JPH06141734A - 鑑賞魚用水槽汚濁防止装置 - Google Patents
鑑賞魚用水槽汚濁防止装置Info
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- JPH06141734A JPH06141734A JP4324806A JP32480692A JPH06141734A JP H06141734 A JPH06141734 A JP H06141734A JP 4324806 A JP4324806 A JP 4324806A JP 32480692 A JP32480692 A JP 32480692A JP H06141734 A JPH06141734 A JP H06141734A
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Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鑑賞魚の糞便等を魚の口の届かない部位へ分
離することにより、エアポンプ等の動力源を用いず、糞
便等による水槽内の水の汚濁を防止する。 【構成】 鑑賞魚Fの糞便等fは、鑑賞魚自身の動きに
より水槽4内に発生する水流によって、水槽汚濁防止用
フィルタ2のスリット5を通って落下し、鑑賞魚の口の
届かない水槽底面4aに沈殿する。沈殿した糞便等fの
除去に際しては、吸出ポンプ3の案内部14をスリット
5を通して水槽底部へ挿通させ、これを操作して糞便等
fを一か所に掃き集めた後、この糞便等fを吸出ポンプ
3のサイフォン作用により水槽4外へ吸い出す。糞便等
fの除去後、この除去の際に吸い出された少量の水を補
充する。
離することにより、エアポンプ等の動力源を用いず、糞
便等による水槽内の水の汚濁を防止する。 【構成】 鑑賞魚Fの糞便等fは、鑑賞魚自身の動きに
より水槽4内に発生する水流によって、水槽汚濁防止用
フィルタ2のスリット5を通って落下し、鑑賞魚の口の
届かない水槽底面4aに沈殿する。沈殿した糞便等fの
除去に際しては、吸出ポンプ3の案内部14をスリット
5を通して水槽底部へ挿通させ、これを操作して糞便等
fを一か所に掃き集めた後、この糞便等fを吸出ポンプ
3のサイフォン作用により水槽4外へ吸い出す。糞便等
fの除去後、この除去の際に吸い出された少量の水を補
充する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鑑賞魚用水槽汚濁防
止装置に関し、さらに詳細には、金魚や鯉などのような
中型ないし大型の鑑賞魚を水槽で飼育する場合におい
て、鑑賞魚の糞便や食べ残した餌などによる水槽内の水
の汚濁を防止する技術に関する。
止装置に関し、さらに詳細には、金魚や鯉などのような
中型ないし大型の鑑賞魚を水槽で飼育する場合におい
て、鑑賞魚の糞便や食べ残した餌などによる水槽内の水
の汚濁を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ネオンテトラ、グッピー、エンゼルフィ
ッシュ、ソード等の熱帯魚など小型鑑賞魚の水槽飼育に
当たっては、コーナーフィルタ、底面フィルタあるいは
上置フィルタ等の各種フィルタ装置が使用され、鑑賞魚
の排泄する糞便や食べ残した餌など(以下「糞便等」と
いう)による水槽内の水の汚濁が防止されている。
ッシュ、ソード等の熱帯魚など小型鑑賞魚の水槽飼育に
当たっては、コーナーフィルタ、底面フィルタあるいは
上置フィルタ等の各種フィルタ装置が使用され、鑑賞魚
の排泄する糞便や食べ残した餌など(以下「糞便等」と
いう)による水槽内の水の汚濁が防止されている。
【0003】例えば、底面フィルタにおいては、エアー
ポンプにより、水槽内の水中にエアーが送られ、このエ
アーが水の外へ出る際に水流が発生して、この水流に乗
って鑑賞魚の糞便等が底面フィルタに吸引される。
ポンプにより、水槽内の水中にエアーが送られ、このエ
アーが水の外へ出る際に水流が発生して、この水流に乗
って鑑賞魚の糞便等が底面フィルタに吸引される。
【0004】コーナーフィルタや上置フィルタ等の他の
フィルタ装置についても、その設置場所を除けば、上記
底面フィルタと構造的・機能的に大同小異である。
フィルタ装置についても、その設置場所を除けば、上記
底面フィルタと構造的・機能的に大同小異である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フィルタ装置では以下に述べるような種々の問題点があ
り、その改良が要望されていた。
フィルタ装置では以下に述べるような種々の問題点があ
り、その改良が要望されていた。
【0006】(1) 鯉や金魚のような中型、大型の鑑賞魚
を水槽飼育する場合、上述した既存のフィルタ装置を使
用しただけでは、水槽内の水はすぐに汚濁されて、早期
の水の交換を余儀なくされている。
を水槽飼育する場合、上述した既存のフィルタ装置を使
用しただけでは、水槽内の水はすぐに汚濁されて、早期
の水の交換を余儀なくされている。
【0007】すなわち、鯉や金魚は、熱帯魚などの小型
鑑賞魚に比較して、大変な大食漢であるとともに、排泄
する糞便の量も多い。また、これら大型鑑賞魚は、常に
餌を探して、自分の排泄した糞便も含めて水中に存在す
るものすべてを一旦口にし、餌でないことが判るとこれ
をすぐに吐き出す。このようにして鑑賞魚の口から吐き
だされた糞便等は、粉々になって水中へまき散らされ
て、水を白濁させてしまう。
鑑賞魚に比較して、大変な大食漢であるとともに、排泄
する糞便の量も多い。また、これら大型鑑賞魚は、常に
餌を探して、自分の排泄した糞便も含めて水中に存在す
るものすべてを一旦口にし、餌でないことが判るとこれ
をすぐに吐き出す。このようにして鑑賞魚の口から吐き
だされた糞便等は、粉々になって水中へまき散らされ
て、水を白濁させてしまう。
