JPH06147185A - 磁気浮上型真空ポンプ - Google Patents

磁気浮上型真空ポンプ

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JPH06147185A
JPH06147185A JP29965192A JP29965192A JPH06147185A JP H06147185 A JPH06147185 A JP H06147185A JP 29965192 A JP29965192 A JP 29965192A JP 29965192 A JP29965192 A JP 29965192A JP H06147185 A JPH06147185 A JP H06147185A
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JP
Japan
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rotor shaft
magnetic levitation
vacuum pump
type vacuum
rotation
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Application number
JP29965192A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Enosawa
秀樹 江野沢
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Seiko Seiki KK
Original Assignee
Seiko Seiki KK
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Publication date
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  • Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タッチダウンによる保護ベアリングのロック
を事前に検出することが可能な磁気浮上型真空ポンプを
提供する。 【構成】 磁気浮上型真空ポンプの通常運転を開始する
前に、半径方向電磁石20、24および軸方向電磁石3
2、34に励磁電流を供給してロータ軸18を非接触な
状態に磁気浮上させる。そして、高周波モータ30を数
千〔rpm〕の低速回転数で回転させる。この状態で、
高周波モータ30の回転とロータ軸18の磁気浮上を停
止して、タッチダウンさせる。このタッチダウンしてか
らロータ軸18が回転停止するまでの時間を計測し、所
定時間よりも短い場合に保護ベアリングのダメージが大
きいと判断し、その交換を指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気浮上型真空ポンプに
係り、詳細には、タッチダウンによる保護ベアリングの
ロックを事前に検出してメンテナンスを容易にした磁気
浮上型真空ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体製造におけるエッチング工
程やCVD工程において、真空状態を確保すると共にプ
ロセスガスの排出を行うために、真空ポンプが使用され
ている。この場合、潤滑油を使用した接触型の真空ポン
プを使用すると、SiH4 、PH3 、B2 6 、AS
3 等のプロセスガスに潤滑油が影響する虞れがあること
から、非接触軸受を使用した磁気浮上型真空ポンプが使
用されている。
【0003】磁気浮上型真空ポンプは、ロータ軸を電磁
石により軸方向および半径方向に磁気浮上させながら高
周波モータで回転することによって、ロータ軸に取付け
られたロータ翼で真空状態を確保するようになってい
る。そしてロータ軸の磁気浮上や、ロータ軸の位置の検
出、高周波モータの回転等の各種制御は、本体外部に配
置された制御部によって制御される。電磁石等の被制御
部は、本体に配置されたコネクタを介して接続ケーブル
で制御部と接続されている。
【0004】このような磁気浮上型真空ポンプの動作中
に、コネクタが外れる等の異常が発生すると、磁気浮上
状態で高速回転していたロータ軸と固定部等とが接触
(タッチダウン)し、磁気浮上型真空ポンプを破損する
虞れがある。このため、磁気浮上型真空ポンプでは、一
般に、装置を保護するために保護ベアリングが配置され
いる。
【0005】磁気浮上型真空ポンプの保護ベアリング
は、エッチング等を行うチャンバに接続された場合、こ
