JPH06143005A - 心押台 - Google Patents

心押台

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JPH06143005A
JPH06143005A JP4315896A JP31589692A JPH06143005A JP H06143005 A JPH06143005 A JP H06143005A JP 4315896 A JP4315896 A JP 4315896A JP 31589692 A JP31589692 A JP 31589692A JP H06143005 A JPH06143005 A JP H06143005A
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JP
Japan
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spring seat
tailstock
seat member
fluid pressure
center
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JP4315896A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Fujieda
善行 藤枝
Hiroharu Mochimaru
弘春 持丸
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Nippei Toyama Corp
Original Assignee
Nippei Toyama Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 研削盤等の心押台では流体圧シリンダを用い
ている。流体圧シリンダの圧力媒体の圧力が低下すると
加工物の加工精度が低下する。 【構成】 心押台スリーブ2の送りねじ後部に軸連結具
12を介して油圧シリンダ13のピストンロッド14を
連結し、ピストンロッド14を油圧シリンダ13の後方
へ突出して、ピストンロッド14の後端に前部ばね座部
材28を固定し、心押台本体1にブラケット類を介して
後部ばね座部材用送りねじ33を固定し、この送りねじ
33に後部ばね座用送りナット34をねじ込み、このナ
ット34に後部ばね座部材29を相対回転自在に取り付
け、前部ばね座部材28と後部ばね座部材29の間に圧
縮ばね31a,31bを縮設し、後部ばね座部材29の
位置を調節する後部ばね座部材軸方向移動装置を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工作機械例えば円筒研削
盤、往復動形の平面研削盤等に用いられる心押台に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、円筒研削盤では加工物主軸台の主
軸及び心押台にセンタを備え、両センタで加工物両端を
支え、この加工物主軸台に設けた加工物回転装置で加工
物に固定した回し金を回転することにより、加工物を回
転している。心押台は心押台側センタを進退できるよう
に心押台側センタを例えば円筒研削盤では円筒形スリー
ブで支持し、平面研削盤で例えばスプライン軸を研削す
る場合はスライドで支持する。このような円筒形スリー
ブ又はスライドのようなセンタ担持体の進退はねじ送り
装置、流体圧シリンダにより行われるのが通常である。
加工物主軸台の主軸は固定のもと進退できるものとある
が、この進退は位置調整のためであり、この加工物主軸
台の主軸の進退を行う自動又は手動の駆動装置は主軸側
からは不動なようにねじ対偶或はウォーム歯車装置が用
いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】セタン担持体をねじ送
り装置で押し進めて加工物主軸台の主軸に取り付けた主
軸側センタと心押台のセンタ担持体に取り付けた心押台
側センタで加工物を支持する際に研削力で支持できる程
度に適度の押圧力でもって推進しておく必要がある。処