【0008】これがため、上述した既存のフィルタを使
用しただけでは、ほとんど機能せず、水槽内の水はすぐ
に汚濁されてしまい、この結果、水の透明度が鑑賞に耐
えない程度まで著しく低下してしまう。
用しただけでは、ほとんど機能せず、水槽内の水はすぐ
に汚濁されてしまい、この結果、水の透明度が鑑賞に耐
えない程度まで著しく低下してしまう。
【0009】例えば、熱帯魚の飼育に適用されるものと
同程度の性能を有するフィルタ装置を使用した場合、水
槽の大きさ、魚の大きさ、魚の数、あるいは餌の量等に
よっても異なるが、数日で水槽内の水が濁ってしまい、
2,3日周期での水の交換を余儀なくされているのが実
状である。
同程度の性能を有するフィルタ装置を使用した場合、水
槽の大きさ、魚の大きさ、魚の数、あるいは餌の量等に
よっても異なるが、数日で水槽内の水が濁ってしまい、
2,3日周期での水の交換を余儀なくされているのが実
状である。
【0010】(2) 水槽の体積から考えると、従来のコー
ナフィルタでは浮遊する糞便等の吸引力が非常に弱く、
十分な濾過効果を得ることができない。一方、この吸引
力の不足分を補うために、複数のコーナフィルタを使用
することも一法ではあるが、これでは狭い水槽が余計狭
くなり、到底鑑賞に耐えない。
ナフィルタでは浮遊する糞便等の吸引力が非常に弱く、
十分な濾過効果を得ることができない。一方、この吸引
力の不足分を補うために、複数のコーナフィルタを使用
することも一法ではあるが、これでは狭い水槽が余計狭
くなり、到底鑑賞に耐えない。
【0011】(3) エアーポンプによって吸引する底面フ
ィルタの場合、たとえ、糞便等が底面フィルタに吸引さ
れても、これらの糞便等がフィルタ表面(底面)に付着
している間に、再び鑑賞魚についばまれて白濁の原因に
なってしまう。つまり、鯉や金魚は好んで底面フィルタ
上の小石をついばみ、フィルタ部分を攪拌して、水の汚
れを一層ひどくする。
ィルタの場合、たとえ、糞便等が底面フィルタに吸引さ
れても、これらの糞便等がフィルタ表面(底面)に付着
している間に、再び鑑賞魚についばまれて白濁の原因に
なってしまう。つまり、鯉や金魚は好んで底面フィルタ
上の小石をついばみ、フィルタ部分を攪拌して、水の汚
れを一層ひどくする。
【0012】(4) 従来のフィルタでは比較的多くの清掃
回数を必要とするところ、この清掃作業は非常に面倒で
あるとともに、鑑賞魚にとって危険な水環境の変化をも
たらすことになる。
回数を必要とするところ、この清掃作業は非常に面倒で
あるとともに、鑑賞魚にとって危険な水環境の変化をも
たらすことになる。
【0013】例えば、底面フィルタの場合、その清掃作
業に当たっては、鑑賞魚を先に水槽から出してから、底
面フィルタを取り出して、清浄しなければならない。こ
れがため、底面フィルタの清掃作業に大きな労力を割か
なければならず、しかも、頻繁な清掃作業により、鑑賞
魚にとって危険な水環境の急激な変化をもたらすことに
もなり、これが鑑賞魚飼育のネックであり、その失敗の
大きな原因となっている。
業に当たっては、鑑賞魚を先に水槽から出してから、底
面フィルタを取り出して、清浄しなければならない。こ
れがため、底面フィルタの清掃作業に大きな労力を割か
なければならず、しかも、頻繁な清掃作業により、鑑賞
魚にとって危険な水環境の急激な変化をもたらすことに
もなり、これが鑑賞魚飼育のネックであり、その失敗の
大きな原因となっている。
【0014】(5) 底面フィルタの上に大磯石や五色石な
どの小石を敷き詰めても、鯉や金魚のように大型の鑑賞
魚では、これらの小石を口先でついばむため、これがフ
ィルタポンプの故障を誘発している。
どの小石を敷き詰めても、鯉や金魚のように大型の鑑賞
魚では、これらの小石を口先でついばむため、これがフ
ィルタポンプの故障を誘発している。
【0015】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、鑑賞魚
の糞便等を魚の口の届かない部位へ分離することによ
り、エアポンプ等の動力源を全く必要とすることなく、
鑑賞魚の糞便等による水槽内の水の汚濁を防止する鑑賞
魚用水槽汚濁防止装置を提供することにある。
されたものであって、その目的とするところは、鑑賞魚
の糞便等を魚の口の届かない部位へ分離することによ
り、エアポンプ等の動力源を全く必要とすることなく、
鑑賞魚の糞便等による水槽内の水の汚濁を防止する鑑賞
魚用水槽汚濁防止装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者は、日頃の鯉や金魚の観察からその習性を
知り、以下に述べる水槽汚濁防止用フィルタと吸出ポン
プからなる鑑賞魚用水槽汚濁防止装置を発明した。
め、本発明者は、日頃の鯉や金魚の観察からその習性を
知り、以下に述べる水槽汚濁防止用フィルタと吸出ポン
プからなる鑑賞魚用水槽汚濁防止装置を発明した。
【0017】すなわち、本発明のフィルタは、鑑賞魚を
飼育する水槽内に配設されて水槽内の水の汚濁を防止す
るものであって、上下に連通するスリットを有するフィ
ルタ部と、このフィルタ部を上記水槽の底面から離隔し
て位置決めする脚部とからなり、上記鑑賞魚の糞便等水
槽汚濁の主因となるものが、鑑賞魚自身の動きにより発
生する水流作用で、上記フィルタ部のスリットから上記
水槽の底面に落下し沈殿するように構成されていること
を特徴とする。
飼育する水槽内に配設されて水槽内の水の汚濁を防止す
るものであって、上下に連通するスリットを有するフィ
ルタ部と、このフィルタ部を上記水槽の底面から離隔し
て位置決めする脚部とからなり、上記鑑賞魚の糞便等水
槽汚濁の主因となるものが、鑑賞魚自身の動きにより発
生する水流作用で、上記フィルタ部のスリットから上記
水槽の底面に落下し沈殿するように構成されていること
を特徴とする。
【0018】また、本発明の吸出ポンプは、水槽内に沈
