JPH06145521A - 摺動材料 - Google Patents
摺動材料Info
- Publication number
- JPH06145521A JPH06145521A JP30356892A JP30356892A JPH06145521A JP H06145521 A JPH06145521 A JP H06145521A JP 30356892 A JP30356892 A JP 30356892A JP 30356892 A JP30356892 A JP 30356892A JP H06145521 A JPH06145521 A JP H06145521A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base resin
- manufactured
- pps
- wear
- coefficient
- Prior art date
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- Pending
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】摩擦係数及び摩擦係数の向上を図れ、摺動材料
の適応性を高める。 【構成】直鎖型の分子構造を有するポリフェニレンサル
ファイドをベ−ス樹脂とし、これに対して粉末の10%
のパラ系ポリフェニレンテレフタ−ルアミド及び粉末の
30%のポリテトラフロロエチレンを加えて混練し、コ
ンパウンドとしてなる摺動材料。
の適応性を高める。 【構成】直鎖型の分子構造を有するポリフェニレンサル
ファイドをベ−ス樹脂とし、これに対して粉末の10%
のパラ系ポリフェニレンテレフタ−ルアミド及び粉末の
30%のポリテトラフロロエチレンを加えて混練し、コ
ンパウンドとしてなる摺動材料。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、樹脂成形品、例えば
軸受の材料となる摺動材料に関する。
軸受の材料となる摺動材料に関する。
【0002】
【従来の技術】ベ−ス樹脂として架橋型のPPSを使用
した摺動材料が考えられている。
した摺動材料が考えられている。
【0003】
【この発明が解決しようとする問題点】前記摺動材料
は、摩擦係数及び摩耗係数何れも優れた性能を発揮する
が、さらに性能が向上した摺動材料の開発を待望されて
いる。
は、摩擦係数及び摩耗係数何れも優れた性能を発揮する
が、さらに性能が向上した摺動材料の開発を待望されて
いる。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この発明は、この要望
に答えるものであって、つぎの技術的手段を講じた。す
なわち、直鎖型の分子構造を有するポリフェニレンサル
ファイド(PPS)をベ−ス樹脂とし、これに対して5
〜20%のパラ系ポリフェニレンテレフタ−ルアミド及
び20〜40%のポリテトラフロロエチレン(PTF
E)を加えてコンパウンドとしてなる摺動材料とした。
に答えるものであって、つぎの技術的手段を講じた。す
なわち、直鎖型の分子構造を有するポリフェニレンサル
ファイド(PPS)をベ−ス樹脂とし、これに対して5
〜20%のパラ系ポリフェニレンテレフタ−ルアミド及
び20〜40%のポリテトラフロロエチレン(PTF
E)を加えてコンパウンドとしてなる摺動材料とした。
【0005】
【作用】直鎖型の分子構造を有するポリフェニレンサル
ファイド(PPS)をベ−ス樹脂に用い、これに対して
5〜20%のパラ系ポリフェニレンテレフタ−ルアミド
の粉末及び20〜40%のポリテトラフロロエチレン
(PTFE)の粉末を加えて混練してコンパウンドとす
る。
ファイド(PPS)をベ−ス樹脂に用い、これに対して
5〜20%のパラ系ポリフェニレンテレフタ−ルアミド
の粉末及び20〜40%のポリテトラフロロエチレン
(PTFE)の粉末を加えて混練してコンパウンドとす
る。
【0006】
【効果】摩擦係数及び摩耗係数の向上を図れ、摺動材料
の適応性が高まる。
の適応性が高まる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する
と、直鎖型のポリフェニレンサルファイド(以下PP
S,呉羽化学(株)グレ−ド:W−214を使用)をベ
−ス樹脂とし、これに対して粉末のポリフェニレンテレ
フタ−ルアミド(以下、アラミドパウダ−,AP,平均
粒子径約10μmの旭化成グレ−ド:FMP−10を使
用)を5〜20%(実施例では約10%)を加えるとと
ともに粉末のポリテトラフロロエチレン(以下、PTF
E,平均粒子径約0.2μmのダイキン工業グレ−ド:
2−5)を20〜40%(実施例では約30%)加え
る。そして、この混合物を混練してコンパウンドとす
る。
と、直鎖型のポリフェニレンサルファイド(以下PP
S,呉羽化学(株)グレ−ド:W−214を使用)をベ
−ス樹脂とし、これに対して粉末のポリフェニレンテレ
フタ−ルアミド(以下、アラミドパウダ−,AP,平均
粒子径約10μmの旭化成グレ−ド:FMP−10を使
用)を5〜20%(実施例では約10%)を加えるとと
ともに粉末のポリテトラフロロエチレン(以下、PTF
