JPH06147607A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH06147607A
JPH06147607A JP4307307A JP30730792A JPH06147607A JP H06147607 A JPH06147607 A JP H06147607A JP 4307307 A JP4307307 A JP 4307307A JP 30730792 A JP30730792 A JP 30730792A JP H06147607 A JPH06147607 A JP H06147607A
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JP
Japan
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voltage
power supply
circuit
air conditioner
electric motor
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Application number
JP4307307A
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English (en)
Inventor
Toru Inoue
井上  徹
Shiro Kurashima
史朗 倉島
Hideki Terauchi
英樹 寺内
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御回路及び電動機の小型化を可能とし、高
能力化、小型化された空気調和機を提供する。 【構成】 室内ユニットの室内側送風機用電動機6及び
室外ユニットの室外側送風機用電動機12は、それを回
転駆動するための3相インバータとその周辺回路が一体
化されてなるワンチップ3相インバ−タモノリシックI
Cを内蔵、搭載している。室内制御部2では、整流回路
3と平滑コンデンサ4とにより商用電源1からの商用交
流電圧が整流平滑されて、室内側送風機用電動機6の電
源電圧が形成され、室外制御部7では、整流回路8と平
滑コンデンサ9とにより商用交流電圧が整流平滑され
て、室外側送風機用電動機12の電源電圧が形成され
る。整流回路8と平滑コンデンサ9とにより商用交流電
圧が整流平滑されて得られた直流電圧は、また、電磁弁
14の電源電圧にもなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機に係り、特
に、可変速制御を可能としたインバ−タを搭載した空気
調和機の電源供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機は、図8に示すように、室内
ユニット32と室外ユニット33とからなり、これらの
間が冷媒を通す配管34によって接続されている。室内
ユニット32では、室内側送風機用電動機36によって
回転駆動される室内側ファン35により、室内の空気が
吸い込まれて、暖風もしくは冷風として室内に吹き出さ
れる。また、室外ユニット33では、室外側送風機用電
動機38によって回転駆動される室外ファン37によ
り、室外から空気が吸い込まれ、冷媒にこの空気の熱が
伝達され、或いは冷媒の熱がこの空気に伝達される。か
かる冷媒が配管34を介して室内ユニット32に送ら
れ、冷媒の熱によって上記のように室内の空気が暖風と
なったり、或いは室内の空気が熱を冷媒に取られて上記
のように冷風となったりする。
【0003】なお、室外ユニット33には、冷媒が循環
する冷凍サイクルに、冷媒の流れを逆転させるための四
方弁や冷媒の流れを流通/遮断する二方弁等の電磁弁が
設けられており、かかる電磁弁により、空気調和機の暖
房機能や冷房機能等の各種機能が切替設定できるように
している。
【0004】図9はこのような従来の空気調和機での送
風機用電動機、圧縮機用電動機及び電磁弁への電源供給
方法の一例を示す回路図であって、1は商用電源、2は
室内制御部、3は室内ファンモ−タ電源用整流回路、4
は平滑コンデンサ、5は制御回路、6'は室内側送風機
用電動機、7は室外制御部、8は整流回路、9は平滑コ
ンデンサ、10はインバータ、11は制御回路、12'
は室外側送風機用電動機、13は圧縮機用電動機、14
は電磁弁コイル、15はリレー、39はDC/DCコン
