JPH06145473A - プリプレグ用樹脂組成物 - Google Patents

プリプレグ用樹脂組成物

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JPH06145473A
JPH06145473A JP29973892A JP29973892A JPH06145473A JP H06145473 A JPH06145473 A JP H06145473A JP 29973892 A JP29973892 A JP 29973892A JP 29973892 A JP29973892 A JP 29973892A JP H06145473 A JPH06145473 A JP H06145473A
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JP
Japan
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weight
epoxy resin
prepreg
resin composition
following formula
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JP29973892A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Fukai
知裕 深井
Yasuhiko Nagai
康彦 永井
Yasushi Nakayama
靖士 中山
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】耐熱性、耐衝撃性、耐水性および加工性などに
優れたプリプレグ用樹脂組成物を提供する。 【構成】下式(I)の繰り返し単位を有する芳香族ポリ
スルホン15〜30重量%;その還元粘度が、ジメチル
ホルムアミド中、濃度1g/dl、かつ温度30℃の条
件で測定したとき、0.35〜0.6dl/gである、 ビスフェノール型エポキシ樹脂5〜60重量%、N,
N,N’,N’−テトラグリシジルジアミノジフェニル
メタン30〜70重量%、下式(XVIII)の構造を有す
るエポキシ樹脂10〜30重量%、 および下式(XIX)の硬化剤を含有するプリプレグ用樹脂
組成物。 (R1,R2は一方がCH3、他方がH;R3はC3〜6ア
ルキレン基を表す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱性、耐衝撃性、耐
水性および加工性に優れたプリプレグ用樹脂組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術】エポキシ樹脂と、炭素繊維、ガラス繊維
および芳香族ポリアミド繊維などの強化剤とからなる複
合材料は、その高い比強度、比弾性率および比剛性を利
用して航空機等の構造材料として用いられている。しか
し、これらの複合材料は、エポキシ樹脂の耐熱性、耐水
性および耐衝撃性が不十分なため、用途に制限を受け、
性能改良が望まれている。
【0003】現在、航空機等の構造材料として用いられ
ているエポキシ樹脂は、マトリックス樹脂として芳香族
グルシジルアミン型エポキシ樹脂、例えばN,N,
N’,N’−テトラグリシジルジアミノジフェニルメタ
ンを用い、硬化剤としてジアミノジフェニルスルホンを
使用している。このエポキシ樹脂組成物は、耐熱性、機
械的特性、寸法安定性、耐薬品性および耐候性は優れて
いるが、伸び率が小さく、耐衝撃性が劣る。
【0004】エポキシ樹脂の耐衝撃性を向上する手段と
して、例えば、特公昭63−60056号公報の様にポ
リエーテルスルホンをエポキシ樹脂に添加、混合する方
法が提案されている。しかし、十分な耐衝撃性を得るた
めには多量のポリエーテルスルホンを添加する必要があ
り、その結果、プリプレグの加工性および耐熱性が低下
するという欠点があった。
【0005】この欠点を改善するために、例えば特開昭
62ー297314号公報には、エポキシ樹脂に対して
下式(XVIII)で示される低分子量エポキシ樹脂とポリ
