である。そこで、第2の層間絶縁膜4
0の平坦化の際には、第1の層間絶縁膜38の平坦化の
際とは異なる方法が用いられるが、その詳しい説明は後
述する。
【0023】図21を参照して、平坦化された第2の層
間絶縁膜40に、フォトリソグラフィー法とRIE法に
よって接続口が形成され、前述のタングステンプラグ1
1の形成と同様の方法で、タングステンプラグ21が形
成される。
【0024】図22を参照して、第2の層間絶縁膜40
の表面上に、第1の配線層12と同様に、第2の配線層
22が形成される。この段階で、第2の配線層22は、
第1の配線層12と電気的に接続される。さらに、第2
の層間絶縁膜40の表面上に形成された第2の配線層2
2を覆うように、シリコン窒化膜からなるパッシベーシ
ョン膜13が、プラズマ気相成長法によって形成され
る。
【0025】以上の工程により、シリコンウエハ上にM
OSFETが集積された半導体装置が製造される。
【0026】ここで、第2の絶縁膜40の形成方法を、
図を用いて説明する。図23〜図27は、従来の第2の
絶縁膜40の形成方法を示す断面図である。
【0027】図23を参照して、第1の層間絶縁膜38
の上に、第1の配線層12が形成されている。
【0028】図24を参照して、第1の配線層12が形
成された第1の層間絶縁膜38の表面上に、プラズマ気
相成長法によって300〜450℃の形成温度で、10
0〜800nm程度のシリコン酸化膜30が被着され
る。
【0029】図25を参照して、シリコン酸化膜30の
上に、Spin On Glass(SOG)法を2〜
20回繰返すことにより、SOG法によるシリコン酸化
膜31が形成される。このSOG法によるシリコン酸化
膜31は、平滑な表面形状を有している。
【0030】図26を参照して、シリコン酸化膜30お
よびシリコン酸化膜31は、RIE法によってエッチバ
ックされる。このエッチバックにより、最適な膜厚を有
するシリコン酸化膜32が得られる。
【0031】図27を参照して、シリコン酸化膜32の
上に、プラズマ気相成長法によって、シリコン酸化膜3
3が堆積される。
【0032】以上のように、平滑な平面形状を有する第
2の層間絶縁膜が得られる。第2の層間絶縁膜の形成に
際し、上述のように、シリコン酸化膜32の上にプラズ
マ気相成長法によるシリコン酸化膜33が形成されるの
は、次の理由による。すなわち、アルミニウム銅合金か
らなる配線層に接する絶縁膜は、その信頼性を保証する
ために、押し付け応力を有し、かつ吸湿性が少ないこと
が要求される。しかしながら、SOG法によって形成さ
れるシリコン酸化膜は、通常引張り応力を有し、かつ吸
湿性もプラズマ気相成長法によって形成されるシリコン
酸化膜よりも高い。そこで、配線層に広く接する領域
は、プラズマ気相成長法によるシリコン酸化膜で覆われ
る必要があるためである。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】このように製造される
従来の半導体装置において、第1および第2の層間絶縁
膜38,40の表面が平坦性に乏しいと、以下の弊害が
生じる。
【0034】まず、図34は、レジストを露光させる状
態を模式的に示す断面図である。図34を参照して、下
層201の表面上にはレジスト202が塗布されてい
る。このレジスト202は、マスク203を用いて所望
の形状にパターニングされる。この際、露光光はマスク
203によって露光されるべき領域202aにのみ矢印
A方向から入射される。しかしながら、下層201に段
差が存在すると、露光光は段差によって矢印B方向へ反
射される。この矢印B方向への反射により、本来露光さ
れない領域202bが露光させられる。すなわち、下層
201に段差が存在すると所望の形状にレジスト202
を露光させることは難しい。このため、レジスト202
を所望の形状に正確にパターニングすることは困難であ
る。
【0035】特に、下層201がAlのような反射性基
板の場合、矢印B方向への反射は、より一層激しくな
る。この反射を防ぐために、たとえば、露光光がi線
(365nm)の場合には、スパッタリング法によって
Alの表面にTiN薄膜を形成し、反射防止(Anti
reflection、以下、「ARC」と略す)膜と
して作用させ、矢印B方向への反射を抑制する手法が用
いられている。
【0036】また、図35は、レジストを露光する際の
最適焦点位置を模式的に示す断面図である。図35を参
照して、下層201の表面上にレジスト202が塗布さ
れている。この下層201の表面上に段差があると、レ
