JPH0614384A - スピーカキャビネット - Google Patents
スピーカキャビネットInfo
- Publication number
- JPH0614384A JPH0614384A JP19163392A JP19163392A JPH0614384A JP H0614384 A JPH0614384 A JP H0614384A JP 19163392 A JP19163392 A JP 19163392A JP 19163392 A JP19163392 A JP 19163392A JP H0614384 A JPH0614384 A JP H0614384A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin layer
- cabinet
- speaker cabinet
- resin
- speaker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 剛性及び内部損失がある程度大きく、加工性
が良好なスピーカキャビネットを提供すること。 【構成】 カゼイン樹脂層1と、高弾性樹脂層2及び高
剛性樹脂層3とから成る3層構造を有するスピーカキャ
ビネットであり、更に、カゼイン樹脂層1が表面にあっ
て厚さが最も大きく、高弾性樹脂層2の厚さが小である
スピーカキャビネット。
が良好なスピーカキャビネットを提供すること。 【構成】 カゼイン樹脂層1と、高弾性樹脂層2及び高
剛性樹脂層3とから成る3層構造を有するスピーカキャ
ビネットであり、更に、カゼイン樹脂層1が表面にあっ
て厚さが最も大きく、高弾性樹脂層2の厚さが小である
スピーカキャビネット。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂製のスピーカ
用キャビネットに関し、特にキャビネット自己振動が少
なく、且つ加工性が優れたスピーカ用キャビネットに関
する。
用キャビネットに関し、特にキャビネット自己振動が少
なく、且つ加工性が優れたスピーカ用キャビネットに関
する。
【0002】
【従来の技術】スピーカキャビネットはスピーカを支持
すると共に、スピーカ振動板の前後の空間を音響的に隔
離し、低域でのスピーカの放射能率を高め、周波数特性
を向上させる作用があるので、そのためスピーカキャビ
ネットの構成材料には可能な限り剛性が高く、且つ、キ
ャビネット自体の異常共振を抑制する制振効果が大きい
という性質が要求される。この要求を満たすために (1)
パーチクルボード、 (2)フィラー等を混入した熱可塑性
樹脂を射出成型したもの、 (3)熱硬化性樹脂を使用した
もの等が知られている。
すると共に、スピーカ振動板の前後の空間を音響的に隔
離し、低域でのスピーカの放射能率を高め、周波数特性
を向上させる作用があるので、そのためスピーカキャビ
ネットの構成材料には可能な限り剛性が高く、且つ、キ
ャビネット自体の異常共振を抑制する制振効果が大きい
という性質が要求される。この要求を満たすために (1)
パーチクルボード、 (2)フィラー等を混入した熱可塑性
樹脂を射出成型したもの、 (3)熱硬化性樹脂を使用した
もの等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様な構造を有する
従来のキャビネットのうち、 (1)のパーチクルボードを
使用したもの、又は (3)の熱硬化性樹脂単品を使用した
キャビネットは性能に限度があり、 (2)の熱可塑性樹脂
にフィラー等を混入して剛性が高くなるようにした樹脂
は加工性が悪く、穴明け等2次加工用工具の寿命が短く
なる等の欠点があった。
従来のキャビネットのうち、 (1)のパーチクルボードを
使用したもの、又は (3)の熱硬化性樹脂単品を使用した
キャビネットは性能に限度があり、 (2)の熱可塑性樹脂
にフィラー等を混入して剛性が高くなるようにした樹脂
は加工性が悪く、穴明け等2次加工用工具の寿命が短く
なる等の欠点があった。
【0004】本発明では、上記従来例に付する欠点を解
消し、剛性及び内部損失がある程度大きく且つ加工性が
良好なスピーカキャビネットを得ることを目的とする。
消し、剛性及び内部損失がある程度大きく且つ加工性が
良好なスピーカキャビネットを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るスピーカキャビネットは、実施例を示す
図1を用いて説明すると、カゼイン樹脂層1と、高弾性
樹脂層2及び高剛性樹脂層3とから成る3層構造壁体か
らなるスピーカキャビネットであり、更に、カゼイン樹
脂層1が表面にあって層の厚さが最も大きく、高弾性樹
脂の層の厚さが小であるスピーカキャビネットである。
の本発明に係るスピーカキャビネットは、実施例を示す
図1を用いて説明すると、カゼイン樹脂層1と、高弾性
樹脂層2及び高剛性樹脂層3とから成る3層構造壁体か
らなるスピーカキャビネットであり、更に、カゼイン樹
脂層1が表面にあって層の厚さが最も大きく、高弾性樹
脂の層の厚さが小であるスピーカキャビネットである。
【0006】
【作用】そして、この様な構成のスピーカキャビネット
では、表面層となるカゼイン樹脂が多くの他の樹脂と比
較して高次の分子構造を持っているので表面状態が滑ら
かで、手触り感が良く、加工性に於いても適当な硬度を
有し、しかも高剛性樹脂層を薄くしてあるので容易に加
工ができ、剛性や内部損失等物性が異なる材料の多層構
造体であるからキャビネット壁体の見掛けの内部損失が
大きくなってキャビネット振動に起因する不要音の放射
を抑制することができる。
では、表面層となるカゼイン樹脂が多くの他の樹脂と比
較して高次の分子構造を持っているので表面状態が滑ら
かで、手触り感が良く、加工性に於いても適当な硬度を
有し、しかも高剛性樹脂層を薄くしてあるので容易に加
工ができ、剛性や内部損失等物性が異なる材料の多層構
造体であるからキャビネット壁体の見掛けの内部損失が
大きくなってキャビネット振動に起因する不要音の放射
を抑制することができる。
【0007】
【実施例】 実施例断面を示す図1をもとに、本願のスピ
ーカキャビネットの構成を詳述すると、厚さ8mmのカゼ
イン樹脂板(1)と、高弾性樹脂層(2)として厚さ2
mmのポリプロピレン板と、高剛性樹脂層(3)としてポ
リフェニレンサルファイド樹脂板を、ポリプロピレン板
を挟むようにしてエポキシ樹脂で接着し、厚さ13mm
の積層板を得る。
ーカキャビネットの構成を詳述すると、厚さ8mmのカゼ
イン樹脂板(1)と、高弾性樹脂層(2)として厚さ2
mmのポリプロピレン板と、高剛性樹脂層(3)としてポ
リフェニレンサルファイド樹脂板を、ポリプロピレン板
を挟むようにしてエポキシ樹脂で接着し、厚さ13mm
の積層板を得る。
【0008】この積層板を、カゼイン樹脂板(1)が表
面部分にくるようにして加工し、目的とするスピーカキ
ャビネットを得た。
面部分にくるようにして加工し、目的とするスピーカキ
ャビネットを得た。
【0009】当該キャビネットを構成する積層板の見掛
けのヤング率E並びにtanδを、従来例の材料である
パーチクルボードと比較して表1に示す。
けのヤング率E並びにtanδを、従来例の材料である
パーチクルボードと比較して表1に示す。
【0010】
【表1】 以上、本発明に係るスピーカキャビネットについて代表
的と思われる実施例を基に詳述したが、本発明によるキ
ャビネットの実施態様は、カゼイン樹脂と積層される他
の高弾性樹脂及び高剛性樹脂の材質などに於て、上記実
施例の構造に限定されるものではなく、例えば高弾性樹
脂としては、弾性エポキシ樹脂等が、又高剛性樹脂とし
ては、ポリエーテルイミド等を使用することができ、前
記した特許請求の範囲に記載の構成要件を具備し、本発
明にいう作用を呈し、以下に述べる効果を有する限りに
おいて、適宜改変して実施しうるものである。
的と思われる実施例を基に詳述したが、本発明によるキ
ャビネットの実施態様は、カゼイン樹脂と積層される他
の高弾性樹脂及び高剛性樹脂の材質などに於て、上記実
施例の構造に限定されるものではなく、例えば高弾性樹
脂としては、弾性エポキシ樹脂等が、又高剛性樹脂とし
ては、ポリエーテルイミド等を使用することができ、前
記した特許請求の範囲に記載の構成要件を具備し、本発
明にいう作用を呈し、以下に述べる効果を有する限りに
おいて、適宜改変して実施しうるものである。
【0011】
【効果】本発明に係るスピーカキャビネットは以下に述
べる効果を有する。 (1) 表面層を構成するカゼイン樹脂が高次の分子構造を
持っているので、表面状態が滑らかで、手触り感が良
く、商品価値を高めることができる。 (2) 剛性が異なる樹脂板の多層構造体であるから、拘束
作用によって見掛けの内部損失が大きく、キャビネット
振動抑制に有効に作用している。従って、キャビネット
振動に起因する不要音の放射レベルが低く、再生音の品
位を高めることができる。 (3) 厚みの過半分を占めるカゼイン樹脂が充填材等が含
まれず、又、それ程高剛性でもないので加工性が良く、
加工器具の寿命を引き伸ばすことができる。
べる効果を有する。 (1) 表面層を構成するカゼイン樹脂が高次の分子構造を
持っているので、表面状態が滑らかで、手触り感が良
く、商品価値を高めることができる。 (2) 剛性が異なる樹脂板の多層構造体であるから、拘束
作用によって見掛けの内部損失が大きく、キャビネット
振動抑制に有効に作用している。従って、キャビネット
振動に起因する不要音の放射レベルが低く、再生音の品
位を高めることができる。 (3) 厚みの過半分を占めるカゼイン樹脂が充填材等が含
まれず、又、それ程高剛性でもないので加工性が良く、
加工器具の寿命を引き伸ばすことができる。
【図1】本願実施例スピーカキャビネットの一部拡大断
面図。
面図。
1 カゼイン樹脂層 2 高弾性樹脂層 3 高剛性樹脂層
Claims (2)
- 【請求項1】 スピーカキャビネットを構成する壁体が
カゼイン樹脂層(1)と、高弾性樹脂層(2)と、高剛
性樹脂層(3)とからなる多層構造であることを特徴と
するスピーカキャビネット。 - 【請求項2】 カゼイン樹脂層(1)が表面にあって且
つ層の厚さが最も大きく、高弾性樹脂層(2)の厚さが
小である請求項1記載のスピーカキャビネット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19163392A JPH0614384A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | スピーカキャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19163392A JPH0614384A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | スピーカキャビネット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0614384A true JPH0614384A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=16277904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19163392A Pending JPH0614384A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | スピーカキャビネット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614384A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008103935A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Funai Electric Co Ltd | スピーカボックス |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP19163392A patent/JPH0614384A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008103935A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Funai Electric Co Ltd | スピーカボックス |
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