殿した鑑賞魚の糞便等を吸い出すサイフォン構造のもの
であって、ポンピング作用を奏するポンプ部と、このポ
ンプ部に連通された管状の吸水管部と、この吸水管部の
先端に設けられた上記糞便等の案内部とを備えることを
特徴とする。
殿した鑑賞魚の糞便等を吸い出すサイフォン構造のもの
であって、ポンピング作用を奏するポンプ部と、このポ
ンプ部に連通された管状の吸水管部と、この吸水管部の
先端に設けられた上記糞便等の案内部とを備えることを
特徴とする。
【0019】ここに、スリットとは、特に限定的に使用
しない限り、本来的な意味での細い隙間状の連通穴のほ
か、円形穴のような他の形状の穴も包含する広い意味で
使用されている。
しない限り、本来的な意味での細い隙間状の連通穴のほ
か、円形穴のような他の形状の穴も包含する広い意味で
使用されている。
【0020】
【作用】本発明は、鯉や金魚などの鑑賞魚を飼育する水
槽内の水が白濁する原因が、これらの鑑賞魚の口から粉
々になって吐き出される糞便等にあることに着目したも
ので、このような糞便等をできるだけ早い時期に、魚の
口に入らない場所に分離させ、これを取り除くものであ
る。
槽内の水が白濁する原因が、これらの鑑賞魚の口から粉
々になって吐き出される糞便等にあることに着目したも
ので、このような糞便等をできるだけ早い時期に、魚の
口に入らない場所に分離させ、これを取り除くものであ
る。
【0021】すなわち、鑑賞魚の糞便等は、鑑賞魚自身
の動きにより水槽内に発生する水流によって、この水槽
内に設けられた水槽汚濁防止用フィルタのスリットを通
って水槽底面に落下し沈殿する。この水槽汚濁防止用フ
ィルタ(フィルタ部)の水槽底面からの高さ、およびス
リットの長さや幅は、水槽内で鑑賞魚が動くことにより
発生する水流によって、一旦水槽底面に沈殿した糞便等
が再び水槽汚濁防止用フィルタ上に巻き上げられない程
度に設定される。
の動きにより水槽内に発生する水流によって、この水槽
内に設けられた水槽汚濁防止用フィルタのスリットを通
って水槽底面に落下し沈殿する。この水槽汚濁防止用フ
ィルタ(フィルタ部)の水槽底面からの高さ、およびス
リットの長さや幅は、水槽内で鑑賞魚が動くことにより
発生する水流によって、一旦水槽底面に沈殿した糞便等
が再び水槽汚濁防止用フィルタ上に巻き上げられない程
度に設定される。
【0022】そして、このようにして水槽底面に沈殿さ
せられた糞便等は、上記フィルタ部のスリットを通して
水槽底部に挿通された吸出ポンプにより水槽外に吸い出
される。この吸い出しに当たっては、吸出ポンプの案内
部を水槽底面に当接させるとともに、これを移動または
回転させて糞便等を一か所に掃き集め、吸出ポンプのサ
イフォン作用を利用して水槽底部の水と共に水槽外に吸
い出す。
せられた糞便等は、上記フィルタ部のスリットを通して
水槽底部に挿通された吸出ポンプにより水槽外に吸い出
される。この吸い出しに当たっては、吸出ポンプの案内
部を水槽底面に当接させるとともに、これを移動または
回転させて糞便等を一か所に掃き集め、吸出ポンプのサ
イフォン作用を利用して水槽底部の水と共に水槽外に吸
い出す。
【0023】このようにして糞便等を取り除いた後は、
この除去の際に吸い出された水と同量の少量の水を補充
してやるだけで、魚の水環境に大きな変化を与えること
なく、簡単に水の交換ができる。
この除去の際に吸い出された水と同量の少量の水を補充
してやるだけで、魚の水環境に大きな変化を与えること
なく、簡単に水の交換ができる。
【0024】また、本発明に従来の上置フィルタ、コー
ナーフィルタなどを併用すれば一段と水槽内の汚濁防止
効果を発揮させることができる。
ナーフィルタなどを併用すれば一段と水槽内の汚濁防止
効果を発揮させることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 実施例1
する。 実施例1
【0026】本発明に係る鑑賞魚用水槽汚濁防止装置を
図1から図3に示し、この鑑賞魚用水槽汚濁防止装置1
は、鑑賞魚Fの糞便等fを魚の口の届かない部位へ分離
するための水槽汚濁防止用フィルタ2と、これら糞便等
fを水槽4外へ排出する吸出ポンプ3とから構成され
る。
図1から図3に示し、この鑑賞魚用水槽汚濁防止装置1
は、鑑賞魚Fの糞便等fを魚の口の届かない部位へ分離
するための水槽汚濁防止用フィルタ2と、これら糞便等
fを水槽4外へ排出する吸出ポンプ3とから構成され
る。
【0027】そこで、まず水槽汚濁防止用フィルタ2に
ついて説明する。この水槽汚濁防止用フィルタ2は、図
1に示すように、鑑賞魚Fを飼育する水槽4内に配設さ
れるものであって、スリット5を有するフィルタ部6
と、このフィルタ部6を上記水槽4の底面4aから適当
な高さに位置決めする脚部7,7…とからなる。
ついて説明する。この水槽汚濁防止用フィルタ2は、図
1に示すように、鑑賞魚Fを飼育する水槽4内に配設さ
れるものであって、スリット5を有するフィルタ部6
と、このフィルタ部6を上記水槽4の底面4aから適当
な高さに位置決めする脚部7,7…とからなる。
【0028】このフィルタ部6には、上記水槽4の開口
形状に対応して形成された矩形の板状部材が用いられ
る。すなわち、このフィルタ部6は、図1に示すよう
に、その使用時において、水槽4の底面4aに対して水
平な状態で水槽4内に配設されることから、その出し入
れの容易さを考慮して、上記水槽4の開口形状と略同形
状で、かつやや小さなものとされる。
形状に対応して形成された矩形の板状部材が用いられ
る。すなわち、このフィルタ部6は、図1に示すよう
に、その使用時において、水槽4の底面4aに対して水
平な状態で水槽4内に配設されることから、その出し入
れの容易さを考慮して、上記水槽4の開口形状と略同形
状で、かつやや小さなものとされる。
【0029】例えば、一般的に市販されている各面が方
形の水槽4を用いた場合、フィルタ部6の幅W1 および
