JPH06145196A - 癌細胞が分泌する蛋白質 - Google Patents
癌細胞が分泌する蛋白質Info
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- JPH06145196A JPH06145196A JP4299680A JP29968092A JPH06145196A JP H06145196 A JPH06145196 A JP H06145196A JP 4299680 A JP4299680 A JP 4299680A JP 29968092 A JP29968092 A JP 29968092A JP H06145196 A JPH06145196 A JP H06145196A
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- JP
- Japan
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- protein
- cathepsin
- antibody
- cancer cell
- secreted
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N9/00—Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
- C12N9/14—Hydrolases (3)
- C12N9/48—Hydrolases (3) acting on peptide bonds (3.4)
- C12N9/50—Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25)
- C12N9/64—Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue
- C12N9/6421—Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue from mammals
- C12N9/6478—Aspartic endopeptidases (3.4.23)
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- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】疾患と関連のある蛋白質を提供する。
【構成】抗カテプシンE抗体と反応し、分子量がモノマ
ーで約6万、ダイマーで約12万であり、膵癌細胞から
分泌されるプロテアーゼ。
ーで約6万、ダイマーで約12万であり、膵癌細胞から
分泌されるプロテアーゼ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、癌細胞から分泌され、
抗カテプシンE抗体と反応することを特徴とする蛋白質
に関するものである。
抗カテプシンE抗体と反応することを特徴とする蛋白質
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生体内に非常に多数存在する生理活性物
質のなかには、その含有量と疾患との間に相関が見られ
るものがある。つまり、このような生理活性物質の生体
内に存在する量を測定することで、疾患の早期発見が可
能になるものもある。
質のなかには、その含有量と疾患との間に相関が見られ
るものがある。つまり、このような生理活性物質の生体
内に存在する量を測定することで、疾患の早期発見が可
能になるものもある。
【0003】カテプシンEは、分子量約8万の二量体と
して単離・精製されている酵素であり(Takeda
Mら、J.Biochem.100,p1269,19
86年)、胃粘膜上皮等の臓器を構成する細胞の内部に
局在しており、酸性プロテアーゼ類に分類されるたんぱ
く質分解酵素である。生理作用については、いまだ解明
されておらず、その存在意義も諸説定まっていない。し
かし臓器に特異的な局在様式から、胃などの局在が知ら
れている臓器では、炎症や癌などのマーカー等として注
目されていた。つまり、何らかの障害を受けた細胞から
漏れ出るこのカテプシンEを検出することで、胃炎や胃
癌等の早期診断に利用することが考えられていた。
して単離・精製されている酵素であり(Takeda
Mら、J.Biochem.100,p1269,19
86年)、胃粘膜上皮等の臓器を構成する細胞の内部に
局在しており、酸性プロテアーゼ類に分類されるたんぱ