エーテルスルホンを混合添加し、これによりプリプレグ
の加工性低下を防ぎ、耐熱性、耐衝撃性、耐水性のバラ
ンスのとれたプリプレグ用樹脂組成物を提供する技術が
開示されている。
【0006】
【化4】
【0007】(但し、R1およびR2は、いずれか一方が
CH3、他方がHを表す)。
【0008】しかし、この公報に開示される技術では、
プリプレグの加工性低下は抑制されるものの、ポリエー
テルスルホンを添加することによる耐熱性の低下は改善
できない。また、近年の耐熱性、耐衝撃性に対する要求
は益々厳しくなり、さらなる改善が望まれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
課題を解決するものであり、その目的とするところは、
耐熱性、耐衝撃性、耐水性および加工性に優れたプリプ
レグ用樹脂組成物を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記問題点
を解決するために、鋭意研究を行った結果、特定の芳香
族ポリスルホンをプリプレグ用熱硬化性樹脂に配合する
ことにより、耐熱性、耐衝撃性、耐水性、加工性のバラ
ンスがとれたプリプレグ用樹脂組成物が得られることを
見い出し、本発明を完成するに至った。
【0011】本発明のプリプレグ用樹脂組成物は、下式
(I)で示される繰り返し単位を有する芳香族ポリスル
ホン15〜30重量%;該芳香族ポリスルホンの還元粘
度が、ジメチルホルムアミド中、濃度1g/dl、かつ
温度30℃の条件で測定したとき、0.35〜0.6d
l/gである、
【0012】
【化5】
【0013】ビスフェノール型エポキシ樹脂5〜60重
量%、N,N,N’,N’−テトラグリシジルジアミノ
ジフェニルメタン30〜70重量%、下式(XVIII)で
示される構造を有するエポキシ樹脂10〜30重量%、
【0014】
【化6】
【0015】(但し、R1およびR2は、いずれか一方が
CH3、他方がHを表す。)および下式(XIX)で示される
硬化剤を含有するプリプレグ用樹脂組成物であって、
【0016】
【化7】
【0017】(但し、R3は炭素数3〜6のアルキレン
基を表す)。
【0018】該硬化剤は該ビスフェノール型エポキシ樹
脂および該式(XVIII)で示される構造を有するエポキ
シ樹脂中の合計のエポキシ基1当量に対し、アミノ基換
算で0.7〜1.3当量添加されてなる。
【0019】本発明のプリプレグ用樹脂組成物に用いら
れる芳香族ポリスルホンは、上記式(I)で示される繰
り返し単位を有する芳香族ポリスルホンである。上記式
(I)で示される繰り返し単位単独で構成される芳香族
ポリスルホンでもよいし、あるいは上記式(I)で示さ
れる繰り返し単位と、下式(II)〜(XVII)で示される
繰り返し単位からなる群より選択される少なくとも1種
の繰り返し単位との共重合体であってもよい。該芳香族
ポリスルホンが共重合体である場合には、上記式(I)
で示される繰り返し単位を50モル%以上の割合で含有
し、そして、下式(II)〜(XVII)で示される繰り返し
単位からなる群より選択される少なくとも1種の繰り返
し単位を50モル%以下の割合で含有することが好まし
い。式(I)で示される繰り返し単位の含有量が50モ
ル%未満では、耐熱性が劣る。さらに好ましくは、上記
式(I)で示される繰り返し単位50モル%以上および
下式(II)で示される繰り返し単位5〜30モル%を含
有する。式(II)で示される繰り返し単位の含有量が5
モル%未満である場合には、耐熱性が低くなる傾向にあ
り、30モル%を越える場合には、成形性が低下する。
【0020】
【化8】
【0021】
【化9】
【0022】上記芳香族ポリスルホンの分子量は還元粘
度を目安とすることができ、その還元粘度は、ジメチル
ホルムアミド中、30℃において1g/dlの濃度で測
定したとき、0.35〜0.6dl/gが必要である。
還元粘度が0.35dl/g未満では、樹脂組成物から
得られる成形体の機械的物性が劣り、0.6dl/gを
越えるとプリプレグの加工性が低下する。
【0023】本発明のプリプレグ用樹脂組成物に使用さ