奥行きL1 は、この水槽4内の幅W2 および奥行きL2
よりそれぞれ5mm程度短いものとされる(図1および
図2参照)。なお、一般的に水槽4には補強用の縁枠8
が付いており、水槽4の開口内径を若干狭くしている
が、上記フィルタ部6の短辺側(L1 側)を立てた状態
で、これを水槽4の対角線に沿って挿入すれば、簡単に
水槽4内に入れることができる。
形の水槽4を用いた場合、フィルタ部6の幅W1 および
奥行きL1 は、この水槽4内の幅W2 および奥行きL2
よりそれぞれ5mm程度短いものとされる(図1および
図2参照)。なお、一般的に水槽4には補強用の縁枠8
が付いており、水槽4の開口内径を若干狭くしている
が、上記フィルタ部6の短辺側(L1 側)を立てた状態
で、これを水槽4の対角線に沿って挿入すれば、簡単に
水槽4内に入れることができる。
【0030】このフィルタ部6の材質としては、長時間
水中で使用されても錆や腐食を生じない材質、例えば、
塩化ビニル樹脂やアクリル樹脂が好適に使用される。ま
た、フィルタ部6には、有彩色、特にブラウン系のもの
が好適に使用される。これは、透明なものや白色のもの
を用いると、このフィルタ部6の上面6aに鑑賞魚F自
身の魚影が映り魚が驚くため、これを防止する必要から
である。
水中で使用されても錆や腐食を生じない材質、例えば、
塩化ビニル樹脂やアクリル樹脂が好適に使用される。ま
た、フィルタ部6には、有彩色、特にブラウン系のもの
が好適に使用される。これは、透明なものや白色のもの
を用いると、このフィルタ部6の上面6aに鑑賞魚F自
身の魚影が映り魚が驚くため、これを防止する必要から
である。
【0031】なお、このフィルタ部6は、これを水に沈
めた時に、浮力によって浮き上がらない材質によるか、
あるいは浮き上がらないように処理されていることが好
ましいことはいうまでもない。
めた時に、浮力によって浮き上がらない材質によるか、
あるいは浮き上がらないように処理されていることが好
ましいことはいうまでもない。
【0032】また、上記スリット5は、鑑賞魚F自身の
動きを利用して、フィルタ部6上に堆積する鑑賞魚Fの
糞便等fを水槽4の底面4aに落下沈殿させるための穴
である。このスリット5を複数形成することも可能であ
るが、このスリット5をあまり多く設けると、フィルタ
部6の上下部への連通度が大きくなり過ぎてしまう結
果、逆に鑑賞魚Fの動きによってフィルタ部6の上側に
生じる水流により、水槽底面4aに沈殿した糞便等fが
再びフィルタ部6の上側へ巻き上げられるおそれがあ
る。
動きを利用して、フィルタ部6上に堆積する鑑賞魚Fの
糞便等fを水槽4の底面4aに落下沈殿させるための穴
である。このスリット5を複数形成することも可能であ
るが、このスリット5をあまり多く設けると、フィルタ
部6の上下部への連通度が大きくなり過ぎてしまう結
果、逆に鑑賞魚Fの動きによってフィルタ部6の上側に
生じる水流により、水槽底面4aに沈殿した糞便等fが
再びフィルタ部6の上側へ巻き上げられるおそれがあ
る。
【0033】なお、本実施例に示すスリット5は、本発
明者が実際に使用した例を示すものである。すなわち、
奥行きL2 が300mm〜450mm程度の水槽4で
は、上記フィルタ部6の略中央に、長手方向ほぼ全長に
わたって延びるスリット5が一個形成されていれば足り
る。
明者が実際に使用した例を示すものである。すなわち、
奥行きL2 が300mm〜450mm程度の水槽4で
は、上記フィルタ部6の略中央に、長手方向ほぼ全長に
わたって延びるスリット5が一個形成されていれば足り
る。
【0034】このスリット5の幅w1 は、上記鑑賞魚F
の糞便等fが通過可能な必要最小限の大きさに設定され
ている。本実施例におけるスリット5の幅w1 は、以下
の理由から10mm前後とされている。
の糞便等fが通過可能な必要最小限の大きさに設定され
ている。本実施例におけるスリット5の幅w1 は、以下
の理由から10mm前後とされている。
【0035】すなわち、上記糞便等fを通過させるとい
うスリット5の本来的機能の観点からは、スリット5の
幅w1 は広い方が望ましい。
うスリット5の本来的機能の観点からは、スリット5の
幅w1 は広い方が望ましい。
【0036】しかしながら、魚の種類によっても異なる
が、スリット5の幅w1 があまり大きいと、鯉などのよ
うに動きが激しく、かつ尾ヒレの力の強い魚では、その
動きによって水槽4内上部に生じる水流がスリット5を
通して水槽底面4aにも伝わってしまい、その結果、一
旦水槽底面4aに落下沈殿した糞便等fが水槽4内に再
び巻き上げられてしまう恐れがある。この限界値を試験
的に求めたところ、スリット5の幅w1 は最大でも15
mmを越えない程度であることが望ましい。
が、スリット5の幅w1 があまり大きいと、鯉などのよ
うに動きが激しく、かつ尾ヒレの力の強い魚では、その
動きによって水槽4内上部に生じる水流がスリット5を
通して水槽底面4aにも伝わってしまい、その結果、一
旦水槽底面4aに落下沈殿した糞便等fが水槽4内に再
び巻き上げられてしまう恐れがある。この限界値を試験
的に求めたところ、スリット5の幅w1 は最大でも15
mmを越えない程度であることが望ましい。
【0037】さらに、スリット5の幅w1 は、稚魚等の
小さな魚が通過できない程度の幅つまり少なくとも稚魚
の体幅よりも狭いことが望まれる。
小さな魚が通過できない程度の幅つまり少なくとも稚魚
の体幅よりも狭いことが望まれる。
【0038】そして、以上の条件をすべて満足するスリ
ット5の幅w1 として、約10mm前後という数値が算
出された。
ット5の幅w1 として、約10mm前後という数値が算
出された。
【0039】一方、脚部7は、上記フィルタ部6の下面
6bの四隅に設けられて、このフィルタ部6を上記水槽
4の底面4aから適当な高さに位置決めするものであ
