JPH06144267A - 車両旋回限界余裕度推定装置 - Google Patents
車両旋回限界余裕度推定装置Info
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- JPH06144267A JPH06144267A JP32491392A JP32491392A JPH06144267A JP H06144267 A JPH06144267 A JP H06144267A JP 32491392 A JP32491392 A JP 32491392A JP 32491392 A JP32491392 A JP 32491392A JP H06144267 A JPH06144267 A JP H06144267A
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Abstract
なして車両の基準旋回状態量を決定し、それと実旋回状
態量との関係から車両の旋回限界に対する余裕度を推定
する装置において、タイヤのコーナリングパワーを推定
し、それを勘案して基準旋回状態量を決定することによ
り、タイヤの摩耗度,種類等の影響を考慮した基準旋回
状態量を得る。 【構成】 コーナリング特性が線形領域にあることが確
実に保証される車両旋回状態において互いに近接した2
つの時点においてそれぞれ検出された前後輪舵角δf ,
δr ,実横加速度α,実ヨーレートγおよび車速Vに基
づき、車両2自由度線形モデルを用いることにより、コ
ーナリングパワーCf ,Cr を演算により推定する(S1
01〜109)。その推定されたCf ,Cr を用いることによ
り、基準ヨーレートγ* および基準横加速度α* を演算
する(S110)。
Description
基準旋回状態量からの偏差に基づき、その車両の旋回限
界に対する余裕度を推定する装置に関するものであり、
特にその旋回限界余裕度の推定精度を向上させる技術に
関するものである。
回限界の一例は、タイヤのコーナリング特性が非線形性
を示すに至ったため、運転者による操舵角の増加に対し
てタイヤのコーナリングフォースが比例的に増加しなく
なるという現象である。具体的には、車両の前後輪が同
時にコーナリング特性が非線形性を示すに至れば、前後
輪にそれぞれ作用するコーナリングフォースの和が旋回
中の車両に作用する遠心力に打ち勝つことができなくな
り、車両全体が旋回外側にすべり出すドリフトが発生す
る。ドリフトが発生すると、車両重心点における横加速
度が操舵角の増加に対して増加しなくなる。また、前後
輪のいずれかが先にコーナリング特性が非線形性を示す
に至れば、車両がそのいずれかの前後輪において旋回外
側にすべり出すドリフトアウトまたはスピンが発生す
る。ドリフトアウトが発生すると車体のヨーレートが減
少し、また、スピンが発生すると車体のヨーレートが増
加する。
界余裕度を推定し、それに基づいて車両が旋回限界に達
したかまたはその付近にあるか否かを判定する旋回限界
判定装置や、旋回限界余裕度を推定し、それが向上する
ように車両を自動的に制御する車両制御装置などが既に
提案されている。
状態量の基準旋回状態量からの偏差に基づき、その車両
の旋回限界余裕度を推定する装置が使用される。この装
置は一般に、(a) 車両の走行速度を検出する車速センサ
と、(b) その車両の舵角を検出する舵角センサと、(c)
その車両の実旋回状態量を検出する旋回状態量センサ
と、(b) 検出された車速および舵角に基づき、車両のタ
イヤのコーナリング特性であって実際には線形領域と非
線形領域とを有するものをその非線形領域がその線形領
域の延長にあるとみなした場合に(以下、「線形である
とみなした場合に」ともいう)その車両に発生すると予
想される旋回状態量を基準旋回状態量として決定すると
ともに、検出された実旋回状態量の、決定された基準旋
回状態量からの偏差に基づき、車両の旋回限界余裕度を
推定する旋回限界余裕度推定手段とを含むように構成さ
れる。
865号公報に記載されている。これは、タイヤのコー
ナリングパワーを固定値として用いることにより、車両
の基準旋回状態量を決定する車両旋回限界余裕度推定装
置である。
ナリングパワーは例えば、タイヤの種類(例えば、ノー
マルタイヤやスタッドレスタイヤなど),タイヤの空気
圧,タイヤの接地荷重等によって異なるものである。そ
のため、上記公報に記載の装置では、基準旋回状態量を
十分には高い精度で決定することができず、十分に正確
な旋回限界余裕度が得られないという問題がある。
してなされたものである。
に本発明は、図1に示されているように、前述の車速セ
ンサ1,舵角センサ2,旋回状態量センサ3および旋回
限界余裕度推定手段4を含む車両旋回限界余裕度推定装
置において、タイヤの実際のコーナリングパワーを推定
するコーナリングパワー推定手段5を設け、かつ、前記
旋回限界余裕度推定手段4を、検出された車速および舵
角のみならず、推定されたコーナリングパワーにも基づ
いて基準旋回状態量の決定を行うものとしたことを特徴
