JPH06140613A - 半導体光検出器 - Google Patents

半導体光検出器

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JPH06140613A
JPH06140613A JP4288951A JP28895192A JPH06140613A JP H06140613 A JPH06140613 A JP H06140613A JP 4288951 A JP4288951 A JP 4288951A JP 28895192 A JP28895192 A JP 28895192A JP H06140613 A JPH06140613 A JP H06140613A
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JP
Japan
Prior art keywords
light
semiconductor substrate
rays
junction
semiconductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4288951A
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English (en)
Inventor
Akimasa Tanaka
章雅 田中
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Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
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Publication date
Application filed by Hamamatsu Photonics KK filed Critical Hamamatsu Photonics KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、赤外線からX線までの広い波長領
域の光を検出できる半導体光検出器を提供することを目
的とする。 【構成】 半導体基板(10)の裏面に形成された窪み
に近赤外線から軟X線領域までの光が入射されると、こ
の光のエネルギーによって光キャリアが励起される。光
キャリアは、半導体基板(10)に形成されたpn接合
部の電界に引かれて、pn接合部に電流が流れる。この
電流を電気信号として取り出すことによって、入射光の
検出を行うことができる。また、半導体基板(10)の
裏面に形成された窪みに硬X線が入射されると、硬X線
は半導体基板(10)を突き抜けて蛍光体(40)に入
射される。そして、蛍光体(40)で発光した光のエネ
ルギーによって光キャリアが励起される。光キャリア
は、半導体基板(10)に形成されたpn接合部の電界
に引かれて、pn接合部に電流が流れる。この電流を電
気信号として取り出すことによって、入射光の検出を行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、近赤外線からX線まで
の広い波長領域の光が検出できる半導体光検出器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6(a)(b)は、従来の半導体光検
出器の構造を示す断面図である。図6(a)に示す半導
体光検出器100は、n型の半導体基板101の表層部
にp層102が形成されている。近赤外線から10ke
V以下の軟X線までの光がp層102に入射されると、
この光のエネルギーによって光キャリアが励起される。
光キャリアは、半導体基板101とp層102の境界で
あるpn接合部の電界に引かれて、pn接合部に電流が
流れる。この電流を電気信号として取り出すことによっ
て、入射光の検出を行うことができる。半導体光検出器
100は、近赤外線から軟X線までの光を検出するにあ
たり、どの部分にピーク感度を持たせるかを、p層10
2の深さ方向の厚みの制御で実現している。
【0003】一方、図6(b)に示す半導体光検出器1
10は、N型の半導体基板111の表層部にp層112
が形成され、p層112の上面に蛍光体113が形成さ
れている。10keV以上の硬X線が蛍光体113に入
射されると、蛍光体113が発光して、この光のエネル
ギーによって光キャリアが励起される。光キャリアは、
半導体基板101とp層102の境界であるpn接合部
の電界に引かれて、pn接合部に電流が流れる。この電
流を電気信号として取り出すことによって、入射光の検
出を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の半導体
光検出器100は、硬X線に対して、そのほとんどが貫
通してしまう。このため、この検出器では、硬X線を電
気信号として取り出すことができなかった。
【0005】一方、従来の半導体光検出器110は、p
層112上面に蛍光体113が設けられているため、軟
X線より長い波長の光は半導体基板111とp層112
の境界であるpn接合部まで届かなかった。このため、
この検出器では、軟X線より長い波長の入射光を電気信
号として取り出すことができなかった。
【0006】本発明は、このような問題を解決し、赤外
線からX線までの広い波長領域の光を検出できる半導体
光検出器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の半導体光検出器は、半導体基板と、この半
導体基板の表層部に形成されたpn接合部と、このpn
接合部を覆うように半導体基板の表面に形成された蛍光
体とを備え、半導体基板の裏面には窪みが形成されてい
る。
【0008】
【作用】本発明の構成によれば、半導体基板の裏面に形