る。なお、この脚部7は、フィルタ部6の十分に内側に
設けられ、フィルタ部6を水槽4内に設置する際に、脚
部7の先端7aが上記縁枠8に引っ掛からないようにさ
れている。
6bの四隅に設けられて、このフィルタ部6を上記水槽
4の底面4aから適当な高さに位置決めするものであ
る。なお、この脚部7は、フィルタ部6の十分に内側に
設けられ、フィルタ部6を水槽4内に設置する際に、脚
部7の先端7aが上記縁枠8に引っ掛からないようにさ
れている。
【0040】また、この脚部7は、それぞれ伸縮自在に
形成されており、上記水槽底面4aからフィルタ部6ま
での高さh1 を自由に設定可能とされている。より詳細
には、この脚部7は、フィルタ部6の下面6bに設けら
れた円筒本体9と、この円筒本体9内に螺合された高さ
調整部10とから構成されており、この高さ調整部10
を螺進退させることにより、脚部7の高さh1 を適宜設
定調節可能とされている。なお、この脚部7を縮めた状
態での高さh1 ´は、30mm程度以上であることが望
ましい。
形成されており、上記水槽底面4aからフィルタ部6ま
での高さh1 を自由に設定可能とされている。より詳細
には、この脚部7は、フィルタ部6の下面6bに設けら
れた円筒本体9と、この円筒本体9内に螺合された高さ
調整部10とから構成されており、この高さ調整部10
を螺進退させることにより、脚部7の高さh1 を適宜設
定調節可能とされている。なお、この脚部7を縮めた状
態での高さh1 ´は、30mm程度以上であることが望
ましい。
【0041】この高さ調整部10には、フィルタ部6の
表面(上面)6aに至る貫通穴11が設けられている。
この貫通穴11は、水槽汚濁防止用フィルタ2を水槽4
内に沈める際に、脚部7内に溜まっている空気を抜くた
めの穴である。この貫通穴11を形成することにより、
フィルタ部6に空気による浮力が作用するのを防止し
て、水槽汚濁防止用フィルタ2を容易に水槽4内に沈め
ることが可能となるとともに、水槽汚濁防止フィルタ2
を水槽4内に安定した状態で設置することが可能とな
る。
表面(上面)6aに至る貫通穴11が設けられている。
この貫通穴11は、水槽汚濁防止用フィルタ2を水槽4
内に沈める際に、脚部7内に溜まっている空気を抜くた
めの穴である。この貫通穴11を形成することにより、
フィルタ部6に空気による浮力が作用するのを防止し
て、水槽汚濁防止用フィルタ2を容易に水槽4内に沈め
ることが可能となるとともに、水槽汚濁防止フィルタ2
を水槽4内に安定した状態で設置することが可能とな
る。
【0042】次に、吸出ポンプ3について説明する。吸
出ポンプ3は、上記水槽4内に沈殿された鑑賞魚Fの糞
便等fを吸い出すためのポンプであって、具体的にはサ
イフォン作用を利用するものである。この吸出ポンプ3
は、図1に示すように、ポンプ部12と、管状の吸水管
部13と、この吸水管部13の先端13aに設けられた
上記糞便等fの案内部14とを主要部として備えてな
る。
出ポンプ3は、上記水槽4内に沈殿された鑑賞魚Fの糞
便等fを吸い出すためのポンプであって、具体的にはサ
イフォン作用を利用するものである。この吸出ポンプ3
は、図1に示すように、ポンプ部12と、管状の吸水管
部13と、この吸水管部13の先端13aに設けられた
上記糞便等fの案内部14とを主要部として備えてな
る。
【0043】この吸水管部13は、その先端13aが切
り欠かれて吸水口15が形成されているとともに、その
基端13bがポンプ部12の一端に連通されている。
り欠かれて吸水口15が形成されているとともに、その
基端13bがポンプ部12の一端に連通されている。
【0044】このポンプ部12は変形自在の中空タンク
状の形態で、このポンプ部12を手指にてポンピング動
作させることにより、吸水管部13内に水を引き込みサ
イフォン作用を得るものである。そして、このポンプ部
12の他端は、さらに排水管部16に連通されている。
状の形態で、このポンプ部12を手指にてポンピング動
作させることにより、吸水管部13内に水を引き込みサ
イフォン作用を得るものである。そして、このポンプ部
12の他端は、さらに排水管部16に連通されている。
【0045】また、この吸水管部13の中程には、この
吸水管部13に対して回転可能な把持部17が設けられ
ている。この把持部17は中空円筒状のもので、その内
部に吸水管部13が自由回転可能に挿通されている。こ
れにより、把持部17を手指にて支えることにより、吸
水管部13さらには案内部14の回転操作が容易に行え
る。
吸水管部13に対して回転可能な把持部17が設けられ
ている。この把持部17は中空円筒状のもので、その内
部に吸水管部13が自由回転可能に挿通されている。こ
れにより、把持部17を手指にて支えることにより、吸
水管部13さらには案内部14の回転操作が容易に行え
る。
【0046】一方、案内部14は、板状の部材(案内
板)を上記吸水管部13の先端13aに、この吸水管部
13に対して直角に設けてなるもので、上記吸水管部1
3の先端13aに形成された吸水口15に隣接して設け
られている。この案内部14の高さh3 は、上記水槽底
面4aからフィルタ部6までの高さh1 より低いものと
されている。また、この案内部14の幅w3 は、上記フ
ィルタ部6の端からスリット5までの距離lにほぼ等し
いものとされている(図2参照)。
板)を上記吸水管部13の先端13aに、この吸水管部
13に対して直角に設けてなるもので、上記吸水管部1
3の先端13aに形成された吸水口15に隣接して設け
られている。この案内部14の高さh3 は、上記水槽底
面4aからフィルタ部6までの高さh1 より低いものと
されている。また、この案内部14の幅w3 は、上記フ
ィルタ部6の端からスリット5までの距離lにほぼ等し
いものとされている(図2参照)。
【0047】そして、上記吸水管部13の先端部13a
および案内部14は、ともに上記フィルタ部6に設けら