バータである。
【0005】同図において、商用電源1からの商用交流
電圧は、室内制御部2において、室内ファンモ−タ電源
用整流回路3で整流され、平滑コンデンサ4で平滑され
て直流電圧が形成される。この直流電圧はDC/DCコ
ンバータ39で降圧され、制御回路5からの電圧指令に
より、室内側送風機用電動機6'が所定の回転数で回転
するような所定の直流電圧Vdc'が形成されて、電源電
圧として、室内側送風機用電動機6'に供給される。制
御回路5は、この指令とDC/DCコンバ−タ16の出
力電圧Vdc'とが等しくなるように、フィ−ドバック制
御する。
【0006】室外側制御部7では、室内側制御部2を介
して供給される商用電源1からの商用交流電圧が整流回
路8で整流され、平滑コンデンサ9で平滑されて直流電
圧Vdが形成される。この直流電圧Vdは、電源電圧とし
て、インバータ10から圧縮機用電動機13に供給され
る。このインバータ10から圧縮機用電動機13への電
源電圧Vdの供給は制御回路11からの指令によって制
御され、これにより、圧縮機用電動機13の回転数が制
御される。かかる圧縮機用電動機13の回転数の制御方
法は、例えば特開昭62−037093号公報や特開昭
62−217892号公報等に記載されている。
【0007】また、この直流電圧Vdは電源電圧として
室外側送風機用電動機49に供給される。この室外側送
風機用電動機12'の回転数は、制御回路11の指令に
よって制御される。さらに、リレー15を介して電磁弁
14のコイルで商用交流電圧を供給することにより、電
磁弁14の内部の可動鉄片が吸引され、冷凍サイクルの
冷媒の流れが切り替えられる。
【0008】図10は図9における室内側送風機用電動
機6'の内部構成を示すブロック図であって、40はロ
ジック回路、41はセンサ増幅回路、42A,42B,
42Cはホール素子センサ、43はステータ、Q1〜Q
6はスイッチングトランジスタ、D1〜D6はダイオー
ドである。
【0009】同図において、PNP型のスイッチングト
ランジスタQ1〜Q3夫々のエミッタにDC/DCコン
バータ39(図9)から出力される電源電圧Vdc'の+
側が、また、NPN型のスイッチングトランジスタQ4
〜Q6夫々のエミッタにこの電源電圧Vdc'の−側が供
給され、スイッチングトランジスタQ1,Q4のコレク
タがともにステ−タ43に設けられた第1のコイルに、
スイッチングトランジスタQ2,Q5のコレクタがとも
にステ−タ43に設けられた第2のコイルに、スイッチ
ングトランジスタQ3,Q6のコレクタがともにステ−
タ43に設けられた第3のコイルに夫々接続されてい
る。また、これらスイッチングトランジスタQ1〜Q6
のベースはロジック回路40に接続され、さらに、これ
らスイッチングトランジスタQ1〜Q6には、そのコレ
クタ・エミッタ間に夫々ダイオードD1〜D6が接続さ
れている。
【0010】電源電圧Vdc'が供給されると、ホ−ル素
子センサ42A,42B,42Cによって図示しないロ
−タの磁極が検出され、それらの検出出力が、センサ増
幅回路41で増幅及び波形整形された後、ロジック回路
40に供給される。ロジック回路40は、このホ−ル素
子センサ42A,42B,42Cからの3相のロ−タ位
置信号により、電気角120°で同じく120°ずつ位
相がずれたスイッチング信号をスイッチングトランジス
タQ1,Q2,Q3のベースに順番に供給し、また、電
気角120°で同じく120°ずつ位相がずれ、かつス
イッチングトランジスタQ1,Q2,Q3に供給される
スイッチング信号よりも60°ずれたスイッチング信号
をスイッチングトランジスQ4,Q5,Q6のベースに
順番に供給する。これにより、室内側送風機用電動機
6'が回転し、その回転数はDC/DCコンバータ39
からの電源電圧Vdc'に比例する。
【0011】図11は図9での室外側送風機用電動機1
2'の一例を示す構成図であって、16は内部電源回
路、17はロジック回路、18はドライブ回路、19は
過電流保護回路、20はステ−タ、21A〜21Cはホ
−ル素子センサ、22はセンサ増幅回路、23は回転数
信号形成回路、24は速度補正回路、25はPWM(パ
ルス幅変調)信号形成回路、26は起動電流制限回路、
27は発振回路である。
【0012】同図において、NPN型のスイッチングト
ランジスタQ7〜Q9夫々のエミッタに平滑コンデンサ
9(図9)から出力される電源電圧Vdのプラス側が、
