JPH06146767A - 磨耗検知機能付ビット - Google Patents
磨耗検知機能付ビットInfo
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- JPH06146767A JPH06146767A JP31596992A JP31596992A JPH06146767A JP H06146767 A JPH06146767 A JP H06146767A JP 31596992 A JP31596992 A JP 31596992A JP 31596992 A JP31596992 A JP 31596992A JP H06146767 A JPH06146767 A JP H06146767A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビットの磨耗、割れ、欠けによる故障等が予
測ができるようにした磨耗検知機能付ビットを提供する
ことを目的としている。 【構成】 超硬合金又はセラミックスからなる掘削用の
ビットにおいて、先端部の少なくとも1箇所以上に極微
量の放射線物質を有する放射線放出部材、又は、磁気を
帯有した検知部材を埋め込んでいることを特徴とする。
測ができるようにした磨耗検知機能付ビットを提供する
ことを目的としている。 【構成】 超硬合金又はセラミックスからなる掘削用の
ビットにおいて、先端部の少なくとも1箇所以上に極微
量の放射線物質を有する放射線放出部材、又は、磁気を
帯有した検知部材を埋め込んでいることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磨耗、チップの欠け、
割れによる損傷等を直接的又は間接的に検出することが
できるようにした掘削用のビットに関するものである。
例えば、密閉式、冷水式、TBM式等のシールド掘進機
に使用する磨耗検知機能付ビットに関する発明である。
割れによる損傷等を直接的又は間接的に検出することが
できるようにした掘削用のビットに関するものである。
例えば、密閉式、冷水式、TBM式等のシールド掘進機
に使用する磨耗検知機能付ビットに関する発明である。
【0002】
【従来の技術】近年、シールド掘進機は大深度での使用
が増加するとともに大型化に伴い、カッタードラムが大
口径化し、使用ビット数も増加している。シールド掘進
機の大型化により故障の発生率の頻度が高くなり信頼性
も低下している。もし、シールド掘進機が故障した場合
は、故障個所の発見が難しく、修理も大変危険なものに
なる。そのためシールド掘進機では、計画路線の掘削終
了まで使用しなければならず、故障が許されないものと
なっている。特に、大型シールド掘進機でビットの割れ
や欠けによる故障の場合、ビットはカッタードラムの前
側に取付けてあるので、その故障の位置の特定はできな
い。切削速度の急速な低下が起こり、初めて故障が起こ
ったとわかり、ビットの損傷が判るのである。深度での
ビットの取り替えのための作業は、カッタードラムの後
側で行うにしても、危険な状態の作業のため大工事にな
る。安全性の点からもう1つ別のトンネルを掘削してカ
ッタードラムの前面にまで掘り進み前面に安全な作業空
間を設けたうえ、ビットを替える必要がある。
が増加するとともに大型化に伴い、カッタードラムが大
口径化し、使用ビット数も増加している。シールド掘進
機の大型化により故障の発生率の頻度が高くなり信頼性
も低下している。もし、シールド掘進機が故障した場合
は、故障個所の発見が難しく、修理も大変危険なものに
なる。そのためシールド掘進機では、計画路線の掘削終
了まで使用しなければならず、故障が許されないものと
なっている。特に、大型シールド掘進機でビットの割れ
や欠けによる故障の場合、ビットはカッタードラムの前
側に取付けてあるので、その故障の位置の特定はできな
い。切削速度の急速な低下が起こり、初めて故障が起こ
ったとわかり、ビットの損傷が判るのである。深度での
ビットの取り替えのための作業は、カッタードラムの後
側で行うにしても、危険な状態の作業のため大工事にな
る。安全性の点からもう1つ別のトンネルを掘削してカ
ッタードラムの前面にまで掘り進み前面に安全な作業空
間を設けたうえ、ビットを替える必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ビットの取り替えのた
