JPH0614153B2 - 音響光学変調器を用いた光ビームの変調方法 - Google Patents
音響光学変調器を用いた光ビームの変調方法Info
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- JPH0614153B2 JPH0614153B2 JP59196346A JP19634684A JPH0614153B2 JP H0614153 B2 JPH0614153 B2 JP H0614153B2 JP 59196346 A JP59196346 A JP 59196346A JP 19634684 A JP19634684 A JP 19634684A JP H0614153 B2 JPH0614153 B2 JP H0614153B2
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- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 8
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- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、音響光学変調器(以下、AOMという)を用
いた光ビームの変調方法に関する。さらに詳しくは、音
響光学媒質(以下、AO媒質という)の光ビーム入射面
における光ビーム入射位置を適宜に調整することによっ
て出射ビームの出射角度の変動等を低減させるようにし
た変調方法に関する。
いた光ビームの変調方法に関する。さらに詳しくは、音
響光学媒質(以下、AO媒質という)の光ビーム入射面
における光ビーム入射位置を適宜に調整することによっ
て出射ビームの出射角度の変動等を低減させるようにし
た変調方法に関する。
(発明の技術的背景及び従来技術) AOMを用いてレーザビーム等の光ビームを変調するこ
とは公知である。
とは公知である。
第6図は従来のAOMを用いた光ビームの変調を示す斜
視図、第7図は第6図に示す光ビーム変調の平面図であ
る。
視図、第7図は第6図に示す光ビーム変調の平面図であ
る。
図示の如く、従来のAOM1は、ブラッグ(Bragg)角
調整を行うためAO媒質2を回転軸3を中心として回転
させ得る様に構成されている。即ち、AOM1において
は、通常高周波電源4から圧電素子5に高周波を加え、
圧電素子5により電圧変動が圧力変動に変換され、AO
媒質2内を超音波が圧電素子5から音響波吸収体6に向
けて矢印A方向(y軸方向)に進行し、この音響波吸収
体6で超音波が吸収される。一方、光ビーム7はこの超
音波進行方向に対してほぼ直角の方向(x軸方向)にA
O媒質2を通過する。この場合、AO媒質2内を通過す
る光ビーム7の方向、即ち入射ビーム7aの方向と超音
波の進行方向とがある一定の角度をなすときのみ光ビー
ム7は変調される、即ち出射ビーム7bの変調効果が得
られる。従って、入射ビーム7aの方向と超音波進行方
向とがその様な一定の角度関係になるように、それらの
両方向(x軸方向とy軸方向)に直交する方向(z軸方
向)の回転軸3を中心としてAO媒質2を回転させ得
る、いわゆるブラッグ角調整を行なうことができる様に
構成されている。
調整を行うためAO媒質2を回転軸3を中心として回転
させ得る様に構成されている。即ち、AOM1において
は、通常高周波電源4から圧電素子5に高周波を加え、
圧電素子5により電圧変動が圧力変動に変換され、AO
媒質2内を超音波が圧電素子5から音響波吸収体6に向
けて矢印A方向(y軸方向)に進行し、この音響波吸収
体6で超音波が吸収される。一方、光ビーム7はこの超
音波進行方向に対してほぼ直角の方向(x軸方向)にA
O媒質2を通過する。この場合、AO媒質2内を通過す
る光ビーム7の方向、即ち入射ビーム7aの方向と超音
波の進行方向とがある一定の角度をなすときのみ光ビー
ム7は変調される、即ち出射ビーム7bの変調効果が得
られる。従って、入射ビーム7aの方向と超音波進行方
向とがその様な一定の角度関係になるように、それらの
両方向(x軸方向とy軸方向)に直交する方向(z軸方
向)の回転軸3を中心としてAO媒質2を回転させ得
る、いわゆるブラッグ角調整を行なうことができる様に
構成されている。
ところが、AOM1においては、圧電素子5において電