とする。
いては、コーナリングパワー推定手段5により、タイヤ
の実際のコーナリングパワーが推定され、旋回限界余裕
度推定手段4により、車速センサ1および舵角センサ2
によりそれぞれ検出された車速および舵角のみならず、
コーナリングパワー推定手段5により推定されたコーナ
リングパワーにも基づいて基準旋回状態量が決定され、
旋回状態量センサ3により検出された実旋回状態量の、
決定された基準旋回状態量からの偏差に基づき、車両の
旋回限界に対する余裕度が推定される。
イヤのコーナリング特性が実際に線形領域にある車両旋
回状態における車速,舵角および実旋回状態量に基づい
て推定することができる。例えば、車両2自由度線形モ
デルを用い、かつ、短時間の間ではコーナリングパワー
はほとんど変化しないとの前提を用いれば、上記車両旋
回状態で互いに近接した2つの時点においてそれぞれ、
実旋回状態量,車速および舵角さえ検出すれば、それら
検出値からタイヤの実際のコーナリングパワーを推定す
ることができるのである。これの理論については実施例
において詳しく説明する。
パワー推定手段5を、タイヤのコーナリング特性が実際
に線形領域にあることが保証される車両旋回状態におけ
る車速,舵角および実旋回状態量に基づいてそのタイヤ
の実際のコーナリングパワーを推定する態様として実施
することができる。
定手段5を、コーナリングパワーに影響を及ぼす複数の
物理量(例えば、タイヤの種類,空気圧,接地荷重等)
をそれぞれ検出し、それら物理量とコーナリングパワー
との間に一般的に成立する関係を用いることにより、実
際のコーナリングパワーを推定する態様として実施する
こともできる。
実際のコーナリングパワーが考慮されつつ基準旋回状態
量が決定されるから、旋回限界余裕度をタイヤの実際の
状態、すなわちタイヤの種類,空気圧,接地荷重等を十
分に考慮しつつ推定することができ、旋回限界余裕度の
推定精度が向上するという効果が得られる。
余裕度推定装置を含む旋回限界判定装置を図面に基づい
て詳細に説明する。
4輪車両に設けられていて、車体の実ヨーレートγの基
準ヨーレートγ* からの偏差であるヨーレート偏差Δγ
(これが本発明における「旋回限界余裕度」の一態様で
ある)が大きいか否かの判定と、車両重心点における実
横加速度αの基準横加速度α* からの偏差である横加速
度偏差Δα(これも本発明における「旋回限界余裕度」
の一態様である)が大きいか否かの判定とをそれぞれ行
い、それら判定のいずれかでもYESとなれば、車両が
旋回限界にあると判定するものである。
て2輪車両モデルを想定し、タイヤのコーナリング特性
が線形であるとみなし、車速Vが一定であると仮定し、
前後輪舵角δf ,δr ,車速Vおよび前後輪コーナリン
グパワーCf ,Cr (左右輪の等価値)をそれぞれパラ
メータとした上で、それらパラメータに基づいて基準ヨ
ーレートγ* および基準横加速度α* をそれぞれ決定す
る。以下、詳しく説明する。
加速度α,舵角δf ,δr ,車速V,コーナリングパワ
ーCf ,Cr および車両重心点における車体スリップ角
βの間には、次式で表される関係が成立する。
両の回転運動に関して、
る。また、ヨーレートγ,横加速度α,車速Vおよび車
体スリップ角βの時間微分値である車体スリップ角微分
β′の間には、 V(β′+γ)=α なる式で表される関係が成立する。
述の並進運動方程式および回転運動方程式における
「β」を消去し、これにより得られた2つの方程式をそ
れぞれラプラス変換すれば、次のような式が誘導され
る。
ぞれ入力信号とし、ヨーレートγおよび横加速度αをそ
れぞれ出力信号としたシステムの伝達関数はそれぞれ次
式で表され、それら式における「γ(s) 」および「α
(s) 」をそれぞれラプラス逆変換したものが、求めるべ
き基準ヨーレートγ* および基準横加速度α* となる。
b1 〜b4 ,c1 〜c6 」はそれぞれ次式で表される。
δf ,δr に対する車両の過渡応答特性をも考慮され、
しかも、後輪操舵の影響をも考慮されたものであるが、
因みに、過渡応答特性も後輪操舵の影響も無視すれば、
ヨーレートγおよび横加速度αはそれぞれ次のようにな
る。すなわち、ラプラス演算子sの値も後輪舵角δrの
値も0とするとともに、等価スタビリティファクタK
を、
ては、
て「L」は車両のホイールベース、すなわち、前輪車軸
−重心点間距離af と後輪車軸−重心点間距離ar との
和を意味する。
グパワーCf ,Cr を次のようにして決定する。すなわ
ち、まず概略的に説明すれば、前述の車両の並進運動方
程式と回転運動方程式とを用い、かつ、タイヤのコーナ
リング特性が実際に線形領域にあることが確実に保証さ
れる車両旋回状態において互いに近接した2つの時点t
1 およびt2 の間ではコーナリングパワーCf ,Cr は
ほとんど変化しないと仮定し、それら時点t1 およびt
2 のそれぞれにおいて前輪舵角δf と後輪舵角δr と実
横加速度αと実ヨーレートγと車速Vとをそれぞれ検出