めには安全な作業空間が必要である。そのためビットの
取り替え時期の予測が重要であり、従来はビットの取り
替えの時期の予測は全くできなかった。
めには安全な作業空間が必要である。そのためビットの
取り替え時期の予測が重要であり、従来はビットの取り
替えの時期の予測は全くできなかった。
【0004】本発明は、上記従来技術の実情に鑑みてな
されたもので、ビットの磨耗、割れ、欠けによる故障等
が予測ができるようにした磨耗検知機能付ビットを提供
することを目的としている。
されたもので、ビットの磨耗、割れ、欠けによる故障等
が予測ができるようにした磨耗検知機能付ビットを提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磨耗検知機
能付ビットは、超硬合金又はセラミックスからなる掘削
用のビットにおいて、先端部の少なくとも1箇所以上に
極微量の放射線物質を有する放射線放出部材、又は、磁
気を帯有した検知部材を埋め込んでいる。
能付ビットは、超硬合金又はセラミックスからなる掘削
用のビットにおいて、先端部の少なくとも1箇所以上に
極微量の放射線物質を有する放射線放出部材、又は、磁
気を帯有した検知部材を埋め込んでいる。
【0006】
【作用】上記のように本発明の磨耗検知機能付ビット
は、例えば、超硬合金のチップをビット本体にロー付け
して構成している。このロー付けの前に、チップに穿孔
してその孔に単数又は複数の放射性同位元素を含ませて
形成した棒状、板状、球状等の放射線放出部材(検知部
材)を埋め込む等により磨耗検知機能を付加している。
この検知部材の取付位置は、ビットの先端部に少なくと
も1個所、特に磨耗し易い場所に埋め込む。このように
形成したビットをシールド掘進機の適宜の位置に装着し
て使用する。本発明の磨耗検知機能付ビットを装着した
シールド掘進機を動かし掘削した土砂中の放射線を検出
する。もし、土砂中で放射線が検出されなければ、ビッ
トは磨耗、欠け、割れ等の損耗がなく、原形のまま残っ
ていて使用できることがわかる。土砂中で検知部材の放
射線及び放射線量が検出されれば、その放射線量により
ビット先端の損耗量が判る。検知部材を取付ける位置と
放射線の特性を組合わせて使用することにより損耗した
ビットの位置、ビットの損耗量、欠けたビットの数等を
知ることができる。ビットでの放射線の特性、この特性
の数及びその特定の放射線量等を計数することにより、
全体の各ビットの状態が判る。各ビットの寿命の予測か
ら、取り替え時期の予想ができるので、安全な取り替え
作業場所の選定の準備ができ、これにより工事期間の短
縮及び工事費の軽減ができる。磁気を帯有した部材を用
いる場合も放射線物質と同様にビットを構成し、磁束密
度を測定すればよい。
は、例えば、超硬合金のチップをビット本体にロー付け
して構成している。このロー付けの前に、チップに穿孔
してその孔に単数又は複数の放射性同位元素を含ませて
形成した棒状、板状、球状等の放射線放出部材(検知部
材)を埋め込む等により磨耗検知機能を付加している。
この検知部材の取付位置は、ビットの先端部に少なくと
も1個所、特に磨耗し易い場所に埋め込む。このように
形成したビットをシールド掘進機の適宜の位置に装着し
て使用する。本発明の磨耗検知機能付ビットを装着した
シールド掘進機を動かし掘削した土砂中の放射線を検出
する。もし、土砂中で放射線が検出されなければ、ビッ
トは磨耗、欠け、割れ等の損耗がなく、原形のまま残っ
ていて使用できることがわかる。土砂中で検知部材の放
射線及び放射線量が検出されれば、その放射線量により
ビット先端の損耗量が判る。検知部材を取付ける位置と
放射線の特性を組合わせて使用することにより損耗した
ビットの位置、ビットの損耗量、欠けたビットの数等を
知ることができる。ビットでの放射線の特性、この特性
の数及びその特定の放射線量等を計数することにより、
全体の各ビットの状態が判る。各ビットの寿命の予測か
ら、取り替え時期の予想ができるので、安全な取り替え
作業場所の選定の準備ができ、これにより工事期間の短
縮及び工事費の軽減ができる。磁気を帯有した部材を用
いる場合も放射線物質と同様にビットを構成し、磁束密
度を測定すればよい。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1ないし図4は、本発明に係る磨耗検知機能付