く質分解酵素である。生理作用については、いまだ解明
されておらず、その存在意義も諸説定まっていない。し
かし臓器に特異的な局在様式から、胃などの局在が知ら
れている臓器では、炎症や癌などのマーカー等として注
目されていた。つまり、何らかの障害を受けた細胞から
漏れ出るこのカテプシンEを検出することで、胃炎や胃
癌等の早期診断に利用することが考えられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】有効な病態マーカーと
なる生理活性物質は、病態に応じて量や質が際立って変
化することが望まれる。しかし、実際には正常細胞でも
発現されているものや質的に正常細胞由来のものと見分
けがつきにくいものが多く、特に癌マーカーにおいて
は、定量的、定性的に有効なマーカーは見出だされてい
ない。
なる生理活性物質は、病態に応じて量や質が際立って変
化することが望まれる。しかし、実際には正常細胞でも
発現されているものや質的に正常細胞由来のものと見分
けがつきにくいものが多く、特に癌マーカーにおいて
は、定量的、定性的に有効なマーカーは見出だされてい
ない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記事情
に鑑み、カテプシンEの細胞内挙動について鋭意検討し
た結果、驚くべき事に正常でない細胞において、抗カテ
プシンE抗体と反応するたんぱく質を細胞外に分泌して
いるものが非常に数多く存在することを見出した。たと
えば、胃癌や膵癌細胞株など種々の癌細胞からそのよう
な蛋白質が分泌されており、さらに驚くべき事に、それ
らは抗カテプシンE抗体と反応性を有するにもかかわら
ず、通常のカテプシンEとは分子量が異なることを見出
した。すなわち本発明は、 ア)抗カテプシンE抗体と反応する イ)分子量:モノマーで約6万、ダイマーで約12万 ウ)膵癌細胞から分泌される エ)プロテアーゼ活性を有することを特徴とする癌細胞
が分泌する蛋白質である。以下に本発明を詳細に説明す
る。
に鑑み、カテプシンEの細胞内挙動について鋭意検討し
た結果、驚くべき事に正常でない細胞において、抗カテ
プシンE抗体と反応するたんぱく質を細胞外に分泌して
いるものが非常に数多く存在することを見出した。たと
えば、胃癌や膵癌細胞株など種々の癌細胞からそのよう
な蛋白質が分泌されており、さらに驚くべき事に、それ
らは抗カテプシンE抗体と反応性を有するにもかかわら
ず、通常のカテプシンEとは分子量が異なることを見出
した。すなわち本発明は、 ア)抗カテプシンE抗体と反応する イ)分子量:モノマーで約6万、ダイマーで約12万 ウ)膵癌細胞から分泌される エ)プロテアーゼ活性を有することを特徴とする癌細胞
が分泌する蛋白質である。以下に本発明を詳細に説明す
る。
【0006】従来のカテプシンEは細胞内プロテアーゼ
であるが、本発明の蛋白質が正常でない細胞、例えば癌
細胞から特異的に細胞外に分泌されていることは、驚く
べき事実である。本発明の蛋白質を分泌する細胞は、正
常細胞ではなく、特に限定されないが例えば種々の癌細
胞、その中でも胃がん細胞、膵癌細胞などが挙げられ
る。
であるが、本発明の蛋白質が正常でない細胞、例えば癌
細胞から特異的に細胞外に分泌されていることは、驚く
べき事実である。本発明の蛋白質を分泌する細胞は、正
常細胞ではなく、特に限定されないが例えば種々の癌細
胞、その中でも胃がん細胞、膵癌細胞などが挙げられ
る。
【0007】この本発明の蛋白質は、ペプスタチンカラ
ムに結合し、また酸性条件下でヘモグロビンを分解する
ことから、酸性プロテアーゼに属するものと推測され
る。
ムに結合し、また酸性条件下でヘモグロビンを分解する
ことから、酸性プロテアーゼに属するものと推測され
る。
【0008】本発明の蛋白質は、従来のカテプシンEに
対する抗体、即ち、抗カテプシンE抗体と反応するたん
ぱく質であるが、比活性、分子量、または糖鎖等が従来
のカテプシンEと異なっていることが考えられる。
対する抗体、即ち、抗カテプシンE抗体と反応するたん
ぱく質であるが、比活性、分子量、または糖鎖等が従来
のカテプシンEと異なっていることが考えられる。
【0009】現に、この様な癌細胞から分泌される本発
明の蛋白質は、正常細胞中に存在するカテプシンEとは
分子量が異なるものである。膵癌細胞から分泌される本
発明の蛋白質の分子量は、モノマーで約6万、ダイマー
で約12万であり、正常細胞中に存在するカテプシンE
の分子量(ダイマーで8万)とは明らかに異なってい