E,平均粒子径約0.2μmのダイキン工業グレ−ド:
2−5)を20〜40%(実施例では約30%)加え
る。そして、この混合物を混練してコンパウンドとす
る。
【0008】また、架橋型のPPS(東レ,グレ−ド:
E−2480を使用)をベ−ス樹脂とし、これに対して
粉末のAPを約10%及びPTFEを約30%加え、混
練してコンパウンドとする。そして、前記各コンパウン
ドを材料にし、内径15mm・外径17mm・長さ10
mmの供試材を形成して摺動特性の比較を行なった。そ
の結果を表1に示す。
E−2480を使用)をベ−ス樹脂とし、これに対して
粉末のAPを約10%及びPTFEを約30%加え、混
練してコンパウンドとする。そして、前記各コンパウン
ドを材料にし、内径15mm・外径17mm・長さ10
mmの供試材を形成して摺動特性の比較を行なった。そ
の結果を表1に示す。
【0009】
【表1】
【0010】試験条件 試験装置 :ジャ−ナル型摩擦摩耗試験装置 雰囲気温度:23°±1°C 潤滑条件 :完全無給油 負荷条件 :面圧=15kgf/cm2・滑り速度=2
5m/min 相手材 :S45C−D9、φ15mm エメリ−研磨紙#1000仕上げアセトン洗浄 前記結果より、平均摩擦係数においては、直鎖型PPS
は架橋型PPSに対して約20.3%向上し、また摩耗
係数においては、直鎖型PPSは架橋型PPSに対して
約64.7%向上している。
5m/min 相手材 :S45C−D9、φ15mm エメリ−研磨紙#1000仕上げアセトン洗浄 前記結果より、平均摩擦係数においては、直鎖型PPS
は架橋型PPSに対して約20.3%向上し、また摩耗
係数においては、直鎖型PPSは架橋型PPSに対して
約64.7%向上している。
【0011】図1の複層成形歯車1について説明する
と、該歯車1はモジュ−ル20以上でドライ運転で使用
されるものであって、内層部2をPA66をベ−ス樹脂
とし、これに対して補強繊維として約50%のガラスフ
ァイバ−(以下、GF)を混合しており、外層部3はP
PSをベ−ス樹脂とし、これに対して約30%のPTF
E及び約30%の粉末状の添加剤(実施例ではPb)を
配合した熱加塑性樹脂を用いている。
と、該歯車1はモジュ−ル20以上でドライ運転で使用
されるものであって、内層部2をPA66をベ−ス樹脂
とし、これに対して補強繊維として約50%のガラスフ
ァイバ−(以下、GF)を混合しており、外層部3はP
PSをベ−ス樹脂とし、これに対して約30%のPTF
E及び約30%の粉末状の添加剤(実施例ではPb)を
配合した熱加塑性樹脂を用いている。
【0012】複層の歯車において、外層部に強化繊維を
用いると、強度は得られるが伸びが低下して層間剥離を
起し易く、又ドライ運転時に繊維の脱落によりアブレ−
シブ摩擦になって摩耗を促す。図1の複層成形歯車1
は、内層部2に強度的に優れるPA66+約50%GF
(東洋紡:T663−G50)、外層部に耐熱温度が高
く流動性に優れるPPSをベ−ス樹脂のPPS+約30
%Pb+約30%PTFE(レニアステクノ:#131
1)とする。なお、試験装置4は上部加圧具5及び下部
加圧具6を備え、下部加圧具6で支えられた複層成形歯
車1を負荷時に上部加圧具5が下方へ移動してこの歯車
1を押圧する構成である。 〔試験条件〕 (1)試験歯車 モジュ−ル:3,歯数:18,歯幅:
10 (2)成形型 簡易型成形(実施例3,比較例2,実
施例5は2重成形(簡易型)) (3)試験速度 2(mm/min) 〔供試材〕
用いると、強度は得られるが伸びが低下して層間剥離を
起し易く、又ドライ運転時に繊維の脱落によりアブレ−
シブ摩擦になって摩耗を促す。図1の複層成形歯車1
は、内層部2に強度的に優れるPA66+約50%GF
(東洋紡:T663−G50)、外層部に耐熱温度が高
く流動性に優れるPPSをベ−ス樹脂のPPS+約30
%Pb+約30%PTFE(レニアステクノ:#131
1)とする。なお、試験装置4は上部加圧具5及び下部
加圧具6を備え、下部加圧具6で支えられた複層成形歯
車1を負荷時に上部加圧具5が下方へ移動してこの歯車
1を押圧する構成である。 〔試験条件〕 (1)試験歯車 モジュ−ル:3,歯数:18,歯幅:
10 (2)成形型 簡易型成形(実施例3,比較例2,実
施例5は2重成形(簡易型)) (3)試験速度 2(mm/min) 〔供試材〕
【0013】
【表2】
【0014】〔試験結果〕ほぼ同一の条件で静的試験を
複数回行い、破壊強度及び破壊変位を測定し、その平均
値を算出した。
複数回行い、破壊強度及び破壊変位を測定し、その平均
値を算出した。
【0015】
【表3】
【0016】実施例1:機械的強度は充分であるが、相
手材を摩耗させる。 実施例2:機械的強度が低く、起動トルク、過負荷で破
損する。 実施例3:強度が45.9%向上し、起動トルク、過負
荷で破損しない。 比較例1:強度はあるが、ドライ運転できない。自己摩
耗が多い。 比較例2:外層部に伸びがないため、内層部で剥離破壊
発生。
手材を摩耗させる。 実施例2:機械的強度が低く、起動トルク、過負荷で破
損する。 実施例3:強度が45.9%向上し、起動トルク、過負
荷で破損しない。 比較例1:強度はあるが、ドライ運転できない。自己摩
耗が多い。 比較例2:外層部に伸びがないため、内層部で剥離破壊
発生。
【0017】実施例3,比較例2より、伸びのある材料
とない材料では、起動トルク、過負荷時に、層間剥離、
層間破壊が発生する。なお、伸びは#1311が3.4
%,CF454が2.0%である。また、#1311の
ドライ時の摺動特性において、摩擦係数が0.137,
摩耗係数0.2×1/107〔cm/(kgf/cm2・
m/min・Hr)〕と非常に自己潤滑性に優れる。P
OM+CFでは摩擦係数が0.459,摩耗係数が17
3.3〔cm/(kgf/cm2・m/min・H
r)〕と摺動性が劣っており、外層部に適していない。
とない材料では、起動トルク、過負荷時に、層間剥離、
層間破壊が発生する。なお、伸びは#1311が3.4
%,CF454が2.0%である。また、#1311の
ドライ時の摺動特性において、摩擦係数が0.137,
摩耗係数0.2×1/107〔cm/(kgf/cm2・
m/min・Hr)〕と非常に自己潤滑性に優れる。P
OM+CFでは摩擦係数が0.459,摩耗係数が17
3.3〔cm/(kgf/cm2・m/min・H
r)〕と摺動性が劣っており、外層部に適していない。
【0018】他の実施例として、実施例4,実施例5を
示す。
示す。
【0019】
【表4】
【0020】〔試験結果〕ほぼ同一の条件で静的試験を
複数回行い、破壊強度及び破壊変位を測定し、その平均
値を算出した。
複数回行い、破壊強度及び破壊変位を測定し、その平均
値を算出した。
【0021】
【表5】
【図1】一部切除した複層成形歯車の斜視図。
【図2】試験装置の外観図。
Claims (1)
- 【請求項1】 直鎖型の分子構造を有するポリフェニレ
ンサルファイド(PPS)をベ−ス樹脂とし、これに対
して5〜20%のパラ系ポリフェニレンテレフタ−ルア
ミド及び20〜40%のポリテトラフロロエチレン(P
TFE)を加えてコンパウンドとしてなる摺動材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30356892A JPH06145521A (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 摺動材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30356892A JPH06145521A (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 摺動材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06145521A true JPH06145521A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=17922578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30356892A Pending JPH06145521A (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 摺動材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06145521A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0939106A1 (de) | 1998-02-28 | 1999-09-01 | Federal-Mogul Wiesbaden GmbH | Gleitschichtmaterial und Schichtverbundwerkstoff |
-
1992
- 1992-11-13 JP JP30356892A patent/JPH06145521A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0939106A1 (de) | 1998-02-28 | 1999-09-01 | Federal-Mogul Wiesbaden GmbH | Gleitschichtmaterial und Schichtverbundwerkstoff |
| JP2010047771A (ja) * | 1998-02-28 | 2010-03-04 | Federal-Mogul Wiesbaden Gmbh | 滑り層材料および多層材料 |
| CZ301623B6 (cs) * | 1998-02-28 | 2010-05-05 | Federal-Mogul Wiesbaden Gmbh | Vrstvený kompozit s nosnou a kluznou vrstvou |
| EP2889330A3 (de) * | 1998-02-28 | 2017-09-20 | Federal-Mogul Wiesbaden GmbH | Gleitschichtmaterial und Schichtverbundwerkstoff |
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