ジスト202の厚みが部分によって異なる。厚みが異な
ると、レジスト202を露光する露光光の最適焦点位置
が異なる。すなわち、C,Dの位置における露光光の最
適焦点位置はそれぞれc,dとなる。このため、Cの位
置に焦点を合わせて露光を行なう場合は、図36に示す
ように、Dの位置のパターンが形状不良となる。また、
Dの位置に焦点を合わせて露光を行なう場合は、図37
に示すように、Cの位置のパターンが形状不良となる。
よって、レジスト202を所望の形状に正確にパターニ
ングすることは難しい。
【0037】上記のように下層201に段差があると、
レジスト202を所望の形状に正確にパターニングでき
ない。このような形状不良のレジストをマスクとしてエ
ッチングを施した場合、仕上り寸法の狂いが生じる。仕
上り寸法の狂いが生じるため、微細化に対応できず、微
細化を図る場合、接続口や金属配線層のパターンの形成
などが困難になるという問題点があった。
【0038】さらに、層間絶縁膜の表面が平坦性に乏し
いと、接続口をプラグで埋込む際に、以下の弊害が生じ
る。
【0039】図38、図39は、接続口をプラグで埋込
むことによって弊害が生じた状態を模式的に示す断面図
およびその平面図である。こららの図を参照して、接続
口201にプラグ202が形成されている。このプラグ
202により、上層の導電層203と下層の導電層20
4が、電気的に接続されている。このプラグ202は、
絶縁層205の表面全面に堆積された導電層をエッチン
グすることにより形成される。しかしながら、絶縁層2
05の表面が平坦性に乏しいと、絶縁層205の表面段
差部にプラグ形成時の残渣202a,202bが残留す
る。この残渣202aによって、他の配線層206aと
206bが短絡されるおそれがある。このように、層間
絶縁膜の表面が平坦性に乏しいと、その表面残渣部に残
渣が生じ、配線層のショートなど電気的信頼性に劣ると
いう問題点があった。
【0040】以上の弊害を防ぐために、第1の層間絶縁
膜38の表面の平坦性を向上させる方法として、熱処理
温度を上げる方法、または第1の層間絶縁膜をなすBP
SG膜中のボロンおよびリン等の不純物濃度を上げる方
法が考えられる。しかしながら、熱処理温度を上げる
と、不純物拡散層6の深さが必要以上に深くなり、近年
の高度に微細化された半導体装置において、MOSFE
Tとしての性能を損なうことになる。また、不純物濃度
を上げると、耐湿性の劣化を招くため、第1の層間絶縁
膜38をなすBPSG膜中の不純物濃度には上限があ
る。
【0041】一方、第2の層間絶縁膜40を平坦に形成
するためには、前述のように多くの工程を必要とする。
【0042】このような問題を解決し、層間絶縁膜を低
温で平坦化する方法として、たとえば化学的機械的研磨
法(以下、「CMP法」と略す)が、Journal
ofElectrochemical Societ
y. 138巻 1778ページに報告されている。以
下、CMP法による層間絶縁膜の平坦化方法を、図を用
いて説明する。
【0043】図28〜図33は、CMP法による層間絶
縁膜の平坦化方法を用いた、半導体装置の製造方法を示
す断面図である。
【0044】図28を参照して、図9〜図14で説明し
たのと同様の工程を経て、半導体基板1の表面上に形成
されたMOSトランジスタ等の素子を覆うように、BP
SG膜からなる第1の層間絶縁膜38が堆積される。
【0045】図29を参照して、コロイダルシリカを主
成分とする研磨剤を流しながら、第1の層間絶縁膜38
の表面が機械的に研磨される。表面に凹凸を有する場合
には、凸部から研磨されるため、第1の層間絶縁膜38
は平坦化される。
【0046】図30を参照して、図16〜図19で説明
したのと同様の工程を経て、平坦化された第1の層間絶
縁膜38に、タングステンプラグ11および第1の配線
層12が形成される。
【0047】図31を参照して、第1の層間絶縁膜38
の表面上に形成された第1の配線層12を覆うように、
第2の層間絶縁膜40が、プラズマ気相成長法によって
厚めに形成される。
【0048】図32を参照して、第2の層間絶縁膜40
は、第1の層間絶縁膜38の平坦化と同様のCMP法に
よって、平坦化される。さらに、同様に、平坦化された
第2の層間絶縁膜40に、タングステンプラグ21およ
び第2の配線層22が形成される。
【0049】このようなCMP法による層間絶縁膜の平
坦化は、平坦性が極めて良好な層間絶縁膜が得られるこ
とに加えて、低温での平坦化処理が可能であるという優
れた特徴を備えている。しかしながら、CMP法におけ
る研磨速度は、研磨剤の温度や被研磨物の表面形状に強