また、NPN型のスイッチングトランジスタQ10〜Q
12夫々のエミッタにこの電源電圧Vdのマイナス側が
供給され、スイッチングトランジスタQ7,Q10のコ
レクタがともにステータ20に設けられた第1のコイル
に、スイッチングトランジスタQ8,Q11のコレクタ
がともにステータ20に設けられた第2のコイルに、ス
イッチングトランジスタQ9,Q12のコレクタがとも
にステータ20に設けられた第3のコイルに夫々接続さ
れている。また、これらスイッチングトランジスタQ7
〜Q12のベースはドライブ回路18に接続され、さら
に、これらスイッチングトランジスタQ7〜Q12に
は、そのコレクタ・エミッタ間に夫々ダイオードD7〜
D12が接続されている。
【0013】ドライブ回路18は、電気角で120°ず
つ順番にスイッチングトランジスタQ7,Q8,Q9を
オンし、また、同じく電気角で120°ずつPWM信号
形成回路25で形成されたPWM信号でチョッピングし
て順番にスイッチングトランジスタQ10,Q11,Q
12をオンする。
【0014】そこで、直流電圧Vdが印加されると、各
回路に電源電圧が印加されて動作状態となり、これによ
り、発振回路27が起動してPWM信号形成回路25が
所定周期のPWM信号を発生する。ロジック回路17は
このPWM信号から3相のスイッチング信号を形成し、
このスイッチング信号に応じてドライブ回路18が各ス
イッチングトランジスタQ7〜Q9とスイッチングトラ
ンジスタQ10〜Q12とを順番にオン/オフ駆動す
る。これにより、ステータ20に設けられた各コイルに
所定方向に電流が流れ、図示しないロ−タが回転を開始
して室外側送風機用電動機12' が起動する。
【0015】この室外側送風機用電動機12'の起動
時、起動電流制限回路26は、過電流保護回路19の検
出結果に基づいて、各スイッチングトランジスタQ7〜
Q12に流れる起動電流が過大とならないように、PW
M信号形成回路25を制御してPWM信号のデュ−ティ
比を調整する。そして、室外側送風機用電動機12'が
起動すると、ホ−ル素子センサ21A,21B,21C
がそのロ−タの回転を検出し、ロ−タの1回転を電気角
360°として、電気角で120°ずつ位相が異なり、
かつ電気角で180°の時間幅のロ−タ位置信号を発生
する。これらロ−タ位置信号は、所定のゲインに調整さ
れたセンサ増幅回路22で増幅、波形整形等の処理がな
された後、ロジック回路17に供給されるとともに、こ
れらロ−タ位置信号の1つ、例えばホ−ル素子センサ2
1Aから発生されたロ−タ位置信号が回転数信号形成回
路23に供給され、その周波数もしくは周期により、ロ
−タの回転数を表わす回転数信号が形成される。この回
転数信号は速度補正回路24に供給され、制御回路11
(図9)からの速度指令による回転数と比較されてこれ
らの差に応じた速度補正信号が形成される。この速度補
正信号により、PWM信号形成回路25から出力される
PWM信号のデュ−ティ比が制御される。
【0016】ロジック回路17は、センサ増幅回路22
から供給される3相のロ−タ位置信号から、電気角12
0°で同じく電気角120°ずつ位相がずれたタイミン
グでスイッチングトランジスタQ7〜Q9を順次オン/
オフするための転流信号(スイッチング信号)と、この
転流信号に応じてPWM信号形成回路25からのPWM
信号と同一周期、同一デュ−ティ比のスイッチング信号
とを形成し、ドライブ回路18に送る。
【0017】これにより、速度補正回路24からの速度
補正信号によって補正されたPWM信号のデュ−ティ比
に応じてステータ20に設けられた各コイルの通電時間
が制御され、ロ−タの回転数が制御回路11からの速度
指令による回転数に一致するように制御される。ロ−タ
の回転数が変化すると、ホ−ル素子センサ21A〜21
Cの周期もこれに応じて変化するため、スイッチングト
ランジスタQ7〜Q12は夫々ロ−タの1/3回転期間
ずつオンする。
【0018】このようにして、ロ−タの回転数はPWM
信号のデュ−ティ比により決まり、このPWM信号のデ
ュ−ティ比を変化させることにより、室外側送風機用電
動機12' の回転数を変化させることができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の空
気調和機において、室内側送風機用電動機6'はDC/
DCコンバ−タ16を必要とするため、室内側制御部2