圧変動が圧力変動に変換される際変換ロスに基づく発熱
があり、また音響波吸収体6も超音波を吸収して熱を発
生する。従って、AO媒質2は、その両側面に圧電素子
5と音響波吸収体6という発熱体を有することとなり、
AO媒質2内の温度は不均一となる。即ち、光ビーム入
射方向から見たAO媒質2内の温度分布は通常第8図に
おいて二点鎖線で示されるようにすりばち状になる。
圧変動が圧力変動に変換される際変換ロスに基づく発熱
があり、また音響波吸収体6も超音波を吸収して熱を発
生する。従って、AO媒質2は、その両側面に圧電素子
5と音響波吸収体6という発熱体を有することとなり、
AO媒質2内の温度は不均一となる。即ち、光ビーム入
射方向から見たAO媒質2内の温度分布は通常第8図に
おいて二点鎖線で示されるようにすりばち状になる。
この様にAO媒質2内の温度が不均一となり、温度勾配
が生じると、屈折率の温度依存性を有するAO媒質の場
合、温度勾配に応じた屈折率勾配が生じ、屈折率勾配に
起因するプリズム効果により出射ビームの方向が変化す
る。即ち、AO媒質2内の光ビーム進行方向に直交する
方向において温度差が存在し、その温度差が存在する部
分に光ビームが入射すると、その温度差の大きさ、即ち
温度勾配に応じて出射ビームの出射角度が変化し、たと
えば本来入射ビーム7aと同一方向に出射すべき出射ビ
ーム7bが、第6図あるいは第7図中二点鎖線で示す様
に偏向する。
が生じると、屈折率の温度依存性を有するAO媒質の場
合、温度勾配に応じた屈折率勾配が生じ、屈折率勾配に
起因するプリズム効果により出射ビームの方向が変化す
る。即ち、AO媒質2内の光ビーム進行方向に直交する
方向において温度差が存在し、その温度差が存在する部
分に光ビームが入射すると、その温度差の大きさ、即ち
温度勾配に応じて出射ビームの出射角度が変化し、たと
えば本来入射ビーム7aと同一方向に出射すべき出射ビ
ーム7bが、第6図あるいは第7図中二点鎖線で示す様
に偏向する。
上記の如き従来のAOMにおいては、変調効率を低下さ
せることなくこの様な出射ビームの偏向あるいは温度勾
配の変化による出射角度の変動を回避することは困難で
ある。なぜならば、その様な出射ビームの偏向あるいは
出射角度の変動を回避するためAO媒質を回転軸3を中
心として回転調整する光ビームの進行方向と超音波進行
方向との角度が変化し変調効率が低下するからである。
せることなくこの様な出射ビームの偏向あるいは温度勾
配の変化による出射角度の変動を回避することは困難で
ある。なぜならば、その様な出射ビームの偏向あるいは
出射角度の変動を回避するためAO媒質を回転軸3を中
心として回転調整する光ビームの進行方向と超音波進行
方向との角度が変化し変調効率が低下するからである。
(発明の目的) 本発明の目的は、上記事情に鑑み、AO媒質内に生じる
温度分布に起因する出射ビームの偏向あるいはその偏向
角度の変動を、変調効率を低下させることなく低減する
ことのできるAOMを用いた光ビームの変調方法を提供
することにある。
温度分布に起因する出射ビームの偏向あるいはその偏向
角度の変動を、変調効率を低下させることなく低減する
ことのできるAOMを用いた光ビームの変調方法を提供
することにある。
(発明の構成) 本発明に係るAOMを用いた光ビームの変調方法は、上
記目的を達成するため、光ビームの進行方向に直交する
面内における温度勾配が、主として超音波発生源である
圧電素子と超音波を吸収する音響波吸収体の発熱に起因
してこの両者を結ぶ方向、即ち超音波の進行方向に発生
することに鑑み、圧電素子と音響波吸収体とを備えたA
O媒質の光ビーム入射面における光ビーム入射位置を、
少なくとも超音波進行方向に沿って移動調整可能に構成
し、光ビーム入射面における光ビーム入射位置の超音波
進行方向に沿って移動調整することにより、超音波進行
方向におけるAO媒質の温度勾配が最も小さい位置に光
ビームを入射させるようにすることを特徴とする。
記目的を達成するため、光ビームの進行方向に直交する
面内における温度勾配が、主として超音波発生源である
圧電素子と超音波を吸収する音響波吸収体の発熱に起因
してこの両者を結ぶ方向、即ち超音波の進行方向に発生
することに鑑み、圧電素子と音響波吸収体とを備えたA
O媒質の光ビーム入射面における光ビーム入射位置を、
少なくとも超音波進行方向に沿って移動調整可能に構成
し、光ビーム入射面における光ビーム入射位置の超音波
進行方向に沿って移動調整することにより、超音波進行
