JPH06145617A - 保護用粘着シート - Google Patents
保護用粘着シートInfo
- Publication number
- JPH06145617A JPH06145617A JP30100492A JP30100492A JPH06145617A JP H06145617 A JPH06145617 A JP H06145617A JP 30100492 A JP30100492 A JP 30100492A JP 30100492 A JP30100492 A JP 30100492A JP H06145617 A JPH06145617 A JP H06145617A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- sensitive adhesive
- vinyl chloride
- adhesive layer
- adhesive sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 海水中で長期間にわたり使用しても支障なく
被着体を保護することのできる保護用粘着シートを提供
する。 【構成】 キャスティング法により製された厚み100
μm の着色軟質塩化ビニル樹脂シート11の表面に、フ
ッ素樹脂からなる厚み5μm のトップコート層12が設
けられている。該シート11の裏面にはブチルゴムから
なる厚み40μm の粘着剤層13が積層されている。粘
着剤層13面には離型紙14が貼り合わされている。
被着体を保護することのできる保護用粘着シートを提供
する。 【構成】 キャスティング法により製された厚み100
μm の着色軟質塩化ビニル樹脂シート11の表面に、フ
ッ素樹脂からなる厚み5μm のトップコート層12が設
けられている。該シート11の裏面にはブチルゴムから
なる厚み40μm の粘着剤層13が積層されている。粘
着剤層13面には離型紙14が貼り合わされている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に海中の被着体に用
いて効果的な保護用粘着シートに関する。
いて効果的な保護用粘着シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、塩化ビニル樹脂等の汎用樹脂に適
宜顔料等が混合分散されることにより、任意の色彩を表
現できる粘着シートが普及している。又、熱可塑性樹脂
フイルムの表面にフッ素系樹脂成分をコートし、裏面に
感圧性粘着剤層を設けてなるマーキングフイルム構造物
は特開昭63−248866号公報により知られてい
る。
宜顔料等が混合分散されることにより、任意の色彩を表
現できる粘着シートが普及している。又、熱可塑性樹脂
フイルムの表面にフッ素系樹脂成分をコートし、裏面に
感圧性粘着剤層を設けてなるマーキングフイルム構造物
は特開昭63−248866号公報により知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報記載のものに
よると、車両船舶等の装飾もしくは表示用ステッカー類
等を目的とするもので、被着体が海中で使用される場合
の接着性、保護性に関する課題を解消する具体的な技術
が開示されていない。即ち、粘着シートが貼り付けられ
た被着体が特に海水中に長期間曝された場合、粘着力の
低下、シート基材の膨潤、貝殻や海草の付着等の問題が
ある。
よると、車両船舶等の装飾もしくは表示用ステッカー類
等を目的とするもので、被着体が海中で使用される場合
の接着性、保護性に関する課題を解消する具体的な技術
が開示されていない。即ち、粘着シートが貼り付けられ
た被着体が特に海水中に長期間曝された場合、粘着力の
低下、シート基材の膨潤、貝殻や海草の付着等の問題が
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の問
題点を解消し、海水中で長期間にわたり使用しても支障
なく被着体を保護することのできる保護用粘着シートを
提供することを目的とし、その要旨は、軟質塩化ビニル
樹脂シートからなる基材の表面にフッ素系樹脂層からな
るトップコート層が設けられ、裏面にブチルゴム系粘着
剤層が積層されてなるものである。
題点を解消し、海水中で長期間にわたり使用しても支障
なく被着体を保護することのできる保護用粘着シートを
提供することを目的とし、その要旨は、軟質塩化ビニル
樹脂シートからなる基材の表面にフッ素系樹脂層からな
るトップコート層が設けられ、裏面にブチルゴム系粘着
剤層が積層されてなるものである。
【0005】本発明では保護用粘着シートの基材として
軟質塩化ビニル樹脂製のシートを使用する。これは柔軟
性がよくて被着体の表面形状によく追随できること、極
性が高いので粘着剤、トップコート剤との接着性にすぐ
れていること、耐塩水性、耐候性、退色防止性にもすぐ
れていることなどの理由による。係る軟質塩化ビニル樹
脂シートとしては、塩化ビニル樹脂樹脂、顔料、可塑剤
及び安定剤を混合したオルガノゾル組成物をカレンダー
押出し成形、キャスティング法等によりシート状に成形
されたものが使用できる。この軟質塩化ビニル樹脂シー
トの厚みは50〜200μm が適当である。
軟質塩化ビニル樹脂製のシートを使用する。これは柔軟
性がよくて被着体の表面形状によく追随できること、極
性が高いので粘着剤、トップコート剤との接着性にすぐ
れていること、耐塩水性、耐候性、退色防止性にもすぐ
れていることなどの理由による。係る軟質塩化ビニル樹
脂シートとしては、塩化ビニル樹脂樹脂、顔料、可塑剤
及び安定剤を混合したオルガノゾル組成物をカレンダー