成された窪みに近赤外線から軟X線領域までの光が入射
されると、この光のエネルギーによって光キャリアが励
起される。光キャリアは、半導体基板に形成されたpn
接合部の電界に引かれて、pn接合部に電流が流れる。
この電流を電気信号として取り出すことによって、入射
光の検出を行うことができる。
【0009】また、半導体基板の裏面に形成された窪み
に硬X線が入射されると、硬X線は半導体基板を突き抜
けて蛍光体に入射される。そして、蛍光体で発光した光
のエネルギーによって光キャリアが励起される。光キャ
リアは、半導体基板に形成されたpn接合部の電界に引
かれて、pn接合部に電流が流れる。この電流を電気信
号として取り出すことによって、入射光の検出を行うこ
とができる。
【0010】本発明では、このように近赤外線からX線
領域までの広い波長範囲の入射光を電気信号として検出
することができる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
について説明する。図1は本実施例に係る半導体光検出
器の斜視図および断面図である。図1(a)に示すよう
に、本実施例の半導体光検出器は、シリコンの信号処理
基板10上に二次元マトリクスの画素30が形成されて
おり、画素30上には柱状の蛍光体40が形成されてい
る。蛍光体40はエネルギー線の入射方向に成長されて
おり、蛍光体40の断面積は画素ピッチの倍以上の密度
を有している。このように高密度に蛍光体40が形成さ
れることにより、光情報信号のクロストークを低減する
ことができる。なぜなら、蛍光体40内部で発光した光
は、蛍光体40の柱に沿って進むため、隣接画素に光が
拡散することを防止できるからである。
【0012】また、図1(b)に示すように、信号処理
基板10の裏面の一部が除去され、薄膜化されている。
そして検出すべき光は、薄膜化された信号処理基板10
の裏面の窪みに入射される。入射光が近赤外線から軟X
線領域までの光の場合は、入射光のエネルギーによっ
て、信号処理基板10中に光キャリアが励起される。光
キャリアは、いずれかの画素30のpn接合部の電界に
引かれて、pn接合部に電流が流れる。この電流を電気
信号として取り出すことによって、入射光の検出を行う
ことができる。また、入射光が硬X線の場合には、入射
光は信号処理基板10を突き抜けて蛍光体40に入射さ
れる。そして、蛍光体40で発光した光のエネルギーに
よって光キャリアが励起される。光キャリアは、いずれ
かの画素30のpn接合部の電界に引かれて、pn接合
部に電流が流れる。この電流を電気信号として取り出す
ことによって、入射光の検出を行うことができる。
【0013】次に、本実施例に係る半導体光検出器の断
面構造を、図2、図3の断面図に基づいて説明する。図
2は、MOS形の半導体光検出器を画素単位に拡大した
拡大断面図である。10Ω・cm程度のシリコンN型基
板である半導体基板11の上層部に、イオン注入技術を
用いてp−well領域12が形成されている。このp
−well領域12の上層部にn+ イオン注入によるソ
ース領域13とドレイン領域14が形成されている。p
−well領域12とソース領域13の境界がpn接合
部13aとなる。さらに、p−well領域12の上に
絶縁膜15が形成され、絶縁膜15中に多結晶シリコン
のゲート電極16が形成されている。ドレイン領域14
の上には垂直信号を伝送するためのAl配線17が形成
されており、Al配線17上部には絶縁膜18を挟んで
遮光用膜19が形成されている。さらに、絶縁膜18お
よび遮光用膜19の上には保護膜20が形成され、保護
膜20の上に蛍光体40が形成されている。
【0014】本実施例では、MOS二次元センサの画素
ピッチより高密度な柱状に蛍光体40を形成するため、
保護膜18の一部に所望のパターンを形成している。こ
のパターン形状としては、格子状、円状、六角形状、そ
の他多角形状の物が利用され、パターンピッチは、例え
ばMOS2次元センサのピッチが40μmなら、20μ
m以下に設定する。このように設定することにより、画
素ピッチ以上の高密度な蛍光体40を保護膜18上に形
成することができる。蛍光体40は、蒸着技術によりC
sIなどの材料を200μmから300μm程度堆積さ
せ、形成されている。
【0015】さらに半導体基板11の一部は、p−we
ll領域12まで裏面からエッチング除去されており、
窪みが形成されている。この窪みの形成によって薄膜化
される信号処理基板10の厚みをどの程度にするかは、
検出対象となる光の波長領域により調整することが可能
である。例えば、近赤外線領域(波長で1000nm付
近)まで本検出器に感度を持たせるなら、その厚みは、
おおよそ20μm程度にする必要がある。また、その光
検出範囲が可視光の赤色(波長で620nm付近)まで
本検出器に感度を持たせるなら、おおよそ10μm程度
にすればよい。
【0016】ただし、入射光が硬X線(10keV以上
のX線)の場合は、入射光のほとんどが薄膜化された信
号処理基板10を貫通し、蛍光体40に照射されてX線
から光に変換される。そして、変換され放出される光の
波長は、CsIのような蛍光体の場合、おおよそ500
nmである。したがって、この波長の光を信号処理基板
10が検知するためには、その膜厚として5μm程度あ
ればよい。また、この厚みは、信号処理基板10が十分
な強度を保持できる厚みである。
【0017】本実施例の半導体光検出器を用いて、近赤
外線から10keV以下の軟X線までの光を検出する際
の検出感度を上げる方法として、信号処理基板10を更
に薄膜化する方法と、pn接合部13aの空乏層を光入
射面である信号処理基板10の裏面近くまで拡げる方法
がある。しかし、信号処理基板10の厚みが1.0μm
から2.0μm程度、またはそれ以下になると、十分な
強度を保つことができない。そこで、本実施例では、十