方向におけるAO媒質の温度勾配が最も小さい位置に光
ビームを入射させるようにすることを特徴とする。
光ビーム入射面における光ビーム入射位置を超音波進行
方向にそって移動調整する方法としては、AO媒質を超
音波進行方向に沿って往復移動させる方法の他、光ビー
ムを超音波進行方向に沿って往復移動させる方法を採用
することもできる。
方向にそって移動調整する方法としては、AO媒質を超
音波進行方向に沿って往復移動させる方法の他、光ビー
ムを超音波進行方向に沿って往復移動させる方法を採用
することもできる。
超音波進行方向に沿って移動調整するとは、必ずしも超
音波進行方向に一致させて移動調整する場合に限らず、
移動調整方向が超音波進行方向の成分を有している場合
も含む。
音波進行方向に一致させて移動調整する場合に限らず、
移動調整方向が超音波進行方向の成分を有している場合
も含む。
超音波進行方向におけるAO媒質の温度勾配が最も小さ
い位置とは、温度勾配が実質的に最も小さい位置を意味
し、従ってその位置は超音波進行方向の一点に限らず、
ある程度の幅を有することもあり得る。
い位置とは、温度勾配が実質的に最も小さい位置を意味
し、従ってその位置は超音波進行方向の一点に限らず、
ある程度の幅を有することもあり得る。
超音波進行方向におけるAO媒質の温度勾配とは、AO
媒質内の光ビームに直交する面内における圧電素子から
音響吸収体へ向う方向の温度勾配という意味であり、超
音波進行方向と上記直交面とが一致しないときは上記直
交面における上記圧電素子から音響吸収体へ向う方向の
温度勾配という意味である。また、直交面における圧電
素子からの音響吸収体へ向う方向の温度勾配は通常AO
媒質内のどの直交面においてもほぼ同一であるが、ある
程度異なるときは平均的な温度勾配を意味する。
媒質内の光ビームに直交する面内における圧電素子から
音響吸収体へ向う方向の温度勾配という意味であり、超
音波進行方向と上記直交面とが一致しないときは上記直
交面における上記圧電素子から音響吸収体へ向う方向の
温度勾配という意味である。また、直交面における圧電
素子からの音響吸収体へ向う方向の温度勾配は通常AO
媒質内のどの直交面においてもほぼ同一であるが、ある
程度異なるときは平均的な温度勾配を意味する。
(発明の実施態様) 以下、図面を参照しながら本発明の実施態様について説
明する。
明する。
第1図は本発明に係る方法の一実施態様を示す斜視図で
ある。
ある。
この図におけるAOMによる光変調のメカニズム自体は
前述のとおりであるので省略する。なお、第6図および
第7図と同一の番号は同一の構成要素を示す。
前述のとおりであるので省略する。なお、第6図および
第7図と同一の番号は同一の構成要素を示す。
図におけるAOM1は、AO媒質2を前述の通りz軸方
向(超音波進行方向であるy軸方向と光ビーム入射方向
であるx軸方向とに直角な方向)の回転軸3を中心とし
て回転調整(ブラッグ角調整)可能に構成すると共に、
超音波進行方向であるy軸方向(矢印B方向)とこの超
音波進行方向に直交するz軸方向(矢印C方向)に移動
調整可能に構成してある。
向(超音波進行方向であるy軸方向と光ビーム入射方向
であるx軸方向とに直角な方向)の回転軸3を中心とし
て回転調整(ブラッグ角調整)可能に構成すると共に、
超音波進行方向であるy軸方向(矢印B方向)とこの超
音波進行方向に直交するz軸方向(矢印C方向)に移動
調整可能に構成してある。
前述の如く、入射ビーム方向に直交する面内における温
度変化は主として超音波進行方向において生じるので、
光ビーム入射面2aにおける光ビーム入射位置はこの超
音波進行方向に沿って移動調整すればほぼ十分である
が、場合によっては超音波進行方向に直交する方向(矢
印C方向)にも僅かであるが発生する可能性があるの
で、その場合を考慮して矢印C方向にも移動調整可能に
構成してある。
度変化は主として超音波進行方向において生じるので、
光ビーム入射面2aにおける光ビーム入射位置はこの超
音波進行方向に沿って移動調整すればほぼ十分である
が、場合によっては超音波進行方向に直交する方向(矢
印C方向)にも僅かであるが発生する可能性があるの
で、その場合を考慮して矢印C方向にも移動調整可能に
構成してある。
上記の如き構成に基づき、例えば光ビーム入射方向に直
交する面(yz平面)内の超音波進行方向における温度分
布が第2図において二点鎖線で示す様なすりばち状であ