く依存するため、研磨量の管理が困難であるという問題
がある。そのため、研磨量が不足した場合には、下地の
凹凸が残り、フォトリソグラフィーやタングステンプラ
グの形成に悪影響を及ぼす。一方、研磨量が多すぎた場
合には、層間絶縁膜の下部に位置する構造物、たとえば
多結晶シリコン膜4や第1の配線層12を破損する。さ
らに、CMP法は、その研磨剤の成分として、カリウム
やナトリウム等のアルカリ金属を含んでいる場合があ
る。このようなアルカリ金属は、ゲート酸化膜3の中で
可動イオンとなり、MOSFETの性能を劣化させると
いう問題も生じる。
【0050】上述の従来の技術では、層間絶縁膜に十分
な平坦性をもたせることが困難であるため、半導体装置
の集積度は制限され、良品率も低下していた。一方、C
MP法は、平坦性に優れた層間絶縁膜が得られるもの
の、制御性に乏しく、またアルカリ金属汚染の問題もあ
り、半導体装置の生産性を上げることができなかった。
【0051】本発明の目的は、上述の問題点を解決し、
層間絶縁膜の表面段差を小さくすることにより、微細化
に伴う接続口や金属配線層のパターニングによる形成な
どを容易にし、かつ電気的信頼性の高い半導体装置を効
率よく製造する方法を提供することにある。
【0052】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体装置
の製造方法は、半導体基板の表面上に第1の導電層を形
成するステップと、第1の導電層上に、第1の硬度を有
する第1の絶縁層を形成するステップと、第1の導電層
および第1の絶縁層をパターニングするステップと、半
導体基板ならびにパターニングされた第1の導電層およ
び第1の絶縁層をすべて被覆するように、第1の硬度よ
り低い第2の硬度を有する第2の絶縁層を形成するステ
ップと、第1の絶縁層の表面が露出するように、第2の
絶縁層を平坦化するステップと、平坦化された表面上に
第3の絶縁層を形成するステップと、第3の絶縁層上に
第2の導電層を形成するステップとを備えている。
【0053】好ましくは、第2の絶縁層を平坦化するス
テップは、化学的機械的研磨法を用いて行なわれてもよ
い。
【0054】また、他の好ましい例として、第2の絶縁
層としてシリコン酸化膜が用いられ、第1の絶縁層とし
て有機膜、TiN膜およびシリコン窒化膜のうちから選
ばれる1つの反射防止膜が用いられてもよい。
【0055】
【作用】この発明による半導体装置の製造方法において
は、第1の硬度を有する第1の絶縁層と、第1の硬度よ
り低い第2の硬度を有する第2の絶縁層とを形成し、第
1の絶縁層の表面が露出するように、第2の絶縁層を平
坦化する。また、平坦化は、化学的機械的研磨法を用い
て行なわれる。そのため、化学的機械的研磨法を用いて
第2の絶縁層を研磨していくと、第1の絶縁層が露出し
た時点で、研磨速度が遅くなる。したがって、制御性よ
く研磨を終了することができる。
【0056】また、有機膜、TiN膜およびシリコン窒
化膜のうちから選ばれる1つの反射防止膜の研磨速度
は、シリコン酸化膜の研磨速度の25%程度以下であ
る。そのため、第1の絶縁層として、有機膜、TiN膜
およびシリコン窒化膜のうちから選ばれる1つの反射防
止膜を形成し、第2の絶縁層としてシリコン酸化膜を形
成し、化学的機械的研磨法を用いてシリコン酸化膜を研
磨していくと、反射防止膜が露出した時点で研磨速度が
遅くなる。したがって、制御性よく研磨を終了すること
ができる。
【0057】
【実施例】図1は、本発明の一実施例により製造された
半導体装置の構成を示す断面図である。
【0058】図1を参照して、この半導体装置は、図2
2に示した従来の半導体装置と同様に、シリコンからな
る半導体基板1上の表面に、分離酸化膜2が形成され、
この分離酸化膜2によって分離された領域には、MOS
FETなどの素子が形成されている。
【0059】このMOSFETは、不純物拡散層6、ゲ
ート酸化膜3および多結晶シリコン膜4から構成されて
いる。ゲートをなす多結晶シリコン膜4の表面上には、
図22に示す従来例ではシリコン酸化膜5が形成されて
いたが、この実施例ではシリコン窒化膜50が形成され
ている。
【0060】このようにMOSFETが形成された半導
体基板1の表面全面に、シリコン酸化膜8が、シリコン
窒化膜50の表面が露出するように形成されている。シ
リコン酸化膜8の上には、さらにシリコン酸化膜39が
形成されている。このシリコン酸化膜8とシリコン酸化
膜39とで構成される第1の層間絶縁膜の表面は、極め
て平坦性が高い。
【0061】シリコン酸化膜39上には、第1の配線層