し、それら検出値を上記二つの運動方程式に代入するこ
とによって発生する連立方程式をコーナリングパワーC
f ,Cr について解くことによってコーナリングパワー
Cf ,Cr のそれぞれの現在値を決定するのである。以
下、詳しく説明する。
プ角β,ヨーレートγ,前輪舵角δ f ,後輪舵角δr お
よび車速Vをそれぞれ、α1 ,β1 ,γ1 ,δf1,δr1
およびV1 で表すこととすれば、時点t1 における並進
運動方程式は、
は、
運動方程式は、
は、
連立方程式が得られることになるが、これを前輪コーナ
リングパワーCf について解くと、
いて解くと、
r1,Xf2,Xr2,Δ1 およびΔ2 」はそれぞれ次式で表
される。
ためにこの旋回限界判定装置は図2に示されているよう
に、旋回限界判定コンピュータ10を有し、それの入力
側に前輪舵角センサ12,後輪舵角センサ14,ヨーレ
ートセンサ16,横加速度センサ18および車速センサ
20がそれぞれ接続されることによって構成されてい
る。旋回限界判定コンピュータ10はそれのROMにお
いて図3にフローチャートで表されている旋回限界判定
ルーチンを予め記憶させられている。このルーチンの内
容については後に詳しく説明する。
りを正として検出するものである。後輪舵角センサ14
は後輪舵角δr を左回りを正として検出するものであ
る。ヨーレートセンサ16は実ヨーレートγを左回りを
正として検出するものである。横加速度センサ18は実
横加速度αを右向きを正として検出するものである。車
速センサ20は車速Vを検出するものである。
詳しく説明する。図3の説明に入る前に、本ルーチンの
全体的な流れを説明すれば、本ルーチンは一定時間ΔT
ごとに実行され、各回の実行ごとに、基準ヨーレートγ
* および基準横加速度α* の演算と、ヨーレート偏差Δ
γおよび横加速度偏差Δαの演算と、旋回限界判定が行
われる。
下、「コーナリングパワー演算」という)については、
本ルーチンの各回の実行ごとに行われるのではなく、Δ
Tより長い時間Δtが経過するごとに行われるようにな
っている。ここにΔtは前記時点t1 から時点t2 まで
の時間に相当する。すなわち、コーナリングパワー演算
は間欠的に実行されるようになっているのである。
が経過すれば必ず行われるものではなく、タイヤのコー
ナリング特性が実際に線形領域にあることが確実に保証
される状態(すなわち、タイヤのスリップ角が十分に0
に近く、例えば、路面の摩擦係数μの高低等によっても
影響を受けない状態)に限って行われる。具体的には、
車速Vと実ヨーレートγとの積と実横加速度αとが互い
にほぼ一致し、両者の差(以下、「横すべり量」とい
う)が基準値Dより小さい状態に限って行われるように
なっている。
具体的に説明する。本ルーチンの初回の実行時にはま
ず、ステップS101(以下、単にS101で表す。他
のステップについても同じとする)において、各種セン
サから前輪舵角δf ,後輪舵角δr ,実横加速度α,実
ヨーレートγおよび車速Vのそれぞれの現在値が読み込
まれる。続いて、S102において、それら現在値がそ
れぞれ、δf2,δr2,α2 ,γ2 およびV2 としてRA
Mに記憶される。
今回の実行が初回であるか否かが判定される。今回はそ
うであるから、判定がYESとなり、S104におい
て、0が実ヨーレート微分γ′2 としてRAMに記憶さ
れる。本ルーチンの初回の実行においては、実ヨーレー
ト微分γ′を取得するのに必要な前回値が存在しないか
らであり、また、前輪舵角δf 等についても前回値が存
在しないから、本ルーチンの初回の実行時には基準ヨー
レートγ* も基準横加速度α* も演算されることなく、
S105に移行し、ここにおいて、その後行われるべき
コーナリングパワー演算に備えて、δf2,δr2,α2 ,
γ2 ,V2 およびγ′2 の現在値がそれぞれ、δf1,δ
r1,α1 ,γ1 , V1 およびγ′1 としてRAMに記憶
される。以上で本ルーチンの初回の実行が終了する。
3の判定がNOとなり、S106以下のステップに移行
する。S106においては、実ヨーレートγ2 からγ1
を差し引くことによって実ヨーレート微分γ′2 が演算
される。その後、S107において、前回のコーナリン
グパワー演算時期からΔt以上が経過し、かつ、車速V
2 と実ヨーレートγ2との積と実横加速度α2 との差で
ある前記横すべり量が十分に0に近く、しきい値Dより
小さいか否かが判定される。
グパワー演算の実行時期」は、一度もコーナリングパワ
ー演算が行われていない状態では、本ルーチンの初回の
実行時期を意味するものとされている。今回はまさに、
一度もコーナリングパワー演算が行われていない状態に
あり、しかも、今回は本ルーチンの2回目の実行時であ
って、本ルーチンの初回の実行時期からΔt以上は経過
していないから、このS107の今回の判定はNOとな
り、S110以下のステップに移行する。
いる最新のコーナリングパワーCf,Cr を用いること
により、基準ヨーレートγ* および基準横加速度α* の