れたスリット5に挿通可能な大きさ(幅)とされ、これ
らがフィルタ部6と水槽底面4aとの間に挿入可能とさ
れている。
および案内部14は、ともに上記フィルタ部6に設けら
れたスリット5に挿通可能な大きさ(幅)とされ、これ
らがフィルタ部6と水槽底面4aとの間に挿入可能とさ
れている。
【0048】しかして、上記のように構成されてなる水
槽汚濁防止用フィルタ2および吸出ポンプ3を用いた鑑
賞魚用水槽汚濁防止装置1の使用要領について説明す
る。
槽汚濁防止用フィルタ2および吸出ポンプ3を用いた鑑
賞魚用水槽汚濁防止装置1の使用要領について説明す
る。
【0049】(1) まず、水槽4の開口形状よりやや小さ
い水槽汚濁防止用フィルタ2を用意し、この水槽汚濁防
止用フィルタ2を水槽4内に設置する。この設置に当た
っては、水槽4内で飼育する魚の数や種類、さらには魚
の年齢、大きさ等の条件に応じて脚部7の高さを設定す
る。
い水槽汚濁防止用フィルタ2を用意し、この水槽汚濁防
止用フィルタ2を水槽4内に設置する。この設置に当た
っては、水槽4内で飼育する魚の数や種類、さらには魚
の年齢、大きさ等の条件に応じて脚部7の高さを設定す
る。
【0050】この脚部7の高さは、例えば、通常生後1
〜2年の魚では30〜50mm程度、また、2年魚以上
の魚では50〜70mm程度が必要である。また、金魚
のように動きの静かな魚では30〜50mm程度で充分
であるが、鯉のように動きの激しい魚では2年以上の魚
でも50mm程度以上が必要である。
〜2年の魚では30〜50mm程度、また、2年魚以上
の魚では50〜70mm程度が必要である。また、金魚
のように動きの静かな魚では30〜50mm程度で充分
であるが、鯉のように動きの激しい魚では2年以上の魚
でも50mm程度以上が必要である。
【0051】(2) そして、水槽汚濁防止用フィルタ2が
設置された水槽4内に鑑賞魚Fを放つ。この水槽4内の
鑑賞魚Fの排泄した糞便や餌の残りfは、図4(a) に示
すように、フィルタ部6の上面6aに沈殿されるが、鑑
賞魚Fの動きによる水の流れにより、スリット5を通っ
て水槽底面4a上に落下し沈殿される。
設置された水槽4内に鑑賞魚Fを放つ。この水槽4内の
鑑賞魚Fの排泄した糞便や餌の残りfは、図4(a) に示
すように、フィルタ部6の上面6aに沈殿されるが、鑑
賞魚Fの動きによる水の流れにより、スリット5を通っ
て水槽底面4a上に落下し沈殿される。
【0052】(3) そして、水槽汚濁防止用フィルタ2の
設置後一週間経過後位で、水槽底面4aに沈滞した糞便
等fはかなりの量(図4(b) 参照)に達するので、これ
を吸出ポンプ3により水槽4外へ吸い出す。
設置後一週間経過後位で、水槽底面4aに沈滞した糞便
等fはかなりの量(図4(b) 参照)に達するので、これ
を吸出ポンプ3により水槽4外へ吸い出す。
【0053】この糞便等fの吸い出しに当たっては、ま
ず、吸出ポンプ3の案内部14を、図5に示すように、
スリット5内に挿通して水槽底面4aに当接させ、最初
A方向に、続いて向きを変えてB方向に移動させること
により、沈滞した糞便等fをそれぞれ水槽4の片隅に掃
き集める(図6参照)。このとき、把持部17を手で持
った状態で、吸水管部13を軸としてポンプ部12を回
転させれば、これに伴って案内部14も回転され、案内
部14の向きを変えることができる。
ず、吸出ポンプ3の案内部14を、図5に示すように、
スリット5内に挿通して水槽底面4aに当接させ、最初
A方向に、続いて向きを変えてB方向に移動させること
により、沈滞した糞便等fをそれぞれ水槽4の片隅に掃
き集める(図6参照)。このとき、把持部17を手で持
った状態で、吸水管部13を軸としてポンプ部12を回
転させれば、これに伴って案内部14も回転され、案内
部14の向きを変えることができる。
【0054】糞便等fを水槽4の片隅に掃き集めれた後
は、吸出ポンプ3のポンプ部12をポンピング操作して
サイフォン作用を起こし、糞便等fを吸水口15から外
部(排水管部16)へ吸い出す(図6参照)。
は、吸出ポンプ3のポンプ部12をポンピング操作して
サイフォン作用を起こし、糞便等fを吸水口15から外
部(排水管部16)へ吸い出す(図6参照)。
【0055】後は、この糞便等fと共に吸い出されたと
同量の水を補充することにより、糞便等fの除去および
水の交換作業が終了する。
同量の水を補充することにより、糞便等fの除去および
水の交換作業が終了する。
【0056】(4) そして、後は上記(3) の操作を定期的
に繰り返すことにより、水槽4内の水を常に透明な状態
に保つことができる。
に繰り返すことにより、水槽4内の水を常に透明な状態
に保つことができる。
【0057】実施例2 本例は図7および図8に示し、図7は水槽汚濁防止用フ
ィルタ2のスリット5の数およびその配設位置を改変し
たものである。つまり、本例においては、フィルタ部6
の中央に設けられたスリット5に加え、このフィルタ部
6の長手方向左右両端にも切欠部51,52を設けたも
のである。
ィルタ2のスリット5の数およびその配設位置を改変し
たものである。つまり、本例においては、フィルタ部6
の中央に設けられたスリット5に加え、このフィルタ部
6の長手方向左右両端にも切欠部51,52を設けたも
のである。
【0058】この切欠部51,52の幅や長さは上記ス
リット5とほぼ同様であるが、この切欠部51,52と
スリット5との間隔は、150mm程度以上となるのこ
とが望ましい。これは、実施例1の説明においても述べ
たように、あまりスリット5の間隔を近く(すなわち数
を多く)すると、魚の動きにより生じる水流の影響を受
けて、水槽底面4aに一旦落下沈殿された糞便等fが、
再びフィルタ部6の上側へ舞い上がり、水が汚濁される
からである。
リット5とほぼ同様であるが、この切欠部51,52と
スリット5との間隔は、150mm程度以上となるのこ