12が形成され、この第1の配線層12は、タングステ
ンプラグ11によって、不純物拡散層6および多結晶シ
リコン膜4に接続されている。
【0062】第1の配線層12の表面上には、従来例で
は形成されていなかったシリコン窒化膜51が形成され
ている。
【0063】第1の配線層12が形成されたシリコン酸
化膜39の表面全面に、シリコン酸化膜9が、シリコン
窒化膜51の表面が露出するように形成されている。シ
リコン酸化膜9の上には、さらにシリコン酸化膜41が
形成されている。このシリコン酸化膜9とシリコン酸化
膜41とで構成される第2の層間絶縁膜の表面は、第1
の層間絶縁膜と同様に、極めて平坦性が高い。
【0064】シリコン酸化膜41上には、第2の配線層
22が形成され、この第2の配線層22は、タングステ
ンプラグ21によって、第1の配線層12に接続されて
いる。
【0065】第2の配線層22が形成されたシリコン酸
化膜41の表面全面には、第2の配線層22を被覆する
ように、パッシベーション膜13が形成されている。
【0066】次に、上述のように構成される半導体装置
の製造方法について説明する。図2〜図8、および図1
は、上述の実施例の半導体装置の製造方法を示す断面図
である。
【0067】図2を参照して、シリコンからなる半導体
基板1の表面に、局所酸化法によって、膜厚300〜8
00nm程度の分離酸化膜2が形成される。半導体基板
1の分離酸化膜2から露出した部分には、熱酸化法によ
って膜厚5〜30nmのゲート酸化膜が形成される。次
に、半導体基板1の表面上に、リンや砒素を含んだ多結
晶シリコン膜4およびシリコン窒化膜50が、気相成長
法によって堆積される。これらのゲート酸化膜3、多結
晶シリコン膜4およびシリコン窒化膜50は、フォトリ
ソグラフィー法とRIE法によってパターニングされ
る。この多結晶シリコン膜4がパターニングされる際、
シリコン窒化膜50は、ARC膜として作用する。次
に、多結晶シリコン膜4、シリコン窒化膜50および分
離酸化膜2をマスクとして、不純物イオンが半導体基板
1に注入される。このイオン注入により、半導体基板1
の露出している表面に、不純物拡散層6が形成される。
さらに、50〜300nmのシリコン酸化膜が気相成長
法で形成され、RIE法でのエッチングにより、サイド
ウォール7が多結晶シリコン膜4とシリコン窒化膜50
の側壁部に形成される。また、不純物イオンの注入によ
り、不純物濃度の濃い部分と薄い部分の2層構造からな
る不純物拡散層6が形成される。このようにして、MO
SFETが形成される。
【0068】図3を参照して、半導体基板1の表面上に
形成されたMOSFET等の素子を覆うように、PH3
とTEOS(Si(OC2 5 4 )等を原料とする減
圧気相成長法によって、P2 5 を重量換算で7%程度
含むシリコン酸化膜8が、100nm程度堆積される。
【0069】図4を参照して、堆積されたシリコン酸化
膜8の表面に対して、コロイダルシリカ等の研磨剤を含
む研磨液を流しながら、約5分程度、機械的な研磨が施
される。シリコン窒化膜50の一部が露出されるまで研
磨され、堆積されたシリコン酸化膜8の表面は平坦化さ
れる。このとき、研磨面がシリコン窒化膜50に達する
と、研磨速度が急激に低下するため、研磨量の制御を容
易に行なうことができる。
【0070】図5を参照して、平坦化されたシリコン酸
化膜8の上に、TEOS(Si(OC2 5 4 )等を
原料とする減圧気相成長法によって、50nm程度のシ
リコン酸化膜39が形成される。このシリコン酸化膜8
およびシリコン酸化膜39からなる第1の層間絶縁膜
に、フォトリソグラフィー法とRIE法によって、接続
口が形成される。さらに、WF6 などを原料とする気相
成長法により、タングステン薄膜が形成され、RIE法
でのエッチングによって、タングステンプラグ11が形
成される。次に、シリコン酸化膜39上に、スパッタ法
によってアルミニウム銅合金膜12aが被着され、さら
にその上に、SiH4 とNH3 を原料とする気相成長法
によって、50nmのシリコン窒化膜51が形成され
る。
【0071】図6を参照して、アルミニウム銅合金膜1
2aおよびシリコン窒化膜51は、フォトリソグラフィ
ー法とRIE法によってパターニングされ、第1の配線
層12が形成される。このアルミニウム銅合金膜12a
がパターニングされる際、シリコン窒化膜51は、AR
C膜として作用する。
【0072】図7を参照して、シリコン酸化膜39の表
面上に形成された第1の配線層12を覆うように、TE
OSを原料とするプラズマ気相成長法によって、シリコ