る。これは、膵癌細胞によって特異的な修飾(糖鎖な
ど)を受けているか、あるいは膵癌特異的な分子種が発
現していることが示唆される。
明の蛋白質は、正常細胞中に存在するカテプシンEとは
分子量が異なるものである。膵癌細胞から分泌される本
発明の蛋白質の分子量は、モノマーで約6万、ダイマー
で約12万であり、正常細胞中に存在するカテプシンE
の分子量(ダイマーで8万)とは明らかに異なってい
る。これは、膵癌細胞によって特異的な修飾(糖鎖な
ど)を受けているか、あるいは膵癌特異的な分子種が発
現していることが示唆される。
【0010】本発明の蛋白質を分泌する細胞の培養方法
は特に規定されず、胃癌細胞,膵癌細胞などの癌細胞
を、通常行なわれているような動物細胞の培養方法に従
って行なえば良い。
は特に規定されず、胃癌細胞,膵癌細胞などの癌細胞
を、通常行なわれているような動物細胞の培養方法に従
って行なえば良い。
【0011】細胞から分泌された本発明の蛋白質を、上
記培養上清から精製する方法は、通常の蛋白質を精製す
る方法と同様に行なえばよく、特に限定されるものでは
ない。通常良く知られたたんぱく質の精製法の中でも、
酸性プロテアーゼの阻害剤であるペプスタチンを使用し
たペプスタチン アフィニティークロマトグラフィー法
は、本発明の蛋白質の精製倍率を飛躍的に向上させるこ
とができるので、好ましい精製方法である。
記培養上清から精製する方法は、通常の蛋白質を精製す
る方法と同様に行なえばよく、特に限定されるものでは
ない。通常良く知られたたんぱく質の精製法の中でも、
酸性プロテアーゼの阻害剤であるペプスタチンを使用し
たペプスタチン アフィニティークロマトグラフィー法
は、本発明の蛋白質の精製倍率を飛躍的に向上させるこ
とができるので、好ましい精製方法である。
【0012】細胞から分泌された本発明の蛋白質の定性
および定量方法は、通常良く知られた生化学的な方法で
行うことができる。たとえば免疫学的に測定することが
でき、サンドイッチ免疫測定法、競合法、凝集法などが
挙げられる。例えばサンドイッチ測定法では本発明の蛋
白質を認識する抗体およびサンプルを用いて(抗体)−
(対象)−(抗体)からなる免疫複合体を形成させ、こ
れを検出し、得られた結果を既知濃度のサンプルを測定
して得た検量線等と比較することで、試料中の本発明の
蛋白質の濃度を知る方法である。免疫測定では、検出が
容易なように標識剤を用いることがこのましく、例えば
酵素、放射性物質、蛍光物質、化学発光物質、生物発光
物質などが利用される。
および定量方法は、通常良く知られた生化学的な方法で
行うことができる。たとえば免疫学的に測定することが
でき、サンドイッチ免疫測定法、競合法、凝集法などが
挙げられる。例えばサンドイッチ測定法では本発明の蛋
白質を認識する抗体およびサンプルを用いて(抗体)−
(対象)−(抗体)からなる免疫複合体を形成させ、こ
れを検出し、得られた結果を既知濃度のサンプルを測定
して得た検量線等と比較することで、試料中の本発明の
蛋白質の濃度を知る方法である。免疫測定では、検出が
容易なように標識剤を用いることがこのましく、例えば
酵素、放射性物質、蛍光物質、化学発光物質、生物発光
物質などが利用される。
【0013】本発明の蛋白質を認識する抗体は、本発明
の蛋白質を免疫原として通常行なわれている方法で調製
すれば良く、また抗原を免疫する動物も通常使用されて
いる動物を使用すればよく特に規定されない。たとえば
やぎ、羊、ウサギ、ラット等が挙げられる。また、通常
知られた方法で調製したポリクローナル抗体またはモノ
クロナール抗体を使用することができる。また本発明の
蛋白質は、抗カテプシンE抗体とも反応性を有するの
で、それを用いることもできる。
の蛋白質を免疫原として通常行なわれている方法で調製
すれば良く、また抗原を免疫する動物も通常使用されて
いる動物を使用すればよく特に規定されない。たとえば
やぎ、羊、ウサギ、ラット等が挙げられる。また、通常
知られた方法で調製したポリクローナル抗体またはモノ
クロナール抗体を使用することができる。また本発明の
蛋白質は、抗カテプシンE抗体とも反応性を有するの
で、それを用いることもできる。
【0014】
【発明の効果】本発明の蛋白質は、抗カテプシンE抗体
と反応性を有するものの、従来のカテプシンEとは異な
る新規なプロテアーゼである。この本発明の蛋白質は、
正常でない細胞、例えば癌細胞等から細胞外に分泌され
ており、標的組織の採取なしに、例えば膵液、胃液等の