とが望ましい。これは、実施例1の説明においても述べ
たように、あまりスリット5の間隔を近く(すなわち数
を多く)すると、魚の動きにより生じる水流の影響を受
けて、水槽底面4aに一旦落下沈殿された糞便等fが、
再びフィルタ部6の上側へ舞い上がり、水が汚濁される
からである。
【0059】なお、上記実施例1,2は本発明の好適な
具体例を示すためのものであって、本発明はこれに限定
して解釈されるべきでなく、その要旨の範囲内で適宜設
計変更可能である。例えば、スリット5の数または幅
は、水槽4内で飼育する鑑賞魚Fの種類や大きさ等に応
じて適宜変更される。また、スリット5の形状も図示例
に限定されず、円形とするなど他の形状に適宜変更可能
である。
具体例を示すためのものであって、本発明はこれに限定
して解釈されるべきでなく、その要旨の範囲内で適宜設
計変更可能である。例えば、スリット5の数または幅
は、水槽4内で飼育する鑑賞魚Fの種類や大きさ等に応
じて適宜変更される。また、スリット5の形状も図示例
に限定されず、円形とするなど他の形状に適宜変更可能
である。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
以下のような種々の効果が得られる。
以下のような種々の効果が得られる。
【0061】(1) 水中に浮遊する鑑賞魚の糞便等が、鑑
賞魚自身の動きに基づく水流の発生により、水槽汚濁防
止用フィルタを通って水槽底面に落下沈殿され、鑑賞魚
の口の届かない部位へ分離されることから、鑑賞魚が水
中を浮遊する糞便等を口にする機会が少なくなり、水の
白濁を抑えることができる。
賞魚自身の動きに基づく水流の発生により、水槽汚濁防
止用フィルタを通って水槽底面に落下沈殿され、鑑賞魚
の口の届かない部位へ分離されることから、鑑賞魚が水
中を浮遊する糞便等を口にする機会が少なくなり、水の
白濁を抑えることができる。
【0062】これにより、従来のフィルタ装置に比し
て、水の交換周期をかなり長くすることができ、水の交
換に伴う労力を軽減できるとともに、鑑賞魚にとっても
水環境の変化という危険を最低限に抑えることが可能と
なる。ちなみに、実施例1の構造において、水の交換周
期が従来の2,3日から2月以上に延びることが試験的
に確認されている。
て、水の交換周期をかなり長くすることができ、水の交
換に伴う労力を軽減できるとともに、鑑賞魚にとっても
水環境の変化という危険を最低限に抑えることが可能と
なる。ちなみに、実施例1の構造において、水の交換周
期が従来の2,3日から2月以上に延びることが試験的
に確認されている。
【0063】(2) また、この水槽汚濁防止用フィルタ
は、1枚のフィルタ部を水槽内に設置するだけで足りる
ので、場所をとらずに十分な濾過効果(従来のコーナフ
ィルタの複数台分の濾過性能)を得ることができる。
は、1枚のフィルタ部を水槽内に設置するだけで足りる
ので、場所をとらずに十分な濾過効果(従来のコーナフ
ィルタの複数台分の濾過性能)を得ることができる。
【0064】つまり、この水槽汚濁防止用フィルタは、
水槽の体積や鑑賞魚の数等の条件にかかわらず1つ設置
するだけでよく、場所をとらずに鑑賞魚を見る者にとっ
て邪魔にならない。
水槽の体積や鑑賞魚の数等の条件にかかわらず1つ設置
するだけでよく、場所をとらずに鑑賞魚を見る者にとっ
て邪魔にならない。
【0065】(3) また、吸出ポンプは、水の交換時に、
水槽底面に沈殿した糞便等を案内部で一か所に掃き集め
てこれを吸い出すことから、交換する水の量を最少限に
抑えることができる。このため、水の交換および清掃作
業が簡単かつ容易に行え、しかも、鑑賞魚にとって危険
な水環境の急激な変化がほとんどなく、水交換に伴う鑑
賞魚飼育の失敗を少なくすることができる。
水槽底面に沈殿した糞便等を案内部で一か所に掃き集め
てこれを吸い出すことから、交換する水の量を最少限に
抑えることができる。このため、水の交換および清掃作
業が簡単かつ容易に行え、しかも、鑑賞魚にとって危険
な水環境の急激な変化がほとんどなく、水交換に伴う鑑
賞魚飼育の失敗を少なくすることができる。
【0066】(4) また、鑑賞魚用水槽汚濁防止装置は、
エアポンプ等の動力源を全く必要としないので、ポンプ
の故障等による濾過効果の低下などの問題がなく、メン
テナンスを必要とせず、半永久的に使用できる。
エアポンプ等の動力源を全く必要としないので、ポンプ
の故障等による濾過効果の低下などの問題がなく、メン
テナンスを必要とせず、半永久的に使用できる。
【図1】本発明に係る鑑賞魚用水槽汚濁防止装置の一実
施例を示す斜視図である。
施例を示す斜視図である。
【図2】同鑑賞魚用水槽汚濁防止装置の水槽汚濁防止用
フィルタの一実施例を示す斜視図である。
フィルタの一実施例を示す斜視図である。
【図3】図2のIII −III 線に沿った拡大断面図であ
る。
る。
【図4】同水槽汚濁防止用フィルタを用いた際の鑑賞魚
の糞便等の落下沈殿状況を示す断面図で、図4(a) は糞
便等の落下前の状態を示し、図4(b) は糞便等の落下後
の状態を示している。
の糞便等の落下沈殿状況を示す断面図で、図4(a) は糞
便等の落下前の状態を示し、図4(b) は糞便等の落下後
の状態を示している。
【図5】同鑑賞魚用水槽汚濁防止装置の吸出ポンプの使
用方法を示す平面断面図である。
用方法を示す平面断面図である。
【図6】同吸出ポンプによる糞便等の排出状況を示す断
面図である。
面図である。
【図7】同鑑賞魚用水槽汚濁防止装置の水槽汚濁防止用
フィルタの他の実施例を示す斜視図である。
フィルタの他の実施例を示す斜視図である。
【図8】同水槽汚濁防止用フィルタを用いた際の鑑賞魚
の糞便等の落下沈殿状況を示す断面図で、図8(a) は糞
便等の落下前の状態を示し、図8(b) は糞便等の落下後
の状態を示している。
の糞便等の落下沈殿状況を示す断面図で、図8(a) は糞