ビットの第1実施例を説明するための図である。本発明
に係る損耗を検知する部材を取付けた磨耗検知機能付ビ
ット1は、ビット本体2に、進行方向の上流にチップ
3,3の2個を幅方向に並べて植え込み、下流にチップ
4,4の2個を幅方向に並べて植え込み、各切削チップ
3に検知部材5を取付けて構成している。このビット1
は、図示していないシールド掘進機のカッタードラムの
カッター面(前面)に、各ボルト挿通孔6にボルトを挿
通して、ねじ締めして装着する。
する。図1ないし図4は、本発明に係る磨耗検知機能付
ビットの第1実施例を説明するための図である。本発明
に係る損耗を検知する部材を取付けた磨耗検知機能付ビ
ット1は、ビット本体2に、進行方向の上流にチップ
3,3の2個を幅方向に並べて植え込み、下流にチップ
4,4の2個を幅方向に並べて植え込み、各切削チップ
3に検知部材5を取付けて構成している。このビット1
は、図示していないシールド掘進機のカッタードラムの
カッター面(前面)に、各ボルト挿通孔6にボルトを挿
通して、ねじ締めして装着する。
【0008】チップ3は、それぞれ、例えば、WC−C
o系からなる超硬合金で、これらの原料のタングステン
粉末、コバルト粉末等を所定の割合に秤量して混合し、
所要の形状にプレス成形して中間焼結し、次いで、本焼
結した後形研磨してその先端に切り歯を形成する。チッ
プ4も、チップ3と同様に、WC,Co系からなる超硬
合金から作製している。ビット本体2は、特殊鋼から所
定の形状に、例えば、図1に示すように、2本平行に溝
2a,2bを穿設して形成している。熱処理した後、溝
2a及び2bにチップ3,3及びチップ4,4がそれぞ
れ嵌着又はロー付けして植込んでいる。検知部材5は、
チップ3をビット本体2に嵌着する前に、チップ3の元
部に孔3aを穿設しこの孔3aに埋め込んで、ビット本
体2に取付けている。
o系からなる超硬合金で、これらの原料のタングステン
粉末、コバルト粉末等を所定の割合に秤量して混合し、
所要の形状にプレス成形して中間焼結し、次いで、本焼
結した後形研磨してその先端に切り歯を形成する。チッ
プ4も、チップ3と同様に、WC,Co系からなる超硬
合金から作製している。ビット本体2は、特殊鋼から所
定の形状に、例えば、図1に示すように、2本平行に溝
2a,2bを穿設して形成している。熱処理した後、溝
2a及び2bにチップ3,3及びチップ4,4がそれぞ
れ嵌着又はロー付けして植込んでいる。検知部材5は、
チップ3をビット本体2に嵌着する前に、チップ3の元
部に孔3aを穿設しこの孔3aに埋め込んで、ビット本
体2に取付けている。
【0009】検知部材5は、図4に示すように、放射能
を持った物質(例えばウラン系、アクチニウム系、トリ
ウム系)から放出する粒子、α線、β線、γ線、中性
子、X線、電磁波等のエネルギーを検出することのでき
る物質を用いて形成する。または、検知部材5に磁気を
帯有した物質、たとえば、フェライト系、アルニコ系、
ネオジウム系等磁気エネルギーを有する物質を用いて形
成する。本実施例によれば、ビット(チップ3)と検知
部材5が磨耗し、又はチップ3と検知部材5が欠けたり
割れたりして、一緒に損耗する。その放射線物質が土砂
流に混じって後方のポンプ室に送られる、それをポンプ
室の前又は後で放射線検知装置により放射線を測定する
と、チップ3の損耗状態を知ることができる。そして、
放射線の量を検出できるようにしておくと、許容損耗量
の推定が可能となる。また、その埋め込み位置によって
この検知部材5の放射線の特性を変えておくと、その特
性をを検出することによりビット刃先の損耗位置を把握
できる。
を持った物質(例えばウラン系、アクチニウム系、トリ
ウム系)から放出する粒子、α線、β線、γ線、中性
子、X線、電磁波等のエネルギーを検出することのでき
る物質を用いて形成する。または、検知部材5に磁気を
帯有した物質、たとえば、フェライト系、アルニコ系、
ネオジウム系等磁気エネルギーを有する物質を用いて形
成する。本実施例によれば、ビット(チップ3)と検知
部材5が磨耗し、又はチップ3と検知部材5が欠けたり
割れたりして、一緒に損耗する。その放射線物質が土砂
流に混じって後方のポンプ室に送られる、それをポンプ