体液または血清中の量を測定することで、種々の疾患の
早期診断が可能になることが期待される。またそれぞれ
の癌に特異的なマーカーとして本発明の蛋白質を利用す
ることが考えられ、それぞれの細胞から分泌された本発
明の蛋白質に特異的な測定方法を組み上げることで、疾
患部位の特定が可能になる。
と反応性を有するものの、従来のカテプシンEとは異な
る新規なプロテアーゼである。この本発明の蛋白質は、
正常でない細胞、例えば癌細胞等から細胞外に分泌され
ており、標的組織の採取なしに、例えば膵液、胃液等の
体液または血清中の量を測定することで、種々の疾患の
早期診断が可能になることが期待される。またそれぞれ
の癌に特異的なマーカーとして本発明の蛋白質を利用す
ることが考えられ、それぞれの細胞から分泌された本発
明の蛋白質に特異的な測定方法を組み上げることで、疾
患部位の特定が可能になる。
【0015】さらに、癌細胞に代表される様な、正常で
ない細胞から本発明の蛋白質が分泌されていることは、
細胞の癌化とカテプシンEの分泌との関連性を調べるこ
とで、細胞癌化のメカニズムの解明、ひいては癌治療薬
の開発にもつながることが期待される。
ない細胞から本発明の蛋白質が分泌されていることは、
細胞の癌化とカテプシンEの分泌との関連性を調べるこ
とで、細胞癌化のメカニズムの解明、ひいては癌治療薬
の開発にもつながることが期待される。
【0016】
【実施例】以下に本発明を更に詳細に説明するために実
施例を記載するが、本発明はこれら実施例に限定される
ものではない。
施例を記載するが、本発明はこれら実施例に限定される
ものではない。
【0017】実施例1 膵癌細胞の培養 GIBCO社製 F−12 Nutrient Mix
ture(Ham)培地を用い、通常の方法で膵癌細胞
を培養し、全量で1.0リットルの培養上清を集めた。
集めた培養上清は凍結乾燥した。
ture(Ham)培地を用い、通常の方法で膵癌細胞
を培養し、全量で1.0リットルの培養上清を集めた。
集めた培養上清は凍結乾燥した。
【0018】実施例2 培養上清のカラムでの精製 1.0M塩化ナトリウムを含む0.1M酢酸ナトリウム
緩衝液(pH3.5)で平衡化したペプスタチン セフ
ァロース−4B カラム(1.0×15cm)に、実施
例1で得られた凍結乾燥品を同緩衝液で溶解し、不溶分
を遠心分離で除去した溶液6.0mlをアプライした。
その後カラムからの流出液にたんぱく質の吸収(280
nm)がなくなるまで同溶媒でカラムを洗浄した。その
後フラクションNo.20から1.0Mの塩化ナトリウ
ムを含む0.1M Tris−HCl(pH8.6)で
たんぱく質を溶出させた。
緩衝液(pH3.5)で平衡化したペプスタチン セフ
ァロース−4B カラム(1.0×15cm)に、実施
例1で得られた凍結乾燥品を同緩衝液で溶解し、不溶分
を遠心分離で除去した溶液6.0mlをアプライした。
その後カラムからの流出液にたんぱく質の吸収(280
nm)がなくなるまで同溶媒でカラムを洗浄した。その
後フラクションNo.20から1.0Mの塩化ナトリウ
ムを含む0.1M Tris−HCl(pH8.6)で
たんぱく質を溶出させた。
【0019】なお酵素活性の測定は、以下の様な条件で
行なった。即ち2%ヘモグロビン溶液(0.2Mグリシ
ン−塩酸緩衝液pH3.0)400μlに酵素溶液を8
0μl添加し37℃で一定時間反応させた。その後氷冷
した5%TCAを2.0ml加え氷中で15分以上放置
した。その後1500×gで10分間塩心分離を行なっ
た。その上清の280nmの吸光度を測定することで活
性を測定した。1U=1ABS/minで計算した。
行なった。即ち2%ヘモグロビン溶液(0.2Mグリシ
ン−塩酸緩衝液pH3.0)400μlに酵素溶液を8
0μl添加し37℃で一定時間反応させた。その後氷冷
した5%TCAを2.0ml加え氷中で15分以上放置
した。その後1500×gで10分間塩心分離を行なっ
た。その上清の280nmの吸光度を測定することで活
性を測定した。1U=1ABS/minで計算した。
【0020】結果を図1に示す。
【0021】図中、横軸がフラクション数を示し、右の
縦軸が酵素活性を示し、左の縦軸が280nmの吸光度
を示す。図からも明らかなように、酵素活性の高いフラ
クションNo.26を回収した。
縦軸が酵素活性を示し、左の縦軸が280nmの吸光度
を示す。図からも明らかなように、酵素活性の高いフラ
クションNo.26を回収した。
【0022】実施例 3 精製した蛋白質の解析 実施例2において回収したたんぱく質溶液を、10%の
SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動で展開した
後、ウエスタンブロッティング法により蛋白質をzet
a−probe膜(BioRad社)に移行、吸着させ
た。
SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動で展開した
後、ウエスタンブロッティング法により蛋白質をzet
a−probe膜(BioRad社)に移行、吸着させ
た。
【0023】抗ヒトカテプシンEウサギ血清と上記ze
ta−probe膜を接触させたのち膜を洗浄し、更に
ビオチンと結合した抗ウサギIgG抗体を添加した。膜
を洗浄後、ホースラディッシュパーオキシダーゼが結合
したアビジンを添加した。膜を洗浄後、Amersha
m社のwesteran blotting dete
ction reagent ECL(RPN 210
6)を用いホースラディッシュパーオキシダーゼが存在
する部分を発光させた。その後膜とAmersham社
のHyper film−ECLを接触させ、フィルム
を感光させた後に現像した。その結果を図2に示す。
ta−probe膜を接触させたのち膜を洗浄し、更に
ビオチンと結合した抗ウサギIgG抗体を添加した。膜
を洗浄後、ホースラディッシュパーオキシダーゼが結合
したアビジンを添加した。膜を洗浄後、Amersha
m社のwesteran blotting dete
ction reagent ECL(RPN 210
6)を用いホースラディッシュパーオキシダーゼが存在
する部分を発光させた。その後膜とAmersham社
のHyper film−ECLを接触させ、フィルム
を感光させた後に現像した。その結果を図2に示す。
【0024】図中、レーンNo.1は分子量マーカー
を、レーンNo.2は従来のカテプシンEを、レーンN
o.3は実施例2で得られたたんぱく質溶液を同様の条
件下で展開して得られた結果を示し、その数字はkDa
を示している。その結果、実施例2で回収した蛋白質
は、抗ヒトカテプシンEウサギ血清と反応することが示
された。さらに通常のカテプシンEとは分子量が異な
り、モノマーで約6万、ダイマーで約12万であること
が理解された。また、通常のカテプシンEと比較してバ
ンドがシャープではないことから、ハイパーグリコシレ
ーションが起こっている可能性が示された。
を、レーンNo.2は従来のカテプシンEを、レーンN
o.3は実施例2で得られたたんぱく質溶液を同様の条
件下で展開して得られた結果を示し、その数字はkDa
を示している。その結果、実施例2で回収した蛋白質
は、抗ヒトカテプシンEウサギ血清と反応することが示
された。さらに通常のカテプシンEとは分子量が異な
り、モノマーで約6万、ダイマーで約12万であること
が理解された。また、通常のカテプシンEと比較してバ
ンドがシャープではないことから、ハイパーグリコシレ
ーションが起こっている可能性が示された。
【0025】実施例4 精製したカテプシンEの解析 実施例2において回収したたんぱく質溶液を、8%のポ
リアクリルアミドゲル電気泳動で展開した後、泳動後の
ゲルを、0.1N塩酸酸性条件下で0.67%ヘモグロ
ビン溶液に浸し、20分間インキュベートした。ヘモグ
ロビン溶液を除去した後、0.1N塩酸溶液中で更に3
0分間インキュベートした。その後CBB溶液でゲルを
染色し、その後脱色した。結果を図3に示す。
リアクリルアミドゲル電気泳動で展開した後、泳動後の
ゲルを、0.1N塩酸酸性条件下で0.67%ヘモグロ
ビン溶液に浸し、20分間インキュベートした。ヘモグ
ロビン溶液を除去した後、0.1N塩酸溶液中で更に3
0分間インキュベートした。その後CBB溶液でゲルを
染色し、その後脱色した。結果を図3に示す。
【0026】図中、レーンNo.1は従来のカテプシン
Eを、レーンNo.2は実施例2で得られたたんぱく質
溶液をそれぞれ展開したものである。図から明らかなよ
うに、実施例2で回収した蛋白質は、従来のカテプシン
Eと同様にプロテアーゼ活性を有することが示された。
Eを、レーンNo.2は実施例2で得られたたんぱく質
溶液をそれぞれ展開したものである。図から明らかなよ
うに、実施例2で回収した蛋白質は、従来のカテプシン
Eと同様にプロテアーゼ活性を有することが示された。
【図1】実施例2におけるペプスタチンセファロース4
Bクロマトグラフィーの溶出パターンを示す図である。
Bクロマトグラフィーの溶出パターンを示す図である。