る場合、光ビーム入射位置を超音波進行方向に沿って一
点鎖線10上で移動調整し、屈折率勾配が最も小さい位
置、即ち温度勾配が最も小さい位置(温度勾配が零であ
る位置)に光ビームを入射させるようにする。この場合
の温度勾配が最も小さい位置は、温度勾配が実質上零で
ある一定の幅l内であればどの位置でも良い。勿論z軸
方向にも温度勾配が存在する場合は、さらにz軸方向に
も移動調整してその方向の温度勾配が最も小さい位置に
光ビームを入射させるようにする。
交する面(yz平面)内の超音波進行方向における温度分
布が第2図において二点鎖線で示す様なすりばち状であ
る場合、光ビーム入射位置を超音波進行方向に沿って一
点鎖線10上で移動調整し、屈折率勾配が最も小さい位
置、即ち温度勾配が最も小さい位置(温度勾配が零であ
る位置)に光ビームを入射させるようにする。この場合
の温度勾配が最も小さい位置は、温度勾配が実質上零で
ある一定の幅l内であればどの位置でも良い。勿論z軸
方向にも温度勾配が存在する場合は、さらにz軸方向に
も移動調整してその方向の温度勾配が最も小さい位置に
光ビームを入射させるようにする。
第3図は本発明に係る方法を実施するための装置の一例
を示す斜視図、第4図は第3図に示す装置の分解斜視図
である。
を示す斜視図、第4図は第3図に示す装置の分解斜視図
である。
図示の装置は、AOM1と、該AOMを支持する支持台
11とから成り、該支持台11は、例えば光学定盤に取り付
けられる取付基板12と、該取付基板12上にスライド可能
に載置されるスライド板13と、該スライド板13上に回動
可能に載置されると共にAOM1を固設する回動板14と
から成る。回動板14は、該板14に形成した透孔14aにピ
ン(図示せず)を挿入し、該ピンの下端部をスライド板
に形成した凹部13aに嵌入させることにより、該ピンを
中心として回動可能に構成され、スライド板13は、該板
13に形成した透孔13b,13cにそれぞれピン(図示せ
ず)を挿入し、該ピンの下端部を取付基板12に形成した
直線状のガイド溝12aに嵌入させることにより、ガイド
溝12aに沿ってスライド可能に構成されている。さら
に、スライド板13には位置決め用の透孔13dが、取付基
板12には位置決め用の凹溝12bが形成され、この透孔13
dと凹溝12bに、第5図に示す様な偏心ピン15を嵌合さ
せてある。この偏心ピンはスライド板の透孔13dに嵌合
する上部15aと取付基板の凹溝12bに嵌合する下部15b
とから成り、上部15aに対して下部15bは偏心状に固着
されている。従ってスライド板13を取付基板12に対して
所定量スライドさせるには、スライドさせる量に応じて
この偏心ピンをその上部15aを中心として所定角度回動
させることによって、スライド板13を任意のスライド位
置で取付基板12に対して位置決めすることができる。こ
の様な偏心ピンは回動板14に形成された透孔14bとスラ
イド板13に形成された凹溝13eにも嵌合されており、ス
ライド板13に対して回動板14を任意の回動角において位
置決めできるように構成されている。なお、調整に必要
なスライド量及び回動角は上記偏心ピンの回動によって
カバーできる程度の僅かな量である。また、本装置にお
いては、必要に応じて取付基板12の下にスペーサ16を介
在させることにより高さ方向(即ち第1図のC方向)の
調整をも行なうようにしても良い。さらに、上記ガイド
溝12aはその長手方向が本装置を組立てた場合(第3図
参照)におけるAOM1の超音波進行方向(矢印A方
向)にほぼ一致するように形成されている。
11とから成り、該支持台11は、例えば光学定盤に取り付
けられる取付基板12と、該取付基板12上にスライド可能
に載置されるスライド板13と、該スライド板13上に回動
可能に載置されると共にAOM1を固設する回動板14と
から成る。回動板14は、該板14に形成した透孔14aにピ
ン(図示せず)を挿入し、該ピンの下端部をスライド板
に形成した凹部13aに嵌入させることにより、該ピンを
中心として回動可能に構成され、スライド板13は、該板
13に形成した透孔13b,13cにそれぞれピン(図示せ
ず)を挿入し、該ピンの下端部を取付基板12に形成した
直線状のガイド溝12aに嵌入させることにより、ガイド
溝12aに沿ってスライド可能に構成されている。さら
に、スライド板13には位置決め用の透孔13dが、取付基
