JPH06145749A - 循環流動層による鉱石の還元方法 - Google Patents
循環流動層による鉱石の還元方法Info
- Publication number
- JPH06145749A JPH06145749A JP29857992A JP29857992A JPH06145749A JP H06145749 A JPH06145749 A JP H06145749A JP 29857992 A JP29857992 A JP 29857992A JP 29857992 A JP29857992 A JP 29857992A JP H06145749 A JPH06145749 A JP H06145749A
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- circulating fluidized
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高炉、転炉に生成する微粉ダストを循環流動
層の粉状鉱石とともに還元する方法を提供する。 【構成】 反応流動層から飛散した還元鉱石を多段に設
けた固気分離器を介して反応流動層に循環する循環流動
層による鉱石の還元方法において、−5mmの粉鉱石に−
44μm粒径の粒子が30%以上の粒度分布を有する微
粉ダストを50%まで混合した粉鉱石を流動層に供給す
ることを特徴とする循環流動層による鉱石の還元方法。
層の粉状鉱石とともに還元する方法を提供する。 【構成】 反応流動層から飛散した還元鉱石を多段に設
けた固気分離器を介して反応流動層に循環する循環流動
層による鉱石の還元方法において、−5mmの粉鉱石に−
44μm粒径の粒子が30%以上の粒度分布を有する微
粉ダストを50%まで混合した粉鉱石を流動層に供給す
ることを特徴とする循環流動層による鉱石の還元方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉鉱石と微粉ダストの混
合粉を循環流動層を用いて還元する方法に関する。
合粉を循環流動層を用いて還元する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】粉鉄鉱石を循環流動層によって予備還元
する方法が提案されているが、例えば特開平1−111
807号公報には、側部に粉鉱石投入部と底面の全面に
ノズルを設けた流動用ガス導入部とを設けた反応流動層
(ライザー)と、その外側にサイクロンを介して粉体を
循環するための粉体循環部(ダウンカマー)を設け、サ
イクロンを介して粉体循環流動部を循環する粉体は還元
反応の進行の如何に拘わらず、ライザーに戻され、ライ
ザー中又はダウンカマー中の粒子の一部を予備還元の製
品として取り出して、溶融還元炉に供給している。
する方法が提案されているが、例えば特開平1−111
807号公報には、側部に粉鉱石投入部と底面の全面に
ノズルを設けた流動用ガス導入部とを設けた反応流動層
(ライザー)と、その外側にサイクロンを介して粉体を
循環するための粉体循環部(ダウンカマー)を設け、サ
イクロンを介して粉体循環流動部を循環する粉体は還元
反応の進行の如何に拘わらず、ライザーに戻され、ライ
ザー中又はダウンカマー中の粒子の一部を予備還元の製
品として取り出して、溶融還元炉に供給している。
【0003】しかしながら、かかる流動還元炉は、粉鉱
石を浮遊せしめた希薄な流動層において反応させるた
め、還元ガスの利用効率が悪く反応塔の容積当たりの生
産性が低く、又安定した還元率を有する成品を得るのが
困難であるという欠点がある。そのため、上記流動還元
炉において生産性を確保すると共に安定した還元率の成
品を得るための操業法が種々提案されている。
石を浮遊せしめた希薄な流動層において反応させるた
め、還元ガスの利用効率が悪く反応塔の容積当たりの生