のチャンバ内に大気が突入したとき、例えばチャンバ内
の真空度を計測するための真空ゲージ管の破損により大
気が突入したときにも使用され、保護されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、磁気浮上型真
空ポンプは通常20000〔rpm〕〜48000〔r
pm〕の回転数で高速回転しているため、大気突入等に
よるタッチダウンを何回か行うと、保護ベアリングがダ
メージを受け、除々に回転しづらくなる。そして、保護
ベアリングが所定以上のダメージを受けた状態で、更に
タッチダウンを行うと、ついにタッチダウン時にベアリ
ングがロックしていまうという問題があった。
【0007】特に、ロックにより、ロータ軸とベアリン
グとが焼きついてしまう場合があり、この場合には、修
理する場合にも、分解等が困難になるだけでなく、交換
部品が多くなり、修理コストの増大につながっていた。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、
タッチダウンによる保護ベアリングのロックを事前に検
出することが可能な磁気浮上型真空ポンプを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、磁性を有するロータ軸と、このロータ軸を回転させ
る高周波モータと、前記ロータ軸と所定間隔をおいて配
置された複数の保護ベアリングと、前記ロータ軸を磁気
浮上させる複数の磁気浮上用電磁石と、前記ロータ軸の
位置を検出する複数の位置検出センサと、この位置検出
センサからの検出信号にもとづいて、前記ロータ軸を非
接触状態となる所定位置に磁気浮上させ、且つ保持する
ように上記複数の磁気浮上用電磁石に供給する電流を制
御する制御手段と、前記ロータ軸が所定の低速回転数で
回転している状態で前記ロータ軸を前記保護ベアリング
で軸受けさせ、前記ロータ軸の回転状態から前記保護ベ
アリングのダメージ状態を判断するダメージ判断手段
と、このダメージ判断手段により保護ベアリングが所定
以上のダメージであると判断された場合に、保護ベアリ
ングの交換を指示する交換指示手段とを、磁気浮上型真
空ポンプに具備させて前記目的を達成する。
【0009】
【作用】本発明の磁気浮上型真空ポンプでは、例えば、
運転開始前に保護ベアリングの回転状態をモニターする
ことにより、次にタッチダウンを起こした場合に保護ベ
アリングがロックする状態までダメージを受けているか
否かを判断する。そして、ダメージを受けている場合に
は、例えばアラーム等の警告により保護ベアリングの事
前交換を指示する。
【0010】
【実施例】以下本発明の磁気浮上型真空ポンプにおける
好適な実施例について、図1から図4を参照して詳細に
説明する。図1は磁気浮上型真空ポンプの全体構成を表
したものである。
【0011】この磁気浮上型真空ポンプは、例えば半導
体製造装置内等に設置され、チャンバ等からプロセスガ
スの排出を行うものである。この例では、円筒状の外装
体10の内側に複数のステータ翼12が配置され、この
それぞれのステータ翼12間に複数のロータ翼14が配
置されている。
【0012】このロータ翼14はロータ15の外周囲壁
に設けられ、ロータ15は磁性体のロータ軸18に連動
して回転するように、ボルト19でロータ軸18に固定
されている。ロータ15はいわゆる磁気軸受を利用して
おり、ロータ軸18の上部には、2対の半径方向電磁石
20がロータ軸18を挟んで対向配置されており、2対
の半径方向電磁石は互いに直交するように配置されてい
る。この半径方向電磁石20に隣接して、ロータ軸18
を挟んで対向する2対の半径方向センサー22が2対設
けられている。
【0013】さらに、ロータ軸18の下部には、同様に
2対の半径方向電磁石24が配置され、この半径方向電
磁石24にも、隣接して一対の半径方向センサー26が
2対設けられている。これら半径方向電磁石20、24
に励磁電流が供給されることによって、ロータ軸18が
磁気浮上される。この磁気浮上時に、半径方向センサー
22、26からの位置検知信号によって、ロータ軸18
が所定位置に保持されるように励磁電流が制御されるよ
うになっている。
【0014】また、この実施例における外装体10の内
側の半径方向センサー22と半径方向センサー26との
間には高周波モータ30が配置されている。この高周波
モータ30に通電されることによって、ロータ軸18お
よび、これに固定されたロータ翼14が回転するように
なっている。
【0015】ロータ軸18の下部には、円盤状の磁性体
の金属ディスク31が固定されており、この金属ディス
ク31を挟み、且つ対向した一対づづの軸方向電磁石3