それぞれの今回値が演算される。なお、今回はそれ以前
に一度もコーナリングパワー演算が行われていないが、
RAMには予めコーナリングパワーCf ,Cr の標準値
が記憶されているため、今回はその標準値に基づいて基
準ヨーレートγ* および基準横加速度α* のそれぞれの
今回値が演算されることになる。
トγ* と実ヨーレートγ2 との差であるヨーレート偏差
Δγがしきい値Dγより大きいか否かの判定と、基準横
加速度α* と実横加速度αとの差である横加速度偏差Δ
αがしきい値Dαより大きいか否かの判定とがそれぞれ
行われ、それら判定のいずれかでもYESである場合に
は、このステップ自身の判定がYESとなり、S112
において、OFF状態で車両が旋回限界にはないことを
示し、ON状態で車両が旋回限界にあることを示す限界
判定フラグがON状態とされ、一方、ヨーレート偏差Δ
γがしきい値Dγより小さく、かつ、横加速度偏差Δα
がしきい値Dαより小さい場合には、S111の判定が
NOとなり、S113において、限界判定フラグがOF
F状態とされる。以上で本ルーチンの2回目の実行が終
了する。
ごとに旋回限界判定が行われ、前回のコーナリングパワ
ー演算時期からΔt以上が経過し、かつ、そのとき、横
すべり量が基準値Dより小さいと仮定すれば、S107
の判定が始めてYESとなる。この場合には、S108
において、前輪舵角δf 等の現在値δf2等と過去値δf1
等(今回は、本ルーチンの初回の実行時に取得されたも
の)とに基づき、前述のようにしてコーナリングパワー
Cf ,Cr が演算される。演算された値はRAMに記憶
される。
前述の、コーナリングパワーCf ,Cr の演算式の分母
の値が0であるか否かが判定され、0である場合には、
以後の演算が中止され、RAMの値がそのままとされ、
一方、0ではない場合には、その演算式を用いてコーナ
リングパワーCf ,Cr の今回値が演算され、RAMの
値がその値に更新されるようになっている。すなわち、
演算式の分母の値が0であるかを判定することによっ
て、車両が実質的に直進状態にあるか否かが判定され、
そうである場合には、今回のコーナリングパワー演算は
中止されるようになっているのである。
リングパワー演算に備えて、δf2,δr2,α2 ,γ2 ,
V2 およびγ′2 の現在値がそれぞれ、δf1,δr1,α
1 ,γ1 , V1 およびγ′1 としてRAMに記憶され
る。その後、S110〜113が前記の場合と同様にし
て実行され、以上で本ルーチンの一回の実行が終了す
る。
の実際のコーナリングパワーCf ,Cr が逐次推定さ
れ、それを考慮しながら基準旋回状態量の一例である基
準ヨーレートγ* と基準横加速度α* とがそれぞれ決定
されるため、タイヤの種類,空気圧,接地荷重,摩耗量
(例えば、タイヤ表面のトレッドの溝の深さ)等が正確
に反映された基準旋回状態量が得られるという効果が得
られる。
よく決定されるから、本実施例においては、それを用い
た旋回限界判定も精度よく行われるという効果も得られ
る。
る車両の過渡応答特性をも考慮して基準旋回状態量が決
定されるから、このことによっても基準旋回状態量の精
度が向上するという効果も得られる。ただし、その過渡
応答特性を無視して基準旋回状態量を決定する態様で本
発明を実施することは可能であり、このようにしても一
応の効果は得られる。
舵の影響、すなわち後輪舵角の存在を考慮して基準旋回
状態量を決定するから、それを無視して基準旋回状態量
を決定する場合より精度が向上するという効果も得られ
る。ただし、後輪操舵の影響を無視して基準旋回状態量
を決定する態様で本発明を実施することは可能であり、
このようにしても一応の効果は得られる。
においては、車速センサ20が本発明における「車速セ
ンサ1」の一態様を構成し、前輪舵角センサ12および
後輪舵角センサ14がそれぞれ、本発明における「舵角
センサ2」の一態様を構成し、ヨーレートセンサ16お
よび横加速度センサ18がそれぞれ、本発明における
「旋回状態量センサ3」の一態様を構成し、旋回限界判
定コンピュータ10の、図3のS101〜109を実行
する部分が、本発明における「コーナリングパワー推定
手段5」の一態様を構成し、旋回限界判定コンピュータ
10の、同図のS110および111を実行する部分が
本発明における「旋回限界余裕度推定手段4」の一態様
を構成しているのである。
詳細に説明したが、この他の態様で本発明を実施するこ
とができる。
ヨーレートγとの積と横加速度αとの差である横すべり
量が基準値Dより小さい場合に、タイヤのコーナリング
特性が実際に線形領域にあると判定されるようになって
いたが、例えば、前輪舵角またはステアリングホイール
の操舵角が小舵角範囲にある場合に、タイヤのコーナリ
ング特性が実際に線形領域にあると判定されるようにし
て本発明を実施することができる。
走行(イグニションスイッチをONしてからOFFする
までの間)においてコーナリングパワー演算が何度も行
われるようになっていたが、例えば、一回の車両走行に
おいて一度だけ行われるようにして本発明を実施するこ
とができる。コーナリングパワーは一回の車両走行中に
はそれほど変化しないのが普通であるからである。
設けられる車両旋回限界余裕度推定装置であったが、後
輪操舵制御装置,駆動・制動力配分制御装置等の車両制
御装置に設けられる車両旋回限界余裕度推定装置に対し
ても本発明を適用することができる。
ことなく、当業者の知識に基づいて種々の変形,改良を
施した態様で本発明を実施することができる。
る。
定装置を含む旋回限界判定装置を示すシステム図であ
る。
れる旋回限界判定ルーチンを示すフローチャートであ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の走行速度を検出する車速センサ
と、 その車両の舵角を検出する舵角センサと、 その車両の実旋回状態量を検出する旋回状態量センサ
と、 検出された車速および舵角に基づき、前記車両のタイヤ
のコーナリング特性であって実際には線形領域と非線形
領域とを有するものをその非線形領域がその線形領域の
延長にあるとみなした場合にその車両に発生すると予想
される旋回状態量を基準旋回状態量として決定するとと
もに、検出された実旋回状態量の、決定された基準旋回
状態量からの偏差に基づき、前記車両の旋回限界に対す
る余裕度を推定する旋回限界余裕度推定手段とを含む車
両旋回限界余裕度推定装置において、 前記タイヤの実際のコーナリングパワーを推定するコー
ナリングパワー推定手段を設け、かつ、前記旋回限界余
裕度推定手段を、検出された車速および舵角のみなら
ず、推定されたコーナリングパワーにも基づいて前記基
準旋回状態量の決定を行うものとしたことを特徴とする
車両旋回限界余裕度推定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32491392A JP3125485B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 車両旋回限界余裕度推定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32491392A JP3125485B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 車両旋回限界余裕度推定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06144267A true JPH06144267A (ja) | 1994-05-24 |
| JP3125485B2 JP3125485B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=18171023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32491392A Expired - Lifetime JP3125485B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 車両旋回限界余裕度推定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3125485B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018084551A (ja) * | 2016-11-25 | 2018-05-31 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤの等価コーナリングパワー評価方法 |
| JP2020186939A (ja) * | 2019-05-10 | 2020-11-19 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤの評価方法 |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP32491392A patent/JP3125485B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018084551A (ja) * | 2016-11-25 | 2018-05-31 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤの等価コーナリングパワー評価方法 |
| JP2020186939A (ja) * | 2019-05-10 | 2020-11-19 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤの評価方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3125485B2 (ja) | 2001-01-15 |
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