ン酸化膜9が、200〜500nm程度堆積される。
【0073】図8を参照して、堆積されたシリコン酸化
膜9の表面に対して、図4で説明したのと同様に、CM
P法による研磨が施され、平坦化される。このときも、
研磨面がシリコン窒化膜51に達すると、研磨速度が急
激に低下するため、研磨量の制御を容易に行なうことが
できる。
【0074】図9を参照して、平坦化されたシリコン酸
化膜9の上に、プラズマ気相成長法によって、200n
m程度のシリコン酸化膜41が形成される。このシリコ
ン酸化膜9およびシリコン酸化膜41からなる第2の層
間絶縁膜に、従来例と同様に、タングステンプラグ21
が形成される。さらに、第2の配線層22が形成された
後、この第2の配線層22を覆うように、シリコン窒化
膜等からなるパッシベーション膜13が形成される。
【0075】以上の工程により、この半導体装置のウエ
ハプロセスが完了する。なお、上記実施例で述べた膜の
膜厚ならびにリンの濃度は、上記に示す値に限定されな
い。CMP法による研磨時間は研磨剤の種類、研磨パッ
ドの種類などに強く依存するので、上記実施例に述べた
値に限定されないのはいうまでもない。また、リンを含
んだシリコン酸化膜8は、リンと同時にボロンを含んだ
BPSG膜でも構わない。シリコン酸化膜、シリコン窒
化膜、配線層やプラグの形成方法は、上記実施例で説明
した方法以外のものでも構わない。また、プラグの材質
として、本実施例ではタングステンの例を説明したが、
多結晶シリコンやアルミニウムなどでもよい。パターニ
ングする際のARC膜として、シリコン窒化膜を実施例
では用いたが、その他、TiN、アモルファスシリコ
ン、有機膜等の露光光を吸収する光学特性を有する膜で
あればよい。上記実施例で説明した装置は2層の配線を
有するものであるが、3層以上の配線層を持つ半導体装
置について、それらの配線層間に用いる層間絶縁膜の構
造に応用してもよい。また、CMP法は、シリコン酸化
膜の研磨以外に、RIE法の代わりとして、タングステ
ン膜のエッチングに用いてもよい。
【0076】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来よ
りも少ない工程数で、表面が極めて平坦な層間絶縁膜を
有する半導体装置が得られる。
【0077】また、本発明によれば、研磨量の制御が容
易となるため、CMP法による層間絶縁膜の平坦化が可
能になる。
【0078】さらに、平坦性の高い層間絶縁膜を形成す
ることにより、フォトリソグラフィー法による導電層の
パターニングやエッチングによる導電層の除去が容易と
なり、半導体装置の生産性、信頼性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による半導体装置の構成を示
す断面図である。
【図2】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
の第1工程を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
の第2工程を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
の第3工程を示す断面図である。
【図5】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
の第4工程を示す断面図である。
【図6】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
の第5工程を示す断面図である。
【図7】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
の第6工程を示す断面図である。
【図8】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
の第7工程を示す断面図である。
【図9】従来の半導体装置の一例の製造方法の第1工程
を示す断面図である。
【図10】従来の半導体装置の一例の製造方法の第2工
程を示す断面図である。
【図11】従来の半導体装置の一例の製造方法の第3工
程を示す断面図である。
【図12】従来の半導体装置の一例の製造方法の第4工
程を示す断面図である。
【図13】従来の半導体装置の一例の製造方法の第5工
程を示す断面図である。
【図14】従来の半導体装置の一例の製造方法の第6工
程を示す断面図である。
【図15】従来の半導体装置の一例の製造方法の第7工
程を示す断面図である。
【図16】従来の半導体装置の一例の製造方法の第8工