押出し成形、キャスティング法等によりシート状に成形
されたものが使用できる。この軟質塩化ビニル樹脂シー
トの厚みは50〜200μm が適当である。
【0006】該シートの表面にはフッ素系樹脂のトップ
コート層が設けられる。このようなフッ素系樹脂として
は、末端に炭素数4〜20のパーフルオロアルキル基を
有し、付加重合性のビニル樹脂基を有する不飽和エステ
ルの重合体であればよく、ペルフルオロアルコキシフッ
素樹脂、ポリ四フッ化エチレン、四フッ化エチレン六フ
ッ化プロピレン共重合体、エチレン四フッ化エチレン共
重合体、フッ化ビニリデン、ポリクロロ三フッ化エチレ
ン、フッ化ビニル樹脂等、またこれらの重合体及び共重
合体が挙げられる。上記フッ素系樹脂層は溶媒に分散さ
れてロールコーター、ナイフコーター、グラビア印刷、
スプレー等の手段で塗布され、乾燥される。乾燥後の厚
みはおよそ数μm 〜20μm とされる。
コート層が設けられる。このようなフッ素系樹脂として
は、末端に炭素数4〜20のパーフルオロアルキル基を
有し、付加重合性のビニル樹脂基を有する不飽和エステ
ルの重合体であればよく、ペルフルオロアルコキシフッ
素樹脂、ポリ四フッ化エチレン、四フッ化エチレン六フ
ッ化プロピレン共重合体、エチレン四フッ化エチレン共
重合体、フッ化ビニリデン、ポリクロロ三フッ化エチレ
ン、フッ化ビニル樹脂等、またこれらの重合体及び共重
合体が挙げられる。上記フッ素系樹脂層は溶媒に分散さ
れてロールコーター、ナイフコーター、グラビア印刷、
スプレー等の手段で塗布され、乾燥される。乾燥後の厚
みはおよそ数μm 〜20μm とされる。
【0007】上記シートの裏面に積層される粘着剤層は
未加硫のブチルゴムを主成分とするもので、このものは
粘度が高く、粘着性、耐塩水性、耐老化性、耐候性等に
すぐれ、塗布厚みは溶剤乾燥後で50μm 程度が適当で
ある。通常は上記粘着剤層面に離型紙が貼り合わされ
る。
未加硫のブチルゴムを主成分とするもので、このものは
粘度が高く、粘着性、耐塩水性、耐老化性、耐候性等に
すぐれ、塗布厚みは溶剤乾燥後で50μm 程度が適当で
ある。通常は上記粘着剤層面に離型紙が貼り合わされ
る。
【0008】
【作用】軟質塩化ビニル樹脂シートを基材とするから被
着体の表面形状によく追随し、安定した貼着状態が得ら
れる。シートの表面にはフッ素系樹脂層が設けられてい
るのでシート基材が膨潤せず、また、貝殻や海草が付着
しない。シートの裏面にブチルゴムからなる粘着剤層が
積層されているので耐塩水性、耐老化性、耐候性等にす
ぐれる。
着体の表面形状によく追随し、安定した貼着状態が得ら
れる。シートの表面にはフッ素系樹脂層が設けられてい
るのでシート基材が膨潤せず、また、貝殻や海草が付着
しない。シートの裏面にブチルゴムからなる粘着剤層が
積層されているので耐塩水性、耐老化性、耐候性等にす
ぐれる。
【0009】
(実施例)図1は本発明保護用粘着シート1の拡大断面
図であり、キャスティング法により製された厚み100
μm の着色軟質塩化ビニル樹脂シート11(重合度17
00、分子量110000)の表面に、フッ素樹脂から
なる厚み5μm のトップコート層12が設けられてい
る。このトップコート層12は呉羽化学社製のフッ素系
樹脂「クレハKFポリマー」30重量部、溶剤としてメ
チルエチルケトン35重量部、トルエン35重量部から
なるフッ素樹脂分散液をロールコーターを用いて塗布、
乾燥することにより形成されたものである。
図であり、キャスティング法により製された厚み100
μm の着色軟質塩化ビニル樹脂シート11(重合度17
00、分子量110000)の表面に、フッ素樹脂から
なる厚み5μm のトップコート層12が設けられてい
る。このトップコート層12は呉羽化学社製のフッ素系
樹脂「クレハKFポリマー」30重量部、溶剤としてメ
チルエチルケトン35重量部、トルエン35重量部から
なるフッ素樹脂分散液をロールコーターを用いて塗布、
乾燥することにより形成されたものである。
【0010】該シート11の裏面にはブチルゴムからな
る厚み40μm の粘着剤層13が積層されている。該粘
着剤層13はブチルゴム(日本合成ゴム社製 商品名:
IIR268)100重量部、C9 水添石油系樹脂(三
井化学社製 商品名:ペトロジン)80重量部、フタル
酸ジオクチル50重量部を混合したものがロールコータ
ーで塗布、乾燥されたものである。粘着剤層13面には
離型紙14が貼り合わされている。
る厚み40μm の粘着剤層13が積層されている。該粘
着剤層13はブチルゴム(日本合成ゴム社製 商品名:
IIR268)100重量部、C9 水添石油系樹脂(三
井化学社製 商品名:ペトロジン)80重量部、フタル
酸ジオクチル50重量部を混合したものがロールコータ
ーで塗布、乾燥されたものである。粘着剤層13面には
離型紙14が貼り合わされている。
【0011】上記の保護用粘着シート1を500mm×5
00mmの大きさに切取って鋼板に貼り付けた試料を3%
食塩水に浸漬し、6ケ月後にシートの浮き上がり、剥離
の状態を観察したが浮き上がりも剥離も全くなかた。
又、上記と同じ試料を鋼板に貼り付けて海水中に浸漬
し、6ケ月後に貝殻、海草の付着状態を観察したが殆ど
付着していなかった。
00mmの大きさに切取って鋼板に貼り付けた試料を3%
食塩水に浸漬し、6ケ月後にシートの浮き上がり、剥離
の状態を観察したが浮き上がりも剥離も全くなかた。
又、上記と同じ試料を鋼板に貼り付けて海水中に浸漬
し、6ケ月後に貝殻、海草の付着状態を観察したが殆ど
付着していなかった。
【0012】(比較例1)実施例で用いたものと同じ軟
質塩化ビニル樹脂シートを用いて、この表面にはトップ