室の前又は後で放射線検知装置により放射線を測定する
と、チップ3の損耗状態を知ることができる。そして、
放射線の量を検出できるようにしておくと、許容損耗量
の推定が可能となる。また、その埋め込み位置によって
この検知部材5の放射線の特性を変えておくと、その特
性をを検出することによりビット刃先の損耗位置を把握
できる。
【0010】図5は損耗を検知する部材の他の実施例を
示す図である。本実施例によれば、検知部材7の断面形
状を長方形の板状に形成している。この検知部材7は、
上記の第1実施例の検知部材5とは断面形状が異なる。
本実施例の検知部材7は、上記実施例と同様に使用でき
るとともに、埋め込まずに溝を穿設し又は壁面に接着等
により取付けることができ、取付けが容易である。
示す図である。本実施例によれば、検知部材7の断面形
状を長方形の板状に形成している。この検知部材7は、
上記の第1実施例の検知部材5とは断面形状が異なる。
本実施例の検知部材7は、上記実施例と同様に使用でき
るとともに、埋め込まずに溝を穿設し又は壁面に接着等
により取付けることができ、取付けが容易である。
【0011】図6は検知部材のさらに他の実施例を示す
図である。本実施例によれば、検知部材8の長さをペレ
ット状に短く形成している。この検知部材8は、上記の
第1実施例の検知部材5とは長さが異なる。本実施例の
検知部材8は、その幅方向及び深さ(損耗量)方向に、
その放射線の特性を変えることにより、各ビットの損耗
状態を知ることができるので、シールド掘進機の各ビッ
トの寿命の予測ができ、ビットの取り替えの工事管理が
できる。
図である。本実施例によれば、検知部材8の長さをペレ
ット状に短く形成している。この検知部材8は、上記の
第1実施例の検知部材5とは長さが異なる。本実施例の
検知部材8は、その幅方向及び深さ(損耗量)方向に、
その放射線の特性を変えることにより、各ビットの損耗
状態を知ることができるので、シールド掘進機の各ビッ
トの寿命の予測ができ、ビットの取り替えの工事管理が
できる。
【0012】図7は本発明に係る損耗を検知する検知部
材を取付けた磨耗検知機能付ビットの第2実施例を示す
断面図である。本実施例による検知部材を取付けたビッ
ト9は、第1実施例とほぼ同様にビット本体2に、チッ
プ3をこの回転方向の上流側に幅方向に並べて植え込
み、下流側に幅方向に並べてチップ4を植え込み、各切
削チップ3に球状の検知部材の代わりに球状の検知部材
10を取付けて構成している。この検知部材10は1個
所の孔に深さを変えて複数個埋め込んで取付けている。
この検知部材10は、上記のペレット状の検知部材8と
同様に使用できる。
材を取付けた磨耗検知機能付ビットの第2実施例を示す
断面図である。本実施例による検知部材を取付けたビッ
ト9は、第1実施例とほぼ同様にビット本体2に、チッ
プ3をこの回転方向の上流側に幅方向に並べて植え込
み、下流側に幅方向に並べてチップ4を植え込み、各切
削チップ3に球状の検知部材の代わりに球状の検知部材
10を取付けて構成している。この検知部材10は1個
所の孔に深さを変えて複数個埋め込んで取付けている。
この検知部材10は、上記のペレット状の検知部材8と
同様に使用できる。
【0013】図8ないし図10は、本発明に係る損耗を
検知する検知部材を取付けた磨耗検知機能付ビットの第
3実施例を示す図である。本実施例のビット11は、第
1実施例とは、幅方向に並べたチップの数と、検知部材
5の埋め込みの配置が異なっている。ビット本体12の
回転方向の上流側にチップ13a,13b,13b,1
3aと幅方向に4つ植え込み、下流側にチップ14,1
4,14,14と幅方向に4つ植え込んでいる。そし
て、端の各チップ13aにはその端部に検知部材5を2
個埋め込み、中央側のチップ13bにはその中央部に検
知部材5を1個埋め込んでいる。本実施例のようにチッ
プの数が異なるビットでは、それに応じて検知部材の取
付け位置を変えてもよい。
検知する検知部材を取付けた磨耗検知機能付ビットの第
3実施例を示す図である。本実施例のビット11は、第
1実施例とは、幅方向に並べたチップの数と、検知部材
5の埋め込みの配置が異なっている。ビット本体12の
回転方向の上流側にチップ13a,13b,13b,1
3aと幅方向に4つ植え込み、下流側にチップ14,1
4,14,14と幅方向に4つ植え込んでいる。そし