程を示す断面図である。
【図17】従来の半導体装置の一例の製造方法の第9工
程を示す断面図である。
【図18】従来の半導体装置の一例の製造方法の第10
工程を示す断面図である。
【図19】従来の半導体装置の一例の製造方法の第11
工程を示す断面図である。
【図20】従来の半導体装置の一例の製造方法の第12
工程を示す断面図である。
【図21】従来の半導体装置の一例の製造方法の第13
工程を示す断面図である。
【図22】従来の半導体装置の一例の製造方法の第14
工程を示す断面図である。
【図23】従来の層間絶縁膜の形成方法の第1工程を示
す断面図である。
【図24】従来の層間絶縁膜の形成方法の第2工程を示
す断面図である。
【図25】従来の層間絶縁膜の形成方法の第3工程を示
す断面図である。
【図26】従来の層間絶縁膜の形成方法の第4工程を示
す断面図である。
【図27】従来の層間絶縁膜の形成方法の第5工程を示
す断面図である。
【図28】従来の半導体装置の他の例の製造方法の第1
工程を示す断面図である。
【図29】従来の半導体装置の他の例の製造方法の第2
工程を示す断面図である。
【図30】従来の半導体装置の他の例の製造方法の第3
工程を示す断面図である。
【図31】従来の半導体装置の他の例の製造方法の第4
工程を示す断面図である。
【図32】従来の半導体装置の他の例の製造方法の第5
工程を示す断面図である。
【図33】従来の半導体装置の他の例の製造方法の第6
工程を示す断面図である。
【図34】レジストを露光させる状態を模式的に示す断
面図である。
【図35】レジストを露光させる際の最適焦点位置を模
式的に示す断面図である。
【図36】レジストを露光させる際の焦点位置によって
弊害が生じた状態を模式的に示す断面図である。
【図37】レジストを露光させる際の焦点位置によって
弊害が生じた状態を模式的に示す断面図である。
【図38】接続口をプラグで埋込むことによって弊害が
生じた状態を模式的に示した断面図である。
【図39】接続口をプラグで埋込むことによって弊害が
生じた状態を模式的に示した平面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 4 多結晶シリコン膜 8 シリコン酸化膜 9 シリコン酸化膜 12 アルミニウム銅合金からなる第1の配線層 22 第2の配線層 39 シリコン酸化膜 41 シリコン酸化膜 50 シリコン窒化膜 51 シリコン窒化膜 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/108

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面上に第1の導電層を形
    成するステップと、 前記第1の導電層上に、第1の硬度を有する第1の絶縁
    層を形成するステップと、 前記第1の導電層および前記第1の絶縁層をパターニン
    グするステップと、 前記半導体基板ならびに前記パターニングされた前記第
    1の導電層および前記第1の絶縁層をすべて被覆するよ
    うに、前記第1の硬度より低い第2の硬度を有する第2
    の絶縁層を形成するステップと、 前記第1の絶縁層の表面が露出するように、前記第2の
    絶縁層を平坦化するステップと、 前記平坦化された表面上に第3の絶縁層を形成するステ
    ップと、 前記第3の絶縁層上に第2の導電層を形成するステップ
    とを備えた、半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の絶縁層を平坦化するステップ
    は、化学的機械的研磨法を用いて行なわれる、請求項1
    記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の絶縁層はシリコン酸化膜であ
    り、前記第1の絶縁層は有機膜、TiN膜およびシリコ
    ン窒化膜のうちから選ばれる1つの反射防止膜である、
    請求項1または請求項2記載の半導体装置の製造方法。
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US7649261B2 (en) 1996-07-18 2010-01-19 Fujitsu Microelectronics Limited Highly integrated and reliable DRAM and its manufacture

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