【図2】実施例3おけるSDS−ポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動後のウエスタンブロッティングの結果を示す
図である。
ル電気泳動後のウエスタンブロッティングの結果を示す
図である。
【図3】実施例4におけるポリアクリルアミドゲル電気
泳動後のプロテアーゼ活性を測定した結果を示す図であ
る。
泳動後のプロテアーゼ活性を測定した結果を示す図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】以下の性質を持つことを特徴とする癌細胞
が分泌する蛋白質。 ア)抗カテプシンE抗体と反応する イ)分子量:モノマーで約6万、ダイマーで約12万 ウ)膵癌細胞から分泌される エ)プロテアーゼ活性を有する
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4299680A JPH06145196A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 癌細胞が分泌する蛋白質 |
| EP9393308993A EP0597699A3 (en) | 1992-11-10 | 1993-11-10 | Protein secreted by cancer cells. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4299680A JPH06145196A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 癌細胞が分泌する蛋白質 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06145196A true JPH06145196A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=17875674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4299680A Pending JPH06145196A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 癌細胞が分泌する蛋白質 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0597699A3 (ja) |
| JP (1) | JPH06145196A (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6312961A (ja) * | 1986-07-04 | 1988-01-20 | Kodama Kk | トリプシン測定用試薬 |
| US5171666A (en) * | 1988-04-22 | 1992-12-15 | Eli Lilly And Company | Monoclonal antibodies reactive with a cell-surface gylcoprotein expressed on human carcinomas |
| WO1991005064A1 (en) * | 1989-10-02 | 1991-04-18 | The United States Of America, As Represented By The Secretary, U.S. Department Of Commerce | A sensitive method for measurement of chimeric transcripts of dna containing translocations |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP4299680A patent/JPH06145196A/ja active Pending
-
1993
- 1993-11-10 EP EP9393308993A patent/EP0597699A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0597699A3 (en) | 1994-09-28 |
| EP0597699A2 (en) | 1994-05-18 |
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