れる芳香族ポリスルホンの製法は、特に限定されるもの
ではないが、好適にはアルカリ金属もしくは金属塩の存
在下で極性溶媒中で、水酸基およびハロゲン基を末端に
有するモノマーを重合する求核置換重縮合法が用いられ
る。
【0024】アルカリ金属塩としては、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸ルビジウム、炭酸セシウム等が
好ましいが、特に好ましくは、炭酸ナトリウムもしくは
炭酸カリウムである。極性溶媒としては、スルホラン、
ジフェニルスルホン、ジメチルスルホキシド等のスルホ
ン系の溶媒もしくは、ジメチルアセトアミド、ジメチル
イミダゾリン等のアミド系溶媒が好適に用いられる。
【0025】芳香族ポリスルホンの製造における重合反
応温度は、反応原料、成分の種類、重合反応の形式等に
より変化するが、通常80〜400℃の範囲であり、好
ましくは100〜350℃の範囲で実施される。さらに
重合に際して、モノマーの配合は該モノマーが有する全
水酸基に対して全ハロゲン基が90〜110モル%とな
るような範囲内で行うのが好ましい。より高分子量のポ
リマーを得るためには95〜105モル%の範囲内で使
用するのが好ましい。
【0026】本発明のプリプレグ用樹脂組成物に含有さ
れるビスフェノール型エポキシ樹脂としては、液状また
は固形のビスフェノールA型エポキシ樹脂、例えば、市
販されているエピコート828、825、1001(油
化シェルエポキシ社製)、DER−331(ダウ・ケミ
カル社製)、またはビスフェノールF型エポキシ樹脂、
例えば、エピクロン830(大日本インキ化学工業社
製)などの他に、これらのブロム化物、例えば、エピク
ロン152(大日本インキ化学工業社製)などが挙げら
れる。これらのエポキシ樹脂は単独でも、あるいは数種
類の混合物として使用しても差し支えない。
【0027】本発明のプリプレグ用樹脂組成物に含有さ
れるN,N,N’,N’−テトラグリシジルジアミノジ
フェニルメタンとしては、例えば、市販されているEL
M434(住友化学工業社製)、YH434(東都化成
製)などが用いられる。
【0028】本発明のプリプレグ用樹脂組成物に使用さ
れるエポキシ樹脂は、下式(XVIII)で示される構造を
有する。
【0029】
【化10】
【0030】(但し、R1およびR2は、いずれか一方が
CH3、他方がHを表す)。
【0031】その製造法としては、特開昭62−297
314号公報に記載の方法が利用できる。このエポキシ
樹脂を添加混合することにより樹脂組成物のプリプレグ
の加工性を改善するのみならず、プリプレグのタックを
損なわないという特徴がある。
【0032】本発明のプリプレグ用樹脂組成物に用いら
れる下式(XIX)で示される硬化剤は、例えば特開昭6
0−4526号公報、特開昭60−28421号公報、
特開昭60−58424号公報等に開示される硬化剤で
ある。
【0033】
【化11】
【0034】(但し、R3は炭素数3〜6のアルキレン
基を表す)。
【0035】この硬化剤は、上記式(XVIII)で示され
る構造を有するエポキシ樹脂と組みあわせることにより
耐熱性、耐衝撃性に優れた硬化物を与える硬化剤であ
る。好ましい硬化剤としては、下記式(XX)、(XXI)
で示される構造の化合物等が挙げられる。
【0036】
【化12】
【0037】
【化13】
【0038】本発明のプリプレグ用樹脂組成物は、上記
のように、上記式(I)で示される繰り返し単位を有す
る芳香族ポリスルホンを15〜30重量%;ビスフェノ
ール型エポキシ樹脂5〜60重量%;N,N,N’,
N’−テトラグリシジルアミノジフェニルメタン30〜
70重量%;および上記式(XVIII)で示される構造を
有するエポキシ樹脂10〜30重量%に、硬化剤として
該ビスフェノール型エポキシ樹脂および該上記式(XVII
I)で示される構造を有するエポキシ樹脂中の合計のエ
ポキシ基1当量に対し、アミノ基換算で0.7〜1.3
当量のジアミノジフェニルスルホンが添加されてなる。
【0039】芳香族ポリスルホンの含有率が15重量%