にDC/DCコンバ−タ16の収納スペ−スが必要とな
り、室内側制御部2の小型化の妨げになる。
【0020】また、かかる空気調和機において、室内制
御部2が占めるスペースの割合が大きいため、空気調和
機の意匠上の制約や、熱交換器の大きさにおける制約
(熱交換面積)があった。
【0021】さらに、DC/DCコンバ−タを必要とし
ない室外側送風機用電動機12'のように、内部に回転
数制御回路を設ける場合には、部品数多く複雑な構成の
回路を内蔵するために、電動機自体が大型になってしま
い、この結果、空気調和機の小型化には向かないし、製
造原価の面でも割高になってしまう。
【0022】さらにまた、電磁弁が交流駆動のため、他
の回路の直流部分との分離が必要であり、配線やプリン
ト基板上のスペースを必要として小型化に向かないとい
う問題もあった。
【0023】本発明の目的は、かかる問題を解消し、各
制御回路の小型化及び電動機の小型化を可能として、高
能力化あるいは、小型化が実現できるようにした空気調
和機を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、室内側送風機用電動機や室外側送風機用
電動機,圧縮機電動機のインバ−タと該電磁弁とに、商
用交流電圧を整流・平滑して得られる直流電圧を電源電
圧として供給制御する。
【0025】また、本発明は、室内側送風機用電動機や
室外側送風機用電動機のインバ−タとその周辺回路をモ
ノリシックIC化し、夫々室内側送風機用電動機や室外
側送風機用電動機内に収納する。
【0026】
【作用】各電動機のインバータや電磁弁の電源電圧を商
用交流電圧を直接整流、平滑して得ているので、DC/
DCコンバータ等の電圧変換手段を不要とし、空気調和
機の小型化が図れるし、電磁弁も直流駆動化されること
により、空気調和機の制御回路の部品数や占有スペ−ス
の低減が可能となるし、高効率化が図れる。
【0027】また、室内側送風機用電動機や室外側送風
機用電動機のインバ−タとその周辺回路をモノリシック
IC化し、夫々室内側送風機用電動機や室外側送風機用
電動機内に収納するので、これら電動機内の回路系の部
品点数やその占有スペ−スが低減し、これら電動機の小
型化が図れる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1は本発明による空気調和機の一実施例を示すブ
ロック図であって、6は室内側送風機用電動機、12は
室外側送風機用電動機であり、図9に対応する部分には
同一符号をつけて重複する説明を省略する。
【0029】この実施例が図9に示した従来の空気調和
機と異なる点は、図1において、室内側送風機用電動機
6がワンチップ3相インバ−タ搭載し、商用交流電圧を
整流回路3と平滑コンデンサ4とで整流・平滑して得ら
れる直流電圧Vdcを電源電圧とした点と、電磁弁14の
電源電圧として、商用交流電圧を整流回路3と平滑コン
デンサ4とで整流・平滑して得られる直流電圧Vd を用
いた点である。
【0030】図1において、室内側送風機用電動機6は
ワンチップ3相インバ−タを搭載しており、商用電源1
からの商用交流電圧を整流回路3で整流し、平滑コンデ
ンサ4で平滑して得られた直流電源が、直接電源電圧と
して供給され、また、制御回路5からの回転数指令に基
づいて回転数が制御される。その制御動作は従来の室外
側送風機用電動機と同様である。また、室外側送風機用
電動機12もワンチップ3相インバ−タを搭載してお
り、その回転数制御方法も従来と同様である。さらに、
電磁弁14のコイルには、リレー15を介して平滑コン
デンサ9からの直流電圧Vd が電源電圧として供給され
る。この制御動作も従来と同様である。リレー15は高
耐圧の半導体スイッチング素子を使用することも可能で
ある。
【0031】図2は図1における室内側送風機用電動機
6,室外側送風機用電動機12の一具体例を示すブロッ
ク図であって、28はワンチップ3相インバ−タモノリ
シックICであり、図11に対応する部分には同一符号
をつけて重複する説明を省略する。
【0032】図1における室内側送風機用電動機6及び
室外側送風機用電動機12(これらを総称して、以下、
送風機用電動機という)は、図2に示すように、図11
に示した従来の空気調和機における室外側送風機用電動
機12'と同様の回路構成をなしているが、内部電源1
6,ロジック回路17,ドライブ回路18,過電流保護