産性が低く、又安定した還元率を有する成品を得るのが
困難であるという欠点がある。そのため、上記流動還元
炉において生産性を確保すると共に安定した還元率の成
品を得るための操業法が種々提案されている。
【0004】本出願人はさきに例えば特開平3−100
111号公報において、流動還元炉の操業において、鉱
石粒子の循環流量とガス流速、それによる粒子体積分率
と鉱石還元率との関連を解明した流動還元炉の操業方法
を提供した。一方高炉操業においては高炉炉頂より発生
するガスを清浄装置により集塵して高炉ダストとして回
収することが常用されている。又転炉操業においては廃
ガスの燃焼方式、非燃焼方式により表1のダストの粒度
分布が知られている。
111号公報において、流動還元炉の操業において、鉱
石粒子の循環流量とガス流速、それによる粒子体積分率
と鉱石還元率との関連を解明した流動還元炉の操業方法
を提供した。一方高炉操業においては高炉炉頂より発生
するガスを清浄装置により集塵して高炉ダストとして回
収することが常用されている。又転炉操業においては廃
ガスの燃焼方式、非燃焼方式により表1のダストの粒度
分布が知られている。
【0005】
【表1】
【0006】更に例えば特公昭58−56721号公報
においては微粉炭と還元鉄粉とを羽口から吹込み高炉鉄
のSi含有量の低減を図る提案がある。
においては微粉炭と還元鉄粉とを羽口から吹込み高炉鉄
のSi含有量の低減を図る提案がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】循環流動層においては
微粉ダストのみでは、高ガス流速で稀薄となってガス利
用率が上がらず、又低ガス流速ではガス処理量が小さい
ことから、生産性が小さくなる。本発明は循環流動層に
おいて微粉ダストを利用する鉱石の還元方法を提起する
ものである。
微粉ダストのみでは、高ガス流速で稀薄となってガス利
用率が上がらず、又低ガス流速ではガス処理量が小さい
ことから、生産性が小さくなる。本発明は循環流動層に
おいて微粉ダストを利用する鉱石の還元方法を提起する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は反応流動層から
飛散した還元鉱石を多段に設けた固気分離器を介して反
応流動層に循環する循環流動層による鉱石の還元方法に
おいて、−5mmの粉鉱石に−44μm粒径の粒子が30
%以上の粒度分布を有する微粉ダストを50%まで混合
した粉鉱石を流動層に供給することを特徴とする循環流
動層による鉱石の還元方法である。
飛散した還元鉱石を多段に設けた固気分離器を介して反
応流動層に循環する循環流動層による鉱石の還元方法に
おいて、−5mmの粉鉱石に−44μm粒径の粒子が30
%以上の粒度分布を有する微粉ダストを50%まで混合
した粉鉱石を流動層に供給することを特徴とする循環流
動層による鉱石の還元方法である。
【0009】更に本発明は2段目の固気分離器としてマ
ルチ型サイクロンを設け、あるいは多段の固気分離器と
して2段サイクロンを設け、その下流にセラミックフィ
ルターを設けることを特徴とする循環流動管による鉱石
の還元方法である。
ルチ型サイクロンを設け、あるいは多段の固気分離器と
して2段サイクロンを設け、その下流にセラミックフィ
ルターを設けることを特徴とする循環流動管による鉱石
の還元方法である。
【0010】以下本発明を図面について説明する。図1
において、1:ライザー、2:一次サイクロン、3:二
次サイクロン、4:一次ダウンカマー、5:二次ダウン
カマー、6:回収成品、7:セラミックフィルター、
8:微粉成品、9:還元ガス、10:粉鉱石+微粉ダス
トを示している。
において、1:ライザー、2:一次サイクロン、3:二
次サイクロン、4:一次ダウンカマー、5:二次ダウン
カマー、6:回収成品、7:セラミックフィルター、
8:微粉成品、9:還元ガス、10:粉鉱石+微粉ダス