板12には位置決め用の凹溝12bが形成され、この透孔13
dと凹溝12bに、第5図に示す様な偏心ピン15を嵌合さ
せてある。この偏心ピンはスライド板の透孔13dに嵌合
する上部15aと取付基板の凹溝12bに嵌合する下部15b
とから成り、上部15aに対して下部15bは偏心状に固着
されている。従ってスライド板13を取付基板12に対して
所定量スライドさせるには、スライドさせる量に応じて
この偏心ピンをその上部15aを中心として所定角度回動
させることによって、スライド板13を任意のスライド位
置で取付基板12に対して位置決めすることができる。こ
の様な偏心ピンは回動板14に形成された透孔14bとスラ
イド板13に形成された凹溝13eにも嵌合されており、ス
ライド板13に対して回動板14を任意の回動角において位
置決めできるように構成されている。なお、調整に必要
なスライド量及び回動角は上記偏心ピンの回動によって
カバーできる程度の僅かな量である。また、本装置にお
いては、必要に応じて取付基板12の下にスペーサ16を介
在させることにより高さ方向(即ち第1図のC方向)の
調整をも行なうようにしても良い。さらに、上記ガイド
溝12aはその長手方向が本装置を組立てた場合(第3図
参照)におけるAOM1の超音波進行方向(矢印A方
向)にほぼ一致するように形成されている。
本発明に係る方法を実施するための装置は、要するにA
OMをその超音波進行方向に沿って移動調整可能に構成
されたものであれば良く、図示実施例の装置に限定され
るものではない。例えば、図示しないがAOMを支持す
る支持台がステッピングモータを用いた回転機構により
回転可能に、かつ同じくステッピングモータを用いたネ
ジ送り機構により直線移動可能に構成されたものであっ
ても良い。
OMをその超音波進行方向に沿って移動調整可能に構成
されたものであれば良く、図示実施例の装置に限定され
るものではない。例えば、図示しないがAOMを支持す
る支持台がステッピングモータを用いた回転機構により
回転可能に、かつ同じくステッピングモータを用いたネ
ジ送り機構により直線移動可能に構成されたものであっ
ても良い。
(発明の効果) 本発明に係る方法は、前述の様に、圧電素子と音響波吸
収体とを備えたAO媒質の光ビーム入射面における光ビ
ーム入射位置を、少なくとも超音波進行方向に沿って移
動調整し、その方向における温度勾配の最も小さい位置
に光ビームを入射させるものである。
収体とを備えたAO媒質の光ビーム入射面における光ビ
ーム入射位置を、少なくとも超音波進行方向に沿って移
動調整し、その方向における温度勾配の最も小さい位置
に光ビームを入射させるものである。
従って、AO媒質内に生じる最も大きな温度勾配である
超音波進行方向の温度勾配に起因する出射ビームの偏向
あるいはその温度勾配が経時的に変化することにより生
じる出射ビームの出射角度の変動を回避することがで
き、しかもその回避は入射ビーム方向と超音波進行方向
との関係を何ら変化させることなく行うことができるの
でブラッグ角調整に悪影響を与えるおそれがなく、従っ
て変調効率を低下させるおそれもない。
超音波進行方向の温度勾配に起因する出射ビームの偏向
あるいはその温度勾配が経時的に変化することにより生
じる出射ビームの出射角度の変動を回避することがで
き、しかもその回避は入射ビーム方向と超音波進行方向
との関係を何ら変化させることなく行うことができるの
でブラッグ角調整に悪影響を与えるおそれがなく、従っ
て変調効率を低下させるおそれもない。
また、AO媒質である結晶が大きい場合は温度変化もな
めらかになり、出射ビームドリフトも小さくなるが、大
きな結晶を用いるとAOMが高価になる。本発明に係る
方法を用いれば、温度変化が急激になる小さな結晶を作
用してもそれによる出射ビームドリフトの問題は回避で
きるので、結果として小さな結晶の安価なAOMを使用
でき、コストダウンを図ることもできる。
めらかになり、出射ビームドリフトも小さくなるが、大
きな結晶を用いるとAOMが高価になる。本発明に係る
方法を用いれば、温度変化が急激になる小さな結晶を作
用してもそれによる出射ビームドリフトの問題は回避で
きるので、結果として小さな結晶の安価なAOMを使用
でき、コストダウンを図ることもできる。
第1図は本発明に係る方法を説明するための斜視図、 第2図は第1図に示すAOMを光ビーム入射方向から見
た図であり、AO媒質の超音波進行方向の温度分布の光