が研削を行うと研削熱で加工物が伸張し熱応力が生じて
センタへ大きな押圧力が加わるがねじ送り装置でセンタ
担持体を進退するようにしてあるので、センタ間距離は
不動のため、センタに大きな負荷が加わる。このため加
工物の曲りによる加工不良、センタ穴の偏摩耗による加
工精度の低下、センタの焼付が生ずるおそれがある。
【0004】流体圧シリンダを心押台側のセンタ担持体
の進退に用いると流体圧シリンダは一定の推力で加工物
を押しており、加工物が研削熱で伸張しても心押台のセ
ンタ担持体は後退し、一定の推力を加工物に加えるから
何等問題は生じない、然し乍ら、上記流体圧シリンダを
駆動するための圧力媒体の圧油、圧縮空気を必要とし、
圧力流体発生源、圧力流体輸送用配管、制御用の定圧回
路、方向制御回路等を必要として各種の制御弁が使用さ
れる。このような圧力流体装置側における何等かの原因
で圧力流体の圧力が低下すると、研削力が加工物に加わ
っているため、心押台側センタは押されて圧力低下又は
無圧力となった流体圧シリンダを後退させ、極端な場合
は加工物が両センタ間から落下する。そして脱落しない
までも、加工物を研削力に抗して両センタで充分支持で
きないため、加工物が正確に回転せず加工精度を悪化さ
せるおそれがある。このようなことが生ずると例えば各
種ロール及び車軸等のように高価格材料の加工物を加工
不良としてしまい著しい損失が生ずる。
【0005】本発明は流体圧シリンダをセンタ担持体の
進退に用いた心押台において、圧力流体の圧力減少に際
してセンタの推力を維持できると共に圧力流体の圧力消
失状態においても使用可能な心押台を提供することを目
的としている。
【0006】又、軽量で細長い加工物等で加工物を支持
する際に軸方向へ加える押圧力を小さくする必要がある
場合、油圧では絞りの性能上、十分に低圧では円滑に加
工物を押圧できない場合に油圧は単に自動的に心押台セ
ンタを後退させるために使用し、前進時ばねにより、小
さな押圧力を発生させる事が出来る心押台を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は心
押台本体に軸方向移動自在に支持され加工物を支持する
センタを担持するセンタ担持体と、センタ担持体の低手
段と、センタ担持体の駆動装置と、心押台本体とを備え
た心押台において、前記センタ担持体の駆動装置は心押
台本体後部に固定された流体圧シリンダを有し、この流
体圧シリンダのピストンロッドの前部はセンタ担持体に
連結され、後部は前部ばね座部材に固定され、その前部
ばね座部材のばね座に対向するばね座を有する後部ばね
座部材が進退自在に取り付けられ、両ばね座間には圧縮
ばねが縮設され、前記後部ばね座部材の位置を調節可能
とする後部ばね座部材軸方向移動装置を設けたことを特
徴とする心押台である。
【0008】本発明の第2の発明は前記流体圧シリンダ
のピストンロッドとセンタ担持体が直接連結されている
ことを特徴とする第1の発明に記載の心押台である。
【0009】本発明の第3の発明は前記流体圧シリンダ
のピストンロッドとセンタ担持体は、センタ担持体に固
定した送りナットにねじ込まれた送りねじとこのピスト
ンロッドが一対の互いに回転自在で軸方向は相対移動し
ないように拘束された軸連結具で連結され、上記送りね
じ後部に軸方向移動自在で回転しないように嵌合すると
共に心押台本体に回転自在に支持された被駆動回転部材
を有することを特徴とする第1の発明に記載の心押台で
ある。
【0010】本発明の第4の発明は前記被駆動回転部材
は動力伝達部材を介して手動又は自動の駆動源に連結さ
れていることを特徴とする第3の発明に記載の心押台で
ある。
【0011】本発明の第5の発明は流体圧シリンダは圧
縮ばねに抗して後退方向にのみ推力を発生し、前進方向
へは常に推力を生じない流体圧シリンダであることを特
徴とする第1の発明から第4の発明の何れか1つに記載
の心押台である。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
【0013】「実施例1」図1は主要部を示す縦断面
図、図2は全体の概略を示す縦断面図、図3は図2のA
−A断面図、図4は図2のB−B断面図、図5は図2の
C−C断面図である。
【0014】図2に示すように心押台本体1の円筒形の
穴1aには軸方向に移動自在にセンタ担持体として円筒
形のスリーブ2が嵌合している。スリーブ2の先端には
図示されないテーパ穴が設けられ、このテーパ穴に心押
台側センタ3が嵌合している。スリーブ2の外周に軸方
向のキー溝2aが設けられ、このキー溝2aに心押台本
体1に嵌合固定したキー4の先端が滑合し、スリーブ2
の回り止めとなっている。図5に示すようにセンタ担持
体の固定手段が設けてある。この固定手段は心押台本体
1に固定してスリーブ2の半径方向に配設したクランプ
用油圧シリンダ7のピストン7aの先に固定した当金8
でもってスリーブ2の外周を押圧することにより、心押
台の穴1aとスリーブ2の隙間の範囲においてスリーブ
2を片寄せて心押台側センタ3を一定位置に保つもので
あり、スリーブ2の押される方向は研削力の加わる方向
と一致させるのが望ましい。このクランプ用油圧シリン
ダ7によるスリーブ2の固定はスリーブ2に加わる軸方
向の推力が大きい場合は当金8位置での摩擦力に抗して
スリーブ2が移動する程度である。即ち、油圧シリンダ
7を駆動源とする固定手段は心押台スリーブ2に加わる
推力の一部を担持し、残りはスリーブ2の駆動装置で担
持する。このクランプ用油圧シリンダ7は心押台スリー
ブ2を進退する際は、当金8を後退し、スリーブ2停止
時は当金8を前進する。心押台本体1の後部にはスリー
ブ2の駆動装置が配されている。スリーブ2の中心孔に
は送りナット9が固定され、この送りナット9に送りね
じ11がねじ込まれている。送りねじ11は軸連結具1
2の一方に固定されている。
【0015】図1に示すように軸連結具12は送りねじ
11及び油圧シリンダ13のピストンロッド14に一方
に連結している。軸連結具12は送りねじ11が固定さ
れた継手15が軸受16を収容した軸受ハウス17に嵌
合固定され、軸受16の外輪を押圧している。軸受16
は軸受マウント18に嵌合しており、軸受16の内輪の
片側の面は軸受マウント18のつばに当接している。軸
受マウント18は流体圧シリンダ13のピストンロッド
14の段部に当接するようにピストンロッ14に嵌合し
軸受16内輪と共にカラー19に当接してピストンロッ
ド14にねじ込まれた軸ナット21によって軸受マウン
ト18、カラー19がピストンロッド14に固定されて
いる。これによって軸連結具12はピストンロッド14
と共に送りねじ11に固定されている。これによってピ
ストンロッド14と共に送りねじ11は軸方向に移動
し、送りねじ11の回転はピストンロッド14に伝えら
れないようになっている。油圧シリンダ13は支持部材
のブラケット類を介して心押台本体1に固定されてい
る。即ち、心押台本体1にはブラケットとして歯車箱2
0、心押台後部ケーシング22が連設して固定され、こ
のケーシング22に固定した中継板23に油圧シリンダ
13が固定されている。油圧シリンダ13の両端にはシ
リンダ本体13aと密封部材及びピストンロッド14と
の密封部材を備えたエンドカバー25,26が取り付け
てある。シリンダ本体13a内周と密封輪27aを介し
てピストン27が嵌合し、ピストン27はピストンロッ
ド14に密封固定されている。油圧シリンダ13の油路
13bは中継板23に設けた油出入口13b−1から中
継板23、シリンダ本体13aを通じてエンドカバー2
6側の後部シリンダ室CRに通じ、油路13cはシリン
ダ本体13aに設けた圧油出入口13c−1からシリン
ダ本体13aを通してエンドカバー25側の前部シリン
ダ室CFに通じている。後部のエンドカバー26から突
出するピストンロッド14の後端部には前部ばね座部材
28が固定され、この前部ばね座部材28のばね座28
aは心押台側センタ3とは反対方向を向いている。この
ばね座28aに対向するばね座29aを有する後部ばね
座部材29がピストン27の運動方向と同方向に運動す
るように進退自在に取り付けられ、両ばね座28a,2
9a間にはコイル中心径の異なる2つの圧縮コイルばね
31a,31bが油圧シリンダ13と同心で前部ばね座
部材28外周に挿入して縮設してある。
【0016】後部ばね座部材軸方向移動装置は以下のと
おりである。後部ばね座部材29を進退自在とするた
め、本例では中継板23にブラケットを兼ねた中継板後
部ケーシング32を固定している。そして中継板後部ケ
ーシング32に後部ばね座部材29を案内するばね座送
りねじ33を固定してある。ばね座送りねじ33の外周
には全長にわたりおねじ33aを設けてある。後部ばね
座部材29は後述の後部ばね座部材29を動力で位置調
節を可能とする後部ばね座部材軸方向移動装置によりば
ね座送りねじ33に案内されるようになっている。ばね
座送りねじ33にねじ込まれるねじを備えたばね座送り
ナット34に内輪を嵌合し、該内輪をばね座送りナット
34に嵌合固定された歯車35で固定された軸受36の
外輪は軸受箱37に嵌合して、軸受箱37が後部ばね座
部材29に固定されており、後部ばね座部材29は軸受
36、ばね座送りナット34を介してばね座送りねじ3
3上を軸方向に移動できるように担持されている。後部
ばね座29aの位置が後方へのびて全体寸法が大きくな
るのを避けるため、ここで前部ばね座28aを可能な限
り前方に配設してある。そのため、前部ばね座部材28
は前部ばね座28aから後方へ向ってのびる中空円筒状
部28bとして油圧シリンダ13を覆っている。又、ば
ね座送りねじ33を中空として前部ばね座部材28の円
筒状部28bを覆っている。
【0017】ばね座送りねじ33と平行なばね座部材移
動用スプライン軸41は中継板23と、中継板23に固
定された中継板後部ケーシング32に夫々嵌入固定され
た軸受42,43により軸方向に移動しないように固定
されている。このスプライン軸41にはスプラインスリ
ーブ44が滑合している。スプラインスリーブ44には
ばね座送りナット34に嵌合固定された歯車35と噛合
う歯車45が嵌合固定され、この歯車45に重ねてスプ
ラインスリーブ44にその内輪が嵌合して軸方向に移動
しないように固定されたころがり玉軸受46の外輪は後
部ばね座部材29に嵌合して、軸方向に移動しないよう
に固定されている。ばね座部材移動用スプライン軸41
に固定された被動歯車47は図4に示すように中継板2
3に回転自在に取り付けた中間歯車48を介して減速機
付のサーボモータ49の出力軸に固定された駆動歯車5
0に噛合っている。この後部ばね材部材移動用スプライ
ン軸41は中継板23に固定したエンコーダ52に連結
されている。このエンコーダ52により、後部ばね座部
材移動用スプライン軸41の回転位置、従って、スプラ
インスリーブ44、歯車45、35を介してばね座送り
ナット34の位置が検出されるようになっている。
【0018】スリーブ移動用送りねじ11の後部はスプ
ライン11aとなっており、このスプライン11aに軸
方向に相対移動自在に被駆動回転部材として被駆動歯車
51が嵌合している。被駆動歯車51は軸受52を介し
て歯車箱20に軸方向移動しないように支持されてい
る。
【0019】図2,3に示すように被駆動回転部材の上
記歯車51は動力伝達部材を介して手動の駆動源に連結
されている。この動力伝達部材は被駆動歯車51に噛合
い歯車箱20に固定された支持軸60に嵌入した軸受5
4でもって歯車箱20に回転自在に支持された中間歯車
53、中間歯車53に噛合う歯車55、歯車55を一端
に固定し心押台本体1に軸受56を介して支持された伝
動軸57、伝動軸57の他端に固定された被動傘歯車5
8、被動傘歯車に噛合う駆動傘歯車59、駆動傘歯車5
9を一端に固定し、心押台本体1に固定した軸受ハウジ
ング61に装着された軸受62に支持された駆動軸6
3、駆動軸63の他端に固定した送りハンドル64を備
える。尚、自動化する場合は送りハンドル64を例えば
電動機とする。
【0020】図2に示すように後部ばね座部材29には
ドッグプレート66が設けられ、ドッグプレート66に
位置を調節可能に設けられた複数のドッグ67は図示さ
れないスイッチを押し、後部ばね座部材29の移動範囲
を制御するようになっている。
【0021】上記構成の作用についてのべる。
【0022】図1の状態ではピストン27は後退端に有
り、ピストンロッド14は軸連結具12を介して送りね
じ11を後方へ引いて送りナット9を介して心押台スリ
ーブ2を後退させた位置になっている。又、ピストンロ
ッド14に固定された前部ばね座部材28は後退端に有
る。又、後部ばね座部材29は後退端に有り、ピストン
後退位置における前部ばね座部材28の前部ばね座28
aと後部ばね座29a間が最も遠のいた位置にあり、圧
縮コイルばね31a,31bの圧縮量は小さい。この状
態で一方の圧油出入口13b−1から圧油を油路13b
を通じて後部シリンダ室CRへ送り込み、他方の圧油出
入口13c−1から前部シリンダ室CFの油を排出でき
るようにすると、ピストン27は前進し、ピストンロッ
ド14は軸連結具12、送りねじ11、送りナット9を
介して心押台スリーブ2を前進し、これによって心押台
側センタ3を前進して、図示されない加工物主軸台側の
主軸に固定された加工物主軸台側センタとの間で加工物
を挟持して保持する。上記のピストンロッド14の前進
により前部ばね座部材28は共に前進するので圧縮コイ
ルばね31a,31bは伸張しばね力は弱まる。加工物
に加える推力は後部シリンダ室CRの実質の断面積に圧
油の圧力を乗じた値P1に圧縮コイルばね31a,31
bの自由長からの圧縮量にばね乗数を乗じた値P2を加
えた推力である。ここで心押台側センタ3に加える推力
の調整は(1)後部シリンダ室CRに加える圧油の圧力
を変更する。(2)サーボモータ49を駆動して駆動歯
車50を回転し、中間歯車48を介して被動歯車47を
回転し、後部ばね座部材移動用のスプライン軸41を回
転するとスプラインスリーブ44は回転し、スプライン
スリーブ44に固定した歯車45を回転し、この歯車4
5に噛合っている歯車35を回転し、歯車35を固定し
た送りナット34を回転して、この送りナット34を軸
方向に移動する。これによって送りナット34から軸受
36、軸受箱37を介して推進力を受けた後部ばね座部
材29は前進し、圧縮コイルばね31a,31bを圧縮
するので、圧縮力は前部ばね座部材28、ピストンロッ
ド14、軸連結具12、送りねじ11、送りナット9、
スリーブ2を介して心押台側センタ3に伝わり、加工物
Wを押す推力をを増加する。この圧縮コイルばね31
a,31bによる推力を適当にしておくと、油圧装置の
故障、油圧系を制御する電気系統の部分的停電により、
油圧力が低下し又は無圧となってピストン27の推力が
消失し、研削力により、心押台側センタ3が後退方向へ
押されても、圧縮コイルばね31a,31bのばね力で
加工物は支持され、加工物を支持している主軸台側セン
タと心押台センタ3間が遠のいて加工物が脱落しない
し、又、研削不良により加工不良となることが防止され
る。又、圧縮コイル場ね31a,31bは後部ばね座部
材29が広い範囲を移動してばね力を可変とする範囲が
広いため、軽量の加工物、軽研削、重研削、細長い加工
物等に対応して加工物に適切な支持推力を得ることが出
来る。
【0023】上述の説明では、心押台側センタ3に加え
る推力は圧縮コイルばね31a,31bのばね力とピス
トン27を前進方向へ付勢する油圧力の合計であるが、
心押台側センタ3にばね力のみで推力を与えるようにす
ると、小推力の範囲における油圧力の調整の困難性は解
消し、推力を正確に調整可能となる。この場合において
は後部シリンダ室CRは常に無圧状態としておき、前部
シリンダ室CFのみ用い、前記シリンダ室CFを無圧と
することにより、圧縮コイルばね31a,31bのばね
力で前部ばね座部材28、ピストンロッド14、軸連結
具12、スリーブ移動用送りねじ11、送りナット9、
スリーブ2を前進させて、心押台側センタ3を前進し、
心押台側センタ3を後退するのに前部シリンダ室CFに
圧油を挿入し、ピストン27を圧縮コイルばね31a,
31bに抗して後退するようにすればよい。このような
場合、油圧シリンダ13の後部シリンダ室CRは常に不
図示の油圧源のタンク中に連通していてもよく、又、大
気へ連通していてもよい。
【0024】上記動作において後部ばね座部材移動用ス
プライン軸41にはエンコーダ52が連結されているた
め、図示されない数値制御装置へエンコーダ52の信号
を入力し、サーボモータ49によりスプライン軸41の
回転角を所定数回転して停止できるので、圧縮コイルば
ね31a,31bの圧縮量の制御ができる。
【0025】ハンドル64を回転すると駆動軸63に固
定してある駆動歯車59が回転し、この傘歯車と噛合っ
ている被動傘歯車58を回転してこの回転は伝動軸57
を伝わって歯車55を回転し、歯車55と噛合っている
中間歯車53、中間歯車53に噛合っている被駆動歯車
51へ回転は伝わり、被駆動歯車51は軸受52上で回
転する。被駆動歯車51は送りねじ11とスプライン1
1a結合しているので送りねじ11は回転する。送りね
じ11の回転は軸連結具12の継手15、軸受ハウス1
7を回転し、軸受16の外輪を回転し、この回転はピス
トンロッド14に伝わらない。ここで図1において油圧
シリンダ13へ圧油が供給され、前部シリンダ室CFに
圧油が充満してピストン27がエンドカバー26に当っ
た状態では、この状態を保ったままスリーブ2の送りナ
ット9を移動して心押台側センタ3を進退する。これに
よって、心押台側センタ3の作動基準位置の調整或は心
押台スリーブ2の心押台本体1からの突出量の調整を行
うことが出来る。又、圧油の圧力が低下又は無圧となっ
た際は圧縮コイルばね31a,31bが後部ばね座29
aを基準にして前部ばね座28aを押し、前部ばね座部
材28はピストンロッド14と共に前進してピストン2
7又は前部ばね座部材28の何れかが前進端で他部材に
当り停止した位置を基準にしてスリーブ2を手動ハンド
ル64で進退できる。この送りハンドル64による心押
台側センタ3の進退は、ピストン27即ち前部ばね座部
材28の位置が基準であるため心押台側センタ3に加え
る推力は油圧力及びばね力又はばね力で生ずる。
【0026】
【発明の効果】本発明の第1の発明によればセンタ担持
体の駆動装置は心押台本体後部に固定された流体圧シリ
ンダを有し、この流体圧シリンダのピストンロッドの前
部はセンタ担持体に連結され、後部は前部ばね座部材の
ばね座に固定され、その前部ばね座部材のばね座に対向
するばね座を有する後部ばね座部材が進退自在に取り付
けられ、両ばね座間には圧縮ばねが縮設され、前記後部
ばね座部材の位置を調節可能とする後部ばね座部材軸方
向移動装置を設けたことを特徴とする心押台としたた
め、流体圧シリンダを付勢する流体圧が低下しても、心
押台側センタはばね力で押されて、加工物が落下した
り、押圧力が弱くて研削不良が生じたりすることがな
い。このセンタ押圧力は後部ばね座部材が位置を調節可
能となっているので最適な値に調整が可能である。
【0027】本発明の第2の発明によれば流体圧シリン
ダのピストンロッドとセンタ担持体が直接連結されてい
ることを特徴とする第1の発明に記載の心押台であるの
で構成が簡単である。
【0028】本発明で前記流体圧シリンダのピストンロ
ッドとセンタ担持体は、センタ担持体に固定した送りナ
ットにねじ込まれた送りねじとこのピストンロッドが一
対の互いに回転自在で軸方向は相対移動しないように拘
束された軸連結具で連結され、上記送りねじ後部に軸方
向移動自在で回転しないように嵌合すると共に心押台本
体に回転自在に支持された被駆動回転部材を有すること
を特徴とする第1の発明に記載の心押台とした場合(第
3の発明)は、流体圧シリンダによるセンタ担持体の駆
動のほかにセンタ担持体をねじ送りが可能となる。これ
によって流体圧シリンダとセンタ担持体の関係位置の調
節ができる。
【0029】本発明の第4の発明は前記被駆動部材は動
作伝達部材を介して手動または自動の駆動源に連結され
ていることを特徴とする第3の発明に記載の心押台とし
たので、センタ担持体を手動又は自動で操作できる。
【0030】本発明の第5の発明は流体圧シリンダは圧
縮ばねに抗して後退方向にのみ推力を発生し、前進方向
へは常に推力を生じない流体圧シリンダであることを特
徴とする第1の発明から第4の発明の何れか1つに記載
の心押台としたので心押台側センタに加える推力が極め
て小さい範囲においても微調整が可能となる。これによ
って軽量で細長い加工物をセンタ支持する際に加工物に
曲りを与えない最適な推力に調整し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の主要部を示す縦断面図であ
る。
【図2】本発明の全体を示す展開した断面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】図2のC−C断面図である。
【符号の説明】
2 心押台スリーブ 9 送りナット 11 送りねじ 12 軸連結具 13 油圧シリンダ 14 ピストンロッド 28 前部ばね座部材 29 後部ばね座部材 31a,31b 圧縮コイルばね 33 後部ばね座部材用送りねじ 34 後部ばね座部材用送りナット 41 ばね座部材移動用スプライン軸 44 スプラインスリーブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 心押台本体に軸方向移動自在に支持され
    加工物を支持するセンタを担持するセンタ担持体と、セ
    ンタ担持体の固定手段と、センタ担持体の駆動装置と、
    心押台本体とを備えた心押台において、前記センタ担持
    体の駆動装置は心押台本体後部に固定された流体圧シリ
    ンダを有し、この流体圧シリンダのピストンロッドの前
    部はセンタ担持体に連結され、後部は前部ばね座部材に
    固定され、その前部ばね座部材のばね座に対向するばね
    座を有する後部ばね座部材が進退自在に取り付けられ、
    両ばね座間には圧縮ばねが縮設され、前記後部ばね座部
    材の位置を調節可能とする後部ばね座部材軸方向移動装
    置を設けたことを特徴とする心押台。
  2. 【請求項2】 前記流体圧シリンダのピストンロッドと
    センタ担持体が直接連結されていることを特徴とする請
    求項1に記載の心押台。
  3. 【請求項3】 前記流体圧シリンダのピストンロッドと
    センタ担持体は、センタ担持体に固定した送りナットに
    ねじ込まれた送りねじとこのピストンロッドが一対の互
    いに回転自在で軸方向は相対移動しないように拘束され
    た軸連結具で連結され、上記送りねじ後部に軸方向移動
    自在で回転しないように嵌合すると共に心押台本体に回
    転自在に支持された被駆動回転部材を有することを特徴
    とする請求項1に記載の心押台。
  4. 【請求項4】 前記被駆動回転部材は動力伝達部材を介
    して手動又は自動の駆動源に連結されていることを特徴
    とする請求項3に記載の心押台。
  5. 【請求項5】 流体圧シリンダは圧縮ばねに抗して後退
    方向にのみ推力を発生し、前進方向へは常に推力を生じ
    ない流体圧シリンダであることを特徴とする請求項1か
    ら4に記載の心押台。
JP4315896A 1992-10-30 1992-10-30 心押台 Pending JPH06143005A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1231709A1 (en) * 2001-01-24 2002-08-14 Zarlink Semiconductor Limited Amplifier
JP2009214276A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Nisshin Seisakusho:Kk 円筒研削盤およびその円筒研削方法
CN103394717A (zh) * 2013-08-15 2013-11-20 襄阳市领航者精密机械加工有限公司 一种大型卧车自动尾架
CN111659910A (zh) * 2019-03-07 2020-09-15 江苏华兑金属科技有限公司 一种数控车床尾座进给控制系统

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