コート層を設けず、裏面にはブチルアクリレートと2エ
チルヘキシルアクリレートを主成分とするアクリル系粘
着剤層が積層されたものを用いた。これを実施例と同様
の方法により鋼板に貼り付けてシートの浮き上がり、剥
離の状態を観察した。浮き上がりはないが、端部で剥離
が数カ所発生した。
質塩化ビニル樹脂シートを用いて、この表面にはトップ
コート層を設けず、裏面にはブチルアクリレートと2エ
チルヘキシルアクリレートを主成分とするアクリル系粘
着剤層が積層されたものを用いた。これを実施例と同様
の方法により鋼板に貼り付けてシートの浮き上がり、剥
離の状態を観察した。浮き上がりはないが、端部で剥離
が数カ所発生した。
【0013】(比較例2)500mm×500mmの大きさ
の鋼板を海水中に浸漬し、6ケ月後に貝殻、海草の付着
状態を観察したところ、ほゞ全面に貝殻と海草が付着し
ていた。
の鋼板を海水中に浸漬し、6ケ月後に貝殻、海草の付着
状態を観察したところ、ほゞ全面に貝殻と海草が付着し
ていた。
【0014】(比較例3)500mm×500mmの大きさ
の塗装鋼板を海水中に浸漬し、6ケ月後に貝殻、海草の
付着状態を観察したところ、部分的に貝殻と海草が付着
していた。
の塗装鋼板を海水中に浸漬し、6ケ月後に貝殻、海草の
付着状態を観察したところ、部分的に貝殻と海草が付着
していた。
【0015】
【発明の効果】本発明保護用粘着シートは上記の構成と
なされており、シートの表面にはフッ素系樹脂層が設け
られているのでシート基材が膨潤せず、貝殻や海草が付
着しない。また、ブチルゴムからなる粘着剤層が裏面に
積層されているので耐塩水性、耐老化性、耐候性等にす
ぐれており、船体や海中の構築物等の表面保護用に好適
に用いられる。更に、軟質塩化ビニル樹脂シートを基材
とするから被着体の表面形状によく追随し、安定した貼
着状態が得られる。
なされており、シートの表面にはフッ素系樹脂層が設け
られているのでシート基材が膨潤せず、貝殻や海草が付
着しない。また、ブチルゴムからなる粘着剤層が裏面に
積層されているので耐塩水性、耐老化性、耐候性等にす
ぐれており、船体や海中の構築物等の表面保護用に好適
に用いられる。更に、軟質塩化ビニル樹脂シートを基材
とするから被着体の表面形状によく追随し、安定した貼
着状態が得られる。
【図1】本発明保護用粘着シートを示す拡大断面図であ
る。
る。
1 :保護用粘着シート 11:軟質塩化ビニル樹脂シート 12:トップコート層 13:粘着剤層
Claims (1)
- 【請求項1】 軟質塩化ビニル樹脂シートからなる基材
の表面にフッ素系樹脂層からなるトップコート層が設け
られ、裏面にブチルゴム系粘着剤層が積層されてなる保
護用粘着シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30100492A JPH06145617A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 保護用粘着シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30100492A JPH06145617A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 保護用粘着シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06145617A true JPH06145617A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17891674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30100492A Pending JPH06145617A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 保護用粘着シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06145617A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013139535A (ja) * | 2012-01-06 | 2013-07-18 | Nitto Denko Corp | 水生生物付着防止粘着テープ |
| WO2013146718A1 (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-03 | 日東電工株式会社 | 水生生物付着防止粘着テープ |
-
1992
- 1992-11-11 JP JP30100492A patent/JPH06145617A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013139535A (ja) * | 2012-01-06 | 2013-07-18 | Nitto Denko Corp | 水生生物付着防止粘着テープ |
| WO2013146718A1 (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-03 | 日東電工株式会社 | 水生生物付着防止粘着テープ |
| JP2013203925A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Nitto Denko Corp | 水生生物付着防止粘着テープ |
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