ビーム入射位置調整方向を示す図、 第3図は本発明に係る方法を実施するための装置の一例
を示す斜視図、 第4図は第3図に示す装置の分解斜視図、 第5図は第3図に示す装置に使用される偏心ピンの斜視
図、 第6図は従来のAOMによる光変調を示す斜視図、 第7図は第6図における光変調の平面図、 第8図は第6図におけるAOMを光ビーム入射方向から
見た図であり、AO媒質の超音波進行方向の温度分布を
示す図である。 1……音響光学変調器、2……音響光学媒質 2a……光ビーム入射面、7……光ビーム 11……支持台、A……超音波進行方向
た図であり、AO媒質の超音波進行方向の温度分布の光
ビーム入射位置調整方向を示す図、 第3図は本発明に係る方法を実施するための装置の一例
を示す斜視図、 第4図は第3図に示す装置の分解斜視図、 第5図は第3図に示す装置に使用される偏心ピンの斜視
図、 第6図は従来のAOMによる光変調を示す斜視図、 第7図は第6図における光変調の平面図、 第8図は第6図におけるAOMを光ビーム入射方向から
見た図であり、AO媒質の超音波進行方向の温度分布を
示す図である。 1……音響光学変調器、2……音響光学媒質 2a……光ビーム入射面、7……光ビーム 11……支持台、A……超音波進行方向
Claims (1)
- 【請求項1】音響光学媒質と、該音響光学媒質内に超音
波を進行させる圧電素子と、進行して来た上記超音波を
吸収する音響波吸収体とを有する音響光学変調器を用い
た光ビームの変調方法であって、 上記音響光学媒質の光ビーム入射面における光ビーム入
射位置を少なくとも超音波進行方向に沿って移動調整す
ることにより、上記超音波進行方向における上記音響光
学媒質の温度勾配が最も小さい位置に光ビームを入射さ
せるようにすることを特徴とする音響光学変調器を用い
た光ビームの変調方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59196346A JPH0614153B2 (ja) | 1984-09-19 | 1984-09-19 | 音響光学変調器を用いた光ビームの変調方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59196346A JPH0614153B2 (ja) | 1984-09-19 | 1984-09-19 | 音響光学変調器を用いた光ビームの変調方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6173921A JPS6173921A (ja) | 1986-04-16 |
| JPH0614153B2 true JPH0614153B2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=16356306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59196346A Expired - Lifetime JPH0614153B2 (ja) | 1984-09-19 | 1984-09-19 | 音響光学変調器を用いた光ビームの変調方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614153B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014103287A (ja) * | 2012-11-21 | 2014-06-05 | Shimadzu Corp | 固体レーザ装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49133571U (ja) * | 1973-03-19 | 1974-11-16 | ||
| JPS5859016U (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-21 | 日立工機株式会社 | 音響光学素子調整機構 |
-
1984
- 1984-09-19 JP JP59196346A patent/JPH0614153B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6173921A (ja) | 1986-04-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |