JPH06145018A - 昆虫忌避液 - Google Patents

昆虫忌避液

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JPH06145018A
JPH06145018A JP31944392A JP31944392A JPH06145018A JP H06145018 A JPH06145018 A JP H06145018A JP 31944392 A JP31944392 A JP 31944392A JP 31944392 A JP31944392 A JP 31944392A JP H06145018 A JPH06145018 A JP H06145018A
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JP
Japan
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solution
oil
hinoki
water
insect
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JP31944392A
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Toshinao Okado
俊直 岡戸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】散布作業性に優れ、高い忌避効果を得ることを
可能にする。防虫コストを低減する。高い商品性を有し
た野菜及び果実を低コストで生産する。農作物及び果実
に対する残留薬物をなくす。散布作業時における作業者
の安全性を確保する。 【目的】天然素材であるヒバ油とふのり液とを所定の割
合で混合して乳化する。この混合液を約100〜700
倍の水で希釈して散布液にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、農作物及び果樹など
にコガネ虫、カミキリ虫、コナガ虫、オンシツコナジラ
ミ、アザミウム、アブラ虫などの昆虫が付くのを防止す
る昆虫忌避液に関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】例えば豆
類などの農作物に昆虫が付いて産卵した場合、ふ化した
幼虫がさや内に侵入して豆を食い荒らして商品価値をな
くしたり、またみかんなどの果樹にあっては昆虫が排泄
する糞内の病原菌により各種の病気が発生するおそれを
有している。
【0003】このため、農作物及び果樹などに農薬を散
布して昆虫を駆除しているが、農薬の使用は、農作物及
び果実における残留農薬による人体への薬害或いは農薬
散布時における作業者への薬害、また農薬に対する昆虫
の抵抗力が増大することにより年々強い農薬を使用しな
ければならなくなる弊害などの観点から望ましいもので
はなかった。
【0004】農薬による各種の弊害を防止するため、例
えば特開昭49−85230号(防カビ防虫剤)或いは
特開昭50−40725号(害虫忌避剤)に示すように
天然材料であるヒバ油を使用した各種の防虫剤、忌避剤
が提案されているが、これらの防虫剤等にあっては、樹
木などにビバ油を直接注入して防虫効果を出すものであ
り、散布作業に適しておらず、作業性が悪かった。
【0005】本発明は、上記した従来の欠点を解決する
ために発明されたものであり、その目的とするところ
は、散布作業性に優れ、高い忌避効果を得ることができ
る昆虫忌避液を提供することにある。
【0006】また本考案の他の目的は、防虫コストを低
減するとともに高い商品性を有した野菜及び果実を低コ
ストで生産することを可能にする昆虫忌避液を提供する
ことにある。
【0007】更に本発明の目的は、農作物及び果実に対
する残留薬物をなくすとともに散布作業時における作業
者の安全性を確保することが可能な昆虫忌避液を提供す
ることにある。
【0008】
【問題点を解決するための手段】このため請求項1は、
ヒバ油を主成分とする昆虫忌避液において、該ヒバ油と
ふのり液とを所定の割合で混合して乳化した混合液に約
100〜700倍の水を添加して希釈したことを特徴と
している。
【0009】また請求項3は、ヒバ油を主成分とする昆
虫忌避液において、該ヒバ油とゼラチン液とを所定の割
合で混合して乳化した混合液に約100〜700倍の水
を添加して希釈したことを特徴としている。
【0010】
【実施例】以下、本発明を説明する。
【0011】請求項1 本発明に係る昆虫忌避液の主液を構成するヒバ油は、ヒ
バ(ヒノキ)の木片、葉から抽出された油で、抗菌効果
を有するヒノキチオール、防虫効果を有するシトロネー
ル、殺蟻効果を有するトリメチルナフタレン、生理活性
効果を有するテンペルなどの各種活性物質が含まれてい
る。
【0012】そして上記ヒバ油に対してふのり液を約
1:1〜2:3の割合で混合し、超音波振動装置を使用
してクリーム状に攪拌して乳化させる。上記ふのり液は
乾燥ふのり15〜20gを水約1リットルで溶融したも
のを使用する。上記ヒバ油とふのり液とを攪拌する際に
超音波振動装置を使用することにより、超音波振動によ
り無数の微小気泡が発生し、この微小気泡によりヒバ油
粒子の周囲に多数のふのり粒子を効率的に付着させてヒ
バ油の乳化状態を安定化させることができる。
【0013】そして上記のようにクリーム状に攪拌混合
されて乳化したヒバ油とふのり液との混合物を約100
〜700倍の水により希釈して散布液とする。
【0014】なお、ヒバ油とふのり液との混合比は、ヒ
バ油の乳化度合に応じて適宜調整されるものであり、ヒ
バ油の乳化度合を大きくするにはふのり液の添加量を多
くすればよいが、ヒバ油の含有率が低くなるため、忌避
効果が弱くなる。
【0015】また、クリーム状に乳化した上記混合液の
希釈度は、忌避効果と散布作業性との関係により適宜調
整されるものであり、弱い忌避効果で散布作業性を高め
るには水の添加量(希釈度)を多くすればよい。
【0016】上記のように調整された忌避液を農作物或
いは果樹に散布した際の忌避効果を以下に示す。
【0017】例a. 散布対象 大豆、インゲン豆 対象昆虫 コガネ虫、アブラ虫 希釈割合 混合液1に対し、300倍の水 散布周期 3日毎に1回の割合で、3回散布 結果 コガネ虫、アブラ虫がほぼ見られな
くなった。(目視) 例b. 散布対象 ハウス栽培のキュウリ 対象昆虫 オンシツコナシラミ、アザミウム 希釈割合 混合液1に対し、200倍の水 散布周期 5日毎に1回の割合で、3回散布 結果 80%位見られなくなった。(目
視) 例c. 注入対象 果樹 対象昆虫 カミキリ幼虫 注入方法 ヒバ油とふのり液との混合液を幼虫
による食くずの出ている穴に注入 結果 注入後、食くずを確認できず。(目
視) 例d. 散布対象 みかんの果樹 対象昆虫 コナガイカラ虫、ルビーロー虫、セ
ノネガイカラ虫 希釈割合 混合液1に対し、300倍の水 散布周期 7日毎に1回の割合で、3回散布 結果 90%位見られなくなった。(目
視) なお、忌避液の主液として使用するヒバ油は抗菌効果を
有している。このため、散布される農作物及び果樹にカ
ビ(菌類)が発生することを防止し、カビ(菌類)に起
因するうどんこ病(子のう菌の一種)、べと病(鞭毛菌
類)、炭そ病(子のう菌の一種)、疫病(鞭毛菌類)、
さび病(坦子菌の一種)を防止することができた。
【0018】次に、請求項3を説明する。
【0019】請求項1はヒバ油の乳化剤としてふのり液
を使用したが、請求項3は乳化剤として天然素材である
ゼラチン液を使用してヒバ油を攪拌混合して乳化した。
このゼラチン液は固形ゼラチン5〜10gを水1リット
ルで溶融した。そしてヒバ油に対するゼラチン液の添加
量はふのり液の場合と同様に重量で約2:3の割合とし
たが、ヒバ油の乳化度合に応じて適宜調整される。
【0020】このように各実施例は、農作物及び果樹に
昆虫が付くのを防止することにより昆虫の産卵及びその
食害を防止して商品価値の低下を防止することができ
る。
【0021】また、ヒバ油を乳化する材料が天然素材で
あるため、従来の農薬による場合に比べて散布作業時に
おける作業者の安全性を確保することができるとともに
農作物及び果実に対する薬物の残留をなくし、かつ昆虫
の抵抗力が高まることをなくして昆虫を長期にわたって
安定的に忌避することができる。
【0022】更に、ヒバ油自体が抗菌効果を有している
ため、農作物及び果樹に付着した菌を殺菌して各種病気
の発生を阻止するとともに予防することができ、生産性
を高めて低コスト化を図ることができる。
【0023】上記説明は、ヒバ油の乳化剤としてふのり
液及びゼラチン液を使用したが、ヒバ油の乳化剤として
洗剤液を使用してもよい。ヒバ油に対する洗剤液の添加
量はふのり液及びゼラチン液の場合と同様に重量で約
2:3の割合としたが、この場合もヒバ油の乳化度合に
応じて適宜調整される。そして洗剤液を使用する場合、
農作物及び果実に対する残留薬品の量を少なくする観点
から天然素材を多く使用した石鹸を使用するのが望まし
い。
【0024】また上記説明では、農作物に対する散布周
期を3日〜5日に1回としたが、3日〜7日に1回の割
合で、また果樹において昆虫が付くのを予防する場合に
は1か月毎に、更に果樹に大量の昆虫が付いた場合には
3日〜7日に1回の割合とすることにより昆虫を効果的
に忌避することができる。
【0025】
【発明の効果】このため本発明は、散布作業性に優れ、
高い忌避効果を得ることができる昆虫忌避液を提供する
ことができる。
【0026】また本発明は、防虫コストを低減するとと
もに高い商品性を有した野菜及び果実を低コストで生産
することを可能にする昆虫忌避液を提供することが可能
である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒバ油を主成分とする昆虫忌避液におい
    て、該ヒバ油とふのり液とを所定の割合で混合して乳化
    した混合液に約100〜700倍の水を添加して希釈し
    たことを特徴とする昆虫忌避液。
  2. 【請求項2】ふのり液は約15〜20gの乾燥ふのりを
    約1000ccの水で溶解した請求項1の昆虫忌避液。
  3. 【請求項3】ヒバ油を主成分とする昆虫忌避液におい
    て、該ヒバ油とゼラチン液とを所定の割合で混合して乳
    化した混合液に約100〜700倍の水を添加して希釈
    したことを特徴とする昆虫忌避液。
  4. 【請求項4】ゼラチン液は約5〜10gの固形ゼラチン
    を約1000ccの水で溶解した請求項3の昆虫忌避
    液。
JP31944392A 1992-11-02 1992-11-02 昆虫忌避液 Pending JPH06145018A (ja)

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JP31944392A JPH06145018A (ja) 1992-11-02 1992-11-02 昆虫忌避液

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JP31944392A JPH06145018A (ja) 1992-11-02 1992-11-02 昆虫忌避液

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JPH06145018A true JPH06145018A (ja) 1994-05-24

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ID=18110261

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JP31944392A Pending JPH06145018A (ja) 1992-11-02 1992-11-02 昆虫忌避液

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JP (1) JPH06145018A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006083107A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Osaka Prefecture キュウリのうどんこ病防除組成物

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