トを示している。
【0011】同装置において、原料供給口からライザー
に粉状鉄鉱石+微粉ダストを投入し、ライザーの底部の
反応ガス導入口から、還元ガスを導入して流動層を形成
し、固気反応によって粉状鉱石を還元する。こうして還
元された鉱石はライザーの頂部から排ガスとともに一次
サイクロンに送られ、そこで捕集された粉鉱は一次ダウ
ンカマーからライザーに循環し、一部は分岐管を経て製
品ホッパーに回収される。又一次サイクロンから二次サ
イクロンに捕集された比較的粒径の細かい粉鉱は固気分
離の上二次ダウンカマーから一次ダウンカマーに回収さ
れる。
に粉状鉄鉱石+微粉ダストを投入し、ライザーの底部の
反応ガス導入口から、還元ガスを導入して流動層を形成
し、固気反応によって粉状鉱石を還元する。こうして還
元された鉱石はライザーの頂部から排ガスとともに一次
サイクロンに送られ、そこで捕集された粉鉱は一次ダウ
ンカマーからライザーに循環し、一部は分岐管を経て製
品ホッパーに回収される。又一次サイクロンから二次サ
イクロンに捕集された比較的粒径の細かい粉鉱は固気分
離の上二次ダウンカマーから一次ダウンカマーに回収さ
れる。
【0012】循環流動層の反応においては、微粉粒子と
ガスとの速度差が小さく、ライザー内の粒子滞在時間が
短かいために還元効率が低下することから、本発明は、
粗粉鉱石と微粉ダストとを混合することにより、ライザ
ー内で微粉粒子が粗粉粒子に衝突して、微粉粒子の速度
が減少する結果、微粉粒子のライザー内滞在時間が増加
して還元効率が向上することを確認したものである。
ガスとの速度差が小さく、ライザー内の粒子滞在時間が
短かいために還元効率が低下することから、本発明は、
粗粉鉱石と微粉ダストとを混合することにより、ライザ
ー内で微粉粒子が粗粉粒子に衝突して、微粉粒子の速度
が減少する結果、微粉粒子のライザー内滞在時間が増加
して還元効率が向上することを確認したものである。
【0013】即ち実験によると、粉鉱石としては5mmア
ンダー迄の粒径のものとし、微粉ダストとしては44μ
mアンダーまでの粒径が30%以上の粒度分布のものを
50%まで混合するとき、図2に示すように微粉ダスト
混合割合50%までのときに捕集ダスト還元率は上昇す
ることがわかる。
ンダー迄の粒径のものとし、微粉ダストとしては44μ
mアンダーまでの粒径が30%以上の粒度分布のものを
50%まで混合するとき、図2に示すように微粉ダスト
混合割合50%までのときに捕集ダスト還元率は上昇す
ることがわかる。
【0014】図3は流動層における粒子の模式図である
が、ライザーにおける反応中の微粉ダスト10−2は粗
粉鉱石10−1に衝突して、その結果ライザー内におけ
る粒子滞留時間が増大することが考えられる。サイクロ
ン集塵器としてはマルチ型サイクロンが知られている
が、本発明においても二次サイクロンとしてマルチ型サ
イクロンを用いるとよい。又二次サイクロンの下流にサ
ラミックフィルターもしくはガス冷却器+バグフィルタ
ーを併用してもよい。
が、ライザーにおける反応中の微粉ダスト10−2は粗
粉鉱石10−1に衝突して、その結果ライザー内におけ
る粒子滞留時間が増大することが考えられる。サイクロ
ン集塵器としてはマルチ型サイクロンが知られている
が、本発明においても二次サイクロンとしてマルチ型サ
イクロンを用いるとよい。又二次サイクロンの下流にサ
ラミックフィルターもしくはガス冷却器+バグフィルタ
ーを併用してもよい。
【0015】
【実施例】表2,表3の粒度及び表4の組成をもつ原料
を用い、還元ガスH2 :72.2%、H2 O:4.3
%、CO:19.2%、CO2 :0.8%、N2 :3.
5%により温度900℃、ライザー内空塔ガス速度8m/
s に設定し、図1の循環流動層を使用して還元を行なっ
た。
を用い、還元ガスH2 :72.2%、H2 O:4.3
%、CO:19.2%、CO2 :0.8%、N2 :3.