て、端の各チップ13aにはその端部に検知部材5を2
個埋め込み、中央側のチップ13bにはその中央部に検
知部材5を1個埋め込んでいる。本実施例のようにチッ
プの数が異なるビットでは、それに応じて検知部材の取
付け位置を変えてもよい。
【0014】図11及び図12は、第2の発明に係る損
耗を検知する検知部材を取付けた磨耗検知機能付ビット
の実施例を示す図である。本実施例のビット16は、上
記第1ないし第3実施例のビットの形状とは異なり、図
11に示すように単位刃の本体17にローラタイプの
刃、例えば、18a,18b,18cを形成することに
より構成している。刃18aは、図12に示すように、
本体17に硬化肉盛19を施すとともに検知部材5を埋
め込んだ超硬チップ20を植え込むことにより刃内に放
射線を放射する物質を埋め込んでいる。超硬チップ20
への検知部材5の埋め込みは、刃18aの円周方向に配
置する全ての超硬チップ20にしなくてもよい。本実施
例のビット16の配置した位置、各ビットの深さ(損耗
量)方向、各ビットの円周方向に、その放射線の特性を
変えることにより、各ビットの損耗状態を知ることがで
きる。
耗を検知する検知部材を取付けた磨耗検知機能付ビット
の実施例を示す図である。本実施例のビット16は、上
記第1ないし第3実施例のビットの形状とは異なり、図
11に示すように単位刃の本体17にローラタイプの
刃、例えば、18a,18b,18cを形成することに
より構成している。刃18aは、図12に示すように、
本体17に硬化肉盛19を施すとともに検知部材5を埋
め込んだ超硬チップ20を植え込むことにより刃内に放
射線を放射する物質を埋め込んでいる。超硬チップ20
への検知部材5の埋め込みは、刃18aの円周方向に配
置する全ての超硬チップ20にしなくてもよい。本実施
例のビット16の配置した位置、各ビットの深さ(損耗
量)方向、各ビットの円周方向に、その放射線の特性を
変えることにより、各ビットの損耗状態を知ることがで
きる。
【0015】上記のように本発明によれば、検知部材を
ビットに埋め込んでいるので、その検知部材を検出する
ことによって、ビットの磨耗、欠け、割れ等による損耗
を知ることができる。そして、幅方向及び深さ(損耗
量)方向に、その検知部材の特性を変えることにより、
ビットの場所とビット刃先の損耗位置を知ることができ
るので、シールド掘進機に取付けられた全体のビットの
寿命の予測管理ができるようになる。なお、上記実施例
でチップを植え込む例を示したが、図13に示すローラ
タイプのビットのように、ビットの刃21を、チップを
植え込まない本体17のみにより構成し、この刃内に検
知部材を埋め込んだたものとしてもよい。また、超硬合
金より形成する例で説明したが、セラミックス、その他
合金等から形成してもよい。また、ビットの磨耗、欠
け、割れ等による損耗を、検知部材が土砂と排出される
ときに検出する例で説明したが、カッタドラムの前面に
取付けてあるビットに検出器を近づけ、各ビットに残っ
ている放射線の特性及び放射線量を直接検出するように
してもよい。このようにすると残存量が直接わかるか
ら、より正確な寿命の予測ができる。
ビットに埋め込んでいるので、その検知部材を検出する
ことによって、ビットの磨耗、欠け、割れ等による損耗
を知ることができる。そして、幅方向及び深さ(損耗
量)方向に、その検知部材の特性を変えることにより、
ビットの場所とビット刃先の損耗位置を知ることができ
るので、シールド掘進機に取付けられた全体のビットの
寿命の予測管理ができるようになる。なお、上記実施例
でチップを植え込む例を示したが、図13に示すローラ
タイプのビットのように、ビットの刃21を、チップを
植え込まない本体17のみにより構成し、この刃内に検
知部材を埋め込んだたものとしてもよい。また、超硬合
金より形成する例で説明したが、セラミックス、その他
合金等から形成してもよい。また、ビットの磨耗、欠
け、割れ等による損耗を、検知部材が土砂と排出される
ときに検出する例で説明したが、カッタドラムの前面に
取付けてあるビットに検出器を近づけ、各ビットに残っ
ている放射線の特性及び放射線量を直接検出するように
してもよい。このようにすると残存量が直接わかるか
ら、より正確な寿命の予測ができる。
【0016】また、検知部材の取付けはチップの成形工