回路19,スイッチングトランジスタQ1〜Q6及びダ
イオードD1〜D6からなる一点鎖線で囲んだ部分が一
体にワンチップでモノリシックIC化され、ワンチップ
3相インバ−タモノリシックIC28として、ホ−ル素
子センサ21A〜21C、22やセンサ増幅回路22と
ともに、送風機用電動機内に収納、搭載されている。
【0033】ここで、図3により、ワンチップ3相イン
バ−タモノリシックIC28について説明する。
【0034】例えば、平成2年4月12日付け日本電波
新聞に記載されるように、電動機の回転数を制御する誘
電体分離によるモノリシック化された3相インバ−タ、
即ちワンチップ3相インバ−タが開発されている。ここ
で、誘電体分離法について若干説明すると、従来のpn
接合による分離技術は、電圧を増加していくとラッチア
ップ現象が発生し、通常100V以上では信頼性が確保
できなかったが、誘電体分離技術によって素子間の絶縁
を行なうことにより、耐圧を数100V以上と良好な絶
縁を確保させることができるようになり、商用電源電圧
をも使用できるようになった。
【0035】この誘電体分離によるワンチップ3相イン
バ−タモノリシックIC28の素子構造は、図3(a)
に示すように、ポリシリコンをベ−スとし、誘電体分離
の手段により、即ち、SiO2 相を絶縁層として高耐圧
に各層のエリアを仕切り、各エリアに1相分の回路を形
成したものである。
【0036】また、図3(b)は図2の誘電体分離によ
るワンチップ3相インバ−タモノリシックIC28での
各素子のレイアウトを示す平面図である。この図から明
らかなように、主素子としての6個のスイッチングトラ
ンジスタQ1〜Q6と、これらスイッチングトランジス
タQ1〜Q6夫々のコレクタ・エミッタ間に接続されて
これらスイッチングトランジスタQ1〜Q6をタ−ンオ
フさせるダイオ−ドD1〜D6と、各スイッチングトラ
ンジスタQ1〜Q6をオン/オフさせるためのスイッチ
ング信号を形成するロジック回路17と、このスイッチ
ング信号で各スイッチングトランジスタQ1〜Q6をオ
ン/オフ駆動するドライブ回路18と、スイッチングト
ランジスタQ1〜Q6に流れる電流を検出して過電流に
よるICの破壊を防止するための過電流保護回路19
と、内部電源16とがワンチップでIC化されている。
【0037】このように、3相インバータをワンチップ
3相インバ−タモノリシックIC28として室内側送風
機用電動機6内、室外側送風機用電動機12内に夫々収
納、搭載することにより、従来技術に比べ、実装するプ
リント配線板での実装部品点数は約1/20、実装面積
は約1/2となって、室内側送風機用電動機6内、室外
側送風機用電動機12内のプリント配線板の搭載部品点
数が削減し、かつ、半田付け点数も、従来技術での約1
/100程度となって、減少するため、基板実装の回路
系の信頼性も向上する。
【0038】しかも、かかるワンチップ3相インバ−タ
モノリシックIC28においては、スイッチングトラン
ジスタQ1〜Q6として横型のIGBT(Insuiated
GateBipolar Transistor)を開発、採用することに
より、従来のパワ−MOSFETによるものに比べて占
有面積を大幅に縮小でき、ダイオ−ドD1〜D6も横型
のIGBTと同じプロセスで実現できる新たに開発され
た高速ダイオ−ドを採用することにより、逆回復電流を
大幅に低減し、逆回復電流によるスイッチングトランジ
スタQ1〜Q6のスイッチング損失を大幅に低減できる
ようにしている。
【0039】また、内部電源16を内蔵することによ
り、パワ−素子であるスイッチングトランジスタQ1〜
Q6の駆動のための外部電源が1個ですむようになる
し、さらに、過電流保護回路19を内蔵することによ
り、負荷短絡等で発生する過大電流によるによるICの
破壊が防止できる。
【0040】さらにまた、100(V)の商用交流電圧
を整流、平滑して得られる高い直流電圧を直接電源電圧
として利用できるため、特に、室内側送風器用電動機6
(図1)に対しては、図9に示した従来の空気調和機に
おけるようなDC/DCコンバータ39が不要となり、
図1の室内側制御部2の小型化が図れる。
【0041】るし、インバ−タ周波数を可聴周波数範囲
よりも高い20KHzとし、送風機用電動機の騒音を大
幅に低減できるようにしている。
【0042】さらにまた、図1に示したように、電磁弁
14も直流駆動化するので、この実施例全体が直流駆動