2、34が配置されている。さらにロータ軸18の切断
端部に対向して軸方向センサー36が配置されている。
【0016】この軸方向電磁石32、34の励磁電流
は、軸方向センサー36からの位置検知信号に応じて制
御され、これによりロータ軸18が軸方向で所定位置に
保持されるようになっている。また、このロータ軸18
の下端部には、ロータ軸の回転数を検出するための回転
センサー38が配置されている。
【0017】さらに、タッチダウン時に装置全体を保護
するため、ロータ軸18の周囲上部に所定間隔をおいて
半径方向の保護ベアリング50が配置され、また、下部
に所定間隔をおいて軸方向の保護ベアリング51がそれ
ぞれ配置されている。これらの各部は、軸方向電磁石3
2、34の近傍に設けられたコネクタ44を通じて、磁
気軸受コントローラやメインコントローラ等を備える信
号処理系にケーブルで接続されている。
【0018】図2は磁気浮上型真空ポンプの電気的構成
を表したものである。磁気浮上型真空ポンプは、主とし
てマイクロプロセッサユニット(MPU)等を用いたシ
ステムコントローラ70と、磁気浮上用コントローラ8
0により概略構成されている。
【0019】システムコントローラ70は、磁気浮上型
真空ポンプの状態監視を行うと共に本実施例による判断
動作等の各種制御を行うCPU(中央処理装置)70
a、このCPU70aにおいて各種制御を実行するため
のプログラムやデータが格納されたROM(リード・オ
ンリ・メモリ)70b、ワーキングメモリとして使用さ
れるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)70c、キ
ーボードインタフェ−ス(I/F)70d、表示器I/
F70e、I/O70f、70g、70hを備えてお
り、これらはデータバス等のバスライン70jに接続さ
れている。また、CPU70aには、時間計測を行うた
めのタイマ70iが接続されている。
【0020】キーボ−ドI/F70dには、各種の動作
指示等の操作を行うキーボード74が接続されている。
また表示器I/F70eには、キーボード74からの操
作状態や、ロータ軸18の浮上状態、さらに磁気浮上型
真空ポンプの動作状態を表示するためのCRT、LCD
等の表示器76が接続されている。
【0021】I/O70fには磁気浮上用コントローラ
80が接続されている。この磁気浮上用コントローラ8
0は、半径方向センサー22、26と軸方向センサー3
6からの位置検知信号が各々入力されるPID(補正回
路)82a〜82eを備えており、これらPID82a
〜82eの各出力端子には、増幅器84a、〜84eが
それぞれ接続されている。
【0022】増幅器84a〜84dの出力端子には、一
対のコイルで構成される半径方向電磁石20、24が接
続されている。また、増幅部84eの出力端子には、一
対のコイルとして構成された軸方向電磁石32、34が
接続されている。この磁気浮上用コントローラ80は、
半径方向電磁石20、24に励磁電流を供給することに
よってロータ軸18を半径方向に磁気浮上させると共
に、半径方向センサー22、26からの位置検知信号に
応じてロータ軸18を半径方向所定位置に保持するよう
に増幅器84a〜84dの増幅率を変化させて、供給す
る励磁電流を変化させる制御を行う。
【0023】同時に、磁気浮上用コントローラ80は、
軸方向電磁石32、34に励磁電流を供給することによ
ってロータ軸18を軸方向に磁気浮上させると共に、軸
方向センサー36からの位置検知信号に応じてロータ軸
18を軸方向所定位置に保持するように増幅器84eの
増幅率を変化させて、供給する励磁電流を変化させる制
御を行う。
【0024】I/O70gには回転センサー38が接続
されており、この回転センサー38からのパルス信号が
CPU70aで読み取られ、ロータ軸18の回転数が検
出される。また、I/O70hには、高周波モータ30
を回転駆動するモータドライバー77が接続されてい
る。モータドハイバ77は、図示しないAC電源をコン
バータで直流に変換した後、再びインバータにより3相
交流として高周波モータ30に供給するようになってい
る。
【0025】更に、CPU70aには、時間計測を行う
ためのタイマ70iが接続されている。次に、このよう
に構成された磁気浮上型真空ポンプにより、保護ベアリ
ング50、51を交換する必要があるか否かを判断する
動作について説明する。
【0026】第1の判断動作 図3は第1の判断動作を表したものである。まず、磁気
浮上型真空ポンプの通常運転を開始する前に、CPU7
0aは、I/O70fを介して磁気浮上用コントローラ
80にロータ軸18の磁気浮上を指示する。
【0027】磁気浮上用コントローラ80は、CPU7
0aからの指示を受けると、半径方向電磁石20、24
および軸方向電磁石32、34に励磁電流を供給してロ
ータ軸18を磁気浮上させる(ステップ31)。この場
合、磁気浮上用コントローラ80では、半径方向センサ
22、26および軸方向センサ36からの位置検知信号
により、PID82a〜82eおよび増幅部84a〜8
4eによって励磁電流を制御することにより、ロータ軸
18が軸中心に保持される。
【0028】また、CPU70aは、I/O70hを介
してモータドライバー77に高周波モータ30の回転開
始を指示する。高周波モータ30はこの指示を受ける
と、変換した3相交流を出力して高周波モータ30を回
転させる(ステップ32)。CPU70aは、高周波モ
ータ30の回転によるロータ軸18の回転数を、I/O
70gを介して回転センサ38から供給されるパルス信
号を読み取ることにより検出する。そして検出したロー
タ軸18の回転数が所定値、例えば、1分間あたり数千
回の低回転数に到達したか否かを監視する(ステップ3
2)。
【0029】CPU70aは、ロータ軸18の回転数が
所定値に到達すると(ステップ33;Y)、ロータ軸1
8が回転している状態でロータ軸18を上下動させるよ
うに、磁気浮上用コントローラ80に指示をする(ステ
ップ34)。磁気浮上用コントローラ80では、軸方向
電磁石32と軸方向電磁石34に供給する励磁電流をそ
れぞれ交互に変化させることにより、上下方向に交互に
押しつける。
【0030】この間、CPU70aは軸方向センサ36
から磁気浮上用コントローラ80、I/O70fを介し
て供給される位置検出信号を監視することにより、ロー
タ軸18の回転状態を監視する(ステップ35)。CP
U70aは、軸方向センサ36からの位置検出信号によ
りロータ軸18の振動幅が所定値を越えるか否かにより
回転異常か否かを判断する(ステップ36)。回転異常
であると判断された場合には(ステップ36;Y)、保
護ベアリングのダメージが大きいと判断し、表示器I/
F70eを介して、保護ベアリング50、51の交換要
求を表示器76に表示し(ステップ37)、第1の判断
動作を終了する。
【0031】なお、回転異常であると判断された場合、
CPU70aは、保護ベアリング50、51が交換され
るまで、磁気浮上型真空ポンプの通常運転動作を禁止す
るように制御する。一方、回転異常でないと判断された
場合(ステップ36;N)、第1の判断動作を終了し
て、通常動作に移行する。
【0032】第2の判断動作 この第2の判断動作では、ロータ軸18を磁気浮上させ
て低回転数で回転させた状態からタッチダウンさせ、ロ
ータ軸18が停止するまでの時間により、保護ベアリン
グの交換が必要か否かを判断するものである。
【0033】図4は第2の判断動作を表したものであ
る。まずCPU70aは、第1の判断動作と同様に、磁
気浮上型真空ポンプの通常運転を開始する前に、磁気浮
上用コントローラ80に指示してロータ軸18を磁気浮
上させる(ステップ41)、と共に、モータドラバー7
7に指示して高周波モータ30を回転させる(ステップ
42)。
【0034】そして、CPU70aは、回転センサ38
から供給されるパルス信号から検出されるロータ軸18
の回転数が数千〔rpm〕の所定値に到達したか否かを
監視する(ステップ42)。CPU70aは、回転数が
所定値に到達すると(ステップ43;Y)、ロータ軸1
8をタッチダウンさせる(ステップ44)。すなわちC
PU70aは、I/O70hを介してモータドライバー
77に3相交流の供給停止を指示することより、高周波
モータ30のを回転を停止させる共に、I/O70fを
介して磁気浮上用コントローラ80に励磁電流の供給停
止を指示することにより、ロータ軸18の磁気浮上を停
止させる。これによって、ロータ軸18はタッチダウン
し、保護ベアリング50、51で軸支されながら回転す
る。
【0035】同時にPU70aは、タイマ70iによる
回転停止時間の計測をスタートさせる(ステップ4
5)。そして、CPU70aは、I/O70gを介して
回転センサ38から供給されるパルス信号から、ロータ
軸18の回転が停止したか否かを監視する(ステップ4
6)。ロータ軸18の回転が停止すると(ステップ4
6;Y)、CPU70aはタイマ70iから回転停止に
要した時間を読み取り、この停止時間が所定値以下か否
かを判断する(ステップ47)。
【0036】停止時間が所定値以下であると判断された
場合(ステップ47;Y)、停止時間が短いのは、保護
ベアリング50、51がダメージを受けておりスムーズ
な回転が行われていないためであると判断されることか
ら、保護ベアリングの交換要求を表示器I/F70eを
介して表示器76に表示し(ステップ48)、第1の判
断動作を終了する。
【0037】なお、第1の判断動作と同様に、保護ベア
リング50、51のダメージが大きいと判断された場
合、CPU70aは、保護ベアリング50、51が交換
されるまで磁気浮上型真空ポンプの通常運転動作を禁止
するように制御する。一方、回転異常でないと判断され
た場合(ステップ47;N)、第2の判断動作を終了し
て、通常動作に移行する。
【0038】なお、この第2の判断動作において、保護
ベアリングのダメージを判断する基準となる停止時間の
所定値については、予め、磁気浮上型真空ポンプが通常
運転を行うときの回転数(20000〔rpm〕〜48
000〔rpm〕)等の種々の条件によって決定され、
その値はROM70bに予め格納される。
【0039】以上説明したように、本実施例によれば、
磁気浮上型真空ポンプの通常運転を開始する前に、保護
ベアリングが受けているダメージの状態を検出して交換
を要求するようにしているので、タッチダウンによる保
護ベアリングがロックしたり、ロータの破損等の大きな
損害の発生を事前に防止することができる。
【0040】なお、保護ベアリングのダメージ状態を検
出する第1または第2の判断動作は、必ずしも通常運転
動作開始前に行う必要はなく、例えば、タッチダウンが
発生した後に判断動作を行うようにしてもよい。また、
以上説明した実施例では、保護ベアリングの交換が必要
であると判断された場合に表示器を交換要求を指示する
事としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えばシステムコントローラのバスラインにI/Oを介
してブザー等の警告装置を接続してアラーム音により交
換要求を知らせるようにしてもよい。また、I/Oを介
して音声合成装置を接続し、音声により保護ベアリング
の交換を要求するようにしてもよい。
【0041】さらに、本発明では、所定回転数の低回転
までロータ軸を磁気浮上させた状態で回転させた後に、
タッチダウンをさせ、この時の半径方向センサ22、2
6、および軸方向センサ36の位置検出信号から保護ベ
アリングのダメージ状態を判断するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明の磁気浮上型真空ポンプによれ
ば、以上の説明から明らかなように、タッチダウンによ
る保護ベアリングのロックを事前に検出するため、メン
テナンスを容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気浮上型真空ポンプにおける一実施
例の構成図である。
【図2】同上、実施例の電気的構成を示すブロック線図
である。
【図3】同上、実施例の第1の判断動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】同上、実施例の第2の判断動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
15 ロータ 20、24 半径方向電磁石 30 高周波モータ 32、34 軸方向電磁石 50、51 保護ベアリング 70 システムコントローラ 80 磁気浮上用コントローラ 77 モータドライバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性を有するロータ軸と、 このロータ軸を回転させる高周波モータと、 前記ロータ軸と所定間隔をおいて配置された複数の保護
    ベアリングと、 前記ロータ軸を磁気浮上させる複数の磁気浮上用電磁石
    と、 前記ロータ軸の位置を検出する複数の位置検出センサ
    と、 この位置検出センサからの検出信号にもとづいて、前記
    ロータ軸を非接触状態となる所定位置に磁気浮上させ、
    且つ保持するように上記複数の磁気浮上用電磁石に供給
    する電流を制御する制御手段と、 前記ロータ軸が所定の低速回転数で回転している状態で
    前記ロータ軸を前記保護ベアリングで軸受けさせ、前記
    ロータ軸の回転状態から前記保護ベアリングのダメージ
    状態を判断するダメージ判断手段と、 このダメージ判断手段により保護ベアリングが所定以上
    のダメージであると判断された場合に、保護ベアリング
    の交換を指示する交換指示手段とを具備することを特徴
    とする磁気浮上型真空ポンプ。
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