分な強度を保つ厚さまで信号処理基板10を薄膜化する
と共に、pn接合部12の空乏層が信号処理基板10の
裏面まで拡がるよう、pn接合部13aに印加される電
圧とpn接合部13aの不純物濃度を調整している。
【0018】一般に集積回路に使用される電源電圧は1
5volts 位である。そこで、例えばpn接合部13aに
10volts の電圧が印加され、その時の不純物濃度が1.
0E14/ cm3 程度なら、空乏層の拡がりは10μmほど
となる。これらの数値は、現在の集積回路素子における
一般的な値である。この例で示した印加電圧10volt、
不純物濃度1.0E14/ cm3 という値を使用し、信号処理
基板11の裏面が除去された部分の厚みを10μmとす
るなら、本実施例の半導体光検出器は、波長として可視
光の赤色に当たる620nmから硬X線領域までの光を
検出できる感度を有することになる。
【0019】図3は、CCD形の半導体光検出器を画素
単位に拡大した拡大断面図である。CCD形の半導体光
検出器は、信号処理基板10の中核がCCDであること
を除けば、図2に示したMOS型の半導体光検出器と同
じである。この例も、信号処理基板10の裏面をエッチ
ング除去することによって、近赤外線から10keV以
下の軟X線までの光の検出感度を向上させている。信号
処理回路基板10の中核にCCD型またはMOS型のど
ちらを使用するかは、本検出器のアプリケーションに依
存している。
【0020】図4は、本発明による別の実施例であり、
信号処理基板10がCCD型またはMOS型の一次元ア
レイからなっている。1画素部の構造は、図2又は図3
の断面図に示す断面構造と同じである。
【0021】図5は、同じく本発明による別の実施例で
あり、ディスクリート素子の構造を示す断面図である。
1画素部の断面構造は、これまでに説明してきた二次
元、一次元の時とほとんど同じである。しかしながら、
ディスクリート素子はアレイと異なり、入射信号のクロ
ストーク問題などは発生しないので、蛍光体40を柱状
に形成する必要はない。したがって、保護膜20にパタ
ーンを施す必要はない。もちろん、アレイと同じプロセ
ス工程を使用しても特性的にはなんら問題はない。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明の半導体光検出器
は、近赤線からX線領域までの広い範囲の光検出ができ
る優れた性能を有し、また工業的に見ても容易に作成で
きる工業的価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る半導体光検出器の斜視図および
断面図である。
【図2】MOS形の半導体光検出器を画素単位に拡大し
た拡大断面図である。
【図3】CCD形の半導体光検出器を画素単位に拡大し
た拡大断面図である。
【図4】一次元半導体光検出器の外観を示す斜視図であ
る。
【図5】単一半導体光検出器の構造を示す断面図であ
る。
【図6】従来の半導体光検出器の構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10…信号処理基板、11…半導体基板、12…p−w
ell領域、13…ソース領域、14…ドレイン領域、
15、18…絶縁膜、16…ゲート電極、17…Al配
線、19…遮光用膜、20…保護膜、21…SiO
2 膜、30…画素、40…蛍光体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7210−4M H01L 31/00 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板の表層部に形成されたpn接合部と、 前記pn接合部を覆うように前記半導体基板の表面に形
    成された蛍光体とを備え、 前記半導体基板の裏面には窪みが形成されていることを
    特徴とする半導体光検出器。
  2. 【請求項2】 前記pn接合部が一次元のアレイ状に前
    記半導体基板の表層部に配置された複数のpn接合ダイ
    オードにより構成されていることを特徴とする請求項1
    記載の半導体光検出器。
  3. 【請求項3】 前記pn接合部が二次元のマトリクス状
    に前記半導体基板の表層部に配置された複数のpn接合
    ダイオードにより構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の半導体光検出器。
JP4288951A 1992-10-27 1992-10-27 半導体光検出器 Pending JPH06140613A (ja)

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JP4288951A JPH06140613A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 半導体光検出器

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JP4288951A JPH06140613A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 半導体光検出器

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ID=17736922

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JP4288951A Pending JPH06140613A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 半導体光検出器

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