化でき、空気調和機の制御回路の部品数や占有スペ−ス
の低減が可能となるし、高効率化が図れる。
【0043】図4は図1での室内制御回路5の制御PA
Dの一例を示し、その動作としては、リモートコントロ
ーラからの各種データを入力し、運転モード処理,風速
モード処理,運転/停止処理,室温制御処理を行ない、
夫々のモードに従って出力処理を行なう。出力処理で
は、室外機にどのような運転を行なわせるかを通信する
ためのインターフェース処理を行ない、電磁弁のオン/
オフデータ,室外送風機のオン/オフデータやその回転
数データ,圧縮機のオン/オフデータやその回転数デー
タを送る。また、室内送風機の制御も行なう。以下、か
かる処理を繰り返し行なう。
【0044】図5は図1での室外制御回路11の制御P
ADの一例を示し、その動作としては、圧縮機起動(オ
ン)指令がくるまではインターフェース処理を行ない、
電磁弁のオン/オフ,室外送風機のオン/オフ,回転数
制御,圧縮機回転数指令データの格納を指令に応じて制
御する。圧縮機起動(オン)指令があると、圧縮機を起
動して圧縮機の回転数制御を行なう。また、このとき
も、継続してインターフェース処理を行なう。
【0045】図6は本発明による空気調和機の他の実施
例を示すブロック図であって、29は整流用ダイオ−
ド、30は平滑コンデンサであり、図1に対応する部分
には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
【0046】同図において、室外制御部7では、整流用
ダイオ−ド29と平滑コンデンサ30とからなる倍電圧
整流平滑回路が用いられ、この倍電圧整流平滑回路から
得られる倍電圧の直流電圧をインバータ10の電源電圧
としている。そして、ワンチップ3相インバ−タモノリ
シックICを搭載した室外側送風機用電動機12の電源
電圧としては、倍電圧整流平滑回路における2つの平滑
コンデンサ30の中間点から得られる中間電圧が用いら
れる。これ以外の部分については図1に示した実施例と
同様である。
【0047】ここで、上記のように、室外側送風機用電
動機12に内蔵されるワンチップ3相インバ−タモノリ
シックICは、誘電体分離技術によって素子間の良好な
絶縁が得られており、その耐圧が数100V以上確保さ
れて商用電源電圧でも使用可能としているが、高密度化
に伴って高耐圧化にも限界があるので、倍電圧整流平滑
回路からの高電圧を使用せず、その中間電圧を使用する
ようにしている。
【0048】図7は本発明による空気調和機の他の実施
例を示すブロック図であって、31は直流電源であり、
図1に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明
を省略する。
【0049】同図において、室外制御部7では、整流回
路8と平滑コンデンサ9とからなる整流平滑回路の出力
側に直流電源31が接続されている。この直流電源31
は太陽電池モジュールや燃料電池等であって、インバー
タ10や室外側送風機用電動機12,電磁弁14への給
電を行なう。これにより、室外制御部7での商用電源1
からの電力の消費を低減することができ、空気調和機の
高効率化及び省電力化が図れる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
室内側送風機用電動機に対してDC/DCコンバ−タが
不要となり、室内側制御部の小型化が図れる。
【0051】また、本発明によれば、室内側送風機用電
動機や室外側送風機用電動機の3相インバータやその周
辺回路が一体としてモノリシックICされ、夫々の電動
機に内臓、搭載されるものであるから、送風機用電動機
内のプリント配線板の搭載部品点数が削減し、かつ半田
付け点数も減少し、基板実装の回路系の信頼性も向上す
る。
【0052】さらに、本発明によれば、室内側送風機用
電動機や室外側送風機用電動機の3相インバ−タをモノ
リシックIC化したことにより、これらに商用電源電圧
を整流平滑して得られる直流電圧を電源電圧として供給
できるので、空気調和機内での電動機を全て直流化がで
き、しかも、電磁弁の直流化も行なうので、高効率化が
図れる。
【0053】さらにまた、各制御回路の小型化や各電動
機の小型化が可能となるため、熱交換器面積の拡大が図
れることができ、空気調和機の高能力化し、小型化を実
現できる。しかも、この小型化に伴い、室内ユニット側
での意匠上の制約が軽減されて、例えばシンメトリ構造
等が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】図1における室内側,室外側送風機用電動機の
一具体例を示すブロック図である。
【図3】図2におけるワンチップ3相インバ−タモノリ
シックICの構成及びレイアウトを示す図である。
【図4】図1における室内制御部の制御回路の制御PA
Dの一例を示す図である。
【図5】図1における室外制御部の制御回路の制御PA
Dの一例を示す図である。
【図6】本発明による空気調和機の他の実施例を示すブ
ロック図である。
【図7】本発明による空気調和機のさらに他の実施例を
示すブロック図である。
【図8】空気調和機の構成ユニットを示す斜視図であ
る。
【図9】従来の空気調和機の一例を示すブロック図であ
る。
【図10】図9における室内側送風機用電動機の制御部
を示すブロック図である。
【図11】図9における室外側送風機用電動機の制御部
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 商用電源 2 室内制御部 3 整流回路 4 平滑用コンデンサ 5 制御回路 6 室内側送風機用電動機 7 室外制御部 8 整流回路 9 平滑用コンデンサ 10 インバ−タ 11 制御回路 12 室外側送風機用電動機 13 圧縮機用電動機 14 リレー 15 電磁弁 28 ワンチップ3相インバ−タ 29 倍電圧整流回路 30 倍電圧平滑コンデンサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内側送風機用電動機の回転数を制御す
    る第1のインバ−タと、室外側送風機用電動機の回転数
    を制御する第2のインバ−タと、室外側圧縮機用電動機
    の回転数を制御する第3のインバ−タと、冷凍サイクル
    を切り替える電磁弁とを備えた空気調和機において、 該第1〜第3のインバ−タと該電磁弁とに、商用交流電
    圧を整流・平滑して得られる直流電圧を電源電圧として
    供給制御することを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1のインバ−タとその周辺制御回路とを一体にし
    てモノリシックIC化し、前記室内側送風機用電動機内
    に収納したことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記第2のインバ−タとその周辺制御回路とを一体にし
    てモノリシックIC化し、前記室外側送風機用電動機内
    に収納したことを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3において、 前記第2,第3のインバ−タに、商用交流電圧を整流・
    平滑して得られる直流電圧を電源電圧として直接供給す
    ることを特徴とする空気調和機。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記商用交流電圧を入力電圧とする倍電圧整流平滑回路
    を有し、 前記第2のインバータの電源電圧を、該倍電圧整流平滑
    回路の中間電圧とすることを特徴とする空気調和機。
  6. 【請求項6】 請求項1,2または3において、 商用交流電圧を入力電圧とする整流平滑回路と直流電源
    とを並列に接続し、 該整流平滑回路と該直流電源とからの直流電圧を前記第
    2,第3のインバ−タと前記電磁弁の電源電圧とするこ
    とを特徴とする空気調和機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005201549A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Toshiba Kyaria Kk 空気調和機、空気調和機用太陽電池及び空気調和機への太陽電池接続方法
CN100464129C (zh) * 2005-11-15 2009-02-25 浙江三花制冷集团有限公司 一种空调
JP2020019043A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 株式会社ダイヘン 電源装置、および、加工システム

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