5%により温度900℃、ライザー内空塔ガス速度8m/
s に設定し、図1の循環流動層を使用して還元を行なっ
た。
【0016】
【表2】
【0017】
【表3】
【0018】
【表4】
【0019】操業の結果を表5に示す。
【0020】
【表5】
【0021】微粉ダストの混合割合50%で、二次サイ
クロンまでで捕集できなかった微粒の粒子の還元率は6
0%であった。本発明によると高炉の集塵ダストを塊成
化することなく利用して正常な流動層反応を得た。又転
炉ダストにおいても同等の効果を得た。
クロンまでで捕集できなかった微粒の粒子の還元率は6
0%であった。本発明によると高炉の集塵ダストを塊成
化することなく利用して正常な流動層反応を得た。又転
炉ダストにおいても同等の効果を得た。
【0022】
【発明の効果】本発明は高炉もしくは転炉操業における
微粉ダストを循環流動層の原料として有効利用すること
ができる。又流動層還元鉄粉は高炉羽口から吹込むこと
ができるので工業的効果は大きい。
微粉ダストを循環流動層の原料として有効利用すること
ができる。又流動層還元鉄粉は高炉羽口から吹込むこと
ができるので工業的効果は大きい。
【図1】本発明の説明図である。
【図2】捕集ダスト還元率と微粉ダスト混合割合との関
係を示す図表である。
係を示す図表である。
【図3】本発明の流動反応層の微粒子の模式図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 哲明 北九州市戸畑区大字中原46−59 新日本製 鐵株式会社機械・プラント事業部内
Claims (3)
- 【請求項1】 反応流動層から飛散した還元鉱石を多段
に設けた固気分離器を介して反応流動層に循環する循環
流動層による鉱石の還元方法において、−5mmの粉鉱石
に−44μm粒径の粒子が30%以上の粒度分布を有す
る微粉ダストを50%まで混合した粉鉱石を流動層に供
給することを特徴とする循環流動層による鉱石の還元方
法。 - 【請求項2】 2段目の固気分離器としてマルチ型サイ
クロンを設けることを特徴とする請求項1記載の循環流
動層による鉱石の還元方法。 - 【請求項3】 多段の固気分離器として2段サイクロン
を設け、その下流にセラミックフィルターを設けること
を特徴とする請求項1記載の循環流動層による鉱石の還
元方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29857992A JPH06145749A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 循環流動層による鉱石の還元方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29857992A JPH06145749A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 循環流動層による鉱石の還元方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06145749A true JPH06145749A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17861569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29857992A Withdrawn JPH06145749A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 循環流動層による鉱石の還元方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06145749A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005116274A2 (en) | 2004-05-31 | 2005-12-08 | Outokumpu Technology Oyj | A direct reduction process |
| AU2005248040B2 (en) * | 2004-05-31 | 2011-03-10 | Outotec Oyj | A direct reduction process |
| KR101482403B1 (ko) * | 2013-05-23 | 2015-01-13 | 주식회사 포스코 | 용철제조방법 |
| CN109371189A (zh) * | 2018-11-02 | 2019-02-22 | 中国石油大学(华东) | 铁矿粉和煤粉y型气流床分级还原气化炼铁工艺 |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP29857992A patent/JPH06145749A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005116274A2 (en) | 2004-05-31 | 2005-12-08 | Outokumpu Technology Oyj | A direct reduction process |
| WO2005116274A3 (en) * | 2004-05-31 | 2006-04-20 | Outokumpu Oy | A direct reduction process |
| JP2008501071A (ja) * | 2004-05-31 | 2008-01-17 | オウトクンプ テクノロジー オサケイティオ ユルキネン | 直接還元工程 |
| EA009504B1 (ru) * | 2004-05-31 | 2008-02-28 | Ототек Оюй | Способ прямого восстановления металлоносного сырьевого материала |
| US7780759B2 (en) | 2004-05-31 | 2010-08-24 | Outotec Oyj | Direct reduction process |
| AU2005248040B2 (en) * | 2004-05-31 | 2011-03-10 | Outotec Oyj | A direct reduction process |
| AU2005248040B9 (en) * | 2004-05-31 | 2011-12-01 | Outotec Oyj | A direct reduction process |
| KR101482403B1 (ko) * | 2013-05-23 | 2015-01-13 | 주식회사 포스코 | 용철제조방법 |
| CN109371189A (zh) * | 2018-11-02 | 2019-02-22 | 中国石油大学(华东) | 铁矿粉和煤粉y型气流床分级还原气化炼铁工艺 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000201 |