未満の場合には、樹脂組成物から得られる成形体の耐衝
撃性が低下し、30重量%を越える場合には、プリプレ
グ加工性が低下する。
【0040】ビスフェノール型エポキシ樹脂の樹脂組成
物中の含有率が、5重量%未満の場合には樹脂組成物の
溶融粘度が上昇し、プリプレグ加工性が低下する。一
方、60重量%を超えると、樹脂組成物から得られる成
形体の耐熱性、耐衝撃性および耐水性が低下する。
【0041】N,N,N’,N’−テトラグリシジルア
ミノジフェニルメタンの含有率が70重量%を超えると
耐熱性はあがるものの耐衝撃性が低下し、30重量%未
満の場合には、樹脂組成物から得られる成形体の耐熱性
が低下する。
【0042】上記式(XVIII)で示される構造を有する
エポキシ樹脂の添加量が10重量%未満の場合は上記改
善効果がなくなり、30重量%を越えると耐熱性、耐衝
撃性が低下する。
【0043】上記式(XIX)で示される硬化剤は、エポ
キシ基1当量に対してアミン1当量であるのが理論的な
添加量であるが、反応速度、シェルフライフなどに応じ
て、0.7〜1.3当量の範囲内で選択することができ
る。添加量がこの範囲からずれた場合、未反応のエポキ
シ基やアミノ基が反応後に残り、それにより耐熱性、耐
水性が低下する。
【0044】本発明の樹脂組成物の各成分の混合方法
は、特に制限はなく、各成分の形状または目的とする配
合物の混合状態あるいは分散状態に応じて、適宜、好ま
しい方法を選択することができる。例えば、各成分が溶
解する溶媒を用いて均一溶液とする方法があり、該溶液
を常法により強化繊維に含浸することができる。他の例
としては、比較的高温で、芳香族ポリスルホン、ビスフ
ェノール型エポキシ樹脂、N,N,N’,N’−テトラ
グリシジルジアミノジフェニルメタンおよび上記式(XV
III)で示される構造を有するエポキシ樹脂を溶解混合
し、その後、硬化反応が起こらない温度に下げ、上記式
(XIX)で示される硬化剤を添加する方法などが好まし
く使用される。
【0045】本発明の樹脂組成物は、特に、耐熱性、耐
衝撃性および耐水性に優れた繊維強化プラスチック(F
RP)のプリプレグを提供する。本発明の樹脂組成物に
使用される強化繊維としては、炭素繊維、ガラス繊維、
アラミド繊維、ボロン繊維、あるいはこれらのハイブリ
ッドが挙げられる。該強化繊維の形状としては、一定方
向に配列されたテープ、シート状物、マット状物、織物
など、どのようなものでも使用できる。さらに、特性を
損なわない範囲で充填剤、硬化促進剤、希釈剤など各種
添加剤も使用することができる。
【0046】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明するがこれ
らは単なる例示であり、本発明はこれらに限定されるも
のではない。
【0047】(実施例1) 〔芳香族ポリスルホン(I)の調製〕攪拌機、ガス導入
管、温度計および先端に受器を付した凝縮器を備えた重
合反応容器内に、4−クロロ―4’−(p−ヒドロキシ
フェニル)ジフェニルスルホン100重量部、無水炭酸
カリウム22.1重量部、およびスルホラン290重量
部を仕込み、窒素置換を行った。次に窒素雰囲気下で攪
拌および昇温を開始し、系の温度を220℃にて1時
間、230℃にて30分、240℃にて3時間保持し、
反応を行った。反応終了後、反応液を室温まで冷却し、
反応液中に析出した塩化カリウムを濾別除去し、濾液を
多量のメタノール中に注いでポリマー粉末を析出させ
た。得られたポリマーの還元粘度は0.4dl/g(3
0℃、ジメチルホルムアミド中1g/dl)であった。
【0048】〔下式(XVIII)で表されるエポキシ樹脂
の調製〕特開昭62ー297314号公報に記載の方法
により、下式(XVIII)で示されるエポキシ樹脂を調製
した。
【0049】
【化14】
【0050】(但し、R1およびR2は、いずれか一方が
CH3、他方がHを表す)。
【0051】〔プリプレグの作成〕芳香族ポリスルホン
(I)にビスフェノールA型エポキシ樹脂(油化シェル
エポキシ社製エピコート825(商品名))、N,N,
N’,N’−テトラグリシジルジアミノジフェニルメタ
ン(住友化学工業社製ELM434(商品名))、上記
式(XVIII)で示される構造を有するエポキシ樹脂、下
記式(XX)で示される硬化剤(イハラケミカル(株)製
CVA−4(商品名)、以下、単に硬化剤という)を表
1に示す組成にてジメチルホルムアミドに溶解し、濃度
10重量%の溶液とした。
【0052】
【化15】
【0053】この溶液を東レ(株)製“トレカクロス7
373(商品名)”に、樹脂含有量が41%になるよう
に塗布、含浸させ、150℃にて加熱乾燥し、均質なプ
リプレグを得た。このプリプレグを24枚積層し、20
0℃、2時間、圧力6kgf/mm2の条件で成形し、
厚み約5mmの炭素繊維強化プラスチック(CFRP)
を得た。
【0054】このCFRPを長さ150mm、幅100
mmに切断し、衝撃後圧縮試験を行った。すなわち、試
験片の中央に落錘試験により1500ポンドインチ/イ
ンチの衝撃を与えた後、ASTM D−695に従い圧
縮強度試験を行った。また、耐熱性として、硬化物のガ
ラス転移温度をセイコー電子社製TMAを用い、昇温速
度20℃/minにてペネストレーション法で測定し
た。なお、吸水率は、5cm×5cmに試験片を切り取
り、20時間煮沸試験を行い、前後の重量変化を吸水量
として計算した。さらに、プリプレグの加工性として、
プリプレグのタックの有無を評価した。これらの結果を
表1に示す。後述の実施例2〜15、および比較例1〜
9の結果もあわせて表1に示す。
【0055】(実施例2〜5、比較例1および2)芳香
族ポリスルホン(I)、ビスフェノールA型エポキシ樹
脂(油化シェルエポキシ社製エピコート825)、N,
N,N’,N’−テトラグリシジルジアミノジフェニル
メタン(住友化学工業社製ELM434))、上記式
(XVIII)で示される構造を有するエポキシ樹脂および
上記硬化剤(イハラケミカル(株)製CVA−4)を表
1に示した組成比で配合した以外は実施例1と同様にし
て樹脂組成物を作成し、実施例1と同様の試験を行っ
た。
【0056】(実施例6) 〔芳香族ポリスルホン(II)の製法〕4−クロロ―4’
−(p−ヒドロキシフェニル)ジフェニルスルホン10
0重量部、4,4’’’−ジヒドロキシ−p−クオータ
ーフェニル32.8重量部、4,4’−ジクロロジフェ
ニルスルホン27.9重量部(これらの成分のモル分率
を表1に示す)、無水炭酸カリウム33.0重量部、ス
ルホラン290重量部を実施例1と同様の方法で重合
し、芳香族ポリスルホンを得た。得られたポリマーの還
元粘度は0.40dl/g(30℃、ジメチルホルムア
ミド中1g/dl)であった。
【0057】〔プリプレグの作成〕芳香族ポリスルホン
(II)を用いて表1に示した組成比で配合した以外は実
施例1と同様にして樹脂組成物を作成し、実施例1と同
様の試験を行った。
【0058】(実施例7〜10、比較例3および4)芳
香族ポリスルホン(II)、ビスフェノールA型エポキシ
樹脂(油化シェルエポキシ社製エピコート825)、
N,N,N’,N’−テトラグリシジルジアミノジフェ
ニルメタン(住友化学工業社製ELM434)、上記式
(XVIII)で示される構造を有するエポキシ樹脂および
上記硬化剤(イハラケミカル(株)製CVA−4)を用
いて表1に示した組成比で配合した以外は実施例1と同
様にして樹脂組成物を作成し、実施例1と同様の試験を
行った。
【0059】(実施例11) 〔芳香族ポリスルホン(III)の製法〕4−クロロ―
4’−(p−ヒドロキシフェニル)ジフェニルスルホン
100重量部、4−クロロ−4’−ヒドロキシフェニル
スルホン77.9重量部(これらの成分のモル分率を表
1に示す)、無水炭酸カリウム44.1重量部、スルホ
ラン290重量部を実施例1と同様の方法で重合し、芳
香族ポリスルホンを得た。得られたポリマーの還元粘度
は0.42dl/g(30℃、ジメチルホルムアミド中
1g/dl)であった。
【0060】〔プリプレグの作成〕芳香族ポリスルホン
(III)を用いて表1に示した組成比で配合した以外は
実施例1と同様にして樹脂組成物を作成し、実施例1と
同様の試験を行った。
【0061】(実施例12〜15、比較例5および6)
芳香族ポリスルホン(III)、ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂(油化シェルエポキシ社製エピコート82
5)、N,N,N’,N’−テトラグリシジルジアミノ
ジフェニルメタン(住友化学工業社製ELM434)、
上記式(XVIII)で示される構造を有するエポキシ樹脂
および上記硬化剤(イハラケミカル(株)製CVA−
4)を用いて表1に示した組成比で配合した以外は実施
例1と同様にして樹脂組成物を作成し、実施例1と同様
の試験を行った。
【0062】(比較例7〜9)芳香族ポリスルホンとし
てICI社製VICTREX 4100G(商品名)を
用い、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(油化シェルエ
ポキシ社製エピコート825)、N,N,N’,N’−
テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン(住友化学
工業社製ELM434)、上記(XVIII)で示される構
造を有するエポキシ樹脂および上記硬化剤(イハラケミ
カル(株)製CVA−4)を表1に示した組成比で配合
した以外は実施例1と同様にして樹脂組成物を作成し、
実施例1と同様の試験を行った。
【0063】
【表1】
【0064】A:4ークロロ−4’−(p−ヒドロキシ
フェニル)ジフェニルスルホンのモル分率 B:4,4’’’−ジヒドロキシ−p−クオーターフェ
ニルのモル分率 C:4,4’−ジクロロジフェニルスルホンのモル分率 D:4−クロロ−4’−ヒドロキシフェニルスルホンの
モル分率 E:芳香族ポリスルホンの重量分率 F:ビスフェノールA型エポキシ樹脂(エピコート82
5)の重量分率 G:N,N,N’,N’−テトラグリシジルジアミノジ
フェニルメタン(ELM434)の重量分率 H:上記式(XVIII)で示される構造を有するエポキシ
樹脂の重量分率 I:上記式(XIX)で示される硬化剤のアミノ基換算の
添加当量(ビスフェノール型エポキシ樹脂および上記式
(XVIII)で示される構造を有するエポキシ樹脂中の合
計のエポキシ基1当量に対して)。
【0065】
【発明の効果】本発明によって得られた樹脂組成物は、
耐熱性、耐衝撃性、耐水性および加工性が良好であり、
プリプレグ用樹脂組成物として好適である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/17 NLB 7242−4J 5/18 NLB 7242−4J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下式(I)で示される繰り返し単位を有す
    る芳香族ポリスルホン15〜30重量%;該芳香族ポリ
    スルホンの還元粘度が、ジメチルホルムアミド中、濃度
    1g/dl、かつ温度30℃の条件で測定したとき、
    0.35〜0.6dl/gである、 【化1】 ビスフェノール型エポキシ樹脂5〜60重量%、 N,N,N’,N’−テトラグリシジルジアミノジフェ
    ニルメタン30〜70重量%、 下式(XVIII)で示される構造を有するエポキシ樹脂1
    0〜30重量%、 【化2】 (但し、R1およびR2は、いずれか一方がCH3、他方
    がHを表す。)および下式(XIX)で示される硬化剤を含
    有するプリプレグ用樹脂組成物であって、 【化3】 (但し、R3は炭素数3〜6のアルキレン基を表す。)
    該硬化剤は該ビスフェノール型エポキシ樹脂および該式
    (XVIII)で示される構造を有するエポキシ樹脂中の合
    計のエポキシ基1当量に対し、アミノ基換算で0.7〜
    1.3当量添加されてなる、プリプレグ用樹脂組成物。
JP29973892A 1992-11-10 1992-11-10 プリプレグ用樹脂組成物 Pending JPH06145473A (ja)

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