便等の落下前の状態を示し、図8(b) は糞便等の落下後
の状態を示している。
1 鑑賞魚用水槽汚濁防止装置 2 水槽汚濁防止用フィルタ 3 吸出ポンプ 4 水槽 4a 水槽底面 5 スリット 6 フィルタ部 6a フィルタ部上面(表面) 7 脚部 9 環状鞘部 10 脚部本体 11 貫通穴 12 サイフォン部 13 吸水管部 13a 吸水管部の先端 14 案内部 15 吸水口 16 排水管部 17 把持部 F 鑑賞魚 f 鑑賞魚の糞便等 W1 フィルタ部の幅 L1 フィルタ部の奥行き w1 スリットの幅
Claims (6)
- 【請求項1】 鑑賞魚を飼育する水槽内に配設されて水
槽内の水の汚濁を防止するものであって、 上下に連通するスリットを有するフィルタ部と、このフ
ィルタ部を上記水槽の底面から離隔して位置決めする脚
部とからなり、 上記鑑賞魚の糞便等水槽汚濁の主因となるものが、鑑賞
魚自身の動きにより発生する水流作用で、上記フィルタ
部のスリットから上記水槽の底面に落下し沈殿するよう
に構成されていることを特徴とする水槽汚濁防止用フィ
ルタ。 - 【請求項2】 上記脚部が高さ方向へ伸縮自在に形成さ
れ、水槽底面からフィルタ部までの高さが自由に設定調
節可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の
水槽汚濁防止用フィルタ。 - 【請求項3】 水槽内に沈殿した鑑賞魚の糞便等を吸い
出すサイフォン構造のものであって、 ポンピング作用を奏するポンプ部と、このポンプ部に連
通された管状の吸水管部と、この吸水管部の先端に設け
られた上記糞便等の案内部とを備えることを特徴とする
糞便等の吸出ポンプ。 - 【請求項4】 上記案内部は案内板の形態であって、請
求項1に記載の水槽汚濁防止用フィルタの上記スリット
を挿通可能な形状寸法とされていることを特徴とする請
求項3に記載の吸出ポンプ。 - 【請求項5】 上記吸水管部に、把持部が自由回転可能
に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の吸
出ポンプ。 - 【請求項6】 請求項1または2に記載の水槽汚濁防止
用フィルタと、請求項3から5のいずれか一つに記載の
吸出ポンプとからなることを特徴とする鑑賞魚用水槽汚
濁防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4324806A JPH0728630B2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 鑑賞魚用水槽汚濁防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4324806A JPH0728630B2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 鑑賞魚用水槽汚濁防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06141734A true JPH06141734A (ja) | 1994-05-24 |
| JPH0728630B2 JPH0728630B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=18169890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4324806A Expired - Fee Related JPH0728630B2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 鑑賞魚用水槽汚濁防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728630B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109392817A (zh) * | 2018-11-15 | 2019-03-01 | 上海能淦水产专业合作社 | 一种聚污转移设备 |
| CN111357708A (zh) * | 2020-04-20 | 2020-07-03 | 成都智拓水族用品有限公司 | 一种具有分离沉淀功能的鱼缸水循环系统 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0536100U (ja) * | 1991-10-17 | 1993-05-18 | 有限会社貝沼産業 | 流量調節具を設けた鑑賞魚用サイホンポンプ |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP4324806A patent/JPH0728630B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0536100U (ja) * | 1991-10-17 | 1993-05-18 | 有限会社貝沼産業 | 流量調節具を設けた鑑賞魚用サイホンポンプ |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109392817A (zh) * | 2018-11-15 | 2019-03-01 | 上海能淦水产专业合作社 | 一种聚污转移设备 |
| CN111357708A (zh) * | 2020-04-20 | 2020-07-03 | 成都智拓水族用品有限公司 | 一种具有分离沉淀功能的鱼缸水循环系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0728630B2 (ja) | 1995-04-05 |
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