程中、例えば、タングステン、コバルト粉末を所定の割
合で混合し、プレス成形した後、この成形品中に検知部
材を埋め込み、中間焼結して取付けるようにするか、又
は本焼結後に埋め込むか、接着、ロー付け等により取付
けてもよい。本発明のビットは上記実施例に限られず、
他の形状、用途等のものにも使用できる。また、検知部
材の形状は、上記実施例に限られるものでなく、球でも
角柱等であってもよく、適宜の形状、寸法に設定できる
と同時に、取付け位置も適宜に変更できる。
程中、例えば、タングステン、コバルト粉末を所定の割
合で混合し、プレス成形した後、この成形品中に検知部
材を埋め込み、中間焼結して取付けるようにするか、又
は本焼結後に埋め込むか、接着、ロー付け等により取付
けてもよい。本発明のビットは上記実施例に限られず、
他の形状、用途等のものにも使用できる。また、検知部
材の形状は、上記実施例に限られるものでなく、球でも
角柱等であってもよく、適宜の形状、寸法に設定できる
と同時に、取付け位置も適宜に変更できる。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る磨耗、損傷を検知する検知
部材を取付けた磨耗検知機能付ビットは、ビットが磨
耗、割れ、欠け等により損耗した際、その損耗状態を放
射線又は磁束密度で検出するので、残りのビットの許容
損耗量等の推定が可能となり、それに伴いビットの寿命
の予測管理が可能となる。その結果、安全対策、正確な
作業計画ができる。
部材を取付けた磨耗検知機能付ビットは、ビットが磨
耗、割れ、欠け等により損耗した際、その損耗状態を放
射線又は磁束密度で検出するので、残りのビットの許容
損耗量等の推定が可能となり、それに伴いビットの寿命
の予測管理が可能となる。その結果、安全対策、正確な
作業計画ができる。
【図1】本発明による損耗を検知する検知部材を取付け
た磨耗検知機能付ビットの第1実施例を示す図2のA−
A線に沿う断面図である。
た磨耗検知機能付ビットの第1実施例を示す図2のA−
A線に沿う断面図である。
【図2】上記実施例の平面図である。
【図3】上記実施例の側面図である。
【図4】上記実施例の検知部材を示す図である。
【図5】検知部材の他の実施例を示す図である。
【図6】検知部材のさらに他の実施例を示す図である。
【図7】本発明によるビットの第2実施例を示す断面図
である。
である。
【図8】本発明によるビットの第3実施例を示す平面図
である。
である。
【図9】図8のB−B線に沿う断面図である。
【図10】図9のC−C線に沿う断面図である。
【図11】本発明によるビットの第4実施例を示す側面
図である。
図である。
【図12】図12のビットの刃先の拡大断面図である。
【図13】本発明によるビットのさらに他の実施例を示
す側面図である。
す側面図である。
1,9,11,16 ビット 2,17 ビット本体 3,13a,13b,20 チップ 5,7,8,10 検知部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本並 正信 大阪府松原市新堂3丁目16番地スターロイ 産業株式会社内 (72)発明者 佐藤 守 兵庫県川西市萩原台西2丁目193
Claims (3)
- 【請求項1】 超硬合金又はセラミックスのチップから
なる掘削用のビットにおいて、少なくとも1箇所以上に
放射線放出部材を取付けていることを特徴とする磨耗検
知機能付ビット。 - 【請求項2】 超硬合金又はセラミックス等からなる掘
削用のビットにおいて、回転刃内に放射線放出部材を取
付けていることを特徴とする磨耗検知機能付ビット。 - 【請求項3】 超硬合金又はセラミックスからなる掘削
用のビットにおいて、少なくとも1箇所以上に磁気を帯
有した検知部材を取付けていることを特徴とする磨耗検
知機能付ビット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31596992A JPH06146767A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 磨耗検知機能付ビット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31596992A JPH06146767A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 磨耗検知機能付ビット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06146767A true JPH06146767A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=18071767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31596992A Pending JPH06146767A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 磨耗検知機能付ビット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06146767A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010065808A3 (en) * | 2008-12-04 | 2010-08-19 | Baker Hughes Incorporated | Method of monitoring wear of rock bit cutters |
| CN102287199A (zh) * | 2011-06-24 | 2011-12-21 | 北京市三一重机有限公司 | 盾构机用电流断电感应式多级磨损检测刀具 |
| JP2019027131A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | 国立大学法人 東京大学 | トンネル掘削機の異常報知装置及び方法 |
| JP2019512055A (ja) * | 2016-02-29 | 2019-05-09 | ザ・サウス・アフリカン・ニュークリア・エナジー・コーポレーション・(エスオーシー)・リミテッド | タグ付き掘削エレメント |
| JP2023122164A (ja) * | 2022-02-22 | 2023-09-01 | 株式会社大林組 | 摩耗管理システム及び摩耗管理方法 |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP31596992A patent/JPH06146767A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010065808A3 (en) * | 2008-12-04 | 2010-08-19 | Baker Hughes Incorporated | Method of monitoring wear of rock bit cutters |
| US8006781B2 (en) | 2008-12-04 | 2011-08-30 | Baker Hughes Incorporated | Method of monitoring wear of rock bit cutters |
| US8757290B2 (en) | 2008-12-04 | 2014-06-24 | Baker Hughes Incorporated | Method of monitoring wear of rock bit cutters |
| CN102287199A (zh) * | 2011-06-24 | 2011-12-21 | 北京市三一重机有限公司 | 盾构机用电流断电感应式多级磨损检测刀具 |
| JP2019512055A (ja) * | 2016-02-29 | 2019-05-09 | ザ・サウス・アフリカン・ニュークリア・エナジー・コーポレーション・(エスオーシー)・リミテッド | タグ付き掘削エレメント |
| JP2019027131A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | 国立大学法人 東京大学 | トンネル掘削機の異常報知装置及び方法 |
| JP2023122164A (ja) * | 2022-02-22 | 2023-09-01 | 株式会社大林組 | 摩耗管理システム及び摩耗管理方法 |
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